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兄妹の日常 デートの日

2011/08/30 03:35:31
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(注意:これは入れ替わりものですが、一切入れ替わり描写はでません)

☆ ★ ☆

天気のいいある日の出来事。
朝、ベッドから体を起こすと、彼は窓を開け放ち、そのがっしりとした裸体を日に晒した。
年齢は高校生ほどだろうか、生き生きとした肉体が日に浮き彫りにされ、彼が肉体を鍛えていることがよくわかる。

「いい天気だなぁ……」

陽の光をひとしきり浴びたあと、彼はタンスから服を出し始めた。
上半身に服ををささっと身につけると、足にボクサーパンツを通し始める。そこで少し手間取った。
原因は男だったのならば避けられない。朝の生理現象を起こしている股間である。

彼が寝ていたベッドの隣に人間ひとり分の跡が残っている。彼より小さいへこみだ。
ベッドから漂う女の残り香が、着替えに奮闘している彼の鼻に届いた。
そのせいで彼の股間はさらに大きくなってしまい、とてもじゃないがズボンには入りきらないサイズになってしまった。

そのときだった。彼の部屋に女の声が響いたのは。

「遅いよお兄ちゃん!」
「お、えーと……?風香かー?なんだよー……?」
「え、お兄ちゃんもしかして忘れてる?」

ドアが開き、ある人物が部屋に入ってくる。
ある人物はズボンを下ろしたままの彼に少し眉を動かしたが、あまり気にせずに足を彼に近づけていった。

「今日デートするって約束したの忘れたの?」
「え? ……あーそうだったな。わりいわりい……」
「もう……お兄ちゃんとのデート楽しみにしてたのに……」

風香と呼ばれた少女は、世間一般でいう美少女の部類に入る。
165センチの背丈と純真さと妖艶さを同時に匂わせる童顔。
日の光を浴びても跳ねた毛が見当たらない髪の毛は、美しく明るい色をしている。
見慣れているはずの彼も思わず見惚れてしまう。
小さな顔に備わった黒色のおっとりした瞳が拗ねたように部屋を見回す。

兄は彼女のかわいらしい動作にクスリと笑ってから、彼女の身体をジロジロと眺め始めた。

「ふうん、中々かわいい格好だな」
「でしょ? 頑張ったんだから」

兄に褒められた妹は、先程の拗ねた表情はどこへやら、とたんに笑顔になった。

彼女の身体はとても良いスタイルをしている。
すらりとしたふくらはぎに、しりの大きさを表すかのようなむっちりした太もも。
さらに上に行くと、大きなしりとは相対的な見事なまでのくびれがある。
それだけでも彼女は男を惹きつけるというのに、豊満な胸がそれを決定的なものにしている。

今までの人生の努力の証なのだろう。彼女の『女』は磨き抜かれていた。
彼女の肉体は道を歩けば男に襲われてもおかしくないほどに肉欲をそそる肢体をしていた。

彼女が選んだ服は、一部を覗いてとてもかわいらしいものだった。
ピンク色の女の子らしい服や、光沢のある黒色のニーソックスはいい。しかしある部分だけかわいらしいというよりも、セクシーといったほうがいい部分があった。
赤色のスカートがとても短いのだ。尻の肉が少しだけはみ出しているし、よく見てみると白色の布が見え隠れしている。

血の繋がっている兄でさえも彼女の肉体に反応してしまう。男の血が股間に向かっていく。
妹はにこにこと兄を見ていたが、彼の様子がおかしいと気づいた。兄が自分の身体に欲情していることに気づいたのは兄の手にもっていたズボンが地面に落ちた時だった。

勃起している。先ほどとは比較にならないほど、ボクサーパンツを大きくもちあげている。
妹は顔を赤らめて彼の活力あふれる肉棒から目を逸らした。

「ちょ、ちょっとお兄ちゃん。その……勃ってる……」
「お前……スカート短すぎるんだよ……」
「で、でも、こうした方がかわいいと思って……」

妹はもじもじと長い指を伸ばし、顔をほんのりと赤らめながらスカートを抑えた。
弱々しい小動物を思わせる仕草に、兄は思わず精悍な顔にいやらしい笑みを貼りつけてしまう。

