数人の男が俺のカラダに群がってくる。ちゅう、ちゅぷっ!れろっ!一人の男が俺の勃起した乳首に吸い付き、舌を使い、甘噛みする。
あふう!やあっ!!き、気持ちいい!ああん!やんっ!さらに別の男は俺の股間に舌を這わせる、やあっ!そ、そんな!?股間の亀裂、その溝に沿って舌がちろちろと動き襞をかき分けながら一番敏感な真珠を探り当てる。ひゃあああん!いいっ!
全身に電流が流れたみたいに俺はカラダを弓なりに反り返らせる。とろり…、俺のアソコから何かが溢れ内股を伝う気配が…。あふう、俺はその男を仰向けに寝かせると、その天を向いたペニスをアソコに飲み込み、夢中でお尻を振り立てる。同時に別の二人の男がそれぞれ俺の左右の乳房に吸い付く。
やああ、た、堪らない、き、気持ちいい!俺の胎内(なか)で男の硬い肉棒がのたうつように動く、ああん!やああっ!!
…はあっ!はあっ!はあっ!はっ!?
ああ、また夢見てたんだ…、何人ものオトコとエッチする夢…、所謂『淫夢』って言う奴、そろそろ月に一度のアレが始まるのか…。
俺の名は『西園寺 清彦』某国立工業大学情報工学科二年生、一応性別は『男』。
俺だって年頃の男、大学の友人達に誘われてちょくちょく女子との合コンに出掛けるのだがみんな俺に興味を示すものの、結局俺に言い寄る女子はいない、何で男子の中に女子が混じってるの!?って目を向ける。
俺が男だって判っても、多分自分より綺麗なオトコが隣に居ては引け目を感じてしまうからだろう、実際俺は子供の頃から度々女子に間違われる。まあ、それで良いのかも知れない、悔しいけれど、俺は女の子と本当の意味で付き合う事が出来ない事情がある。
はああ、何て言う夢を見るんだろう??俺一応男なんだけどなあ、男が女の立場で男にエッチされて悦ぶ夢なんて…、それは俺の体質に関係がある。
小学生以下幼稚園児並みに縮んだオトコの象徴は今見たエッチな夢に健気にも勃起していた。でもその下には亀裂が出来つつある。
夢精したのか、トランクスの前が濡れている。でもそれは無色透明な液、精液では無く『女』の愛液…。つまり『牡』として機能していないって言う事だ。その所為で男性ホルモンの分泌が少ないのか、男にしては華奢すぎるカラダ、うっ!乳首がズキンッと疼く…、スウェットの上を捲り上げると、そこには10代の少女の様な膨らみ、そして、胸の先に尖る男にしては大きすぎる乳首、カラダが変化し始めてる、月に一度の『生理』だ。
もしもし…。
『おう、何だ?清彦かあ?どうした…、って、その声、『生理』かよ?』
ああ、悪い、も、もし良ければ明日の晩でも、そ、その…、す、吸わせて貰えるかなあ?俺の声はもう何オクターブも高い『女声』に成っていた。
『そろそろだと思ってたよ、まあいいか。明日からゴールデンウィークで連休だし何せお前に吸われると2、3日はベッドから起きれない位消耗しちまうもんなあ。』
す、すまん…、あっ、で、でも何か予定が有るんなら、べ、別に、構わな…。
『馬鹿野郎、お前が我慢できなくなって、他の男のを吸う位なら俺が犠牲になってやる。』
え、えっと、そこまで大げさに…。『俺以外の男の『精』を吸っても満足できるのかよ?』って、ええっ…?
『俺達、親友だよなあ、その親友以外の赤の他人の男の『精』を吸っても平気なのかよ?』
ううっ、確かに、こんな事頼めるの、お前しか居ないし…。
『だろっ?だから何時でも吸わせてやるんだから、変な気起こすんじゃねえよ。』
う、うんっ!
