支援図書館(γ)

清彦敏明の皮モノがたり(前編)

2011/11/12 11:39:48
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俺の悪友の昭島清彦は、高校生ながらすごい技術を持つ発明家。
いつも学校をサボって好きな発明に没頭している。
ある日新しい発明が出来た、との連絡を受けてあいつの部屋の扉を開けると・・・。

部屋の中には見慣れないカプセルと、その中に入っている見知らぬ女の子の姿。
「なーなー見て見てすげーだろ? 今回のおれの発明はっ!?
名付けてスキン合成器。これはどんな人間にも化けられるスキンを作り出して、人に貼り付ける機械なんだっ!!」
女の子はまるで親しい友人と接するように、俺に話しかけてきた。
「お、悪い悪い。この姿じゃ分かんないよな。おれだよおれおれ、清彦だよっ」
女の子は両手で自分を指差しながら、振り込め詐欺師のような口上を述べた。
俺は今の状況がよく分からず、ただ呆然としているだけだ。
状況を整理しよう。俺は清彦に呼ばれてあいつの部屋に来た。
部屋の中にあいつはおらず、替わりに見知らぬ女の子が裸同然の格好で、自分が清彦だと言い張っている。
「うん。言うより見せたほうが早いか」
女の子の指先がタッチパネルを操作すると、突然彼女の身体がシュウウ・・・と湯気をたてながら内側から膨らみだした。
顔も胸も太ももも、まるで腐った果物のように変色し、やがてホラー映画さながら溶けて崩れ落ちていく。
そしてその中からは・・・。

見慣れた悪友、清彦の浅黒い身体が現れた。
続けてカプセルの中に流れるシャワーの水が、溶け残った女の子の皮を洗い流す。
洗浄が終わるとカプセルの一部がスライドし、腰にタオルを巻きながらあいつが出てくる。
「ほーら、これで分かっただろー」
「ああ・・・こいつはすごいな・・・」
俺はようやく事態を把握できた。こいつはものすごい発明だ。
清彦の説明によると、この機械は生体細胞で出来た皮を、望む形に生成し着用者に貼り付ける。
皮は着用者の肉体データを保存しながら、一部が体内に浸透し、設定された外見に従って骨格、筋肉の伸縮、整形を行う。
それにより着用者は外見だけではなく、声や一部の機能を完全に変えることができるのだそうな。
「始めはこいつを使ってハンサムなイケメンになって、モテモテになるつもりだったんだけど途中で気が変わってなー。
一度カワカワイイイイ女の子になれるかどうか、試してたってわけさー」
「え? 女になってどうすんだよ? それじゃあモテモテになれないだろ?」
「馬鹿。モテるためじゃねーよ。よーく考えてみろー敏明。
女の格好だったら、女風呂や女子更衣室に簡単に入り込めるだろー?」
「え・・・?」
「鈍い奴だなー。女の子の姿だったら、堂々と覗きが楽しめるじゃないかー?」
「あ・・・!!」
ようやくこいつの真意が分かった。こいつは天才だ。
確かに女の姿なら、風呂や更衣室の覗きも思いのままだ。
「それに敏明だって、女の衣装を着てみたいって思ったこと、一度くらいはあるだろー? 支援所的に考えて」
うーん、確かに。それも図星だ。
「なら決まりだなー。じゃあ早速皮を定着しようか」
「待った」
「んー? どうした?」
心配事はたくさんある。まずはマシンとスキンの安全性だ。
何せこの機械は、体型そのものを作り変えてしまう代物だ。どのようなリスクが付いてくるか分かったもんじゃない。
皮を定着する際に怪我をしないか? 皮の無害性と居住性はどうか? ちゃんと皮を脱ぐことは出来るのか?
「大丈夫だよー。こいつは安全第一で設計してるからなー。自分で実証済みだぞー。
人体に危険なほどの負荷はかからないようにしてるし、皮は100%天然素材で出来てるから体にも自然にも優しーぞ。
万が一トラブルが起きて脱げなくなっても、皮は24時間で分解されるしなー」
「なるほど、それなら安心そうだな」
「(不可逆っていうのも、支援所的にはアリだと思うけどなー)」
ん? 今なんかすごく物騒な発言が聞こえたような・・・?

