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続・憑依霊になった爺ちゃん3

2015/04/29 17:44:35
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!caution!
ダークなストーリーです。
苦手な方はご注意ください。
























女性登場人物

#種田明日菜…28歳・主人公の祖父が入院する病院の看護婦だった。祖父霊のメインボディ。
#祖父霊に憑依され娘を出産、現在一児の母。看護師の仕事を離職中。
#種田美駆…もうすぐ4歳になる主人公と明日菜の娘。
#青山美津子…明日菜の母親、美駆の祖母。美人で年齢の割にとても若々しい。


#楠木双葉…32歳・主人公の自宅の向かいの家に住んでいる人妻で夫が原因の不妊に
#悩んでいたが、現在一児の母。
#楠木彩葉…4歳・実は主人公の娘。本人も母親の双葉もその事に気が付いていない。

#佐伯若葉…主人公宅の近所に住んでいる高校生の女の子。祖父霊の新たなひ孫作りターゲットの一人。
#佐伯園子…若葉の母親。祖父霊の新たなひ孫作りターゲットの一人。


#小林先生…美駆が通う幼稚園の先生。
























美駆の体では何をする事も出来ないので、美駆の振りをし続けるしかなかった。

美津子さんはお昼過ぎに帰り、その後はママと…明日菜と二人きりでマッタリと過ごした。
悪霊ジジイがいないと思うと非常に安心できた。
自分の本体が心配だったが、その点はあまり考えない様にする事にした…。

夜になった。

「美駆、パパはお仕事で遅くなるって電話があったから二人で晩ご飯を食べましょ♪」

呼び出し音が鳴った電話に出た明日菜が、通話が終わるとそう言った。

「は、は~い!…。」

ちきしょう!やっぱ風俗でパコパコする気だな!
馬車馬の様にコキ使われる可哀想な俺の体…うう……。

その後、明日菜に風呂に入れられた俺は、俺の体の爺ちゃんが帰って来るのを待つつもりだったがどうにも眠い…。
明日菜は明日産婦人科に行くと言ってたがどうなるだろう?

ウトウトしながらそんな事を考えていたが…、幼い体の美駆の睡魔には抗えずに俺は眠ってしまったのだった。


まぁあのクソ爺いに感謝することもあった。
美駆として、娘として今日一日真近で本物の明日菜の母親ぶりをしっかり見るだけでなく体験できたのだから。
明日菜は妻として、母親として最高の女性だなと改めて、いや。ますます惚れた。
おやすみ。明日菜・・・zzz



次の日、目が覚めると俺はまだ美駆のままだった。
あ、あれ?爺ちゃんの奴なんで戻さなかったんだ?

俺は布団から出て明日菜の所に行った。

「あす…マ、ママ!パパはどうしたの??」

「あら?うふふ…♪美駆ったらお寝坊さんね。パパは今さっきお仕事に行ったわよ♪」

「そ、そう……。」

信じられん…。
二日2レンチャンで風俗に行く気なのか?死んだ父さんから聴いた話だと、爺ちゃんは若い頃に一週間連続で
風俗と愛人の所にしけこんだ事があったと言っていたが…。
あれは俺の体だぞ!?そんな無茶してぶっ倒れたらどうする!??

