支援図書館(γ)

第六天淫魔王

2013/05/18 01:46:41
最終更新
サイズ
12.56KB
ページ数
1
閲覧数
1181
評価数
0/46
POINT
3740
Rate
16.02
「ううむ…。」
「お目覚めでござりまするか?殿っ!?」

「こ、ここは…??」
「ご安心召されませ、ここは如何なる敵とて攻め入る事の出来ぬ隔離空間。」

「ら、蘭丸?お主、生きておったのか!?し、しかし、わしは本能寺で光秀めに火攻めに合い、自害して命を落とした筈??」

髭をを蓄えた逞しい武将の傍らに寄り添う如く佇む若侍、女と見まごう美少年、彼こそ『織田 信長』の寵愛した小姓『森 蘭丸』その人であった。

「殿!お久しゅう御座います。よくぞ黄泉がえり下されました。」
「や、やはり、わしは死んだのか??」

「はい、ですが、殿は今一度天下を取るべきお方、我ら家来が簡単にはお逝かせ致しませぬ。わたくしめは『魔』に魂を売り渡してでも殿を今一度この世に黄泉がえらせたかったのでござりまする。」
「す、すまぬ!そ、そこまでして儂を…。」

「はい、しかし殿のお体は既に灰に成り、黄泉がえっても魂の器がござりませぬ、そこで某が『淫魔転生』の秘術を行い別の身体に殿の魂を移し替え、転生させたのでござりまする。」
「別の身体?何を言う、儂の身体は前と変わらぬぞ?」

浅黒く日焼けした逞しい筋肉質の上半身生前と何ら変わらぬ信長の姿であった、が、布団から出るまで気が付かなかったのだが、褌もしておらぬ全裸の状態であった。しかも何時もなら起き抜けに隆々とそびえ立っていた怒張が見る影も無く萎れていた。

「殿、その身体は仮初めのもの、間もなく新しいお身体に…。」
「な、何っ!?」

次の瞬間信長の体中の皮膚に細かい亀裂のような物が生じる。
「な、何じゃ!?これは!?」ピリピリピリッ!!次の瞬間表面の皮膚が細かい欠片と成って弾き飛ぶ。そして、下から現れたのは先程の浅黒い肌とは違い、透き通るような白い肌、逞しい肩は滑らかな華奢な肩に変じ、何よりも分厚い胸板が一変して豊満な二つの膨らみが盛り上がる。そして更に皮膚がはげ落ち、蘭丸を幾度も喘がせむせび泣かせたことのある自慢の下半身の怒張がぼろりと削げ落ち、後に現れたのはまるで女性(にょしょう)の如く縦に茜色の亀裂が有るのみであった。更に顔の皮膚がはげ落ち、と同時にふぁさっ!と長い黒髪が背中に流れ落ちる。

「こ、これは一体??」
「おめでとうござりまする、殿。今こそ完全なる黄泉がえりを…。ささ、まずは鏡を。」

「!!」信長は一瞬息をのんだ、そこに映るのは黒い艶やかな長い髪を持ち、切れ長の目も美しく、紅い唇をし、まるで悦楽の頂を極める寸前の淫らな表情を漂わせる妖しい女性(にょしょう)の顔であった。

さらに、首筋から肩にかけて滑らかな線を描き、胸には二つの大きな膨らみ、そしてその先には薄い樺色の果実が付いており、腹回りは西洋の砂時計の如く括れその下の腰周りは大きく張り出し豊かな臀部を形成し、肉感的な太股とそれに反して、膝下からは細く締まったとした脚が伸びる、そして、何よりもその股間には薄い毛に覆われた、男を狂わせる淫靡な花弁が息づいている。

「それこそが殿の新しきお身体、妖しくも美しいこの世に悦楽と欲望と退廃の世界をもたらす『第六天魔王』の真のお姿。」

「な、何じゃ!?こ、これが儂の…??」その声は既にうら若き乙女の如き鈴を転がすかの様な声と変わり果てていた。

「それはさておき、長きもの間眠られていたお身体、まずは滋養を取りませぬと…。」そう言って蘭丸は生前信長が愛用していたギヤマンのグラスになみなみと満たされたどろりとした白濁液を差し出した。「殿、たっぷりとお召し上がり下さりませ。」

「何じゃ?これは?はて、牛の乳とも違う様な??はあう、こ、この香り…。」えも言われぬ妖しくも芳しい香りが信長の鼻腔をくすぐる、ドクンッ!!同時に心の臓が跳ね上がる。
「はうう、こ、これは…?」「まずは一口お召し上がり下さいませ、殿。」

ごくりっ!信長はその白濁液に口を付けると一口飲み干した。「おおおう!な、なんという!?この世に甘露という物が有れば、これの事を言うのか?この様な美味かつて味わった事が無い!はああ、な、何じゃ?か、身体が、あ、熱い…、あふう。」

「うふふ、如何で御座いましょう?殿、ささ一気にお召し上がりを…。」と、蘭丸が言い終わらぬ内に信長はその白濁した液体を全て飲み干した。ごぷっ!ごぷっ!

