【清彦の憑依物語 1】のあらすじ
TS学園敷地内にある旧校舎の幽霊 清彦はある時、旧校舎内に入ってきたTS学園の美人教師 橘美咲先生 と遭遇。
幽霊の清彦に驚いた橘先生は逃げ出そうとして自分の閉めた扉に激突、倒れそうになる先生を咄嗟に支えようとした清彦は、意図せずそのまま先生の身体に乗り移ってしまう。
女性の身体に興味があった清彦はオナニーしてしまい、快感で橘先生から抜け出したが、翌日再び現れた橘先生に今度は自分の意思で憑依する。
憑依し終わると同時にそこに現れた尊敬する大先輩の美人教師、早川美紀と橘先生はレズ関係だった。
橘先生の魂と融合・同化した清彦は、清彦の意識を持ちながら橘美咲自身となる。
橘美咲先生になった清彦は、美咲自身の記憶から美咲が1ヶ月前からストーカーに悩まされ
尊敬する大先輩の美人教師、早川美紀に相談し見事に解決するがその後、そのストーカーが事故で死亡した事を知る。
その頃から早川美紀先生が、普段はいつも通り真面目で優秀な素敵な先輩だが、橘先生と二人っきりの時にだけ様子が変になったと感じ始めていた。
エスカレートしていく行為。そしてついには何故かストーカーが所持していた脅迫写真をネタにレズ関係を強要する。
人格がまるで事故死したストーカーの男のように変貌してしまった早川先生の脅しに屈した橘先生は、泣く泣く早川先生の恋人となり仕方なく性的行為に及んでいたのだった。
だが美咲先生になった清彦は今の自分の状態から真実に気付く。
思った通り、早川美紀先生には橘美咲先生にストーカーしていた笹川治が憑依していた。
事故現場で地縛霊となっていた笹川治は、事故現場に慰霊にきた早川美紀先生が笹川に心を開いた事により
運良く取り憑き、彼女の魂を取り込んで彼自身が早川美咲先生となった事で地縛から解き放たれたのだ。
笹川治が主人格の早川美紀先生と意気投合した清彦は、清彦も橘美咲先生になったことで抜け出せなかった旧校舎から出る事が出来、そのまま彼女のマンションを訪れる。
そこは笹川治の王国だった。
元々あった有名な作家の風景画の数々、本棚にビッシリと詰まっていた参考書や教育論などの本は退けられ
その代わりにボンテージの衣装や網タイツ、メイド服やバニーガールの衣装にレオタード、マイクロビキニなどが散乱し、
美女フィギュアやロボットのプラモが多数飾られ、床にはエロ本とエロDVDが散乱、本棚には少年マンガが並べられ、
壁には多数のアイドルのポスター、それにわたし、橘美咲の写真がところ狭しと張り巡らされていたのだった。
早川美紀である笹川治はそこでメイド服に着替え、橘美咲自身になった清彦を接待する。
興奮した美咲=清彦も変身ヒロインの衣裳に着替え深夜まで淫靡な宴を繰り広げ愉しんだ。
一ヶ月早く、憑依した早川美紀先生と生活していた笹川治に、教師としての仕事や自分がするのが面倒な事は本来の身体の持ち主である本物の橘美咲に任せ、
好きな時だけ自分が橘美咲になったり、橘美咲の身体を持つ清彦となる事を教えるのだった。
こうして1ヶ月間 笹川治と清彦は、早川美紀と橘美咲として甘い蜜月を過ごしていたが、
早川美紀が人気アイドルのパフォームのコンサートに行った時から早川美紀との関係が急に冷えていく。
それを疑問に感じた清彦である美咲は、彼女のマンションを訪れるとマンション内は笹川治に乗り移られる前に戻っており、
その場で早川美紀から脅迫して強引にレズ関係になった事を涙ながらに謝罪される。
何故そういう事をしたのか真実を知っている清彦=橘美咲はそれを受け入れ以前の仲の良い先輩後輩の関係に戻る。
笹川治が早川美紀先生から抜け出し、その後どうしたのか?と思案していたところに突然、人気アイドル【パフォーム】の平瀬愛から【今から逢いましょう】とメールがくる。
待ち合わせ場所の喫茶店に現れた平瀬愛は、全く見知らぬ筈の美咲の事を知っている事に運命の出会いかもと興奮。
平瀬愛の方から積極的にホテルに誘い、レズ行為を愉しむのだった。
やはり平瀬愛には笹川治が憑依していた。
平瀬愛になった笹川治は、1週間前から急にライブの時とかに 笹川治の趣味でオタク好みのエロめの衣装に急に変更したり、
女を見るときの目付きが怪しくなったり、男に媚びすぎた為に
「私達は方向性が変わってきたからペアを解散したい!」と持ち出した相方、武井舞に清彦が乗り移って
俺達がパフォームの平瀬愛と武井舞になって一緒にアイドル【パフォーム】をしようと誘う。
現在乗り移っている橘美咲先生から別人に憑依する方法
【相手の手を握り[繋がり]というか、[道]のようなものを感じそこで今の身体である橘美咲と魂を分離し、
肉体の外に出ないで握っている手を通ってトコロテンのように相手の肉体に入りその身体に納まるやりかた】を聞いた清彦は武井舞になる事を決意する。
「今後の活動について、私の知り合いの第三者にも立ち会ってもらって話し合いたい」
と、平瀬愛になっている笹川治に呼び出された武井舞が部屋を訪れてくるまで、橘美咲での身体をお別れするまで愉しむ為に再び平瀬愛とのエッチを愉しむのだった。
あらすじ ここまで
【清彦の憑依物語 2】
数十分後、部屋をノックする音がしたので 愛は着てきたボンテージの衣装を、僕は私の比率をあげて美咲の服を着た。
ドアを開けると あの人気アイドル、武井舞が部屋に入ってきた。
(うわぁ、やっぱカワイイなぁ )
私は自然と股間が濡れてくるのを感じた。
だが入ってくるなり、彼女は不機嫌そうに声をあげた。
「愛っ!またそんな服を着て!一体どうしちゃったの!?」
「別にどうもしないわよ? 私、急にこういう服が大好きになっちゃったの 似合うでしょ? 舞にも色違いの買ってあるから一緒に着よ?」
愛はそう言うと、色違いのボンテージの衣装を舞に差し出した。
「冗談じゃないわ!私が好き好んでこんな衣装着るわけないでしょ!?もう解散よ!」
舞は衣装を床に投げ付けると、そう叫んだ。
「まあまあ、舞さん、そう熱くならないで。落ち着いて話し合えば気持ちが通じ合うハズよ。ね?」
私はそう言うと、興奮している武井舞の手をギュッと握りしめた。
彼女の手をギュッと握っていると、確かに[つながり]というか[道]の様なものが感じられた。
(アイツが言ってたのはこういうことだったのか! なら・・・)
「ちょっと、あなた誰なのよ!? 落ち着いて話したってあんなの理解出来るわけな・・・」
舞がそう叫んでいるうちに、俺は美咲さんの魂と分離し、繋がっている手を通り道として、武井舞の中へと移動したのだった。
途端に視点が橘美咲から武井舞の側となる。
(さぁて、これからは俺が武井舞よっ!)
俺は彼女の魂と融合して取り込と、彼女の意識を誘導していった。
「・・・いと思っていたけど、よく見るとカワイイ衣装よね・・・それに解散なんてとんでもない!あのカワイイ衣装をちょっと着てみたい・・・いえ、是非着てみたいわ!」
俺と融合した武井舞は嬉しそうにそう言った。
この時僕は気づいてなかったんだ。
中身が笹川治の平瀬愛が別の意味で笑っていた事に。
ストーカーだった笹川治が死後も全然本質が変わっていなかった事に!
先週のコンサート、つまり笹川治が握手で早川先生の体から愛に移れる方法を発見した日から帰ってきた早川先生が僕の、美咲の手を握り
しばらくそのままでその後に「ちっ、ダメか」と呟いた事。
舌打ちしたと感じたのでなんでと聞こうとしたら笑顔とキスで誤魔化されたけれど。翌日、早川先生が保健医の高城先生や水泳部顧問の月岡先生と握手していた。
握手後、僕を、つまり私である橘美咲を彼女達が妙にエッチな視線でニヤニヤと見つめてきた事。
その後今度は彼女達が早川先生の手を握り、そうしたらそれまで通りのいつもの2人に戻っていた事に・・・。
つまり同じ幽霊である僕が橘先生に入っていた事で、笹川治は橘先生の中には入れなかった事に。
そこで笹川治は考えたんだ。
僕をどかす方法を。
橘美咲先生の中から僕を追い出す方法を!
魅力的な美女を用意して僕が自分から進んで移動するような相手を。
そして僕は見事にその策略にはまり、あっさりと橘美咲先生から出て行った。
橘美咲先生の中から僕がいなくなる。
笹川治が強く念じながら手をある一定時間握る事で、今の体から別の体へ、人から人へ移動して乗り移れる様になった今、唯一の障害だった僕が橘先生の中から居なくなった事。
つまり笹川治は橘美咲先生にいつでも自分が橘美咲になる事ができるという事に。
元々橘美咲先生にストーカーしていた笹川治が、それを選択しない理由は無かったのだ。
笹川治が欲していた橘美咲の容姿、肉体、性格から記憶、
そして魂まで全て手に入れて、自分自身が橘美咲自身になる!
ストーカーだった男にとって、これ以上ない事を、今の笹川治が可能な事に!
ちょっと重い話になってしまったな。
話を戻そう。
この時はとても興奮していたさ。
冷静でなんかいられる訳がない!
だって あの人気アイドル、武井舞ちゃんに僕がなったんだもの。
艶のある金色ベースのボンテージ衣裳を着る。
誰も見たことが無い初めての姿を、世界で一番早く、そして目の前で見る! (自分の身体なんだから当然なんだけど w )
武井舞自身である私になった僕が着ても良かったんだけれど、アイドルの生着替えを堪能したく
僕は舞の意識や思考を誘導して部屋に用意してあった巨大な鏡の前で、次々とセクシーなポーズを決めながら着させていったのだ
「なんでかな? わたし、自分のカラダを見て興奮しているわ 」
俺は私の体が熱くなるのを感じていた。
ふと美咲さんを見送った後ベッドに戻った愛を見ると、手鏡を持って自分の姿を眺めながら
「愛ちゃん・・・かわいいよ・・・嬉しい・・・好き・・・あぁっ、愛ちゃん・・・ 」
と呟いて手鏡に映る自分と舌を出してのキスをしていたのだった。
(愛ったら!鏡に映る自分にキスなんて・・・何をおかしなこと・・・でもないわよね。
みんなに愛してもらうアイドルが自分を愛すのは当然のことよね!なんだか私も鏡に映る自分にキスしたくなってきたわ・・・私ってかわいい・・・)
「好きよ・・・ぶちゅぶちゅ・・・べろべろ・・・」
(あぁっ、こんなにも自分が愛おしいなんて・・・私、ちょっとおか・・・全然普通のことよね・・・あぁ・・・私ってかわいい・・・)
舞が鏡に映る自分とキスしていると、背後から愛が抱き付いて胸を私の背中に押し付けると、私の胸を揉んできた。
(・・・!?愛ったらレズだったの!?こんなのおかしく・・・ないわ!コンビ同士で仲良くするのは全然普通のことよ!あぁっ、愛ちゃんともっと仲良しになりたいっ!)
