「ちょっとお!何時まで着付けの時間掛かってんのお?お祭りに置いて行くわよ!!」
また、双葉姉ぇの怒鳴り声が…。
仕方ねえだろ、浴衣なんて着るの初めてなんだからよ。
俺の名は『近藤清彦』双葉姉えが流行だからって買ってきた
丈の短い浴衣(なんだこりゃ?)の着付けに悪戦苦闘中。
ちなみに俺の帯を締めてくれているのが親友の『土方利彦』こいつの浴衣は普通だけど前がはだけて悲惨な状態、チェック柄の可愛いブラとパンツが丸見えの艶姿…。
いい加減な事言いやがってえ!双葉姉ぇの奴、何が『浴衣の時はノーブラでね!(はあと)』だ!誰が言ったんだよ?そんな事!?
ああ、ちなみに今の名前はそれぞれ『近藤清香』と『土方利美』
そうだよ、二人とも戸籍はおろか染色体を調べても正真正銘の女子だ。けど、二人とも一年前は男子高校生だったんだぜ。
去年の夏休みの終わり頃、サッカー部の練習中二人とも気分が悪くなりぶっ倒れ、そのまま病院へ直行。
最初は熱中症かと思われたんだけど、入院している間にあれよあれよと言う間に身体が変化して二人とも女に…。
つまり二人が罹ったのは『TS熱』だったんだ。
で、今年二人とも女に成って初めての夏休みを迎えたんだけど、双葉姉ぇに『二人とも女の子として馴染まないとね。』とか言われて、海辺で民宿やってるおじさんの家に泊まりがけで来ている。
今日は『浴衣』そして、明日は『水着(ビキニ)』と、段々ハードルが高くなる。
それにしても双葉姉ぇの奴何か腹に一物有りそうな気がして…?まさか俺たちをダシに逆ナンしようって魂胆じゃ?
うう!さっきから野郎共の視線が…。
何だよ、この短い浴衣はよ?ぱ、ぱんつ見えちまうじゃねか。
俺と利美は地元の神社の夏祭りに連れて来られて…。
「ほうら、もっと愛想良くしなさいよ。あれだけ男の子達誘ってくれてるのにぃ!」
あんなあ双葉姉ぇ、あんたの個人的目的の為に付いて来たんじゃねえからな!!
「まあ、ちょっとは僕達もお祭り楽しもうよ。男の子に奢ってもらうのも女の子の特典だしね。」…と、利美の奴、結構女に染まってるじゃねえか?
「まあ、ちょっとは清香もお淑やかにしたら?先々の事も考えてさあ。」
な、何だよ?先々の事って!?
はうう、胸がたぷんたぷん揺れてる、結局慌てて来たもんだからノーブラのまんま、利美の奴はって言うとしっかりブラ付けてやがる。第一こいつ俺よりでっけえもんなあ。おまけに普通の浴衣だもんだから、お淑やかさって言うか、何かお嬢っぽいよなあこいつ?(何か妙に腹立だたしい?ってか、ムカつく!)
それに引き替え俺ときたら、ぱんつ見えるか見えないかのぎりぎりミニの浴衣に茶髪殆ど金髪(染めたんじゃ無くてTS熱で性転換した際に髪の色が変わっちゃたんだ)だし、どう見てもイケイケギャルじゃん!?
『ねえねえ、彼女ぉ!俺達とカラオケでも行かね?』ったく、うるせえなあ!俺は悉く言い寄ってくる野郎共を撥ね付け…、って、おいおい、双葉姉ぇと利美の奴、なに楽しそうに野郎共とくっちゃべってるんだよ?
「なあに?清香?そんなにあたし達が羨ましいの?」…な、何も羨ましい事なんてねえよ…。
「ほんと。清香ったらもっと素直に成れば良いのに…。」
…な、何だよ!?双葉姉ぇと利美の奴、お、俺が、ま、まるで男に誘われたがってるみたいに…。
「だいたい、普通丈の浴衣も有ったのに、わざわざ短いの着てくるなんてねえ?」
「そうですよねえ?おまけに、ノーブラってカマ掛けられても、十分ブラ着けてくる時間は有ったはずですし、如何にも慌てて付け忘れたみたいに、浴衣の下はピンクの勝負パンツですし。あんなにつっけんどんにしながら、本命のイケメン狙ってるんじゃ?」
ひゃうう!!と、利美っ!てめっ!そこまでばらすんじゃねえ!?や、薮蛇だあ!!(赤面)
「丁度、こっちは3対2だし、清香が入ってくれるとぴったしなんだけどぉ?」ふ、双葉姉ぇの奴何言ってやがんだ!
「ほうら、清香!彼、清香好みのイケメンじゃん!?彼もさっきから清香の事すごく気にしてるみたいだしぃ。」う、うっせえよ!余計な事言うんじゃねえや!利美の奴!?
えっ?てか、む、向井理にそっくり!?ひゃうん!(はあと)
「あ、あの、初めまして、お、俺『向田 理彦(むこうだみちひこ)』、えっと、KO義塾大のサッカー部で、こっちに合宿に来てます。明日オフなんで、よ、よければ、その…、一緒に海行きませんか?」
えっ?え、えっとぉ!そ、その、おれ…、じゃねえ、あ、あたあたあたし、そ、その、はわわわわ!
って噛みまくりじゃん、俺!? えっと、KO義塾ってあの私学の名門?どっちかって言うと、良家の御子息御令嬢の多い、創始者がお札の肖像に成った、あ、あの!?
『ちょっとぉ、清香ったら良い雰囲気じゃない。』
『そうですよね、あいつ早くから女の子っぽく成ってたのに、本人意地張ってて。』
『まあ、外見と裏腹に純情可憐って言うか?』
『僕と見かけと中身正反対ですし。』
『でも、KO義塾大のお坊ちゃん三人組だなんて思いがけない大漁だし。』
『やっぱり清香を撒き餌にしてて正解でしたねぇ。』
あわわわ、む、胸がドキドキ、そんなに見つめるなってえの!ひゃうっ!な、何だ?乳首が浴衣の生地に擦れてビクンッて。べ、別に、こいつに見つめられてそうなったんじゃ無いからな。
け、けど、いい男だよな…。(きゅん)うっ!乳首がずきんって。
横から双葉姉ぇが小声で『ちょ、清香ぁ、その浴衣の胸んとこ、ポッチがくっきり浮き出てるよ。』
えっ?ひゃあっ!おっぱいの膨らみの先っぽが…、あわわわ。えっ?こいつ、さっきからここ見てたの?い、いやん!!
俺はあわてて胸を隠す、やっぱりブラしてくるんだったあ!真っ赤になった俺はその場から掛け出そうとした瞬間、下駄の歯が小石に引っかかりそのまま前のめりに転ぶ。きゃうんっ!!
ひうう!痛たたた…。
慌て駆け寄ってきた双葉姉ぇと利美『ちょっと!清香、お尻お尻!!』えっ?『パンツパンツ!!』はっ?きゃあああん!浴衣のお尻が捲れて、ピンクのフリル付きパンツがご開帳!?
きゃあああ!!み、見るなあ!見ないでえ!!
「ぶっ!」ああ、こ、こいつ鼻血出してやがる!?
『あらあら…、女の子の生パンツ見た位で鼻血出すなんて?うぶな子ねえ。』
『確実に童貞ですね。』
『童貞と処女かあ、ちょっと心配ねえ。』
『僕みたいに女になってすぐ経験した方が良かったかも。』
『こっちの二人も短パンの前あんなに膨らませちゃって…。』
『まあ僕達がちゃんとリードしましょう、うふふ。』
『そうね、あの二人はほっといてあたし達はあたし達で楽しみましょう。』
『ええ、そうですね。』
お、おい、2人とも俺達放っておいてどこ行くんだよ?
「え、えっと清香ちゃん、何か食べない?」えっ?
あ、ああ、そ、そんならたこ焼き。
俺達はたこ焼き一舟と、缶ジュース二本買って、神社の境内のベンチに腰を下ろした、勿論こいつの奢りだ。
「お、俺、憧れだったんだよね、こうやってかわいい女の子とデートするのって。」えっ?こいつなら結構モテたんじゃねえの?
「俺って小さい頃からサッカーに明け暮れて、とても、女の子と喋ったりする機会がなかなか無くて。」
へえ?そんなものなんかなあ?俺も男の時はサッカー部だったけど、そこまで締め付けは無かったような気が?
やっぱり名門校は違うんだろうなあ?
がさごそ…、『うふふ、やっぱりあの子達いい雰囲気ねえ。』『しっ、双葉さん、聞こえちゃいますよ。』『早いことデート切り上げて戻ってきたの正解だったわ。』『もう、双葉さんったら、もうちょっとで、童貞頂いちゃったのにい。』『いいじゃない、明日は海でのデート約束したんだし、その後は自由行動って事でね?』『あっ?何か進展が有りそうですよ。』
「え、えっと、その頼みあるんだけど…。」何だよ?
