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タンスで剛 Lv1

2011/05/31 07:25:20
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「散歩はいい・・・実にいい・・・ベリッシモいい・・・」

大学が休みで趣味のネトゲも定期メンテナンスでやることがなくなった俺、清彦は久しぶりに散歩に出かけてみることにした。
俺は幼いころからこの地域に住み、地元の小、中、高校を通っていたためこのあたりの地域にある思い出も多い。ついでに今通ってる大学も自宅から通える大学だ。

近くに住むの友人達と一緒に遊んだ思い出・・・
カブトムシがとれるという木に朝早くから見に行った思い出・・・
マンション住宅の中で鬼ごっこをした思い出・・・
友人達と携帯ゲームで通信したりして遊んだ思い出・・・
皆でダンゴ虫を近くの公園で集めて木工用ボンドで固めて遊んだ思い出・・・

そんな他愛もない思い出を散歩してノスタルジィに浸りつつ振り返るのが俺のゲーム以外の趣味の一つである。我ながら実に年寄りくさい。
今日は久しぶりの散歩になるのだが今日は趣向を変えて俺が住むマンション住宅の地下にある駐車場をぶらついてみることにした。
この地下駐車場は出入り口が多く、迷路のようになっているので子供の頃の遊び場にもなっていた。監視カメラで見つかってしこたま怒られたが。
すぐ帰ろうと思えば帰れるのでここにしたのだが不審者と間違われてもおかしくないなぁ・・・と思いつつ地下駐車場で鬼ごっこをして車に轢かれそうになったことを思い出してると・・・・

「うん・・・?何でタンスがこんなところに・・・」

そこには木でできた少し古ぼけた感じの、それでいて何処の部分も木が腐ってたりせずにアンティークな感じを醸し出している大きな両開きの木製のタンスが駐車場のスペースの角に放置されていた。

「誰かが置いたのかな・・・いや、ここはゴミ捨て場じゃないか。」

この地下駐車場は出入り口付近に廃品回収目的のゴミ捨て場を設置してある。といっても地上にも同じようなゴミ捨て場があるので来るのがめんどくさいここはあまり使われないのだが・・・

「まぁゴミ捨て場に捨ててあるということはもらってもいいものだろう。俺のタンスはスペースなくなってきたし、

このタンスなら俺の服全部入れてもまだスペースが空くぐらいの大きさだしピッタリだ。」
そういうことで俺は散歩を中止して部屋の模様替えに切り替えることにした。
オタク趣味の癖に俺は服にはそれなりに気を遣うし顔つきも見た目も悪くないと思う。
いやに物があふれてきた部屋を整理するために俺はこのタンスを死ぬまで借りることにした。
いや、壊れたりしたら死ぬまででは無くなるが、どうせ捨てるなら俺がもらう。
代わりに俺の部屋の中途半端な大きさで無駄にデッドスペースを作りやがるタンスを捨ててやろう。
そういうことで俺は台車を持ってきて家まで運ぶことにした。

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ふぅ、台車を家から持ってきたのはよかったのだが。

「チクショー!どうやって台車に乗せるのか考えてなかったぜくそったれーーーー!!!」

それに家の中に入れる方法も考えなくては、しかもタンスを部屋に入れるならば先代のタンスの中身の整理や新しいタンスを俺の部屋に入れる道を作るのに家具を移動したり古いタンスを部屋から出すことも考えなくてはならない。親は共働きで妹が中学校に行っていて家には誰もいない。我ながら馬鹿であった