僕の・・・清彦としての自我を極力薄め、武井舞に成りきっていた為に愛が私に抱きついてきた事は本当に驚いた。
でも、そんな風に接してきた愛の事を大切に、もっと深く友情やアイドルユニットを超えた親密な関係になりたいと思った。
そう、愛がレズならレズな関係になってもいいなって♪
「ここね。別パーツだから外せるんだ♪」
愛が私の胸を揉みながらそう耳元で囁くと、なんと私が着たボンテージの胸の部分が外れ、形が良いのが自慢な豊かな美乳が露わになる!
「きゃっ!?」
私は露わになった胸を反射的に手で隠そうとするが、ぷるんと揺れながらまろび出た眩しい白の双丘が目に入り手が止まる
(今まで意識してこなかったけど、改めて見ると……)
私は自分の胸に見惚れ、無意識にごくりと生唾を飲み込む。
「本当、舞のおっぱいは大きさと形を兼ね備えた美巨乳ね。うーん、たまらないわ 」
私の手が止まっている隙に、愛の両手が私の胸に覆い被さる。
「ちょ、ちょっとま、あん」
私は抗議の声を上げるが、愛の指の動きに遮られた。
今まで愛に胸を揉まれた事が無かった訳ではない。
ふざけて私も愛の胸を揉んだ事あるし、揉まれもした。
しかしあれはあくまでも仲の良い女の子同士のスキンシップ。
明確な性欲や欲情でこのように、しかも服やブラの上からでなく直接肌に、乳首にこんな風にされたのは初めてだ。
「ああん 」
気持ち良くて声出ちゃう
愛は舞の耳たぶを甘噛みしてその感触を楽しみながらうなじへと熱いキスを何度も行う。
そのたび、舞は甘く切ない声を出す。
「先週私になった時からずぅと舞とこうしたかったの 」
うっとりと囁きながら愛の指が、汗ばんできた舞の乳房の曲面を滑るようになぞり触り揉んでいる。
時にくすぐる様に、時に深く指を埋め込み、同性だけに快感のポイントを的確に押さえた愛撫に舞の肉体は悦びダイレクトに反応する。
「舞の乳首は綺麗な桜色だね ♪ あっ、勃ってきた 」
「愛の・・・愛の愛撫が・・・き、気持ちイイの 」
「ん……。」
いつの間にか眠ってしまったらしい。
気が付くと中身が笹川治の平瀬愛も、僕の憑依から解放された橘先生もいなくなっていた。
「身体中が汗でベトベト…シャワー浴びなくっちゃ…。」
シャワーを浴びながら「僕」の意識を前面に出すと、武井舞の肉体の感覚、感触を楽しむことが出来た。
「んふ♪」
浴室の鏡に映し出される今の自分の姿に自然と笑みが漏れる。
美咲先生の身体と比べても平瀬愛ちゃんと比べても胸は少しだけ小さい。
「それでもDカップはあるかな?」
そう言いつつ胸を揉む ♪
胸の形も美咲先生や平瀬愛ちゃんがお椀型のバストだったが、舞のバストはいわゆるロケット型の左右の大きさが整った美乳だった。
「テレビで見慣れていても、バストの形までは分からないものな ♪ 」
ファンの男達がどれほど望んでも知ることが出来ないアイドルの秘密を知って…、それどころか肉体と魂までも掌中に収めた事に圧倒的な優越感を感じる ♪
胸の感触を楽しんだ後、女性の一番大事な所に手が伸びる。
昨日は清彦としての自我を薄めていた為に気が付かなかったが、舞のアソコは俗に云う「パイパン」だった。
舞の記憶を探るとグラビアの撮影対策の為に脇毛といっしょに剃っているらしい。
アイドルも大変だな…、などと今の自分自身に同情しつつヴァギナに指を這わせた。
「愛の・・・愛ちゃんの愛撫、最高だったわ 」
笹川治に憑依された平瀬愛の指の感触を思い出し、笑みがこぼれる。
つい昨夜の続きをやりたくなるが、愛の行為があまりに激しかったからか、アソコがヒリヒリと痛むので今は止めておこう。
風呂椅子に腰かけていた体を立ち上げて、鏡にお尻を映しだした。
「ファッション誌のモデルみたいなな小尻だな」
などと言いつつ尻を撫でまわす。
舞の記憶によるとお尻が小さいのが自慢だったらしい。
逆に胸が大き目だったのがコンプレックスだったようだ。
本人はCカップが理想らしい。
そう言えば今まで憑依していた橘先生は、お尻が大きい事が悩みだったようで。
「美咲!早くいい人見つけて結婚しなさい!」
「あなたは母さんと同じで安産型なんだから、早く子供を作りなさい!」
などと…母親から説教を受けていたらしい。
僕としては女性らしい腰回りヒップラインがとても気に入っていたのだが…。
先生のお母さんの言う通り、美咲の肉体は健康的で安産型の体型だと言える。
確かにあの橘先生の体なら良い子をたくさん産めるだろう。
男の僕が憑依した状態では、結婚するにしても、妊娠、出産するにしても障害になったろうから橘先生に肉体を返してあげて良かったのかもしれない。
「ふうっ、サッパリした ♪ 」
シャワーを浴びた身体をバスタオルで拭いて、ショーツも穿かずにバスローブを身にまとった。胸の重みが肩に掛かり、乳首がローブに擦れるのが心地良い。
浴室から部屋に戻り冷蔵庫から冷えたカルピスを取り出した。
そのままソファーにどかりと腰かけると、一息にそれを飲み下した。
舞の胃袋に冷たく甘い液体が流れ込む。
「ぷはぁ、美味い!」
と、ファンが聞いたら卒倒しそうなオヤジの様なセリフを舞に言わせた。
「これから武井舞としての人生がはじまるのかぁ、笹川治の平瀬愛ちゃんと新生パフォームの結成ね」
自分が人気絶頂のアイドル、それも女性の…に成れた事に高揚感を感じたが、心のどこかで橘美咲だった時の…橘美咲の肉体の中に居た時の心地よさも惜しく思うのだった。
僕はいまだに笹川治の狙いに気が付いていなかったのだ。
次の日、パフォームにとって久々のオフ日だったので、愛ちゃんのマンションにサプライズで押しかけてみることにした。
(うふふ、愛ちゃん喜んでくれるかな!驚いたところを一気に押し倒して・・・うふふ・・・!ちょっと前まで愛とは絶交して解散よ!とまで思ってたのに、なんだか不思議よね・・・!)
「愛ちゃーん 」
とハイテンションで愛の部屋に入ったのだが、愛のテンションは凄く低かった。
「ゴメンね、舞・・・昨日の私・・・いえ、ここ最近の私はどうかしてたのよ・・・昨日ことは忘れて頂戴・・・」
と下を向いて言われてしまったのだ。
(なんだぁ!?まさか笹川治の奴、もう愛ちゃんの中にいなのかよ!?)
慌てて俺は愛の手を握ってみると、[道]を感じられた。
(やっぱり・・・!奴は愛ちゃんの中にいない・・・!
・・・なら、俺が入ってもいいよね?
俺、クールな舞ちゃんも好きだけど、清純そうな愛ちゃんの方が好みだったんだよね!じゃ、お邪魔しまーす!)
俺は[道]を通って愛の方へと移動した。
そのとき、愛が妙な感覚に驚いて移動の途中で手を離してしまったのだ。
半分しか移動できなかった俺の視点は、舞のものと愛のものとで二重になってしまった。
慌てた俺だったが、どうやら七割は移動できたようで、意識を愛の方に集中すると今まで通り愛のみの視点にすることが出来た。
魂の分量が足りないので完全支配は出来ないが、ほぼ俺をメインとした愛になることが出来た。
「ああ、びっくりしたわ!でもこれで俺は私、平瀬愛になったわね 」
魂の分量的に、話し方やしぐさは愛のものとなっている。
一方舞の方は三割は俺のようで、舞として自立して動いてはいるが、三割の俺の魂のおかげで、俺の意向に逆らうことは無い様で、俺の意向汲んで自ら動いてくれるようだ。
「やったぁ!これで俺はパフォーム自身になれたってわけね!嬉しい舞 」
「私もなんだか嬉しいわ、愛 」
二人は歓喜の声を上げて抱き合った。
俺がキスをしたいと思えば、舞は自律して自ら私にキスをしてきてくれる。
「あぁん、舞ちゃん、だめよぅ、こんな時間からぁ!」
舞にそうさせておいて、私はわざとそう言った。
「だってぇ、急に愛とキスしたくなったんだもん 」
そう言って舞は私の口を塞いで舌を絡めてきた。
「これでパフォームは文字通り一身同体ね、舞!」
「ええ、これで絶対解散なんてないわよね、愛!」
二人は服を脱がせあい、キスをしながら熱く抱き合ったのだった。
(これでパフォームは俺の意思の下に一つになれたのね!嬉しい!)
それからというもの、パフォームの人気はさらに急上昇!
二人のダンスの息はピッタリと合っているし、二人はとても仲良しでトークの掛け合いもバッチリ!
そしてなんといっても、まるでどうやったら男が喜ぶかを知っているかのように、時折魅せるセクシーさがたまらない! と大評判になのだ。
特にグラビア嫌いだったパフォームが、ペアでもシングルでも次々とオファーを受け
しかも最近は自分から好んで水着、しかもビキニ系を着て撮る機会が増えた為青年誌を中心に、パフォームのグラビア目当てで再び発行部数が増加しているそうだ。
パフォームとしてペアで撮る時はいつもの状態だけど平瀬愛や武井舞として、シングルでグラビアを撮る時は
僕の意識をその身体に移動させてその撮影対象の身体をメインボディーとして撮られている。
もちろんそれは僕が自分が見たいポーズ、させたいポーズの男心を擽る絶妙なポーズを自分の身体となった2人の身体で行いたいからだ ♪
カメラマンも絶賛してくれるしネ
平瀬愛ちゃんになって撮った時はこんな際どいショットを
武井舞ちゃんの時は元気いっぱいな脈動感あふれるポーズを決めた ♪
おっとまた話が脱線したね。話を戻そうか。
僕の魂が30%同化融合した舞ちゃんは僕=私の為なら何でもしてくれる。
歯みがきから着替えの用意、買い物にマッサージ、それに性欲の処理まで・・・!