「あ、あのさ、そ、そのう…。」何だよ、歯切れ悪いなあ。
「た、たこ焼きをさ、あんって食べさせてくれないかなあ?あっ?べ、別に嫌だったらいいんだよ、無理にじゃ無いんだから。」
ぷっ、うふふふっ、まったく男ってどうしてこんな単純バカなんだろ?俺も男だったし良く解るよ、可愛いなあ、男って。
それじゃあ、はい、あん…、ぽろっ!その時爪楊枝から外れたたこ焼きが俺の浴衣の胸の合わせ目に…、あちぃぃぃ!!
俺は慌てて浴衣の前をはだけて、中のたこ焼きを…、えっ?
「あううっ!」な、何赤い顔して?えっ?やあああ!おっぱいと、ぱ、ぱんつ丸見えぇぇ!!
ほ、ほとんどハダカぁ!!(赤面)
ひゃうっ!は、恥ずかしいよう!!
「うああっ!!」えっ?どうしたの!?急に身体ビクンビクンさせて、むわっ!えっ?な、何か青臭い匂いが?
「ご、ごめん!清香ちゃん、もう合宿所に戻らなきゃ、じゃ、じゃあ明日楽しみにしてる、おやすみ!!」
そう言うと何故か短パンの前を両手で押さえながらがに股走りで帰って行った、急にどうしたんだろ?
『ああ、あの子逝っちゃったみたいね。』
『そうみたいですね。』
『生乳生パン見て逝っちゃうなんて、童貞で早漏…、清香の相手として思いやられるわ。』
『まあ、生温かく見守りましょうよ。』
神社のベンチにぽつんと取り残された俺は、一人たこ焼きをつついていた。
「ほうら、清香早く起きなさい!約束の時間に遅れちゃうわよ。」
う、うん…、双葉姉ぇの奴朝からテンションたけえなあ?おじさんの民宿の直ぐ裏がビーチじゃん、そんなに慌てなくたって。
「なあに言ってんの?女は色々準備が有るんだからね、単に水着に着換えりゃ良いってもんじゃ無いのよ。お化粧もだし、身だしなみも…。」へいへい、分かりました、起きますよ。
「早く朝ご飯食べちゃって。食事の後少し時間置かないと、ビキニの場合ぽっこりお腹が目立っちゃうんだからね。」はあい…、って双葉姉ぇの奴、もう水着に着替えて、実の弟…、もとい、妹から見てもやっぱプロポーション良いよなあ。タッパ有るし、出てるとこしっかり出てるしモデル体型って言うか、黒のビキニが良く映える。
利美の奴も細身の身体に関わらず胸はFカップで俺より一回りでかいし、白のビキニが下着みたいに見えて何ともエロイ。最近知ったんだけど、こいつ、お嬢っぽい外見に似合わず、結構男関係派手だったんだ?
一方、俺はって言うと、全体的にややぽっちゃり型、で、でもちゃんとメリハリの有る、所謂グラドル、若しくは着エロ体型?と、自分ではそう思ってる。
若干フリルの付いたショッキングピンクの可愛い系ビキニ、なあんかやっぱり髪の毛の色と相まってギャルっぽいよなあ。
「ところで清香?女性として最も大事な事って解ってる?」きゅ、急になんだよ?そりゃあ、慎ましいとかお淑やかとか、良く気が利くとか、無難な所なんじゃねえの?
「違うわ、えいっ!!」ひゃあう!!い、いきなり何すんだよ!?水着のブラの上からとは言え、人差し指で、ち、乳首を!?
「うん、感度はバッチリみたいね。」ちょ、双葉姉ぇ!!
「女はね、一にも二にもエッチの感度なのよ、感度が良ければエッチの時旦那様も満足出来るし、充実した夫婦生活が送れるってものよ。」
「そうだよ、清香、特に僕達TSっ娘って、普通の女子に比べても数段感度が良いらしいんだって。だから、大抵のTSっ娘は性転換して直ぐに女としてのエッチを経験するんだよ。清香みたいに1年も貞操を守り通したのって博物館行きなんだから。」…そ、そうなの?
「だから、もう少し清香もはっちゃけたら良いと思うんだけど?だって清香は清香なりに、ミニ浴衣でノーブラとか、男の子に意識して貰いたいんでしょ?」…う、うぐぅ…。
「あはは、僕みたいにむっつりスケベもどうかと思うけどね。」そういや利美の奴、男の頃から一見どこかの御曹司みたいで爽やかキャラっていうイメージとは裏腹に、しょっちゅう彼女取っ替え引っ替えしてたもんなあ。
「まあ今も矛先が、女の子から男の子に変わっただけだから…、てへっ!」って、ぺろっと出した舌にきらっと光る銀色の玉が??
お、おいっ!利美、その舌は何だよ!?
「ああ?これ?舌ピアスだよ、せっかく海に来たんだもん、お洒落しなくっちゃ。」お、おまっ、そのお嬢面と相反するんですけど…。
「だって、これでしゃぶってあげると男の子達堪らないんだって、ピアスの玉がコロコロって先っぽ刺激し…(ry)」く、くわあああ!!てめっ!利美ぃ!おめえって奴はああ!!
「えっ?何か変な事言った?」
おめえなあ、そのお嬢面で何人の男たぶらかして、何本のアレしゃぶったんだよ?(…て、俺、何聞いてんだよ?)
「えっと…、50本位かな?」ぐわああああ!!お前、そのお嬢面でさらっと言うか!?
って、(羨ましい…)じゃねええ!!
「ああ、昨夜、清香の相手の向田君の同僚の子、双葉さんが早く帰ろって言ったから、最後までいけなくて、口だけで逝かせてあげたから、51本目?」…は、ははは、もう、こいつは別世界の人間だ…。
「童貞ちゃんの精子ってすごく濃くって喉に絡みつくのよねえ♪」…ぶっ!!もはや何も言えねえ…。お前の頭の中はエッチ一色かよ!?
「はあい、そうです♪だって清香も経験してみりゃ解るよ、世界が一変しちゃうから。」
「はいはい、あんた達喋ってばかりいないで、そろそろ行くわよ。清香も今日こそは勝負掛けなくっちゃね!?」…は、はいい??(by杉下右京)
なんだかんだで、俺達は約束の時間により、20分遅れ(双葉姉ぇに言わせりゃ、少し位わざと遅れていくのがミソだと…)
「お待たせえ!!ごめんねえ!」双葉姉ぇの奴、そう言うと颯爽と上に羽織っていたビーチウェアを脱ぎ捨てる、黒のビキニに覆われた 素晴らしいプロポーションが露わに…。
『おおっ!!』男子共から感嘆の声が…、な、何だよ!?向田の野郎、一緒に成って双葉姉ぇの身体、ヨダレ垂らさんばかりに見やがって!
「なあんだ、清香ったら妬いてるの?」と、横から利美の奴…。
は、はあ?なんで俺が双葉姉ぇに嫉妬しなきゃいけねえんだよ?
「だって、今の清香の顔ったら、あたしだけを見ててよねっ!!他の女に目移りしたら承知しないんだからねっ!!って顔してたよ。」…、う、うぐぅうう…。
向田の奴サッカー部らしく下半身、特に太腿からふくらはぎが発達して、それとは逆に上半身はスリムだけど肩や腕、胸の筋肉もしっかり付いてて浅黒い肌に相俟って、ああ…、逞しい…。
あ、又乳首がズキンって疼いて…、何これ?
「どしたの?清香、よだれ垂らさんばかりの顔しちゃって。」いっ!?お、俺今そんな顔してた?
「あっ?清香ちゃん!おはよう。」向田が声を掛けながら近づいてきた。…えっと、ここでウェア脱ぐべきだよな…。
俺は上着を脱いで水着姿に、ショッキングピンクのビキニが露わになる。
「…か、可愛い…、き、綺麗だ…。」えっ?何か言った?
どうしてだろ?こいつに見つめられたら、乳首が硬くなって、ズキンって疼く、それに何かお腹の奥の方がきゅんって…。
その時、双葉姉ぇの声が、「ねえねえ、ビーチバレーしない?」ってこんな格好で激しく動いたらブラがずれちゃうんじゃ??
すると、利美の奴が耳元で、『それが狙い目なんだよ、男の子を堕とすのにね。』
その後はなんだかんだでまあ楽しい時間を過ごした、思った通り、ハミ乳&ポロリをしでかしてしまった、それも俺だけ…、又向田の奴盛大に鼻血を吹いて…、馬鹿…。
少し日が暮れ始めた頃双葉姉ぇが、「さあて、ここからはフリータイムにしよ?カップルで食事に行くのも良し、カラオケに行くのも良し、それとも…、うふふ(はあと)も良し。じゃあいったん解散!着替えが終わったら又集合よ!」って、え?何かうふふってのが引っかかる。
とりあえず、いったんそれぞれの宿に戻り、着換えてからそれぞれ街に繰り出す事と成った。
水着を脱いで、お風呂に入る、うわーくっきり水着の跡が、おっぱいやお尻のあたりは真っ白その他は程よい褐色に。
シャワーを浴びてると、利美がそのFカップのおっぱいをユサユサ揺らしながら入ってきた。アソコは毛が無くて割れ目がくっきり、ここに50人もの男共を飲み込んだんだよな?
「清香、ちゃんと綺麗にしとくんだよ、汗臭かったら男の子に嫌われちゃうよ。それにブラとパンツは新品をね。」わ、わかってらあ、って何で?ブラとパンツを誰に見せんだよ?