「じゃあ始めるぞー。まずはおれが手本を見せてやるからなー」
そう言って、清彦は腰に巻いたタオルを投げ捨て、再びカプセルの中へ。
指先でタッチパネルを操作すると、僅かに振動しながら機械が動き始めた。
ウィィィィ・・・という機械音と共に、カプセルの床からピンク色の液体が噴き出し、
内壁を覆いつくしながらそれは個体へと変わり、長い反物のような形状に変化。
そして幾つかに分割されて清彦の五体へと巻きついていく。
まるで獲物を締め付ける蛇のように、皮はあいつの全身を瞬く間に覆いつくした。
皮に締め付けられた身体のラインが、丸みを帯びたほっそりとした体型へと作り変えられ、背丈が小さく縮んでいく。
そして次に、つるりとした皮の表面の一部が持ち上がり、新しい容姿が清彦の上に作りこまれていった。
皺一つない、のっぺらぼうのような顔面が盛り上がり、鼻と唇、そして瞼が出来上がる。
その間隔は絶妙なバランスで配置され、まさしく美少女といってもいい顔立ちだ。
頭からは癖のない、上品な艶のある金髪が背中の辺りまで伸びる。
もちろん首から下も、劇的な変化が起きていた。
胸が小さく膨らみ、腰と太ももが緩いカーブを描く。
脚の間からぶら下がっているはずの、男の証は跡形もなく消失し、
僅かに盛り上がったそこには、控えめな一本すじだけがあった。
やや幼さを残した女の子の体型だ。胸の下から僅かに肋骨が浮き出ているのが見える。
「へへーー。どうよ敏明ーー。おれ、かわいくなっただろーー?」
とびきりの美少女が、カプセルの中で嬉しそうにはしゃいでいた。

カプセルから出た清彦転じて美少女(『微』少女のほうがいいか?)は、生まれたままの姿で俺の目の前にやって来た。
恥らう素振りを見せることもなく、彼――と言うか『彼女』――はこちらに胸を張って見せる。