「なあ、風香、ちょっと頼み聞いてくれるか?」
「え? う、うん……いいけど……なに……? って、ふ、お兄ちゃん!?」

兄はそんな妹の驚きの声も気にせず、彼の肉棒を中に収めるボクサーパンツをおろしていっている。
途中引っかかた様子を見せたが、中に手を突っ込んで横にそらし、彼の太い男根が空気中に姿を表した。
雄々しくそそり立つ赤黒い男根に手を添え、兄は男根から目をそらせずにいる妹に頼んだ。

「お前がヌいてくれ。その方がおさまるのを待つより早いだろ?」
「そ、それは、そうだけど……」
「ほら、今日のデート代は俺がだすんだからさ、これぐらいいいだろ?」
「そ、それを言われると……う…………し、仕方ないなあ……」

妹はしぶしぶというふうに手を兄の肉棒に添え、床にぺたんと座り込んだ。
しかし、その顔は目の前の凶暴な物体に対して知能を保つのに必死だという様子がありありと見える、いかにも悦んでいる顔だった。
兄はそのことを理解した上で、口の端をひくつかせながらまじまじとその様子を見下ろしていた。

やわらかい手が、欲望の塊を擦り始める。
充血したペニスがこすられるたびに上下する。陰嚢に蓄えられた胤を上に上げるポンプの役割をしているようだ。

兄は常に妹を見つめている。妹の肉体をニヤニヤしながら見下ろしている。
妹が擦りながらゴクリと細いのどに生唾を流し込むと、兄のニヤニヤが増した。まるでその生唾が、男のだす何かであるように。

「風香、そんなことよりもっと……早いやり方があるだろ……?」
「う、うぅ……あんまりやりたくなかったんだけどなあ……」

目をつぶり、何かを決心した様子になるやいなや、妹は兄の男根にしゃぶりついた。
口内に彼のペニスの先端から漏れた先走り汁がこぼれ、独特の苦味が彼女の味覚に伝わる。



彼女はとろけた顔で口内のペニスに下を這わせていく。
喉元にぶつかってもはいりきらない兄のペニスをなんとか奥まで入れようと奮闘する姿は中毒者かと思わせるほどの貪欲さだった。

兄は絶妙な妹の舌使いにだらしなく口を開いていた。
妹の小さな舌がカリを舐める。男の快感が身体の中に走る。

いつのまにか腕は妹の小さな頭をがっちりとホールドしていた。
征服欲にとりつかれたかのように、兄は妹の口の中で肉棒を微細に震わした。
そしてペニスの根元が舐められると、兄のペニスは一段と大きく震え、射精した。

「うっ!でるっ!」
「ふぇ? ふぉ、ひょっふぉお!?」

妹の口の中に白い液体が何度も何度も注ぎ込まれる。

「~~~~~~っっっっっ!!」

普通の男子高校生ならば2回や3回で出し終わるところを、兄からでた白濁液は実に6回以上の量を射精していた。

「あー……気持ちいい……」
「んー!ん~~~っ!」

なんとか精子を飲み干そうと頑張っていた妹だが、流石に有り得ないほどの量を飲み込めるわけもなく、桜色の唇を彩るかのように口元から液体が大量に漏れだしていた。
口から出た精液は床に溢れ、部屋のカーペットを汚した。妹が咳き込んだ液体があちこちに飛び散り、汚していく。
兄はそれを見てぎょっとなり、妹の頭から手を離し、ペニスを口からひき抜いた。

「うわ、床汚しちまった……」
「ゲホッ!ゲホッ!…………い、いつもいってるけど、今のふ、お、お兄ちゃんの精力は、す、すごいんだよ? わかって…………ゲホゲホッ!」
「た、確かにホールドしたのは俺が悪かったな……おい風香、床とか飛び散った精子は俺がかたづけといてやるから、お前は口ゆすいでこい」