『じゃあ、明日の晩な、っと、まあいきなりホテルってえのも味気ねえしなあ、どっかで晩飯喰ってからってのも。』
ああ、そりゃあスタミナ付けないと…。
『そ、そんなんじゃねえよっ!焼肉や中華なんかじゃなくって、明日は…、そ、その、ちゃんとしたレストラン予約するつもりなんだからなっ!お前もそれなりのカッコして来いよなっ!てか、お前もう少し『男心』を勉強しろよなっ!!』
っていきなり電話切られた…、どういう意味だろ??俺だって一応『男』なんだけど?『男心』を理解しろって??
ギシギシ!俺のカラダがさらに変化する、はあう!
シャワーを浴びた後、俺は全裸で鏡の前に立っていた、肩まで伸びた髪は限りなく金色に近い茶色、眼は長い睫毛に覆われ瞳は血の色の如く真っ赤、唇は紅く、首筋から肩にかけて滑らかな線を描き、胸には二つの大きな膨らみ、そしてその先には薄いピンク色の果実が付いており、ツンと小生意気に尖って存在を誇示している。ウエストは括れその下の腰周りは大きく張り出し豊かなヒップを形成し、肉感的な太股とそれに反して、膝下からはスラリとした脚が伸びる、そして、何よりもその股間には薄い毛に覆われた、男を蕩かせる淫靡な花弁が息づいている。そう、今の俺は『オンナ』のカラダ…、月に一度の『生理』がこれ…。
俺の家系は代々所謂『淫魔』の遺伝子を継承して来ている。
男に生まれても、思春期に成れば『生理現象』つまり『淫魔』として男の精を求める為、身体に変化が起こる。つまり男の精を得るのに相応しい体型、つまり女の身体に…。一旦体型が変化してしまうと、男の精を得るまで、男の身体に戻れない。しかも気が狂うほど身体が疼いて夜も眠れなくなるほどで、そう成ると見境無く『オトコ』を襲いたくなる。でないと、『淫魔』としての生命維持にも関わるからだ。この疼きを冷ます為にも男の精を得て男の身体に戻らないと…。
数ヶ月前のこと初めて『生理』に成った時、どうしようも我慢出来無くなった俺は、幼なじみで親友の利明に思い切って話す事にした。利明は変わり果てた俺の姿に驚いていたが、嫌な顔一つせず、俺とホテルに入ってくれた。
これから行われようとしている俺にとって初めての『搾精』。俺と利明はとあるファッションホテルの一室に居た。
シャワーを浴び、『オンナ』のカラダをバスタオル1枚で包みドキドキしながらベッドの片隅に座る俺、そんな俺の肩に優しく手を掛け顔を寄せてくる利明。
「えっと、キスはいいのかな?」
い、いや、俺達恋人同士なんかじゃないんだから…、何だか顔が火照る俺…。
「そ、そうだよな、元は男同士親友同士だもんな!」
そう言うと利明はキスを諦め、俺の膨らんだ胸をバスタオルの上から優しく揉みほぐす。あふ、あは…、思わず吐息が漏れる。
バスタオルの下には勃起した乳首が…。利明が俺のバスタオルの前を外すと、大きな二つの膨らみが姿を現す。そしてその先には薄いピンク色の果実がピンと尖って愛撫を今か今かと待ち受けているかの様だ。そして利明の指先が左の乳首を転がす様に弄る。ビクッ!背中に電流が走る。ひうっ!はあん!な、何??今の声?俺の声なの??それは甘い『オンナ』の嬌声、自分の口から出たものとはとても思えなかった。俺はベッドのシーツを固く握りしめる。