「仕方ない・・・応援を呼ぶか・・・」

ということで俺は近くに住むネトゲ友達の俊明に手伝いを頼むことにした

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「相変わらず後先考えないな清彦は」

俺の呼びかけにこたえてくれたこいつは、高校の時の友人の俊明だ。
今同じ大学に通っていてついでに同じネトゲをやっている

「まぁ青い改造石5個で手をうってやろう」

「鬼かお前は、まぁやるから手伝ってくれ」

同じくメンテナンスでネトゲができずに暇してた俊明は俺のお願いに不当に高いネトゲアイテムの報酬で引き受けてくれた。くそ・・・最近高いんだぞ・・・あれ

「そして何で拾って来ようと考えたんだ?このバカ清彦は」

「このタンスなかなかいいデザインしてると思わないか?それにやたら怪しげな雰囲気を放つこんなタンスを見捨てるなんて俺にはできない!」

「言葉が出ないな・・・問題なのはどうやって運ぶかだろ・・・」

「手伝ってくれてるしいいじゃなイカ」

「青い改造石10個もらうからいいんだけどな」

「ふやすなふやすな」

という具合に駄弁りつつ、やたらでかいタンスを運ぶ作業は進行していった・・・

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ふぅ、ようやく全部終わった終わった。昼過ぎにはじめてもう夕方じゃないか
途中でネトゲのメンテナンスが終了して俊明は非情にも帰って行ったが・・・
まぁ残っていたのは先代タンスをゴミ捨て場に持っていくことと先代タンスの中身を新タンスに移すことぐらいだったのだが。

「よし、いい感じに部屋の見栄えもよくなったし、収納スペースも増えたし一石二鳥だな」

っと一息入れたところで


ガチャッ!


妹の双葉が帰ってきた

「お帰りー双葉」

返事をしたところで双葉が部屋をのぞいてくる

「ただいまーお兄ちゃんって・・・部屋模様替えでもした?それになにこのタンス」

「ああ、散歩の途中で拾ってついでに模様替えしたんだ」

「なにそれ信じられない・・・でもいい感じのタンスね」

「そうだろうそうだろう。埃を拭き取るのに苦労したんだ」

妹の双葉は中学三年生で高校受験が控えてるが、成績は俺より優秀、容姿端麗だがスポーツは苦手という非常におしいノット完璧超人だ。
身体能力でも負けてたら兄である俺の立つ瀬が無くなるからな。実に俺好みの妹だ。俺の趣味を吸収して最近ややオタクに染まりつつあるが・・・

「今日の晩御飯は私の当番だっけ?」

「いや、俺のはずだけど?」

「そうだっけ、まぁでも私が作るからお兄ちゃんはネトゲでもしてたら?お兄ちゃんの料理味が濃すぎるし」

「そういうこと言うなら毎日でも作ってくれていいんだぜ?」

「嫌、私だって気分が乗らない時もあるからその時はやってね♪」

「当番なんてあってないようなものになるじゃないか」

共働きの両親は帰るのが9時を回るため夕食は俺と双葉が当番を決めて作っている。
朝は母さんが作ってくれるが7時前には家を出るので一日のほとんどの時間を顔を合わせずに過ごしている
そんな環境で俺と双葉はよく二人きりになるせいか話がとても合うし、仲のいい兄妹といえるだろう。最近ややオタクに染まりつつあるが・・・
その後ネトゲで疲れた俺は双葉の夕食を食べ、風呂に入ってすぐに寝てしまった

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ジリリリリリリリリリガチャッ

うーん・・・・・昨日は久しぶりによく寝たなぁ・・・・・っと
いつもはネトゲで午前2時に寝ることだってザラだが昨日は久しぶりの10時就寝の7時起床だ。うん健康的
さてとっとと着替えて飯食ってさっさと大学に行こうかなっと思い俺はタンスを開けたのだが・・・

「何これ」

タンスの中には俺の服がハンガーに掛かっている。掛かっているのだが一緒に入れた覚えのない服が掛かっている。
紺のシフォンワンピースの上に白い透かし編みのニットカーディガンが一緒になってハンガーに掛かっている。おそらくこれはセットとして着るものだろう。
いずれにしても男の着るものではない

「双葉がいたずらで入れたのか・・・?いや、この服は双葉には大きすぎるな・・・」

そう思って俺はその服を取り出した途端強烈な立ち眩みに襲われた。

「うわっ!」

思わずそのままベッドに倒れてしまい俺は意識を失った・・・

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うーん・・・・・思わず2度寝してしまった・・・・・
まだ時間に余裕は・・・あるな、大丈夫大丈夫っとベッドから起き上がる。その時に何か違和感を感じた
いつもの部屋だが視点が少し低くなっているような・・・?それにやけに下半身が風通しがよく、太ももの辺りがスースーする。

「あれ、それにこんなに髪の毛伸びてt・・・ってなんだこの声!?」

もともと俺の声は美声・・・とは言わないがここまで高い声・・・女の子みたいな声ではなかったはずだ。
それにもともと短めだった髪の毛が背中にかかるぐらいまで伸びている。
これは一体・・・?と思いタンスの戸の内側についている鏡をみたのだが・・・