「よーく出来てるだろー? 試しに触ってみるかー?」
「あ、ああ・・・」
清彦に促され、俺は恐る恐る彼女の顔を指先でつついてみた。
うわ、すげー柔らかい。例えるなら餅よりも柔らかい。
だがそれでいて弾力でプニプニしてる。自分の肌とはだいぶ違うなぁ。
「そう遠慮すんなって。もっと触ってくれてもいいんだぜー」
突然清彦は俺の手を掴み、自分の胸の膨らみに押し付けた。
「わわっ!!」
俺の顔の温度は急上昇。偽物とは言え女の子の形をしているんだから当然だ・・・と思う。
「えへへっ、どうだー敏明? おれのおっぱい柔らかいだろー?」
「あっ!? ああ・・・」
偽物ながらも、自分が始めて触れた女の子の膨らみは、想像していた通りの心地良い感触を掌に伝えていた。
産毛一つない肌の表面はすべすべで、膨らみの頂点には濃い桃色をした先端部があるのが見える。
「両手で揉んでみてもいいぞー」
目の前の裸に興奮していた俺は、その誘いに抗えなかった。
しかしどのような力加減でやればいいのか分からず、恐る恐る膨らみを弄り始める。
「あはっ・・・ちょww!! くすぐったいぞーー!! 敏明のへたくそーー」
うっせぇよ。初めてなんだから仕方ないだろう?
「もう少し、力入れてくれていいぜ・・・」
「こ、こうか?」
「あぁんっ!!」
いきなり悩ましい声を出すなっ!! びっくりするじゃないかっ!!
だが大体のコツは掴めた。この調子できよひ・・・微少女の膨らみをマッサージし続ける。
もちろん指先で桃色の先端部もやさしく愛撫してやろう。
「あうぅん!! んぅんっ・・・!! 中々上手く・・・なったじゃないかー?」
少女はさらに裸身を密着させた。近づけた膝先が俺の大事な部分に触れる。
その途端、彼女の顔色が変わった。
「!! ・・・敏明・・・ひょっとしておまえ・・・」
あーあー。もちろん勃ってますよこんちくしょう!!
仕方ねーだろーがー!!
こちとら思春期真っ盛りの16歳の男の子。何を見ても性欲に直結するお年頃だ。
たとえ偽物で未発達だったとしても、女の裸をじかに見たらそーなっちまうよ!!
あーもう笑いたけりゃ笑えよ!! 敏明はちっちゃな女の子に欲情するロリコン野郎だってな!!
ついでにクラスの奴らにでも言いふらすかっ!?
「お、落ち着けよーー。何をそんなに怒ってるんだよーー? おれは別に敏明のことを馬鹿にしたわけじゃないぞーー。」
「はぁはぁ・・・。え、そうだったのか?」
「当然だろー? 女の裸を見てこうなるのは?」
「ああ、すまんすまん。つい取り乱しちまった」
とりあえず気を落ち着かせ、彼女と少し距離を置こう。
ものすごく顔面が、熱い。怒ったせいなのか欲情したせいなのか・・・? 多分後者だ。
この後も清彦は俺の股間をチラチラと見ながら、
「なー敏明。まだそこ落ち着かないかー?」
などと聞いてくるが、裸の女が目の前にいるというのに、股間のマグナムが落ち着くわけがない。
「おっきくしたままだと、生体圧縮が上手くいかないんだよー」
「そんなこと言われてもなぁ・・・」
うーん、と唸りながら、少女は目をつぶって思考タイムに突入。
「どうしたらいいかなぁーー? あー、そうだ!!」
何か良いアイデアが浮かんだのか、少女はポン、と手を叩き顔を輝かせる。
「なーなー敏明。今からおれと や ら な い か ?」
俺はズルン!! と椅子から滑り落ちた。

ひっくりこけた俺の傍らに、裸の女の子が屈み込んで来る。
「引っ込まないなら、一度抜いてやったほうが早いよなー?」
「や、やるって・・・。何をだよ・・・?」
「えっちに決まってるじゃんかーー。交尾とかセクロスとか、いろいろ言い方はあるけどなー」
ズボンのファスナーが下ろされ、中に侵入した指先が膨張したジュニアを取り出す。
「うわ!! でかいぞー!!」
「ちょww!! ちょっと待てよ・・・!!」
俺達は男同士だぞ・・・といいかけた俺の唇を、少女は人差し指で制した。
「敏明の言いたいことなら分かってるぞー。男同士でえっちなんてイヤだ、って言いたいんだろ?」
うう・・・。まあ・・・そんなところだ・・・。
「だったら逆に聞くけどさー。敏明は男相手にこんなにおっきくしてるわけかー?」
う・・・。痛いとこを突いてくる。ぶんぶんと首を振って否定する。
「ってことはさー。敏明は今のおれを『女の子』として認識しているわけだ」
うう・・・それは否定できない。でも・・・なんか・・・。
「だったら問題ないじゃん。やろうぜーー」
彼女の細い両手の指が、大きく勃った俺のジュニアの裏スジを包み込む。
「うっ!! ううーー!!」
さすがに中身は男だけあって、男のモノの扱いは上手い。
「おれも皮の性能確かめてみたいし、勿論皆には内緒にするぞーー。
って言うか他人に悪用されると困るから、このマシンのことは誰にも話すなよー」
「あう・・・待って・・・!!」
少女の巧みな手わざで、俺のジュニアは爆発寸前にまで固まっていく・・・。
「おーおー敏明のちんちん、パンパンになってきたなー」
爆発寸前の絶妙のタイミングで、清彦はジュニアをしごく手先を緩めた。
俺の傍らに寝そべり、俺の手を取り、茂みのない自分の局部へと誘う。
「今度はそっちの番だぞー。おれのここ、ちゃんと濡らしてくれよなー」
一見閉ざされているように見える割れ目を、指先が押し広げる。
その中からは、綺麗なピンク色をした肉穴が姿を現した。
以前ネットのアダルトサイトで見た奴と、全くおんなじ形だ。
「どーだー敏明? おれのここ、よく出来てるかー?
まだ実物を見たことがないから、ネットの画像を参考にしたんだけどなー」
どーだー? と聞かれても、俺自身女の子のここを見たり触ったりしたことはないわけで、すごく返事に困る。
だから答える代わりに、俺は肉穴から突き出た小さな蕾を、指先で優しくつまんでやった。