「そんなの決まってるじゃん。あ、僕、今晩はひょっとして戻らないかも、双葉さんも同じ事言ってたよ?」は、はいいい??お、お前ら、ま、まさか?
「まあ、清香もしっかり頑張って、無事、性交を祈ってるよ!」お、おい、そのセリフ、漢字変換がおかしいぞ!!
えっと、向田の奴来てるかな?今の俺はピンクのタンクトップとデニムのショートパンツにミュールという姿、双葉姉ぇにもあんたらしくて活発な感じでいいんじゃない?って言われた。
約束の場所に着くと、すでにKOボーイ三人組が着ており、双葉姉ぇと利美はそれぞれの相手と手を組んで、夜の街に消えていった。別れ際、双葉姉ぇも利美も俺に意味ありげなウィンクをしていった。
「え、えっと清香ちゃん、俺達二人きりに成っちゃたね、と、取り敢えず食事でも行く?」
う、うん…。
ここのビーチは温泉も近く毎年若者・家族連れで賑わう為、結構おしゃれな店も増えてきた。そして、俺達はカフェレストランに入った。
「かんぱーい!」俺達はビールで乾杯した、えっと、俺実は高3だけど、ま、いいか。
食事をしながらいろいろな事を話した。学校やサッカーの事、俺がサッカーの知識に感心してた、まあ今の時代女子がサッカーに詳しいのは不思議じゃ無い。けど、実は元男でサッカー部って事は今は内緒にしておこう。
あふぅ、何か暑い、ビールとチューハイでかなり廻ってる。
チューハイって口当たりいいから知らず知らず飲み過ぎたみたい。
上脱ぎたいけど、男の時と違ってシャツ一じゃ無くてブラ一に成るのは流石にまずいよね。
さっきから話聞いて、こいつのサッカーに対する情熱は本当だと思ったし、こうやってデート…(ゲフンゲフン)をするのも、この歳に成って初めてだってのも、強ち嘘じゃ無いみたいだった。そして、自分の才能ではJリーグは無理なので、ちゃんと弁護士を目指す勉強もしてるらしい。へえ、20歳そこそこでちゃんと自分の考え持ってるんだなあ。
な、なんだろ、急にこいつの笑顔が眩しいって言うか…、ズキン…、ひううっ、ま、又乳首が…、う、疼いちゃう、はあん。
思わず胸を手で押さえた俺を見て、「大丈夫?胸が苦しい?気分悪いの?」と心配そうに顔を覗き込んでくる。「目がトロンとしてる、悪酔いしちゃったかな?」ううん、違う、そ、そうじゃなくって、はあう、お腹の奥が又きゅうんって。
「そろそろ、お店出ようか、送っていくよ。」う、うん…。
俺達は店を出た、やっぱりちょっと脚が取られる。おれは向田に寄りかかるように歩く。端から見たらどう見ても熱々のカップルに見えただろう。
「大丈夫?何処か座って休もうか?少し気分が良くなったら、宿まで送っていくよ。」
ち、違う、そうじゃない、気分が悪いんじゃ…。
「えっ?」そ、その、どこかで休みたい、今日は帰りたくない…、(あ、あうっ!言っちゃった!)
そして俺は向田の腕に自分の腕を絡ませると、自然に胸が向田の腕に当たる。
「わ、わわ、ちょ、ちょっと清香ちゃん!」どくんどくん、自分の胸の鼓動が、向田の腕に伝わってるはず、あん、乳首が痛いくらいに硬く尖ってるのが分かる。
ね、ねえどこかで休ませて…。ごくり、向田が生唾を飲み込む音が聞こえた。
「き、き、清香ちゃん、い、いいの?」俺は無言で、こくんと頷く。
数十分後、俺達は海辺に有る小さなファッショッンホテルの一室に居た。ベッドにちょっと離れた位置に座り一言も口をきかない。
「はあっ!はあっ!はあっ!」向田の荒い吐息が聞こえてくる。ふと奴の方を見ると、ひゃっ、短パンの前がはち切れそうに…、あふぅ、又お腹の奥が…。
「あ、あのっ!!」意を決したかの様に、こちらを向くと急に抱きついて…、きゃあっ!!
「き、清香ちゃん!!お、俺、も、もう我慢が!!」うぷう!凄い力で抱きしめられると、唇を、うぷっ!がちっ!ま、前歯が当たるう!!お、俺の初キスなんだけど…。
ちゅう、うぷっ、ちゅぷ、ああ、向田の鼓動が直に伝わってくる。俺のおっぱいがこいつの胸と密着して、はあう!
ちょ、ちょっと、さ、先にシャワーを…、来るまでにお風呂入ってきたし、下着も新品、でもお酒飲んで、少し歩いたし、ちょっとばかし汗ばんでる。でもそんな俺の声も耳に入らない様だった。
ぐりっ!ぐりっ!俺の下腹に当たる固い物…、き、きっとアレだ…。
「はふっ!!はふっ!!」一刻の猶予も無い様に、荒々しく呼吸をしながら服を脱いで行く、そして、ボクサーブリーフを一気に脱ぎ捨てる。
びいいいん!!う、うわあ!それが姿を現した、ひゃううう、す、凄い!(ごくり…)
先っぽが真っ赤でエラが張って、血管が浮いて、そ、その…。な、何で?俺元男なのに、魅入られる様に、じゅんっ…、はあう!ああ、お、お腹の奥がジンジンしてる…。
「き、清香っ!!」今度は俺の服を荒々しく脱がしにかかる、タンクトップを捲り上げ、震える手で、デニムの短パンのホックを外しチャックを引き下げ、力任せにズリ下げる。
ひゃうっ!ブラとパンツが、は、恥ずかしいよう!!あうっ!ブラの上からおっぱいを鷲掴みに…、ブチッ!やああっ、ブラを引き千切る様に、ぶるんっ!おっぱいが弾ける様に飛び出る!
「あっ、ああっ!あうううっ!!」えっ!?どぴゅっ!どぴゅっ!びゅうるぅぅ!!びちゃっ!びちゃっ!
ひゃあああ!か、顔に、お、おっぱいに、生暖かい液体が…?うっ!?生臭い!青臭い!
ふと気が付くと、俺の顔や胸に白く濁った粘液が大量に付いて…、「ああっ!ご、ごめん清香ちゃん!!お、俺、又我慢出来ずに…、やっちゃった…。」ど、どうしたの?
「お、俺生身の女の子の裸見ちゃうとどうしても我慢出来ずに出しちゃうんだよね…。大学に入った頃も、先輩に連れられて、そ、その所謂風俗の店に行ったんだけど、そこでもあっという間に出しちゃって、女の子に呆れられて、そ、それから女の子から遠ざかってたんだよね…。」そ、そうだったんだ…。
で、でも女の子のみんながみんな、早いからって馬鹿にしないと思うよ。だって、女の子の中には、こうやって…、ちゅぷっ、ぺろっ、じゅぷっ、ごくっ!(あう、青臭い…、で、でも何か癖に成りそうな味…。あん、この匂い嗅ぐと、あふっ、乳首もお腹の奥も、う、疼いちゃう!)
本当に、そ、その、す、好きな人なら、そんな事気にしないんだから。(ひゃあ!?あた…お、俺何言ってるの?)
だ、だから、ね?もう一度挑戦してみよ?そう言うとあた…俺は自分で最後の一枚であるパンツを自ら脱ぎ捨てた。えっ?パンツのクロッチの所何か濡れて…?やだあっ!!
えっと、ほら、よく見てこれが女の子の身体だよ、今度は落ち着いてゆっくりしよ、ねっ?
あたしのアソコは薄い毛に覆われて殆ど割れ目が見えている、は、恥ずかしい!で、でも、理彦(みちひこ)の為だよね、ちゃんと男の子から男にしてあげないと…、あ、あれっ?あたし何時の間に向田の事を名前で呼んだりして、そ、それに自分の事をあたしって??ああ、もう訳分かんなあい!
理彦、あたしの顔や胸に付いた精子をティッシュで綺麗に拭き取ってくれた。そして再び、あたしを強く抱きしめる、とろり…やああ、何かアソコから溢れ出す感覚が…。
ああ乳首が痛い位尖って、ひゃううう、い、いきなり吸い付かないでよ!あ、あん!そ、そんなに、舌でころころしたら…ひゃああ!
ああん、で、でも理彦の事男にしてあげるったって、あたしも処女なんだけど?あたしの方こそ『女の子』から『おんな』にしてもらわなけりゃ?
ああ、でもこの気持ち何だろ?理彦の事が気になって、ちゃんと一人前にしてあげなくっちゃって、まるで理彦のお母さんみたいな気持ち?これが母性本能ってやつなの?
うふふ、必死でおっぱいにむしゃぶりつく理彦、まるで赤ちゃんみたい…、あんっ!
ひゃっ!理彦ったら大胆にもあたしのアソコに指を、あん、恥ずかしいよう!、な、何かぴちゃぴちゃって?ぬ、濡れてる??
ちゅう、うぷっ、又唇が塞がれて…、理彦ったら、一回出したせいか大分落ち着いたみたい。あふう、やっぱりあたし女の子だよね…?
