※本作は、某ゲームのエロパロスレで呟いた小ネタを原案にSSとして再構成したモノです。該当ゲームの詳細は知らなくても「ファンタジーっぽい世界で、様々なモンスター狩って生活するお話」だと理解してれば問題ありません。
※当初は非該当に思えるかもしれませんが、できれば最後までお読みください。
数百年前に一度文明が崩壊したこの惑星は、現在地表の大半を気候に応じた自然のままの風景に覆われており、そこには多種多様な生き物たちが生息している。
人類はしぶとく生き残ったものの、かつてのような繁栄とはほど遠く、各地に点在する村や集落に寄り添って細々と暮らしているというのが現状だ。
人が万物の霊長の地位から転落した結果、この世界の「支配者」となったのは何か? 明確に断言することは難しいが、一番妥当な回答を探せば、それは"竜"であり"龍"であると言えただろう。
牙獣種や鳥竜種、甲殻種や甲虫種といった、様々な種別、形態の生物──"モンスター"たちの食物連鎖の頂点に立つともいえる"飛竜種"、そしてそれすら上回る神秘の存在"古龍種"。
しかし、人間とて一方的にそれらの下位に甘んじていたわけではない。
人里離れた"狩り場"に趣き、多種多彩なモンスターたちを狩り、各種の素材を持ち帰ることを生業とする者。それを人は「狩人(ハンター)」と呼んだ。
ハンターたちの狩りの対象には、人を遥かに越える巨体と戦闘力を誇る"飛竜種"や、太古の時代より生き続け、獣と言うより神や精霊に近い存在とさえ言われる"古龍種"までもが含まれているのだ!
彼らは、剣や槍、弓や弩といった武器を手に、文字通り身体を張ってモンスターに立ち向かっていく、勇敢な戦士にして狩人であった。
──この話は、そんなハンターたちのひとり……ではあるが、強者と言う印象からは未だ程遠い、背ばかりがヒョロ高いひとりの青年の不思議な経験について、お話しよう。
* * *
雪山の一角、キャンプ地から出てすぐのエリアの水際で、俺は釣り糸を垂らしていた。
「お、キタキタっ!」
ビクビクッと揺れる水面の浮きの動きに合わせて、巧みに竿を動かす。
「獲ったどー!」
つい歓声を上げてしまったのも無理はないと思う。そこにかかっていたのは、鮮やかなピンク色の鯖──通称「お嬢サバ」。この地域で釣れる魚としては、もっともポイントの高い「トレジャー」だったからだ。
俺の名前はイーヴン。ハンターになって4年目で、まだ上位の認定試験は受けてないけど、下位のモンスターは一通りソロで倒せるくらいの技量は持ってる。まぁ、「駆け出し」と「中堅」のちょうど中間くらいの腕前だと自負している。
正直、同期(あ、同じころにハンターになったって意味な)の連中は、大概は上位に行くか、ハンターを辞めるかしてる。割合的には2:8ってトコロか。俺みたいに下位ハンターのままのんびり過ごしてる奴ってのは、結構珍しいようだ。
ん、俺としては、それほどお金とか名誉にガツガツしてるワケではないし、ほどほどにスリルと浪漫があって、かつ人里に害為す獣を狩るということで世間様にも貢献してる今の立場が、結構気に入ってるんだけどな。
え? 草食男子? ほっといてくれ! どうせ彼女のひとりもいやしねーよ!
とは言え、ギルドとかで俺が下位の依頼をこなしてると、雰囲気が微妙なんだよなぁ。なんてゆーか、「空気嫁」もとい「空気読め」みたいな。
確かに、上昇志向溢れる若い連中(つっても、俺だってまだ22だけど)としては、それなりの腕前を持ちながら下位の仕事に甘んじてる俺が羨ましいやら歯がゆいやら、ってコトなんだろう。仕方ないから、最近はあまりやる奴のいないトレジャーハンターに手を出してる。
ちなみに「トレジャーハンター」という仕事は、普通のハンターと異なり、その地域の希少な物品(トレジャー)を集めて納品する仕事だ。
報酬は、トレジャーごとに設定されたポイントの合計に応じた金銭と特定のアイテム類。もっとも、ほとんどのアイテムは普通にハンターしてれば手に入るし、かかる時間の割には金銭的に美味しい仕事でもないから、あまり引き受けたがる奴はいない。
俺としては、必ずしも大型モンスターを倒さなくてもいいし、採掘や収集、釣りなんかだけで普通の村人の半月分近い現金収入が得られるこの仕事は、結構気に入ってるんだけどな。
まぁ、そんなこんなで今日も今日とて雪山地域のトレジャーハントを引き受けて、こうして規定時間ギリギリまで粘って、色々集めてるワケだ。
けど……。
「ん、コイツ、随分とちっさいなぁ」
お嬢サバと言えば、カジキマグロ並みとまでは言わないが、ハレツアロワナみたく両手で抱えてズッシリくるくらいの重さがあるのが普通だ。けど、今釣り糸の先でピチピチ跳ねてるのは、はじけイワシやキレアジ並みの大きさだ。
「さすがに、こんな稚魚を獲って帰るのも可哀相か」
800ポイントは勿体ないけど、リリースっと。
俺が針からそのちっこいお嬢サバを水の中に返してやったところで、ちょうど時間終了の角笛が鳴り響いた。
あ、ヤベっ、まだいくつか納品してない品がある!
俺は、慌ててキャンプの納品箱に向かって駆け出し、それっきり釣り戻した魚のコトなんてすぐに忘れちまったんだ。
ところが、雪山での仕事から、2、3日経った日の晩。
「あのぅ、すみませぇん。こちらは、はんたーのイーヴンさんのお宅でしょーかぁ?」
今日は火山で久々にグラビモスを狩って、いい汗流したなぁ……と思いつつ、自宅で一杯やってたトコロに、俺を訪ねて来た人物がいたんだ。
「あー、はいはい、確かに俺はイーヴンだけど……」
大声で答えながら玄関のドアを開けた俺は、扉の前に立ってる人物を見て軽く目を見張った。
月明かりを浴びて不思議な煌めきを発する桃色の長い髪。
剥きたての茹で卵みたいな白く滑らかな肌。
心持ち垂れ目気味ではあるが大きな澄んだ赤い瞳と、小作りで整った顔立ち。
──ひと言で言うなら、13、4歳くらいの美少女が、俺にニッコリ微笑みかけてたんだ。
「あぁ、ようやく会えましたぁ……」
外見を裏切らない癒し系な愛らしい声でそう呟くと、おヘソ丸出しの青いワンピースを着てポンチョを羽織った謎の美少女は、なんと俺の元に抱きついてきた!
ちょ、何、この嬉し……いや、美味し……ゲフンゲフン、唐突な展開?
女っ気ゼロ歴がほぼ年齢と等しい自分に、あまりに突然に訪れたモテ期(?)の到来に、俺はまだよく事態が呑み込めなかったものの、とりあえず周囲の目もあったんで、桃色髪の美少女を家の中へと招き入れた。
* * *
「で、話を要約すると、キミは元は俺が逃してやったあのお嬢サバで、そのことに恩義を感じて恩返しに来た、と」
「はいですぅ」
正直、ツッコミどころ満載だ。
俺もハンター歴はそこそこ長いから、モンスターが人間になるという眉唾な話はいくつか聞いたことがあるし、自称「元モンスター」な奴にも2、3人会ったことはある。
そして、そのうちのひとり(自称・リオレイア)は確かに普通の人間じゃなかったことは認める──口から火ィ吹いてたし。
けど……飛竜どころかランゴスタやモスみたいな小型モンスターですらない、ただの魚が、人間になるだって? なに、そのイカサマ!?