それも「こうしてほしいな」と思っただけで、30%の僕の魂の影響で「こうしたいな」と自ら思ってしてくれるのだ。
「愛ちゃん、大好き 」
今も彼女はそう言いながら私の気持ちイイところを嘗めまわしてくれている。
(ふふふ、あんなにレズなんておかしいわ!解散よ!なんて言ってた舞ちゃんがね・・・! 僕が私達パフォームの解散の危機を救ったのね!)
そんなこんなで、俺がアイドルのパフォームになってから、1ヶ月が経とうとしていた。
アイドルというのは本当に忙しい。
まぁ忙しくて大変な時は僕は中で寝てて本当の2人にまかせっきり!なんてことも多いんだけどwww
この1ヶ月はテレビやらライブやらで殆ど休むヒマも無い状態だった。
今日もいつもの通り、ライブ終了後の楽屋で二人きりで楽しんでいた。
ライブが終わってから1時間は二人で話し合いをするからといって、誰も楽屋には近づけないことになっている。
ライブで汗だくになっている俺の身体を、舞が嬉しそうに嘗めまわしてくれる。
「舞、こっちも舐めて。」
「うん、わかってるわ。」
舞は俺の股間に顔を突っ込むと、舌を出して激しくなめ回しはじめる。
「もう!舞ったら 食いしん坊さんなんだから♪ 」
舞の舌の艶めかしさ温かさが、快感として股間から感じられた。
快楽の余り閉じていた目を開けると、平瀬愛の胸が目に飛び込んでくる。
愛の胸は半球型の巨乳でサイズは、Eカップで若い女の子のおっぱいらしく、重力に負けず誇らしく前に突き出している。
その双丘の向こうに、僕のアソコを一心不乱に舐める武井舞の整った顔が見えた。
「ふふっ、まさかこんな事になるなんてね。」
男の僕が平瀬愛の肉体に…、並の女以上の美貌、巨乳を手に入れた事に優越感を感じた。
今の自分の体に陶酔しているとお腹の中が…、子宮が疼くのが分かった。
「舞そろそろ……いいでしょ?」
「うん!そうしましょ」
そう申し合わせると、舞が舐めるのを止めて床に寝ころんだ。
僕はその上に覆いかぶさり、体を重ねた。舞のDカップと愛のEカップが
ぶつかり合う。舞のバストの方が固いためか、愛の巨乳に舞の胸がめり込むような状態となった。
「先週撮ったハンバガーの広告もこんな感じだったよね♪ 」
「寝てると立ってる違いはあるけど体勢も状態も似てるわね 」
先週の事を思い出す。あの時もお互いの胸を押し付け合って、一般広告限界の写真って評判になったw
汗ばんだ体がぶつかり合う、激しく口づけを交し、互いの股間を擦り合わせた。
大きく尖った乳首と乳首が互いの乳肉にめり込んだ。
「いっイクぅ!」
「わ、わたしも」
全身が性感帯なったような快楽を感じつつ、僕らは…愛と舞の肉体は絶頂を迎えるのだった。。
今日はご長寿テレビ番組、踊るシメサバ御殿に二人で出演していた。
司会のシメサバ師匠が、ひな壇の前列に座る僕達パフォームに話を振ってきた。
「愛ちゃん!舞ちゃん!ちょっと前、週刊誌に『パフォーム不仲!!解散寸前か!?』
なんて書かれてたけど、あれってホンマなの??」
「え!?舞と私は二人でひとりなんですから。」
「そうですよー、私、愛が居ないと生きて行けないんです」
といって、キスをする真似をする。
「くわぁーー!過激やなーー!!でもホンマかわいいーー!!」
オーバーなリアクションをしながら、ピコピコハンマーを叩きまくる師匠。
会場も爆笑に包まれたのだった。
収録が終わった後、二人で仲良く平瀬愛のマンションに帰って来た。
もちろん、平瀬愛と武井舞の肉体で『仲良し』をするためだ。
「うふふ、今日は舞の肉体をメインボディにしようっと♪」
帰りがけにコンビニで『小道具』を買ったのだが、それを活用するにはロケット型のおっぱいを持つ武井舞の体の方が都合が良かったのだ。
「ぐふふっ」
武井舞はアイドルとは思えない下卑た笑みを浮かべた。
つい僕としての、厭らしい男の感情が顔に出てしまう。
「さて、始めよう♪ 」
服を脱ぎブラを外して僕(舞ちゃん)のロケットおっぱいを剥き出しにする。もちろん愛ちゃんも同様に…。
そして今回の『小道具』練乳をレジ袋から取り出した。
無論イチゴに付けて食べるのではない、乳首に塗りつけるのだ。
舞のロケット型の美乳に練乳を塗りたくる。
「んっっ。」
冷たい練乳を乳首に塗り付けると身震いがして鳥肌が立った。
続けて舞の乳首が勃起し始めた。
僕に支配された本当の舞も喜んでいるのだろう。
僕はソファーに座ると愛ちゃんを呼んだ。
まるで幼児に話しかける様に…。
「愛ちゃん、おっぱいの時間よ 」
愛は、僕の太ももに頭を預けてきた。
ちょうど耳かきをする様な姿勢だ。
少し屈むような姿勢をとると、舞のロケットおっぱいの頂点……、乳首が愛ちゃんの口に触れた。
「ママのぱいぱい 」
愛はそう呟くと僕のおっぱいを吸い始めた。強烈な快感が僕の乳首から伝わってきた。
母乳は出ないが練乳の甘さが、愛の口中に広がってゆく。
刺激を受けた舞の体からは止めどなく愛液が溢れ出て、膝枕をされている愛の髪の毛を濡らすのだった。
「愛!もう我慢できない。挿れて!」
快楽の限界に達した僕は、笹川治の秘蔵ディルドを愛に持って来させた。
もどかしくディルドを奪い取り、僕の…舞自身の手で自分のアソコを激しく突き絶頂に達したのだった...。
ソファーに倒れ伏した僕の視界の端で、サブボディの平瀬愛がディルドを使っているのが見えた。
眠りに落ちそうな意識の中で、僕は自分の中に芽生えた新たな感情を感じていた。
女性として、女体としての快楽の先に存在するもの………。
性交の先に存在する女の幸せ……。
「おかしいな?僕は男なのに...」
「擬似母子プレイでどうかしてしまったのかな?」
でも、女の肉体でいる以上は自然な事なのかもしれない。
女の肉体に憑依し支配していたつもりが、逆に浸食を受けたと云うのか?
「『女の幸せ』か……」
僕が意識を手放した直後、平瀬愛の携帯がメールの到着を告げていた。
差出人は橘美咲と表示されていた。
(やっぱり30%しか俺の魂が入っていない舞の方をメインボディにすると、女の思考に流されちゃうな!ヤバイヤバイ・・・!)
メールの音でハッと我にかえった俺は、慌てて愛の方にメインの意識を移すと、メールを開いたのだった。
橘美咲先生からのメールにはこう書かれていた。
『久しぶりだな!俺だよ笹川治だよ。今もお前はパフォームのどっちかの体の中にいるのか?
でなきゃ本物の平瀬愛には、このメールの意味は分からないだろうなw
俺は、お前が出ていった橘美咲の体の中に引っ越したよ。
死んだ後になって漸くこの美咲の全てを手に入れる事が出来たって訳だw
全くこの美咲の肉体は最高だぜ、ハリがあってプルンプルンの胸にこのデカ尻!俺が生きていた頃なら、アソコにぶち込んでやったんだがな。
今はテキトーに男を漁って、逆に俺のアソコにぶち込ませてるんだw
生理の時の処理だけは、美咲本人にやって貰ってるんだけどw
男とやるなんて最初は気持ち悪かったが、今は女の体なんだから自然の摂理ってことなんだろうwww
お前も一度やってみる事を勧めるぜ。
でも、俺が早川美紀の体で、お前が憑依した美咲とレズるのも格別だったぜ。
また、お前とやりたいから気が向いたら例の旧校舎に来てくれ。
誰の体で来るのかは、お前次第だがなwww 』
橘 美咲
このメールを読んだ時、僕に生じた感情は激しい怒りだった!
確かに僕自身、1ヶ月橘先生だった時に早川先生とレズっていたりと好き放題したし怒る資格は無いかもしれない。
でも1ヶ月、橘美咲として生きたのだ!
橘先生が男性に対しどう考えどう思っているか知っている。
そこは僕も尊重して守った。
しかし、それをただ快感を得る為に平気で踏みにじった笹川治の事を許せなかった!
それと同時に決意する。
僕達幽霊は生きてる人達に干渉してはいけないんだ。自然の摂理に反している。
今のパフォームの平瀬愛ちゃんと武井舞ちゃんだって、彼女達には自分の意思でこうして肉体関係を楽しんでいると思っているだろうけど
本当は僕に憑依されて、そうと自覚ないまま気付かないでレズ関係になってしまっているんだ!
橘先生もパフォームの2人も解放するんだ!