「美駆どうしたの恐い顔して?」

「えっ!う、ううん!何でもないよママ♪」
俺は何とか美駆らしい笑みを浮かべながら言った。

「さあ、朝ごはんを食べましょう♪今日はママお医者さんに行くから、食べたら直ぐお洋服に着替えてね。」

「は、は~い…。」

こうして朝食を食べ終わると、美駆の体の俺は明日菜に連れられて家を出た。


産婦人科の医院に着いた。
ここは明日菜が美駆を産んだ医院だ。

「うふふ、美駆はここで産まれたのよ♪でも、憶えてないわよね。」
明日菜が美駆(俺)に言った。

「えっ!?う、うん、ミクわかんなーい。」


…全部憶えてます。


「ママはね。美駆に会いたくって痛かったけど頑張って美駆を産んだのよ♪」

「あ!ありがと!マ、ママだいすき!」

出産前日の明日菜を思い出してみた。


「うー…、流石はワシのひ孫…清坊の子種じゃ。こんなにデカくなるとわのう…。」
明日菜は大きく膨らんだ自分のお腹をさすりながら言った。

「清坊!父親としてしっかりとするんじゃぞ!ワシも日本男児として、この新しいワシの体(明日菜)で
母親をするからのう!」



思い出さなきゃ良かった…。

医院に入ると明日菜は受付で診察の手続きをして、美駆の体の俺は託児室に預けられて待つ事になった



しかし明日菜の記憶だと出産の記憶はそうなっているのか。
爺ちゃんが改変したんだな。
俺が見た記憶は、明日菜の身体の爺ちゃんが前面に出ていて
『ぎゃあああああああーーーー!!!股が裂けるーーーー!!!』
分娩室に響き渡る絶叫。
産科医が声を掛ける。
『種田さん!頭が見えましたよ!もっとリキんでっ!!』
『ぬおおおぉぉーー!!日本男児の意地じゅわあああぁぁーー!!』



そして…、明日菜(爺ちゃん)の中から俺の初めての子供美駆が産まれたのだ…。
『おぎゃぁ!おぎゃぁ!おぎゃぁ!…』



元気に産声をあげた美駆に俺は嬉しくて涙ぐんだし、我が子を見つめる明日菜(爺ちゃん)は優しい眼差しをしていた。

そして今は俺がその美駆になっている。
可愛い愛娘になっていると思うとちょっと複雑な心境だ。



色々な事を考えながら託児室で明日菜が戻ってくるのを待った。

積木で遊ぶフリをしながら待っているのだが…心理的にちょっとつらい…
なんというかソワソワする…。

壁に掛かっている時計をチラチラ見ながら遊ぶフリをしていると、託児室の保母さんが俺に声をかけて来た。

「まあ!時計が読めるの?お利口さんね~~。」

「えっ!?え、え~~ミクわかんな~い。」
やべー!ボロが出る前に帰って来てママ!いや、明日菜!

…その後、明日菜が戻って来た。
その顔は、何か嬉しそうだ。

「ふふ、美駆お待たせ。ママと向こうでお話しましょ♪」

俺は明日菜に連れられて待合室のソファーに座った。

「美駆………あのね、ママのお腹の中にね…赤ちゃんが来てくれたのよ♪」

明日菜が優しい眼をしながら、自分のお腹を擦りつつそう言った。


やったぁ~♪と同時にやはり!と確信もあった。
何故かというと先週の美駆の幼稚園に冬休み直前、あの牡蠣鍋の日の風呂場で
俺は爺ちゃんにより明日菜の身体に憑依させられたりしたが、あの時 不思議な体験をしていたのだ。
温かな、全身を包まれている感覚。
あれはきっと胎内の赤ちゃんに俺は憑依したんじゃないかと思ったのだ。


「やったぁ~♪」
思わず声を出していた。

「あらあら♪」
明日菜はニコニコと微笑んでいる。

俺は凄く嬉しかったが…念の為心の中の懸念を明日菜に聴いてみる事にした。

「あの…、ママも赤ちゃんが出来てうれしいの?ミクがママのお腹にいた時もうれしかった??」

「もちろんよ♪美駆がママのお腹の中に来てくれた時も、ママすっごく嬉しかったんだから♫」

…喜んでくれているようで良かった。
じじいの野望と色欲の為に、その肉体を乗っ取られ俺の子を身籠らされている明日菜だが
俺との間に出来た子供たちを愛してくれているのだ。


その後、夕食の買い物をしてから帰路についた。

美駆として明日菜の隣を歩いていて、視線を上げて明日菜を見てみた。

今の俺の体(美駆)を産んでくれた明日菜…。
そのお腹はまだぺったんこだが、あの中で再び俺の子供が育ちつつあるんだ。
もし、爺ちゃんが明日菜に憑依しなかったらこの子達は存在する事はなかった訳で…。

明日菜に対しては、爺ちゃんに肉体を奪われて申し訳ないという気持ち…。
俺の子を産んでくれた感謝の気持ち…。
そして、明日菜に対する俺の感情が混ざり合って複雑で不思議な気分になった。

家に帰ると夕食のしたくをして、俺と明日菜は俺の体(in爺)が帰宅するのを待った。














「貴方、今日は伝えたい事があるから早く帰ってきてね ♥」

明日菜が幸せそうにそうメールしたら、会社からどこにも寄り道しないで速攻で帰って来た!
明日菜から第二子がお腹にできた事を知らされた爺ちゃんときたら、もの凄い喜びようで明日菜を抱き上げクルクルと回ったくらいだ!

ああ、本当は俺がやりたかったのに!



