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TS法のある世界

2012/08/25 16:09:55
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※画像はイメージです※

無題 Name きよひこ 12/07/26(木)20:50 ID:o6oH8xKk No.30075 (7 pts.) [GJ] [Boo]

「やった今日も勝ちぃ!」
「ひぃ」
「ふふ…力が張ってくるわ!」

ググッと目の前の双葉ちゃんの目線が高くなる、
また身長に差がついてしまった。
双葉ちゃんより高かった身長は今や逆転して見下ろされ、
僕の胸は今や双葉ちゃんよりも大きい。

「大分私のオッパイそっちに行ったわね」
「うう…双葉ちゃんもうやめようよ」

「嫌よ、私の方が清彦より男に相応しいんだから
早くその股にぶら下げてるものもこっちによこしなさいよ」

双葉ちゃんは巨乳だ。
いや巨乳だった。
双葉ちゃんは、元々男に産まれたかったらしく
日々女らしくなる自分の体に嫌悪していた。
だから男に生まれた僕を妬み、
男らしさを賭け無理矢理させられて勝負させられていた。

無題 Name きよひこ 12/07/26(木)21:52 ID:oNM5.Jew No.30078 [GJ] [Boo]

性差による差別抑止および恋愛機会均等のための性別交換法ーー
通称『TS法』が可決され、今年から施行となった。

希望者には性別交換の機会が与えられ、同年齢の指名した相手と
どちらがその性別にふさわしいかを競うことになる。

それにより肉体の性的特徴が両者の間を移動し、完全に入れ替わったとき
性別は固定され二度と変えることはできない。

なお、一年経過した場合も多勢をしめるほうの性別に変化・固定される。

指名された相手が指名を拒否することは不可能ではないが
その場合はTS法違反により罰則が与えられる。

年齢にかかわらず多額の罰金と相手への指名拒否料を払わねばならず
また拒否は前科となるため拒否を選択するケースは少ない。

こんな法案が可決されたとき、双葉ちゃんが僕を指名するだろうことは
容易に予想でき……その予想は外れることはなかった……

無題 Name きよひこ 12/07/28(土)22:08 ID:7q7jLH8g No.30145 [GJ] [Boo]

何故ならそれは、僕がこのクラスで一番巨根だからだ。

僕がプールの授業の時に彼女の巨乳を覗き見していたら、
偶然にも視線が合って彼女が僕の股間のモノを見るなりニヤリとわらったのだ。

馬鹿にする様な視線では決してない。
あれはまさしく補食者が獲物を見つけた時に見せる笑みだったのだった。

自称、草食系男子である僕が言うのだから間違いない。

無題 Name きよひこ 12/07/28(土)22:40 ID:7q7jLH8g No.30146 [GJ] [Boo]

元々、華奢な身体の僕はただでさえ女顔で馬鹿にされて苦労しているのに……。

嗚呼、唯一僕が他人に誇れる巨根までもが毎回、
押しつけられてくるオッパイの代わりに向こう側に吸い取られていくのだ。

また、押しつけられてくるのは胸だけではない。

最初はロングだった彼女の髪も僕に押しつけてきてからだんだんショートへ、
代わりに僕の髪がだんだんのびてきているのだ。

身体の筋力も少しずつ落ちていき、プ二プ二と柔っこく換わっていったのだった。

無題 Name きよひこ 12/07/28(土)23:12 ID:4l8.21CQ No.30147 [GJ] [Boo]

「だいたいアンタは贅沢なのよ? いいじゃない女顔。
だって、これから清彦は女として生きていくわけだし?」

「まだ決まってないよ!?」

「どうかなー? あきらめたほうがよくない? たぶんもう
比率でいえば清彦のほうが女成分多いよ?」

「……まだだ……まだ僕には男の象徴が……」

「そういえば私のクリちゃん、なんか大きくなってきたんだ。
清彦の股、なんか変化ない?」

……やっぱり気のせいじゃないのかも……?
僕の自慢の巨根が……なんか普通っぽく見えてきたのは……!

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)01:28 ID:14uFcpvs No.30148 [GJ] [Boo]

それだけじゃなかった。
普通サイズまで縮んだマイサンの下には、
うっすらと傷の様な縦スジまで現れ始めているではないか。

これは、そろそろマズイところまで追いつめられてる?

「へぇ……もうこんなところまで交換が始まっているみたいね。
この勢いなら明日には清彦の残りの全てを交換し終わっちゃうかもね?」

「わっ、悪い冗談はやめてよぉー!!」
「悲しいけれど、これって現実なのよねぇ。(ニヤニヤ」

僕の苦悩など気にも止めずに、悪びれた様子もなくこの状況を楽しんでいる彼女。

この今着ている女子制服だってそうだ。
もう、今の僕の体型だとふさわしくないからと、
今まで着ていた男子制服は彼女に脱がされて代わりに、
彼女の制服のスペアを着せさせられたのだ。

今もこう……足元がスースーして落ち着かないのだった。

「それじゃ、お先に帰るわ。また明日ね清彦。
首を洗って、もとい私のモノになる息子を洗って待ってなさい!アハハハハッ!!」

とても女の子がはっするべきでは無い言葉を捨てゼリフに豪快に去っていく彼女を、
僕は呆然とただ見送るのであった。

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)01:40 ID:1D9x34uw No.30149 [GJ] [Boo]

帰宅後……風呂にはいった清彦は再び股間のスジを確認していた……

「これ……これが双葉ちゃんの……?」

いけないとは思いつつも新しくできた自分の器官をつい確かめてしまう……
ん……いや、まだ子宮とかそういうのはまだみたい……

そうだよ、まだ僕には玉が……あれ?
確かに玉はある……でも袋ってこんなに小さかったっけ?
それに玉もなんだか上のほうに動いているような……?

ヤバイ……ヤバイよ!?

怖くなりトイレにも入らず布団の入った僕は……
だから気づいていなかった。
そのころには僕のペニスの先端にあるはずの穴がなくなっていたことに……
だからもう……男としての役割は果たせなくなっていたことに……

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)02:54 ID:14uFcpvs No.30150 [GJ] [Boo]

「えっ!?うわっ!あわわわわわっ!!」

翌朝、尿意をおぼえていつものように立ちションをしようとしたら、
とんでもなく悲惨な目にあった。

握って構えたマイサンからはいつまで待っても尿は出てこず。
代わりに信じられない場所からジョボジョボと漏れだしたのだった。

昨夜は怖くなって気がつかなかったが、
なんと恐ろしいことに尿道口が大移動を果たしていたのである。

もうこれは本格的にヤバイ。

昨日、双葉が言ってたみたいに今日、僕の男の全てが彼女に奪われてしまうかもしれない。

きっとあの双葉のことだ。
今ごろ、いや、昨晩にでも男の立ちションを満喫していたに違いないと想像できる。

「それに比べて僕は、ハァ……学校行きたくない。
でも、行かなきゃ!僕の巨根(誇り)を取り戻さなきゃいけないんだっ!!」

まさしく今、僕が置かれている状況は崖っぷちだ。
ふんばって、取り戻して行かないと即ゲームセットだろう。

パチン!と自分の頬に渇を入れて、
重い足取りを引きずりながら双葉の待つ学校へと清彦は向かうのであった。

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)07:52 ID:14uFcpvs No.30151 [GJ] [Boo]

TS法による男女の性別を賭けた勝負とはいったいどんな勝負なのか?