その時、急に僕の中に何か熱く力強い使命が生まれ理解した。
ああ、僕が幽霊として成仏しないでこの世に留まっていたのはこの為なんだと。
まずは舞ちゃんからだ。僕がそう考えただけで舞ちゃんは話を聞きに近くに来た。
「舞ちゃん、聞いて欲しいんだ。今のわたしは本当のわたしじゃない。僕は愛ちゃんに憑依した幽霊なんだ。君達に謝らないといけない事を僕はしてしまった・・・」
こうして僕はTS学園旧校舎の幽霊だった事。
橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた事。
ストーカーだった笹川治が早川美紀先生に憑依し、彼女に成り済まして脅し、脅迫された橘先生がレズ関係を強制されていた事。
次に平瀬愛ちゃんが狙われた事。
平瀬舞ちゃんが笹川治になった事。そして解散の危機になった事。
彼の策略にまんまと乗ってしまい今度は僕が武井舞ちゃんに乗り移った事。
魂が2人に分かれて舞ちゃんが奴隷みたいになってしまった事。
一つ一つ丁寧に、謝罪しながら説明した。
「すると何 ? 今の愛は本物の愛じゃなくて幽霊の君が操っているの ? 私が愛に対するこの想いや気持ち、奉仕したいという感情が偽物だというの !? 」
「そうなんです。今から舞さんに残ってしまった僕の魂の30%を回収したいと思います」
「嫌よ!! 私が愛に対するこの気持ちは偽物なんかじゃないわ!」
「笹川治が愛ちゃんに乗り移って貴女にレズみたく迫ったり色々と変になっていた時、嫌がっていたじゃないですか。解散まで考えて。
それが本当の貴女の気持ちなんです ! 今の舞さんは僕の魂に惑わされているんです!」
嫌がる彼女の手を握る。
僕が手を握りたいと念じれば彼女は逆らえないのだ。
手を繋ぎたくないと考える一方で自ら進んで手を繋いでしまう事に。
道が通じ僕は愛ちゃんの中に残りの魂を吸い込むようにこちらに引き寄せる。
「いや・・・いや・・・消えていく・・・愛に対する特別な感情が消えちゃうよ・・・」
泣き出す舞ちゃんを見るのは辛かったが、これも舞ちゃんを僕の魂の枷から解き放つ為だ。
「・・・・・・・・・・出てってよ・・・愛から出て行きなさいよ! この化け物!!!」
物凄い形相で僕を睨みつける舞さん。
ついさっきまであんなに愛し合っていたのに・・・でも仕方が無い。
だって彼女が好きだったのは愛ちゃんで、愛ちゃんを乗っ取っていた僕じゃない。
「出て行くから・・・最後に舞さんの身体を借ります」
繋ぎ合っていた手を通り、僕は一瞬で武井舞さんになった。
「愛さん。聞いて欲しい。さっきまで君の口で話していたのは僕なんだ。愛さんには自分の意思で、自分で考えて話をしていたと思っているんだろうけど実は違うんだ!」
清彦は愛さんの脳内の架空の人格ではなく本当に実在している事。
憑依されている場合、憑依した幽霊の意思を自分の意思としてしか認識できない事。
この1ヶ月間は僕が平瀬愛だった事。
この間の今の愛さんなら変だと思える事は全て僕と笹川治が原因で愛さんは操られていたに等しい事(本人には自分の意思で行動していたとしか考えられないだろうけど)
最後に僕の為に2人に多大な迷惑を掛けた事を真摯に謝った。
「出てきなさいよ・・・早く・・・舞の身体から出てって!! この化け物!!!」
痛い・・・辛い・・・悲しい・・・酷い事をしてしまった・・・罵られた・・・当然じゃないか・・・。
武井舞さんの身体から彼女の魂と分離し身体の外に出た瞬間、物凄いカで虚空に吸い込まれる感覚がして・・・僕は幽霊なのに気を失った。
気がつくと・・・あの旧校舎だ。
2ヶ月間、人間として生きた僕は・・・幽霊である、何も感じられない感覚、孤独感、虚無感に押し潰されそうになる・・・。
笹川治をなんとかしないと・・・。
それだけが僕を唯一支えてくれた。
ガシャーン!
その時、旧校舎の窓ガラスが割れてソフトボールの球が入ってきた。
そのボールを取りにポニーテールが似合う、ジャージ姿の美人女子高生が入ってきた。
その眩しい存在は、姿は、何も感じられない感覚、孤独感、虚無感に押し潰されそうになっていた僕に差しのべられた救いの手に見えた!
(地獄に仏とはこの事!お邪魔します!)
僕は直ぐに彼女の身体に自分の身体を重ねて入り込み、魂を融合して彼女になった。
(えっと、私は三年生でソフトボール部キャプテンの前田逸美よね・・・って、なんで自分のプロフィールなんて思い出してるんだろう・・・?
それよりボールを持って早く戻らないと!大事な試合が近い・・・けど、そんな事より笹川治をなんとかしないと!
・・・えっと、笹川治っていったい?・・・わかるわ・・・あの男・・・そうよ、奴を早くなんとかしないといけないわ!)
ボールを持った前田逸美は外に出ると顔に笑みを浮かべ、特徴的なポニーテールを揺らしながら旧校舎を後にしたのだった。
「キャプテン、すいません!ボール取りに行かせてしまって・・・」
新しい自分の体、前田逸美の後輩らしい女の子が申し訳なさそうにそう言って俺に駆け寄ってきた。
(後輩の誰だ?・・・逸美ちゃんを前面に出して・・・そうそう、佐藤晶子ちゃんよね。
私ったら、どうして部員の名前がわからなかったのかしら・・・?)
「いいのよ、晶子、あなたのおかげてこうして私になれたんだし」
彼女のおかげでこの前田逸美になれた僕の気持ちに呼応して、彼女の口から自然とそう言葉がもれる。
「はあ・・・?それより練習の続きをお願いします!」
ボールを受け取った晶子は帽子を取って私に頭を下げた。
「それより、私、急にどうしてもやらなきゃいけない事が出来たんで練習はあなた達でやっていてちょうだい」
本人が情熱を燃やし、大切にしていた部活の練習よりも、今の彼女にとって大事な事は笹川治を何とかすることになってしまっているので、彼女は平然とそう言ったのだった。
「え・・・だって今日の強化練習はキャプテンが組んだ特別なプログラムですからキャプテン無しでは到底・・・」
晶子は信じられない逸美の言動に絶句した。
(そうだったわね・・・やっぱり私が・・・いえ、そんな事やってる場合じゃないわ!私がいないと出来ないなら今日の練習は終わりよ、終わり!)
「なら今日の練習は終わりよ!皆すぐに片付けてシャワールームに・・・シャワーか・・・いいねぇ・・・ゴホン、シャワールームに向かいなさい!キャプテン命令よ!」
(女子高生とシャワールームに・・・!ぐふふ・・・!)
「ハイ!キャプテン!」
部員達は慌てて片付けをすると、シャワールームにむかったのだった。
シャワールームの脱衣所では、女子高生達が恥ずかしげもなく俺の目の前でジャージを脱いで次々と裸になっていく。
(ぐふふ!女子高生の裸がいっぱい!)
俺の度合いを上げた俺は、キョロキョロと女子高生達の裸を眺めたのだった。
ふとロッカーの扉の裏に付いている鏡に目がいくと、いつもキリッとしている逸美とは思えないようなだらしない顔をした逸美の姿が映っていた。
(そして俺も女子高生ー!)
俺はドキドキしながら今着ている前田逸美のジャージを脱いでいった。
ウキウキ気分で下着姿になったところで・・・やってしまった・・・。
もう人には干渉しないんだ! と決意していくらも経っていないのに・・・!
だって仕方ないじゃないか!幽霊の状態は辛いんだもの!
あの虚無な状態でいるところに突然目の前に、こんな魅力的で美人な女子高生が現れて、さらにその娘になれるなら誰だって憑依しちゃうよ!
・・・ごめんなさい。 ってわたし、自分にとても申し訳ない気分になってきたわ。
大事な練習を止めてしまって。 うーん、まだ大丈夫よ。
後2日くらいならなんとかなるわ。だから気にしないでいいわ、私。
せっかくだから今はシャワーで汗を流して気持ちよくなりましょう ♪
何だろう?
自分で勝手に落ち込んだり、それに対して自分を励ましたり元気付けるなんて変な感じ。
ブラを外しショーツを脱いだところで鏡に映った自分の姿にドキッとする。
何故か自分の裸に興奮したり見惚れてしまった。
何故か人気アイドルのパフォームの2人の事を思い浮かべた?
あの2人のエロチックな裸にはさすがに適わないけど健康的で別な方向性の魅力的な裸よね。
触っていいわよね? 自分の裸なんだし。エロい事をしなければ良いんだわ。
そんな事を考えていると、いつものように
「前田先輩、お背中流します」と後輩の佐藤晶子ちゃんが入ってきた!
【清彦の憑依物語 3】につづく
★★★オリジナル投稿文章★★★
TS学園敷地内の旧校舎にいた幽霊・清彦は、校舎に入ってきた美人教師・橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた。
その橘美咲に生前ストーカーしていた幽霊・笹川治も同じ様に美咲の先輩教師・早川美紀先生に憑依し、2人は身体は女性、心は男として身体は恋人同士。魂は仲間の関係になっていた。
人気アイドル、パフォームの平瀬愛に憑依した笹川治は、清彦にペアの武井舞に乗り移って一緒にアイドルをしようと誘う。
清彦は橘美咲先生からアイドルの武井舞になったのだった。
… 前回のあらすじ 1 Name きよひこ 13/04/08(月)21:49 ID:bL6TdvuI No.32874 [GJ] [Boo]
TS学園敷地内にある旧校舎の幽霊 清彦はある時、旧校舎内に入ってきたTS学園の美人教師 橘美咲先生 と遭遇。
幽霊の清彦に驚いた橘先生は逃げ出そうとして自分の閉めた扉に激突、倒れそうになる先生を咄嗟に支えようとした清彦は、意図せずそのまま先生の身体に乗り移ってしまう。
女性の身体に興味があった清彦はオナニーしてしまい、快感で橘先生から抜け出したが、翌日再び現れた橘先生に今度は自分の意思で憑依する。
憑依し終わると同時にそこに現れた尊敬する大先輩の美人教師、早川美紀と橘先生はレズ関係だった。
橘先生の魂と融合・同化した清彦は、清彦の意識を持ちながら橘美咲自身となる。
… 前回のあらすじ 2 Name きよひこ 13/04/08(月)21:52 ID:bL6TdvuI No.32875 [GJ] [Boo]
橘美咲先生になった清彦は、美咲自身の記憶から美咲が1ヶ月前からストーカーに悩まされ
尊敬する大先輩の美人教師、早川美紀に相談し見事に解決するがその後、そのストーカーが事故で死亡した事を知る。
その頃から早川美紀先生が、普段はいつも通り真面目で優秀な素敵な先輩だが、橘先生と二人っきりの時にだけ様子が変になったと感じ始めていた。
エスカレートしていく行為。そしてついには何故かストーカーが所持していた脅迫写真をネタにレズ関係を強要する。
人格がまるで事故死したストーカーの男のように変貌してしまった早川先生の脅しに屈した橘先生は、泣く泣く早川先生の恋人となり仕方なく性的行為に及んでいたのだった。
だが美咲先生になった清彦は今の自分の状態から真実に気付く。
思った通り、早川美紀先生には橘美咲先生にストーカーしていた笹川治が憑依していた。
事故現場で幽霊となっていた笹川治は、事故現場に慰霊にきた早川美紀先生に取り憑き、彼女の魂を取り込んで彼自身が早川美咲先生となったのだ。