女の子に成って、一月ぐらいした頃、あたしは同じく女に成った利美に、『清彦…、清香って料理も上手だし、細かいところ良く気が付くし、男の頃からきれい好きで、お嫁に行っても良い世話女房、良い母親に成るんだろなあ。』って、『ば、馬鹿言うんじゃねえよ、な、何で男に抱かれて子供産んだりなんざ、き、気持ち悪りいってえの!』とか、言葉では男っぽく振る舞いながらも、実のところもうその頃、女の子のファッション雑誌やジャニーズ系のアイドルに夢中に成っちゃてたりして、そ、それが恥ずかしくてみんなの前でわざと男の子っぽく振る舞って、それから今までずっと、自分に嘘付いてたんだねあたし…。
でも、今なら現在(いま)の自分に正直に成れそうな気が…?ひゃうん、そ、そんな、襞を指で拡げちゃ、ら、らめえぇ!!
やああ、あたしのソコ、何かが溢れ出して…、理彦の指を濡らして…、ひゃああん、は、恥ずかしい!で、でも、気持ちいい!
ね、ねえ、あたしばっかりじゃ無くて理彦の事も、そ、その気持ち良くさせてあげたい。
「えっ?」うふふ、あたしは身体を入れ替えて理彦の上になる。
ちゅう、ちろっ、理彦の乳首に舌を這わせる、「あうっ!」男の子も感じるんだ、ここ。
それと、ふふ…、さっきからお腹にグイグイと当たるアレ、あたしは顔を理彦の下半身の方へ、うわっ!すごっ!?ソレは天を向いてそそり立って…、ああ、逞しい…。
ぐんっとエラの張った先っぽ、真っ赤に充血しちゃって、幹には血管がびっしり浮いて、えっ!?な、何かおしっこ出るところから透明な液が…?
ぺろっ!あたしは思わず舐めていた…。「うあっ!?ちょ、ちょっと清香ちゃん!うっ!!」
ちゅぷ、ちゅる、ちゅぷうう、あたしは先端に唇を付け、その液を吸い取る様に…「あううっ!き、清香ちゃん!!も、もうっ!」
びゅるっ!びゅくっ!びゅ、びゅううぅ!!ぐぷっ!あたしの口の中に生暖かくて、青臭い粘液が…。
んぐぅ!ごくっ!うぷっ!はああ!!え、えっと飲んじゃったけど大丈夫だよね?うんぐっ、2回目なのにドロドロで、凄く濃い…、げほっ!げほっ!な、何か喉に絡みつく、利美が言ってたのってこの事?
「はああ、ああ…、俺…、又…。」
え、えっと、だ、大丈夫だよ!最初は何もしないうちにだったけど、2回目はお口で逝っちゃった訳だし、3回目はきっと、あたしの胎内(なか)で逝けるよ…、って、ひゃう!?あたしったら何を言ってるの!?
ほ、ほら、気を取り直してね?もう一回…、頑張ろ?
「き、清香あ!お、俺、お前の事が、優しいお前の事が、大好きだあぁぁ!!」
ひゃんっ!!そんなに力一杯…、ああ、あたし今、道彦の逞しい胸に抱かれて、あはあ、もうどうにでもしてえ!!
うふう、うぷっ、ちゅう、あはあ、どうしてキスってこんなに甘いの??
ちゅぷっ、れろれろっ、じゅぷっ!お互いの舌を貪りあって…。ああ、こりこりに成った乳首が理彦の胸に擦れて、ひゃああ!背中にビリ!って…。
ちょ、流石に二回も出したせいか、理彦ったらますます大胆に指を…、ひゃうっ!ゆ、指先が、一番敏感なクリトリスに…、や、あああっ!!とろっ…、はうっ!ああ、又溢れて…。
「清香ぁ、お、俺、お前の中にぃ!」はあん、い、いいよ、来て、いっぱい頂戴!
そしては理彦は自分のおちんちんをあたしの割れ目の扉に宛がう。
ぴちゃっ、ずるっ、ずるうぅぅ!そこはすでにびちょびちょに濡れて、まるで理彦のおちんちんを飲み込む様に…、や、やあああっ!!鈍い痛みを伴いながらソコだけ生き物の様におちんちんをお腹の奥深く飲み込んで行く。
あ、あうっ、い、痛い…、で、でもそれ以上に気持ちいい!
あふ、おめでと…、とうとう童貞卒業出来ちゃったね。って、あたしも処女卒業出来ちゃったんだけど、何だろ?この充実感、あたしが理彦の初めての『女』なんだよね?そして、理彦があたしの初めての『男』、その事実が喩えようも無く、凄く嬉しい…。
あ、あんっ!そ、そんなに腰動かしちゃ…、あうっ、思わず声が出ちゃう、やんっ!
ああ、凄く硬くて、熱い。
理彦のモノがあたしの胎内(なか)で激しく動く、じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!ひゃあぁぁ!?なんていやらしい音、その音があたしの身体を更に疼かせる。
あ、ああ?えっと、ゴムもしないで生でしてるんだよね?こ、このまま中に出されたら、ええっとお、赤ちゃん出来ちゃったりして…?
ね、ねえ?理彦。あたしの中、気持ちいい?
「あうう、な、何か絡みついて来るみたいで、凄く気持ちいいよ、あうっ!そ、そんな締め付けちゃ駄目だよ!で、出ちゃう!!」
えっ?あたし何もしてないのに、アソコが勝手に…、やんっ!?
ああん、理彦が大きく腰を動かす度にアレがお腹の奥(子宮?)にズンズン当たる。ああ、凄い、たまらないよ!!
一昨日の晩、男子禁制(?)の寝室で双葉姉ぇと利美、そしてあたしと女同士?でエロ話で盛り上がって…、(ほんと、女同士のエロ話ってすっごいんだからあ!)
「女の価値ってね、如何に自分の裸で男の子のおちんちんおっ立てるかって事!少なくともあたしは裸見せたらどんな鈍い男だっておちんちんビンビンに勃起させる自信有るわよ。」
「そうですよねえ!後、自分のアソコに入れたら最後、どんな男も3分以内に出しちゃうとか?」
「そうよね、名器で有る事も女の価値よね。」
あはは…、この時のあたしは話題に入っていけなかった、ただ、こくこくって頷いてるしか無かった。
だって二人と違って処女だもんね。けれど今なら解る、だって、女って自尊心の塊だもんね。
だってやっぱり自分の裸見て、鼻血出したり、おちんちん大っきくしたり、あたしのアソコの中が気持ち良くって逝きそうに成ったりって女冥利に尽きるって言うか、やっぱり嬉しいよね。
「あっ!あっ!き、清香ぁ、も、もう!」えっ?出そうなの?
「だ、駄目だぁ!ぬ、抜かないと…、えっ!?ちょ、ちょおお、清香ぁやばいって!?」
あたしはガッチリと両足を理彦の腰に回して逃げられない様に…、大丈夫、安全日だからぁ…。(えっと、何の根拠も無かったけど)
だって、だって、やっぱり女としては中に出して貰いたいよね?そして、あたしは理彦の女だよってマーキングして貰って、充足感を感じたいよね?
あううう!理彦のモノ、あたしの中で一回り大きく…、しかも更に硬く成って…、ひゃううう、な、何か…、あたしも…、か、身体が…、じ、自分のじゃないみたいに…きゃあああ、か、身体が浮いちゃう!!
「う、うあああ!き、清香ぁ!も、もうっ!で、出るうぅぅ!!」
ビクン!ビクン!理彦のおちんちん、あたしの胎内(なか)で跳ね上がって…。
びゅうぅぅ!びゅるっ!びゅるっ!びゅくっ!びゅくっ!
ひゃあああ!!ああ、お腹の奥に温かい飛沫が凄い勢いで…、あうう!2回も出したのに、何?この量?ひゃあああん!凄おおおい!!
ふわっ、その瞬間身体が…?ひ、ひいいいい!!がくんっ!がくんっ!身体が痙攣して…、やああああ!!んぐう…、そのまま意識が…。
はあ、窓から入る日の光が眩しい。ああ、もう朝なんだ?
うふ、理彦の腕に抱かれてあたし未だ夢心地…。理彦の寝顔可愛い、何か胸がキュンって。
ちゅっ、す・き…、「俺もだよ。」えっ!やだ、理彦ったら、寝たふりしてたの?
ああ、あたしもう身も心も女の子に成っちゃって、そして理彦の彼女に…。
あたし達はスマホの番号、メアドを交換し、帰ってからのデートを約束した。それより、あたし勉強がんばって絶対KO義塾に入学するんだから、待っててよね!