答えはカンタン。SEXだ。
勝負は先にイッた方が負けというルールでどんな手段を用いてもよい。

ただし、大人の玩具(どうぐ)の使用は禁じられている。
勝負に使っていいのは己の身体と技術(テクニック)のみである。
この勝負の為の避妊薬も開発されており、なので中出しをしてしまっても問題ないのである。

このルールだと一見、男性より感じやすい女性側が不利に見えるが、
相手の指名権は常に女性側にあり、
勝てそうな相手を女性が選ぶことによりこの問題は解決したのだった。

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)09:34 ID:p85dLz6w No.30157 [GJ] [Boo]

「決着をつけましょう清彦……いや、決着をつけるぞ清美」
「双葉ちゃん、その声……はっ!? 僕の声も……」

双葉ちゃんの声は明らかに男の声になっており、
同じように僕の声も女の声になっていた……

「……でも……でも清美って呼ばないでよ双葉ちゃん、僕はまだ……」
「……俺は葉一さ……まただって? これをみてもそう言えるのか?」

そう言うと双葉ちゃん……(まだ葉一君だなんて呼ばないよ!)は
おもむろにズボンを……(ズボン!?)脱ぎ始めた。

「ちょ……こんなところで!?」

「勝負決着まではまわりへ経過を認識させることもあって
猥褻物陳列罪とかのたぐいは適応されないだろ……ほれ?」

そう言ってズボンとパンツを下ろした双葉ちゃんの下半身にあったのは
巨大化なクリトリス……ではなく、尿道口の開いた立派なペニスだった……

その根元も盛り上がり始めており、卵巣も移動してきてるようだ。
まだスジはあるみたいだけど、おそらく僕のより浅いんだろうな……

「わかったろ? じゃ覚悟はいいな……清美?」

……男と女をかけた最後の勝負が始まろとしていた……

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)11:21 ID:14uFcpvs No.30161 [GJ] [Boo]

「ええいっ!こうなりゃもうヤケだ。犯ってやるっ!!」
「その言葉、そっくりそのままオマエに返してやんよ清彦!!」

服を脱ぎ始めた双葉ちゃんに続いて僕も服を脱ぎ始める。

場所は学校の保険室のベットの上。
特例として学校側の使用許可がおりているので邪魔者はいないが、
その代わりに記録用のカメラがまわっている。

双葉ちゃんが僕からぶん奪っていったのは男子制服だけでなく下着もだった。
僕から奪ったボクサーパンツ一枚だけを身につけていて、
ブラジャーはもうしていなかった。
というよりも、もう必要としない位ムネが貧乳になっていたのだった。

その分、僕の方に双葉ちゃんのオッパイ分が移動してきており、
双葉ちゃんほどではないが、
もう十分なくらい立派なオッパイが僕の胸に鎮座していたのであった。

ココに来るまでの道中は大変だった。

制服は奪われてしかたがなかったとして、
下着だけは男の意地でボクサーパンツ一枚だけであったからだ。
道中、ノーブラな影響でタプタプと揺れる胸が、
ブラウスに擦れる度に出る変な声を抑えるのには苦労をした。

無題 Name 匿名W 12/07/29(日)20:40 ID:dcZztfWo No.30188 [GJ] [Boo]

「もうオマエ、女にしか見えないぜ清美っ!」
「うわぁあああん。だから、清美って呼ばないでよぉー!!」

僕たちは下着を脱ぎ去りお互い裸になった。

双葉ちゃんに言われなくったって自分の身体のことは僕が一番よく分かってらぁい。
あれっ?僕ってこんなに涙もろかったっけ?目尻が熱くなってきちゃったよ。

「ゴメンゴメン。
でも、私のオッパイよく似合っているじゃん清彦くん。アハハッ」

「うぅ……絶対に勝って挽回してやる。グスッ……」

もうほとんど僕たちの性別は入れ換わってきていた。
もう僕は、少しクリトリスの大きめの普通の女の子に、
そして双葉ちゃんは、もうハト胸ぎみの普通の男の娘にしか見えなくなっていたのであった。

無題 Name きよひこ 12/07/29(日)21:10 ID:1D9x34uw No.30189 [GJ] [Boo]

後になって冷静に考えてみるとこの勝負……
勝負した時点で結果が見えているというものだったけど
このとき冷静でなかった僕にはわからなかった……

ぺちょ……べちょ……

「あこの味で俺の味だわ……でも、これからは清美の味かあ」

そう僕の割れ目を舐めながら感慨深くつぶやく葉……いや双葉ちゃん。

「くっ……そんなことやっても気持ちよくなんか……!」
「ハハッ! そう言ってもカラダは正直だよな? 濡れてきてるぜ?」
「ウ……ウソ!?」

……現実は非情である。
元の持ち主ゆえに的確に攻めることのできた双葉ちゃん。
それにたいし混乱している僕は……僕自身の割れ目が深く深くなっていき
逆に双葉ちゃんの割れ目がすでにふさがっていることに気づかなかった……

そして……

「さ……いくぞ清美!」

次の瞬間―――僕の処女は永遠に失われた……

無題 Name 匿名W 12/07/29(日)21:57 ID:dcZztfWo No.30190 [GJ] [Boo]

「ひぎぃーい、痛いよぉ…ヤメテよ双葉ちゃん!!」
「へへん。もう俺の名前は葉一だい。
それにしても、この日の為に俺の処女を大事に取っておいてよかったぜ!」

本来、葉い……双葉ちゃんが経験するはずの痛みを僕が体験する羽目になってしまった。
股が引き裂かれる様な激痛にたまらず涙が流れた。

痛いだけで何にも感じない悲惨な現状。
だがこれは、僕にとってはチャンスだ。
ここで冷静になり頑張りさえすれば望みはまだあるたろう。

だがその時の僕は、自分の考えの浅はかさにまだ気がついていなかったのであった……。

無題 Name きよひこ 12/07/30(月)13:22 ID:TwthRt2o No.30217 [GJ] [Boo]

よくよく考えればあのペニスは僕のものだったんだ……なら!

「えっ?」

痛みに耐えながらも僕は双葉ちゃんを逆に押し倒し、
いわゆる騎乗位の体勢をとった!

「僕のペニスの弱点は僕が一番わかってる……だから!」
「……うおっ!?」
「これには耐えられないだろ?……イってしまえ!」

胎の中で僕自身だったものを攻める……
この位置、この動き、この速さならばっ!

「イっちゃえ!!」
「う……あああああっ!!」

ドピュドクドクドク……!

双葉ちゃんからはえたペニスが狂おしく脈動し、
そこから僕の胎内に精液が流しこまれてきた……!

……やった! 僕の……勝ちだ!

無題 Name 匿名W 12/07/30(月)18:51 ID:hOVQPiRI No.30228 [GJ] [Boo]

「やったぁー!僕の勝ちだ……って、あれ?
何で僕はいつの間に下になって……「大丈夫か?清彦」ふぇ?」

勝負に勝ったと思ったら、
僕は騎乗位ではなく僕が下に押し倒されて挿入されたままの状態だった。

心配そうにこちらを見つめる双葉ちゃん。

「清美。オマエはさっきまで気絶していたんだぜ」
「じゃあ、さっきまでのは夢……そ、そんなぁ」

どうやら僕は、処女喪失の痛みが我慢しきれずに気絶していたみたいだ。
視線を股間へとやると、膣の中で射精された痕跡など皆無で、
僕は気絶しながら勝負にかった夢をみていたようだ………。

無題 Name 匿名W 12/07/30(月)19:34 ID:hOVQPiRI No.30230 [GJ] [Boo]

「いったいどんな夢を見てたかは知らんが、さぁ試合再開だ。いくぞ!」

双葉ちゃんは止めていた腰を再び動かし始め、
パンパンと股間同士がぶつかる音が鳴り響く。

「いやっ、嘘だそんな……さっきまでこんなんじゃなかったのにぃー!ひゃっ、はぅん!」

不覚だった。
まさか気絶してあんなエッチな夢を見ていた影響で、
僕の女そのものの秘所はイヤらしく発情していたのだ。

すっかり発情した僕のイヤらしい処女マンコは、
膣に肉棒が擦れる痛みですら快感へと変換し、
僕の逆転のチャンスを奪っていくのであった………。

無題 Name きよひこ 12/07/30(月)20:58 ID:gFiG9f2A No.30233 [GJ] [Boo]

ぶっちゃけ言えば勝負などに意味はなかったんだ。
セックス勝負に勝とうがそれは「女」として「男」をイかせただけ。
つまりまあ……
うん、目の前にいるのはもう双葉ちゃんじゃあない。
そして僕ももう清彦じゃあない。
性をかけた争いは……勝者の少年・葉一、敗者の少女・清美
というかたちで集結したのだった……

「よし! これで有紗と結婚できるぜっ!」
「は?」

有紗って、双葉……いや葉一君の部活仲間の……?