笹川治が主人格の早川美紀先生と意気投合した清彦は、清彦も橘美咲先生になったことで抜け出せなかった旧校舎から出る事が出来、そのまま彼女のマンションを訪れる。
そこは笹川治の王国だった。
… 前回のあらすじ 3 Name きよひこ 13/04/08(月)21:53 ID:bL6TdvuI No.32876 [GJ] [Boo]
元々あった有名な作家の風景画の数々、本棚にビッシリと詰まっていた参考書や教育論などの本は退けられ
その代わりにボンテージの衣装や網タイツ、メイド服やバニーガールの衣装にレオタード、マイクロビキニなどが散乱し、
美女フィギュアやロボットのプラモが多数飾られ、床にはエロ本とエロDVDが散乱、本棚には少年マンガが並べられ、
壁には多数のアイドルのポスター、それにわたし、橘美咲の写真がところ狭しと張り巡らされていたのだった。
早川美紀である笹川治はそこでメイド服に着替え、橘美咲自身になった清彦を接待する。
興奮した美咲=清彦も変身ヒロインの衣裳に着替え深夜まで淫靡な宴を繰り広げ愉しんだ。
一ヶ月早く、憑依した早川美紀先生と生活していた笹川治に、教師としての仕事や自分がするのが面倒な事は本来の身体の持ち主である本物の橘美咲に任せ、
好きな時だけ自分が橘美咲になったり、橘美咲の身体を持つ清彦となる事を教えるのだった。
… 前回のあらすじ 4 Name きよひこ 13/04/08(月)21:55 ID:bL6TdvuI No.32877 [GJ] [Boo]
こうして1ヶ月間 笹川治と清彦は、早川美紀と橘美咲として甘い蜜月を過ごしていたが、
早川美紀が人気アイドルのパフォームのコンサートに行った時から早川美紀との関係が急に冷えていく。
それを疑問に感じた清彦である美咲は、彼女のマンションを訪れるとマンション内は笹川治に乗り移られる前に戻っており、
その場で早川美紀から脅迫して強引にレズ関係になった事を涙ながらに謝罪される。
何故そういう事をしたのか真実を知っている清彦=橘美咲はそれを受け入れ以前の仲の良い先輩後輩の関係に戻る。
笹川治が早川美紀先生から抜け出し、その後どうしたのか?と思案していたところに突然、人気アイドル【パフォーム】の平瀬愛から【今から逢いましょう】とメールがくる。
待ち合わせ場所の喫茶店に現れた平瀬愛は、全く見知らぬ筈の美咲の事を知っている事に運命の出会いかもと興奮。
平瀬愛の方から積極的にホテルに誘い、レズ行為を愉しむのだった。
… 前回のあらすじ 5 Name きよひこ 13/04/08(月)22:05 ID:bL6TdvuI No.32880 [GJ] [Boo]
やはり平瀬愛には笹川治が憑依していた。
平瀬愛になった笹川治は、1ヶ月前から急にライブの時とかに 笹川治の趣味でオタク好みのエロめの衣装に急に変更したり、
女を見るときの目付きが怪しくなったり、男に媚びすぎた為に
「私達は方向性が変わってきたからグループを解散したい!」と持ち出した相方、ペアの武井舞に清彦が乗り移って
俺達がパフォームの平瀬愛と武井舞になって一緒にアイドル【パフォーム】をしようと誘う。
現在乗り移っている橘美咲先生から別人に憑依する方法【相手の手を握り[繋がり]というか、[道]のようなものを感じそこで今の身体である橘美咲と魂を分離し、
体の外に出ないで握っている手を通って相手に入る】を聞いた清彦は武井舞になる事を決意する。
「今後の活動について、私の知り合いの第三者にも立ち会ってもらって話し合いたい」
と、平瀬愛になっている笹川治に呼び出された武井舞が部屋を訪れてくるまで、橘美咲での身体をお別れするまで愉しむ為に再び平瀬愛とのエッチを愉しむのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/08(月)22:06 ID:bL6TdvuI No.32881 [GJ] [Boo]
数十分後、部屋をノックする音がしたので 愛は着てきたボンテージの衣装を、僕は私の比率をあげて美咲の服を着た。
ドアを開けると あの人気アイドル、武井舞が部屋に入ってきた。
(うわぁ、やっぱカワイイなぁ )
私は自然と股間が濡れてくるのを感じた。
だが入ってくるなり、彼女は不機嫌そうに声をあげた。
「愛っ!またそんな服を着て!一体どうしちゃったの!?」
「別にどうもしないわよ? 私、急にこういう服が大好きになっちゃったの 似合うでしょ? 舞にも色違いの買ってあるから一緒に着よ?」
愛はそう言うと、色違いのボンテージの衣装を舞に差し出した。
「冗談じゃないわ!私が好き好んでこんな衣装着るわけないでしょ!?もう解散よ!」
舞は衣装を床に投げ付けると、そう叫んだ。
「まあまあ、舞さん、そう熱くならないで。落ち着いて話し合えば気持ちが通じ合うハズよ。ね?」
私はそう言うと、興奮している武井舞の手をギュッと握りしめた。
… こちらの続きをお願いします Name きよひこ 13/04/08(月)22:07 ID:bL6TdvuI No.32882 [GJ] [Boo]
彼女の手をギュッと握っていると、確かに[つながり]というか[道]の様なものが感じられた。
(アイツが言ってたのはこういうことだったのか! なら・・・)
「ちょっと、あなた誰なのよ!? 落ち着いて話したってあんなの理解出来るわけな・・・」
舞がそう叫んでいるうちに、俺は美咲さんの魂と分離し、繋がっている手を通り道として、武井舞の中へと移動したのだった。
途端に視点が橘美咲から武井舞の側となる。
(さぁて、これからは俺が武井舞よっ!)
俺は彼女の魂と融合して取り込と、彼女の意識を誘導していった。
「・・・いと思っていたけど、よく見るとカワイイ衣装よね・・・それに解散なんてとんでもない!あのカワイイ衣装をちょっと着てみたい・・・いえ、是非着てみたいわ!」
俺と融合した武井舞は嬉しそうにそう言った。
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)03:56 ID:gAE.L8bc No.32895 [GJ] [Boo]
この時僕は気づいてなかったんだ。
愛が別の意味で笑っていた事に。
ストーカーだった笹川治が死後も全然本質が変わっていなかった事に。
先週のコンサート、つまり笹川治が握手で早川先生の体から愛に移れる方法を発見した日から帰ってきた早川先生が僕の、美咲の手を握り
しばらくそのままでその後に「ちっ、ダメか」と呟いた事。
舌打ちしたと感じたのでなんでと聞こうとしたら笑顔とキスで誤魔化されたけれど。翌日、早川先生が保健医の高城先生や水泳部顧問の月岡先生と握手していた。
握手後、僕を、つまり私である橘美咲を彼女達が妙にエッチな視線でニヤニヤと見つめてきた事。
その後今度は彼女達が早川先生の手を握り、そうしたらそれまで通りのいつもの2人に戻っていた事に・・・。
つまり同じ幽霊である僕が橘先生に入っていた事で、笹川治は橘先生の中には入れなかった事に。
そこで笹川治は考えたんだ。
僕をどかす方法を。
魅力的な美女を用意して僕が自分から進んで移動するような相手を。
そして僕は見事にその策略にはまり、あっさりと橘美咲先生から出て行った。
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)03:57 ID:gAE.L8bc No.32896 [GJ] [Boo]
橘美咲先生の中から僕がいなくなる。
笹川治が強く念じながら手をある一定時間握る事で、今の体から別の体へ、人から人へ移動して乗り移れる様になった今、唯一の障害だった僕が橘先生の中から居なくなった事。
つまり笹川治は橘美咲先生にいつでも自分が橘美咲になる事ができるという事に。
元々橘美咲先生にストーカーしていた笹川治が、それを選択しない理由は無かったのだ。
笹川治が欲していた橘美咲の容姿、肉体、性格から記憶、そして魂まで全て手に入れて自分自身が橘美咲自身になる!
ストーカーだった男にとって、これ以上ない事を、今の笹川治が可能な事に!
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)04:05 ID:gAE.L8bc No.32897 [GJ] [Boo]
ちょっと重い話になってしまったな。話を戻そう。
まあ、この時は興奮していたさ。
だって あの人気アイドル、武井舞に僕がなったんだもの。
艶のある紫ベースのボンテージ衣裳を着る。
誰も見たことが無い初めての姿を、世界で一番早く、そして目の前で見る! (自分の身体なんだから当然なんだけど w )
武井舞自身である私になった僕が着ても良かったんだけれど、アイドルの生着替えを堪能したく
僕は舞の意識や思考を誘導して部屋に用意してあった巨大な鏡の前で、次々とセクシーなポーズを決めながら着させていったのだ
「なんでかな? わたし、自分のカラダを見て興奮しているわ」
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)11:09 ID:/IoyyCY. No.32902 [GJ] [Boo]
俺は私の体が熱くなるのを感じていた。
ふと美咲さんを見送った後ベッドに戻った愛を見ると、手鏡を持って自分の姿を眺めながら
「愛ちゃん・・・かわいいよ・・・嬉しい・・・好き・・・あぁっ、愛ちゃん・・・」
と呟いて手鏡に映る自分と舌を出してのキスをしていたのだった。
(愛ったら!鏡に映る自分にキスなんて・・・何をおかしなこと・・・でもないわよね。
みんなに愛してもらうアイドルが自分を愛すのは当然のことよね!なんだか私も鏡に映る自分にキスしたくなってきたわ・・・私ってかわいい・・・)
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)16:39 ID:6Wm3peEo No.32905 [GJ] [Boo]
「好きよ・・・ぶちゅぶちゅ・・・べろべろ・・・」
(あぁっ、こんなにも自分が愛おしいなんて・・・私、ちょっとおか・・・全然普通のことよね・・・あぁ・・・私ってかわいい・・・)
舞が鏡に映る自分とキスしていると、背後から愛が抱き付いて胸を私の背中に押し付けると、私の胸を揉んできた。
(・・・!?愛ちゃんったらレズだったの!?こんなのおかしく・・・ないわ!コンビ同士で仲良くするのは全然普通のことよ!あぁっ、愛ちゃんともっと仲良しになりたいっ!)
… 無題 Name きよひこ 13/04/09(火)19:13 ID:3WGcOfDE No.32910 [GJ] [Boo]
僕の・・・清彦としての自我を極力薄め、武井舞に成りきっていた為に
愛が私に抱きついてきた事は本当に驚いた。
でも、そんな風に接してきた愛の事を大切に、もっと深く友情やアイドルユニットを超えた親密な関係になりたいと思った。
そう、愛がレズならレズな関係になってもいいなって♪
「ここね。別パーツだから外せるんだ♪」
愛が私の胸を揉みながらそう耳元で囁くと、なんと私が着たボンテージの胸の部分が外れ、形が良いのが自慢な豊かな美乳が露わになる!
