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続・憑依霊になった爺ちゃん2

2015/04/28 10:47:56
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!caution!
ダークなストーリーです。
苦手な方はご注意ください。















主な登場人物


#種田清彦…・主人公・30歳・会社勤め・優柔不断な性格・祖父に子作りSexを強要される。
#種田馬蔵…・主人公の祖父・『憑依能力者』・本人の体は病院のベッドで昏睡中。
#・更なる子孫繁栄を目論んでいる。



女性登場人物

#種田明日菜…28歳・主人公の祖父が入院する病院の看護婦だった。祖父霊のメインボディ。
#祖父霊に憑依され娘を出産、現在一児の母。看護師の仕事を離職中。
#種田美駆…もうすぐ4歳になる主人公と明日菜の娘。
#青山美津子…明日菜の母親、美駆の祖母。美人で年齢の割にとても若々しい。


#楠木双葉…32歳・主人公の自宅の向かいの家に住んでいる人妻で夫が原因の不妊に
#悩んでいたが、現在一児の母。
#楠木彩葉…4歳・実は主人公の娘。本人も母親の双葉もその事に気が付いていない。

#佐伯若葉…主人公宅の近所に住んでいる高校生の女の子。祖父霊の新たなひ孫作りターゲットの一人。
#佐伯園子…若葉の母親。祖父霊の新たなひ孫作りターゲットの一人。


#小林先生…美駆が通う幼稚園の先生。

















は??

爺ちゃんは俺の狼狽を無視して話を続けている。
「明日、ワシが迎えに行くから、それまで若葉ちゃんライフを楽しんどれ♪」

「ちょっ!?明日は、俺は会社だし若葉ちゃんは学校だぞ!??第一、若葉ちゃんの家族にバレたらどうするんだよ!!?」
俺はどうにか言い返した。

爺ちゃんは悠然と言った。
「大丈夫じゃよ♪会社はワシが代りに行くし、若葉ちゃんの学校は……行かなくても多分大丈夫じゃ♪」

「へ?どういう事??」

…馬蔵は内心で言った…
『その体は、多分明日あたりに生理がくるからのう♥』

「…まあ、バレる心配なんぞないわい!なんせ、間違いなく若葉ちゃん本人の肉体なんじゃからのう♥ひょひょひょ♪」

「何、勝手な事言って!?」

「じゃ、わしら種田ファミリーは帰るわい。明日迎えに行くまで、若葉ちゃんの肉体を存分に愉しむんじゃな♪」


…爺ちゃんは俺の体を乗っ取ったまま、明日菜と美駆を連れて帰って行った…。
俺は、ただそれを見送る事しか出来なかった。

俺は…『佐伯若葉』として、『佐伯家』に帰るしかなくなってしまった………。


「若葉、どうした ? なんか元気ないじゃん ? 」
茜ちゃんが聞いてきた。
「美駆ちゃんが帰っちゃったから寂しくなったんでしょ。若葉には『お姉ちゃん ♥ 』ってとても懐いていたもんね。替わりにわたしが妹になってあげよう ♪ 」
そう言って抱きつく舞ちゃん。(爺ちゃんは帰宅する時抜けたようだ)

若葉ちゃん達グループもリゾートスパから出て、近くのショッピングモールに向かっているところだ。
幸いにも更衣室のロッカーはキー番号でわかったし、着替えも戸惑いながらも幸いにも着やすい服装だったのでなんとか1人で着替えられた。
水着を脱ぐのも裸になるのも躊躇したが極力見ないようにすることでなんとか乗り切った。


そうして今の状況がみんなでショッピングモールの通路を歩いているのだが・・・。
やはり女子高生の集団の中で何をしていいか、何を話せばよいかわからないから皆の会話に相槌をしながら取り敢えず笑顔を作っていたのだが、
やはり友人である彼女達にはいつもの若葉ちゃんらしくない、今の俺が演じる若葉ちゃんが元気がないと思ったようだ。

「舞ばかりずるい。わたしも若葉を抱かせろ~ ♥ 」
元気づけようとしてくれたのだろう。
茜ちゃんも手をワシワシと怪しく握ったり開いたりしながら近付いてくる。

「ちょっと、2人とも・・・」
そう言って振り払って逃れたが、心配してくれたり気遣いしてくれたのが嬉しかった。
「ようやく笑った。やっぱ若葉はそうして笑顔でいるのが一番可愛いよ ♥ 」
「も、もう。からかわないでよ・・・」




可愛いと言われ、自分の身体じゃないけど嬉しく感じた。


眠れない・・・。

今は若葉ちゃんの部屋のベッドの上で寝転がっているのだが。

若葉ちゃんのご両親には夕食まで友人達と一緒に済ましてきたからと伝え、
(もっとも杞憂だった。最初からその予定だったようで若葉ちゃんの分の夕食は準備してなかった)
2階の若葉ちゃんの部屋に風呂の時間まで閉じ籠っていた。
さすがに風呂は若葉ちゃんの身体で勝手に入るのはまずいと思ったが、温水プールで泳ぎ その後にシャワーを浴びたとはいえ
ちゃんとシャンプーとリンスでこの綺麗なロングヘアーをケアしないといけないのは
同じく綺麗なロングヘアーの明日菜と一緒に生活してきた俺には理解できる。
極力若葉ちゃんの裸を見ないようにしたが、それでも完全に見ないで身体を洗ったりするのは無理で、何度か見てしまった。
また、逆に見ないようにする事で変に想像力が働いてしまい 身体を洗っている最中に今、俺は若葉ちゃんのここを洗ったり触っているのだと意識しちゃったり 湯船に浸かれば浮力で軽くなった胸を意識してしまったり・・・。

昼間からの身体の疼きを余計増やしてしまった感じだ。
身体が火照っているせいか暑い。

気付けば無意識に可愛らしいピンク色のパジャマを脱いで下着姿になっていた。


そして…俺はブラに手を伸ばし、ホックを外した…。
ブラから解放された乳房が重力に引っ張られ、形を変えるのが感じられる。

「………。」

若葉ちゃんが生まれる前、俺が中学生の頃…。
妊娠した若葉ちゃんのお母さんが、大きなお腹を抱えて近所を歩いていたのを俺は憶えている…。

若葉ちゃんが幼かった頃…。
休みの日などにお母さんと一緒に出かけるのを良く見かけたが、チョコチョコと歩く若葉ちゃんの姿はとても愛くるしいものだった…。

そして4年前…。
爺ちゃんが乗り移った若葉ちゃんとのセックス…。あの時は妊娠させなくて本当に良かった…。
あの頃の若葉ちゃんは、発育が良いとは言えず胸もペッタンコでお尻も小さいものだった。
だから行為の後も、妊娠はまずしないだろうと思ってはいたのだが…。

それが…、あんなに可愛らしかった若葉ちゃんの肉体が、こんなになるなんて……。
俺は、自分の胸についている若葉ちゃんの張りつめた乳房を見下ろした。

「乳首が勃てる…」
若葉ちゃんの可愛らしい声でそう呟いた。


俺の意思の興奮に合わせて固くなる若葉ちゃんの乳首…。
四年前にセックスをした時は、プクッとした可愛らしいぽっちだったのに…。
授乳を経験した明日菜と較べれば小さいが、既に大人の女性らしく成長しつつあるのだ…。

乳首を摘まんでみた。

「あんっ!♥」
…思わず声が出てしまう。

両手で乳房全体を包んでみる。
普段、明日菜の乳房を揉みなれているのだが、若葉ちゃんの…若く張りのある乳房は新鮮な揉み心地がある。
それに昨日…、明日菜に憑依させられた時にも感じた事だが、胸を揉むと同時に自分の胸に付いている『乳房』
男の体には存在しない授乳器官を揉まれると云う感覚は、凄く不思議なものだ。

『授乳器官』か……、明日菜の肉体を乗っ取った爺ちゃんが、美駆に授乳をしていたのを思い出す。
この若葉ちゃんの肉体も…、いずれ誰かとセックスをして子供を産んで、その赤ん坊がこの乳首に吸い付くのだろう…。


俺はこの時、若葉ちゃんの若い女体に入れられ気分が舞い上がってしまっていて、『爺ちゃんの邪な企み』に
まったく気付いていなかった。この時に気が付いてさえいれば………。


…乳房の柔らかさを堪能した俺は、次に下着に包まれた股間に意識を向けた。



鏡を使って股間をじっくりと見てみた。

「……ごくりっ。」
思わず唾液を飲み込む。

この唾液すら若葉ちゃんの唾液腺が分泌したもので、その若葉ちゃんの美味な唾液を若葉ちゃんの
舌で俺が味わう…。

「んふっ…。」
思わず鼻息が荒くなる。
鏡の中で、トップレス姿の若葉ちゃんが今まで見せた事をない表情で鼻の穴をヒクつかせている…。

俺の理性が咎めるのを感じたが、我慢できずにパンティーを横にずらして股間を露わにした。

「………綺麗だ。」
俺は思わず若葉ちゃんのソプラノ声で呟いた…。
控えめに生え揃った毛に未使用(4年前に俺が挿入したため。)…ではないが、男を知らないかのように綺麗な割れ目…。
まるで、素直で利発な若葉ちゃんの性格を体現するような女性器だと思った。

………俺の欲望が、この女性器…若葉ちゃんの肉体が生み出すであろう快楽を味わいたいと訴えている…。
でも…それをしてしまったら、『明日菜の肉体を乗っ取り、その人生を勝手に生きている爺ちゃんと同じ穴の狢に
俺は落ちてしまうのではないか?』という考えが頭をもたげた…。

指を割れ目に入れる寸前で、俺は思い悩んだ。
入れるべきか、入れないべきか…?