そしてバスタオルが全て剥ぎ取られ、俺のカラダが露わになる。白い肌、半円形に盛り上がった豊かな膨らみ、括れた胴、柔らかな腹部、張り出した腰周り、そして股間に息づく、女の花弁(はなびら)それらが全て利明の目の前にさらけ出された。何とも言えない恥ずかしさに俺の心臓の鼓動が限界まで高まる。利明は俺の緊張を揉みほぐすかの様に背後から抱きしめ、手を回し二つの乳房を優しくゆっくりと揉みほぐす、その度にもたらされる気怠い様な快感、はあん、はあっ、うっ、ふっ、無意識に俺の口から甘ったるい『オンナ』の声が漏れ出る。最早乳首は痛いほど尖り、更に女のアノ部分の更に奥の方に何か疼きのような物を感じ始め、何かが溢れてくる様な感触があった。そして俺をゆっくりとベッドに寝かせると、利明は俺の左の乳首に吸い付く、ひっ!?ひあああ!思わず、カラダがビクンッ!と反応する
ちゅう、ちゅう、ちゅぷ、ちろ、利明は強弱を付けながら優しく乳首を吸う。そして、舌先で転がす様に舐め更に歯で軽く甘噛みする。
ひゃんっ!ひゃうう!やあん!俺はもう訳が分からなく成りつつあった。こ、こんな!?乳房どころか肌の何処を触られても敏感に反応してしまうカラダ、これが『淫魔』そして『オンナ』なの??
やがて利明の手は俺の女の部分に…、羞恥心に思わず利明の手首を掴む俺。ちょ、ちょっと!待って…。
「大丈夫、俺に任せとけ、もっとリラックスして。」
やああっ!?利明の指が俺のアソコの割れ目に…、ちゅぷっ、ぴちゃ、えっ?な、何?ぬ、濡れてるの??な、何で!?利明は指先で割れ目の筋をなぞる様に愛撫する、そしてその度にぴちゃぴちゃといやらしい音を立てる。ああん!やああっ!はああん!ひいっ!!俺はもう誰憚ること無く大きな嬌声を上げていた、『淫魔』としてのカラダに完全に火が付いた。
「そろそろかい?清彦、ここからはお前が主役だ、お前の意思で俺から『搾精』するんだ。」
そう言うと利明は自分の腰に巻いたバスタオルを取り去り仰向けに寝る。ひゃあ、利明の股間に屹立する逞しいペニス、亀頭は赤黒く膨れあがり先から透明な液が溢れている。ゴクリッ!思わず生唾を飲み込む俺、どうして?普段は自分の身体にも在って見慣れたものの筈なのに、こうして『淫魔』になった俺は明らかにそれに対して欲情していた。
「さあ、おいで、俺の『精』をたっぷりお上がり。」
な、何か俺に対して恋人に優しく囁く様に…、き、気のせいだよね!?
俺はゆっくりと利明に跨がる、そして腰を少し浮かし、利明のペニスの先を自分の花弁に当て、ゆっくりと腰を沈めて行く。既にぐっしょり濡れているアソコは、待ち兼ねた様に利明のペニスを飲み込んで行く。にゅぷっ!にゅぷっ!にゅぷっ!はああうっ!膣が利明のペニスに押し広げられていくと同時に強い快感が押し寄せてくる。
「あっ、うっ!」利明の口からも呻き声が漏れる。ああん、あはああ!やんっ!ひいっ!俺は夢中で腰を動かす、その度に俺の胸の大きな膨らみがブルンブルンと波打つ。ああん!やああっ!はああん!あふっ!ひゃああん!俺は自分のものとは思えない甘ったるい嬌声を発しながら激しく腰を動かす。俺の中でのたうつ利明のペニス、ひゃああん、か、硬い!熱い!!さらに俺は無意識に利明の手を取り自分の乳房に導く、むにゅっ、ぷるんっ!ああん、ねえ、お乳揉んで、乳首弄ってえ!はあう、あた…、お、俺もう自分が自分じゃ無いみたい…。はああ、あた…、俺のアソコ、きゅうって利明のペニスを締め付ける。
「ううっ!ああっ!お、おい、そ、そろそろ逝きそうだ、たっぷり吸うんだぞ。」
そう言うと利明も自ら腰を突き上げる様に動かす。ひゃあああんっ!ひいっ!あっ!あっ!あああん!やがてビクンビクンと律動を始めるペニス、それを察したのか様に、あた…、俺の膣は意思とは別に利明のペニスを根元から搾り上げる様に締め上げ、更に奥から子宮口がまるで唇の様にぬめりと亀頭に吸い付く。
「う、うわっ!?何か吸い付いてくる!?んっ!うあっ!ああああっ!!」
びゅうっ!びゅうっ!びゅるっ!びゅるるうう!!