宿に帰ると双葉姉ぇと利美も帰ってた。あはは、二人とも目に隈作っちゃて、生あくびばっかり、二人ともお盛んだったんですねえ。
「はああ、参ったわ、童貞ちゃんって技術はともかく、体力だけは底無しなのよね。朝まで休みなしの7連発よ。」
「そうですよね、僕の相手の子なんてお口で3回アソコで5回ですもん、さすがに顎が疲れて、アソコもヒリヒリしっちゃって…、うふふ。」
ええっ?二人共そんなにしちゃったの!?う、羨ましい…。これは早速、今度のデートの時、理彦と二人で反省会&夜を徹しての実地トレーニングをしなけりゃ…。(はあと)
(おわり)
また、双葉姉ぇの怒鳴り声が…。
仕方ねえだろ、浴衣なんて着るの初めてなんだからよ。
俺の名は『近藤清彦』双葉姉えが流行だからって買ってきた
丈の短い浴衣(なんだこりゃ?)の着付けに悪戦苦闘中。
ちなみに俺の帯を締めてくれているのが親友の『土方利彦』こいつの浴衣は普通だけど前がはだけて悲惨な状態、チェック柄の可愛いブラとパンツが丸見えの艶姿…。
いい加減な事言いやがってえ!双葉姉ぇの奴、何が『浴衣の時はノーブラでね!(はあと)』だ!誰が言ったんだよ?そんな事!?
ああ、ちなみに今の名前はそれぞれ『近藤清香』と『土方利美』
そうだよ、二人とも戸籍はおろか染色体を調べても正真正銘の女子だ。けど、二人とも一年前は男子高校生だったんだぜ。
去年の夏休みの終わり頃、サッカー部の練習中二人とも気分が悪くなりぶっ倒れ、そのまま病院へ直行。
最初は熱中症かと思われたんだけど、入院している間にあれよあれよと言う間に身体が変化して二人とも女に…。
つまり二人が罹ったのは『TS熱』だったんだ。
で、今年二人とも女に成って初めての夏休みを迎えたんだけど、双葉姉ぇに『二人とも女の子として馴染まないとね。』とか言われて、海辺で民宿やってるおじさんの家に泊まりがけで来ている。
今日は『浴衣』そして、明日は『水着(ビキニ)』と、段々ハードルが高くなる。
それにしても双葉姉ぇの奴何か腹に一物有りそうな気がして…?まさか俺たちをダシに逆ナンしようって魂胆じゃ?
うう!さっきから野郎共の視線が…。
何だよ、この短い浴衣はよ?ぱ、ぱんつ見えちまうじゃねか。
俺と利美は地元の神社の夏祭りに連れて来られて…。
「ほうら、もっと愛想良くしなさいよ。あれだけ男の子達誘ってくれてるのにぃ!」
あんなあ双葉姉ぇ、あんたの個人的目的の為に付いて来たんじゃねえからな!!
「まあ、ちょっとは僕達もお祭り楽しもうよ。男の子に奢ってもらうのも女の子の特典だしね。」…と、利美の奴、結構女に染まってるじゃねえか?
「まあ、ちょっとは清香もお淑やかにしたら?先々の事も考えてさあ。」
な、何だよ?先々の事って!?
はうう、胸がたぷんたぷん揺れてる、結局慌てて来たもんだからノーブラのまんま、利美の奴はって言うとしっかりブラ付けてやがる。第一こいつ俺よりでっけえもんなあ。おまけに普通の浴衣だもんだから、お淑やかさって言うか、何かお嬢っぽいよなあこいつ?(何か妙に腹立だたしい?ってか、ムカつく!)
それに引き替え俺ときたら、ぱんつ見えるか見えないかのぎりぎりミニの浴衣に茶髪殆ど金髪(染めたんじゃ無くてTS熱で性転換した際に髪の色が変わっちゃたんだ)だし、どう見てもイケイケギャルじゃん!?
『ねえねえ、彼女ぉ!俺達とカラオケでも行かね?』ったく、うるせえなあ!俺は悉く言い寄ってくる野郎共を撥ね付け…、って、おいおい、双葉姉ぇと利美の奴、なに楽しそうに野郎共とくっちゃべってるんだよ?
「なあに?清香?そんなにあたし達が羨ましいの?」…な、何も羨ましい事なんてねえよ…。
「ほんと。清香ったらもっと素直に成れば良いのに…。」
…な、何だよ!?双葉姉ぇと利美の奴、お、俺が、ま、まるで男に誘われたがってるみたいに…。
「だいたい、普通丈の浴衣も有ったのに、わざわざ短いの着てくるなんてねえ?」
「そうですよねえ?おまけに、ノーブラってカマ掛けられても、十分ブラ着けてくる時間は有ったはずですし、如何にも慌てて付け忘れたみたいに、浴衣の下はピンクの勝負パンツですし。あんなにつっけんどんにしながら、本命のイケメン狙ってるんじゃ?」
ひゃうう!!と、利美っ!てめっ!そこまでばらすんじゃねえ!?や、薮蛇だあ!!(赤面)
「丁度、こっちは3対2だし、清香が入ってくれるとぴったしなんだけどぉ?」ふ、双葉姉ぇの奴何言ってやがんだ!
「ほうら、清香!彼、清香好みのイケメンじゃん!?彼もさっきから清香の事すごく気にしてるみたいだしぃ。」う、うっせえよ!余計な事言うんじゃねえや!利美の奴!?
えっ?てか、む、向井理にそっくり!?ひゃうん!(はあと)
「あ、あの、初めまして、お、俺『向田 理彦(むこうだみちひこ)』、えっと、KO義塾大のサッカー部で、こっちに合宿に来てます。明日オフなんで、よ、よければ、その…、一緒に海行きませんか?」
えっ?え、えっとぉ!そ、その、おれ…、じゃねえ、あ、あたあたあたし、そ、その、はわわわわ!
って噛みまくりじゃん、俺!? えっと、KO義塾ってあの私学の名門?どっちかって言うと、良家の御子息御令嬢の多い、創始者がお札の肖像に成った、あ、あの!?
『ちょっとぉ、清香ったら良い雰囲気じゃない。』
『そうですよね、あいつ早くから女の子っぽく成ってたのに、本人意地張ってて。』
『まあ、外見と裏腹に純情可憐って言うか?』
『僕と見かけと中身正反対ですし。』
『でも、KO義塾大のお坊ちゃん三人組だなんて思いがけない大漁だし。』
『やっぱり清香を撒き餌にしてて正解でしたねぇ。』
あわわわ、む、胸がドキドキ、そんなに見つめるなってえの!ひゃうっ!な、何だ?乳首が浴衣の生地に擦れてビクンッて。べ、別に、こいつに見つめられてそうなったんじゃ無いからな。
け、けど、いい男だよな…。(きゅん)うっ!乳首がずきんって。
横から双葉姉ぇが小声で『ちょ、清香ぁ、その浴衣の胸んとこ、ポッチがくっきり浮き出てるよ。』
えっ?ひゃあっ!おっぱいの膨らみの先っぽが…、あわわわ。えっ?こいつ、さっきからここ見てたの?い、いやん!!
俺はあわてて胸を隠す、やっぱりブラしてくるんだったあ!真っ赤になった俺はその場から掛け出そうとした瞬間、下駄の歯が小石に引っかかりそのまま前のめりに転ぶ。きゃうんっ!!
ひうう!痛たたた…。
慌て駆け寄ってきた双葉姉ぇと利美『ちょっと!清香、お尻お尻!!』えっ?『パンツパンツ!!』はっ?きゃあああん!浴衣のお尻が捲れて、ピンクのフリル付きパンツがご開帳!?
きゃあああ!!み、見るなあ!見ないでえ!!
「ぶっ!」ああ、こ、こいつ鼻血出してやがる!?
『あらあら…、女の子の生パンツ見た位で鼻血出すなんて?うぶな子ねえ。』
『確実に童貞ですね。』
『童貞と処女かあ、ちょっと心配ねえ。』
『僕みたいに女になってすぐ経験した方が良かったかも。』
『こっちの二人も短パンの前あんなに膨らませちゃって…。』
『まあ僕達がちゃんとリードしましょう、うふふ。』
『そうね、あの二人はほっといてあたし達はあたし達で楽しみましょう。』
『ええ、そうですね。』
お、おい、2人とも俺達放っておいてどこ行くんだよ?
「え、えっと清香ちゃん、何か食べない?」えっ?
あ、ああ、そ、そんならたこ焼き。
俺達はたこ焼き一舟と、缶ジュース二本買って、神社の境内のベンチに腰を下ろした、勿論こいつの奢りだ。
「お、俺、憧れだったんだよね、こうやってかわいい女の子とデートするのって。」えっ?こいつなら結構モテたんじゃねえの?
「俺って小さい頃からサッカーに明け暮れて、とても、女の子と喋ったりする機会がなかなか無くて。」
へえ?そんなものなんかなあ?俺も男の時はサッカー部だったけど、そこまで締め付けは無かったような気が?
やっぱり名門校は違うんだろうなあ?
がさごそ…、『うふふ、やっぱりあの子達いい雰囲気ねえ。』『しっ、双葉さん、聞こえちゃいますよ。』『早いことデート切り上げて戻ってきたの正解だったわ。』『もう、双葉さんったら、もうちょっとで、童貞頂いちゃったのにい。』『いいじゃない、明日は海でのデート約束したんだし、その後は自由行動って事でね?』『あっ?何か進展が有りそうですよ。』
「え、えっと、その頼みあるんだけど…。」何だよ?
「あ、あのさ、そ、そのう…。」何だよ、歯切れ悪いなあ。
「た、たこ焼きをさ、あんって食べさせてくれないかなあ?あっ?べ、別に嫌だったらいいんだよ、無理にじゃ無いんだから。」
ぷっ、うふふふっ、まったく男ってどうしてこんな単純バカなんだろ?俺も男だったし良く解るよ、可愛いなあ、男って。
それじゃあ、はい、あん…、ぽろっ!その時爪楊枝から外れたたこ焼きが俺の浴衣の胸の合わせ目に…、あちぃぃぃ!!