… 無題 Name きよひこ 13/04/10(水)21:15 ID:KW6eaQAU No.32922 [GJ] [Boo]
「きゃっ!?」
私は露わになった胸を反射的に手で隠そうとするが、ぷるんと揺れながらまろび出た眩しい白の双丘が目に入り手が止まる
(今まで意識してこなかったけど、改めて見ると……)
私は自分の胸に見惚れ、無意識にごくりと生唾を飲み込む。
「本当、舞のおっぱいは大きさと形を兼ね備えた美巨乳ね。うーん、たまらないわ。」
私の手が止まっている隙に、愛の両手が私の胸に覆い被さる。
「ちょ、ちょっとま、あん」
私は抗議の声を上げるが、愛の指の動きに遮られた。
… 無題 Name きよひこ 13/04/11(木)11:10 ID:JsmzMo0A No.32925 [GJ] [Boo]
今まで愛に胸を揉まれた事が無かった訳ではない。
ふざけて私も愛の胸を揉んだ事あるし、揉まれもした。
しかしあれはあくまでも仲の良い女の子同士のスキンシップ。
明確な性欲や欲情でこのように、しかも服やブラの上からでなく直接肌に、乳首にこんな風にされたのは初めてだ。
「ああん 」
気持ち良くて声出ちゃう
… 無題 Name きよひこ 13/04/11(木)16:15 ID:JsmzMo0A No.32939 [GJ] [Boo]
愛は舞の耳たぶを甘噛みしてその感触を楽しみながらうなじへと熱いキスを何度も行う。
そのたび、舞は甘く切ない声を出す。
「先週私になった時からずぅと舞とこうしたかったの 」
うっとりと囁きながら愛の指が、汗ばんできた舞の乳房の曲面を滑るようになぞり触り揉んでいる。
時にくすぐる様に、時に深く指を埋め込み、同性だけに快感のポイントを的確に押さえた愛撫に舞の肉体は悦びダイレクトに反応する。
「舞の乳首は綺麗な桜色だね ♪ あっ、勃ってきた 」
「愛の・・・愛の愛撫が・・・き、気持ちイイの 」
… 無題 Name きよひこ 13/04/12(金)17:33 ID:IvC62tFo No.32984 [GJ] [Boo]
「ん……。」
いつの間にか眠ってしまったらしい。
気が付くと中身が笹川治の平瀬愛も、僕の憑依から解放され
た橘先生もいなくなっていた。
「身体中が汗でベトベト…シャワー浴びなくっちゃ…。」
シャワーを浴びながら「僕」の意識を前面に出すと、武井舞の
肉体の感覚、感触を楽しむことが出来た。
「んふ♪」
浴室の鏡に映し出される今の自分の姿にに自然と笑みが漏れる。
美咲先生の体と比べて胸が幾分大きい。
「Dカップはあるかな?」そう言いつつ胸をもむ。
胸の形も美咲先生がお椀型のバストだったが、舞のバストはいわゆるロケット型の左右の大きさが整った美巨乳だった。
「テレビで見慣れていても、バストの形までは分からないものな。」
ファンの男達がどれほど望んでも知ることが出来ないアイドルの秘密を知って…、それどころか肉体と魂までも掌中に収めた事に圧倒的な優越感を感じた
… 無題 Name きよひこ 13/04/12(金)18:26 ID:IvC62tFo No.32986 [GJ] [Boo]
胸の感触を楽しんだ後、女性の一番大事な所に手が伸びる。
昨日は清彦としての自我を薄めていた為に気が付かなかったが、舞のアソコは俗に云う「パイパン」だった。
舞の記憶を探るとグラビアの撮影対策の為に脇毛といっしょに剃っているらしい。
アイドルも大変だな…、などと今の自分自身に同情しつつヴァギナに指を這わせた。
「愛の・・・愛の愛撫、最高だったわ 」
笹川治に憑依された平瀬愛の指の感触を思い出し、笑みがこぼれる。
つい昨夜の続きをやりたくなるが、愛の行為があまりに激しかったからか、アソコがヒリヒリと痛むので今は止めておこう。
… 無題 Name きよひこ 13/04/12(金)22:28 ID:IvC62tFo No.32992 [GJ] [Boo]
風呂椅子に腰かけていた体を立ち上げて、鏡にお尻を映しだした。
「ファッション誌のモデルみたいなな小尻だな。」
などと言いつつ尻を撫でまわす。
舞の記憶によるとお尻が小さいのが自慢だったらしい。
逆に胸が大き目だったのがコンプレックスだったようだ。
本人はCカップが理想らしい。
今まで憑依していた橘先生は、お尻が大きい事が悩みだったようで。
「美咲!早くいい人見つけて結婚しなさい!」
「あなたは母さんと同じで安産型なんだから、早く子供を作りなさい!」
などと…母親から説教を受けていたらしい。
僕としては女性らしい腰回りヒップラインが気に入っていたのだが…。
先生のお母さんの言う通り、美咲の肉体は健康的で安産型の体型だと言える。
確かにあの橘先生の体なら良い子をたくさん産めるだろう。
男の僕が憑依した状態では、結婚するにしても、妊娠、出産するにしても障害になったろうから橘先生に肉体を返してあげて良かったのかもしれない。
… 無題 Name きよひこ 13/04/12(金)23:02 ID:IvC62tFo No.32993 [GJ] [Boo]
「ふうっ、サッパリした。」
シャワーを浴びた体をバスタオルで拭いて、ショーツも穿かずにバスローブを身にまとった。胸の重みが肩に掛かり、乳首がローブに擦れるのが心地良い。
浴室から部屋に戻り冷蔵庫から冷えたカルピスを取り出した。
そのままソファーにどかりと腰かけると、一息にそれを飲み下した。
舞の胃袋に冷たく甘い液体が流れ込む。
「ぷはぁ、美味い!」
と、ファンが聞いたら卒倒しそうなオヤジの様なセリフを舞に言わせた。
「これから武井舞としての人生がはじまるのかぁ、笹川治の平瀬愛と新生パフォームの結成ね」
自分が人気絶頂のアイドルそれも女性の…に成れた事に高揚感を感じたが、心のどこかで橘美咲だった時の…
橘美咲の肉体の中に居た時の心地よさも惜しく思うのだった。
僕はいまだに笹川治の狙いに気が付いていなかったのだ。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)00:45 ID:yxbZ92wI No.32994 [GJ] [Boo]
次の日、パフォームにとって久々のオフ日だったので、愛のマンションにサプライズで押しかけてみることにした。
(うふふ、愛ちゃん喜んでくれるかな!驚いたところを一気に押し倒して・・・うふふ・・・!ちょっと前まで愛とは絶交して解散よ!とまで思ってたのに、なんだか不思議よね・・・!)
「愛ちゃーん!」
とハイテンションで愛の部屋に入ったのだが、愛のテンションは凄く低かった。
「ゴメンね、舞・・・昨日の私・・・いえ、ここ最近の私はどうかしてたのよ・・・昨日ことは忘れて頂戴・・・」
と下を向いて言われてしまったのだ。
(なんだぁ!?まさか笹川治の奴、もう愛ちゃんの中にいなのかよ!)
慌てて俺は愛の手を握ってみると、[道]を感じられた。
(やっぱり・・・!奴は愛ちゃんの中にいない・・・!なら、俺が入ってもいいよね?
俺、クールな舞ちゃんも好きだけど、清純そうな愛ちゃんの方が好みだったんだよね!じゃ、お邪魔しまーす!)
俺は[道]を通って愛の方へと移動した。
そのとき、愛が妙な感覚に驚いて移動の途中で手を離してしまったのだ。
半分しか移動できなかった俺の視点は、舞のものと愛のものとで二重になってしまった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)00:51 ID:yxbZ92wI No.32995 [GJ] [Boo]
慌てた俺だったが、どうやら七割は移動できたようで、意識を愛の方に集中すると今まで通り愛のみの視点にすることが出来た。
魂の分量が足りないので完全支配は出来ないが、ほぼ俺をメインとした愛になることが出来た。
「ああ、びっくりしたわ!でもこれで俺は私、平瀬愛になったわね」
魂の分量的に、話し方やしぐさは愛のものとなっている。
一方舞の方は三割は俺のようで、舞として自立して動いてはいるが、三割の俺の魂のおかげで、俺の意向に逆らうことは無い様で、俺の意向汲んで自ら動いてくれるようだ。
「やったぁ!これで俺はパフォーム自身になれたってわけね!嬉しい舞!」
「私もなんだか嬉しいわ、愛!」
二人は歓喜の声を上げて抱き合った。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)01:33 ID:yxbZ92wI No.33000 [GJ] [Boo]
俺がキスをしたいと思えば、舞は自律して自ら私にキスをしてきてくれる。
「あぁん、舞ちゃん、だめよ、こんな時間からぁ!」
舞にそうさせておいて、私はわざとそう言った。
「だってぇ、急に愛とキスしたくなったんだもん!」
そう言って舞は私の口を塞いで舌を絡めてきた。
「これでパフォームは文字通り一身同体ね、舞!」
「ええ、これで絶対解散なんてないわよね、愛!」
二人は服を脱がせあい、キスをしながら熱く抱き合ったのだった。
(これでパフォームは俺の意思の下に一つになれたのね!嬉しい!)
それからというもの、パフォームの人気は急上昇!
二人のダンスの息はピッタリと合っているし、二人はとても仲良しでトークの掛け合いもバッチリ!
そしてなんといっても、まるでどうやったら男が喜ぶかを知っているかのように、時折魅せるセクシーさがたまらない!
と大評判になのだ。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)09:04 ID:u.hK/RPc No.33001 [GJ] [Boo]
舞は私の為なら何でもしてくれる。
歯みがきから着替えの用意、買い物にマッサージ、それに性欲の処理まで・・・!
それも「こうしてほしいな」と思っただけで、30%の俺の魂の影響で「こうしたいな」と自ら思ってしてくれるのだ。
「愛ちゃん、大好き」
今も彼女はそう言いながら私の気持ちいいところをなめ回してくれている。
(ふふふ、あんなにレズなんておかしいわ!解散よ!なんて言ってた舞がね・・・!俺が私達パフォームの解散の危機を救ったのね!)