亀頭の先から熱いモノが凄い勢いで迸る!あんっ!あふうっ!そして子宮がその迸りを受け止め更に吸い上げる。じゅるう、じゅるっ!じゅるるるるう!!
「う、うああっ!?す、吸われるう!わわっ!玉から搾り出されるみたいに!?ぜ、全部吸われちまう!ひゃあああ!」
あたしの子宮は際限なく『精』を吸い続ける。そして利明はビクンビクンと痙攣しながら『精』を放出し続ける。あたしはもう夢中で腰を振り立て、利明の精巣から一滴残らず『精』を搾り取ろうとしていた。ひゃあああん!ああん!もっと!もっとおお!!ひゃあううう!!そして、あたしも意識が真っ白に成っていった。
ふと気が付くとあたしは利明の胸に顔を伏せたままでいた。んっ…、ああ、眠ってたんだ…、ふと、利明の顔を見ると目にクマができ頬は痩け、顔色は青白く、さらに目は虚ろに虚空を見据えたままで、まるで生きる屍の様、ね、ねえっ!!利明!しっかりしてっ!大丈夫なのっ!?
「あ…、ああ…、だ、大丈夫…、何か凄く疲れて…、体中の気力が全部吸い取られちゃった感じで…、し、暫く休ませて欲しい…。」
ご、ごめん利明、やっぱり『淫魔』と普通の『人間』の交わりはかなり人間の身体の負担に成るんだ…、ひょっとしたらあのまま利明を吸い殺していたのかも??…あ、あたしって…、ごめん…ごめんなさい…、ひ、ひううう!ぐすんっ、ぐすんっ。
「お、おい何泣いてんだよ…。し、心配すんな、俺は人一倍体力には自信あるんだ。これからも月に一度くらいなら何時でも吸わせてやる。その代わり、もし、我慢出来なくて他の男の『精』を吸ったら絶交だからな。」
と、利明、あたしは思わず利明の胸に抱きついていた、そして、あたしを優しく抱きしめる利明。
それからというもの、一ヶ月に一度『生理』を迎える度に利明に精を吸わせて貰っているのだが、最初の『搾精』の時に余りの快感に、利明に対しその『牝』そのものの痴態を繰り広げた自分が猛烈に恥ずかしくなり、しかも初めてで勝手が分からず、自制出来ずに本能に任せるまま度を過ぎた『搾精』によって利明の命そのものを危うくした事も含めて、その後の『搾精』時には極力自分の『オンナ』を表に出さない様に、又『搾精』も自制して、利明の精を吸い尽くさない様に心掛けてきた。
その後の俺の『搾精』のやり方は実に事務的だ。一応それらしきホテルにて行うのだが、その行為中も感情は努めて出すことはしない、極めて事務的に、大した前戯も無しに、利明のペニスを手で扱き、勃起したところで、女に成ったカラダ、大きな乳房を見られるのが恥ずかしいので、下半身だけ裸になりそれも大きくなったお尻や女に成ったアノ部分の結合部が見えない様、丈の長いバスローブを着て、肌の露出を最小限にし、利明に仰向けに寝て貰い、騎乗位でペニスを挿入、そして一方的に腰を動かして『搾精』する。ムードも糞も無い。
場末の風俗だってもう少し気分を出させるだろう。確かに生身のカラダ、しかも並の人間の女に比べより敏感な淫魔のカラダ、当然反応するし、かなりの快感がある。アソコもぐっしょり濡れるし、乳首も痛いくらいに尖る。だけど利明の前で、初めての『搾精』の時のまるでAV女優みたいな喘ぎ声を出したくないし、感じている顔も見せたくないので、逝きそうに成っても努めて無表情にして声も漏らさず必死に耐える。