これが頭の緩い子の妄想だと切り捨てられれば良かったんだが……。
俺は、目の前の少女の耳を見つめる。
明らかに人の耳朶とは異なる、魚のヒレの形をしたソレは、あたかも俺の言葉を聞き逃すまいと言うばかりにピクピク動いている。
並みの人間は愚か竜人族にだって、こんなキテレツな耳の持ち主はいない。作り物かと思ったけど、さっき触ってしっかり頭から生えてることを確認させてもらったし。
俺の視線を勘違いしたのか「やん、恥ずかしいですぅ」と頬を染める美少女──正直、めっさ萌える!
「(コホン!)あ、百歩譲って、キミが元お嬢サバであることは認めよう。けど、「恩返し」って言われても、一体何してくれるつもりなんだ?」
普通に考えれば、労働奉仕──小間使いになるってトコか。確かに、この娘にギルド娘が着ているメイドシリーズあたりを着せたら、激しく目の保養になりそうな気はするが。
けど、これでも俺はハンターのハシクレ。料理をはじめ家の雑事を片付けてくれるアイルー(猫人)はすでに3匹雇ってるしなぁ。
ところが、そんな俺の予想を斜め上にホップする回答をこのお嬢さんは返してくれやがりましたよ。
「はい。イーブンさんはぁ、まだ独身(おひとり)なんですよねぇ? だったら、わたしをお嫁さんにしてください」
「はい?」
俺としては聞き返したつもりだったんだが、天然ボケ120%なこの娘は「承諾の返事」と受け取ったようだ。
「本当ですかぁ、嬉しいですぅ!!」
そう言って、再び俺の胸に飛び込んでくる少女。
元サバって言うから魚臭いかと思いきや、全然そんなことはなくて、むしろその桃色の髪からは花の香りみたくいい匂いがする。確かに体温は若干低めみたいだけど、決して冷たくはなくて、しっかりと生きた人間としての暖かみが伝わってくるし、なにより未成熟ながら、そのしなやかで柔らかい体の感触が、俺の煩悩を刺激してやまないワケで……。
つまり、何を言いたいかと言えば──「もぅ、辛抱たまらんですたい!!」って感じ?
や、コレでも俺、性欲を持て余す若い盛りの男だし、ロリもイケるクチだし、目の前にこんな極上の据え膳ぶら下げられて平静保ってられるほど人間できてないし、むしろちょいロリコン気味だし、そう言えばここしばらく仕事で忙しくてヌいてないし、この娘メッチャ可愛いし、そろそろ嫁さん欲しいなぁ、とか思ってたし……。
結局、そのまま美味しくいただいちゃいました(性的な意味で)──テヘッ♪
とは言え、実はまぁひとつばかり誤算なコトもあった。
ついにリビドーコントロールの限界を超えた俺は、胸の中の少女を両手に抱き上げると無言で寝室へ向かった。
ベッドに彼女を横たえると、逸る気持ちを抑えつつ、まずはキス……それも思い切りディープなヤツを。
少女は、一瞬戸惑ったみたいだったけど、すぐに頬を赤く染めつつ、トロンとした目つきになり、俺の唇に応えてくれた。
唾液の糸を引きながら、ふたりの唇が離れる。
「ふわぁ……キスって初めてですけど、こんな気持ちいいものなんですねぇ」
まぁ、そりゃ人間の姿になったばかりなら、何でも初めてだろうな。
ヤバい。「わたしの初めて、全部あげますぅ」とかこの娘が言ってるトコロを妄想すると、激しく萌える! 萌え尽きるほどヒートな感じ?
「──ところで、キミの名前は?」
少しでもたぎる欲望を鎮めようと(こんな可憐な娘相手に欲望のまま暴走するのは流石に酷だろうし)、俺はとりあえず彼女に話しかけてみた。
「なまえ、ですかぁ? うーん……ないです」
へ?
「だってわたし、オサカナでしたから」
む、確かにそりゃそうか。
「ですからぁ、イーヴンさんがお好きなように付けてください」
名付け親とは、そりぁまた大役だなぁ。
ペルシャ……ルチア……サン……アリエル……マディソン……ポニョ……オンディーヌ……いや、人魚路線から離れよう。
たとえば髪の色から考えて……ルイズ……ルカ……マドカ……ノドカ……シェリル……ヒナギク……アリア……フェイリス……どれもいまいちか。
うーん、サバ……サバと言えばサカナ……サカナと言えばガノトトス……
「えっとさ、「トト」とか、どうだろう?」
確か、東方の言葉で「魚」って意味もあったはずだし。
「トト、ですかぁ……いいですね! なんだかかわいらしい感じがしますぅ」
どうやら気に入ってもらえたようだ。
「じゃあ、トト、続きをするけど、いいかな?」
「はいですぅ。わたしを、イーブンさんのお嫁さんにしてください」
つまり、この娘の中では「Hする=結婚する」なワケか。
けど……まぁ、いいか。ちょっと脳天気で天然っぽいけど、少なくとも気立ては良さそうだし、こんな可愛らしい嫁さんをもらえるなら、俺にとってはむしろ「大・勝・利」だろう。
マイベーゼ(笑)でメロメロになったトトの髪を優しく撫でつつ、そのままワンピースの胸元をズラして胸を露出させる。
「ご、ごめんなさい、イーブンさん。わたし、まだぜんぜんおっぱいなくて……」
なんのなんの。乳に貴賎なし!
元来俺は、おっぱいをモミモミするのが大好きだけど、ちっぱいにもちっぱいなりの風情があると知ってるからな。
確かに貧乳というよりナイチチと言うべきペタンコぶりだが、「ソレはソレで!」と俺の右わき腹の浪漫回路がぐるぐる回ってるし。
それに、まだ若い(というより幼い)んだし、成長すれば今よりもっと大きくなるさ……たぶん、めいびー。
「はぁい、わたし、おっきくなるよう、がんばりますね……ひゃん!」
微笑ましい決意表明しているトトが悲鳴をあげたのは、俺が可愛いその桃色の乳頭を指先でコリコリと転がしたからだ。
「あぁん……へ、ヘンな気分ですぅ!」
おっ、トトは敏感だな。それじゃあ今度は……。
──ペロペロペロペロ……
「はひィん! だ、だめですよぉ、そんなにおっぱいの先っちょ舐めちゃあ」
「気持ちよくないか?」
唇と舌での愛撫を止めて、(自分的に)キリッとした表情でトトの目を覗き込む。
「そ、それはぁ……きもちよかったですけどぉ……」
「だったらいいじゃないか。俺は、自分の奥さんになる人を、できる限り悦ばせて気持ちよくさせて上げたいんだ(キリッ!)」
──まぁ、言ってることはともかくやってるコトはヘンタイ紳士だけどな!