その言葉を聞いて妹は一目散に部屋を出て行った。
服は汚れていなかったので着替えなくてもいいだろうが、喉の奥まで洗浄しなくては兄の精液は取れないだろう。
残された兄は自分の股間で未だに射精の名残を保つペニスを握り、そばにあったティッシュでふいた。
そしてサイズが縮んできたことがわかると、ボクサートランクスの中にぐっと押し込んだ。

ズボンを履いた兄は「デートは買い物でいいか」と考えながら、そばにあったティッシュで掃除をし始めた。
そして途中で妹の姿を思い出し、トランクスに押し込んだペニスを再び握り、呼びに来た妹に目撃された瞬間ティッシュの上に射精するのであった。

☆ ★ ☆

6時頃。
ショッピングデートを終えた二人は帰り道を歩いていた。
妹は兄の右腕に両腕を絡ませ、チラチラと兄の左手に下がっている袋を見ながら、楽しそうな表情を浮かべていた。
妹のおかしな行動がきになったのか、兄は買い物品が入った袋を持ち上げた。

「というか、風香、なんで水着なんて買うんだよ」
「だってかわいかったんだもん」
「いや、そういう意味じゃなくて…………だってこれを着るのは…………まあいいか」
「ありがと、お兄ちゃんっ」

妹は可愛らしく笑うと腕に少し力をいれ、兄の左腕を大きく育った胸ではさみこんだ。
兄は腕から伝わる柔らかな感触に意識を集中させた。
ただの脂肪の塊とは思えない不思議でエロティックな感触は、兄の男性のエネルギーを股間に向かわせる。

日本人の平均サイズをはるかに超える彼の肉棒がむくむくと勃起していく。
ズボンの中で肥大化を続ける兄の肉棒に気づかず、妹は今日買った水着の可愛さについて話していた。
兄は血走った目を妹に向け、歩くたびに男を誘う妹のしりへ密かに左手を伸ばした。

「体育の授業であの水着きちゃおっかなー…………きゃあっ!」

艶やかな声が夕方の空に響いた。
少女は兄の腕から手を離し、慌ててしりを押さえた。
抑えはしたが、ばっちりとスカートがめくれあがり、中に隠れていた白色の下着が見えている。
妹は兄から距離を取り、顔を真赤にして兄を見つめている。

「こ……お、お兄ちゃん、いきなりなにするのよっ!」
「いいだろ。……それにしてもホントその身体ってエロいよな」
「や、やだ。なにいってるの」
「そんな服装で俺を誘ってるくせに今さらなにいってんだよ……あ、家が見えてきた」

兄の言葉に釣られて見てみると、確かに家が見えていた。
しかし兄の血走った目の精気は衰えなく、妹の肢体を舐め回すように見つめている。

ゾクンッと身体の中に熱い感覚がめぐり、妹は密かに発情した。
ただ男に見られているだけなのに、淑女のような彼女の肉体は過敏に反応してしまう。
股間の間に生暖かさを感じながら、妹は兄に潤んだ目線を送っている。

兄は妹の発情にきづき、ニヤリといやらしい獰猛な笑みを浮かべ、身体をひるがえし、家の方へ歩いて行った。
兄が歩き始めたことに気づくと妹は、夏の暑さとは違う熱さに侵された身体をふらふらさせつつも兄を追いかけていった。

☆ ★ ☆

扉を開くと家の匂いが彼らの鼻に広がった。

「「ただいまー」」

二人は声を揃え、家に入っていったが、それを返す人間はいなかった。
彼らの両親は共働きで、夜になるまで家には帰ってこない。

この後の行為を考えるとそのほうが都合がいい。ふたりの考えはシンクロした。
兄が靴を脱ぎ、家に入ろうとすると、妹が手提げ袋を取り上げる。
なにごとかと思って妹を見てみると、まだ彼女は発情した表情をしていた。