無題 Name 匿名W 12/07/31(火)17:58 ID:PXVD4Q6g No.30251 [GJ] [Boo]

葉一……双葉ちゃんとはまた違ったタイプの美人で、
仲がよさそうに会話していたのを見たことがある。

ってことは僕は双葉ちゃんにまんまと利用されたってことか。

「有紗もいいけど、清美も予想外に化けたぜオマエ。ホレ」

双葉あらため葉一は、全身がうつる姿見を清彦あらため清美に向けた。

「えっ!?これが、今の僕……」

鏡にうつった自分の姿に僕は驚いた。

まず、最初に目をひいたのは形の良い見事なFカップの美巨乳だった。
肌も白くきめ細かく変化し、身体のラインも完全に女の子に換わっていた。

そっと、股間に手を添える。
もうソコにはかつての男の象徴だったモノは見る陰もなく、
ただ豆粒の様な小さな肉芽が換わりに鎮座しているだけであった。

無題 Name 匿名W 12/07/31(火)18:49 ID:PXVD4Q6g No.30252 [GJ] [Boo]

「……んんっ。やっぱりあるんだ子宮……」

おそるおそる小さな肉芽、クリトリスに指で触れると、
わき起こる快感に膣の奥がキュンと疼いた。
それは、もう僕の身体が完全な女性である意味をあらわしていたのだった。

「当たり前だろ。完全に性別が入れ替わったんだからな」

そう言って葉一は僕に見せつけるように、
奪いさった僕の唯一の自慢だった巨チンを手でしごいてみせる。

立派な竿の下には玉袋があり、中にはちゃんと精巣が存在する膨らみがあった。

「それよりもだ。清美、オマエまた一段と可愛い顔になって、
女顔だったのがここにきて幸いしたみたいだな」

葉一に言われて鏡にうった自分の顔をマジマジと見つめる。

元の顔の面影を少し残しつつ僕の顔はどう見ても女の子。
しかも、客観的にどう見てみも可愛い美少女の顔になっていたのだった。

無題 Name きよひこ 12/07/31(火)20:18 ID:iHHBlMw2 No.30254 [GJ] [Boo]

「うーん、この可愛さなら男達が放っておかないだろうなあ……」

葉一君はなにやら考えこんでいたが、やがて……

「どうだ清美、俺の肉奴隷にならないか?」
「ハァ!? なに言ってんの!?」

「有紗がいる以上は清美は嫁にするわけにはいかない。
けど初体験の相手であり俺のかつての性器をもつ清美を
他の男にくれてやるのは惜しい気がしてきた」

「……だからってそんな……!」
「いいのか? このままなら清美もコレとは永久にお別れなんだぜ?」

そう言って指し示されたのは、かつて僕のものだったはずのペニス……!

「さ、どうする?」

ズズッと僕の眼前にその巨根がつきだされる……!

僕は……僕は……

無題 Name 匿名W 12/07/31(火)22:17 ID:PXVD4Q6g No.30256 [GJ] [Boo]

「ゴクッ……。僕をふた…葉一さんの肉奴隷に、
出来れば愛人にして下さい。お願いします!」

この関係を終わらせることなんて僕には出来なかった。
そんな思いと気持ちが暴走した僕は、
自分がとんでもない発言をしてしまったことに気づき顔が真っ赤になった。

「いいぜ。オマエならそう言うと思って、有紗には予め話はつけてあるんだ。
有紗も清美のこと凄く興味あるみたいだったぜ」

「へぇーそうなんだ……」

ってことは、僕は彼女公認のお2号さん?
有紗さん。いったいどんな人何だろう?僕も直接会ってみたいと思った。

「ホレっ!コレ、これから必要だろサイズはたぶん大丈夫だと思うぞ」

「あっ……///うん。その、ありがとう」

ずいっと差し出された紙袋の中身は女の子の下着が数組と、
部屋着っぽい服が少々入っていた。
今では女の子とはいえ、女性下着など本来見慣れているはずがない僕は、
その目にうつる光景に気恥ずかしくなってくる。

やはりというべきか、可愛いデザインのものは無くシンプルなデザインのものばかりだった。
ん!?これは………。

「これは……縞ぱん!?」

無題 Name 匿名W 12/07/31(火)23:18 ID:PXVD4Q6g No.30257 [GJ] [Boo]

なんで可愛い部類に入る縞パンを彼女もとい彼が持っているのだろう?

「ああ、男ぽくってお気に入りだったんだぜ、ソレ」
「へぇ……そうなんだぁ……」

思わずその答えに僕は、
苦笑いしながらあいずちを打った。

なるほど、確かに男でも縞パン、
もといストライプ柄のトランクスを履いたりする。
でも、それってかなり古風な男の下着のイメージだよね。
まあ、いいや。とりあえず有り難く頂戴しておこう。

「そんじゃ俺、有紗に報告しに先に帰るわ。また明日な!」
「えっ!あ、うん。また明日……って、もういない。ハァ……これからどうしよう」

僕に紙袋を押しつけた葉一は、そそくさと着替えて走り去っていった。
あの様子からだと、完全な男の身体で有紗さんと今夜にでもヤルに違いないだろう。

なんか今日は色々あってドット疲れた。……帰ろう。


※画像はイメージです※

ブラジャーは付け方が分からないのでとりあえず今はスルーして、
件の縞パンだけ身につけ着替えて帰った。

ちなみに、僕の名誉の為に言っておくが、
学校まで履いてきたボクサーパンツはいつの間にか葉一に回収されていたのであった。

無題 Name きよひこ 12/08/01(水)20:21 ID:j4lm7zJU No.30287 [GJ] [Boo]

父さんと母さん、そして弟に勝負の結果を伝えた。
悲しむべきことに誰も驚きも怒りも悲しみもせず
やっと終わったかご苦労さんみたいな雰囲気だった。

「ちょっと、ひどくない!?」
「と言ってもなー 勝てる見込みなかったじゃねーか?」
「そのほうがおまえの幸せのためかもしれん。どんな姿になろうと家族なのはかわらんしな」
「ウフフ……これでやっとウチにも着せ替え人間が……!」

どうしようもない家族は放っておいて、お風呂に入ることにした。
裸になるとさすがに女の子になっちゃったのを再認識した……

トロリ……

「あっ……」

新しくできた僕の性器……そこから流れでたものは
少し懐かしい感触と匂いがした……

無題 Name 匿名W 12/08/02(木)18:23 ID:6c1EVLP2 No.30311 [GJ] [Boo]

「あっ……濡れてきちゃった」

トロリとした生温かい粘液が僕の身体の奥から分泌されてくる。
その粘液には、わずかな精液のニオイが混じっていた。

そりゃあ、生でSEXしたんだから中出しされていなくても、
我慢汁が膣で漏れることも当然ある訳で………。

僕は今日の勝負のことを思い出しながら、
こんな身体になってから初めてのオナニーにいそしむ。

おかずはモチロン、僕の自慢だった、
今は葉一のモノである巨根に僕自身が激しく貫かれる妄想であった。
結局、彼(葉一)は僕に中出しをしてくれなかった。
避妊薬も持って帰ったみたいだし、
今頃は彼女の有紗さんと中出しSEXをしているのだろうか?

「あっ、はぁん。んんっ!せつないよぉ……あん」

僕は葉一(双葉)の一番になれない事実が悔しくて悲しくて切なかった。
そう思えば思うほど身体の方も切なくってたまらなかった。そんな時だった………。

無題 Name きよひこ 12/08/02(木)19:58 ID:EaJ0MRuA No.30322 [GJ] [Boo]

「お? さっそくやってるな兄貴……いやもう姉貴か」
「敏明……!? なんで入ってくんの!?」

「父さんはどんな姿になっても家族だと言ったが、よくよく考えれば
姉貴の性器は双葉ちゃんのものと交換されているはずだよな?」

「性器……まあ、たぶん……」
「そうなると、ウチの血筋は姉貴から生まれてこないことになる」

「……そうなの?」
「それは悲しいだろ? だけど……」

ガバッ!

「なにするの敏明!?」
「俺の子を産めば解決じゃね?」

無題 Name 匿名W 12/08/02(木)21:11 ID:6c1EVLP2 No.30326 [GJ] [Boo]

いやいや、ねぇーよ。大問題だよ。
何が悲しくて血のつながった弟と子供を作らなゃならんのだ。
コイツ(敏明)の辞書には近親相姦という言葉は無いのか?