「はぅ……わ、わかりました」
とは言え、純真で天然さんなトトは素直に俺に身を預けてくれる。
嗚呼、やっぱりロリっ子は可愛いなぁ。これでロリ巨乳だったら、俺の理想の具現化なんだけど、まぁ、これだけかわいらしければ、貧乳や無乳でも全然問題ナッシングだ。
「はぁはぁはぁ……い、イーヴンさぁん。わたしばっかり気持ちよくなってちゃダメですよぉ。わたし、旦那様になるイーヴンさんも、気持ちよくしてあげたいです」
しばしトトを「あんあん」言わせ続けたところで、息も絶え絶えなトトが、そんなけなげなことを言ってくれた。
正直、俺としてはトトの身体いぢって喘がせてるだけで十分以上にワクテカ状態なんだが、まぁ、せっかくシてくれるってんなら、やってもらうか。
「よし。それじゃあ、トト。コレが何かわかるか?」
俺は下穿きを脱いで、マイサンをトトの目の前に露わにする。
「あ……し、知ってますぅ。人間の男のひとの赤ちゃんのもとが出るトコロ、ですよね」
先程よりいっそう頬を赤らめてるあたり、ソレがナニをするためのものか、おおまかには知ってるらしい。つい先日までサバだったはずなのに、どこで聞きかじったんだか。
「まぁ、そんなモンだ。とは言え、このままだと、その「赤ちゃんのもと」──精液は出ない。だから、奥さんとか恋人にちょいとばかし頑張ってもらう必要があるワケだ」
「はいっ、がんばりますぅ」
熱心な表情で頷いてるトトに、フェラのやり方を教えて、実践してもらう俺は、ちょっぴり鬼畜かもしれん?
「そうそう、そこのあたりに舌を這わせて……クッ!」
やばい。
確かにテクニック的には、王都あたりで営業してる娼婦なんかとは比べ物にならないくらい拙い(初体験なんだからあたりまえだ)んだが、「こんな可愛い娘が、俺を喜ばせようと、けなげに」というシチュエーションが、そのぎこちなさを帳消しにして余りある快感を、俺に与えてくれる。
たちまちイキそうになった俺は、懸命に自制して、ちゅぽんっとトトの口からマイサンを引き抜く。
あ、危ないところだった。あのままだと、あと十数えるか否かでトトの口の中にしこたま白濁をブチまけてしまってたかもしれん。
──初フェラでここまで俺を追い込むとは、トト……末おそろしい子!
「ふぇ? あのう、わたし、なにか失敗しましたか?」
「いやいや。十分気持ちよかったよ。でもな、せっかくだから俺としては、初めてトトと結ばれるからには、どうせならキミの中に出したかったんだ」
ちょっと心配そうな顔をしていたトトは、俺の言葉を聞いて、パァッと表情を明るくする。
「よ、よかったぁ」
クゥーーーーッ、可愛いぢゃねぇか!
これまでは何となく雰囲気に流されてた面も否めないけど、今、俺は此処に誓うぜ!
俺、イーヴンは夫として、妻トトを一生愛し、幸せにすることを!」
「ふわぁ、イーヴさぁん……わたし、うれしいですぅ」
あ、後半口に出しちゃってたか。とは言え、それを聞いたトトが夢見心地な目になって喜んでるんだから、結果オーライだよな!
「あの、その……わたし、人間の子作りやり方とかはよく知りませんけど、旦那さんの赤ちゃんのもとをお嫁さんの中に注ぎ込むんですよね?」
ははは、知らないって言う割には、よく分かってるじゃねぇか。うん、その通り。
「えっと……そのぅ……ど、どうぞ」
ベッドの四つん這いになってお尻を向け、顔を真っ赤にしながらこちらを振り返りつつ、スカートの裾をペロンとめくるトト。
その仕草と清楚な水色のショーツを目にした瞬間、俺のギリギリ限界に達していた自制心が見事にはじけとびましたよ、ええ。
「フォーーーーーーーーーーッッッ!」
意味不明な奇声を発しつつ、俺はもどかしくショーツをずり下げて、いざ、突貫しようとしたんだが……。
「!! と、トト……お前、男のコだったのか!?」
ぷりんとした白桃のようなお尻と華奢な太腿、折れそうなくらい細いウェストという、どこからどう見ても美少女の要件を満たしているトトの股間に、何やら見覚えのある突起物が。
いや、最初は親指の第一関節程度だし、おっきめのクリちゃんかなぁと思ったんだけど、その下にあるべきクレバスが見当たらないんだよ。
「は、はい。わたし、まだ今は、男なんですぅ」
オーマイガー! なんてこったい。まさか、美少女じゃなくて男の娘だったとは……。
いや、しかし……。
心配げ俺の方を見守るトトの顔と、白くて柔らかい体、そしてフリフリと誘うように揺れる美味しそうなお尻を見ていると、マイサンが充填率が再度マックスに達してくるのを感じる。
「うむ、大丈夫だ。問題ない。俺に任せろ」
そのまま、マイサンの先端を、トトの綺麗な朱鷺色をした排泄孔へとあてがう。
ビクンと背中を震わせるトトを気遣いつつ、鈴口から滲み出た先走り液で穴の周辺を湿らせ、そしてその細い腰を抱くと、穴に俺の分身をあてがったまま、一気に腰を引き寄せる!
「ひゃうんッ! い……イーヴンさ……ぁああん!」
初めてのはずのソコは、ニュルリと驚くほどすんなりとマイサンをその体内に受け入れてくれた。
体格差の関係もあって、正直かなりキツめだが、同時にこれまで経験したどんな娼婦の膣内よりも、トトの腸壁内は気持ちよかった。
「はぁ……イーヴンさんのが中に……入ってるのがわかりますぅ……」
流石に痛かったのか僅かに涙目になっているトトが、それでもうっすら微笑んで見せる様子が、よりいっそう愛しさを加速させる。
「このまま続けるぞ。我慢できないようだったら言ってくれ、トト」
バカなコトを言ってるという自覚はある。このけなげな子は、多少の苦痛くらいは「お嫁さんになるための試練」として我慢して受け入れてしまうだろう。それをわかっててこんなコトを言う俺は卑怯者だろう。
「だいじょぶ……です。イーヴンさん、つづけてください」
ほらな?