「ひゃふぅぅ・・・!!」
すると甲高い悲鳴をあげながら、清彦の体が強張った。
俺のジュニア撫でていた手が止まり、心なしか彼女の体は小刻みにブルブルと震えているようだ。
今度はピンク色の花びらの淵を、空いた方の手の指の腹でなぞってやる。
「ふぅあ!! あぅくっ・・・!!」
激しく仰け反りながら少女は悶えた。
触っているうちに彼女のそこはだんだんと熱くなっていき、溢れ出た液体が二人を濡らしていく。
「あふぅんっ!! 敏明・・・指・・・中に入れてみて・・・」
「お、おう・・・」
彼女の望むがままに、指先を中へと潜り込ませる。
「んっ・・・!! んんーー!!」
これが女の子の中なのか・・・。柔らかくて温かくてヌルヌルしてて・・・すっげぇ興奮する・・・。
少女の手は既に俺のジュニアから離れていたが、もう気には留めてはいなかった。
手を出さなくても、ここはもうギンギンに膨れ上がってたんだから。
「はぁ・・・はぁ・・・」
中を弄る度に、女の子の熱くなった吐息が俺の顔にかかった。
爪を立てないように注意しながら、肉穴のさらに奥へと指先を侵入させていくと、
「あっ!! あっあーー!! ま、待って・・・!!」
慌てた様子で、俺の手を両手で引き離した。
「わ、悪い!! 痛かったか?」
「ち、違うよー」
女の子は、はーはーと息を荒げ、顔色はまっ赤っ赤になっていた。
「ちょっとイきそうになっただけだぞーー。敏明が上手すぎたからなー。
こいつめー。いつの間にこんなこと練習してたんだよー?」
い、いや・・・。練習と言ったって、俺はまだ現役童貞真っ盛りなんだが・・・。
今から捨てることになるんだろうけどな。