「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!・・・どちら様・・・?」

そこには俺が取り出した紺のシフォンワンピースの上に白い透かし編みのニットカーディガンを着ている微妙に俺の面影のある女性が驚いた顔でこちらを見ていた。
パッチリとした目に控えめの大きさの鼻、腰まで伸びる長い桃色の艶やかな髪。はっきり言ってかなりの美女だ

「かっ、可愛いけど・・・なんで俺が女に?」

少なくともこの19年間男として暮らしてきたのだからある日いきなり女になって驚かないわけがない。
そして俺はまた別のことに気付いた。部屋の様子が変わっていたのである。
基本的な家具の位置は変わっていないのだがカーテンが可愛らしい花柄のものに変わっていたり
本棚の上に動物やアニメのキャラクターのぬいぐるみが置いてあったりしていた。
本棚の中身の種類には変化がないのは幸いというべきか。せっかく集めた本がなくなっていたr・・・ってそれは今はどうでもいい。とにかくこの奇妙な出来事に俺は一つの仮説をたてた。

「そう!今俺はスタンド攻撃を受けている!」

「朝から何言ってるのよ清香お姉ちゃん。記憶のディスク抜き取るよ!」

後ろを振り向くとそこには双葉が立っていた。

「双葉!どうしよう・・・おr・・・って今清香って言った?」

「言ったけどどうしたのお姉ちゃん?まだ寝ぼけてる?」

「いや・・・何でもない・・・それよりどうした?」

「どうしたはこっちのセリフよ。ご飯を食べてたらお姉ちゃんがうるさくて様子を見に来たの。それでどうかしたの?」


「特に何もない・・・寝ぼけてたみたいだな・・・ははは」

「口調が男っぽいよお姉ちゃん。どのシーンを再現したいのか分からないから反応に困るけど、何もないなら私はもう学校に行くわよ」

「ああ、じゃあな・・・じゃあね」

そうして双葉は俺の部屋から出て行った。双葉の反応からいくつかのことがわかった

1.双葉はもともと俺が兄の清彦ではなく姉の清香だと認識している
2.俺と双葉は時々漫画やアニメのシーンを真似たりして遊んだりしている。
先ほどもいつもの通りのやり取りができたことから俺が女だったこと以外は基本的に男の俺と同じ認識をしていることが推測される。
3.いつの間にか6部を読まれている。一昨日まとめ買いしたばかりでビニールもはがしてなかったのに。

さて、少し落ち着いたところで状況確認をすることにした。
まず昨日俺が鞄を置いたところに女物の鞄がおいてある。そこから生徒証を取り出す。
生徒証には今の俺の姿の写真が貼り付けてある。名前もちゃんと○○清香になっている。
そのほかケータイを見てみると・・・アドレス帳は男の時とかわらず誰がアドレス帳から消えたとか誰か知らない人が増えてるということは確認できない。

「女の子のアドレスが増えてたらよかったのにな・・・」

そう愚痴をいって今度はタンスをのぞいてみると・・・いつもの通り男物の服がずらりと並んでいる。
普通部屋が変わったらタンスの中身も変化するものじゃないのか?
今度はまた鏡をのぞいてみる。鏡の向こうから俺と同じくらいの年齢の女性がこちらを見ている。

「はぁ・・・何で女になっちゃったんだろう・・・」

そういって自己主張の激しい胸のふくらみに手を伸ばしてみる。

「ひゃぁ!?す、すごい刺激・・・!」

まるで電撃が走るような快感が体を駆け巡った。そのときじんわり股関がじんわりぬれている感覚がした。
スカートの上から手で触ってみるがアレの感触がない。ツルッと何も触れずに空振りするだけだ。

「ほ、ほんとに女になってるんだ・・・」

そういえば女のアレの感覚は男よりもすごいという噂をあるところから聞いたような・・・ゴクリ

「・・・・・ってこんなことしてたら時間が!」

官能的な気分になりつつあったがもうすぐいつものバスが来る時間だ。大学に遅れることは変なところで几帳面な俺には許されないことだった。性欲までもを無理やり押し込むとはすごいぞ俺。
もうすぐ出るバスに乗り遅れると乗る電車が1本遅れる。その電車は快速であり乗り遅れると遅刻確実である。
いつもネトゲで夜更かしをするためギリギリの時間に家を出るのだが・・・