しかし、コイツの力が強くて振り解けない。
まずい。大ピンチだ。そんな時………。

「アナタたち何やってんのー!!」
「母さん!助けてぇー!!」
「げぇー!お袋!?」

騒ぎを聞きつけた母さんが助けに来てくれた。

パーン!と、母さんの平手打ちが馬鹿(敏明)の顔面にクリーンヒットすると、
僕は拘束から解放されてホッとする。

「私はアナタをそんなことをする子に育てた覚えはありません!」
「なんだなんだ。いったい何の騒ぎだ?」

さらなる騒ぎを聞きつけた父さんが現れ、
状況を把握するとたちまち鬼の形相になった。

「敏明!き、貴様ー!馬鹿もーん!その性根を叩き直してくれる!!」
「ひいー!!」
「清正さん。徹底的にお願いします」

母さんはニッコリと笑いながら馬鹿を連行していく父さんにそう言ったが、
纏っているオーラは半端なく怒っていた。

「……お、おう。任せろ」

父さんも母さんから発せられるオーラに、
顔を引きつらせながら言葉を返すと去っていったのだった。

無題 Name きよひこ 12/08/02(木)22:08 ID:EaJ0MRuA No.30333 [GJ] [Boo]

「さあ清美ちゃん、邪魔な男どもはあっちへ行ったし
女同士でお風呂はいりましょ! 」

「ちょっと母さんまでなにを…… 」

「フフ……萌えに萌えてきたわー! 二十年ぶりに腕の見せどころ!
夜明けにはお姉さまと呼びたくなるくらいに女の子に導いてあげるわよー! 」

「うわぁーたすけてー父さーん! 」

こうして清美の家の夜はふけていった。

いっぽうそのころ、葉一は有紗と床を同じくしていた……

無題 Name 匿名W 12/08/02(木)23:50 ID:6c1EVLP2 No.30339 [GJ] [Boo]

「んちゅ……はむぅ……本当によかったの?」
「ん?何がだ?……おおうっ!有紗、出そうだ。止めてくれ」

葉一に有紗と呼ばれた美少女は、
動きを止めて葉一の立派なイチモツをくわえた唇をはなす。

「ぷはーっ。何って、葉一と性別を交換した元男の……清美ちゃんだっけ?
私たちの肉奴隷兼愛人にするって話よ」

フェラを止めともらった葉一は、有紗を優しくベットの上に押し倒してから挿入を開始する。

「ああ、その話なら問題ないさ。俺の家は代々続く病院だからな。
愛人の一人や二人養うなんて簡単さ。それより有紗、肉奴隷は俺にも分かるが、
お前自ら清美を愛人として認めるって言い出した時は正直驚いたぞ」

双葉あらため葉一は病院の一人娘で、性別が男に変わった葉一は次期後継者なのである。

「だって、この関係を保ったら面白そうじゃないの。
そうすれば私は、元女の男と元男の女の両方を味わえるんだから」

有紗の答えに、葉一はなるほどと納得した。
有紗はレズビアンでだからこそ愛する葉一だけでなく、
かつての葉一(双葉)の性器を持つ清美(清彦)の存在を無視することなど出来ないのだった。

無題 Name きよひこ 12/08/03(金)22:36 ID:Ug95qvEk No.30377 [GJ] [Boo]

「それにしてもコレ……ここまでとはねー」
「大きいだろ? これならば有紗も満足すると思ってさ」

「それで奪いとったのよね、清美ちゃんのを」
「もう……俺のペニス……だよ……コレ……は……」

「イキそうなんだ? いいわ……イキなさい、葉一」
「う……で……でる……!」

ピビュ……ドクドクドクドク……!

葉一の白濁した体液が有紗の胎内をかけぬけていく……

「あはっ! 射精してる! 女の子だった葉一が……双葉が射精してるぅ!」
「全部……受け止めてくれぇ……!」

「これが……中だしされてる感覚なのね……!
この私が……男の精液を出されているのに……
それなのに……喜んで受け入れてるなんて信じられない……!」

……射精後の二人はしばらく放心したようにそのまま抱き合っていたが
やがてディプキスをしはじめ……体位を変えて再び交わりだした……

レズビアンだったかつての女同士が今は男女としての初めて行った性行為……

その記念すべき夜の性の宴は夜明けまで続いた……

無題 Name 匿名W 12/08/04(土)10:03 ID:UmRSB8Vo No.30392 [GJ] [Boo]

そして翌日。

清美は現在夏休み中の学校へ来ていた。
理由はもちろん、葉一そして有紗に会うためである。

昨夜の清美の母、恵美の母娘のスキンシップという名の女の子教育指導のおかげか、
下着の正しい着け方や肌や髪の手入れの仕方などの基本的なことは、
なんとか一応一人で出来るまでにはなったのであった。

ちなみに昨日、貰った元双葉のブラジャーは完全女性化後の僕の胸にピッタリだった。

僕の豊かに実った巨乳を母は、
「コノチチニクヲワタシニモワケナサイ」っと羨ましそうに揉んできたのは余談である。

なので今日は昨日のように胸が大きく揺れ、
ブラウスに擦れてまた大変な思いをしなくなったのである。

でも道中、すれ違う男たちにやたら顔や特に胸をジロジロ見られて恥ずかしかった。

まあ僕も元男だから、ついつい見ちゃうその気持ちは理解できる。
でも、その視線を僕自身が向けられることになるなんて、
勝負当初は思いもしなかったのであった。

「ふうー。やっと着いた。ココに葉一さんと有紗さんが……」

校内をしばらく歩いて、僕は二人が所属する部室の前まで来ていた。

その部の名前とは…………。

無題 Name 匿名W 12/08/05(日)21:13 ID:SaYaChKc No.30471 [GJ] [Boo]

コンコン。

僕は、『法学研究部』のドアをノックした。

「来たか。勝手に入っていいぞ」
「し、失礼しまーす」

ガチャっと部室のドアを開き中へ入る。
部室の中へ入ると、中には待ち人たる葉一と有紗の二人だけがいた。

ちなみにこの部は、この二人を除いて他は、
人数合わせの幽霊部員達で構成されていたりする。
一応、まともにちゃんと活動してはいるが、
いかんせん地味で新入部員か来ない。

なので、もっぱらこの二人がイチャイチャする為の隠れ蓑、
となっているのが現状であったりする。

「ふーん。貴女が葉一の巨根の元持ち主で、
私の愛しい双葉の性器の今の持ち主の清ひ……清美ちゃんね。
話に聞いてた通りに可愛いじゃない。……ジュルリ」

「は、初めまして有紗さん……」

部屋に入ってきた僕に気がついた有紗さんが、さっそく話しかけてきた。
上から下までじっくりとなめるような熱い視線を向けられて、
僕は思わず後ずさりをするのだった。

無題 Name きよひこ 12/08/05(日)22:55 ID:fx5npcvo No.30478 [GJ] [Boo]

「さっそくだけど部長として入部試験をおこなうわ」
「え……入部試験……ですか?」
「そう……正確には私達のモノになる試験だけどね?」

そう言うと有紗さんはスカートを持ち上げた……
……って、あれ!?
はいてない!

「さあ、おなめなさい……私を満足させられるかしら?」

ええーっ!?

無題 Name 匿名W 12/08/06(月)20:34 ID:IWOmXBws No.30501 [GJ] [Boo]

やはり、というべきか。
予想はしていたけれど本当にすることになりたじろく清美。

「……わ、分かりました。やらせて下さい」
「うふふっ……いい娘ね。さっ、早くして頂戴♪」

もとより僕に拒否権など無かった。
覚悟を決めて、突き出された有紗さんの股間に顔を近づけて、
葉一さんの視線を浴びながら恐る恐る、
有紗さんの秘部に舌を這わせる。

「んふっ、いいわ。貴女、上手いじゃない。もっと続けて頂戴♪」
「……はい。分かりました。……はぁはぁ……」

ピチャピチャと音をたてながら、以前より短くなった舌を懸命に使い有紗に奉仕する清美。

よかった。有紗さんのこの様子、どうやら上手くいっている様だ。
これも昨日、母さんに身を持って女の子の身体について、
みっちりと教育(セクハラ)されたおかげだったりする。

僕の心の中でサムズアップしている母さんに、
この時ばかりは両手を合わせて感謝したのであった。

舌を這わせる度に有紗さんのオマンコから溢れ出す愛液の甘酸っぱい女の子の匂いに、
僕はクラクラしそうになる。

時々ごく小さな声で、
「……双葉の舌キモチイイよぉ……」と、有紗さんの僅かな呟きが漏れて聞こえてくる。

無題 Name きよひこ 12/08/07(火)04:10 ID:rBhGrcis No.30511 [GJ] [Boo]

「……うーん、さすが双葉の舌と言うべきかしら……いえ、それにしても
上手すぎる気が……誰かに教わった? そんなはずないわよねえ……」

さすがに母に習いましたとは言えないよう……

「次は……しばらくそこでじっとしておきなさい」

そう言うと有紗さんは衣服を脱ぎ、全裸になった……
スタイルのよい美しき肢体が露わになり
かつての僕だったら驚いて目を背けていただろうが
今は同性である彼女のその姿を憧れの目で眺めたのだった……