少女の肌はいつの間にか汗でびっしょりになっていた。
光を受けてテラテラと光る肌・・・。ううむ、何だかすごくいやらしいぞ。
荒れた息を整えながら、裸の彼女は俺の体を膝立ちで跨ぐ姿勢をとる。
「さーてっ、覚悟はいいなー敏明? おまえのちんちん中に入れちゃうぞーー。
っと、その前に・・・」
引き出しの中をゴソゴソとあさり、取り出したのは避妊用のゴム製品。
「お出かけ前だから、中出しだけは勘弁してくれよなーー」
申し訳なさそうに少女は俺にゴム装着。彼女いわく自力で開発した薄さ0.01ミリの特製品らしい。
そして濡れた花びらを指で広げながら腰を落とし、俺のジュニアの先っちょに押し付ける。
「はぁはぁ・・・。い、いくぞーー」
そして恐る恐る腰を沈み込ませていく。
ズブブ・・・と濡れた音と共に、少女の穴は俺のジュニアを飲み込んでいった。
「ふぅあっ・・・!! んぅぅ・・・!!」
巨大な異物が奥へ進むたびに、少女は苦痛とも悦びともつかない嗚咽を漏らす。
やがて柔らかい壁に阻まれて、ジュニアの進撃はストップした。
「うくっ・・・!! 敏明のちんちん奥に・・・あたったよ・・・。
どーだ敏明? おれのあそこの内側・・・気持ちいーか?」
う、うおお・・・気持ちよすぎて言葉が出ない・・・。
柔らかいがコシのあるゼリーかプリンのような肉の壁に、ジュニアが優しく包み込まれる感覚。
コンドーム越しなのが残念だが、それでもすごい快感を感じる。
しかし、この感じはどこか覚えがある。
そうだ思い出した。これはあいつが作った片栗粉Xの感覚だ。
以前あいつは全自動片栗粉X製造器を発明して、作ったモノをクラスの男子にばら撒いたことがあった。
あれには俺も散々お世話になった。どうやら彼女のアソコは、あれの内部と同じカタチらしい。
しかし、全身で感じる女の子の体の脈動、温もり、吐息、そして匂い。
それらはオモチャなどとは比べ物にならない程に、俺を興奮させていた。
「はぁっ・・・!! あっ!! ひンッ・・・!!」
俺の身体に乗っかったまま、女の子は激しく身体を上下に揺らし始めた。
ズニュ・・・クチャ・・・ヌプッ・・・
彼女が動くたびに、合体した部分がいやらしい音をたてながら、激しい往復運動を繰り返す。
「あっ!! あっ!! あっ!! お腹の中・・・気持ちいいよぉーー!!」
恍惚とした顔で少女が喘ぐ。もちろん俺も同じような顔をしているだろう。
女の子の肉穴が、うねるようにジュニアを締め上げていく。
マジですっげぇ気持ちイイ。これがセックスと言うやつなんだな・・・。
本番のすごさはフィクションの中で聞いてはいたが、想像以上にすごいもんだ。
だがより激しい刺激を求め、無意識のうちに俺の体は動き出していた。
「ちょww、敏明・・・ッ!! 激しす・・・ぎッ!! あ!! はぁ・・・!!」
悶える少女の声も耳には届かず、俺は獣のように彼女を貪る。
みなぎる快感はやがて頂点へと達し、そして・・・
「うう・・・!! もう駄目だぁ!!」
俺はついに限界を迎え、途方もない放出感と共にイッてしまっていた。
「はぁぐっ!! うぁっ・・・!!」
俺と同時にどうやらキヨヒ子もイッていたらしい。
甲高い鳴き声と共に跨った姿勢のままで、彼女の体はガクガクと痙攣し始めた。
呆然とした表情で天を仰ぎながら、はーはーと荒い呼吸を繰り返す。
「ぅ・・・すっごい・・・気持ち良かったーー」
初めてだったからどうなるか気がかりだったが、気に入って貰えたようで何よりだ。
「よしよし、敏明のちんちんも中で小さくなったな。計画通り」
ゆっくりと身体を起こし、キヨヒ子は自分の中からジュニアを抜き取る。
はち切れんばかりに膨張していたそれは、今は見る影もなくゴム製品の中で縮こまっていた。
大量に放出された白濁が、ゴムを僅かに膨らましているのが見える。
「おーたくさん出たなー。おれの中、気に入ってくれたかー?」
「あ、ああ。喜んでいいかは分からんが、すごかったぜ」
「そっかそっか。それはなによりだなー。じゃあ次は敏明に女の子になってもらおっかー」