「はぁ・・・名残惜しいけど帰ってからにしようかな・・・」

いきなり女になったというのにこの順応性は我ながら感心する。まぁ周りが自分は元々女でしたって認識するならば騒がれることもないだろう。
問題は俺がどれだけ女の自分を演じられるかどうかだ。変なことを口走らないように口調を気をつけないと。

「あーあー、私は○○清香です。ああああ大学あああい科のあああう学部の2回生です。こんなところかな。」

もちろん男の俺に戻る方法は見つけるつもりだが、まぁ本当の女になれる機会なんて普通あるわけでもないし、
楽観的な性格の俺はこの状況を楽しんでみることにした時間がたって手遅れになる・・・なんてことはないだろう、多分。
今日は「もし自分が女だったら的な世界」を楽しむことにした。もちろんこの現象について考えることはたくさんあるが。

「そういえば朝ごはんまだたべてな・・・いよね。少しでもいいから食べていかないと。」

やはり我ながら惚れ惚れする位の落ち着きである。リビングに行って母さんが作ってくれてた朝食を目の前にする。やはり朝は和食だよね。
女ならば食事の際スタイルについて考える必要があるが根が男の俺はそんなことは気にしない・・・のだが。

「ふぅ・・・いつもの半分ぐらいでお腹いっぱいかぁ・・・」

男の俺なら朝からどんぶり一杯の飯は軽いのだが今の俺では軽く盛った茶碗一杯分のご飯も食べてない気がした。おかずの塩ジャケも辛くて半分も食べてない。
結局ご飯茶碗一杯と塩ジャケ半分、味噌汁一杯とたくあんで満腹になってしまった。
最大満腹度も味覚もいつもと違う。これではまるで自分の体じゃないというような感覚に陥る。半分正解なのだが

「ふぅ、ごちそうさまー。ってそろそろ出ないとまずいかな、いってきまーす」

そういって俺は玄関に行って皮ブーツをはき(ハイヒールとかじゃなくて助かった)誰もいない家を後にした

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はぁ。女になっても特に変わり映えのない一日だったな・・・。男友達と一緒に駄弁ったり講義を適当に受けたり。
何故か友人関係も男の時と全く変わらないし、皆も俺を男の時と同じように接してくれる。
まぁ知らない人が急に友人になったりしても戸惑うだけだろうけど・・・。
戸惑ったといえばトイレの時だった。うっかり男子トイレに入りかけたが幸い誰にも見られずにすんだ。が、女子トイレに入る時はかなり緊張した。
ショーツをおろし、洋式便所に座るのだが慣れ親しんだものを通らずに液体が出てくる感覚は複雑なものであった。
触った時に息子がいなくなっていることは分かっていたが、はっきりと無くなっているのを見るのはショックだった。
しかも画像でしか見たことのない物が代わりについているところを見るとホントに女になったんだと実感した。
どうしてこんなことになってしまったのだろう・・・。俺が思うにはあのタンスに原因があると推測する。
そして俺はあのタンスについて試してみたいことがあった。うまくいけば男に戻れるしまた自由に女になれるかもしれない。

「ただいまー」

帰ってきたのは6時過ぎだが双葉は部活で帰りが遅いので家には誰もいない。好都合なので早速部屋に入って服を脱いでいく。

「おぉ、鏡を前に脱いでみるとよくわかるけどやっぱり女の体なんだ・・・胸もかなり大きいし・・・」

服を脱ぎ、ショーツとブラのみ着けている状態になる俺。早速朝の続きをしたいところだが我慢我慢。
まず実験だ。服をハンガーにかけてタンスに戻す。すると視界がぐらりと揺らぎ意識が朦朧とする・・・。
・・・意識がはっきりしてきた。自分の体を見てみると男の体に戻っている。ショーツとブラは消えてトランクス一丁になっている。

「計画通り・・・ニヤリ」

一日女になっていて不安だったのだが無事男に戻れて胸をなでおろす。
しかし、ここで終わりではない。もう一度あの服をタンスから取り出してみる。

「・・・っとここまでも予測通りとは。」

視界が一瞬揺れ、意識が飛んだあと気がつくとまた女の体になっていた。女の時に着ていたワンピスとカーディガンを着た状態だ。

「この服を取り出すと女になって服をしまうと男に戻る・・・信じられないけどこのタンスの力かな」

どうやらこのタンスの中の服を着るとその人をその服にふさわしい姿に「世界」ごと変えてしまうらしい。
だから俺は今は○○家の長女の清香という人物で、戸籍も周囲の記憶も俺が生まれたときから清香であるということになっているはずだ。
ふふふ・・・このタンスは素晴らしい代物だ。分厚く高くそびえ立つ性別の壁をいとも簡単に行き来できるようになるとは。
確かに手術という手段を使えば不可能ではないが、流石に遺伝子までは変えられないし必ずしも美人になれるという保証もない。
何より戸籍情報や周囲の記憶も変わってくれないと周りが混乱するので遊びに使うにはちょっと不便である。