今頃自宅では俺に成り済ました爺ちゃんが、明日菜を相手にセックスしまくっているかも?
今朝、爺ちゃんが明日菜に成り済まして言ったのか、本物の明日菜かはわからないが「昨夜の激しい夜戦を今夜もしたい ♥ 」って言ってたんだよな。
昨夜の明日菜は俺だったんだが、明日菜自身は自分だと思っているから。
昨夜の夜戦で明日菜だった自分が俺になった爺ちゃんに、俺の身体のチン●に次々と体位を変えられながら激しく優しく挿入されて
あまりの気持ち良さと快感に乱れた自分(明日菜)の姿を思い出すと、より一層身体の疼きが高まり、
火照った若葉ちゃんの身体、そして密壺も熱くなりジュンと愛液が分泌されて滴る。
その匂いに鼻腔が刺激されさらに興奮度が高まる。


プスリっ。

…ついに俺は指を差し込んでしまった。
若葉ちゃんごめん…。
でも、キミの体の成長が嬉しくってつい…。

俺は内心で謝罪をしたが、もう途中で止める気などなくなっていた。

ズブズブ…。

差し込んでいた指を入れられる所まで入れてみる。

「うっ!?ふんっ…♥」
思わず声を出してしまった。

若葉ちゃんの…俺の体に備わっている女性器が、俺の指を受入れてくれている…。
昨日、明日菜の体で体験した時は動揺して感慨など抱いてる暇などなかった…。

『女になった』という感慨と同時に、俺が生まれた時から一緒だった『相棒』が付いていない事を改めて自覚した。
爺ちゃんは今頃…、俺の『相棒』を勝手に使って明日菜にの体に種付けをしまくっているのだろうか…?


その頃、種田家では


種田家では、清彦と明日菜がベッドの上で肌を合わせていた…。

「はあはあ…、へへっ、どうじゃ明日菜…?」

「あっ、あっんっ!す、凄い清彦!いつもより…あっあんっ♥!」

清彦は、事前に手でたっぷりと明日菜の秘部を愛撫したあと、黒光りするほど大きく勃起した
イチモツを一気に挿入した…。

ジュブリ!

「ひっ!?あっあーんっ♥」
明日菜が声を上げて悶える。

清彦は、まるで明日菜の体を知り尽くしているかの様に明日菜の膣内を掻き回す。
そうしながら、清彦は明日菜に問い掛けた。

「はあはあ、このまま中で出してイイよね明日菜?ワシのひ孫、もとい…俺の子供を喜んで孕んでくれるな?」

「き、清彦…愛してるわ…。清彦の赤ちゃんの素を私にちょうだい!」
明日菜は清彦の体を抱きしめた。

「ひひひっ♪良く言った!しっかり孕むんじゃ…だぞ明日菜!孕んだ後は…。」
(ワシが責任をもって産むからのう…大切なワシのひ孫を♥)

清彦がそう考えた次の瞬間、清彦のイチモツは大きく脈打って精液を放出した…。


「いつもの優しい清彦もいいけど、激しい清彦もイイ ~~~♥ ♥ ♥」
ビクビクッ





次の日、若葉ちゃんに乗り移った俺はベッドの上で悶えていた。

「うぇっぷ…、おえ…クソじじいめ…。」
俺は、子宮が納まっている自分の(正しくは若葉ちゃんの)腹を押さえながら不快感を我慢している…。
そう、俺の…若葉ちゃんの体は『生理』を起こしているのだ。

「うう…ん、気持ち悪い…。」
生理がこんなに辛いものだったとは…。

生理のおかげで怪しまれず自然に学校を休むことが出来たが…、これは辛すぎる…。

爺ちゃん早く迎えに来てくれ…。


男として絶対に体験しない生理痛に俺は苦しんでいたが、少し痛みが落ち着いた時にこれは罰(ばつ)、いや、罰(ばち)が当たったのかもしれないと考えた。
生理痛による体調の変化、痛みを自覚するまで俺は若葉ちゃんの身体でオナニーを続けていた。
朝方まで。

それはもう、十数年前の中学生の頃 初めて覚えたオナニーの快感の虜になり まるで猿のように夢中になってシコっていたように。
若葉ちゃんの、女の肉体が発する快感は男の快感を遥かに凌駕し、俺の本当の身体、男の身体には無い器官の快感に抗えず
もう夢中になって若葉ちゃんの身体を弄り続けた。

「この痛みも俺が引き受ける事で・・・少しは若葉ちゃん自身には痛みが少なくなっているなら・・・お詫びにはならないだろうけど・・・我慢するか・・・」


結局俺が元の清彦の身体に戻ったのは三日後、若葉ちゃんの生理痛が治まってからだった。


若葉ちゃんのフリをするのにも疲れて焦燥感が募っていた所に、若葉ちゃんの携帯が鳴った。
表示された番号は俺の携帯電話のものだった。

俺は電話に出る…。

「爺ちゃん!いいかげんにしてくれ!俺の体カエセっ!」
思わず声が裏返ってしまう。

「清坊、いや『若坊』元気そうじゃの♥今から迎えに行くから玄関前でまっとれ♪」

プツ…。

更に文句を言おうとした所で通話を切りやがった。
クソじじい…。



10分後…俺の体の爺ちゃんがやって来た。

「いや~、待たせたのう清坊!久々に男の種付けを満喫したわいっ!♥」

「爺ちゃん!玄関先で大声で卑猥な事を言わないでくれよ!?家の中に若葉ちゃんのお母さんが居るんだぞ!
聞かれでもしたらどうするんだよ!?」

爺ちゃん(俺の体)はニヤリと笑うと言った。
「ほほう…。それは重畳極まりないのう♪」

「は…???」
俺は意味が解らなかった。


「ほい!清坊これを持ってくれ♪」
爺ちゃん(俺の体)は、バックから『小さい水筒』を取り出して俺に手渡して来た。

「??なんだよこれ…。ゔっ!?」

水筒を受け取った途端に視界が暗転し、気が付いた次の瞬間には目の前に笑顔で水筒を手に持った若葉ちゃんが居た。

…やっと元に戻れた。
胸に手を当てて乳房が消えているのを確認して、俺は安堵した…。

若葉ちゃんは笑顔で言った。
「なあに♪ただの『精力剤』じゃよ♥じゃ、ワシは後で※ワシの体に帰るから、清坊は先に家に帰っちょれ♪」
(※明日菜の肉体の事)

「てっ!?おいっ!!」

「じゃあの♪」

バタンッ!

俺の言葉を無視して、若葉ちゃんは家の中に入って玄関のドアを閉じた…。
クソじじい…。


俺は仕方なく我が家に向かって帰路についた。
何だか股間が…『睾丸の中』がスッキリした感じがする。

俺本人が知らない所で、明日菜の胎内に射精しまくった結果なのだろうと思った…。





佐伯若葉の母親、『佐伯園子』は自宅のトイレの中に入った。

スカートとパンティを脱いで便器に腰かける園子の手には、何故か『水筒』が握られていた…。

「………。」

園子は水筒の内蓋を取り外し、ぬるま湯で満たされていた水筒の中から『ある物』を取り出した。

「うふふ…♥」

手にしたソレ…、『針の付いていない注射器』を園子は愛おしげな手付きで握った。
『注射器』の中身は『白い液体』で満たされている。

「んふふ…。清坊の子種達…♥」

園子は剥き出しになっている自分の性器に手を触れ、毛を掻き分けて割れ目を広げた。

クパァ…。

園子は片手で割れ目を広げつつ、もう片方の手で『白い液体で満たされた注射器』を膣の中に出来る限り深く挿し込む…。

ズププ…。

「あっ♪うう…ん♥」

…そして園子は『注射器』のポンプを押し込んで液体を自らの胎内に注入する。
注射器の目盛りがドンドン減り…そして、注射器は空になった。

「ふううぅ…♥」


園子は注射器を膣から引き抜くと、まるで自分の腹に話し掛けるかの様に独り言を言った…。

「ワシのひ孫たち…。この腹の中で育って産まれて来るんじゃぞ♪少しトウがたっとる体じゃが…
あの若葉ちゃんをこしらえたんじゃから心配ないじゃろう♪…良い子が出来そうじゃわい!ヒヒヒっ…♥♥」



トイレから出てからも、しきりに嬉しそうな笑顔を浮かべる園子。
それに気が付いた若葉が問い掛けた。

「なにか良い事でもあったのお母さん??」

園子は自分の下腹部を優しく撫でながら答えた。

「うふふ…♥ちょっとね…。来年の今頃は…素敵な事になってるかなって思ったの♪」















俺にとっては四日ぶりの帰宅。
「ただいま」
美駆は幼稚園だ。
「あら?お散歩にしては早かったわね」
台所で食事の用意をしていた明日菜がそう語りかけてきた。
俺の身体で爺ちゃんは明日菜を抱いていたかと思うと、ちょっとムカつく。
思わずギュッと明日菜を背中から抱きしめる。
「ちょっと清彦、なに? またしたくなっちゃった? ふふ、いいわよ ♥ 」
キスをすると、ちょっと明日菜が不思議な顔をする。
「どうしたの?」
「清彦さんだわ」
「そうだけど?(汗)(爺ちゃんがなんかやらかしたか?)」
「ううん。ここ数日のエッチでワイルドな清彦も良かったけど、わたしが大好きで愛しているのはこの清彦さんなんだなって思ったの ♥」
「そ、そうなんだ」
「ちょっと自分でも変な事言っていると思ったんだけどね」

そう言って再びキス。
明日菜は俺に気付いてくれた!
そして爺ちゃんより俺の方が好きって言ってくれた!

すると一瞬明日菜が身震いしニヤリと笑う。
「でもエッチが上手くて気持ち良かったのはこの4日間の清彦さんよ ♥ 」
「・・・爺ちゃん、いい加減に元の身体に帰れよ」
「なんの事かしら?わたしは明日菜よ♪」
クネクネしてセクシーポーズを決める明日菜。
「バレバレだよ。爺ちゃんの俺より、明日菜は本物の俺の方が好きだってさ」


「ふん、ちょっと面白くないの。明日菜ちゃんはあんなにワシのテクに乱れたのに。まぁいいわい。
さすがは我が孫に惚れた嫁だけはあるわい。
ところで清坊は若葉ちゃんの身体でだいぶ愉しんだようじゃのう ♪ 」


「う…、うるせえクソじじいっ!」

「なははっ!恥ずかしがるな清坊♥まあ、ワシの方も久方ぶりに男の種付けを満喫したわい♪
シコタマこの胎の中にぶち込んだから、間違いなく孕むのうこりゃ♥」

明日菜(爺ちゃん)は、着ているシャツをめくりあげて自分の腹をベン!ベン!と叩いてみせた。

「はあっ…どうりで股間の中がスッキリした感じがしてると思ったよ…。」

「まあ、この胎の中だけに出したわけじゃないんじゃがの…♥」

「?どういう事??」

俺の質問に答えずに、明日菜(爺ちゃん)は言った。

「見事孕んだら、今度は清坊がワシの体(明日菜の肉体)に入って、出産を体験して貰うからのう♥♥」

は…?