「ふうう、う、美味い。世の中にこの様なものが…、あうっ!あ、熱い!か、身体が、う、疼く…、はあん。な、何じゃ今の声は?まるで女性(にょしょう)が房中で漏らす悦楽の声の様に?わ、儂が漏らした声なのか??」信長の怒張が喪失した股間に、ちゅぷっと淫らな音を立てて女子(おなご)の秘唇が口を開け、蜜が溢れる。

「うふふふ、殿、お気に召されましたか?」
「ら、蘭丸!今儂に飲ませたものは一体…?」
「先程殿の為に搾取しておいた搾りたての男の子(おのこ)の精汁(せいじゅう)でござりまする。」

「な、何ぃ?い、今何と申した!?」
「はい、搾りたての男の子(おのこ)の精と…。」

「お、おのれっ!蘭丸っ!そ、そなた、儂にそのような物を飲ませるとはっ!!許せぬっ!!」
「おや?それがしは男の子(おのこ)でありながら幾度となく殿の精を味わっておりまするぞ。」
「うぬう!その意趣返しというわけか!!」所謂『両刀遣い』であった信長だが、多くの伽の相手の女官よりも、男のツボを心得た蘭丸の口淫に幾度となく果てさせられ、濃い精を蘭丸の口内に放った。これ故に信長は蘭丸を殊の外寵愛し、男にしては華奢で嫋やかな身体にも何度となく精を放った。

「ふふふ、殿の精、他のどんな男の子(おのこ)のものより美味しゅう御座いました。まあ多少は意趣返しの含みもござりまするが、今や殿のお身体は通常の人の物ではござりませぬ、我らは今や人よりも強大な存在に成ったのでござりまする。ただ、我らの力を振るうのには新鮮な男の子(おのこ)の精が必要、そして殿は今や我らが頂に立つ、『第六天淫魔王』と成られるのです。私めの身体もご覧あれ!」そう言うと蘭丸は全ての着物を脱ぎ捨てた。そして、そこには信長と同様の妖しげで淫靡な美しさを湛えた一糸まとわぬ女性(にょしょう)が佇んでいた。

「な、何と其方まで…?はああ、な、何じゃこの身体の疼きは…、た、堪らぬっ!はああん、ああ、ほ、欲しい…。」信長は秘唇から止めどなく溢れ、内股に伝わるものを感じていた。

「ああ、殿。女性(にょしょう)に成られた今のお姿、天女もかくやと言う美しさでござりまする。」そう言いながら蘭丸は淫らな目を信長に向けるとその嫋やかな肩に手を掛け顔を近づけ口を吸う。うむう、ちゅう、ちゅぷっ、れろっ、舌をを激しく絡めあい唾液を吸い合う。同時に手で信長の豊かな胸の膨らみを揉みしだき、先端の硬く尖った乳首を指先で転がす様に愛撫する。

「先ずはその身体の疼き、この蘭丸めが癒やして差し上げましょうぞ。」
「はああん、ひいっ!」信長のその淫靡な紅い唇から悦楽の声が漏れ始める。

「殿っ!殿がどのような姿に成られましても、蘭丸めはお慕いしておりまする。」蘭丸は自分の乳房を信長の乳房にこすりつけ、その先端の硬く尖った乳首を信長の乳首と擦り合わせる。「はあ、ふう、あん!」蘭丸の口からも甘い嬌声が漏れ始める。やがて蘭丸の指先は信長の濡れそぼった秘唇にたどり着く、ぴちゃっ!