俺は慌てて浴衣の前をはだけて、中のたこ焼きを…、えっ?
「あううっ!」な、何赤い顔して?えっ?やあああ!おっぱいと、ぱ、ぱんつ丸見えぇぇ!!
ほ、ほとんどハダカぁ!!(赤面)
ひゃうっ!は、恥ずかしいよう!!
「うああっ!!」えっ?どうしたの!?急に身体ビクンビクンさせて、むわっ!えっ?な、何か青臭い匂いが?
「ご、ごめん!清香ちゃん、もう合宿所に戻らなきゃ、じゃ、じゃあ明日楽しみにしてる、おやすみ!!」
そう言うと何故か短パンの前を両手で押さえながらがに股走りで帰って行った、急にどうしたんだろ?
『ああ、あの子逝っちゃったみたいね。』
『そうみたいですね。』
『生乳生パン見て逝っちゃうなんて、童貞で早漏…、清香の相手として思いやられるわ。』
『まあ、生温かく見守りましょうよ。』
神社のベンチにぽつんと取り残された俺は、一人たこ焼きをつついていた。
「ほうら、清香早く起きなさい!約束の時間に遅れちゃうわよ。」
う、うん…、双葉姉ぇの奴朝からテンションたけえなあ?おじさんの民宿の直ぐ裏がビーチじゃん、そんなに慌てなくたって。
「なあに言ってんの?女は色々準備が有るんだからね、単に水着に着換えりゃ良いってもんじゃ無いのよ。お化粧もだし、身だしなみも…。」へいへい、分かりました、起きますよ。
「早く朝ご飯食べちゃって。食事の後少し時間置かないと、ビキニの場合ぽっこりお腹が目立っちゃうんだからね。」はあい…、って双葉姉ぇの奴、もう水着に着替えて、実の弟…、もとい、妹から見てもやっぱプロポーション良いよなあ。タッパ有るし、出てるとこしっかり出てるしモデル体型って言うか、黒のビキニが良く映える。
利美の奴も細身の身体に関わらず胸はFカップで俺より一回りでかいし、白のビキニが下着みたいに見えて何ともエロイ。最近知ったんだけど、こいつ、お嬢っぽい外見に似合わず、結構男関係派手だったんだ?
一方、俺はって言うと、全体的にややぽっちゃり型、で、でもちゃんとメリハリの有る、所謂グラドル、若しくは着エロ体型?と、自分ではそう思ってる。
若干フリルの付いたショッキングピンクの可愛い系ビキニ、なあんかやっぱり髪の毛の色と相まってギャルっぽいよなあ。
「ところで清香?女性として最も大事な事って解ってる?」きゅ、急になんだよ?そりゃあ、慎ましいとかお淑やかとか、良く気が利くとか、無難な所なんじゃねえの?
「違うわ、えいっ!!」ひゃあう!!い、いきなり何すんだよ!?水着のブラの上からとは言え、人差し指で、ち、乳首を!?
「うん、感度はバッチリみたいね。」ちょ、双葉姉ぇ!!
「女はね、一にも二にもエッチの感度なのよ、感度が良ければエッチの時旦那様も満足出来るし、充実した夫婦生活が送れるってものよ。」
「そうだよ、清香、特に僕達TSっ娘って、普通の女子に比べても数段感度が良いらしいんだって。だから、大抵のTSっ娘は性転換して直ぐに女としてのエッチを経験するんだよ。清香みたいに1年も貞操を守り通したのって博物館行きなんだから。」…そ、そうなの?
「だから、もう少し清香もはっちゃけたら良いと思うんだけど?だって清香は清香なりに、ミニ浴衣でノーブラとか、男の子に意識して貰いたいんでしょ?」…う、うぐぅ…。
「あはは、僕みたいにむっつりスケベもどうかと思うけどね。」そういや利美の奴、男の頃から一見どこかの御曹司みたいで爽やかキャラっていうイメージとは裏腹に、しょっちゅう彼女取っ替え引っ替えしてたもんなあ。
「まあ今も矛先が、女の子から男の子に変わっただけだから…、てへっ!」って、ぺろっと出した舌にきらっと光る銀色の玉が??
お、おいっ!利美、その舌は何だよ!?
「ああ?これ?舌ピアスだよ、せっかく海に来たんだもん、お洒落しなくっちゃ。」お、おまっ、そのお嬢面と相反するんですけど…。
「だって、これでしゃぶってあげると男の子達堪らないんだって、ピアスの玉がコロコロって先っぽ刺激し…(ry)」く、くわあああ!!てめっ!利美ぃ!おめえって奴はああ!!
「えっ?何か変な事言った?」
おめえなあ、そのお嬢面で何人の男たぶらかして、何本のアレしゃぶったんだよ?(…て、俺、何聞いてんだよ?)
「えっと…、50本位かな?」ぐわああああ!!お前、そのお嬢面でさらっと言うか!?
って、(羨ましい…)じゃねええ!!
「ああ、昨夜、清香の相手の向田君の同僚の子、双葉さんが早く帰ろって言ったから、最後までいけなくて、口だけで逝かせてあげたから、51本目?」…は、ははは、もう、こいつは別世界の人間だ…。
「童貞ちゃんの精子ってすごく濃くって喉に絡みつくのよねえ♪」…ぶっ!!もはや何も言えねえ…。お前の頭の中はエッチ一色かよ!?
「はあい、そうです♪だって清香も経験してみりゃ解るよ、世界が一変しちゃうから。」
「はいはい、あんた達喋ってばかりいないで、そろそろ行くわよ。清香も今日こそは勝負掛けなくっちゃね!?」…は、はいい??(by杉下右京)
なんだかんだで、俺達は約束の時間により、20分遅れ(双葉姉ぇに言わせりゃ、少し位わざと遅れていくのがミソだと…)
「お待たせえ!!ごめんねえ!」双葉姉ぇの奴、そう言うと颯爽と上に羽織っていたビーチウェアを脱ぎ捨てる、黒のビキニに覆われた 素晴らしいプロポーションが露わに…。
『おおっ!!』男子共から感嘆の声が…、な、何だよ!?向田の野郎、一緒に成って双葉姉ぇの身体、ヨダレ垂らさんばかりに見やがって!
「なあんだ、清香ったら妬いてるの?」と、横から利美の奴…。
は、はあ?なんで俺が双葉姉ぇに嫉妬しなきゃいけねえんだよ?
「だって、今の清香の顔ったら、あたしだけを見ててよねっ!!他の女に目移りしたら承知しないんだからねっ!!って顔してたよ。」…、う、うぐぅうう…。
向田の奴サッカー部らしく下半身、特に太腿からふくらはぎが発達して、それとは逆に上半身はスリムだけど肩や腕、胸の筋肉もしっかり付いてて浅黒い肌に相俟って、ああ…、逞しい…。
あ、又乳首がズキンって疼いて…、何これ?
「どしたの?清香、よだれ垂らさんばかりの顔しちゃって。」いっ!?お、俺今そんな顔してた?
「あっ?清香ちゃん!おはよう。」向田が声を掛けながら近づいてきた。…えっと、ここでウェア脱ぐべきだよな…。
俺は上着を脱いで水着姿に、ショッキングピンクのビキニが露わになる。
「…か、可愛い…、き、綺麗だ…。」えっ?何か言った?
どうしてだろ?こいつに見つめられたら、乳首が硬くなって、ズキンって疼く、それに何かお腹の奥の方がきゅんって…。
その時、双葉姉ぇの声が、「ねえねえ、ビーチバレーしない?」ってこんな格好で激しく動いたらブラがずれちゃうんじゃ??
すると、利美の奴が耳元で、『それが狙い目なんだよ、男の子を堕とすのにね。』
その後はなんだかんだでまあ楽しい時間を過ごした、思った通り、ハミ乳&ポロリをしでかしてしまった、それも俺だけ…、又向田の奴盛大に鼻血を吹いて…、馬鹿…。
少し日が暮れ始めた頃双葉姉ぇが、「さあて、ここからはフリータイムにしよ?カップルで食事に行くのも良し、カラオケに行くのも良し、それとも…、うふふ(はあと)も良し。じゃあいったん解散!着替えが終わったら又集合よ!」って、え?何かうふふってのが引っかかる。
とりあえず、いったんそれぞれの宿に戻り、着換えてからそれぞれ街に繰り出す事と成った。
水着を脱いで、お風呂に入る、うわーくっきり水着の跡が、おっぱいやお尻のあたりは真っ白その他は程よい褐色に。
シャワーを浴びてると、利美がそのFカップのおっぱいをユサユサ揺らしながら入ってきた。アソコは毛が無くて割れ目がくっきり、ここに50人もの男共を飲み込んだんだよな?
「清香、ちゃんと綺麗にしとくんだよ、汗臭かったら男の子に嫌われちゃうよ。それにブラとパンツは新品をね。」わ、わかってらあ、って何で?ブラとパンツを誰に見せんだよ?