「おい、なにすんだよ」
「こ、この水着を自分の部屋に持って行こうと思って」
「……自分の部屋、ってどっちに持っていくつもりだ?」

客観的に考えるととてもおかしな質問を問いかけられ、妹はキョトンと表情を崩した。

「え? 自分の部屋は自分の部屋。わたしの、風香の部屋に決まってるじゃない」
「あ、ああ、まあそうだよな」
「そうよ。じゃあリビングでまっててね?」

パタパタと音を鳴らしながら消えていく妹。
今日一日の影響なのか、スカートの位置は上がっていて、白色のショーツは恥ずかしげもなく後ろの男に姿を表すのであった。
妹が自分の部屋に消えて行くのを見送った兄は、勃起したアソコをいじりつつ、リビングに向かっていった。

☆ ★ ☆

リビングで兄がソファに腰掛けていると、扉の外から軽い足音が聞こえてきた。

「お兄ちゃん、待たせてごめんねー」
「風香、遅かったじゃないか。まあソファに座れよ」

妹は兄の命令に従い、ソファに深く座り込んだ。
ふとももがぴっちりと合わされ、今まで丸見え状態だったパンティが隠される。兄の目は必然的に彼女の上半身、つまりおっぱいにむかった。
たゆんたゆん、と妹の胸が揺れている。
兄がだらしなく鼻の下を伸ばしていることで、妹は自分の胸が凝視されていることに気づき、恥じらうように自分の胸を両手で抑えた。
むにゅうっ、とすさまじく彼女の胸が形を変える。

「お、お兄ちゃんのえっち……」
「そんないやらしい身体してなにいってんだよ………はぁ」
「どうしたの? お兄ちゃん?」

初めて疲れたような顔をした兄は額に手を当て、ため息を付いた。
しかし股間は勃起したままで、目の前の妹に欲情していることは明白だった。

勃起したペニスを見つめ、兄のイチモツが自分の中で暴れまわる妄想をしながらも、妹は心配そうな顔を装って近寄っていった。
妹が兄の顔を見るために前かがみになると、彼女のふたつの果実はその大きさを増すような形になった。Fカップ以上の胸が兄の顔の前で無造作に跳ねる。。
兄はそれをこそりと見つめつつも、口を開いた。

「風香……いや、お兄ちゃん、もうこの口調やめようよ」

兄の口から出るには似つかわしくない言葉遣い。
普通の人が聞いても全く意味のわからないセリフ。だが、二人の間ではそれだけでいいらしい。
妹は首をふって、かわいらしく否定の態度を表した。

「つ、次のデートでは身体と口調を合わせてしようぜ!って言い出したのはお兄ちゃんじゃない」
「そうだけど……でももうちょっとしたらもどるんだし、家だしいいでしょ」
「お兄ちゃんとこういう口調で話すの結構楽しかったのになぁ……まあそろそろいいか。もどそう」
「うん、じゃあ早速今日のデートの復習するよ」
「おう」

妹は先程までのしおらしいようすはどこへいったやら、ソファの上であぐらをかきはじめた。
内股だったことによって隠れていた白色のパンティは丸見えになり、彼女の秘部である女性器の形がくっきりとわかるほどになるが、彼女はたいして気にしていないようだった。

「今回はなかなか楽しかったな。飯もおごってもらったし」
「本来はわたしの体なんだから、そうパクパク食べないで欲しいなあ。また太っちゃう」
「悪い悪い」

妹が自分の頭をコツン、と叩く。
兄は鼻息をふんとならし、股間の怒張を強めた。

「俺、なかなかお前の演技うまかったろ?」
「そんなわけないでしょ。媚び過ぎ。ていうか、ずっとパンティ見せびらかしてたし」
「そ、そんな事いうなら風香だってエロオヤジみたいだったぞ。か、帰りの途中でしり触ってきたり…………あ、もしかして電車の中でおっぱいもんできたのも風香か?」
「えへへ、ごめんごめん。入れ替わった後の性欲ってほんとに強くなるんだよね。出発する前何回もオナニーしたのにデート中何回も勃起しちゃったし」