今…なんつった??


「だから清坊が明日菜ちゃんになって産むんじゃよ。
出産の苦しみと喜びを同時に体験できるし、明日菜ちゃんへの負担を清坊が受ければ明日菜ちゃんだって楽だから三人目も欲しがるじゃろ。
次は年子でいけるとワシは践んどる」

爺ちゃんが何かとんでもない事を言い始めている!?


俺は、明日菜(爺ちゃん)が美駆を産み落とした時の事を思い出した…。

『ぎゃあああああああーーーー!!!股が裂けるーーーー!!!』
分娩室に響き渡る絶叫。

産科医が声を掛ける。
『種田さん!頭が見えましたよ!もっとイキんでっ!!』

『ぬおおおぉぉーー!!日本男児の意地じゅわあああぁぁーー!!』


そして…、明日菜(爺ちゃん)の中から俺の初めての子供…。

美駆が産まれ落ちた…。

『おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!…』



「お互い精力の付くもんを食って、子作りに励むぞ♪♪楽しみにしとれよ清坊♥」

明日菜(爺ちゃん)は、そう言いつつ自分の性器を撫でてている…。


頭がクラクラして来た…。

俺が頭を押さえていると、明日菜(爺ちゃん)が言った。

「ま、次のひ孫誕生も早くて1年先じゃ。今はちょっとこの『デーブイデー』を見てくれ♪」

「?何それ??」

明日菜(爺ちゃん)は、録画ディスクの入ったケースを取り出し
俺の質問に答えずにプレーヤーにディスクをセットして、テレビのスイッチを入れた…。

『どうじゃ明日菜?凄いだろう?うへへ♪』

『ああっん!!き、清彦。す、すごいっ!奥まで…あんっ♥刺さってるわ!あうんっん♥』




テレビには『駅弁スタイル』でセックスをする男女…、俺と明日菜が映されている。

「な…に、これ……。」

「なにって『ハメ撮り』じゃよ♥♥清坊に正しいセックスを指導する為に撮ったんじゃ♪
いや~~、今は便利じゃの~。ワシが若い頃に使っとった8ミリフィルムカメラとは大違いじゃよ♪」

「………。」
頭痛が酷くなった…。
俺の肉体を乗っ取っている間にこんな事をしてたのか…。

俺を無視して明日菜(爺ちゃん)は話を続けている。

「この駅弁セックスは、ワシが若い頃の必殺技でのう♪婆さんを孕ませた時にも使ったんじゃ♪
そん時にこさえたのが清坊…、お前の父親なんじゃよ♥♥」

ニヤニヤと笑う明日菜をハチャメチャにしてやりたくなった…。
どうしよう……。


俺は目の前の明日菜をそのままお姫様抱っこすると寝室に連れ込んだ。
だが抱く相手は子憎たらしい爺ちゃんの明日菜じゃない!
中にいる可愛い明日菜だ!
色々とニヤニヤしながら騒ぐ爺ちゃん明日菜を無視して俺は優しく、中の明日菜に語りかける感じで「大好きだよ明日菜」と言ってキスしてから愛撫を始める。


「ワシも愛してるわ清坊…あふんっ♥」

ちきしょう、エロジジイめ…。

明日菜の性器が熱を帯びて、愛液が分泌され始めた…。

俺のペニスも勃起を始めたのだが、妙な事に気が付いた。

「ん?いてて…!?」
ペニスが少し痛む…。

爺ちゃんが使用しまくった結果なのだろうが…、この痛みはセックスをした為というより
自慰行為をやり過ぎた後の感じに似ているような???

俺は明日菜(爺ちゃん)に聞いてみた。
「爺ちゃん…。俺の体でオナニーしたの??」

「あぁん♪…何言っとるんじゃ♥そんなガキみたいな事する訳ないじゃろ♪ワシはセックスか子作りオンリーじゃよ♪うっふん♥」

そうだよな…。
爺ちゃんは生前(まだ死んでないけど)から、『自慰行為は男の恥!男は子作りの時とシッコの時しか
『マラ』を使ってはならんっ!』とか豪語してたしな…。

このペニスの痛みも、きっと明日菜とヤリまくった結果なんだろうな…。


「どうじゃ清坊、若葉ちゃんの…オナゴの体での生活は最高じゃったろう?
清坊、お前さえ良ければ暫くの間、ワシのこの肉体を貸し出してやっても良いんじゃぞぅ?♪」

明日菜はニンマリと笑うと、自慢の乳房をニギニギと揉んで見せている。

「な!?何を言って!??」

「それとも…、ワシらの愛の結晶の美駆に乗り移って生活してみたいのか♪?どうなんじゃ…清坊♥♥」

ごくりっ…。

明日菜の声で悪魔の囁きを呟く爺ちゃんに、俺は何と答えるべきか?
あるいは、この悪霊ジジイを黙らせる為に思い切り抱きまくってやろうか??


「………。」

俺が態度を決めかねて固まっていると、明日菜が言った。

「ふふ♪清坊はカワイイのう♥昔から優柔不断な所がタマに傷じゃったが…、
アホな子ほど可愛いとは良く言ったもんじゃ♥♥」

「ぐぬぅ…。」

明日菜は固まっている俺を逆にベッドに押し倒す。

「実は昨日ワシの体の母親(明日菜のお母さん)から電話があってのう…。」

そう言いつつ、明日菜は俺のペニスを指先で弄んでいる…。

「『そろそろ二人目の孫が見たい』って言うんじゃよ♥」

「……。」
俺はなされるがまま、話を聞いた。

「じゃから、ワシは…『安心してお母さん。近頃、清彦さんが私を孕ませようと張りきってるの…♪』…って答えといたわい♥♥」

「な、なに勝手な事をっ!?」

「清坊はみんなにこれだけ期待されておきながら、まだ駄々をこねる気なのか?
ワシの体の生みの親ももっと孫を欲しがっとるし、ワシらの娘の美駆も兄弟を欲しがっとるんじゃぞ?…♪」

「うぬ…!?」

明日菜…の体を乗っ取っている爺ちゃんは、俺のチン○を愛おしそうに口に含み始めた…。



「そして何より二人目を望んでいるのはワシの身体である明日菜ちゃん本人なんじゃ」

エッチな顔をして俺の息子を美味しそうに頬張りながらそう語る。

「あ、あす・・・おっ、明日菜が?」
「そうじゃよ、ペロペロ ♥ 清坊もプールで聞いた・・・あっ、聞く前にワシが明日菜ちゃんと交わいたくて直ぐに連れて帰っちゃんじゃわい。
わはは、そう言えば清坊は若葉ちゃんとして明日菜ちゃんに聞く筈じゃったな。ペロペロ ♥」


「うああぁぁ……。」

久しぶりの男の股間の感覚と明日菜の言葉責めに、すぐにイってしまった…。

びくん…びくん…。

俺の息子が脈打って、明日菜の口の中に精液が放出される。
…だが、実際に射精した量はほんの少量で、空撃ちの状態のようだ。

ごくり…。

それでも明日菜は、俺に見せつける様に喉を鳴らして口の中の精液を飲み込むと言った。
「ふう…。流石に少ないのう…。ま、今朝方、精子提供の為に出したから仕方がないかのう…ふふっ♥」


は??
どういう事だ???


俺が明日菜(爺ちゃん)に、その言葉の意味を問いただそうとした所で、明日菜は更に言った。

「おおっと!?そろそろ、美駆を幼稚園に迎えに行かなくちゃいかんのう…。」

そう言い終わると、明日菜は白目をむいてベッドに『バタリ』とひっくりかえった…。

「お!おいっ!じいちゃ…、ゔっ!!?」

急に背筋に寒気が走り、急速に意識が遠のくのを感じt……………。

…………………。


「ご、ごめんなさい。清彦とこうしているのが幸せすぎて、気持ち良過ぎて寝落ちしちゃったみたい」
「俺も気持ち良かったよ。明日菜のフェラ最高だった ♥」
「清彦さん ♥ (///)」
「美駆を迎えに行くのに俺も同行しようかな」
「それなんだけど私から美駆を迎えに行こうって言ったけど夕御飯が作り掛けだから」
「わかった。久しぶりの平日休みだし俺が迎えに行くよ」
「お願いね」















清彦は美駆を迎えに自宅を出た。


「今度は明日菜ちゃんも今の清彦の中身がワシとはわからなかったようじゃな」
清彦はそんな独り言を呟いてニヤリとする。

「美駆ちゃん、パパがお迎えに来たわよ」
幼稚園の先生があたしを呼びに来た。
「は~い ♪・・・あれっ!?」

そう、俺は先生が「パパ」という言葉を言うまで自分が本当は清彦であり、爺ちゃん、いや、クソ爺により愛娘の美駆になっているのに気付かなかった。
完全に美駆になりきっていて、友達の彩葉ちゃん達と遊んでいたのだ。


ハッと気付くと幼稚園の玄関に立っていた。
どうやら自分の身体に戻れたようだ。
って油断するとまた誰かにされそうだな。
そう考えるとだんだん怒りが!
爺ちゃんめ!
入れ替え能力を身に付けて色々とやりたくなるのはわからなくもないが、こうポンポンと弄ばれるとかなり腹が立つ!

俺が立腹していると
「美駆ちゃんは今着替えてますからあと少しお待ちください」
と美駆の組の小林先生が声を掛けてきた。
「えぇ、わかりました」
爺ちゃんに対する怒りの感情を表情に出さないように気を付けて、笑顔で返事をする。
クリスマスが近いからか、先生はサンタクロースのコスチュームだ。
可愛い。
「美駆はみんなと仲良くやってますか?」
「えぇ、何でも元気にこなしますし優しいしみんなの中心ですよ。
そうだ。美駆ちゃんのお父さんにはお願いがあるんです。
美駆ちゃんが来るまでまだ少し時間が掛かりますからちょっとこちらへ来てください」

小林先生にそう言われて、俺は先生に付いて行った。
奥の部屋に入ると・・・


「種田さん、いえ。清彦さん、私も美駆ちゃんみたいな可愛い子供が欲しいんです ♥
私とセックスしてください ♥ 」

そう言って突然サンタクロースのコスチュームを脱ぎはじめて
その魅力的な肢体と綺麗な顔に淫靡な笑みを浮かべて俺を誘惑してきたのだ!