以前、行為中にそんな俺に対して利明が言ったことがある。
「お前さあ、何我慢してんの?気持ちいいんなら素直に声出せば良いじゃん。逝きそうなら逝っちゃえば良いじゃん。俺等親友だろ?何遠慮してんの?何恥ずかしがってんの?」
親友だから嫌なんだ!利明にそれこそ俺の『オンナ』そのものの痴態を見せるのが…。それを見せると今までの俺達の親友としての関係が何かおかしくなってしまいそうになると思って…。
でも、そんなダッチワイフみたいな俺に対して利明は何時もたっぷりと精を俺の胎内(なか)に放出し、吸わせてくれる。利明が精を噴出する寸前ペニスがびくっ!びくっ!と律動する。その際、逝きそうになるのを必死で歯を食いしばり耐える。(あふう…)
その後淫魔の性(さが)なのか、自分の意志とは別に膣がペニスを搾り上げる様に締まり、子宮口がまるで別の生き物のように亀頭に吸い付き、尿道のさらに奥、精巣から『精』を吸い上げる。おそらく利明も並みの射精の数倍の快感を得ているのに違いない。
その所為か、行為の後、利明はぐったりと消耗しきって、その後2、3日は日常生活をまともに送れない位身体が辛いらしい。事実俺に『搾精』された後の利明はげっそりやつれて立ってるのも辛そうな程消耗している、…ご、ごめん。
次の日の晩、
「ようっ!清彦って、ええっ!?」
こ、この格好、へ、変かよ?
「い、いや、あんまり填まりすぎていて…。」
お、お前がちゃんとした格好って…。
白地に黒のフリルの付いたミニ丈ワンピース、白のミュール、眼は赤くなった瞳を隠す為、黒のカラーコンタクトを入れている、そして顔には薄化粧…。
常日頃はは色気の無い身体の線を極力隠そうとだぼっとした丈の長いトレーナーにジーンズ、まあ何時も下半身のお世話に成ってるからせめてもの御礼みたいなつもりで…。
以前初めて『生理』に成った時お袋に電話したら、早速デパートに連れて行かれて、色んな服や女性用下着、更にちょっとした化粧品を買って貰った、『これから何度も必要になるものだからね。』って。
この格好でマンション出る時、誰かに見つからないかひやひやもんだったんだから!まあ、もし見つかったら俺の妹って事にしておくけど。
「うん、こうして見るとやっぱ女の子だよなあ!さ、お手をどうぞ、姫。」
お、おい!俺、本来女子でも姫でもないし、そ、そんな上品なもんじゃ…、はあう、利明にそんな他愛も無い事言われただけで乳首がズキンッって疼く、何なんだ?おっとっと、ミュールってはき慣れてないから転びそうに成る、ここへ来るまでも何度かつまずき掛けて、わわ、躓いた拍子に俺の右腕が俺を支えようとしてくれた利彦の左腕と脇の間にすっぽりと、ちょうど腕を組んで密着状態の…、え、えーっと、なんで顔が熱く火照ってるんだ、俺?
何時しか腕を組んですっかり夕暮れになった都会を歩く。ど、どう見てもデート中のカップルじゃん、俺達?ふと、横を見るとにやけた顔つきの利明が…?その内利明が予約したというレストランに着いた、…ってここ無茶苦茶高そうじゃん!?
本格的なフランス料理のフルコース、ワインも美味しい…、はああ、ちょっと酔っちゃった。
デザートのスイーツをつつきながら、「どう?美味しかった?」う、うん…。
で、でも、ここ高いんじゃ…?