悪びれるふうもなく、兄は肉棒をズボンの中でそそりたたせる
妹は顔を朱色に染め、怒っているようだったが、兄を見つめる瞳は紛れもなく恋する乙女のものだった。

「も、もう!あのときはほんとに怖かったんだからな……」
「へえ、あの震えって演技じゃなかったんだ……。仕方ないでしょ。その体えっちすぎるもん」
「も、元はお前の体だろ」
「あはは、そういえばそうだった」

低音の笑い声が部屋に広がる。
それにつられて妹も高いかわいらしい笑い声を出す。

「はは、じゃあそろそろ戻りましょ」
「そうだな。そろそろヤらないと母さんたちが帰ってきちゃうし」
「それに。わたしのアソコも限界みたいだし」
「風香、本当にエロオヤジっぽいぞ……まあ元は俺のモノだけどさ……よいしょ」

席を離れたかと思うと、妹は兄の隣に座った。
女の香りが兄の鼻に伝わる。兄のペニスから汁がでてきてパンツを濡らす。
兄の男根を見て妹は早く性行為にうつりたくなった。

「ズボン脱いだらどうだ?だいぶきつそうだぞ」
「きつそうじゃなくて、きついの……あ、せっかくだからお兄ちゃんが脱がしてよ。……そっちのほうが興奮する」
「え……し、仕方ないなあ」

しぶしぶというふうに妹が兄の膝の上に身体を持たれかけ、彼のズボンに手をかける。
膝におっぱいの感触が伝わり、兄は非常にいい気分になった。そしてある考えも湧いた。

「あ、お兄ちゃん、ちょっとこっち向いて」
「なんだ風香……んむっ!?」

妹が顔を上げたその隙を見計らい、兄は妹の顔に自分の顔を近づけた。
そして妹のかわいらしい桜色の唇を荒々しく奪いとった。

「んー!んー!」

いきなりのことに驚いたようで、妹はふさがれた口の中から悲鳴のような喘ぎ声のような抵抗の声を出した。
しかし、口内に入り込んだ兄の舌が技を繰り出し始めると、その声は次第にか細くなっていき、顔はトロンとふにゃけていく。
妹の小さな口の中が兄の大きな下に蹂躙されていく。されるがままのキスに妹の心は目の前の男に服従していく。自分は女なんだと再認識する。

「ふぁ……んふ……」

キスをされながら妹は兄のズボンを降ろしていく。
チャックを下ろすと兄のペニスは抑えつけられていた枷がはずれたとわかるのか、むくむくと角度を上げた。
兄の手は妹の胸に向かう。妹の豊満なおっぱいを服の上から男の豪腕で激しく揉みしだいた。
妹の敏感な身体には服からの衝撃でも充分だった。女の快感が体をめぐる。

「ふぁ……ひゃふっ……んふぁん……」

舌の荒々しい動きはやめずに、妹の胸をいじる。
包むように優しくもみしだく。妹の胸は許すように適度な弾力で兄の手を迎えいれていた。
妹の体がどんどん熱くなってくる。体中が暴走し始める。

妹が兄のボクサーパンツをおろすと、ペニスがその姿をさらけ出す。
巨大なペニスは血管が浮き出ており、妹を威圧するようにそりかえっていた。
ヌラヌラと先走り汁でテカテカしている肉棒は、目の前にいる妹に照準を向けている。

そろそろいいかなと思った兄は、すばやくブラジャーの下から手を入れ、妹の硬くなっている乳首をぎゅっと摘んだ。

「はぁっんっ!」

妹の髪が宙に舞う。乳首を摘まれた気持よさで反り返ってしまったのだ。
兄と妹の唇の間に唾液でできた糸がきらきらと光った。
妹はソファに倒れこんでしまう。ふかふかのソファが妹の柔らかなほおを包み込んだ。

スカートがまくれ上がり、妹の純白のパンティがあらわになる。
一日中挑発的に見せびらかされていた下着であったが、デート中見るのと前戯である今見るのとでは情欲を燃え上がらせる力が格段に違っていた。