今の俺に出来るのは、ゆっくりとピストン運動を開始し、トトもできる限り気持ちよくなれるよう努力することくらいだ。
やがて、互いを想う気持ちが重なったせいか、程なくトトの喘ぎ声にも甘いものが混じり始める。
「んはぁ……んんっ……イーヴンさん、わたしも……なんだか、あたまのなか、じんじんしますぅ」
「くぅ……トトの中……すごく、気持ちいいぞ」
こうなったら、お互い歯止めが効かない。
──結局、互いに疲れて折り重なるようにして眠りに就くまで、俺は三度トトの体内に精を放出することになったのだった。
* * *
そして明け方、ふと俺はベッドの中で目覚めた俺は、俺の右腕を枕にして寄り添い、スヤスヤと可愛らしい寝息をたててる少女──いや男の娘の顔を見て、3割の後悔と7割の満足感に満たされ、少々複雑な気分になる。
俺が身じろぎした弾みで起こしてしまったのか、トトもパチリと目を開くと、一瞬「?」と言う表情になったものの、すぐに側に俺がいることに気付くと「ニコッ」と微笑みかけてきた。
「おはよーございます、イーヴンさん」
「う、うむ。おはやう」
「あの……えっと……これで、わたし、イーヴンさんの奥さんになれたのでしょうか?」
「あ゛」
まぁ、当然そうくるよな。
俺としてはとくにショタの趣味はない。ないはずなんだけど……。
困ったことに、あれほど自分の目(+マイサン)で「真相」を確かめたはずなのに、この期に及んでも、目の前の子が「美少女」以外の何者にも認識できない自分がいたりするワケだ。
ついでに言えば、あんだけヤッた翌朝なのに、再び元気になりつある節操のない我が分身も。
……ま、いっか。
「──もちろんだとも、ハニー、今日から俺達は、人も羨む熱々新婚カップルさ!」
「HAHAHA!」と笑う俺の声が、多少ヤケクソ気味だった点は、お目こぼしいただきたい。
「よかったぁ……では、ふつつかものではありますけど、すえながく、よろしくおねがいしますね、だんなさま」
パアッと花が綻ぶような綺麗な「彼女」の笑顔を見れたんだから、この選択は多分間違いじゃない……と、信じよう。
* * *
で。
その日の昼に、とりあえず村長のところに行って結婚の報告。
午後には、「あの、へたれイーヴンが幼な妻を娶った」、「いや、どっかからロリっ子をさらって来たって聞いたぜ」「汚れを知らないょぅt゛ょをを手籠めにしたイーヴンさん、まじパネェっす!」と言った真偽入り混じった噂が、村中を駆け巡ったワケだ。
トトはかなりの世間知らず(まぁ、元サバだし当然だろう)で、少々天然気味ではあったが、素直で性格も良かったので、すぐに村のコミュニティには受け入れられた。とくに、年長の主婦連中に娘か孫のように可愛がられ、ありがたいことに色々教えてもらってるみたいだ。
俺の方は……うん、まぁ、何とか無事にハンターを続けてる。「ロリ王」とか「勇者」とか言う称号で呼ぶのは勘弁してほしいけど。
幸い誰もトトが本当は「男の娘」だとは気づいてないみたいだ。俺としても、日に日に「妻」に対する愛しさが募ってくることを実感してるし、「こんな可愛いコを嫁さんにもらえたことは、つくづくラッキーだよなぁ」と痛感している。
まぁ、子どもは諦めるしかないが、何、いざとなりゃ、どっかから養子をもらうって手もあるしな。
* * *
そんなこんなで、甘甘イチャイチャな嬉し恥ずかしの新婚生活が始まってちょうど一週間が過ぎた頃、俺は知り合いからの要請で、少し離れた小都市での「老山龍防衛戦」に参加することになった。
「じゃあ、俺は出かけるけど……戸締りはしっかりな。夜更かしはするなよ。何かあったら、お隣りのフィーンさん家を頼るんだぞ」
「もぅっ、わかってますよぉ。イーヴンさんは心配症ですね」
そうは言ってもなぁ。
まぁ、この一週間で、トトもだいぶ「主婦業」が板についてきたみたいだし、隣近所に頼れる主婦が3人もいるから、よほどのことがない限り大丈夫だとは思うが。
「それじゃあ、行って来る」
「はい。お気をつけて、イーヴンさん」chu!
恒例となった「行ってらっしゃいのキス」を交わして家を出た俺は、同じ都市に向かう同僚のハンターと合流する。
「はわわ……アツアツでありますね!」
弓使いの少女(実は隣りのフィーンさん家の娘さんだ)が、感心したような口調でそんな言葉を投げてくる。
「だめだよ、ヴェスパさん……すいません、彼女、悪気はないんで」
相方の槍使いの少年が恐縮するように頭を下げるが、俺は鷹揚に頷いてみせた。
フッ……俺ももはや、かつての寂しいシングル青年じゃないからな。
「そういう君たちの方はどうなんだい?」とからかい返すと、ふたりとも顔を赤く染めている。
「ハハハ、初々しいな」と、上から目線で生暖かく見守るくらいの心の余裕すらあった。
そして、さらに一週間が過ぎ、無事にラオシャンロンを撃破した俺達は、故郷の村へと戻って来た。
ギルドへの報告はふたりの少年少女に任せて、愛しい「妻」の待つ我が家へと俺は急ぐ。
「あ、おかえりなさい、イーヴンさん♪」
「あぁ、ただいま……ってェ、アンタ誰だ!?」
「? あなたの奥さんのトトですよ?」
確かに、その顔立ちとか声には我が愛妻の面影が色濃く残ってはいるのだが……。
たった一週間会わないうちに数センチ身長が伸びてるのは、まぁ良しとして、そのたわわなオッパイは何事だ? けしからん、揉ませろ!
「はぁ、もちろんイーヴンさんはわたしの旦那さんですから、かまいませんけど……。でも、とりあえずは晩ごはんにしませんか? お向かいのミラさんに、おいしいモスの角煮の作りかた、教わったんですよぉ」
──このマイペースなしゃべり方で確信した。
この、まさに俺の理想を具現化したような童顔ロリ巨乳娘は、俺の嫁さんのトト本人だ、と!
「?? だから、さっきからそう言ってますよ?」
食事のあとで本人から聞いた話と、後日村の長老から聞いた豆知識を考え併せたところ、トトの変貌の原因は、どうやら「雄性先熟」とか言う現象で、魚類なんかで稀に見られるオスからメスへの性転換らしい。
手っとり早く言うと、未成熟な頃はオスとしての身体構造を持ち、成長するにつれてメスへと変わるシステムらしい。
「まぁ、お嬢サバがソレに当たるとはワシも知らなんだがのぅ。確かに、あのド派手な体色は、繁殖と関係するのではないかと言われておったが」
長老いわく、俺と結婚して「妻」になったことで、トトの体内のホルモンバランスが一気に雌性へと傾き、身体構造を変化させたのではないか、とのこと。
「てゆーか、誰もサバが人間になってるコトにはつっこまねーんだな」
「何を今更。この村には、モンスターから人間になった女子が片手で足りんくらいおるぞ」
「……マジ?」
「うむ。マジぢゃ。ワシから名前を言うことはできんがの」
まぁ、そんなワケで、俺は唯一の欠点(生物学的には男である)を克服し、まさに三国一の
嫁さんとなったトトと添い遂げることができたワケだ。
あ、もちろん胸だけでなく下の方もしっかり変わってましたとも。
おかげで、それまで以上にハッスルしちまって、丸半月ハンター稼業を休むハメになったのも……まぁ、若気の至りってことで。
フィーンさん家の御主人に教わった、「ベッドに入る前に強走薬を飲む」裏技には、随分とお世話になったなぁ(←遠い目)。
その甲斐あってと言うべきか、新婚半年でトトは見事に妊娠して……。
「おつかれさん、トト。よく頑張ったな」
「あ、イーヴンさん♪ ほら、見てくださいこの子」
「うむ。俺達の娘にふさわしく、利発そうな顔してるな」
──こうして無事に血を分けた我が子を抱くことができたワケだ。
だから、俺からこの話を読んでくれた諸君にひとつアドバイスだ。
情けは人のためならず、とくに、ケガしてるアプトノスだとか、弱ってるガウシカとか見かけたら、親切にしておくのも案外悪くないかもしれないぞ!