「心配すんな、塾の講師のバイト代がたっぷり入ったからさ。」
で、でも…。
「女子は男に奢ってもらうのがデフォだろ?」
ああ、って?俺が女子?ま、まあそうなんだけど…。
コーヒーを飲み干した利明は「そんじゃ、そろそろおとぎの国に参りますか?姫?」
…えっと、よ、よしなに。俺は精一杯のアドリブを返した。そして何時ものホテルに…、何か何時もと違う雰囲気?少しワインで酔っているからかなあ?
部屋に入ると、お、おいっ!?いきなりお姫様抱っこなんかして??えっ!?ええっ!?ベ、ベッドに??きゃあん!うむう!ちゅうっ、ちゅぷっ、い、いきなりキスなんて…?
お、俺初キスなんだけど…。
ちょ、ちょっと俺まるで利明の彼女みたいな扱いじゃね?本来俺たち男同士だし、そ、その親友だし…。
そしてワンピースの上から俺の胸を揉む、ひゃああ?ちょ、ちょい待ち!な、何っ!?このシチュエーション??い、何時もと違う!?
利明は俺の背中に手を回し、ワンピのチャックを下ろす。そしてワンピを脱がされると、ピンクのフリル付きブラとショーツが露わになる。
そ、そんな!やあああっ!見ないでえ!!
ああ、自分の『オンナ』の姿を見られてる!?ひうう、恥ずかしいよお!
「あれ?いつも色気の無いボクサーパンツなのに今日はどうしたんだ?」
やあっ!は、恥ずかしい!だって、だって、お前がちゃんとした格好して来いって言うから…。
「可愛いぜ、清香。」
はああ、えっ?な、何?清香って??うぷっ、又唇を塞がれる…。
そしてブラのフロントホックを外されると、ぷるんっと二つの大きな膨らみがまろび出た。
ちょ、ちょっと!何時もと勝手が違う…?ひゃあっ!?
ちゅう、ちろっ、れろっ。
あんっ!ああんっ!!ひ、左の乳首、そこ駄目え。ひゃうんっ!やああっ!そんな…、俺どうなっちゃうの?あふ、お腹の奥から何か溢れて、やあっ、ぱ、ぱんつ脱がされた!?
アソコに指を…、きゃあああん!ちゅぷっ、いやあああ!いやらしい音!ああん、ぬ、濡れてるう??やああ、ゆ、指で拡げちゃらめええ、
えっ?そんな、そんなとこ舌で??あうっ!そ、そこは!?ク、クリ…ひゃああん!!いいっ!
はあっ!はあっ!も、もう駄目え!早くう!早く来てえ!!利明のおちんちん清香のアソコにいっぱい頂戴!!ってあたし自分の事『清香』って??
利明があたしの両脚を大きく広げてその間に腰を沈めてくる、そして利明のペニスの先端があたしのびしょ濡れの花びらを押し広げて入ってくる。にゅぷりっ!ああん、いつもと逆、あたしが受け身なんだ。ひゃああうう!か、硬い、熱い!!あんっ!あああんっ!!あんっ!あんっ!な、何?この声??やあっ!あた…お、俺、こんないやらしい声だして…?AVじゃないんだからあ!
ああん、そこっ!そこっ!も、もっと、腰使って…、ああん、奥に、奥に当たるうう!!も、もうおかしくなっちゃいそう!ふむう~ちゅう、ちゅぷ、ああん、キスってこんなに甘かったんだ?はあん、もっと、もっとお~!!
ふえっ?もう、限界って?あはん、い、いいよ、あたしの胎内(なか)に一杯出して、いっぱい欲しいのお!!
どぴゅう!どぴゅっ!どぴゅっ!びゅくっ!びゅくっ!その瞬間あたしの子宮口が利明のペニスの先っぽに、まるで吸い付くように…。じゅるっ!じゅるっ!じゅるるるる!!