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)12:23 ID:THYWywL. No.33004 [GJ] [Boo]
そんなこんなで、俺がアイドルのパフォームになってから、1ヶ月が経とうとしていた。
アイドルというのは本当に忙しい。
この1ヶ月はテレビやらライブやらで殆ど休むヒマも無い状態だった。
今日もいつもの通り、ライブ終了後の楽屋で二人きりで楽しんでいた。
ライブが終わってから1時間は二人で話し合いをするからといって、誰も楽屋には近づけないことになっている。
ライブで汗だくになっている俺の身体を、舞が嬉しそうになめ回してくれる。
「舞、こっちも舐めて。」
「うん、わかってるわ。」
舞は俺の股間に顔を突っ込むと、舌を出して激しくなめ回しはじめる。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)13:51 ID:gRdJOYrE No.33010 [GJ] [Boo]
「もう!舞ったら食いしん坊さんなんだから♪」
舞の舌の艶めかしさ温かさが、快感として股間から感じられた。
快楽の余り閉じていた目を開けると、平瀬愛の胸が目に飛び込んでくる。
愛の胸は半球型の巨乳でサイズは、Eカップで若い女の子のおっぱいらしく、重力に負けず誇らしく前に突き出している。
その双丘の向こうに、僕のアソコを一心不乱に舐める武井舞の整った顔が見えた。
「ふふっ、まさかこんな事になるなんてね。」
男の僕が平瀬愛の肉体に…、並の女以上の美貌、巨乳を手に入れた事に優越感を感じた。
今の自分の体に陶酔しているとお腹の中が…、子宮が疼くのが分かった。
「舞そろそろ……いいでしょ?」
「うん!そうしましょ」
そう申し合わせると、舞が舐めるのを止めて床に寝ころんだ。
僕はその上に覆いかぶさり、体を重ねた。舞のDカップと愛のEカップが
ぶつかり合う。舞のバストの方が固いためか、愛の巨乳に舞の胸がめり込むような状態となった。
汗ばんだ体がぶつかり合う、激しく口づけを交し、互いの股間を擦り合わせた。
大きく尖った乳首と乳首が互いの乳肉にめり込んだ。
「いっイクぅ!」
「わ、わたしも」
全身が性感帯なったような快楽を感じつつ、僕らは…愛と舞の肉体は絶頂を迎えるのだった。。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)13:55 ID:gRdJOYrE No.33011 [GJ] [Boo]
今日はご長寿テレビ番組、踊るシメサバ御殿に二人で出演していた。
司会のシメサバ師匠が、ひな壇の前列に座る僕達パフォームに話を振ってきた。
「愛ちゃん!舞ちゃん!ちょっと前、週刊誌に『パフォーム不仲!!解散寸前か!?』
なんて書かれてたけど、あれってホンマなの??」
「え!?舞と私は二人でひとりなんですから。」
「そうですよー、私、愛が居ないと生きて行けないんです」
といって、キスをする真似をする。
「くわぁーー!過激やなーー!!でもホンマかわいいーー!!」
オーバーなリアクションをしながら、ピコピコハンマーを叩きまくる師匠。
会場も爆笑に包まれたのだった。
収録が終わった後、二人で仲良く平瀬愛のマンションに帰って来た。
もちろん、平瀬愛と武井舞の肉体で『仲良し』をするためだ。
「うふふ、今日は舞の肉体をメインボディにしようっと♪」
帰りがけにコンビニで『小道具』を買ったのだが、それを活用するにはロケット型のおっぱいを持つ武井舞の体の方が都合が良かったのだ。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)13:56 ID:gRdJOYrE No.33012 [GJ] [Boo]
「ぐふふっ」
舞はアイドルとは思えない下卑た笑みを浮かべた。
つい僕としての、厭らしい男の感情が顔に出てしまう。
「さて、始めよう。」
服を脱ぎ全裸になった。もちろん愛も同様に…。
そして今回の『小道具』練乳をレジ袋から取り出した。
無論イチゴに付けて食べるのではない、乳首に塗りつけるのだ。
舞のロケット型の美乳に練乳を塗りたくる。
「んっっ。」
冷たい練乳を乳首に塗り付けると身震いがして鳥肌が立った。
続けて舞の乳首が勃起し始めた、きっと僕に支配された本当の舞も喜んでいるのだろう。
僕はソファーに座ると平瀬愛を呼んだ、まるで幼児に話しかける様に…。
「愛ちゃん、おっぱいの時間よ。」
愛は、僕の太ももに頭を預けて来た、ちょうど耳かきをする様な姿勢だ。
少し屈むような姿勢をとると、舞のロケットおっぱいの頂点……、乳首が愛の口に触れた。
「ママのぱいぱい。」
愛はそう呟くと僕のおっぱいを吸い始めた。強烈な快感が僕の乳首から伝わってきた。
母乳は出ないが練乳の甘さが、愛の口中に広がってゆく。
刺激を受けた舞の体からは止めどなく愛液があふれ出て、膝枕をされている愛の髪の毛を濡らすのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)13:57 ID:gRdJOYrE No.33013 [GJ] [Boo]
「愛!もう我慢できない。挿れて!」
快楽の限界に達した僕は、笹川治の秘蔵ディルドを愛に持って来させた。
もどかしくディルドを奪い取り、僕の…舞自身の手で自分のアソコを激しく突き絶頂に達したのだった...。
ソファーに倒れ伏した僕の視界の端で、サブボディの平瀬愛がディルドを使っているのが見えた。
眠りに落ちそうな意識の中で、僕は自分の中に芽生えた新たな感情を感じていた。
女性として、女体としての快楽の先に存在するもの………。
性行の先に存在する女の幸せ……。
「おかしいな?僕は男なのに...。」
「擬似母子プレイでどうかしてしまったのかな?」
でも、女の肉体でいる以上は自然な事なのかもしれない。女の肉体に憑依し支配していたつもりが、逆に浸食を受けたと云うのか?
「『女の幸せ』か……。」
僕が意識を手放した直後、平瀬愛の携帯がメールの到着を告げていた。
差出人は橘美咲と表示されていた。
… 無題 Name gRdJOYrE 13/04/13(土)14:00 ID:gRdJOYrE No.33014 [GJ] [Boo]
#(・ω・)…ちょっとひねり過ぎだったでしょうか?
111
(やっぱり30%しか俺の魂が入っていない舞の方をメインボディにすると、女の思考に流されちゃうな!ヤバイヤバイ・・・!)
メールの音でハッと我にかえった俺は、慌てて愛の方にメインの意識を移すと、メールを開いたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/13(土)21:58 ID:gRdJOYrE No.33021 [GJ] [Boo]
メールにはこう書かれていた。
『久しぶりだな!俺だよ笹川治だよ。今もお前はパフォームのどっちかの体の中にいるのか?
でなきゃ本物の平瀬愛には、このメールの意味は分からないだろうなW
俺は、お前が出ていった橘美咲の体の中に引っ越したよ。
死んだ後になって漸くこの美咲の全てを手に入れる事が出来たって訳だW
全くこの美咲の肉体は最高だぜ、ハリがあってプルンプルンの胸にこのデカ尻!俺が生きていた頃なら、アソコにぶち込んでやったんだがな。
今はテキトーに男を漁って、逆に俺のアソコにぶち込ませてるんだW
生理の時の処理だけは、美咲本人にやって貰ってるんだけどW
男とやるなんて最初は気持ち悪かったが、今は女の体なんだから自然の摂理ってことなんだろうWWお前も一度やってみる事を勧めるぜ。
でも、俺が早川美紀の体で、お前が憑依した美咲とレズるのも格別だったぜ。
また、お前とやりたいから気が向いたら例の旧校舎に来てくれ。
誰の体で来るのかは、お前次第だがなWWWW』
橘 美咲
… 無題 Name スレ主 13/04/14(日)03:05 ID:Mec/8CUk No.33027 [GJ] [Boo]
このメールを読んだ時、僕に生じた感情は激しい怒りだった!
確かに僕自身、1ヶ月橘先生だった時に早川先生とレズっていたりと好き放題したし怒る資格は無いかもしれない。
でも1ヶ月、橘美咲として生きたのだ!
橘先生が男性に対しどう考えどう思っているか知っている。
そこは僕も尊重して守った。
しかし、それをただ快感を得る為に平気で踏みにじった笹川治の事を許せなかった!
それと同時に決意する。
僕達幽霊は生きてる人達に干渉してはいけないんだ。自然の摂理に反している。
今のパフォームの平瀬愛ちゃんと武井舞ちゃんだって、彼女達には自分の意思でこうして肉体関係を楽しんでいると思っているだろうけど
本当は僕に憑依されて、そうと自覚ないまま気付かないでレズ関係になってしまっているんだ!
橘先生もパフォームの2人も解放するんだ!
その時、急に僕の中に何か熱く力強い使命が生まれ理解した。
ああ、僕が幽霊として成仏しないでこの世に留まっていたのはこの為なんだと。
… ありがとうございます。 Name スレ主 13/04/14(日)03:56 ID:1EomMt46 No.33028 [GJ] [Boo]
>ID:gRdJOYrE No.33014 さま
#素晴らしい描写でした。
#脳内で画像のキャラクターがオリジナルの声優さんの声で台詞を言ったので破壊力抜群でした!