「ひゃあうっ!ひいっ!」信長の嬌声が一際高くなる。お互い口を吸い合ったまま倒れ込み白い二つの淫らな身体がくねくねと蛇の様に絡み合う。「はああ、殿、お慕い、お慕いしておりまする。この蘭丸、殿とならば喩え地獄の底までも…。」ちゅう、ちろっ、ちろっ、蘭丸は信長の乳首を舌で転がし、吸い、甘噛みする。
「はあん、ひあああ!あっ!あっ!」

更に蘭丸は信長の股間に咲いた女の花びらに舌を這わせる。そこは淫らな蜜が溢れ濃厚な女の香りが漂う。ちゅう、ちゅぷっ、ちろっ!じゅぷっ!舌先が信長の最も敏感な女芯を捉え、更に溢れ出す淫蜜をすする。
「ひいっ!ひああああ!!」

「具合がよろしゅう御座いますか?殿?」
「おおうっ!はああっ!も、もう、気を、気を遣ってしまう…、ひいっ!!」

「沢山気をお遣りに成って下さいませ。蘭丸は殿の悦びの顔を見るのが何よりも嬉しゅう御座います。以前は男同士今は女子(おなご)同士、殿の悦びのツボは十分心得ておりまする。」そして蘭丸は自ら、股を大きく開き、信長の股間に差し入れると自分の秘唇を信長の秘唇に密着させ、腰を使う。じゅぷっ!べちゃっ!ちゅぷっ!濡れた秘唇同士が擦れ合い淫らな音を立てる。

「ああ、殿っ!殿っ!蘭丸も、い、いっしょに!連れて行って下さいませ!ひあああ。」
「ひいいい!も、もう、駄目じゃ!気、気を遣ってしまう!!ひゃあああ!」
もつれ合った二つの白い裸身は互いに上体を反り返らせながらその股間から透明な蜜を迸らせ、やがて激しい痙攣の後二人とも死んだ様に動かなくなった。

「う、うむうう、わ、儂は一体…?」
「うふふふ、殿、そろそろお目覚めで御座いまするか?そろそろお身体が男の子(おのこ)の精を欲しておられる筈でござりまする。これ、誰ぞ在る?活きの良い男の子(おのこ)こちへ持って来や。」

すると襖がするすると開き、二人の美しく着飾った女官がまだ元服をしたばかりかと思われる二人の若侍を後ろ手に縛り連れて入る。

「ご苦労、そち達は下がって良い。」蘭丸がそう言うと女官達は二人の若侍を置いて立ち去った。

「うふふ、成る程これは活きが良さそうじゃ。ふふ、もう襦袢の前が大きく膨らんで、ぬし達、女子(おなご)の裸を見るのは初めてかえ?」

信長は先程から顔を紅潮させ紅い唇を淫らに半開きにし、その襦袢の盛り上がりを凝視している。

「さあ、殿、若き男の子(おのこ)の精存分にお召し上がり下さりませ。不肖それがしめもご相伴に預かりまする。」そう言うと蘭丸は片方の若侍の襦袢の前を跳ね上げると怒張に食らいつく、うんむう、ちゅうっ!じゅぷっ!ぐぷっ!ぐぷっ!若侍の腰の辺りで激しく頭を振る蘭丸、「あふう、な、なんと美味なへのこ(男根)じゃ!うんむう!」じゅぽっ!じゅぽっ!蘭丸に男根を口淫され、相手の若侍はたちまち恍惚の表情と成り、悦楽の声を漏らし始める。

その様子を見ていた信長は最早立っているのも辛い位下半身が疼き、脚が震え、秘唇は止めどなく蜜を溢れさせている。
「も、もう耐えられぬ!はよう、はよう抱いてたもれ!」そう言うともう一人の若侍を抱き寄せると、その唇を強く吸う。

「ひ、ひあああ!」蘭丸の相手の若侍からこらえきれない様な声が上がる。「ふふふ、もう気を遣るのかえ?もう少し我慢しや。」そう言うと蘭丸は若侍を畳の上に座らせ、自ら脚を拡げ男根を自分の秘唇にあてがい、ゆっくりと腰を下ろして行く。にゅぷっ!にゅぷっ!にゅぷりっ!淫らな音を立てながら蘭丸の女の秘唇は若侍の男根を根元まで飲み込んで行く。「はううう!おうっ!おうっ!硬い!まるで鐵(くろがね)のようじゃ。たっぷりと精を溜めてそうじゃの、ああんっ!」蘭丸はその白い尻を淫らに上下に動かす。じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!二人の接合部が濡れて淫らな音を立てる。更に胸の二つの膨らみを男の顔に擦り付け、「それ、乳を吸うてたもれ、はうう、ひあっ!そ、そうじゃ!乳豆(ちまめ)を舌先で…ひいっ!た、堪らぬ!」