-fin-
※当初は非該当に思えるかもしれませんが、できれば最後までお読みください。
数百年前に一度文明が崩壊したこの惑星は、現在地表の大半を気候に応じた自然のままの風景に覆われており、そこには多種多様な生き物たちが生息している。
人類はしぶとく生き残ったものの、かつてのような繁栄とはほど遠く、各地に点在する村や集落に寄り添って細々と暮らしているというのが現状だ。
人が万物の霊長の地位から転落した結果、この世界の「支配者」となったのは何か? 明確に断言することは難しいが、一番妥当な回答を探せば、それは"竜"であり"龍"であると言えただろう。
牙獣種や鳥竜種、甲殻種や甲虫種といった、様々な種別、形態の生物──"モンスター"たちの食物連鎖の頂点に立つともいえる"飛竜種"、そしてそれすら上回る神秘の存在"古龍種"。
しかし、人間とて一方的にそれらの下位に甘んじていたわけではない。
人里離れた"狩り場"に趣き、多種多彩なモンスターたちを狩り、各種の素材を持ち帰ることを生業とする者。それを人は「狩人(ハンター)」と呼んだ。
ハンターたちの狩りの対象には、人を遥かに越える巨体と戦闘力を誇る"飛竜種"や、太古の時代より生き続け、獣と言うより神や精霊に近い存在とさえ言われる"古龍種"までもが含まれているのだ!
彼らは、剣や槍、弓や弩といった武器を手に、文字通り身体を張ってモンスターに立ち向かっていく、勇敢な戦士にして狩人であった。
──この話は、そんなハンターたちのひとり……ではあるが、強者と言う印象からは未だ程遠い、背ばかりがヒョロ高いひとりの青年の不思議な経験について、お話しよう。
* * *
雪山の一角、キャンプ地から出てすぐのエリアの水際で、俺は釣り糸を垂らしていた。
「お、キタキタっ!」
ビクビクッと揺れる水面の浮きの動きに合わせて、巧みに竿を動かす。
「獲ったどー!」
つい歓声を上げてしまったのも無理はないと思う。そこにかかっていたのは、鮮やかなピンク色の鯖──通称「お嬢サバ」。この地域で釣れる魚としては、もっともポイントの高い「トレジャー」だったからだ。
俺の名前はイーヴン。ハンターになって4年目で、まだ上位の認定試験は受けてないけど、下位のモンスターは一通りソロで倒せるくらいの技量は持ってる。まぁ、「駆け出し」と「中堅」のちょうど中間くらいの腕前だと自負している。
正直、同期(あ、同じころにハンターになったって意味な)の連中は、大概は上位に行くか、ハンターを辞めるかしてる。割合的には2:8ってトコロか。俺みたいに下位ハンターのままのんびり過ごしてる奴ってのは、結構珍しいようだ。
ん、俺としては、それほどお金とか名誉にガツガツしてるワケではないし、ほどほどにスリルと浪漫があって、かつ人里に害為す獣を狩るということで世間様にも貢献してる今の立場が、結構気に入ってるんだけどな。
え? 草食男子? ほっといてくれ! どうせ彼女のひとりもいやしねーよ!
とは言え、ギルドとかで俺が下位の依頼をこなしてると、雰囲気が微妙なんだよなぁ。なんてゆーか、「空気嫁」もとい「空気読め」みたいな。
確かに、上昇志向溢れる若い連中(つっても、俺だってまだ22だけど)としては、それなりの腕前を持ちながら下位の仕事に甘んじてる俺が羨ましいやら歯がゆいやら、ってコトなんだろう。仕方ないから、最近はあまりやる奴のいないトレジャーハンターに手を出してる。
ちなみに「トレジャーハンター」という仕事は、普通のハンターと異なり、その地域の希少な物品(トレジャー)を集めて納品する仕事だ。
報酬は、トレジャーごとに設定されたポイントの合計に応じた金銭と特定のアイテム類。もっとも、ほとんどのアイテムは普通にハンターしてれば手に入るし、かかる時間の割には金銭的に美味しい仕事でもないから、あまり引き受けたがる奴はいない。
俺としては、必ずしも大型モンスターを倒さなくてもいいし、採掘や収集、釣りなんかだけで普通の村人の半月分近い現金収入が得られるこの仕事は、結構気に入ってるんだけどな。
まぁ、そんなこんなで今日も今日とて雪山地域のトレジャーハントを引き受けて、こうして規定時間ギリギリまで粘って、色々集めてるワケだ。
けど……。
「ん、コイツ、随分とちっさいなぁ」
お嬢サバと言えば、カジキマグロ並みとまでは言わないが、ハレツアロワナみたく両手で抱えてズッシリくるくらいの重さがあるのが普通だ。けど、今釣り糸の先でピチピチ跳ねてるのは、はじけイワシやキレアジ並みの大きさだ。
「さすがに、こんな稚魚を獲って帰るのも可哀相か」
800ポイントは勿体ないけど、リリースっと。
俺が針からそのちっこいお嬢サバを水の中に返してやったところで、ちょうど時間終了の角笛が鳴り響いた。
あ、ヤベっ、まだいくつか納品してない品がある!
俺は、慌ててキャンプの納品箱に向かって駆け出し、それっきり釣り戻した魚のコトなんてすぐに忘れちまったんだ。
ところが、雪山での仕事から、2、3日経った日の晩。
「あのぅ、すみませぇん。こちらは、はんたーのイーヴンさんのお宅でしょーかぁ?」
今日は火山で久々にグラビモスを狩って、いい汗流したなぁ……と思いつつ、自宅で一杯やってたトコロに、俺を訪ねて来た人物がいたんだ。
「あー、はいはい、確かに俺はイーヴンだけど……」
大声で答えながら玄関のドアを開けた俺は、扉の前に立ってる人物を見て軽く目を見張った。
月明かりを浴びて不思議な煌めきを発する桃色の長い髪。
剥きたての茹で卵みたいな白く滑らかな肌。
心持ち垂れ目気味ではあるが大きな澄んだ赤い瞳と、小作りで整った顔立ち。
──ひと言で言うなら、13、4歳くらいの美少女が、俺にニッコリ微笑みかけてたんだ。
「あぁ、ようやく会えましたぁ……」
外見を裏切らない癒し系な愛らしい声でそう呟くと、おヘソ丸出しの青いワンピースを着てポンチョを羽織った謎の美少女は、なんと俺の元に抱きついてきた!
ちょ、何、この嬉し……いや、美味し……ゲフンゲフン、唐突な展開?
女っ気ゼロ歴がほぼ年齢と等しい自分に、あまりに突然に訪れたモテ期(?)の到来に、俺はまだよく事態が呑み込めなかったものの、とりあえず周囲の目もあったんで、桃色髪の美少女を家の中へと招き入れた。
* * *
「で、話を要約すると、キミは元は俺が逃してやったあのお嬢サバで、そのことに恩義を感じて恩返しに来た、と」
「はいですぅ」
正直、ツッコミどころ満載だ。
俺もハンター歴はそこそこ長いから、モンスターが人間になるという眉唾な話はいくつか聞いたことがあるし、自称「元モンスター」な奴にも2、3人会ったことはある。
そして、そのうちのひとり(自称・リオレイア)は確かに普通の人間じゃなかったことは認める──口から火ィ吹いてたし。
けど……飛竜どころかランゴスタやモスみたいな小型モンスターですらない、ただの魚が、人間になるだって? なに、そのイカサマ!?