「流石はワシのから…俺の女だ!もう孕んだか♪今度もデカい赤ん坊を産むぞi……産んでくれよっ♪」

「も、もう清彦ったら……♥さ、ご飯にしましょ♪」

「おうっ!ワs…俺が腹の中のひ孫のためにしっかりと食いまくっちゃるから安心せい♥」

そう言うと俺の体のジジイは、抱き上げていた明日菜を床に降ろし…その直後に床に崩れ落ちるようにぶっ倒れた。

「え…?きゃあっ!?き、きよひ……ひいっっっ!!??…………ふうっ、さあメシじゃ!メシじゃ!胎の子の為に喰うぞいっ!!」

そう言うと明日菜は何故か服を脱ぎ捨てて全裸になった。



そして明日菜は、食卓の何時も爺ちゃんが座っていた位置にあぐらをかいて『ドカリ』と座り込み
猛烈な勢いで用意してあった夕食を食べ始めた。
ぶっ倒れた俺の体と、美駆の体の俺をまるっきり無視して…。


僅かな時間で食事を平らげると、明日菜は自分の腹を撫でながら言った。

「げぇっぷ!う~喰った!喰った!満腹じゃわい♪」

「おい!じじいっ!!いくら暖房が効いてるからって裸になってんじゃねえっ!!
お腹の子に障ったらどうすんだボケ!!」

「心配性じゃの~~~?パパがあんな事言っとるぞぅ?」
明日菜は自分のお腹に語りかけながら、自分の腹をベン!ベン!…と、叩いた。

「じ、じじいぃぃーーー!!?」

「この程度で、種田家の赤ん坊は流れんわい♪モウマンタイじゃ♥」


「あ、でも少し寒いかの。これは清坊に温めてもらおうかの」
気付けば俺は突っ伏していた。
このクソ爺め!


明日菜(老いぼれ)は、俺が抜けた事で意識を失った美駆を優しくソファーに横たえて毛布をかけた。
そして、改めて俺の方を向いて来て言った。

「ワシらの愛の結晶の赤んぼの為に、ワシの乳をバキュ~ム♥してくれ清坊♥母乳の出を良くするためじゃ♪」
明日菜は自分の乳房の突起を指で弄んでいる。

「………。」

「あっ!それとも久しぶりにパイずりをして欲しいのかのう?二人目も見事に孕ませてくれた事だし…。」
そう言いつつ自分の下腹部から性器にかけてを撫で擦る。産婦人科で見せた優しい撫で方ではなく、エロオヤジみたいな手付きだ…。

「清坊のマラも労ってやらんとのう…でゅふふっ♥」
明日菜は、そんな事を言いながら俺に近づいて来た。

拒絶して説教をして命の尊さを解らせてやるか…。
あるいは『体』で解らせてやるか…。
このままベッドに逃げ込んでふて寝こくか…。

どうしよう…。








拒絶して説教をして命の尊さをわからせてやろう!

俺は明日菜の身体の爺ちゃんに服を着させてからベッドの上で説教を始めた。
最初は俺の怒りに愁傷に聞いていた爺ちゃんだったが、俺の怒りが落ち着いたタイミングでもう我慢できない!って感じで抱きつくと
キスの雨を降らしてきた!
「説教は終了じゃな。なら次はお楽しみタイムじゃ ♥」
数日ぶりの自分の身体。
柔らかくいい匂いのする明日菜の身体。
お腹の子の子とがあるから挿入は無しだけど、それ以外なら・・・。

俺は明日菜の胸に顔を埋め、その感触を堪能してからぷっくりと勃った乳首を咥えた。


唇で明日菜の乳首をしっかりと捉えて舌で舐めまわす。

「あぁん……上達したのう清坊♥」

明日菜(ウーパール―パー)は、自分の乳房にむしゃぶり付く俺の頭を撫でながら身悶えした。

ちきしょう…可哀想な明日菜…。
肉体と人生を乗っ取られて俺の子を孕まされてしまって…、しかも二人も…。
乳首の色だって桃色だったのに、出産して美駆に母乳を与えた為に今では薄らとしたベージュ色だ…。

俺は、明日菜の乳首を前歯で優しく噛んだ。

「ひゃうんっ!?フェイントとはやるのう!種田家の女手籠め術をいつ覚えたんじゃ♪」

明日菜(フェイスハガー爺)は、そんな事を言っていやがる…。
死んだお前の息子(俺の父)は母さん一筋だったろうが!?そんな得体の知れない秘術は伝承しとらんわボケ!!