「さーさー、入った入ったー」
ウェットティッシュでジュニアを綺麗にすると、キヨヒ子は俺の手を引いてカプセルの中に押し込んだ。
スライドドアを閉めると、部屋の隅においてあった大きなポリバケツから、大量の生ゴミを機械のタンクに放り込む。
「これが皮の原料なんだー。あ、素材は一度分子レベルまで分解されるから汚くないし、臭いも出ないぞー」
な、なんと!! つまり俺は今し方、女の子のカタチをしたゴミの塊とエッチしていたのか・・・orz
「おーい、うずくまってちゃ定着できないぞー。ちゃんと立ってくれよなー」
わかったよちくしょう!! もうどうにでもなれだ。
「外見設定はおれの好みで決めるけど、こんなので良いかー?」
目の前のガラスの壁にウィンドウが開く、そこに映っているのは黒髪ロン毛、均整のとれた体型を持つ和風美少女の姿。
お、これはカワイイな。どこを見ても文句が出てこない。
「よし、決まりだな。じゃあ定着開始だー」
ウィィィ・・・という機械音と共に機械が動き始めた。
床に空いた小さな穴から、肌色の液体のようなものが噴き出し、カプセルの内壁をグルグルと覆いつくした。
回転しながらそれは固体状になり、ぶ厚いシートのような形状へ変化。
そして次の瞬間、一気に壁から剥離して俺の体を包み込もうとした。
俺は反射的に手で払おうとするが、皮はそのまま腕に巻きつき、やがて全身を覆いつくした。
もちろん頭も例外じゃあない。み、見えない・・・。
直後ものすごい圧迫感を感じた。皮はぎゅうぎゅうと俺の体を締めつけているようだ。
特に腰、そして下腹にかかる力は尋常じゃなかった。
しかし、不思議と苦痛は感じられなかった。いやむしろ心地よさすら感じられる。
しばらくすると圧迫感が収まり、唐突に視界が開けた。
自分の身体を見下ろすと、巻きついた皮の表面がウネウネと波打ちながら、新しい姿が作りこまれていくのが見える。
ほっそりした両腕はしみ一つない、絹のような滑らかな肌を持ち、
胴体には果実のような二つの膨らみが、鎖骨の下に出来上がる。
一番違和感があるのは股の間だ。さっきまでぶら下がっていたジュニアの姿は既になく、
そこには僅かに茂った体毛しか見ることが出来ない。
下腹の奥では未だにモゾモゾと何かが動いている感覚があり、俺が持たない新たな部分を作り込まれているようだ。
ファサ・・・。両肩になにか柔らかいものが当たった。髪の毛だった。
漆のように艶のある美しい髪が、腰の辺りまで伸びていた。
やがて身体で感じていた違和感は収まり、定着は終わったようだ。
「よーし、出来たぞー。さーさー敏明、これがおまえの新しい姿だー」
キヨヒ子が、部屋の隅からガラガラと大きな鏡を引っ張って来て俺に向ける。
「うわ、すごいな・・・」
分かりきっていたことの筈だが、鏡を見て俺は驚いた。
まるで人形のように目鼻の整った顔立ち。腰まで伸びた美しい黒髪。バランスの取れた曲線をもつボディライン。
そこにいるのは先程見せられた画像と変わらない、とびきりの和風美少女。
鏡の中の彼女はきょとんとした顔つきで、俺の顔をまじまじと見つめている。
「へへへー。どーよどーよ? とびきりのカワイコちゃんになった感想は?」
うん、何というか・・・言葉にならねーや。とても生ゴミから出来たとは思えない。
でもなんだかすっごくワクワクして、ムラムラしてくるよ。