信長は濡れた女の秘唇を相手の若侍の顔に押しつける。「うっ、うぷう!じゅぷっ!」若侍は必死で信長の秘唇に舌を使う、止めどなく溢れる蜜が若侍の顔を濡らす。「ひいい!ひゃうん!ああん、た、堪らぬ、ああ、もっともっとしておくりゃれ。あうっ!ひ、ひいいいい!!」若侍の舌先が信長の女唇の襞の上にある宝珠を捉えたらしく、信長は大きく上体を反らせると激しく痙攣し、股間から蜜を迸らせる。
「はああ、そちの精たっぷりと貰うぞ。」そう言いながら信長は蘭丸と同様に若侍を座らせ、白い尻をその股間に沈めて行く。
「あうふっ!いいっ!た、堪らぬっ!こ、これがへのこの味なのか?」にゅぷっ!にゅぷっ!男根を根元まで秘唇に飲み込んだ信長はゆっくりと、しかし徐々に激しくその白い尻を淫らに動かす。

「ひ、ひいいいい!!」突然、蘭丸の相手の若侍が悦楽とも苦痛とも取れる悲鳴を上げる。「うふふふふ、そろそろ気を遣るのかえ?それ、たっぷりと精を搾ってくれようぞ。」
がくっ!がくっ!がくっ!若侍は激しく上体を痙攣させながら腰を上下に振る。蘭丸の胎内(なか)に間断なく精を迸らせているのだ。
「はあううう!もっともっとおくりゃれ!」蘭丸も若侍の腰の動きに合わせて精を搾り取ろうと激しく尻を振り立てる。「うぎゃあああ!!ごぽっ!ごぽっ!」やがて若侍は悦楽の極みなのか白目を剥き、口から泡を吹く。「まだまだっ!まだじゃぞえ!もっともっと精を吸わせておくりゃれ!」

やがて、若侍の顔から血の気が引いて行きやがて土気色になる。そしてみるみる頬が痩け眼窩が窪み、同時にそれなりに逞しかった手足が老人の如くやせ細って行き、やがて、肋がびっしり浮いてくる。髪の毛は根元から白くなって行きやがて全て抜け落ちる。
そしてようやく蘭丸の尻の動きが止まった時には若侍の身体はからからに干涸らびた皮が骨に一枚張り付いているだけの即身仏の如き身体と成り果て、事切れていた。

「もう終いかえ?」蘭丸は名残惜しそうにゆっくりと男根を引き抜く同時に女唇からドロリと溢れる白濁液。抜いた当初はまだ瑞々しさを保っていた男根もやがて他の部分と同じ様に、水気を失い枯れ枝の様に成り根元からポキリと折れ、朽ち果てる。

一方信長は紅い唇からヨダレを垂らしながら、必死でその白い尻を淫らに動かし続けている。「あふう、ああん!やあっ!ああ、た、堪らぬっ!気を、気を遣りそうじゃっ!」

「ひいっ!ひあああああ!」やがてこの若侍も悦楽の極みを迎えようとしていた。
「おうっ!おうっ!いっぱいいっぱいおくりゃれ!」びゅうっ!びゅるっ!びゅるっ!
びゅるるる!びゅっ!びゅっ!男根の先から絶え間なく精が吹き上がり信長の秘唇の奥の子袋の口に夥しい量の精が浴びせられる。「あはあああ!あ、熱いっ!せ、精が…、おおおう!」女の悦びの頂に達した信長は思いきり上体を反り返らす、それと同時に膣が男根を搾り上げる様に締めつけ、若侍はこの世のものとも思えぬ悦楽の悲鳴を上げ、一瞬にして全ての精を迸らせ、命が尽きると同時に身体も一瞬に干上がり、木乃伊化した途端ばふっと言う音を立て土埃に成って消え失せる。目覚めた『第六天淫魔王』の凄まじい魔力・淫力であった。
全裸でユラリと立ち上がった信長、その黒い長い髪は黄金色に変じ、瞳が血の色の如く真っ赤に、そしてその股間の女唇からずるりと若侍の千切れた男根が抜け落ち、同時に白濁した精汁がごぽりと溢れ出し内股を伝う。抜け落ちた男根は直ぐに水気を失い枯れ枝の様に成り更に土埃と成って消え失せる。

「殿、凄まじいお力で御座います。ようやっとお目覚めに成られました。」

「うふふふふ、蘭丸や、わらわもやっと思い出しました、神仏達に楽園を追い出され、冥界に閉ざされ、何時か復讐の為にこの世に快楽と欲望と退廃的な世界を築こうと、人間の血に潜んで繰り返し転生して来た事を…、わらわ、いいえ、私は再び『第六天淫魔王』としての力を取り戻したのです。」そう言うと、信長いや、信長だった『淫魔王』はその妖しくも美しい淫らなカラダに漆黒の羽を生やし、上空高く舞い上がる。そして、乱世を快楽と欲望と退廃の世界へと変える為の一歩を踏み出したのだ。

(完)
0.3740簡易評価
0. コメントなし