「お兄ちゃんだらしない……ふふ、その下着、かわいいよ」
「んん……風香ぁ……んぅ……」
「さあて、そのリボン付きパンティの下にある股間はどうなってるのかな?」

兄の手が妹の股間に伸びる。
妹は反射的に太ももをこすりあわせた。羞恥心というわけではない。せかしているのだ。
女陰に兄の手が触れる。

「んっ……」
「もうビショビショじゃないの、パンティ濡らしちゃって…………うふっ、ホントこうしてみるとわたしってかわいいよねえ……」
「ぁぁん……」

兄はパンティの中に手を入れ、愛撫し始めた。
妹の女陰の感触が兄の指に伝わり、妹は兄の指の形を女陰から感じ取った。

「んぁっ!」

太い男の指が自分の身体をかき回す。
身体が熱くなっていく。中でマグマが噴火しているようだ。
股間から愛液が溢れ出す。妹は自分の中のある機関がキュンキュンと音をたてていることを感じていた。もう待ち切れない。

「ふ、ふうかぁ……焦らさないでぇ……」
「ふぅ……仕方ないなあ。わたしももう我慢出来ないし」

手が離れていくことに少し寂しさを感じたが、圧倒的な存在感を放つペニスが近づいていることがわかり、妹は少しだけ上半身を起き上がらせた。
妹が上半身を持ち上げると同時に、兄は妹の足に手をかけた。そしてガバリと妹の股を広げた。

「きゃあっ!」

兄の大胆な行動に、妹は甘い驚きの声を上げた。
自分の身体を守るように両手を顔の前に持っていった妹の動作は激しく兄の嗜虐心を刺激した。

「なに驚いてるの。こうして欲しかったんでしょ」
「だ、だってぇこんな姿勢でするのは初めてだしぃ……ま、まだ下着脱いでない……」
「別にいいでしょ、パンティずらしてヤれば」
「そ、そんなぁ、この下着がダメになっちゃうぅぅ……」
「なに言ってるの。もともとわたしのパンティだよ。今お兄ちゃんが身につけてるものは全部わたしのもの」
「そ、そうだけどぉ……お気に入りの……」
「というかその身体だってわたしのものなんだし、お兄ちゃんはわたしに従ってればいいの」
「で、でもでもぉ…………ゃん…………」

白色のパンティが肉棒の先端でずらされる。
妹の秘部が空気に当たる。透明な液体が溢れ出している妹の女陰は、兄の男根を今か今かと待ち受けている。
兄のモノがどんどん迫っていく。
そして膣の入り口に先端がふれた。

「ふ、ふうかぁ……なんだか変な気分がするぅ……」
「いつもこうして入れ替わってるじゃない。今さらなにを言ってるの」
「ち、違うよぉ……この姿勢が初めてだからなのかなぁ……身体が、身体がなんか変なんだよぉぉ……」
「教えてあげる。それはね、感じてる。っていうんだよお兄ちゃん」

兄はそう言うと、自分のペニスを血のつながった妹の膣にねじ込んだ。
愛液とカウパーのぬるぬるに乗ってズブズブと進撃していくペニスに、妹は膣の力を込めて対応しようとしたが、やはりなにかおかしいことに気がついた。

☆ ★ ☆

いつもならこのまま進んでいくはずの性行為に不測の事態が発生した。

「い、いたいよぉ……」

と妹が言ったのだ。
そして、妹のふとももに一滴、色の違う水滴がたれた。紅い雫、すなわち血だ。

この二人は何度も性交渉を行っている。処女膜はもうないはずなのになぜ血が出たのか?
普通の女性ならそう思うし、普通の男性ならそう思うだろう。しかしここにいる兄と妹は普通の男と女ではない。

「ふうかぁ……血がぁ……血が出てるよぉ」
「それがっ!なにっ!」
「だ、だってぇ……ぁぁん…………はああああああんっ!」



ペニスは中程辺りまで進んだ。
兄の煮えたぎったお湯のように熱い肉の棒が、妹を中から刺激する。電撃が妹の中でかけまわる。
妹の膣はぎゅうぎゅうに閉まっていて、兄は男としての満足感で満たされていった。

「ああああああああん!」
「今はっ!ただっ!犯させなさいっ!」
「も、もともと自分の身体だから大切にってさっき…………にゃうんっ!」
「そんなっ!ことっ!どうでもっ!いいでしょっ!」