俺はゴクリと音をたてて唾を飲み込むとゆっくりと小林先生に近付いた。
小林先生はソファーベッドの上にねそべるような姿勢のまま、期待に満ちた目で俺を見ていて近付いた俺に両手を広げて抱きしめようとしてくれた。
俺は覆い被さるように小林先生に近付いき・・・……
そのまま軽くコツンと小林先生の頭をチョップした。
「いた~~い!」
「このクソ爺、早く小林先生の中から出ろよ」
「清彦、なにを言っているの?」
「小林先生が俺を『清彦』なんて呼ぶわけないだろ」


「バ~レ~た~かぁ~~」


そう言いつつ小林先生は俺の前に跪くと、俺のズボンとパンツをずり下げた。
爺ちゃんの得意技なのだが、何時もながら鮮やかな手業だ…。

「おっ、おい!」

「素敵です…。清坊さんのチンポコ…。」
小林先生は、俺の玉と竿を手で撫で擦り始めた。

「生まれた時は、親指サイズだったのにこんなにデカマラになって…今は『※二児』の父親だなんて…。」
(※美駆と彩葉ちゃんの事)

「く、くそじじいぃ…。」

小林先生は、俺の尿道を指先で触りながら更に言う…。

「…ここから美駆ちゃんと彩葉ちゃんが出て来て、明日菜さんと双葉さんをボテ腹にしたんですね♥」

「!?ぐ、ぬぅ…。」
ここは、幼稚園だ怒鳴れない…。我慢だ我慢…。

「昨夜も明日菜さんを孕ませるために、中だししたんですよね??きっと出来てますよ♪
明日菜さんの胎は優秀だから良い子が産まれるのは間違いないし…。
それに、美駆ちゃんを産んだ時も安産でしたもんね♥美駆ちゃんも兄弟が出来て喜びますよ♥♥」

小林先生は、今まで見せた事もない表情…。
まさにセクハラ親父そのもの…といった表情を浮かべている…。

「…私の顔と体も良く見て下さい♪別嬪で『ナイスボデー』でしょ?♪美駆ちゃんや彩葉ちゃんに負けない位
良い赤ん坊を孕めると思うんです♥♥」

小林先生は、頬に両手を当ててブリっ子ぶっている…。
…どうしてくれようか?


「だーーっ!?出来るか、んな事!?帰るっ!」

俺は出来る限り抑制した声でそう言うと、身なりを整えて小林先生を振りきり部屋を出た。

危ない所だった…。
射精をしまくって空っぽだったから、どうにか獣欲を抑えられたが…
もし、溜まっている状態だったならば、小林先生の肢体にむしゃぶりついていたかも知れん…。















その後直ぐに、俺は美駆を引き取り車に乗せて帰路に就いた…。

我が子を迎えに来ただけなのに異様に疲れた。
なにもかも悪霊爺のせいだ…。

美駆は楽しそうに今日幼稚園であった事を話している…。
どうやら、中身は爺ちゃんじゃないらしい。

…そうだ。

ティッシュペ―パーがなくなってたから、ついでに買って帰るか…。
俺が自分の体を留守にしている間に、爺ちゃんが大量に使ったに違いない…。

ちくしょう…。
妖怪鼻紙ジジイめ……。


ドラッグストアに車を停めると、美駆が俺に言った。

「パパ、おかいものするの?」

「うん、そうだよ。美駆にはお菓子を買ったげるよ。」

「やったぁ!おかしー!おかしー!」
無邪気に喜ぶ美駆は、本当に鼻血が出るほどに可愛らしい…。

爺ちゃんに肉体を乗っ取られて、俺の子供を産まされた明日菜には本当にすまないと思うが…。
でも…、美駆を…この手に抱けた事を本当に嬉しく思った…。
この幸せが続くなら、もっと子供が増えてもいいかも?なんて、つい思ってしまう…。

「パパ?どうしたの??」

「ううん、何でもないよ美駆。さあ、お買い物に行こうか。」

俺と美駆はドラッグストアの中に入った。





美駆がお菓子を選んでいる間に、俺はティッシュペ―パーやその他の日用品を買い求めた。

…5分程で品物を選び終わり俺はレジに向かった。

「いらっしゃいませ~。」

ピッ…ピッ…

女性の店員さんがレジスキャナーで、商品のバーコードを読み込み始める…。

カゴの中の品物のスキャンが終わった所で、俺はお菓子を手に持っている美駆に言った。

「さあ美駆、『これ下さい!』って、店員さんに渡してごらん♪」

「うん…わかった!」

少し恥ずかしがっている様子の美駆が、満面の笑みを浮かべながら手に持っていた『小さな紙箱』をレジカウンターに置いた。

「てんいんさん!これくださいっ♪」

コトッ…。

微笑ましくその様子を見ていた俺と店員さんは、一瞬にして凍り付いた…。
美駆がカウンターに置いた『小さな紙箱』には…


『ウーマン♥チェック 妊娠検査薬』

………と、書かれていた。


確かに美駆はお菓子の箱を2つ持っていた。
1つは美駆が大好きな魔法少女アニメの食玩だったからてっきりもう1つの箱も同じだと思い込んでいた。
油断した!

いや、そもそも幼稚園児の美駆に爺ちゃんが憑依している事自体がおかしいのだ。
愛娘のお菓子の買い物まで爺ちゃんの奇行を警戒しなければならないとは!

ここ数年大人しかったからか、すっかり忘れていた。
って、それよりもなんとか誤魔化さないと!


だがそれより早く
「ママや周りの女のひとにパパが種付けしたらちゃんと妊娠したかこれで調べるの ♪
上手くいけば みくに弟や妹ができるの ♥ 」
「いいわねぇ、パパにお姉さんも種付けして貰おうかな ♪ 」
そう言ってレジの可愛い女の子がセクシーポーズを決めて俺にウインクする。
たまたまレジに並んだのが俺と美駆だけで、またレジカウンターにいたのがこの娘だけでよかった。
いや、誰もいなかったからクソ爺はこの娘に乗り移ったのかも知れないが。
爺ちゃんは小林先生から幽体離脱して美駆に乗り移った後、成り済ましていたか
身体の主導権を美駆に預けたまま、中に潜んでいたかで俺に気付かれないようにしていたらしい。

そしてこう俺に種付けを迫ってくるチャンスやタイミングを狙っていたんだろう。
疲れる。

俺は美駆の手から検査薬を奪い取ると足元で「パパそれ必要だよ」と力説する愛娘姿のクソ爺を無視して元の棚の位置に行って戻した。














やっと帰宅した。
美駆を迎えに行って買い物しただけでこれほどまでに疲れるとは。
身体の疲れではなく精神的疲労だったが、肉体疲労の方が全然楽だ。

爺ちゃんは買い物を済ました直後に美駆の中から出ていったようで車内の美駆は園児らしあ会話や仕草だ。
先に帰宅して今頃は再び明日菜になっているのかも。

最愛の妻の明日菜も爺ちゃんの乗っ取りから解放してやりたいが、今のところ方法が見つからない。
お寺でお祓いして貰おうにも、そういう時だけは察知するのか、
明日菜の身体から抜け出して帰宅するまでどこかに行っているのか、誰かに潜伏しているのか現れない。
全く困ったものだ。

「「ただいま~」」
「お帰りなさい」
笑顔で明日菜が玄関で迎えてくれた。


あれ?
てっきり爺ちゃんは明日菜になっていると思ったが違うのか?

「清彦たらせっかく美駆が気を利かせて選んでくれたのに。
美駆が可哀想でしょ! これからどんどん必要になるのに!」

やはりクソ爺は先に明日菜の身体に帰ってました。


明日菜が言った。
「清彦、晩御飯が出来るまでもう少し時間が掛かるから、美駆とお風呂に入って♪」

「ママ、きょうのゴハンなーに?」
美駆が聞いた。

「うふふっ♪今日のご飯はね…。牡蠣のお鍋さんよ♥」

明日菜は俺に向かって『うっふん♥』と、いう様にウィンクをした。

「カキってなーに?」
美駆がキョトンとした顔で首を傾げる。

「ふふっ♥美味しいお鍋さんの事よ美駆♪それにね、牡蠣さんをパパとママが沢山食べると
ママのお腹の中に赤ちゃんが来てくれるのよ♥♥」

明日菜は、これ見よがしに自分の腹を撫でている。

美駆は驚いた様に目を丸くして声をあげた。
「ホント!?カキさんをたべるとママのおなかに赤ちゃんができるの!?」

「うふふ♥そうよ美駆…♥」


妖怪子作りジジイめ…。
大切な愛娘になに教えてやがるんだ…。


明日菜(爺ちゃん)が俺の耳元に顔を寄せて
「ちなみに今夜牡蠣鍋を選んだのは本物の明日菜ちゃんじゃよ ♪ 」
「明日菜が?」
「だから昨日から言っとるじゃろ。一番二人目を欲しているのはワシだけじゃなくて明日菜ちゃん本人じゃと。
幸い美駆には検査でアレルギーになるものが無いからな。海のミルクと言われる牡蠣は成長にも欠かせない亜鉛もたっぷり含んどるし栄養たっぷりじゃからな。
良い嫁っ子じゃな」

そうか。明日菜が。


「そうなのか……。明日菜はそんなに…。」

…明日菜はそんなにも俺の事を愛してくれているのか…。
俺の耳元で囁く明日菜から身を引いて、明日菜の眼を真っ直ぐと見た。

「もちのロンじゃわよ!だから牡蠣をたらふく喰いまくって
一刻も早くポコちんの中に子種汁を補充して頂戴!!……ぐへへへへへっ♥」

明日菜は、綺麗な顔を歪めてエロジジイの様な…
いや…セクハラオヤジそのものの笑みを浮かべて、舌なめずりをしている。

……何時もの事だが、ぶっ叩きたくなる笑顔だ……。

「ママどうしたの?ポコちんってな~に??」
美駆が首をかしげて、不思議そうにしている。

明日菜は美駆に言った。
「ううん♪何でもないのよ美駆♪さあ、パパとお風呂に入ってらっしゃい♥」

いつも美駆に顔を向ける時には、瞬時にして優しい母親の表情に戻るのだ。
まったく、一体どんな精神構造をしているのか……。

風呂場に向かってトコトコと駆けて行く美駆を追って、俺も脱衣所に入った。

俺は、美駆の服を脱がせて裸にする。

服を脱ぎ終わって俺の顔を見上げた美駆の表情は…………。


年齢不相応のニヤけた笑みだった。


美駆はおもむろに俺に抱きついて来た。

う!?

