本サイトについて

■ 概要

アダルトTSFコンテンツ支援所(http://tsadult.s7.x-beat.com/ 以下、初代サイト) より

サイト名の“TSF”とは性別の転換（転換した状態）を意味する Trans-Sexualと、架空の物語を意味する Fiction
の頭文字をとったものです。男性がある日突然女性に変じるという空想は突拍子もないものではありますが、それは読者の想像力をかきたてるスパイスとして過
去、多くの空想的な物語に登場してきます。ネット上ではそれらの物語群を熱烈に愛好するコミュニティが比較的早い時期から興り、そこで「TS」という名称
が定着していきました。さらに性同一性障害や性風俗におけるニューハーフのような話題と区別するため特に空想であることを強調して「TSF」という呼称も
多く用いられるようになりました。本サイトは特に利用者を成人に限定し、アダルトコンテンツを全面的に許容したTSF創作、および情報交換、交流の場とし
て公開されています。基本的にすべてのコンテンツは投稿によって成り立っています。

2011年1月の上旬頃、初代サイトがサーバ運用会社の都合によりサーバに接続することができなくなりました。時同じくして、二代目のサイトも作成されたものの多くのトラブルに見舞われ運用できなくなってしまったようです。このままではアダルトTSFコンテンツ支援所がなくなってそうだったため、新しくサイトを立ち上げ「アダルトTSFコンテンツ支援所(β)」として公開することにしました。

■ 制約、制限等

閲覧、投稿に際しては必ず一度利用規約に目を通してください。なお、当サイトへのリンクはご自由にどうぞ（バナーはありません）。リンクにあたって連絡などは必要ありません。

■ アダルトTSFコンテンツ支援所の沿革

1. TSF支援所設立の経緯

　2ちゃんねる（pinkbbs含む）のTS系スレでTS画像について語りたいときに、手頃なアップローダーがなかったことから、TS画像専門のアップローダー設置場所としてアダルトTSF支援所が開設されました。元来は2ちゃんねる系TSスレの補完的な意味合いの強いサイトで「支援所」の名称はそれを反映しています。画像アップ可能なbbsは二つ設置され、一方はお絵かき機能つき、もう片方は画像アップ専用という位置づけでした。後者が通称「ふたば板」で、これはスクリプトの出元が「ふたばちゃんねる（www.2chan.net）」だったためです。ふたばちゃんねるの中でも「二次裏」と呼ばれる 18禁の画像板はそのネタ性の高さから根強い人気を誇り、無記名投稿時のデフォルト名がなぜか「としあき」という個人名っぽいものになるなど、独特のスタイルを持っていました（→現在、二次裏は複数の鯖に分裂し、それぞれの鯖風に分化している）。支援所ふたば板のデフォルト名が「きよひこ」に設定されているのは、二次裏の様式をアレンジしたものです。

2. その後の変遷

　お絵かき機能付きの板はあまり活発には利用されず、気軽に投稿できるふたば板のほうが活発になっていきました。当初は自作TS絵や女体化二次創作のイラストなどが多く貼られましたが、やがて新しい傾向が出てきました。すなわち、TSとは関係のない既存のイラストを貼り、それに対して本来のイラストの趣旨にとらわれずTSストーリーを付加することによりTS作品に仕上げるという手法の登場です。これが普及していくと同時に支援所の閲覧者数は増えていき、ふたば板への投稿が活発化しました。また常連と呼べるコテハンの利用者各位が多く登場したのもこの時期になります。やがて、ふたば板は画像をモチーフにオリジナルSS（SS＝ショートストーリーの略。広義にはネット掲示板等での創作小説全般を指す）を発表する場として認知されるようになり、当初あった「2 ちゃんねる系TSスレの補完用アップローダー」としての意味合いは薄れていくことになります。ふたば板の性格は、pinkbbsの「強制女性化スレ」に代表されるようなSS発表系スレのそれに影響を受けつつ発展していったようです。ある時期、2ちゃんねるのTS系スレ全般が荒れた状態になり非常に殺伐としていたことから、どちらかといえば難民的にふたば板に流れてきた人もいたと思われます。ふたば板の注意書きに「2chの流儀を持ち込まないこと」とあるのは、支援所設立当時の一部TS系スレのひどい荒れ方を意識してのものでした。その後支援所のスレでも大なり小なりそういったトラブルはありつつも、時間が解決してくれたような形でセクト対立による荒らし煽り合戦のようなものは消滅していったようです。ふたば板の基本的な空気がpinkbbsの創作系スレを受け継いでいたのは前述の通りですが、2ちゃんねる流の殺伐感を楽しむような物言いを御法度としたことで、よくも悪くも多少「お行儀がよく」なっていったところはあるかもしれません。また、スクリプトが基本的に二次裏クローンであることから、部分的に二次裏の文化も流入しているようです。

3. ふたば板の現在と問題点

　初期から比較すると閲覧者は大幅に増え、TSF作品の創作発表場所としては有数の板となっています。補完目的のサイトではなく、独立した創作活動の場として他所の掲示板等で紹介されるケースも増えてきているようです。SS発表場所としてはレスの保存期間が若干短いことなどへの利用者の不満の声も大きくなり、サーバーの転送量などの問題も抱えつつ、このほど（2006年6月現在）過去ログの記録数を暫定的に倍に増やしました。また、ある画像に対して複数の SSが競合してしまうことによるトラブルが一時期問題視されていたのですが、最近ではひとつのスレではひとつのSSということが暗黙の了解として浸透しつつある印象を受けます（今後変化する可能性もあります）。TSと関係のないサイトからアップローダーとしてふたば板が利用されてしまう問題は開設当初から存在し続けてきましたが、これに関しては特効薬となるような対処法は存在しないため、よほど明瞭かつ悪質な非TS画像が連貼りされた場合を除いては放置しています。現状、業者の宣伝投稿なども含め、運営に大きく支障をきたすほどの被害は出ていないといえます。むしろ、無料レンタルスペースを利用していることによる転送量制限などが新たな問題として持ち上がりつつあります。

4. 二代目の登場

4. β・γの登場

■ 運営者としての個人的な展望

アダルトTSFコンテンツ支援所(http://tsadult.s7.x-beat.com/) より

運営者の個人的な印象としては、ふたば板にてSSの発表が盛んな一方で、もっと自由なスレ立てが増えてもいいのではと感じてます。ニュース系（TSネタの
新作エロゲー発売とか）のスレや、語り系のスレなどぜんぜん禁止していないのですが、立てる人は少ないようです（アクティブな発言者がまだまだ少ないとい
う問題があるのかもしれませんが）。また自作絵師さんの活躍を楽しみにしていることはいうまでもありません。ふたば板に「降臨」したとある絵師さんの作品
があっというまに他所でも話題になり詳細希望されまくった件などは、作品の発信元になる場を提供できて本当によかったと思いました。あと、個人的に管理人
はネタスレを楽しみにしてます。現在の支援所は全体的に「ネタ」分が不足しているようです。凝ったパロディやひねりのきいたスレ立てがもっと多くなってく
れればなあと。あとそれに対して「ログが流れるので遠慮してください」みたいな教条主義的なレスがつかないよう、大らかな気風が将来的には定着していって
ほしいと願ってます。投稿にあたって最低限の社会性や協調性が求められるのは当然ですが、独創的なことにチャレンジした投稿についてはこれが称賛されるよ
うな雰囲気が理想だと考えます。

初代サイトの意思を尊重し、β運営者は上記内容に賛同します。