#参加者に作って頂いた【早川美紀先生】や【笹川治】アイドル・パフォームの【平瀬愛】と【武井舞】
#皆さん設定が秀逸で非常に面白く便利に勝手に色々とやってくれるキャラクターなので、読んでも書いても楽しめました。
#今後、笹川治と対決(封印もしくは成仏させる)に話の流れに持っていきたいと思います。
#平瀬愛ちゃんと武井舞ちゃんに清彦は正体を明かし、一度は拒絶されるもなんとか協力して貰える事になって、笹川治が好きなパフォームの平瀬愛ちゃんの身体で清彦は罠に掛けるみたいにしたいなぁ。
#このコメントは後日 削除します。
… 無題 Name gRdJOYrE 13/04/14(日)08:39 ID:0MTIjOfM No.33029 [GJ] [Boo]
#いや、ありがとうございます。
#ssを書くのは今回が初めてでして、みなさんのリレーを見て
#思いつきました。
#作文とか小論文とか報告書とか、落第点しか貰った事がなかったので
#そういって頂きると嬉しいですね♪
#また、参加させて頂きます♪ 。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)12:19 ID:LgpEzl7U No.33048 [GJ] [Boo]
まずは舞ちゃんからだ。僕がそう考えただけで舞ちゃんは話を聞きに近くに来た。
「舞ちゃん、聞いて欲しいんだ。今のわたしは本当のわたしじゃない。僕は愛ちゃんに憑依した幽霊なんだ。君達に謝らないといけない事を僕はしてしまった・・・」
こうして僕はTS学園旧校舎の幽霊だった事。
橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた事。
ストーカーだった笹川治が早川美紀先生に憑依し、彼女に成り済まして脅し、脅迫された橘先生がレズ関係を強制されていた事。
次に平瀬愛ちゃんが狙われた事。
平瀬舞ちゃんが笹川治になった事。そして解散の危機になった事。
彼の策略にまんまと乗ってしまい今度は僕が武井舞ちゃんに乗り移った事。
魂が2人に分かれて舞ちゃんが奴隷みたいになってしまった事。
一つ一つ丁寧に、謝罪しながら説明した。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)12:25 ID:LgpEzl7U No.33050 [GJ] [Boo]
「すると何 ? 今の愛は本物の愛じゃなくて幽霊の君が操っているの ? 私が愛に対するこの想いや気持ち、奉仕したいという感情が偽物だというの !? 」
「そうなんです。今から舞さんに残ってしまった僕の魂の30%を回収したいと思います」
「嫌よ!! 私が愛に対するこの気持ちは偽物なんかじゃないわ!」
「笹川治が愛ちゃんに乗り移って貴女にレズみたく迫ったり色々と変になっていた時、嫌がっていたじゃないですか。解散まで考えて。
それが本当の貴女の気持ちなんです ! 今の舞さんは僕の魂に惑わされているんです!」
嫌がる彼女の手を握る。
僕が手を握りたいと念じれば彼女は逆らえないのだ。
手を繋ぎたくないと考える一方で自ら進んで手を繋いでしまう事に。
道が通じ僕は愛ちゃんの中に残りの魂を吸い込むようにこちらに引き寄せる。
「いや・・・いや・・・消えていく・・・愛に対する特別な感情が消えちゃうよ・・・」
泣き出す舞ちゃんを見るのは辛かったが、これも舞ちゃんを僕の魂の枷から解き放つ為だ。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)12:45 ID:LgpEzl7U No.33051 [GJ] [Boo]
「・・・・・・・・・・出てってよ・・・愛から出て行きなさいよ! この化け物!!!」
物凄い形相で僕を睨みつける舞さん。
ついさっきまであんなに愛し合っていたのに・・・でも仕方が無い。
だって彼女が好きだったのは愛ちゃんで、愛ちゃんを乗っ取っていた僕じゃない。
「出て行くから・・・最後に舞さんの身体を借ります」
繋ぎ合っていた手を通り、僕は一瞬で武井舞さんになった。
「愛さん。聞いて欲しい。さっきまで君の口で話していたのは僕なんだ。愛さんには自分の意思で、自分で考えて話をしていたと思っているんだろうけど実は違うんだ!」
清彦は愛さんの脳内の架空の人格ではなく本当に実在している事。
憑依されている場合、憑依した幽霊の意思を自分の意思としてしか認識できない事。
この1ヶ月間は僕が平瀬愛だった事。
この間の今の愛さんなら変だと思える事は全て僕と笹川治が原因で愛さんは操られていたに等しい事(本人には自分の意思で行動していたとしか考えられないだろうけど)
最後に僕の為に2人に多大な迷惑を掛けた事を真摯に謝った。
「出てきなさいよ・・・早く・・・舞の身体から出てって!! この化け物!!!」
痛い・・・辛い・・・悲しい・・・酷い事をしてしまった・・・罵られた・・・当然じゃないか・・・。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)12:57 ID:LgpEzl7U No.33052 [GJ] [Boo]
武井舞さんの身体から彼女の魂と分離し身体の外に出た瞬間、物凄いカで虚空に吸い込まれる感覚がして・・・僕は幽霊なのに気を失った。
気がつくと・・・あの旧校舎だ。
2ヶ月間、人間として生きた僕は・・・幽霊である、何も感じられない感覚、孤独感、虚無感に押し潰されそうになる・・・。
笹川治をなんとかしないと・・・。 それだけが僕を唯一支えてくれた。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)13:22 ID:RqeoeCIo No.33055 [GJ] [Boo]
ガシャーン!
その時、旧校舎の窓ガラスが割れてソフトボールの球が入ってきた。
そのボールを取りに、肌が健康的に褐色でショートヘアーが似合う、ジャージ姿の美人女子高生が入ってきた。
(飛んで火に入るなんとやら!お邪魔しまーす!)
俺はすかさず彼女の中に飛び込み、魂を融合して彼女になった。
(えっと、私は三年生でソフトボール部キャプテンの前田逸美よね・・・って、なんで自分のプロフィールなんて思い出してるんだろう・・・
それよりボールを持って早く戻らないと!大事な試合が近い・・・
けど、そんな事より笹川治をなんとかしないと!・・・えっと、笹川治って一体・・・わかるわ・・・
そうよ、奴を早くなんとかしないといけないわ!)
ボールを持った前田逸美はフラフラと頭を抑えながら旧校舎を後にしたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)13:42 ID:72dR5BIQ No.33057 [GJ] [Boo]
「キャプテン、すいません!ボール取りに行かせてしまって・・・」
(後輩の誰だ?・・・逸美ちゃんを前面に出して・・・そうそう、佐藤晶子ちゃんよね。私ったら、どうして部員の名前がわからなかったのかしら・・・)
新しい自分の体、前田逸美の後輩、佐藤晶子が申し訳なさそうにそう言って俺に駆け寄ってきた。
「いいのよ、晶子、あなたのおかげてこうして私になれたんだし」
彼女のおかげでこの前田逸美になれた僕の気持ちに呼応して、彼女の口から自然とそう言葉がもれる。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)13:52 ID:72dR5BIQ No.33059 [GJ] [Boo]
「はあ・・・?それより練習の続きをお願いします!」
ボールを受け取った晶子は帽子を取って私に頭を下げた。
「それより、私、急にどうしてもやらなきゃいけない事が出来たんで練習はあなた達で適当にやっていてちょうだい」
本人が情熱を燃やし、大切にしていた部活の練習よりも、今の彼女にとって大事な事は笹川治を何とかすることになってしまっているので、彼女は平然とそう言ったのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)14:02 ID:RqeoeCIo No.33060 [GJ] [Boo]
「え・・・だって今日の強化練習はキャプテンが組んだ特別なプログラムですからキャプテン無しでは到底・・・」
晶子は信じられない逸美の言動に絶句した。
(そうだったわね・・・やっぱり私が・・・いえ、そんな事やってる場合じゃないわ!私がいないと出来ないなら今日の練習は終わりよ、終わり!)
「なら今日の練習は終わりよ!皆すぐに片付けてシャワールームに・・・シャワーか・・・いいねぇ・・・ゴホン、シャワールームに向かいなさい!キャプテン命令よ!」
(女子高生とシャワールームに・・・!ぐふふ・・・!)
「ハイ!キャプテン!」
部員達は慌てて片付けをすると、シャワールームにむかったのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)14:12 ID:RqeoeCIo No.33063 [GJ] [Boo]
シャワールームの脱衣所では、女子高生達が恥ずかしげもなく俺の目の前でジャージを脱いで次々と裸になっていく。
(ぐふふ!女子高生の裸がいっぱい!)
俺の度合いを上げた俺は、キョロキョロと女子高生達の裸を眺めたのだった。
ふとロッカーの扉の裏に付いている鏡に目がいくと、いつもキリッとしている逸美とは思えないようなだらしない顔をした逸美の姿が映っていた。
(そして俺も女子高生ー!)
俺はドキドキしながら今着ている前田逸美のジャージを脱いでいった。
… スレ主様へ Name きよひこ 13/04/14(日)14:28 ID:0MTIjOfM No.33065 [GJ] [Boo]
#一まず状況を整理するためにも
#新スレに移行してはいかがでしょうか?
… ご意見ありがとうございます。 Name スレ主外出中(携帯) 13/04/14(日)15:07 ID:7iJwnGuQ No.33066 [GJ] [Boo]
>ID:AmzqlS7k No.33064 さま
#早朝、No.33028 にて
#今後、笹川治と対決(封印もしくは成仏させる)に話の流れに持っていきたいと思います。
#平瀬愛ちゃんと武井舞ちゃんに清彦は正体を明かし、一度は拒絶されるもなんとか協力して貰える事になって、
笹川治が好きなパフォームの平瀬愛ちゃんの身体で清彦は罠に掛けるみたいにしたいなぁ
#あまりガチガチに決めてしまうと、続きや展開が書き辛いかと思い、簡単ですがこんな感じで・・・と思ったのですがアバウト過ぎました。 反省。
>ID:0MTIjOfM No.33065 さま
#帰宅したら新スレ立てます。予定は19時頃です。
… sage Name きよひこ 13/04/14(日)15:09 ID:0MTIjOfM No.33067 [GJ] [Boo]
#度々の書き込みすいません。
#色々な展開があるのが、リレー小説の楽しみと思います。
#しかし、前の話を踏襲して、次につなげて行くべきものとも
#個人的に考えています。
#スレ主さんが、話の展開というか大枠を作るのを
#お考えでしたら、私はそれに賛成です。
#途中で終わるには勿体ない作品ですから
#皆さんと楽しく続けていきたいと思っています。
… 無題 Name きよひこ 13/04/14(日)16:17 ID:8zI.d.bE No.33068 [GJ] [Boo]
ウキウキ気分で下着姿になったところで・・・やってしまった・・・。
もう人には干渉しないんだ! と決意していくらも経っていないのに・・・!
だって仕方ないじゃないか!幽霊の状態は辛いんだもの!
あの虚無な状態でいるところに突然目の前に、こんな魅力的で美人な女子高生が現れて、さらにその娘になれるなら誰だって憑依しちゃうよ!
・・・ごめんなさい。 ってわたし、自分にとても申し訳ない気分になってきたわ。
大事な練習を止めてしまって。 うーん、まだ大丈夫よ。
後2日くらいならなんとかなるわ。だから気にしないでいいわ、私。
せっかくだから今はシャワーで汗を流して気持ちよくなりましょう ♪
… 新スレに移行します Name スレ主 13/04/15(月)09:26 ID:N4dFMcQc No.33107 [GJ] [Boo]
何だろう?
自分で勝手に落ち込んだり、それに対して自分を励ましたり元気付けるなんて変な感じ。
ブラを外しショーツを脱いだところで鏡に映った自分の姿にドキッとする。
何故か自分の裸に興奮したり見惚れてしまった。
何故か人気アイドルのパフォームの2人の事を思い浮かべた?
あの2人のエロチックな裸にはさすがに適わないけど健康的で別な方向性の魅力的な裸よね。
触っていいわよね? 自分の裸なんだし。エロい事をしなければ良いんだわ。
そんな事を考えていると、いつものように
「前田先輩、お背中流します」と後輩の佐藤晶子ちゃんが入ってきた!
【清彦の憑依物語 3】につづく
#ご参加して下さった方、読んで下さった方、GJを入れて下さった方、ありがとうございます。
#新スレになります。http://www.tsadult.net/e.tachiha/futaba.html
#引き続きご参加、ご協力をよろしくお願いします。
ありがとうございます。予定では来週3話を掲載させて頂こうと考えております。
折れない様に頑張ってください。
ありがとうございます。
【1】はスレ主の不適切なタグが混乱と不快感を読んで下さった方々に与えてしまい荒れてしまったようです。
応援して下さる方達も多いので(短期間で高いPOINT が多量に入った事等)週一ペースで掲載させて頂こうと考えております。
ありがとうございます。
このお話はリレーで大勢の方が参加して下さり、書き手さんによって色々な表現や描写がありますので
それぞれの方に特徴があって、自分も参考にしたり影響されたりしました。
続きが楽しみです。