これが頭の緩い子の妄想だと切り捨てられれば良かったんだが……。
俺は、目の前の少女の耳を見つめる。
明らかに人の耳朶とは異なる、魚のヒレの形をしたソレは、あたかも俺の言葉を聞き逃すまいと言うばかりにピクピク動いている。
並みの人間は愚か竜人族にだって、こんなキテレツな耳の持ち主はいない。作り物かと思ったけど、さっき触ってしっかり頭から生えてることを確認させてもらったし。
俺の視線を勘違いしたのか「やん、恥ずかしいですぅ」と頬を染める美少女──正直、めっさ萌える!
「(コホン!)あ、百歩譲って、キミが元お嬢サバであることは認めよう。けど、「恩返し」って言われても、一体何してくれるつもりなんだ?」
普通に考えれば、労働奉仕──小間使いになるってトコか。確かに、この娘にギルド娘が着ているメイドシリーズあたりを着せたら、激しく目の保養になりそうな気はするが。
けど、これでも俺はハンターのハシクレ。料理をはじめ家の雑事を片付けてくれるアイルー(猫人)はすでに3匹雇ってるしなぁ。
ところが、そんな俺の予想を斜め上にホップする回答をこのお嬢さんは返してくれやがりましたよ。
「はい。イーブンさんはぁ、まだ独身(おひとり)なんですよねぇ? だったら、わたしをお嫁さんにしてください」
「はい?」
俺としては聞き返したつもりだったんだが、天然ボケ120%なこの娘は「承諾の返事」と受け取ったようだ。
「本当ですかぁ、嬉しいですぅ!!」
そう言って、再び俺の胸に飛び込んでくる少女。
元サバって言うから魚臭いかと思いきや、全然そんなことはなくて、むしろその桃色の髪からは花の香りみたくいい匂いがする。確かに体温は若干低めみたいだけど、決して冷たくはなくて、しっかりと生きた人間としての暖かみが伝わってくるし、なにより未成熟ながら、そのしなやかで柔らかい体の感触が、俺の煩悩を刺激してやまないワケで……。
つまり、何を言いたいかと言えば──「もぅ、辛抱たまらんですたい!!」って感じ?
や、コレでも俺、性欲を持て余す若い盛りの男だし、ロリもイケるクチだし、目の前にこんな極上の据え膳ぶら下げられて平静保ってられるほど人間できてないし、むしろちょいロリコン気味だし、そう言えばここしばらく仕事で忙しくてヌいてないし、この娘メッチャ可愛いし、そろそろ嫁さん欲しいなぁ、とか思ってたし……。
結局、そのまま美味しくいただいちゃいました(性的な意味で)──テヘッ♪
とは言え、実はまぁひとつばかり誤算なコトもあった。
ついにリビドーコントロールの限界を超えた俺は、胸の中の少女を両手に抱き上げると無言で寝室へ向かった。
ベッドに彼女を横たえると、逸る気持ちを抑えつつ、まずはキス……それも思い切りディープなヤツを。
少女は、一瞬戸惑ったみたいだったけど、すぐに頬を赤く染めつつ、トロンとした目つきになり、俺の唇に応えてくれた。
唾液の糸を引きながら、ふたりの唇が離れる。
「ふわぁ……キスって初めてですけど、こんな気持ちいいものなんですねぇ」
まぁ、そりゃ人間の姿になったばかりなら、何でも初めてだろうな。
ヤバい。「わたしの初めて、全部あげますぅ」とかこの娘が言ってるトコロを妄想すると、激しく萌える! 萌え尽きるほどヒートな感じ?
「──ところで、キミの名前は?」
少しでもたぎる欲望を鎮めようと(こんな可憐な娘相手に欲望のまま暴走するのは流石に酷だろうし)、俺はとりあえず彼女に話しかけてみた。
「なまえ、ですかぁ? うーん……ないです」
へ?
「だってわたし、オサカナでしたから」
む、確かにそりゃそうか。
「ですからぁ、イーヴンさんがお好きなように付けてください」
名付け親とは、そりぁまた大役だなぁ。
ペルシャ……ルチア……サン……アリエル……マディソン……ポニョ……オンディーヌ……いや、人魚路線から離れよう。
たとえば髪の色から考えて……ルイズ……ルカ……マドカ……ノドカ……シェリル……ヒナギク……アリア……フェイリス……どれもいまいちか。
うーん、サバ……サバと言えばサカナ……サカナと言えばガノトトス……
「えっとさ、「トト」とか、どうだろう?」
確か、東方の言葉で「魚」って意味もあったはずだし。
「トト、ですかぁ……いいですね! なんだかかわいらしい感じがしますぅ」
どうやら気に入ってもらえたようだ。
「じゃあ、トト、続きをするけど、いいかな?」
「はいですぅ。わたしを、イーブンさんのお嫁さんにしてください」
つまり、この娘の中では「Hする=結婚する」なワケか。
けど……まぁ、いいか。ちょっと脳天気で天然っぽいけど、少なくとも気立ては良さそうだし、こんな可愛らしい嫁さんをもらえるなら、俺にとってはむしろ「大・勝・利」だろう。
マイベーゼ(笑)でメロメロになったトトの髪を優しく撫でつつ、そのままワンピースの胸元をズラして胸を露出させる。
「ご、ごめんなさい、イーブンさん。わたし、まだぜんぜんおっぱいなくて……」
なんのなんの。乳に貴賎なし!
元来俺は、おっぱいをモミモミするのが大好きだけど、ちっぱいにもちっぱいなりの風情があると知ってるからな。
確かに貧乳というよりナイチチと言うべきペタンコぶりだが、「ソレはソレで!」と俺の右わき腹の浪漫回路がぐるぐる回ってるし。
それに、まだ若い(というより幼い)んだし、成長すれば今よりもっと大きくなるさ……たぶん、めいびー。
「はぁい、わたし、おっきくなるよう、がんばりますね……ひゃん!」
微笑ましい決意表明しているトトが悲鳴をあげたのは、俺が可愛いその桃色の乳頭を指先でコリコリと転がしたからだ。
「あぁん……へ、ヘンな気分ですぅ!」
おっ、トトは敏感だな。それじゃあ今度は……。
──ペロペロペロペロ……
「はひィん! だ、だめですよぉ、そんなにおっぱいの先っちょ舐めちゃあ」
「気持ちよくないか?」
唇と舌での愛撫を止めて、(自分的に)キリッとした表情でトトの目を覗き込む。
「そ、それはぁ……きもちよかったですけどぉ……」
「だったらいいじゃないか。俺は、自分の奥さんになる人を、できる限り悦ばせて気持ちよくさせて上げたいんだ(キリッ!)」
──まぁ、言ってることはともかくやってるコトはヘンタイ紳士だけどな!