背を一杯に伸ばして剥き出しの俺の股間のジュニアを手で掴み、かなりの力で引っ張って来た。

「いででええ!??」

ジュニアを乱暴に引っ張られた俺は、脱衣所の床に尻もちを着いてしまった…。

「コラっ!や、止めろよ爺ちゃん!?」

美駆は俺の言葉を無視して、俺のイチモツに頬ずりを始めた。
毛が美駆の頬っぺに擦れて、ジョリジョリと音をたてる…。

美駆は俺の睾丸を小さな手で掴みながら言った。

「ミクもパパのこのタマタマの中に入ってたんだよね?ミクは産まれて来ることがデキたけど…
ミクのオトートやイモートはこのタマちゃんの中で、ママのお腹の中に入るのをまってるんだから
早くママを孕ませてあげてよパパ!……♪」


卑わいな言葉をポンポンと話す美駆にどう対応すべきだろうか…?


俺が美駆に乗り移っているクソ爺に文句を言おうとした瞬間、俺は


文句を言ってやろうとした瞬間、微かな目眩を感じ
その直後にはキッチンで俺は食器を洗っていた。

明日菜の身体か。
ちょうど最後の食器だったので片付けを終えると俺は「ごめん。ちょっと身体を借りるよ、明日菜」と鏡に映った美しい最愛の妻に語り掛けて風呂場に向かった。

お風呂場からは美駆のきゃっきゃっ♪とはしゃぐ楽しそうな声と
「は~い、バンザイして」と美駆の身体を洗っている様子の俺の声が聞こえる。

一瞬美駆の楽しそうな声に入るのを躊躇するがやはり何か言ってやらない時が済まない。
ガラっと扉を開き「ちょっといいかしら?」と美駆を脅かさない様にしながら俺の身体の爺ちゃんに文句を言ってやろうとしたら
「明日菜も一緒に風呂に入るか?親子三人で一緒で仲良く入るのも楽しそうだね」
俺の顔でにこやかに言いきるクソ爺。

「結構です」って言おうとしたら俺は美駆を抱えていた。
「そうね ♥ そうするわ ♪ 」
エプロンを外し服を脱ぎ始める明日菜(の身体のクソジジイ)

「美駆、ママも一緒に入るわね ♥ 」
明日菜が入ってきた瞬間、俺は再び明日菜になっていた。


俺の胸からは、ブラから解放された乳房の重みが感じられる。
…が、今はそれどころじゃない!

俺の体(じじい)は、いつの間にか股間を膨張させていやがる!

爺ちゃんに体を乗っ取られる様になって気が付いたが、俺本人が勃起する時より爺ちゃんが
俺の体を乗っ取って勃起する時の方が、太く大きくなっているような気がする…。

いや!それどころじゃない!
止めさせなければ!

放心状態の俺を無視して俺の体(じじい)は、勃起したビッグジュニアを美駆の顔の前に差し出している!

「ほ~ら美駆!毛長マンモスさんじゃぞ~~♪」

「すご~い!パパのオチンチン、いつもとちがってでっかくなってるね!さきっちょが亀さんみたい!」
美駆は勃起して赤黒くなったペニスの亀頭部分を指先で摘まんでいる。

NOOOOO!!
何してやがる!!?


慌ててやめさせようとして美駆が今の俺の身体と同じようなエロい顔をしているのに気付く。

どうやらクソ爺は俺の魂を明日菜の身体に移し、俺の身体を乗っ取ったと同時に分身憑依で美駆にも乗り移っていたのだ。

「美駆の身体を乗っ取るな!クソ爺!!」
本気で怒った!


殴りかかろうとするも逆に腕を掴まれてしまい俺はまた意識を失ってしまう…

目覚めた時は体が動かせず真っ暗な場所にいた。

誰かの胎内のようだ…


俺は混乱した。

な、なんだこれは???

目を開こうとしても何も見えず、手足を動かそうとしても動かない…というか手足が
存在する感覚がしない…。

ただ、可笑しなことに恐怖は感じられず、むしろ子供のころお母さんに抱きしめられた時のような
温かな安らぎを感じていた……。




「うぐ!?」

次の瞬間に気がつくと、俺は風呂の洗い場に仰向けでぶっ倒れていた。
目も見えるし、手足も動く、股間にはブツが付いている…。
自分の体に戻っていた。

浴槽を見ると、明日菜と美駆が気持ちよさそうに湯船に浸かっている。
…明日菜は何故か、自分の下腹部を愛おしげな手付きで撫で続けていた。

いったい何だったんだ今のは?????


「パパもいっしょにオフロはいろ♪」

「そうよ貴方♪そんな所でチンモロしてたら風邪ひいちゃうわよ♥」

畜生…。誰のせいだ!誰の!?

脳みそがゆで上がりそうだったが、美駆の前で怒る訳にはいかない…。
俺はぐっと堪えつつ、明日菜と美駆が浸かる湯船に入った。

ウチの風呂はかなり大きい。
爺ちゃんが生前(まだ死んでないけど)『デカい風呂じゃないと嫌じゃ!!』とか我が儘ぶっこいて特注したので、
湯船が大人二人が同時に入れる位の大きさなのだ。

明日菜が言った。
「家族みんなで入れるお風呂があるのはやっぱり良いわね♪馬蔵様には感謝してもしきれないわ♥うっふん!♥♥」

俺の向かいにいる明日菜は、美駆を片手で抱きしめながら空いた手で自分の乳を揉みしだいている。



胸がムカつく!
こんちきしょうが!

「ゔっ!?」
美駆を抱く明日菜を怒りながら見つめていると、視界が急に暗転した。


視界が戻ると、目の前に普段鏡で見慣れた男が笑いながら俺を見ていた。

胸が張っている…。

乳房がお湯でに浮かぶ感覚がする…。
俺はいつの間にか美駆を抱きしめていた。

美駆が目をクリクリとさせながら聞いて来た。

「ママ?どうしたの?」


「美駆が元気に育って嬉しいなって思ったの」
咄嗟に明日菜のフリをして、今抱き締めていた美駆を実際に感じた思いを口にする。
意識せずにスッと言葉が出たのはきっと本物の明日菜もそう思っていたからだろう。
多分、たった今 明日菜だった爺ちゃんも。

明日菜になっている俺の行動や感情が、本物の明日菜に戻った時に
明日菜自身がそう思い、考えて行動した事になるなら迂闊に俺の身体のジジイに怒りを向けられない。
ジジイなら後で記憶を改竄出来るだろうが、正直あまり記憶とか弄らせたくない。

そんな事を考えていると・・・。


美駆が更に言った。

「ママ、はやくアカちゃんつくってよ。」

「え!?」

少し驚いた。
俺(ジジイ)の顔を窺うと、俺(ジジイ)は優しい笑みを浮かべている。
どうやら爺ちゃんが言わせている訳じゃないらしい。

「美駆はそ、そんなに兄弟が欲しいの?」

「うん。ようちえんのおともだちのママにアカちゃんがうまれたの。」

「そ、そうなんだ…。」

「ミク、ガンバっておねえちゃんになるから、アカちゃんつくっておねがいママ…。」

そんな美駆の言葉に、俺の子宮がキュンッ!と、する…。


男の俺には本来感じとれない感覚。
きっと今の美駆の言葉を聞いて、本物の明日菜とその身体が反応したんだろう。

クソ爺の言葉を信じるなら本物の明日菜も二人目の子供を欲しがっているというし。


「そ、そうね……ぐわぇ!?」

何と答えるか思案していると、視界がまたしても突然暗転する。
視界が回復すると、目の前に美駆を抱きしめた明日菜がいた。

「そうね!美駆の為にママ頑張って赤ちゃん産むわ♪」

「ホント!?ありがとう!ママだいすき♪」

「楽しみにしてなさい美駆♥さ、赤ちゃんの為に牡蠣さんのお鍋を食べましょ♪」

そう言うと明日菜は美駆と一緒に湯船から上がり、俺に言った。

「パパはさっきまで洗い場で『ひらけ!チンポこンキッキ!』してて体が冷えてるでしょうから
もう少し、温まってから出て来てね♥」

ガラガラ…ピシャンッ!

…そう言うと、明日菜は美駆を連れて風呂から出ていった。

「下ネタくそじじいめ…。」


牡蠣鍋は旨かった。
種田家とまた違った、明日菜の実家である青山家の味付けのようだ。
明日菜になっている爺ちゃんも感心していた。












その夜
「正月の2日に青山家のお義父さんお義母さんのところに美駆を連れて行くけど爺ちゃんはどうするんだ?
明日菜として行くのか?俺としては明日菜本人にご両親と一緒に過ごして貰いたいんだけど」
「禿げ親父に記憶にある通りの明日菜ちゃんがやっていたやり方で甘えるのはあまり面白くないのぅ。
美津子ちゃんになって清坊に迫るのもダメなんじゃろ?」
「ダメに決まっているじゃんか!何を考えているんだよ、このクソ爺!」
「ならそうじゃな・・・」

爺ちゃんの答えは


「でも、美津子ちゃん(明日菜のお母さん)の体もまだまだ現役じゃぞ?40代じゃが、若い頃孕んだ事がある女は
その年代でも立派に孕む事が出来るんじゃよ♥」

「そうなんだ…。は…?」

何言ってんだ??