「そんなの決まってるじゃん。あ、僕、今晩はひょっとして戻らないかも、双葉さんも同じ事言ってたよ?」は、はいいい??お、お前ら、ま、まさか?
「まあ、清香もしっかり頑張って、無事、性交を祈ってるよ!」お、おい、そのセリフ、漢字変換がおかしいぞ!!
えっと、向田の奴来てるかな?今の俺はピンクのタンクトップとデニムのショートパンツにミュールという姿、双葉姉ぇにもあんたらしくて活発な感じでいいんじゃない?って言われた。
約束の場所に着くと、すでにKOボーイ三人組が着ており、双葉姉ぇと利美はそれぞれの相手と手を組んで、夜の街に消えていった。別れ際、双葉姉ぇも利美も俺に意味ありげなウィンクをしていった。
「え、えっと清香ちゃん、俺達二人きりに成っちゃたね、と、取り敢えず食事でも行く?」
う、うん…。
ここのビーチは温泉も近く毎年若者・家族連れで賑わう為、結構おしゃれな店も増えてきた。そして、俺達はカフェレストランに入った。
「かんぱーい!」俺達はビールで乾杯した、えっと、俺実は高3だけど、ま、いいか。
食事をしながらいろいろな事を話した。学校やサッカーの事、俺がサッカーの知識に感心してた、まあ今の時代女子がサッカーに詳しいのは不思議じゃ無い。けど、実は元男でサッカー部って事は今は内緒にしておこう。
あふぅ、何か暑い、ビールとチューハイでかなり廻ってる。
チューハイって口当たりいいから知らず知らず飲み過ぎたみたい。
上脱ぎたいけど、男の時と違ってシャツ一じゃ無くてブラ一に成るのは流石にまずいよね。
さっきから話聞いて、こいつのサッカーに対する情熱は本当だと思ったし、こうやってデート…(ゲフンゲフン)をするのも、この歳に成って初めてだってのも、強ち嘘じゃ無いみたいだった。そして、自分の才能ではJリーグは無理なので、ちゃんと弁護士を目指す勉強もしてるらしい。へえ、20歳そこそこでちゃんと自分の考え持ってるんだなあ。
な、なんだろ、急にこいつの笑顔が眩しいって言うか…、ズキン…、ひううっ、ま、又乳首が…、う、疼いちゃう、はあん。
思わず胸を手で押さえた俺を見て、「大丈夫?胸が苦しい?気分悪いの?」と心配そうに顔を覗き込んでくる。「目がトロンとしてる、悪酔いしちゃったかな?」ううん、違う、そ、そうじゃなくって、はあう、お腹の奥が又きゅうんって。
「そろそろ、お店出ようか、送っていくよ。」う、うん…。
俺達は店を出た、やっぱりちょっと脚が取られる。おれは向田に寄りかかるように歩く。端から見たらどう見ても熱々のカップルに見えただろう。
「大丈夫?何処か座って休もうか?少し気分が良くなったら、宿まで送っていくよ。」
ち、違う、そうじゃない、気分が悪いんじゃ…。
「えっ?」そ、その、どこかで休みたい、今日は帰りたくない…、(あ、あうっ!言っちゃった!)
そして俺は向田の腕に自分の腕を絡ませると、自然に胸が向田の腕に当たる。
「わ、わわ、ちょ、ちょっと清香ちゃん!」どくんどくん、自分の胸の鼓動が、向田の腕に伝わってるはず、あん、乳首が痛いくらいに硬く尖ってるのが分かる。
ね、ねえどこかで休ませて…。ごくり、向田が生唾を飲み込む音が聞こえた。
「き、き、清香ちゃん、い、いいの?」俺は無言で、こくんと頷く。
数十分後、俺達は海辺に有る小さなファッショッンホテルの一室に居た。ベッドにちょっと離れた位置に座り一言も口をきかない。
「はあっ!はあっ!はあっ!」向田の荒い吐息が聞こえてくる。ふと奴の方を見ると、ひゃっ、短パンの前がはち切れそうに…、あふぅ、又お腹の奥が…。
「あ、あのっ!!」意を決したかの様に、こちらを向くと急に抱きついて…、きゃあっ!!
「き、清香ちゃん!!お、俺、も、もう我慢が!!」うぷう!凄い力で抱きしめられると、唇を、うぷっ!がちっ!ま、前歯が当たるう!!お、俺の初キスなんだけど…。
ちゅう、うぷっ、ちゅぷ、ああ、向田の鼓動が直に伝わってくる。俺のおっぱいがこいつの胸と密着して、はあう!
ちょ、ちょっと、さ、先にシャワーを…、来るまでにお風呂入ってきたし、下着も新品、でもお酒飲んで、少し歩いたし、ちょっとばかし汗ばんでる。でもそんな俺の声も耳に入らない様だった。
ぐりっ!ぐりっ!俺の下腹に当たる固い物…、き、きっとアレだ…。
「はふっ!!はふっ!!」一刻の猶予も無い様に、荒々しく呼吸をしながら服を脱いで行く、そして、ボクサーブリーフを一気に脱ぎ捨てる。
びいいいん!!う、うわあ!それが姿を現した、ひゃううう、す、凄い!(ごくり…)
先っぽが真っ赤でエラが張って、血管が浮いて、そ、その…。な、何で?俺元男なのに、魅入られる様に、じゅんっ…、はあう!ああ、お、お腹の奥がジンジンしてる…。
「き、清香っ!!」今度は俺の服を荒々しく脱がしにかかる、タンクトップを捲り上げ、震える手で、デニムの短パンのホックを外しチャックを引き下げ、力任せにズリ下げる。
ひゃうっ!ブラとパンツが、は、恥ずかしいよう!!あうっ!ブラの上からおっぱいを鷲掴みに…、ブチッ!やああっ、ブラを引き千切る様に、ぶるんっ!おっぱいが弾ける様に飛び出る!
「あっ、ああっ!あうううっ!!」えっ!?どぴゅっ!どぴゅっ!びゅうるぅぅ!!びちゃっ!びちゃっ!
ひゃあああ!か、顔に、お、おっぱいに、生暖かい液体が…?うっ!?生臭い!青臭い!
ふと気が付くと、俺の顔や胸に白く濁った粘液が大量に付いて…、「ああっ!ご、ごめん清香ちゃん!!お、俺、又我慢出来ずに…、やっちゃった…。」ど、どうしたの?
「お、俺生身の女の子の裸見ちゃうとどうしても我慢出来ずに出しちゃうんだよね…。大学に入った頃も、先輩に連れられて、そ、その所謂風俗の店に行ったんだけど、そこでもあっという間に出しちゃって、女の子に呆れられて、そ、それから女の子から遠ざかってたんだよね…。」そ、そうだったんだ…。
で、でも女の子のみんながみんな、早いからって馬鹿にしないと思うよ。だって、女の子の中には、こうやって…、ちゅぷっ、ぺろっ、じゅぷっ、ごくっ!(あう、青臭い…、で、でも何か癖に成りそうな味…。あん、この匂い嗅ぐと、あふっ、乳首もお腹の奥も、う、疼いちゃう!)
本当に、そ、その、す、好きな人なら、そんな事気にしないんだから。(ひゃあ!?あた…お、俺何言ってるの?)
だ、だから、ね?もう一度挑戦してみよ?そう言うとあた…俺は自分で最後の一枚であるパンツを自ら脱ぎ捨てた。えっ?パンツのクロッチの所何か濡れて…?やだあっ!!
えっと、ほら、よく見てこれが女の子の身体だよ、今度は落ち着いてゆっくりしよ、ねっ?
あたしのアソコは薄い毛に覆われて殆ど割れ目が見えている、は、恥ずかしい!で、でも、理彦(みちひこ)の為だよね、ちゃんと男の子から男にしてあげないと…、あ、あれっ?あたし何時の間に向田の事を名前で呼んだりして、そ、それに自分の事をあたしって??ああ、もう訳分かんなあい!
理彦、あたしの顔や胸に付いた精子をティッシュで綺麗に拭き取ってくれた。そして再び、あたしを強く抱きしめる、とろり…やああ、何かアソコから溢れ出す感覚が…。
ああ乳首が痛い位尖って、ひゃううう、い、いきなり吸い付かないでよ!あ、あん!そ、そんなに、舌でころころしたら…ひゃああ!
ああん、で、でも理彦の事男にしてあげるったって、あたしも処女なんだけど?あたしの方こそ『女の子』から『おんな』にしてもらわなけりゃ?
ああ、でもこの気持ち何だろ?理彦の事が気になって、ちゃんと一人前にしてあげなくっちゃって、まるで理彦のお母さんみたいな気持ち?これが母性本能ってやつなの?
うふふ、必死でおっぱいにむしゃぶりつく理彦、まるで赤ちゃんみたい…、あんっ!
ひゃっ!理彦ったら大胆にもあたしのアソコに指を、あん、恥ずかしいよう!、な、何かぴちゃぴちゃって?ぬ、濡れてる??
ちゅう、うぷっ、又唇が塞がれて…、理彦ったら、一回出したせいか大分落ち着いたみたい。あふう、やっぱりあたし女の子だよね…?