「はぅ……わ、わかりました」
とは言え、純真で天然さんなトトは素直に俺に身を預けてくれる。
嗚呼、やっぱりロリっ子は可愛いなぁ。これでロリ巨乳だったら、俺の理想の具現化なんだけど、まぁ、これだけかわいらしければ、貧乳や無乳でも全然問題ナッシングだ。
「はぁはぁはぁ……い、イーヴンさぁん。わたしばっかり気持ちよくなってちゃダメですよぉ。わたし、旦那様になるイーヴンさんも、気持ちよくしてあげたいです」
しばしトトを「あんあん」言わせ続けたところで、息も絶え絶えなトトが、そんなけなげなことを言ってくれた。
正直、俺としてはトトの身体いぢって喘がせてるだけで十分以上にワクテカ状態なんだが、まぁ、せっかくシてくれるってんなら、やってもらうか。
「よし。それじゃあ、トト。コレが何かわかるか?」
俺は下穿きを脱いで、マイサンをトトの目の前に露わにする。
「あ……し、知ってますぅ。人間の男のひとの赤ちゃんのもとが出るトコロ、ですよね」
先程よりいっそう頬を赤らめてるあたり、ソレがナニをするためのものか、おおまかには知ってるらしい。つい先日までサバだったはずなのに、どこで聞きかじったんだか。
「まぁ、そんなモンだ。とは言え、このままだと、その「赤ちゃんのもと」──精液は出ない。だから、奥さんとか恋人にちょいとばかし頑張ってもらう必要があるワケだ」
「はいっ、がんばりますぅ」
熱心な表情で頷いてるトトに、フェラのやり方を教えて、実践してもらう俺は、ちょっぴり鬼畜かもしれん?
「そうそう、そこのあたりに舌を這わせて……クッ!」
やばい。
確かにテクニック的には、王都あたりで営業してる娼婦なんかとは比べ物にならないくらい拙い(初体験なんだからあたりまえだ)んだが、「こんな可愛い娘が、俺を喜ばせようと、けなげに」というシチュエーションが、そのぎこちなさを帳消しにして余りある快感を、俺に与えてくれる。
たちまちイキそうになった俺は、懸命に自制して、ちゅぽんっとトトの口からマイサンを引き抜く。
あ、危ないところだった。あのままだと、あと十数えるか否かでトトの口の中にしこたま白濁をブチまけてしまってたかもしれん。
──初フェラでここまで俺を追い込むとは、トト……末おそろしい子!
「ふぇ? あのう、わたし、なにか失敗しましたか?」
「いやいや。十分気持ちよかったよ。でもな、せっかくだから俺としては、初めてトトと結ばれるからには、どうせならキミの中に出したかったんだ」
ちょっと心配そうな顔をしていたトトは、俺の言葉を聞いて、パァッと表情を明るくする。
「よ、よかったぁ」
クゥーーーーッ、可愛いぢゃねぇか!
これまでは何となく雰囲気に流されてた面も否めないけど、今、俺は此処に誓うぜ!
俺、イーヴンは夫として、妻トトを一生愛し、幸せにすることを!」
「ふわぁ、イーヴさぁん……わたし、うれしいですぅ」
あ、後半口に出しちゃってたか。とは言え、それを聞いたトトが夢見心地な目になって喜んでるんだから、結果オーライだよな!
「あの、その……わたし、人間の子作りやり方とかはよく知りませんけど、旦那さんの赤ちゃんのもとをお嫁さんの中に注ぎ込むんですよね?」
ははは、知らないって言う割には、よく分かってるじゃねぇか。うん、その通り。
「えっと……そのぅ……ど、どうぞ」
ベッドの四つん這いになってお尻を向け、顔を真っ赤にしながらこちらを振り返りつつ、スカートの裾をペロンとめくるトト。
その仕草と清楚な水色のショーツを目にした瞬間、俺のギリギリ限界に達していた自制心が見事にはじけとびましたよ、ええ。
「フォーーーーーーーーーーッッッ!」
意味不明な奇声を発しつつ、俺はもどかしくショーツをずり下げて、いざ、突貫しようとしたんだが……。
「!! と、トト……お前、男のコだったのか!?」
ぷりんとした白桃のようなお尻と華奢な太腿、折れそうなくらい細いウェストという、どこからどう見ても美少女の要件を満たしているトトの股間に、何やら見覚えのある突起物が。
いや、最初は親指の第一関節程度だし、おっきめのクリちゃんかなぁと思ったんだけど、その下にあるべきクレバスが見当たらないんだよ。
「は、はい。わたし、まだ今は、男なんですぅ」
オーマイガー! なんてこったい。まさか、美少女じゃなくて男の娘だったとは……。
いや、しかし……。
心配げ俺の方を見守るトトの顔と、白くて柔らかい体、そしてフリフリと誘うように揺れる美味しそうなお尻を見ていると、マイサンが充填率が再度マックスに達してくるのを感じる。
「うむ、大丈夫だ。問題ない。俺に任せろ」
そのまま、マイサンの先端を、トトの綺麗な朱鷺色をした排泄孔へとあてがう。
ビクンと背中を震わせるトトを気遣いつつ、鈴口から滲み出た先走り液で穴の周辺を湿らせ、そしてその細い腰を抱くと、穴に俺の分身をあてがったまま、一気に腰を引き寄せる!
「ひゃうんッ! い……イーヴンさ……ぁああん!」
初めてのはずのソコは、ニュルリと驚くほどすんなりとマイサンをその体内に受け入れてくれた。
体格差の関係もあって、正直かなりキツめだが、同時にこれまで経験したどんな娼婦の膣内よりも、トトの腸壁内は気持ちよかった。
「はぁ……イーヴンさんのが中に……入ってるのがわかりますぅ……」
流石に痛かったのか僅かに涙目になっているトトが、それでもうっすら微笑んで見せる様子が、よりいっそう愛しさを加速させる。
「このまま続けるぞ。我慢できないようだったら言ってくれ、トト」
バカなコトを言ってるという自覚はある。このけなげな子は、多少の苦痛くらいは「お嫁さんになるための試練」として我慢して受け入れてしまうだろう。それをわかっててこんなコトを言う俺は卑怯者だろう。
「だいじょぶ……です。イーヴンさん、つづけてください」
ほらな?