ペニスがすべて膣に包まれた。ズッポリとおさまった肉棒の先は、妹の子宮にコツンと当たっている。

妹もそれをわかっている。自分の女性自身に兄の男性自身が触れていること、そこを突かれているから今自分の身体が狂いそうな快楽を得ていること、そこに精を出されるとこどもができること、そして入れ替わりの条件は中出しセックスをすること。
兄は一息入れるとペニスを引き返させ始めた。

「わたしこの身体のままでもいいかなって思いっ始めてきてるもんっ!」

野獣の顔をした兄は「妹」を見ていない。「女」を見ている。
足を開く腕の力を強め、女の顔を見つめた。
あの唇を奪い取りたい。できることなら胸に手を伸ばし、服をびりびりに引き裂きたい。兄はそう考えている顔を妹へ向けていた。

妹は応えることが出来なかった。男根の盛り上がった部分、カリがゴリゴリと膣の中を刺激していて、口を開けず身体をくねらせているからだ。
口を開けるようになったのは、引き返す男根の動きが止まったとき、再び中に入れるという動作の間だけだった。

「ふ、風香ぁ……な、なにをいって……」
「男の体ってっ!」

肉棒が女の体に勢い良く挿入された。

「きゃぅんっ!」
「力は強いしっ!」

奥まで行った男根が引き返していき、その摩擦で二人の身体の熱さが高まっていく。

「生理もこないしっ!」
「ひゃふん!あはぁっ!」

再び膣内に逞しい肉棒が挿入れられる。

「いいことづくめっ!戻りたくもないっ!」
「そ、そんなぁ……うぁあぁ……やぁんっ!」

肌と肌がぶつかり合う音。パンパンという乾いた音が部屋に響き渡る。
兄は腰をふっている。妹は自分の膣壁に肉棒を刺激させるために縦に横に動いている。二人ともだらしなく口からよだれを流している。

「じょ、はぁあんっ! じょ、うぅんっ! じょ、冗談だろぉ……あぁっっ……はぁああああん!」
「まあっ!今はっ!そういうことにっ!しといてあげるっ!」
「ゃんっ!あんっ!ふぁんっ!」
「中にっ!だすよっ!受け止めなさいっ!」

股を開くために掴んだ2つの手に最後の力が込められる。
ペニスは子宮をグイグイと圧迫する。フィニッシュをそこに決めたのだろう。
妹は自ら自分の膣を広げた。それは兄の意図を理解したのか、女の本能だったのか。

「だしてぇ!なかにだしてぇっ!」
「女が男に指示をだしてるんじゃない!」
「お願いっ!なかにだしてくださいいいいいいいいいいいいっ!」

一時は広がった膣が今度は精子を搾り取ろうかというようにギュウゥゥッとペニスをしめつけはじめた。
そして、亀頭が子宮にあたったままビクンと大きくはね、マグマのように熱く大量の精子が
妹の子宮に発射された。

「ふぁああああああああああああああああっ!!」
「ふ……射精はやっぱりいいね……」
「あああああああああっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっああああああああああああんっっ!!」

凄まじいまでの快感が妹を襲い。妹は絶頂のあまり意識を失った。
ペニスを外された膣の中からゴボゴボと白い液体がでてくる。今彼女の膣内は血のつながった兄の精子だけで満たされている。
兄はその様子を見て自慢気にニヤッと笑い。自分も大量の精子を発射したショックで意識を失っていった。

☆ ★ ☆

先ほどまでの痴態はどこへいったのか。リビングには静寂が戻っている。ソファの上で重なりあう兄妹の姿は異常以外の何者でもなかったが。
静かな中に、若い女性のうめき声がだされる。

「う、うーん……」

妹は薄目を開け、口を半分開いき、ハァハァと熱い息を吐いた。
身体は未だに熱を持ち続けたままだ。心地のよい余韻が続いている。
だるそうに顔だけを動かすと、その先には兄の姿があった。