「また乳が出るようなったら、清坊にも飲ませてやるからのう♥美駆の時は清坊が怒ると思って、隠れてコップに搾って
自分で飲んどったんじゃよ♥うふふ…♪」

明日菜(ボケ)は可愛らしくペロリと舌なめずりをした。

じ、じじいぃぃーー!??

「若い母親の乳は活力の源じゃ♪!ワシも若い頃は良く飲んじょった♥…しかし、今は自分が乳を出せるから、
今流行りの『自撮り』ならぬ『自乳』じゃな!うふふふっ♥」








もう一度、説教をしてやろうか…。
どうするか…。
俺は明日菜の乳房に顔を埋めながら考えた。


馬耳東風。
馬の耳に念仏。
馬蔵に説教!
さっきあれだけ説教したのに全くわかっていない!
反省していたように見えたのも、俺の説教を早く終わらせる為のフリだったようだ!

一緒にこの寄生虫爺を喜ばすのは癪に障るが、明日菜の身体を愛撫すれば本物の明日菜には俺と愛し合って気持ち良かった記憶が残るのだ。
俺は出来る限り、寄生虫爺の事を忘れて(寄生虫爺の戯言に耳を貸さないように)愛撫を再開した。


俺は無心に明日菜の乳房を愛撫した。

「くぅぅ♥効く~~っっ♪」
明日菜はマッサージされた老人の様なセリフを言った。

それと同時に挿入していないが互いに触れ合っている性器から、明日菜が分泌した愛液の湿り気が感じられた…。

「流石はワシの孫じゃ♪よし、褒美をしてやるわいっ♫」

そう言うと明日菜は、俺の股間部分にするりと移動した。
何時も思うが、ゴキブリみたいな素早さだ…。

そして徐に自分の乳房で俺の勃起チ○コを挟むと、パイずりを開始した…。

「どうじゃ?やっぱパイずりは男の夢じゃろう♪この体を選んだ理由は、安産型のケツが一番の理由なんじゃが…。」

そう言いつつ明日菜は、乳房で包み込んでいる俺のチ○コに潤滑液代わりに唾を吐き掛けた。

「母乳の出の良さを予感させた、このパイオツも決め手の一つじゃったんじゃよ♥うへへ♪」


今身体を動かしているのは馬鹿爺でも、身体は明日菜。
明日菜の巨乳の感触は最高だ!


明日菜の美巨乳の感触に俺は限界に達してしまった。

「うああぁぁぁ…。」
情けない声を出して射精してしまった。

明日菜(しで虫)は、一滴残らず俺の精液を口で受け止め、ゴクリと飲み込んだ。

「ぷはぁ~…喉に引っかかる濃密なマラ汁!流石ワシのひ孫汁じゃわい♪口から飲み込めば胎の中の子の
滋養になるから無駄な事なしじゃな!のう清坊…♪」

明日菜(エキノコックス爺)は、自分の乳房の下…胃が収まっているあたりをの撫で擦りながら言った。


こうして種田家の年末は嵐の様に過ぎ去り、新しい年を迎えた。
しかも、ジジイの目論み通りに新しい命が明日菜のお腹に宿った状態で…。

明日菜が孕んだ事で他の女性たちに害が及ばないか心配だが…
ともかく俺は、妻である明日菜と子供達を大切にしようと改めて心に誓ったのだった。










正月は平穏に過ぎた。
異様なほどに。

明日菜の実家に挨拶に行き、二人目が出来た事を報告した。
お義父さんもお義母さんもとても喜んでいた。
…ただ、お義母さんの美津子さんが俺を見る目に、何か違和感を憶えたが…
気のせいだろう。うん、そうだ。

通りがかりに会った時に、若葉ちゃんにも明日菜の懐妊を伝えた。
凄く喜んでくれた。
一緒にいた明日菜は優しく微笑んでいたが…妙に大人しかったのが気になる……。
気のせいだろう。うん、そうだ。

お隣の楠木双葉さんにも明日菜の懐妊を伝えた。
というか、美駆が彩葉ちゃんに言ってしまい、彩葉ちゃんから双葉さんに伝わったのだが。
彩葉ちゃんが「うちのママにも赤ちゃん出来ないかな。」…なんて言っていた。
その時、美駆が妙にイヤらしい笑みを浮かべていた気がするが…
気のせいだろう。うん、そうだ。