「あっ?」

いっぽう、かつての僕からみれば同性であったはずの
今の葉一さんの裸には
一瞬、目を背けてしまっていた。
おかしいよ僕……あれは……僕のモノのはずだったのに……

そんなふうに困惑する僕の目の前で裸の二人は抱き合い、
その性器が一つになっていった……

無題 Name 匿名W 12/08/07(火)19:15 ID:Q/GB6X5g No.30523 [GJ] [Boo]

「ああっ、いいわ。貴方の大きいオチンチン、
とっても気持ち良くって素敵だわっ!」

有紗さんのオマンコからジュプジュプと淫猥な音をたてながら、
葉一さんの肉棒の出し入れを抱き合いながら繰り返し続ける二人。

「有紗のオマンコだって、キツイけど締まって最高に気持ちいいぜ。
やっぱり本物のチンコを手に入れて正解だったな有紗」

有紗が「ええ」と、短い返事で肯定する。
葉一のモノになった巨根が有紗の下腹部を内側から圧迫して盛り上げ、
苦しげな有紗の表情は、より大きい快感によって歪んでいたのであった。

「うああぁ……」

その光景を目の前で見せつけられていた僕は、
繰り広げられるその光景にゴクリと唾を飲みこんだ。

有紗さんは、葉一さんのモノになった僕の巨根をあんなに気持ちよさそうに……羨ましい。
僕は未だまだ完全体の葉一さんの巨根を受け挿れたことが無いのである。

無題 Name 匿名W 12/08/08(水)19:14 ID:aInERQYQ No.30525 [GJ] [Boo]

「なにやっているの。貴女も早く裸になって混ざりなさい」
「えっ、でも」

これって、有紗さんに認められたってこと?

「有紗が合格って言ってんだ。早く3Pしようぜ♪
今度はお前にコレ挿れてやっからよ」

僕に見せつける様に、有紗さんを自慢の肉棒で突き上げた。

あっ、有紗さんの身体がビクンと跳ねた。
きっと今のでイッたのだろう。
ズルリと有紗さんのおマンコから今だ衰えぬ肉棒が引き抜かれた。

次はいよいよ待ちに待った僕の番だ。

「一緒に可愛がってアゲル。私の上に向かい合う様に乗りなさい」

「はい。分かりました」

裸になった僕は、仰向けに横たわる有紗さんと抱き合う様に重なり合った。
胸と胸が、おマンコとおマンコが擦れ合う。

「それじゃ、始めるぞー」

僕の背後から葉一さんの声が聞こた。
ガッと両方の手でお尻を掴まれ、
そして待ちに待った葉一(僕)の巨根が僕のおマンコへと挿入を開始したのであった。

無題 Name きよひこ 12/08/09(木)22:38 ID:VXUMDupo No.30551 [GJ] [Boo]

ズュルリッ!

猛々しいモノが僕を貫いた!
僕が下半身にこの前まで当たり前にあったモノ……
それが僕の胎内を入ってきたことはある意味、
僕のモノが帰ってきたような感じだった。

ああ、でもソレで感じた快感はもう感じることはない。
かわりにソレによって別の快感をあじあわされている。

もうソレは男である葉一さんのモノであり
僕はソレを受け入れる女なんだ……

「アアン!?」

彼からのピストン運動を受け入れながらそんなことを考えていると
下から有紗さんが僕のムネをぽよんぽよんと揉み始めた。
さらに片方のムネの乳首をチューッと吸い付いている。

「あ、有紗さん!?」
「夢だったのよ……双葉と男女として結ばれることを……」
「……」
「でも……女としての双葉もやっぱり好きで手放したくはなかった。……だから!」
「あっ!」

有紗さんの顔が僕の顔の前に来るとそのまま口と口がひとつになった……!

無題 Name 匿名W 12/08/10(金)18:58 ID:B7ZgsnDM No.30574 [GJ] [Boo]

「んんんっ!?」

重なり合う唇の中で有紗さんの舌が僕の舌に絡んできた。

(キスって、こんなにも感じるものだったなんて知らなかった……)

痺れる様な甘い快感が頭の中に広がり、トロンとした表情に変わる清美。

唇、胸、女性器から押し寄せる快感に何度も僕は、
身体がフワフワと宙を浮く様な心地よい感覚を味うのであった。

「ぷはっ、それでね。二人には私からお願いがあるの。聞いてくれる?」

「ああ、いいぜ」「……はい」

僕から唇を離した有紗さんは、さっきまでとは違った真剣な雰囲気を漂わせていた。
その様子から何かを感じ取った葉一は腰の動きを止めた。

葉一さんの腰の動きが止まったことで僕も冷静な思考に戻れたが、
葉一の逞しい肉棒は今だ僕のナカに挿入ったままである。

「あのね……二人には結婚してほしいの!」
「ええっ!?」「はぁあー!?」

有紗さんの予想外のお願いに、
僕だけではなく葉一さんも驚きの表情を浮かべていた。

まあ無理もない。
彼……彼女は有紗さんと結婚するためにわざわざ僕から男を奪ったのだから。

「いったい何のつもりなんだ有紗。俺と結婚するんじゃなかったのか?」

無題 Name 匿名W 12/08/10(金)19:39 ID:B7ZgsnDM No.30575 [GJ] [Boo]

「違うの。勘違いしないで。私は今でも貴方を世界で一番愛しているわ」
「じゃあ、何でそんなことを!?」

有紗のお願いの意味がよく理解出来なくてまだ混乱した様子の葉一。

「さっきも言ったけれど……私は女である双葉を今でも忘れられないの……。
TS法で性別を交換した男女が結婚する場合、
特別にお互いの戸籍を交換することが出来るのは貴方も知っているわよね?」

「ああ、なるほど。そういうことか……分かった。いいぜ!」

なるほど。有紗さんの説明で僕にも理解することが出来た。

実は今僕たち二人が名乗っている清美と葉一はまだ仮の物で、
正式な戸籍の変更はまだされていないのである。

有紗さんは、僕達二人を結婚させて戸籍を交換……つまり僕(清彦)の名前が双葉になり、
葉一(双葉)の名前が清彦になるということである。

無題 Name きよひこ 12/08/12(日)02:22 ID:oKgX2Dik No.30591 [GJ] [Boo]

しかし問題は……

「まあ、結婚して戸籍を交換して僕が『双葉』ってことになるのはいいですけど
有紗さんが結婚するためには僕はやっぱりすぐ離婚しちゃうわけですよね?」

バツ一になって元夫の『清彦』さんと新しい奥さん有紗さんの奴隷になるのかな?

無題 Name 匿名W 12/08/12(日)08:34 ID:DpUP0cvI No.30592 [GJ] [Boo]

「ああ、それね。離婚はしなくっても大丈夫よ」
「えっ!?でも、あんなに結婚したがっていたじゃないですか!?」

意外だった。でも、その理由にはまだ疑問が残る。

「……まだ話してなかったんだっけ。実は私たちは一人っ子なの」

私たち?ってことは葉い…双葉ちゃんも一人娘ってことか。なるほど。
確かに、一人娘が嫁いじゃうと跡継ぎ問題が発生してしまうのだ。
特に双葉ちゃんの家は由緒正しいお医者様の家系だから、
嫁いだり婿養子になるなんて言語道断なんだろう。
その点、僕はと言うと他に兄弟(バカ利明)がいるから問題ないのだ。

「なるほど……それでも、子供を作ってから離婚してから再婚すればすむんじゃ……」

「ええ。その方法は私も思いついたわ。でも残念だけどそれは出来ないの……」

有紗さんの話によると、
TS法での戸籍の交換後は悪用を防ぐために離婚が法律で禁止されているのだそうだ。

さすがは有紗さん。法学研究部の部長の名は伊達ではなく詳しいようだ。
それでもなお、この方法を選んだ有紗さんの思いの強さは計り知れないものであった。

それはドン引きを通り越して一周し感動すら覚える程に。

無題 Name 匿名W 12/08/12(日)09:18 ID:DpUP0cvI No.30593 [GJ] [Boo]

「ウフフッ。その顔はまだ納得が出来ないったカンジね。
もっと分かりやすく言うと、あなた達二人には仮面夫婦になってもらうのよ」

「ああーなるほど。納得しました」「やっぱりそういうことか。さすがは俺の有紗だ」

僕と同じく疑問の表情だった葉一さんもその一言で納得した様子だった。

つまり、僕たち二人は元の名前を交換して仮面夫婦となり、
その実体関係は今まで通りだということだそうだ。

籍をいれてない夫婦だっている世の中だ。
この関係が永遠に続くのならば、僕は一生二人の肉奴隷でもかまはない。

だって、こんなにも素晴らしく素敵で最高にキモチがいい快感が得られるのだから………。

無題 Name きよひこ 12/08/12(日)20:47 ID:tJT67wXc No.30601 [GJ] [Boo]

そんなふうにして淫欲な日々がすぎていったある日……
いつものようにお風呂に入っていると……

「聞いたぜ、兄貴!」
「……敏明!? また入ってきたの!?」

「結婚して戸籍交換するって本当か?」
「誰から聞いて……うん、そうだよ……」

「兄貴が義姉貴になっちまうだろ……」
「……そうだね……」

「戸籍交換なんかしないでくれっ! あれは離婚できない悪法だっ!
俺は……うう……兄貴は俺のもんだっ!」

そう言われるや、またも僕は敏明に押し倒されたっ!