先に気づいていたようだ。兄はソファの前に長身を立たせ、妹の顔を心配そうにじいっと見つめていた。
なにかがおかしい。兄は何かに驚いているようで、そして少しだけ、悲しさ反対の感情を抱いているようでもあった。

「も、元に戻ってない……」

兄が小さくつぶやくと、流石に妹もおかしいということに気づいたのか身体をのっそりと起き上がらせた。
まだとろけているような熱っぽい瞳で兄を見つめる。

「どうしたんだよ…………」
「か、体をよく見てみて!」
「え……?あれぇ?元に戻れてないぃ……なんでぇ?」

ソファにもたれかかると、股間の間から精子がどろりとソファに流れ落ちた。
思わず股間をおさえたが、中に出された精子の量は相当なもののようでなかなか収まらない。

「そ、そんなこと知らないよ……って、そういえば今何時?」
「え、えっとぉ……」
「うわ!8時じゃない!もうお母さんたち帰ってきちゃう!」

兄が自分の服をすばやく身につけ始めるのを見て、男は後処理が楽でいいなぁ……とぼんやり考えていると、兄が焦り顔で近づいてきた。
なにやら焦っているようだったが、男の匂いが鼻をくすぐり、更に頭がぼーっとしてしまう。

「とにかくここは私がなんとかするからお兄ちゃんは部屋に行って!」
「え、あ、う、うん……わかったぁ……お願いぃ……」

妹が立ち上がると同時に玄関が開く音がした。ちょうど兄妹の親が帰ってきたのだ。
リビングを出て自分の部屋へ向う。ドアに『風香の部屋』と書かれた部屋だ。

扉を開き、中に入ると、それまでずっと股間に当てていた手を離した。
どろりとたれる精液を見て、やっと自分たちに起きている現象を理解した。

「どういうことなんだろ……今までは中出しすれば入れ替われてたのに……」

ドアにもたれかかっていると、外から兄が両親を出迎える声が聞こえた。

「おか、母さん、父さん、おかえりなさい」
「ただいま。二人だけで大丈夫だった?」
「風香と喧嘩しなかったか?……まあお前たちは仲がいいからしないか」
「お、俺たちが喧嘩するわけないだろ。風香は俺の大事な妹なんだから」
「ふふ、本当にあなたは風香のことが好きね」

その会話を聞いていると、なぜか胸がキュンとしてしまい。妹の胸の鼓動は早まった。

そして熱さで回らない頭の中にふと、先ほどの行為の際にでた血のことが出現した。
まさかさっき失ったのは『俺自身の処女』……?俺の中の『男』が壊れてしまったということじゃないか……?とそんなことが頭に浮かんだ。

部屋の中にデートのショッピングで買った水着があった。

つづく
前日談前編 http://www.tsadult.net/megalith/?mode=read&key=1332467072&log=0
前日談後編 http://www.tsadult.net/megalith/?mode=read&key=1338371561&log=0
二話目『水着の日』 http://www.tsadult.net/megalith/?mode=read&key=1319026318&log=1
三話目『学校の日』 http://www.tsadult.net/megalith/?mode=read&key=1376490188&log=0

なんかただのエロ小説っぽくなっちゃったけど、一応入れ替わり作品ですっ!
こっちに移す際にあらためて推敲してみるとこれはひどい。ということで少し加筆修正をいたしました。
楽しんでお読みくださると光栄です。

コメント&ポイントありがとうございます!
あと、誤字が一部分あるはずなんですが、再び見なおしたときに見つけられませんでした。すいません。
イレカ
0.11630簡易評価
20.無評価きよひこ
パーフェクトだウォルター
29.100きよひこ
まったくだ、ウォルター
32.100きよひこ
最高だな、ウォルター
37.100きよひこ
続編を期待する作品
40.100きよひこ
なんだ神か
41.100きよひこ
なんだいつも通りの神作か。
48.10きよひこ
こんな作品より朱鬼蒼鬼の方が面白い
70.無評価きよひこ
画像が消えてるのが残念
75.100きよひこ
続編下さい
79.無評価きよひこ
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