女の子に成って、一月ぐらいした頃、あたしは同じく女に成った利美に、『清彦…、清香って料理も上手だし、細かいところ良く気が付くし、男の頃からきれい好きで、お嫁に行っても良い世話女房、良い母親に成るんだろなあ。』って、『ば、馬鹿言うんじゃねえよ、な、何で男に抱かれて子供産んだりなんざ、き、気持ち悪りいってえの!』とか、言葉では男っぽく振る舞いながらも、実のところもうその頃、女の子のファッション雑誌やジャニーズ系のアイドルに夢中に成っちゃてたりして、そ、それが恥ずかしくてみんなの前でわざと男の子っぽく振る舞って、それから今までずっと、自分に嘘付いてたんだねあたし…。
でも、今なら現在(いま)の自分に正直に成れそうな気が…?ひゃうん、そ、そんな、襞を指で拡げちゃ、ら、らめえぇ!!
やああ、あたしのソコ、何かが溢れ出して…、理彦の指を濡らして…、ひゃああん、は、恥ずかしい!で、でも、気持ちいい!
ね、ねえ、あたしばっかりじゃ無くて理彦の事も、そ、その気持ち良くさせてあげたい。
「えっ?」うふふ、あたしは身体を入れ替えて理彦の上になる。
ちゅう、ちろっ、理彦の乳首に舌を這わせる、「あうっ!」男の子も感じるんだ、ここ。
それと、ふふ…、さっきからお腹にグイグイと当たるアレ、あたしは顔を理彦の下半身の方へ、うわっ!すごっ!?ソレは天を向いてそそり立って…、ああ、逞しい…。
ぐんっとエラの張った先っぽ、真っ赤に充血しちゃって、幹には血管がびっしり浮いて、えっ!?な、何かおしっこ出るところから透明な液が…?
ぺろっ!あたしは思わず舐めていた…。「うあっ!?ちょ、ちょっと清香ちゃん!うっ!!」
ちゅぷ、ちゅる、ちゅぷうう、あたしは先端に唇を付け、その液を吸い取る様に…「あううっ!き、清香ちゃん!!も、もうっ!」
びゅるっ!びゅくっ!びゅ、びゅううぅ!!ぐぷっ!あたしの口の中に生暖かくて、青臭い粘液が…。
んぐぅ!ごくっ!うぷっ!はああ!!え、えっと飲んじゃったけど大丈夫だよね?うんぐっ、2回目なのにドロドロで、凄く濃い…、げほっ!げほっ!な、何か喉に絡みつく、利美が言ってたのってこの事?
「はああ、ああ…、俺…、又…。」
え、えっと、だ、大丈夫だよ!最初は何もしないうちにだったけど、2回目はお口で逝っちゃった訳だし、3回目はきっと、あたしの胎内(なか)で逝けるよ…、って、ひゃう!?あたしったら何を言ってるの!?
ほ、ほら、気を取り直してね?もう一回…、頑張ろ?
「き、清香あ!お、俺、お前の事が、優しいお前の事が、大好きだあぁぁ!!」
ひゃんっ!!そんなに力一杯…、ああ、あたし今、道彦の逞しい胸に抱かれて、あはあ、もうどうにでもしてえ!!
うふう、うぷっ、ちゅう、あはあ、どうしてキスってこんなに甘いの??
ちゅぷっ、れろれろっ、じゅぷっ!お互いの舌を貪りあって…。ああ、こりこりに成った乳首が理彦の胸に擦れて、ひゃああ!背中にビリ!って…。
ちょ、流石に二回も出したせいか、理彦ったらますます大胆に指を…、ひゃうっ!ゆ、指先が、一番敏感なクリトリスに…、や、あああっ!!とろっ…、はうっ!ああ、又溢れて…。
「清香ぁ、お、俺、お前の中にぃ!」はあん、い、いいよ、来て、いっぱい頂戴!
そしては理彦は自分のおちんちんをあたしの割れ目の扉に宛がう。
ぴちゃっ、ずるっ、ずるうぅぅ!そこはすでにびちょびちょに濡れて、まるで理彦のおちんちんを飲み込む様に…、や、やあああっ!!鈍い痛みを伴いながらソコだけ生き物の様におちんちんをお腹の奥深く飲み込んで行く。
あ、あうっ、い、痛い…、で、でもそれ以上に気持ちいい!
あふ、おめでと…、とうとう童貞卒業出来ちゃったね。って、あたしも処女卒業出来ちゃったんだけど、何だろ?この充実感、あたしが理彦の初めての『女』なんだよね?そして、理彦があたしの初めての『男』、その事実が喩えようも無く、凄く嬉しい…。
あ、あんっ!そ、そんなに腰動かしちゃ…、あうっ、思わず声が出ちゃう、やんっ!
ああ、凄く硬くて、熱い。
理彦のモノがあたしの胎内(なか)で激しく動く、じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!ひゃあぁぁ!?なんていやらしい音、その音があたしの身体を更に疼かせる。
あ、ああ?えっと、ゴムもしないで生でしてるんだよね?こ、このまま中に出されたら、ええっとお、赤ちゃん出来ちゃったりして…?
ね、ねえ?理彦。あたしの中、気持ちいい?
「あうう、な、何か絡みついて来るみたいで、凄く気持ちいいよ、あうっ!そ、そんな締め付けちゃ駄目だよ!で、出ちゃう!!」
えっ?あたし何もしてないのに、アソコが勝手に…、やんっ!?
ああん、理彦が大きく腰を動かす度にアレがお腹の奥(子宮?)にズンズン当たる。ああ、凄い、たまらないよ!!
一昨日の晩、男子禁制(?)の寝室で双葉姉ぇと利美、そしてあたしと女同士?でエロ話で盛り上がって…、(ほんと、女同士のエロ話ってすっごいんだからあ!)
「女の価値ってね、如何に自分の裸で男の子のおちんちんおっ立てるかって事!少なくともあたしは裸見せたらどんな鈍い男だっておちんちんビンビンに勃起させる自信有るわよ。」
「そうですよねえ!後、自分のアソコに入れたら最後、どんな男も3分以内に出しちゃうとか?」
「そうよね、名器で有る事も女の価値よね。」
あはは…、この時のあたしは話題に入っていけなかった、ただ、こくこくって頷いてるしか無かった。
だって二人と違って処女だもんね。けれど今なら解る、だって、女って自尊心の塊だもんね。
だってやっぱり自分の裸見て、鼻血出したり、おちんちん大っきくしたり、あたしのアソコの中が気持ち良くって逝きそうに成ったりって女冥利に尽きるって言うか、やっぱり嬉しいよね。
「あっ!あっ!き、清香ぁ、も、もう!」えっ?出そうなの?
「だ、駄目だぁ!ぬ、抜かないと…、えっ!?ちょ、ちょおお、清香ぁやばいって!?」
あたしはガッチリと両足を理彦の腰に回して逃げられない様に…、大丈夫、安全日だからぁ…。(えっと、何の根拠も無かったけど)
だって、だって、やっぱり女としては中に出して貰いたいよね?そして、あたしは理彦の女だよってマーキングして貰って、充足感を感じたいよね?
あううう!理彦のモノ、あたしの中で一回り大きく…、しかも更に硬く成って…、ひゃううう、な、何か…、あたしも…、か、身体が…、じ、自分のじゃないみたいに…きゃあああ、か、身体が浮いちゃう!!
「う、うあああ!き、清香ぁ!も、もうっ!で、出るうぅぅ!!」
ビクン!ビクン!理彦のおちんちん、あたしの胎内(なか)で跳ね上がって…。
びゅうぅぅ!びゅるっ!びゅるっ!びゅくっ!びゅくっ!
ひゃあああ!!ああ、お腹の奥に温かい飛沫が凄い勢いで…、あうう!2回も出したのに、何?この量?ひゃあああん!凄おおおい!!
ふわっ、その瞬間身体が…?ひ、ひいいいい!!がくんっ!がくんっ!身体が痙攣して…、やああああ!!んぐう…、そのまま意識が…。
はあ、窓から入る日の光が眩しい。ああ、もう朝なんだ?
うふ、理彦の腕に抱かれてあたし未だ夢心地…。理彦の寝顔可愛い、何か胸がキュンって。
ちゅっ、す・き…、「俺もだよ。」えっ!やだ、理彦ったら、寝たふりしてたの?
ああ、あたしもう身も心も女の子に成っちゃって、そして理彦の彼女に…。
あたし達はスマホの番号、メアドを交換し、帰ってからのデートを約束した。それより、あたし勉強がんばって絶対KO義塾に入学するんだから、待っててよね!
宿に帰ると双葉姉ぇと利美も帰ってた。あはは、二人とも目に隈作っちゃて、生あくびばっかり、二人ともお盛んだったんですねえ。
「はああ、参ったわ、童貞ちゃんって技術はともかく、体力だけは底無しなのよね。朝まで休みなしの7連発よ。」
「そうですよね、僕の相手の子なんてお口で3回アソコで5回ですもん、さすがに顎が疲れて、アソコもヒリヒリしっちゃって…、うふふ。」
ええっ?二人共そんなにしちゃったの!?う、羨ましい…。これは早速、今度のデートの時、理彦と二人で反省会&夜を徹しての実地トレーニングをしなけりゃ…。(はあと)
(おわり)