「ワシのこの体(明日菜の体)を産んで立派に育ててくれたんじゃ、ワシのひ孫も安心して孕んでもらえるわい♥」

そう言うと明日菜は、爺ちゃん愛飲の安焼酎『大一番』を手酌でついでグビリと飲んだ。
明日菜は頬を桜色に染めて、ホフゥ…と熱い吐息を漏らしている。


「何を言ってるだァ――――ッ!?ジジぃーーー!!?ゆるさんッ!」

「お願い清彦…私妹が欲しいのよ…。」
明日菜は目をウルウルとさせながら、俺を見つめている…。

「そっか…。じゃないっ!明日香ちゃん(明日菜の妹)がいるだろがっ!?」

「う~~ん?そういえばそうだっけ?♪」
ぺろっと舌を出してカワイ子ぶる爺…おのれぇ…。

明日菜は、余裕綽々といった態度でコップに注がれていた焼酎をグビッっと口に含むと、
おもむろに俺に抱き付きキスをして来た。

「うぷっ!?」
明日菜の口中から俺の口の中に酒が口移しに注ぎ込まれ、俺はそれを飲み込んだ。

明日菜の唾液交じりの焼酎は恐ろしい程に美味で、頭がクラクラとする…。



そのまま気持ち良くなって眠ってしまった。
「おやすみ清坊。明日菜ちゃんはワシに任せとけ」



眠ってしまった清彦に明日菜の身体の馬蔵はそう言うと隣に寝そべる。
同時に眠ったハズの清彦がむくりと起き上がると
「明日菜、今夜も子作りしよう!」
明日菜も酔いとは違う、顔を染めて嬉し恥ずかしそうにコクりと頷くとパジャマを脱ぎ始めた。


パジャマを脱ぎ終わると、明日菜は清彦に語りかけた。

「清彦…、本当にまた清彦の赤ちゃん産んでいいの…?」
明日菜は頬を染めて恥じらいでいる。

「もちろんじゃ…だよ明日菜。また美駆みたいな素敵な子を産んでくれ♥」

「もうっ!清彦ったら♪」
明日菜は清彦の胸板を指でつついた。

「でも、本当に不思議ね…。『美駆を作った時』…清彦のお祖父さんの病室でセックスした時の事…憶えてる清彦?」

「もろち…もちろんだよ明日菜♪」

「あの時私ね…、病室に入って清彦に初めて会った瞬間。『この人の赤ちゃんを孕まなくちゃっ!』って強く思ったの…。
それまで、そんな変態みたいな事…考えた事なんて一度もなかったのに、なんでなのかしらね…?」

「ハハッ!俺も同じだよ明日菜♪俺も明日菜の腰と尻を一目見て、ひ孫…もとい、『俺の子供を孕ませるにはこの女体しかないっ!』
…って思ったんだよ♥」

そう言うと清彦は、明日菜の安産型の尻を両手で鷲掴みしながら荒々しくキスをした…。


清彦(馬蔵)の言葉に一瞬違和感を感じた明日菜だったが、清彦に熱烈な気持ちよくなるキスをされ
また明日菜がお尻を揉んでもらうならこうされたい。と思ったとおりで的確な、
まるで明日菜の身体の感じるところを知り尽くしたような
まるで神業のような揉みに快感を感じまくって違和感が吹き飛んだ!

「い、イイ ♥ お願い清彦、もっと、もっとやってぇ~ ♪
私に赤ちゃんをちょうだい ♥」


「良く言った!!流石はワシの体…、じゃない、俺の妻だ!!今度もデカイ赤ん坊を孕めよ!♪」

そう言うと清彦は、勃起した自分の股間の愚息…いや愚孫を手で掴み、明日菜の股座に突き刺した。

「ひっ!?やあん♥」
明日菜は身を悶えさせている。

ベッドシーツを手で掴んで甘い吐息を漏らす明日菜の乳房を、清彦は乱暴に握りしめる。

「このパイ乙も最高だ!婆さんのはデカいばかりで乳の出が悪かったが…この乳は…。」

清彦はそう言いながら乳首を指先で摘まむ。

「美駆が飲みきれんほど乳の出が良くて、余った分は自分で飲める位じゃったからな♪」

明日菜は自分の膣を掻き回す肉棒に堪えきれずに、激しく喘ぎを漏らす。
「あひっ!ああんっ♥!!」

ここ数年、明日菜の身体を自分の身体として知り尽くした馬蔵に
若く力のある清彦の身体で実行する性技の数々に程なく明日菜は絶頂し快楽で気を失った。


「う…おふうっ…。」
明日菜に覆い被さっていた清彦は、背中をエビ反りにしてフィニッシュを迎えた。

清彦のジュニアが脈動して、精を明日菜の胎内に送り込む…。
そして、清彦は射精が終わると白目を向いて動かなくなった。

その直後、気を失っていた明日菜が目を見開くとむくりと起き上がる。
覆いかぶさっていた清彦の体は押しのけられ、明日菜の隣にゴロリと転がった。

明日菜は、股間から清彦の竿が抜けるのを感じながら言った。

「あふん…♥やっぱりチチが自分の胸に付いとるのを感じると安らぐわい♪」

上半身を起こした状態で、傍らで干からびミイラの様な顔色で眠っている清彦の顔を見ながら更に言う。

「全く我が孫ながらだらしがないの~。もっと精のつくもんを食わさなきゃだめじゃなこりゃW」

そんな独り言を言っていると寝室のドアが開いて、美駆がひょっこりと顔を出して言った。

「ママ…おしっこ…。」

「あら?おトイレ?ふふっ♪いいわよママがついて行ってあげるわ♥」

明日菜は全裸のまま、美駆のトイレに付き添った…。


用を済ませると美駆は明日菜と一緒に寝たいと言いだし、明日菜は母親らしい柔和な笑みを浮かべながらそれを受け入れた。

ベッドの上で親子三人で川の字になって横になると、美駆が明日菜に質問した。

「ママ?パパとハダカで何してたの??」

「うふふ♪美駆の為にね。パパと一緒に赤ちゃんを作ってたのよ♥」

「ホント!?ミクうれしい!」

明日菜は、大きな声を出しそうになる美駆の口を優しく塞ぎながら言った。

「ホントよ♥赤ちゃんが産まれたら、ママのおっぱいは赤ちゃんの物になっちゃうの…。
でも、それまではママのおっぱいは美駆のものだから、今のうちに沢山吸っておきなさい♥」

「うん♪分かった♪!」

その後…美駆は眠りに落ちるまで母の乳房を手で持ちながら乳首を口に含み続け、明日菜はその美駆の頭を
優しく撫で続けたのだった…。














チュンチュン・・・

雀のさえずり。
カーテンの隙間からは朝陽が差し込んでいる。
隣には気持ち良さそうにまだスヤスヤと寝息をたてている美駆の可愛らしい寝顔があった。
「夢・・・じゃないな」
昨夜、中身が爺ちゃんの明日菜にキスで焼酎を口移しで味わい、酔いから寝落ちした直後に目覚め 明日菜と激しいセックスをした。

間違いなく自分の意思で、考えて明日菜を抱きまくったが
今、思い出してみると全然俺らしくない。

多分、いや。
間違いなく昨夜の俺は爺ちゃんだったんだ!

少し怖く思う。
本当は自分じゃないのに自分としか思えない事。
俺は爺ちゃんが人に憑依して、乗り移った身体で行動した事を本人自らやったと思い込む。って知っているから 昨夜の俺らしくない行動は爺ちゃんの仕業だってわかるからまだ理解できるけど。

でも本物の明日菜が二人目の子供を本当に欲しがっている、望んでいる。ってわかった事は良かったな。

俺は美駆を起こさないように静かに起き上がると洗面所に向かった。


………………。




洗面所に入ると、明日菜が素っ裸で乾布摩擦をしている真っ最中だった。
明日菜は身体中をテカらせながらタオルで体を擦っている。

「おう!清坊!おはようっ♪グッドモーニングじゃな♪」
明日菜は自慢の乳房をタオルで擦りながら言った。
オッパイがプルプルと揺さぶられる様子が、否応なく目に入る。

「…………。」

俺は努めて、中身が老いぼれジジイの明日菜を無視して顔を洗った。

洗面台にオリーブオイルが置かれているのに気が付いた。
明日菜の体がヌルテカに光っているのはこれのせいだ…。

この『ヌルテカ摩擦』は、爺ちゃん生前(まだ死んでない)の乾布摩擦の習慣に、明日菜の記憶から得た
アロマの知識を結びつけて思いついた事らしい…。

「朝飯はもう用意してあるから一人で食ってくれ!ワシは後で美駆と一緒に食うからのう♪」

「…………。」

これから出勤だってのに…頭が痛い…。













---夜---

「ただいま」
「お帰りなさい」
さすがにこの時間だから美駆は寝ている。
明日から年末年始休暇だ。


「えっ!?お、お義母さん??」

居間に入ると驚いた。
明日菜のお母さんの美津子さんがいた。

「清彦さんごめんなさいね突然お邪魔して。」

「い、いえ…今日は如何されたんですか?」

「クリスマスに会えなかったから、美駆ちゃんの為にプレゼントを持って来たのよ♪」

「そ、そうでしたか…、わざわざご足労頂いてありがとうございますお義母さん。」

なんか…イヤな感じがする…。
いや…美津子さんの訪問の事じゃなしに霊的な意味合いで…。


「お母さん、今日はもう遅いから泊まって行ってよ♪」
明日菜が笑顔で言った。

「え?そうねえ…。つい話が弾んで遅くなっちゃったけど…、ご迷惑じゃないかしら…?」
美津子さんは、俺を見ながら答える。

「い、いえ!是非泊まって行って下さい!はははっ…。」

俺はそう答えたものの不安を感じていた。
美津子さんはとても良いお義母さんだし、別に嫌な事なんてない。
だが、霊的な意味で危険が………。

そこまで考えた時突然背筋に寒気が走り、俺の心の中の不安が雲散霧消した!

???
俺は一体何を考えていたんだ!?

美津子さんみたいな美人の宿泊を拒もうだなんて…40代だがまだまだ現役の女体を持つ
お義母さんが、我が種田家に宿泊したいと言ってるんだから大歓迎せねば!!

「じゃあ決まりね!三人でご飯食べましょ♪」
明日菜が食事の支度の為に台所に向かって行った。

俺は明日菜の嬉しそうな声を聴きながら、美津子さんの胸を見つめて生唾を飲み込んだ…。


久しぶりに見た美津子ちゃん・・・おっと、美津子さんじゃった。
美津子さんは実に美味しそうだ♪

お義母さんを見て俺はそう思った。


俺と明日菜と美津子さんは、少し遅い夕食を摂り始めた。
三人でおかずを摘まみつつ酒を飲みながら、楽しくおしゃべりをする。

何か何時もより体が火照るような気がするが…、多分気のせいだ。

そんな事を考えていると、顔を赤らめた美津子さんが言った。

「清彦さん…、最近この子(明日菜の事)との夜の生活の方はどうなの♥」

ヴぁ!?

な、なにを言い出すんだ??
あの優しくて理想の母親といった風の美津子さんがこんな猥談を持ちかけるなんて…。
何かがおかし…ごっわぇっ!?