まぁ平穏な正月と言っても寄生虫爺がずっと大人しくしていた訳じゃなかったけど。
初詣は明日菜は着物を着た。
明日菜の着物姿は毎年とはいえやはり艶やかで旦那の俺としては一緒に歩くのが誇らしくある。
それは素晴らしい事だし良い事なのだが・・・帰宅すると寄生虫爺が明日菜の意識を眠らせて出てきやがった。
「どうじゃ!ワシの姿は最高じゃろ ♪ 」
明日菜本人なら絶対しない着崩した格好を俺に見せる寄生虫爺。
爺じゃない!
明日菜の身体が魅力的なんだ!


とはいえ目の保養はできたからちょっとだけ感謝してやろう。


まったく、俺と明日菜の赤ちゃんがお腹に居るから体を冷やすなってのに…。
しかし、まだこの時期の挿入セックスは胎児に悪影響があるという事は理解しているのだけは幸いか…。
まぁ、嬉しかったけど。

…今日は明日菜(ジジイ)が産婦人科に行って来た。

今、明日菜(ジジイ)は美駆にお腹の子供について話している所だ。

「美駆…、これがママのお腹の中に居る赤ちゃんよ♪」
明日菜は、超音波エコー写真がプリントされた紙を美駆に見せている。

「?これがあかちゃんなの??」
美駆は白黒のエコー写真に戸惑っている様だ。

「ふふふ♪赤ちゃんがもっと大きくなったら、形がハッキリとしてくるわ♥」

「ほんと!?はやくおおきくならないかな~♪」
美駆は明日菜(ジジイ)の言葉に顔を綻ばせた。


「うふ♪これも見てみて美駆♥」
明日菜(ジジイ)はもう一枚プリント紙を取り出して美駆に見せた。

ヴっ!?あれは!?


「?これもあかちゃんなの?ママ?」

「うふふ♪これはね…美駆がママのお腹の中に入って居た時の写真なのよ♥」
明日菜(ジジイ)は美駆が胎児だった頃のエコー写真を美駆に見せたのだ。

「えーー!!?ミク、ぜんぜんおぼえてなーい…。」

「みんな赤ちゃんだった時はそうなのよ♥」

「へーそうなんだー。ママもあかちゃんだった時があるの??」

「もちろんよ♥ママはお婆ちゃんのお腹の中から産まれたのよ♥」

…何か不穏な会話になってきた気がする。
俺は、明日菜と美駆の会話の先行きにに不安を覚えた。

「おばーちゃんもママを産んだんだ!ミクが神様におねがいしたらおばーちゃんのお腹にもあかちゃん出来るかな??」

「うふふ……♥どうかしら♥」

やばかった…俺は、あの時(年末)にジジイのせいでお義母さんの美津子さんの膣に中出ししそうに
なった時の事を思い出して背筋が寒くなった。


何しろ美津子さんはテレビや雑誌なんかで取り上げられている よくに言う美魔女なのだ。
実際色々なテレビ局や雑誌から何度も取材の申し込みがあって断るのも大変らしい。
俺だって明日菜の母親だと知っているけど初めて会った時は明日菜のお姉さんかと思ったくらい。
美津子の年齢を知らない人なら20代後半に差し掛かったくらい?と思うだろう。

そんな綺麗な女性が俺を求めてきたのだ。
まぁ実際は寄生虫爺が乗り移っていたからだが。
挿入までいってしまい、本当にあとちょっとで射精寸前だった!
あの時 あの機転を思い付かなかったらヤバかった。
またその後は俺が美津子さんになっていたからな。
あの夜は疼く美津子さんの身体の欲求を必死に我慢して大変だった。


やはり……明日菜の受胎力の高さから考えても、美津子さんの体も相当に受胎力が強いのかもしれないな…。
ジジイが明日菜の体を選んだ理由が良く分かった気がした。
にしても、まったく危ない所だった…。

そう俺が考えている間にも、明日菜(フェイスハガー・ジジイ)は美駆と会話を続けている。

「ママ、それじゃあ赤ちゃんはどこからくるの??」

「うふふふ♥赤ちゃんはね…ママのお股の割れ目から赤ちゃんの精が入って来てね…それが赤ちゃんになるのよ♥」

ぐっ!?
何教えてやがる!??