「とりあえず元に戻れることは確かなんだから思いっきり遊ばないとね♪」

俺は上機嫌で服を脱いでいく。服は脱いでもタンスにしまわない限りは女のままでいられる。下着も脱いで一糸も纏わぬ状態になる。
鏡の前に立つと全裸の美女が顔を赤くして立っている。これが今の俺だというのだから脳が強烈な錯覚を覚える。
男のときとは比べ物にならないほど白く、玉のような艶めきをもつ肌がうっすらと全体的に赤みを帯びている。
体つきも締まるところは締まり、膨らむところは膨らんでいる。体が見事な曲線を描いており、男の本能を揺さぶるような肉付きである。
体は絶世の美女だが俺の意識はあくまでも男、発情して体の赤みがますます濃くなり体全体がほてってくる。
まずはこの胸に手を伸ばす。正確には測ったことはないがDカップはあるであろう巨乳を両手でもみほぐす。
スライムのような柔らかさとゴム毬のような弾力が合わさったような感触。
その感触が胸の奥にある神経から脳に直接高圧電流のような快感として送られる

「んぁっ、キモチイイ・・・胸だけでこんなにっ、感じちゃうなんてっ・・・」

一日女で過ごしてきたがこんな風に甘ったるい声を出すと自分の声ではないように錯覚してしまう
まるで男の俺が女の胸をもみほぐす快感と女がその手で弄ばれる快感を同時に味わっているかのようだ。
その女性の喘ぎ声を聞き、ますます体がヒートアップしてくる

「アソコも濡れてきたけど・・・こんな風になっているんだ・・・っひゃぁっ!?」

試しに少し触ってみたが興奮しているせいかあそこから電気が全身に流れたように快感が走る。
男の時の感覚とは比べ物にならない、全身に走る快感に身をよじらせる。

「んっ・・・やっぱり女の体ってすごいんだ・・・ぁんっ」

左手で胸をもみほぐして右手でアソコを人差指で這うようになでていく。
だめっ・・・これ以上行くとおかしくなる・・・入り口だけでもこんなにすごいなんて・・・

「んっ、もっ、っ、あっ、あふぅ、あっああああ」

爆発するような女の快感に目が眩み体が弓のようにのけぞる。もう抑えられない、何かが体から出てくる!

「あっ、いっ、あっあああぁぁあんっ・・・・・」

俺はあまりの快感に脳が貫かれ、股間から潮を吹きだし、快感の海に溺れて果てていった・・・・・。

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(イヨォッ ドドドン! ドドドン! ドドドン! ドンッ! オッ!)

(タンスのレベルが2になった!)

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どうも、初めまして。
初投下ですのでかなーり読みづらかったり描写が下手な部分もあるかと思いますがそこは私自身のLvが上がるまでお待ちください。
ここをこうすりゃいいんじゃね?っていう部分があれば教えてくれたら直せるところは直していきたいとおもいまふ。

・改行を少し減らしました(6/2)
・1個だけですがタグつけました(6/2)
・目に付いたところを微修正(6/2)
アネ゙デパミ゙
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11.100きよひこ
よろしい、ならばTSだ!(某少佐風に)
このSSお気に入りだったので、図書館入りはうれしいです。
続きも楽しみにしています。
29.100きよひこ
図書館入りを希望したものです。嬉しいです。
この後どんな服が現れて、どんな変身をするのか、続きも楽しみです。
36.100きよひこ
改行が多すぎて読みにくいので適宜調整してくれると幸い。
続きも期待して待ってます。
42.100きよひこ
図書館入りお疲れ様です。
タンスの成長が楽しみですぜ。
TS=タンスセクシャル 新しいジャンルの誕生ですね。
44.100きよひこ
きちんと要望に応える良い作者
本スレでの続きも楽しませてもらっている