「うおおっ!?す、吸われるっ!全部吸われちまう!!あはあ!」
ひゃああああ!す、凄い!いっぱいいっぱい出てるう!あはあ、気持ちいいよお!美味しいよお!あっ!あっ!?い、いくううううううう!!……あふ……。
はあっ、はあっ、はあっ、どうしちゃったんだろ?今日のあたし、何時もよりずっとずっと感じて、あんなにエッチな声上げて、我慢できずに逝っちゃって…、やああ、恥ずかしい!
隣を見ると利明があたしに精を吸われて疲労困憊したのか、スースーと寝息を立てている。何だろ?その寝顔が堪らなく愛おしく感じて、目覚めないかな?いいよね…、ちゅっ!
…うっ!今あた…俺、思いっきり女子してなかったっけ?うう、自己嫌悪!
あっ?左のおっぱい、乳首のすぐ横にキスマークが??もう、利明ったらマーキングのつもり?うふふふ。
あれ?ふと、利明の下半身を見ると、ええっ?さっきあんなに出したのに??
天を向いてそそり立つペニス、亀頭は赤紫色に膨れあがり幹の部分には血管が浮き上がっている。そして尿道口からは透明な先走り液が溢れ、それがえも言われぬ芳香を放っている。あはあ堪らない、再び淫魔の血に火が付いたあたしはゴクリと喉を鳴らす。
その香りがあたしの女芯を疼かせ、身体の奥から何かが溢れ出してくる。これ以上吸ったら利明の身体大丈夫かな?で、でも欲望に逆らえない…。
あたしはゆっくりと舌を伸ばすと溢れ出して滴る先走り液を舌先ですくい取る、ちゅるっ、ちゅぷっ…、はあ美味しい。「あうっ!」それだけで、ビクッ!ビクッ!と腰を震わせる利明、あたしは利明のペニスを深く飲み込む。うんむう、じゅぷっ!じゅぽっ!じゅぽっ!ぐぷっ!はああ、さらに亀頭の裏側をちろちろと舌を踊らせる様にして嬲る。「うっ!!うああっ!」どぷっ!先走り液があふれ出た後、続いて白濁した液が噴出する。びゅうっ!びゅるっ!びゅるっ!びゅくっ!びゅっ!びゅっ!勢いよく大量の精子があたしの開いた口の中に迸る。
あたしは口の中に出された夥しい量の精子を味わう、う、む、うぐっ、ん、ごくっ、ごくっ…。あん、美味しい。こうして下の口でも上の口でもたっぷりと精を吸うことが出来た、大満足っ♪
でも利明は体力が消耗しちゃって可愛そう、帰り道酔っ払いみたいに足下フラフラだし、電車の中でもうつらうつらしどうし。あたしの方はお肌艶々元気溌剌なんだけど…。
何とか肩を貸しながら利明のアパートに連れて帰りベッドに寝かせる。
ほうらちゃんと服脱いで、あたしはあんたの嫁かよ?ああん、もう、まるで子供なんだから、うふふふ、何か可愛い♪(えっ?今何考えていたの?あたしったら…。)
でも、ここ迄消耗させちゃったのもあたしの所為なんだよね、何か申し訳なくって…。
「う、うん。」何か夢でも見てるのかなあ?
「き、清香あ、す、好きだあ!愛してるう!!うん、むにゃむにゃ…。」
えっ?ええっ!?ドクンッ!心臓が跳ね上がった!