「や……やめて! 母さんや父さんが……!」
「ふたりは温泉旅行だよ……さ、俺の童貞うけとってくれ!」

そして僕のナカに敏明のぺニスが挿入された!

無題 Name 匿名W 12/08/13(月)08:30 ID:q.RpkY7Q No.30621 [GJ] [Boo]

「うおおお!姉貴のマンコ、スゲーキモチいいぞ!こりゃきっと名器にちげーねぇ!」

力任せにパコパコと腰を打ちつけてくる利明。
その表情は狂気に歪んでいた。

「…………」

こっちは急に襲われ、まだ濡れてもいないので、
ただ擦れて痛いだの苦痛に表情が歪む。

心は男でいくら気を張っていても、
いざ襲われると何にも出来ないひ弱に女の身体が悔しくって、
ツーっと熱いなにかが僕のが頬を伝った。

「どうだ?俺のテクニック。……えっ!?姉貴、泣いて……その、ゴメン」

腰の動きが止まり拘束される力が緩くなる。
この隙を突いて僕は、足に力を込めて一気に利明を蹴り上げた。

「ハァアアアっ!!」

ドカッ!

「うおっ!?でっ出るっ!!」

ズルリと粗末なモノが抜けると同時に射精しやがった。
危ない危ない。
それにしてもコイツほんと救えない馬鹿だ。
僕の思わぬ反撃にまだ動揺してやがる。よし、ここは………。

「この……変態強姦早漏野郎っ!!」

ゲシ!ゲシ!ゲシ!

「ぐえっ!?%&#?$%¥#%
ヤメテクダサイシンデシマイマス!!」

更に不意を突いた僕はヤツの急所を蹴り、連打した。

無題 Name 匿名W 12/08/13(月)08:58 ID:q.RpkY7Q No.30622 [GJ] [Boo]

足の甲に嫌な感触がするが気にせず連打。
やがてピクピクして泡を吹いて動かなくなった。

ざまあみろ。自業自得だ。
己のしでかした所行にほんの少しだけ胸が痛んだが、
これはヤツの自業自得だと気持ちをごまかした。

こんな変態(弟)と二人きりなんて冗談じゃない。
僕は旅行鞄に着替えを詰め込むと家を飛び出した。

そして、携帯電話を取り出すと電話帳を表示する。
双葉ちゃんと有紗さん。
僕はどっちに電話をかけるべきか…………。

僕が選んでかけたのは………。

無題 Name きよひこ 12/08/13(月)13:35 ID:h2jvZCfk No.30625 [GJ] [Boo]

……有紗さんのほうにした。

本当は双葉……葉一……それとも未来の清彦……さんのほうにしたかったけど
それじゃ将来は一応夫婦になるとはいえ、実質は性奴隷にすぎない自分が
そうするのは有紗さんにたいして悪すぎると思ったからだ。

有紗さんは事情を聞くと迷わず僕を自分の部屋に案内してくれた。

「あれ? この部屋どこか男の子の部屋みたい…」

僕の部屋とも似た中性的な感じ?
おもわず呟いた僕に有紗さんは神妙な表情で答えた。

「やっぱりわかるわよね……これが私が双葉と結婚できない
もうひとつの理由。
……私は二年くらい前まで有紗じゃなかったってこと……」

無題 Name きよひこ 12/08/13(月)14:37 ID:h2jvZCfk No.30626 [GJ] [Boo]

「戸籍交換法は悪法……ね……弟さんの言うことも間違いじゃないわ」

そこから有紗さんの過去が明かされていった……

有紗さんは僕と同じく元は男の子だったこと……

本物の有紗さんは死期の近い病弱な女の子だったこと……

資産家である本物の有紗さんの父が血筋存続のために
今の有紗さんをTS法を利用して買ったこと……

本物の有紗さんは結婚戸籍交換をした夜、有紗さんが
止めるのも聞かず「務め」を果たし……男の子として
死んでいったこと……

その後、学校を移り初めてできた友達……双葉ちゃんのこと……

無題 Name 匿名W 12/08/13(月)21:22 ID:q.RpkY7Q No.30632 [GJ] [Boo]

僕と同じく一目惚れだったそうだ。
でもすぐに、もう女同士だから、もう実らぬ恋いと分かり落胆したそうだ。

しかし、仲良くなるうちに彼女(双葉)が性同一性障害という悩みを打ち明けられ、
同時に男として好きだと告白され、自分も好きだと答えたそうだ。

とっても嬉しかったそうだ。
でも、女としての自分を好きいてくれた彼女(双葉)に悪いと思い。
有紗さんは勇気を出して自分の秘密も打ち明けたそうだ。

結果は知っての通り、彼女らはつき合い始めた。
それから部活(法学研究部)中に彼女(双葉)に結婚の話を振られ、
有紗さんはTS法による性別交換のことをつい話してしまったのが、
一件の騒動のきっかけだったそうだ。

有紗さんは女である彼女(双葉)を愛していた。
でも男になりたい彼女の願いを止めることが出来なかったのだった。
性別関係なく彼女個人を愛しているが故に………。

無題 Name きよひこ 12/08/13(月)21:50 ID:1Tr6b.Tg No.30633 [GJ] [Boo]

「でも有紗さん…僕はあれからTS法・戸籍交換について調べたんですけど
離婚できないってのは再婚できないって意味じゃないかもしれないですよ?」

「そうね…前例はないけど死別の場合は再婚できるかもしれないわね……
けれど……やっぱり私の「夫」はあの子なのよ……」

「………」

「双葉のことはそりゃあ大好きよ? 愛しているといっていい……
それでもね……結婚というカタチにするかはまた別の問題……
だからね、双葉のてまえ仮面夫婦なんて言ったけれども貴女と双葉は
本当の夫婦になってもいいのよ?」

「それじゃ……それじゃあ有紗さんがあんまりじゃあ……」
「もちろん「愛人」はやらせてもらうわよ? 「子供」できたら認知してもらうから」
「有紗さん……」
「さて……この話はこのへんでやめといて……私に「双葉」を味あわせてよ!」

ガバッ!と有紗さんが襲い掛かってきた!
今日でひとに襲い掛かられるのは二度目だね……
でも、これはそんなにイヤじゃあない……むしろ……

無題 Name 匿名W 12/08/16(木)21:10 ID:ormNPrd6 No.30661 [GJ] [Boo]

これは……好きなのかな?この気持ちは。
元男同士なのに全然いやな感じがしない。むしろ好感が持てるくらいだ。
その理由はおそらく彼女の暗い過去にあるのかもしれない。

僕以上につらい思いをした有紗さんに僕は……同情ではない別の感情が芽生え始めていた。
そして僕は、彼女のなすがままに服を脱がされて、二人全裸で絡み合うのだった。

「あっ!あぁぁ…すごく上手いんですね……」

「私は双葉のカラダのことなら何だって知っているんだから当然でしょ。
ウフフ…それに女の身体に関しては一応貴女よりも先輩なんだから♪」

「はぁん……それもそうでしたね……ああっ、そこ凄くいいです♪」

有紗さんが太股に足を絡めてきながら僕の乳首に吸いついてきて舌でコリコリと刺激される。
空いたほうの乳房も有紗さんの手のひらによって揉まれ、
指で巧みに乳首を転がされてとても気持ちがいいのだった。

「ねぇ……貴女さえよければこれから貴女のことを双葉って呼んでいいかしら?」

有紗さんは上目使いに僕にそう言ってきた。
何かその申し訳なさそうなその様子から僕はドキッとした。
もとよりこれから葉一…清彦さんと結婚して清美から双葉になるのだ。断る理由はなかった。

無題 Name 匿名W 12/08/16(木)21:32 ID:ormNPrd6 No.30662 [GJ] [Boo]

「はい。いいですよ。もとより戸籍交換したらそう名乗らないといけませんですから……」

「貴女には色々と迷惑かけているし、そう言ってもらえると助かるわ。
あと、これから私のことは有紗って呼び捨てにしてもらって構わないわよ♪」

「分かりました。……あ、有紗……//////」
「ウフフ……。これから長い付き合いになるんだからよろしくね……双葉……//////」

気安く呼び捨てにしてもかまわないと言われたが、
やはりいざ実際に呼んでみるとやはり恥ずかしい。自分の頬が熱くなるのがわかる。
同様に有紗さんも頬を染めているが、僕とは違い凄くうれしそうな雰囲気を出していた。

そして、いったん落ち着いて再び再開しようとしたそんな時だった。

ガチャッ!