「どうやら気に入ってくれたようだなー。可愛くなった敏明の体、俺にもよく見せてくれよなー」
キヨヒ子は興味しんしんな様子で、カプセルから出た俺の姿を眺めまわした。
まるでスケベオヤジのような按配で、こっちの身体を触ったりつついたり、
お、おい!! 変なとこ触るなよ!! くすぐったいだろ!!
「べっつにいいじゃんー? 今は女の子同士だしー」
いたずらっ子のように意地の悪い笑顔で、ムニュッと胸の膨らみを触る。
「ああん!! こらっ!!」
「うんうん。設定どうりに出来たなー。敏明のおっぱい柔らかいぞー。もみもみー」
ううっ!! 何だこれ気持ちいい・・・。おっぱい触られるのってこんなに気持ちいいのかっ!?
何だか体の中から、熱い物が湧き上がってくる感じがする・・・。
「おっと、お遊びはひとまず中断するぞー。あれこれやっているうちに随分時間たったからなー」
ああん、せっかくいいところだったのに。キヨヒ子は意地悪だな。
「第一優先事項は銭湯の覗きだからなー。ほぅらさっさと着替えようぜー」
そういって彼女は通販サイトのダンボール箱をゴソゴソ。
取り出したものは数種類もの衣服や下着の数々。当然女物だ。
その中から一つをつまみ上げる。所々がレースで飾られた真っ白なショーツ。
思わず顔が紅潮して熱くなる。ついでに下腹のあたりがムズムズしていることに気がついた。
おっぱい触られたときに身体の中で感じたのとは違う、慣れきった感覚だ。
うん? これはひょっとして・・・?
「もちろん男の子の部分の感覚だぞー。おしっこのために少しだけ機能させてるんだ。
男の子の時の感覚を少しでも残しとかないと、覗きをしても楽しめないだろうからなー」
なるほど。姿は女の子でも、自分の本質である男の部分は少しだけ残してあるのか。
「安心しろー。興奮しても誰かさんのように、途中で勃ったりはしないからなー」
うるさいよバーロー。大きなお世話だ。
それにしても女物の下着は小さいなぁ。女の子達は普段こんなの穿いているのか。
「敏明ー。忘れずにこれもつけるんだぞー」
キヨヒ子がこっちに何かを投げてよこす。それはショーツと同じ刺繍がなされた白いブラジャーだ。
うーん。これどうやってつけたらいいんだろう?

あれやこれやと十分ほど悪戦苦闘した後、俺はようやくブラジャーをつけることが出来た。
男がつけるもんじゃないから、ちゃんと出来てるかは不安なんだが。
「遅いぞ敏明、早くこれ着ろよなー」
キヨヒ子は既に着替えを終わらせていた。それは健康そうなパンツルック姿。
かわいい仕草で手に持った衣服をこちらに差し出す。
「ちぇ、ブラジャーの要らない奴はいいよな。少し待ってくれ」
衣服を受け取り、手元で広げてみる。それはスカートだった。
赤黒のチェックが入った、シックな感じのプリーツスカートだ。
ううむ、ショーツやブラを付けた時と同様、何だか妙に緊張する。
つい二時間前までは、こんなことをしているとは夢にも思わなかったのに。
まあいい、さっさと着てしまおう。楽園はすぐ先にあるのだから。(後編に続く)
図書館では二ヶ月以上のご無沙汰です。皮モノ激ラブかわらばです。
今回は原点に立ち返っての皮モノTS話をやらせていただいております。
前作「ハードエイジ・ビジネス」を書いた後賢者タイムに入ってしまい、
なかなか書くネタが浮かんでこなかったのですが、
掲示板に張られていた一枚目の画像でティン!! ときて書き始めました。
かわらば
0.4650簡易評価
5.100ゴールドアーム
安心のかわらばクオリティ。楽しませてもらってます。
7.100きよひこ
お待ちしておりました!皮描写がやっぱりいいなぁ
後編の方も期待してお待ちしております!
17.100GAT・すとらいく・黒
やっぱりあなたでしたかwww お疲れ様です。
スレ絵がフェチいボディスーツも着てる娘だったんで、そういうコスチューム着るシチュとかも期待してましたけど、こういうのもイイですね。

続きも期待しております。
20.無評価かわらば
皆様ありがとうございます。
皮モノ好きの性か、いつも皮の構造とか変化過程とか、
中身がどのようになっているかなどを気にしながら書いております。
とは言っても大体同じような描写になってしまいますがw
外部的な「皮」によるTSは完全な女体化とは違うところがありますが、
自分は皮のもつ「まがいもの」「つくりもの」としての要素がたまらなく好きでありまして、
「皮を着て、ベッドの上でも完璧に女の子になりすます」場面と、
「先程まで精巧な女の姿に模っていた皮が一転して役目を終え、脱ぎ捨てられクシャクシャになったり、無残にも破り捨てられたり、ドロドロに溶けたり蒸発する」
場面の対比なんかもすごく燃えますねぇ。
45.30Akash
Damn, I wish I could think of smoethnig smart like that!