帰りの道すがらあたしの心臓はドキドキしっぱなしだった。何なの?さっきの利明の寝言、あたし達は親友で…、そんな関係じゃ…、あうう、何これ?胸がきゅうって?何か切ないよう。えっと?気付かなかったけど、何時の間に一人称が『あたし』に??今まで身体が女に成ってもここ迄心が女性化したこと無かった…。
他の住民に見つからない様に自分のマンションに戻るとワンピースや下着を脱ぎ捨てシャワーを浴びる、そして、あた…俺の身体は徐々に男に戻って行く。
ふうっ!俺はシャワーから上がるとトランクスを履き、スウェットの上下を着ると、冷蔵庫から缶コーラを取り出し一口飲み干した。何なんだろ?あの気持ち?男の身体・意識に戻っても何か気持ちは悶々としたまんまだ。ああ、バイトに行かないと…。
ゴールデンウィーク明け俺は大学で利明に会った、何か、気恥ずかしくてまともに顔が見れない、利明の奴未だ目にクマが出来ていてちょっとやつれ気味だ。よ、よう!
「おう、この間はどうも、楽しかったぜ。」
そ、そう…?な、なんだか顔が火照る。と、ところでさ、その清香って俺のこと言ってたろ?あれ何で?
「ああ、あれの事?実はお前のお袋さんに聞いてさ、清彦が『女の子』に成った時に用意してる名前なんだってよ。」
ええっ?お袋が??
「実はお前が『生理』を迎える前にお前のお袋さんからお前に内緒で相談を受けてたんだ。お袋さんお前がそう言う家系に生まれて来させて凄く申し訳なさそうにしてた、でも、俺お袋さんに言ったんだ、清彦、いや『清香』の事は幼馴染みで親友の俺が責任を持って一生護って行きますってさ。お袋さんにも、『清香』の事宜しくお願いねって頼まれちゃったし。」
ええっ!?お、お袋の奴!?ズキンッ!うっ、ち、乳首が疼く…、これって『生理』?で、でも三日前にたっぷり精を吸ったばかりなのに??シャツの隙間から胸を覗くと10代初めの少女の様な膨らみ、乳首が倍以上の大きさにしかも固く尖って…。
「男の精を周期的に吸い続けるとその内女子に固定されて、『淫魔』の特性も無くなって普通の人間の女子に成っちまうらしいんだって、そう成ったら普通に結婚して、妊娠・出産も出来る。お前のお袋さんも同じだったらしいし。」
えっ?じゃ、じゃあこれって…、あ?声が??
「えっ?清彦お前??」
髪の毛が背中近くまで伸び、首筋から肩にかけてなだらかに、そして胸が大きく膨らみデニムのパンツの胴回りがゆるゆるにそのくせお尻の辺りがぱんぱんに、あれっ?髪の色が普通に黒色??利明の目の前で俺は男物の服を無理矢理着込んだ女の子に…。
ああ、『生理』でも無いのに女の子になっちゃった。ていうかもう、お…あたしが女であることを受け入れちゃったから?利明の気持ちを受け入れちゃったから?きっと、きっとそうだよね!
「き、清香、お前…。」
えへ、女の子に成っちゃったよ、利明一生護ってくれるんだよね?責任取ってくれるんだよね?利明、顔を赤くしながら「お、おう!」うれしいっ!!そしてあたしは利明の胸に飛び込む…。
って、きゃあっ!忘れてた!ここはキャンパスの中、しかも工学部で殆ど男子学生の衆人環視の中でラヴシーンを…周りの目はみんな『リア充爆発しろっ!!』ってジト目で、ひゃあ!恥ずかしい!でも、うれしいっ!大好きだよっ!利明っ!!
(完)
とても良かったです
今後に生かしてゆきたいと思います。
僕のことを辛かったの?
あんなに好きと言ったのに
奴の事を気に入ったの?
僕はもう要らない?
君と手を繋ぎ踊りたい沢山の人混みの中で君の笑顔だけが
輝いて
愛されたいねきっと見過ごした君のシグナルもう一度
気まぐれかな?でも構わない君といたいから 女々しくて女々しくて 光を浴びて 女々しくて女々しくて恋の歌歌って 女々しくて女々しくていざたどり着いたこの世界はもう 女々しくて女々しくて女々しくて 辛いよ