「話は全部聞かせてもらったぜ!(ニヤニヤ」

「!?葉一さんがなんでここに……」
「なんでって、愛人のマンションの合鍵持ってるのは当然だろ?」
「あらっ、来てたのね。いらっしゃい。でも、盗み聴きとは感心しないわ……//////」

葉一さんの登場に驚く僕たち二人。
でも有紗さんはちょっと違った。そうか、なるほど合鍵か。
いつから聴かれていたのだろうか?
僕も有紗さんと同じく先ほどまでの痴態を思い返して恥ずかしくなり頬を染めたのであった。

無題 Name きよひこ 12/08/17(金)00:03 ID:j9Aak47A No.30664 [GJ] [Boo]

「あ、そういえば」
「んあ……なあに?」

葉一…いや、もう清彦さんでいいか。
有紗と重なった状態で清彦さんと三人でダブルスマタをやりながら、
ふと疑問を口にしてみた。

「二年前って言ってましたけど、
TS法がはじまったのって半年前くらいじゃありませんでしたか?」

「ああ、それは私達がテストケースだったからよ」
「テストケース?」

「法律ができてからじゃ、あの子は間に合わなかったのよ。
それでテストケースになったみたい」

「……そういうことでしたか……アハッ!?」

スマタをしていたはずの清彦さんのぺニスが僕の中にいきなり入ってきた!

「いつのまにか仲良くなりやがって……二人だけの世界とかいうやつか?
おもいださせてやるよ、おまえたちは二人とも俺の女だということを!」

無題 Name 匿名W 12/08/17(金)21:15 ID:MBYT6UpE No.30667 [GJ] [Boo]

ズチュッ…ズブブッ…ズチュッ…

「ああっすごっ…激し…いっ…ふわぁああん」

下腹部いっぱいに広がる圧迫感が心地よい。
清彦さんの激しい腰使いで突き上げられて何度も意識が宙に浮きそうになる。

「うをおおっ…流石は元俺のマンコだけあるぜ!なぁ、双葉」
「ううっ…はぁ…元僕のオチンチンが僕のナカに広がって…気持ちいいです。清彦…さん」

それぞれお互いの元性器を称賛しあうちょっと変な二人組。

「そう畏まらなくても、もう俺のことは清彦って呼び捨てすればいいじゃん。
一応、これから…その、夫婦になるんだしな。//////」

「で、でも…元自分の名前を呼ぶってなんか変で気恥ずかしくって。はははっ……」

そう言われても、かつての自分の名前で呼び合うなんてやっぱり恥ずかしいよ。

「ウフフッ……それはこれから慣れていくしかないわね。かつての私もそうだったし」
「有紗……」「有紗さん……」

そうだった。有紗さん(やはり呼び捨てはまだ恥ずかしい)は経験者だった。
そう言えば有紗さんの元の名前は何なんだろうか?
もしかしたら僕の知っている名前かもしれないけど、でもここは心にしまっておこう。

「もぉー!二人ともそんな辛気臭い顔しない!もう終わったことよ。
それより……清彦、いつまで私を待たせるつもりかしら?
私にも清彦のおっきいオチンチンを早くちょうだい」

無題 Name きよひこ 12/08/17(金)23:38 ID:j9Aak47A No.30668 [GJ] [Boo]

「待ち遠しくなったか? いいぜ!」

ズリュ……

僕の股関からぺニスが抜かれていく………
この瞬間、僕は久しぶりに喪失感を感じた。

ぺニスが抜かれることもそうだが
有紗さんのいう清彦がもう僕の名前じゃないこと、
ぺニスも僕のものじゃないことがピシリときた……
そして「清彦のぺニス」が有紗さんに挿入されていった。

「ああ……やっぱりコレよね! アッ……アアッ…!」

有紗さんが感じてる……ああ、うらやましいなあ……

「あら? どうしたのかしら双葉? 双葉には双葉のがあるでしょ?」

レロッ……チュルリッ!

有紗さんの舌が僕の……双葉のをなめまわす!

無題 Name 匿名W 12/08/20(月)23:01 ID:Pqa/uMyY No.30680 [GJ] [Boo]

有紗さんの舌が敏感になった僕の乳首を転がした。
快感を発する乳首と連動してアソコがヒクヒクと疼きを訴えてくる。

「ああっ……有紗…さんの舌が……いいっ…やぁ…はぁうん……!」

すごく気持ちいい。カラダだけでなく心も満たされてくるのが分かる。
最初は肉奴隷になるって言ってからどうなることやらと正直不安だったけれど、
今なら言える。言って本当によかった。
だって、こんなにも素晴らしく素敵な3人の関係になれたのだから………。

「うははっ、こうして見ると元男の美少女同士の絡みってのもなかなかそそるなぁ」
「「それは言わないで……//////」」

清彦さんに元男同志の絡みと指摘されて僕らは急に恥ずかしくなり頬を赤く染めた。
僕はともかくとして、有紗さんの反応には少し驚いた。
もうあんなに女性らしい仕草や態度を身に付けた有紗さんでも、
その一瞬見せた男の子っぽい反応は意外だった。

無題 Name 匿名W 12/08/20(月)23:04 ID:Pqa/uMyY No.30681 [GJ] [Boo]

「悪りぃー悪りぃーお前ら二人ともあんまりにも可愛いもんだからついついな。
心配すんな。お前ら二人とも俺の嫁だ。一生手放さないで幸せにしてやる!!」

「「あぁああん」」

そう言って清彦さんは腰を激しく動かして有紗さんを逞しい巨根で突き上げ、
そして器用に僕(双葉)の巨乳を激しく揉みしだいたのであった。

その器用さには思わず惚れ惚れする。
男の肉体を得た清彦さんは本当にイキイキしている。
仮に僕がまだ男だったとしても、とてもじゃないが勝てる気がしない。
そういう点では僕が『双葉』となったことが正解に思えてくるのであった。

「今夜は寝かさないから覚悟しろよ?有紗、双葉。うおっ!出すぞ!おらぁあ!!」
「「あぁああんイクゥーーー!!!」」

有紗さんは清彦さんに中だしされ、僕は乳を搾られるように強く乳首を抓られてイッた。
そしてすぐに、イッて間もなく有紗さんの下に態勢を入れ替えられて、
今度は僕がズブリと挿入され、第2ラウンドが開始された。

こうして、3人の夜は更けっていくのであった。

そして、数年後………

無題 Name きよひこ 12/08/22(水)00:05 ID:urcugdPs No.30688 [GJ] [Boo]

「うわあ……」

まだ幼女といえる年齢の女の子は「彼女」のあまりの美しさに驚いていた。

「パパ、凄く……綺麗な人だねぇ……」
「そうだろう? 俺の恋人だった女だからなあ」
「え ママがいるのにプリンしてたのぉ?」
「プリン? ああ不倫か? ハハハ、ママの恋人でもあるから問題はないよ」
「そうなんだ」

父と娘の見上げる先には美しい裸身をさらした美少女の姿があった……

「コールドスリープシステム」……その中であの日の姿のままで眠る
彼女の名は「有紗」といった……

無題 Name きよひこ 12/08/22(水)00:29 ID:urcugdPs No.30689 [GJ] [Boo]

「清彦」と「双葉」の結婚式の翌日……有紗の家に有紗の姿はなかった……

彼女の行方を探す二人の前に有紗の家の執事を名のる男が現れた。
彼に案内されたどり着いた有紗の実家で清彦と双葉が見たものは
すでに「眠り」についた有紗の姿だった……