今の俺に出来るのは、ゆっくりとピストン運動を開始し、トトもできる限り気持ちよくなれるよう努力することくらいだ。
やがて、互いを想う気持ちが重なったせいか、程なくトトの喘ぎ声にも甘いものが混じり始める。
「んはぁ……んんっ……イーヴンさん、わたしも……なんだか、あたまのなか、じんじんしますぅ」
「くぅ……トトの中……すごく、気持ちいいぞ」
こうなったら、お互い歯止めが効かない。
──結局、互いに疲れて折り重なるようにして眠りに就くまで、俺は三度トトの体内に精を放出することになったのだった。
* * *
そして明け方、ふと俺はベッドの中で目覚めた俺は、俺の右腕を枕にして寄り添い、スヤスヤと可愛らしい寝息をたててる少女──いや男の娘の顔を見て、3割の後悔と7割の満足感に満たされ、少々複雑な気分になる。
俺が身じろぎした弾みで起こしてしまったのか、トトもパチリと目を開くと、一瞬「?」と言う表情になったものの、すぐに側に俺がいることに気付くと「ニコッ」と微笑みかけてきた。
「おはよーございます、イーヴンさん」
「う、うむ。おはやう」
「あの……えっと……これで、わたし、イーヴンさんの奥さんになれたのでしょうか?」
「あ゛」
まぁ、当然そうくるよな。
俺としてはとくにショタの趣味はない。ないはずなんだけど……。
困ったことに、あれほど自分の目(+マイサン)で「真相」を確かめたはずなのに、この期に及んでも、目の前の子が「美少女」以外の何者にも認識できない自分がいたりするワケだ。
ついでに言えば、あんだけヤッた翌朝なのに、再び元気になりつある節操のない我が分身も。
……ま、いっか。
「──もちろんだとも、ハニー、今日から俺達は、人も羨む熱々新婚カップルさ!」
「HAHAHA!」と笑う俺の声が、多少ヤケクソ気味だった点は、お目こぼしいただきたい。
「よかったぁ……では、ふつつかものではありますけど、すえながく、よろしくおねがいしますね、だんなさま」
パアッと花が綻ぶような綺麗な「彼女」の笑顔を見れたんだから、この選択は多分間違いじゃない……と、信じよう。
* * *
で。
その日の昼に、とりあえず村長のところに行って結婚の報告。
午後には、「あの、へたれイーヴンが幼な妻を娶った」、「いや、どっかからロリっ子をさらって来たって聞いたぜ」「汚れを知らないょぅt゛ょをを手籠めにしたイーヴンさん、まじパネェっす!」と言った真偽入り混じった噂が、村中を駆け巡ったワケだ。
トトはかなりの世間知らず(まぁ、元サバだし当然だろう)で、少々天然気味ではあったが、素直で性格も良かったので、すぐに村のコミュニティには受け入れられた。とくに、年長の主婦連中に娘か孫のように可愛がられ、ありがたいことに色々教えてもらってるみたいだ。
俺の方は……うん、まぁ、何とか無事にハンターを続けてる。「ロリ王」とか「勇者」とか言う称号で呼ぶのは勘弁してほしいけど。
幸い誰もトトが本当は「男の娘」だとは気づいてないみたいだ。俺としても、日に日に「妻」に対する愛しさが募ってくることを実感してるし、「こんな可愛いコを嫁さんにもらえたことは、つくづくラッキーだよなぁ」と痛感している。
まぁ、子どもは諦めるしかないが、何、いざとなりゃ、どっかから養子をもらうって手もあるしな。
* * *
そんなこんなで、甘甘イチャイチャな嬉し恥ずかしの新婚生活が始まってちょうど一週間が過ぎた頃、俺は知り合いからの要請で、少し離れた小都市での「老山龍防衛戦」に参加することになった。
「じゃあ、俺は出かけるけど……戸締りはしっかりな。夜更かしはするなよ。何かあったら、お隣りのフィーンさん家を頼るんだぞ」
「もぅっ、わかってますよぉ。イーヴンさんは心配症ですね」
そうは言ってもなぁ。
まぁ、この一週間で、トトもだいぶ「主婦業」が板についてきたみたいだし、隣近所に頼れる主婦が3人もいるから、よほどのことがない限り大丈夫だとは思うが。
「それじゃあ、行って来る」
「はい。お気をつけて、イーヴンさん」chu!
恒例となった「行ってらっしゃいのキス」を交わして家を出た俺は、同じ都市に向かう同僚のハンターと合流する。
「はわわ……アツアツでありますね!」
弓使いの少女(実は隣りのフィーンさん家の娘さんだ)が、感心したような口調でそんな言葉を投げてくる。
「だめだよ、ヴェスパさん……すいません、彼女、悪気はないんで」
相方の槍使いの少年が恐縮するように頭を下げるが、俺は鷹揚に頷いてみせた。
フッ……俺ももはや、かつての寂しいシングル青年じゃないからな。
「そういう君たちの方はどうなんだい?」とからかい返すと、ふたりとも顔を赤く染めている。
「ハハハ、初々しいな」と、上から目線で生暖かく見守るくらいの心の余裕すらあった。
そして、さらに一週間が過ぎ、無事にラオシャンロンを撃破した俺達は、故郷の村へと戻って来た。
ギルドへの報告はふたりの少年少女に任せて、愛しい「妻」の待つ我が家へと俺は急ぐ。
「あ、おかえりなさい、イーヴンさん♪」
「あぁ、ただいま……ってェ、アンタ誰だ!?」
「? あなたの奥さんのトトですよ?」
確かに、その顔立ちとか声には我が愛妻の面影が色濃く残ってはいるのだが……。
たった一週間会わないうちに数センチ身長が伸びてるのは、まぁ良しとして、そのたわわなオッパイは何事だ? けしからん、揉ませろ!
「はぁ、もちろんイーヴンさんはわたしの旦那さんですから、かまいませんけど……。でも、とりあえずは晩ごはんにしませんか? お向かいのミラさんに、おいしいモスの角煮の作りかた、教わったんですよぉ」
──このマイペースなしゃべり方で確信した。
この、まさに俺の理想を具現化したような童顔ロリ巨乳娘は、俺の嫁さんのトト本人だ、と!
「?? だから、さっきからそう言ってますよ?」
食事のあとで本人から聞いた話と、後日村の長老から聞いた豆知識を考え併せたところ、トトの変貌の原因は、どうやら「雄性先熟」とか言う現象で、魚類なんかで稀に見られるオスからメスへの性転換らしい。
手っとり早く言うと、未成熟な頃はオスとしての身体構造を持ち、成長するにつれてメスへと変わるシステムらしい。
「まぁ、お嬢サバがソレに当たるとはワシも知らなんだがのぅ。確かに、あのド派手な体色は、繁殖と関係するのではないかと言われておったが」
長老いわく、俺と結婚して「妻」になったことで、トトの体内のホルモンバランスが一気に雌性へと傾き、身体構造を変化させたのではないか、とのこと。
「てゆーか、誰もサバが人間になってるコトにはつっこまねーんだな」
「何を今更。この村には、モンスターから人間になった女子が片手で足りんくらいおるぞ」
「……マジ?」
「うむ。マジぢゃ。ワシから名前を言うことはできんがの」
まぁ、そんなワケで、俺は唯一の欠点(生物学的には男である)を克服し、まさに三国一の
嫁さんとなったトトと添い遂げることができたワケだ。
あ、もちろん胸だけでなく下の方もしっかり変わってましたとも。
おかげで、それまで以上にハッスルしちまって、丸半月ハンター稼業を休むハメになったのも……まぁ、若気の至りってことで。
フィーンさん家の御主人に教わった、「ベッドに入る前に強走薬を飲む」裏技には、随分とお世話になったなぁ(←遠い目)。
その甲斐あってと言うべきか、新婚半年でトトは見事に妊娠して……。
「おつかれさん、トト。よく頑張ったな」
「あ、イーヴンさん♪ ほら、見てくださいこの子」
「うむ。俺達の娘にふさわしく、利発そうな顔してるな」
──こうして無事に血を分けた我が子を抱くことができたワケだ。
だから、俺からこの話を読んでくれた諸君にひとつアドバイスだ。
情けは人のためならず、とくに、ケガしてるアプトノスだとか、弱ってるガウシカとか見かけたら、親切にしておくのも案外悪くないかもしれないぞ!
-fin-
ちゃんと人間でよかった。
卵産んだりしなくて良かったw
早くこの卵に精液をかけてくださいね♪ なオチでなくてよかった
それはそれで萌えるけれどもw
他の人も題材があるならこんな風に書いてくれると嬉しいです
最高でしたー
画像もすごく良い!
だが、あえて言おう。
「こんなカワイイコが女の娘な筈が無い」
まさに「ロり王」いや、「ショタ王」