俺は、自分が子供だった頃に爺ちゃんから『赤ん坊の作り方』を教えられたのを思い出した。
しかも、裏ビデオとエロ本の教材付きで。

その時の爺は…。
「清坊にも毛が生えたら孕ませ甲斐のあるケツのデカい女をワシが用立ててやるからのう!がハハっ♪」
…とか何とか言っていた。

ゔっ!頭が!
思い出したくもないトラウマを思い出してしまい気分が悪くなった。
畜生が!くそっ!


これ以上 外見は母親の明日菜でも中身がエイリアン爺に愛娘が影響されても困る。
「美駆、ちょっとパパとお散歩行こうか」
素直な美駆は俺の言う事を聞いて元気よく「うん♪パパとお散歩行く♪」と返事をすると部屋に走って上着を持ってきた。
「ちょっとそこの公園まで行って来るよ。ついでにスーパーで買い物してくるし、夕食の支度も俺がするから明日菜はゆっくり休んでいて」
インベーダー爺にでなく、明日菜の中で眠らされているであろう本物の明日菜に言っているつもりでそう言った。


「じゃあ、行って来るよ。クソじじ…明日菜!」

「うん、いってらっしゃい♪ちょうど便所に行きたい所だったから気にしないで♥きよぼ…貴方♥♥」

そう言うと明日菜は、形の良い大きなお尻を振りながらトイレに向かった。

そして、何故かトイレの前で立ち止まると…。

『ブリィッッ!!』

…という盛大な放屁をしてからトイレの中へ入って行った…。

ド畜生が…。
綺麗な明日菜のお尻から何を出してやがるんだ…。

「パパ!はやくいこ♪」

俺は、ウキウキとした様子の美駆を連れて家を出た。













・・・筈だったんだが・・・。

美駆と玄関を出て数分と歩かないうちに、ちょっと目眩に似た感覚の直後はトイレの中にいた。
と同時に衝撃的な快感に襲われた!

「あふっ! じ、じいちゃん、いやあのクソ爺いめ!
明日菜の身体で何をしていやがった! あはん ♥」

僅か数分間の間にパラサイト爺は明日菜の身体でオナニーを始めたところで入れ替わったようだ!


すごい快感だ……が、このまま続ける事は出来ない…。
今の俺の(正しくは明日菜のだけど)腹の中には、赤ん坊が入ってるんだ。

おのれぇ…妖怪老いぼれ寄生虫めが!

俺は股間から手を離して下着を穿くために便座から腰を上げて、中腰になった。

…………。


む、胸が…俺の(正しくは明日菜のだけど)オッパイが重力に引っ張られて
乳房のつけ根あたりの皮膚が、軽く引きつれる感じがした。

…だめだ!これ(乳)は、美駆に滋養を与えてくれて…これから産まれて来る
二人目の子の為にも母乳を出してくれる『聖なる器官』なんだ!

俺は…何とか我慢してトイレから出て居間に向かい、ソファーに腰を降ろした。

…安静にして俺の体の爺と美駆を帰って来るのを待つか…、俺は目を瞑った。











「あっ♪ワカバおねーちゃん♪」
美駆の声が聞こえたと同時に頬に風を感じ街の喧噪が耳に飛び込んできた?
目を開くと公園に居た。
頬に触れる長い髪。
トテトテと笑顔で美駆が駆け寄ってくる。
「ワカバおねーちゃん♪」
どうやら俺は公園のベンチに座っていた若葉ちゃんに憑依させられたようだ。
俺は飛びついて来た美駆を抱きかかえた。
「み、美駆・・・ちゃんお散歩?」
ちょっと噛みつつ、なんとか若葉ちゃんらしく話し掛けた。
「うん♪パパと一緒にお散歩なの♪」


美駆が俺の(正しくは若葉ちゃんのだけど)胸に顔を押し付けて来た。
明日菜の胸よりも張りのあるJKの乳房が押しつぶされる感覚がする。

「あのね!あのね!今日ママがおいしゃさんで、おなかのなかの写真とってきたの!
あかちゃんまえよりもチョット大きくなってたんだよ♪」

美駆が凄く嬉しそうに若葉ちゃんの体の俺に話しかけてきた。

「そ、そうなんだ…。よ、良かったわね~~。」

如何にか若葉ちゃんのフリをする。
続けて俺(in爺)の所在を聴こうとした所で、後ろから誰かが抱きついて来た。

俺の(正しくは若葉ちゃんの以下略)張りのあるヒップに何か…固いものが押し付けられる。
それに加えて耳元に妙に生暖かい息が吹き付けられるのも感じた…。
こ、これは…。


「こんにちは、若葉ちゃん。バイト中の休憩タイムかな?」
まるでいつもの俺の様に挨拶をする俺の身体のクソ老いぼれ寄生虫爺!
声と態度が合ってないんだよ!
俺達三人以外に近くに人はいないけど慣れ慣れしく若葉ちゃんの身体に触るんじゃねえ!