有紗の父母に語られたのは有紗に病気が「再発」したこと。
病気の治療法が完成するまで「コールドスリープ」したこと。
治療法の完成には二十年の歳月がかかる見込みであること。
有紗は清彦と双葉の結婚式をみとどけて眠りについたこと。

清彦と双葉は突然の別れに泣いた……

無題 Name きよひこ 12/08/22(水)01:07 ID:urcugdPs No.30690 [GJ] [Boo]

「……清彦さんと結婚する気はないって有紗さんは言ってたけれど
今おもえば全部言い訳で……こうなることになるとわかってたから
私に清彦さんを託したのかもしれないわね……」

「あいつらしいな……ふう……それにしても清美、おまえは毎年ついてくるのな?
兄の葉一のやつは来たがらないのにな」

「やっぱり有紗さんが綺麗だからあやかりたいのでしょうねえ?」
「だろうな、いい女だからなあ」

今年も彼女は有紗を見に来ていた……
もう少女と言える年齢になった彼女……清彦と双葉の娘「清美」は
有紗の姿を見上げながら、心の中で父母の言葉を否定していた……

(……ううん……そうじゃない……これは……「恋」……)

無題 Name 匿名W 12/08/22(水)03:16 ID:5Aj5uLak No.30692 [GJ] [Boo]

「ねぇ…パパ、ママ」
「なんだい清美?」「なぁーに?清美ちゃん」

真剣な様子で何かを伝えようとする愛娘に父と母は優しく返事をする。

「あのね…わたし、有紗おねぇーさんの病気を治してお嫁さんにするの!」
「ええっ!?清美は女の子じゃない。女の子同士で結婚なんて出来ないのよ?」

娘のとんでもない発言に母親の双葉はその間違いを正そうと試みるが………。

「でも……昔ママは男の子でパパは女の子だったんでしょ?」
「ちょっと、清美どうしてそれを!?」
「ふははっ、流石は俺の娘だ。子は親に似るってか?(にやにや」

今まで隠してきた秘密を何故、娘の清美が知っているのかと驚いたが、
すぐにその秘密をバラした犯人が私の隣でしてやったりとニヤニヤ笑いを浮かべていた。

「……清彦さん。どうしてあんなに秘密にしていたのにバラしちゃったんですか?」

子供が出来たときに決めた秘密をバラされてしまっていたなんて。
私は、子供たちにはごく普通の家庭として育ってほしかったんですけど……。

「だって、その方が面白いだろ?
それに……子供は自分たちの出生の秘密を知る権利があると思わないか?」

いつも破天荒な清彦さんにしてはえらくまともな回答にもう私は何も言わなかった。
この時ばかりは清彦さんの意見の方が正しいと自分でも分かっていたからだ。

無題 Name きよひこ 12/08/22(水)21:39 ID:iv6OGMqg No.30693 [GJ] [Boo]

「今年も来たのだね……清美さんだったな?
……ん? いや、もしかして葉一君?」

「まだ清美です。……でも来年はたぶん葉一ですが」
「!?……そうか……TS法か! ……しかし、兄妹で……とはね……」

「……見た目はあんまり違わないから違和感なくていいんですよ?
どうしても欲しいものために……兄には妹になってもらいます」

「家族間での戸籍交換特記条項をつかうのか……そこまでして欲しいものは
やはり有紗かね?」

「……はい」

「そうか……有紗……いや「最初の有紗」のために準備していたこの装置……
残念ながら結局はまにあわなかったが、彼女が残してくれた有紗のために
役に立っておる……だが、有紗の時は凍りついているようなものだ。
それを……とかしてみせられるかね?」

「……必ず!」

その部屋での有紗の父と清美の会話はそれが最後となった……

翌年、「葉一」は皇都大学の医学部に進学した……

そして……さらに数年の時が流れたある日……

無題 Name 匿名W 12/08/23(木)18:47 ID:m.VtaqqE No.30694 [GJ] [Boo]

「ついに…ついに、この日がやってきたんだ!」

コールドスリープ装置が解除された音が自宅兼研究室内に響く。
中に眠る少女を喜びの表情で見つめているのは、
大学を無事に卒業し博士号まで取得し青年となった葉一である。

彼は努力の末に少女…有紗を病から救うワクチンが完成させたのだ。
コールドスリープ状態でゆっくりと時間をかけて身体に馴染ませて完全に治療したのである。
やがて、少女はゆっくりと瞳をあけて目覚めた。

「ううぅ……眩しい…私は…生きているのね……「そうだよ!」誰っ!?…清彦!?」
「……違うよ有紗お姉さん。私…いや俺は、清彦父さんと双葉母さんの息子の葉一です」

目覚めた有紗は成長した葉一(清美)と目が合った。
二人はこれが初対面で、有紗は息子の葉一を父親の清彦と勘違いしてしまう。
それほど清彦と成長した葉一は顔立ちがとてもよく似ていた。

「そうなの……あの二人子供が出来たのね。それに私はずいぶん長いこと眠ってたのね」

有紗は自分が眠っていた時間のあまりもの長さに呆然とし、
長い間身体を使っていない所為で膝がガクリと落ちる。

「おおっと!でも、もう大丈夫です。
ずいぶん時間がかかってしまいましたが貴女の病は俺が開発したワクチンで完治しました」

「!?……そう、貴方が私を不治の病から救ってくれたのね。
ありがとう…ぐすっ…ありがとう……」

無題 Name 匿名W 12/08/23(木)19:58 ID:m.VtaqqE No.30696 [GJ] [Boo]

態勢が崩れた有紗を葉一がしっかりと抱きとめて支える。
有紗は、もう諦めていた自分の病から救われて喜びと感動の涙を流したのであった。
そして、葉一はついに有紗へと自分の思いをぶつける。

「有紗お姉さん。いや、有紗。俺と結婚してください!!」
「……ええ。もちろん喜んでお受けするわ。でも、私なんかで本当にいいの?」

「なにをおっしゃいますか。俺は貴女と結婚するために医者の道に進んだんです。
実家の病院を継ぐ為でもなく、他でもない貴女だけのために選んだ道ですから」

不甲斐ない兄(今は妹か)の代わりに病院を継ぐために男(葉一)になった訳でもなく。
全ては、幼少の頃に一目惚れした、たった一人の愛する人の為だけであったのだ。

ひしりと抱きしめ合いながら語らい合う二人。
そして、愛の証しとして唇を重ね合い熱い抱擁をかわすのであった。

それから葉一は、これまでの詳しい経緯を有紗に話したのだった。

無題 Name 匿名W 12/08/23(木)19:59 ID:m.VtaqqE No.30697 [GJ] [Boo]

特に有紗と結婚するために清美からTS法で葉一となったことなど、
「流石はあの人の子ね」と苦笑していた。
もう彼女の表情には先ほどのような絶望感は消え、希望と喜びにあふれていたのだった。

それから一年後、この二人の結婚はニュースで大きな話題となり、
有紗と葉一は愛する家族やたくさんの人達に祝福されながら結婚式を挙げたという。

その参列者の中には、この二人より2年早く結婚していた元葉一の清美と、
有紗の実の子供である有輝の夫婦の姿もあったという。
この二人の出会いや馴れ初めなどについてはまた別の話。

めでたしめでたし

(終わり)
この小説は、たちは板εで連載されたリレー小説です。
参加された皆様のご協力のお蔭で無事完結させることが出来ました。
今後とも、「たちは板ε」でもっと多くの良きリレー作品が投稿されていくといいですね。
もう一度、参加された皆様、ご協力感謝です。ありがとうございました。
リレー小説
0.1670簡易評価
3.無評価きよひこ
ハッピーエンド(´;ω;`)
9.60きよひこ
この交換って肉体交換なのか性器だけの交換なのかわかりにくかったのが残念。
肉体交換なら病気ごと移るはずだし、性的特徴の部分だけが入れ替わるって事?
リレーのときは知らなかったので転載に感謝。
11.無評価きよひこ
本人同士の面影を残しながら身体的特徴(身長・体重・髪の長さや性器やスリーサイズなどの身体データ)が入れ替わるので、あくまでも身体そのもの完全な入れ替わりではないという解釈でいいかと。
でもそれだと病気の部分で矛盾が・・・でもまぁ・・・こまけぇーことは(ry
12.無評価きよひこ
実は性的な部分は細胞データごと入れ替わっており
そのせいで病気を「再発」させるハメに……ああ……
28.無評価nike blazer prezzi
What have you done in the past year that has improved who you are as a person?
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