ふう……、オカシイのは俺の脳みその方だったっ!!
娘を気遣う母親として、極めて正常な質問だ!
な~んにも変な事などない!♪

「安心して下さいお義母さん!二人目を仕込む為に近頃は毎晩、明日菜の股間にブチ込みまくってます!がははっ!」
俺は自信を持って答えた。

「ほんと?良いわね明日菜…。こんな若くて猛々しい清彦さんの子種をぶち込んでもらえて…お母さん嫉妬しちゃうわ…。」

美津子さんは、羨望のこもった視線で俺の股間を見ている。

お義母さん…。
いや…美津子、何ていじらしい女なんだ!



「もう!お母さんも清彦も何を言っているのよ! (////)」
明日菜がそう言っているが怒っているのではなく、顔の染まり方から恥ずかしがっているというか照れ隠しのようだ。

夕食が済み、片付けも終わると風呂に入る事にした。
明日菜は美駆と一緒に済ませたそうだ。


風呂場に入った俺は、熱いシャワーを浴びて何とか平静を取り戻そうとしていた…。

しかし、俺の理性とは裏腹に股間のジュニアが大きく膨らんで、ビッグマグナムになっている…。

それにしても、美津子さんは何で俺と明日菜の性生活の事なんて聴いて来たんだろうか??
やっぱり明日菜のお腹に二人目が出来るのをを心待ちにしているのかもしれないな…。

バタン…。

そんな事を考えているとドアが開く音がした。
脱衣所に誰かが入って来たようだ。

誰か?と、いっても明日菜に決まっている。

俺は風呂場の、曇りガラス戸越しに見える人影に話し掛けた。

「明日菜どうかしたの?」

一瞬の間を置いて返事が返って来た。

「……入るわね清彦さん。」

!?

こ、この声は!?


ガラス戸が開かれる…。

脱衣所に立っていたのは明日菜ではなく…、美津子さんだった…。
しかも、美津子さんは一糸も纏わない生まれた時のままの姿だ。

「お、お義母さん!?い、いったい如何したんですかっ???」
俺は、思わず裏返った声で美津子さんに聞いた。

「清彦さん…。お願い…抱いて欲しいの…。」

「ヴえっっ!!??」

「私…、清彦さんに出会った時から清彦さんの事が…。今まで我慢してたけどもう…ダメだわ…。
明日菜に二人目が出来たら、私…本当にお婆ちゃんになっちゃうわ…。そうなる前に、清彦さんに抱いてもらいたいの…お願い…。」

俺は混乱しながらも何とか答えた。

「お、お義母さん!??い、いや…でも、ぼく達はそういう関係になるわけには…、い、いや!嫌なのではなくあれが、
こういう…って言うか……。」

美津子さんは目に涙を浮かべながら言った。

「ごめんなさい…。こんなオバさんなんて抱けないわよね…。」



!!

そのいじらしい振る舞いを見て俺のマグナムに力がみなぎり、俺の睾丸の中の種田家の種が
この女…、いや牝の胎の中に潜り込みたいと訴えかけて来た気がした。

俺は…今までの自分の狼狽ぶりがウソの様に冷静に言った。

「分かった美津子…。お前は俺のものだ。」

俺は美津子の肢体を抱き上げて、そのまま二人で湯船の中に入った。


湯船の中で、仁王立ちした俺の目の前で美津子は跪いている。

美津子は、ビンビンに勃起している俺の股間の益荒男に頬ずりをしながら言った。
「あぁん…♥なんて素敵なの…。明日菜は毎日清彦さんのコレを突き刺して貰ってるなんて…明日菜ばっかりずるい……。」

「…………。」
俺は、そんないじらしい美津子の頭を無言で撫でる…。

「このタマタマの中で美駆ちゃんが作られてそれが明日菜の子宮に入って、明日菜を孕ませてくれたのね…。」
美津子は、聖遺物を扱うような手つきで俺の玉袋を触りながらさらに言った。

「美駆ちゃんの弟か妹も…、こうしてる今、この袋の中で明日菜のお腹に入り込むのを待っているのかしら…?」

俺はそんな美津子に言った。
「おまえが望むのなら、美駆の兄弟はお前が孕んでも良いんだぞ💛」

美津子は驚いたように俺の顔を見上げると、顔を真っ赤に染めて恥じらいだ。









何といじらしいっ!!その可愛らしい態度に俺の腹は決まった。



「この逞しいモノを私のここに突っ込んでくれるのかしら?」
美津子さんはちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべて俺をマットの上に誘い寝そべさせると俺の息子を右手でギュッと絶妙な力加減で掴み、左手で俺の胸を撫でまわす。
そしてなんと美津子さんの柔らかな巨乳を俺の腹の上に載せたのだ!

柔らかく温かなマシュマロおっぱいの感覚が加わり息子もビクビクとより膨張して固くなる。

それを見て美津子さんは嬉しそうにし、そこでハッと何か思い付いたようだ。
「どうせなら親子丼じゃ ♥」
美津子さんがそう呟いたと同時に俺はこの状態がおかしいと急に冷静になって判断した。
自分でさっき言ってなんだがお義母さんの美津子さんを俺の女だ!なんて何で言っちまったんだ?
いや、あの時は本気でそう思ったんだけど。(汗)

まさか爺ちゃんが・・・いや、それしか考えられない。
と気持ち良い快感が思考を遮断する。
お義母さんの美津子さんが更にスコスコと俺の息子を!
このクソ爺いは間違いない。お義母さんに乗り移っている!

止めさせようとした瞬間、扉が勢いよく開き 明日菜が入ってきた!

マズイ! これはどう弁解すれば!?


パニックになりながらもなんとか打開するべく思考をフル回転させる!


・・・ダメだ。
どう考えても言い訳になるしお義母さんと裸で抱き合っている状態が全てを雄弁に物語っている!

離婚の二文字が頭をよぎる・・・。
終わった・・・。

だがそんな俺の葛藤や心配をよそに明日菜は満面の笑みで入ってくると
「お母さんずるい!子作りするなら私も呼んでよ💛」


「ジジー―!!いい加減にやめろんごっ!?」

明日菜の体を乗っ取ったジジイを怒鳴りつけようとした途端に、全身が痺れて身動きが取れなくなった。
洗い場で崩れ落ちる俺の体を、お義母さんの美津子さんが抱き抱えてくれた。

「どう?お母さん?私の兄弟ちゃんと孕めそう?種は仕込んでもらえたの??」

「うふふ…ちょうど今、子種汁を頂く所だったのよ♪明日菜…お母さんが種付けされる所を見たいの?♥」

「わ~~♥観たい♪観たい♪」

全身が麻痺して身動きが取れない俺を差し置いて、俺の妻の明日菜とお義母さんの美津子さんが不穏な会話をしている。
そして今気が付いたが、何故か全身が麻痺している中でチン○だけは激しく勃起している…。

美津子さんは俺の体を洗い場の床に横たえると、俺の体を跨いでしゃがみ込み勃起している俺のチン○を
手で掴み、自分の股間に狙いを定めた。

…そして次の瞬間、美津子さんは俺の腰の上に完全に座り込んだ。

ズブリ…。

俺のチン○が温かい肉壁を掻き分けながら突き進むの感じた…。


「おふう……、やっぱり凄いわ…清坊さんのチンポコ…。」
美津子さんは自分の下腹部を撫でながら言った。

「うふふ当然よお母さん♪私のお腹に美駆を孕ませてくれた名器……、もとい名棒なんだから♥」
明日菜が言った。

美津子さんは膣に力を入れて、俺のジュニアを絞めあげながら会話を続けている。

「でも、ちょっと申し訳ないわね…。清坊さんの精子も明日菜の子宮の中で育ちたいと思ってるかも知れないのに…。」

「心配しないでよお母さん!私の胎にはもうったっぷりぶち込んで貰ったの♥」

明日菜は笑顔を浮かべながら自分の腹を手で触っている。

「そう?それじゃ遠慮なく清坊さんの種汁を下の口で飲み込むわね♥」


そう言うと美津子さんは、俺の胸に手をついて自らの腰をグラインドさせ始めた…。


「や、やめろ・・・くぅ♪」
必死になってクソ爺いにやめるように言うがもちろん全く聞く耳を持たず、逆に俺が洩らす快感からの喘ぎ声に
「これが気持ち良いのね ♥」とか言ってソコを重点的に攻めて来る始末!

射精だけは絶対してはいけないが、どんなに我慢してもダメだ。射精は時間の問題だ!
いったいどうすれば・・・。

だが仰向けで上に跨がられた状態では・・・。
せめて身体の位置が逆だったら・・・。

!Σ( ̄□ ̄;)身体が逆!

そうか!
この方法なら・・・


「あふっ ♪ じ、爺ちゃん、み、美津子さんの身体は、、、き、気持ち良い?」
「おぅ ♥ 最高じゃ ♥」
「い、いいな ♪ 俺も美津子さんの身体で快感を体験したい ♪ 」
楽しそうに、羨ましそうに言う。
くっ!
その間も我慢しないと射精してしまいそうになる。
「おっ ♪ 清坊もようやくわかってきたか。美津子さんの身体もワシの魂に馴染んだから清坊の魂もすんなり入るじゃろ。
美津子ちゃんになるか?」
「うん!爺ちゃん・・・お願い!」
美津子さんの身体のクソ爺が嬉しそうにコクリと頷くと一瞬意識が飛びそうになり、直後に下腹部に男の快感とは種類が違う感覚の快感が!
下腹部を中心に全身が痺れるような熱いようなとてつもない快感が俺を支配しかける。
このままその快感をより多く味わいたいという欲求をなんとか抑え状況を確認する。
見下ろせば大きなおっぱいとその先に気持ち良さそうな俺の顔があった!
せ、成功だ。そして次にやることは・・・。

俺の身体すまん!
後で戻ったら激痛が待ち受けているのはわかっているが、これしかこの状態を止める方法がないんだ!

俺はもっと味わいたい誘惑を鋼鉄の意志で振り切り、立ち上がりながらアソコからムスコを引き抜くとギンギンになって正に射精寸前のムスコを美津子さんの脚で力一杯踏みつけた!


声にならない悲鳴を上げ、俺の身体の爺は一瞬で悶絶、気絶した。
もちろん魂の半分を入れて支配していた明日菜の身体の爺も一緒に。
俺は倒れかけた明日菜を受け止め、そっと俺の本体である身体に重なるようにした。

「ハァハァ・・なんとか成功したな。って足の裏がベタベタだ」
そう。俺のムスコを踏みつけたと同時に発射寸前だった精液がドビュッと凄い勢いと量が美津子さんの足の裏に放たれていた。
危ないところだった。
あと1分、いや。30秒遅かったら俺はお義母さんの中に放ってしまっただろう。

俺は急いで熱いシャワーと石鹸で足の裏を洗い流すとタオルで濡れた身体を手早く拭き上げ、脱衣場で美津子さんの服を着た。
ちょうどそのタイミングで、クソ爺いの魂が気絶した事で本物の明日菜が意識を取り戻した。

「きゃぁぁぁぁ!大変!清彦さん!」



俺はお義母さんに成りきって、悲鳴を聞いて駆けつけた母親の演技をした。
「明日菜、どうしたの?」
役者じゃないからセリフが棒読みだし下手だったが目の前で倒れていた俺が気絶した事に対処していた明日菜はそれに気づいた様子はなかった。
「お母さん大変!清彦さんがお風呂に入っていたら私も急に一緒に入りたくなって・・・で急いでお風呂に入ったんだけど
慌ててお風呂場に入ったせいで清彦さんを踏んじゃって・・・それがちょうど清彦さんの急所だったの・・・。命に別条はないけど呼吸の乱れに心拍数も動悸も激しいし意識がないわ。安静にしていればもうしばらくすれば目覚めると思うけど」
さすが元看護師。
判断も処置も完璧だ。
爺いが意識を取り戻したら即座に戻されるんだろうな。
悶絶して気を失うくらいの激痛が少しでもその時には治まっているといいけど・・・。
「とにんくお風呂場で寝かせているのは良くないわ。ベッドに運ぶの手伝って」
お義母さんになっている俺と明日菜で寝室に運び込んだ。
俺の身体を看病する明日菜に後を任せ、俺は疼く身体をなんとかなだめた。
トイレに行って自慰で解消する事も考えたが、やはりお義母さんの美津子さんに悪く思ったしなにより明日菜を裏切りたくなかった。


疲れた…。
なにもかも一切合切バカジジイのせいだ…。

美津子さんの肉体の中で途方に暮れた俺はこのまま寝てしまう事にした。
流石に、美津子さんの実の娘である明日菜を誤魔化し続けるのは難しいからだ。

それにもまして疲れた…休みたい…。
どうせジジイが俺の体で意識を取り戻したら俺を元に戻して、明日菜の肉体の中に帰るだろうから大丈夫だろう…。

寝室で俺の体を看病している明日菜に断りをいれて、俺は美津子さんの為の布団が用意されている客間で寝る事にした。

「ごめんねお母さん…。折角泊まってくれるのに、こんな事になって…。」
……。
明日菜の言葉が耳に痛い…だが仕方ない…。


客間の布団に入ろうとした所で、襖が開くのを感じて振り返った。
そこにいたのは俺の娘の美駆だった。

「美駆どうしt…、ど、どうしたの美駆ちゃん?」

あぶない…俺の体は今、美駆の祖母の美津子さんだったんだった…。

「おばあちゃん…。ミクこわい夢をみたの…いっしょにねてもイイ…?」

その可愛らしい仕草に、いつも以上に胸がときめくのを感じた。
多分、美津子さんの肉体の母性本能のためだと思った。

「いいz…い、いいわよ!お婆ちゃんと一緒に寝ましょうか。」


「ありがとう!おばあちゃん♪」

布団の中に潜り込んで来た美駆と向かい合って俺は横になった。
俺は美駆の頭を優しく撫でて、美駆は俺の胸に…乳房に顔をうずめた。

とてもリラックスした気分になった俺は、意識を手放した……。
.
.
.

美津子(清彦)が寝息をたて始めると、美駆が言った。

「おばあちゃん?おきてる?」

「………。」

美駆は祖母の乳房を小さな指で突きながら更に言った。
「わしのバカ孫の清坊お婆ちゃん…起きてる?」

「………。」

「寝たな♪」
美駆はニタリと笑うと、美津子(清彦)を起こさない様に布団から這い出て部屋から出て行った。


…15分程後に美駆は、美津子(清彦)が眠る部屋に戻って来た。
美駆の手には何故か『注射針の付いていない注射器』が握られており、注射器には『ネットリとした白い液体』が納まっている…。

美駆は祖母を起こさない様に布団に潜り込む。
ぐっすりと眠っている美津子のズボンを脱がせてショーツを引っ張って局部を露出させると慎重にゆっくりと、
かつて自身の母親が産まれて来た祖母の割れ目に注射器を挿し込んだ。

「う、う…ん…。」
美津子(清彦)が僅かに声を漏らすが…起きない。

それを確認した美駆は、注射器のポンプを押し込んで『ネットリとした白い液体』を祖母の膣内に送り込んだ…。

美駆は注射器の中身が空になったのを確認すると、祖母の身なりを整えて注射器を部屋の隅に置いてある棚の後ろに
放り込んで証拠の隠滅を計った。

その後、美駆は実に嬉しそうな笑みを浮かべながら、大好きなお婆ちゃんと眠りについたのだった。
















少し痛む感覚で目覚めると俺の隣で明日菜が寄り添うように眠っていた。
手元の目覚まし時計の時刻は午前3時。
確かに痛いがこれなら出勤に支障はないだろう。
「清彦、痛みは?」
時計を見ようと身動ぎした事で明日菜を起こしてしまったようだ。
「大丈夫だよ。痛みはほとんどない」
「ごめんなさい。わたしが・・・ん ♥」
謝る明日菜の言葉をキスで止める。
悪いのは明日菜とお義母さんの美津子さんに分身憑依して二人になって悪さした爺ちゃんだ。
「もう大丈夫だからね」
眠気が俺を再び眠りに誘い、俺は眠ってしまった。
明日菜もその様子を見て安心して眠った。

だが翌朝、俺が目覚めた身体は俺の身体じゃなかった。
「行ってきます」
爺ちゃんは俺の身体で会社に行ってしまったのだ。


俺は美駆にされていた。

ジジイが俺の体を奪って会社に行く時は、仕事の後にソープランドに行くためだ。
本人曰く、『女体(明日菜の体)での主婦業の激務を休むためのささやかな息抜き』…らしい。

エロくそじじいめ…明日菜の肉体を乗っ取っておいてなんて言いぐさだ…。

俺は側にあった手鏡を手にすると、鏡面を覗き込んだ。

鏡には幼い娘の顔が映しだされる。
明日菜譲りの目鼻立ちの整った顔立ちに、俺譲りの顔の輪郭…。
大人になったら美人になるだろう事を予感させる。

初対面の看護婦さんと出会った途端にセックスして子供を作ってしまうなんてな…。
しかも、意識不明の祖父の病室で…。
俺は美駆を授かった日を…、明日菜との初めてのセックスを思い出して感慨にふけった。

…鏡の中の美駆は幼女らしからぬ何とも言えない表情を浮かべていた。


「明日菜もそそっかしいわね。本当昨夜はびっくりしたわ。清彦さん大丈夫だったの?」
「うぅ。反省しているわよ。清彦さんは大丈夫だって」
明日菜とお義母さんの美津子さんがキッチンで朝食の片付けをしながら会話している。
美津子さんはやはり俺が美津子さんだった時に話した言葉や行動を美津子さん自身がやったと思っているようだ。

ちなみに美駆は冬休みに入っている。


美津子さんが明日菜に聴く。
「ところで明日菜……。二人目は出来そう?」

「えっ!?う、う…ん。」
明日菜は顔を赤らめて頷いた。

「うふふ♪ガンバってるみたいね♥大丈夫よ!明日菜、あなたのお尻は私に似て安産型だもの♪あと二、三人は楽に産めるわよ♪」
そう言うと美津子さんは明日菜のお腹と腰のクビレを撫でた。


「実はね、まだ清彦さんには言ってないけど赤ちゃんできたんじゃないかなって。
明日産婦人科に予約してあるの」
「まぁ♪ そうだったの。幸三さんに知らせてあげなきゃ♪」
「ちょっとお母さん、気が早いわよ。まだ確実じゃないんだし。検査結果が出たら連絡するわ」
「楽しみね」
そんな会話を聞き、俺はビックリした。
思わず明日菜に詳しく聞きたかったが今の俺は美駆だ。
それに検査結果が出るまではまだはっきりとわからないもんな。
でも俺はひょっとしたら二人目の子供ができたんじゃないかって思うと仕事頑張らないとなって思うのと、嬉しい気持ちでいっぱいになった。

まさか俺が母娘の会話に聞き耳をたてていたとは思っていなかった美津子さんが居間に来て嬉しそうにしている俺を見て
「美駆ちゃん、何か嬉しいそうね。良いことあった?」
俺はとびっきりの笑顔で元気よく「うん♪」と答えた。


「ママ――!!」
感極まった俺は明日菜の足に抱き付いた。

「あら♪どうしたの美駆?」
明日菜は美駆の体の俺を抱き上げて抱っこをしながらいった。

俺は美駆のフリをしながら聞いてみた。

「ママ、美駆お姉ちゃんになるの?赤ちゃん出来たの??」

「まあ…、今の話聞いてたの!?…うふふ♪まだ判らないんだけど、もしかすると赤ちゃんがママのお腹の中に来てくれたのかもしれないのよ♥」

「ママ大好き!」
俺は明日菜の柔らかな乳房に顔を埋めながら言った。


美駆の体では何をする事も出来ないので、美駆の振りをし続けるしかなかった。

美津子さんはお昼過ぎに帰り、その後はママと…明日菜と二人きりでマッタリと過ごした。
悪霊ジジイがいないと思うと非常に安心できた。
自分の本体が心配だったが、その点はあまり考えない様にする事にした…。

夜になった。

「美駆、パパはお仕事で遅くなるって電話があったから二人で晩ご飯を食べましょ♪」

呼び出し音が鳴った電話に出た明日菜が、通話が終わるとそう言った。

「は、は~い!…。」

ちきしょう!やっぱ風俗でパコパコする気だな!
馬車馬の様にコキ使われる可哀想な俺の体…うう……。

その後、明日菜に風呂に入れられた俺は、俺の体の爺ちゃんが帰って来るのを待つつもりだったがどうにも眠い…。
明日菜は明日産婦人科に行くと言ってたがどうなるだろう?

ウトウトしながらそんな事を考えていたが…、幼い体の美駆の睡魔には抗えずに俺は眠ってしまったのだった。
オリジナルの投稿を尊重するため、書き換え修正等は行っておりません。
ご了承下さいませ。
たちは板より
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