もし若葉ちゃんの記憶にこの事が残っていたら俺は痴漢で訴えられてもおかしくない!

・・・悔しいのは気持ち良く感じてしまった事だ。
恐らく爺は若葉ちゃんにも乗り移ってオナニー等で若葉ちゃんの快感ポイントを熟知しているんじゃないだろうか。
いや、間違いなくそうだろう!
僅か数秒で俺は抵抗できなくなるくらい・・・俺の身体の妖怪老いぼれ寄生虫爺にされるがままになってしまったのだから。



立っていられなくなって、さっきまで座っていたベンチに崩れるように座った。
っていつの間にか俺の身体が先に座っている!?
俺は俺の身体の開いた足の間に、若葉ちゃんの身体でまるで身体を預けるように座っている状態だ。
美駆を抱っこしたまま。
もちろん美駆はそんな事がわかってないから、大好きな若葉お姉ちゃんに抱っこされていることにご機嫌でふふ~ん♪と鼻歌を歌っている。
「おや?今日の若葉ちゃんは積極的だね♪」

このどすけべ妖怪モウロククソ爺いめ!
ってまた触り始めるな!
や、やめ・・・あはん♪ ち、ちくしょう、、、気持ちイイ。


俺の身体のジジイが、若葉ちゃんの身体の俺の尻を触って来た!

「ほ、ほ~ぅ!若葉ちゃん肉付き良く成長したね!こういうので良いんだよ!こういうので♪」

「…いいかげんにしろ!…」
小声で言ったが、ボケ爺は俺の体でボケた振りをして俺の言葉を無視した。

「ケツも大きくなったし、チチも…♪」

そう言いながらサワサワと俺の乳房に指を這わせた。

「実にたたわに…もとい、たわわに実ったね♪うへへっ♥」

「………。」

「そろそろ若葉ちゃんも孕みごろ…種田家の赤ん坊を孕む時が来たようだね♪
種田家の種汁が若葉ちゃんの胎の中で育てば、良い赤んぼが産まれるよ♪ふぇ~ふぇっふぇっふぇ♥」

そう言いつつ妖怪爺は、ガチガチに固くなった股間を俺の…若葉ちゃんのヒップにゴリゴリと押し付けて来た。


な、ナニを押しつけてやがる!!
だが身体が言う事を聞かない。

「や、やめ・・・くふぅ ♪ こ、この・・・」
絶妙な指使いでサワサワと俺(若葉ちゃん)のブラの上から乳房を刺激する妖怪爺に、喘ぎ声を我慢するだけで必死だ。
「きゃう ♪ 」
だがとうとうビクッと身体を震わせ色っぽい声をあげてしまった。
何故ならこの妖怪はスルリとまるで何もないかのようにブラの中に指を忍び込ませて直接乳房を揉み始めたからだ!
(透視図でのイメージ画像)


「どうしたの~?ワカバおねえちゃん??」

美駆がクリクリとした目で俺…若葉ちゃんを見上げて来た。

「な、なんでもないのよ!」

「そうだぞ!美駆♪さあ、大バカ孫が頭に入ってる若葉ちゃん♪ホテルに行こうか♥」

ハァハァと微妙に息が荒れて来た妖怪爺が言った。

「いやほら!チョット汗かいちゃったからシャワーをしゃわ~…♪っと浴びに行くだけだよ♥」


(くっ♪ いくら気持ち良くてもなんで俺は抵抗出来ないんだよ! また爺の魂が半分入っているのか!?)
若葉ちゃんの身体でされるがままの俺。

(ふぇ~ふぇっふぇっふぇ ♪ 清坊は未だに気付いとらんが若葉ちゃんはまだ清坊に好意を持っとるんじゃよ ♪
もちろん恋愛対象ではないが、初恋相手であり 明日菜ちゃんと美駆と一緒にいる姿を見て憧れと 明日菜ちゃんの位置に自分を置き換えて妄想したりしとるんじゃ。
学校で好意を持つ男子も清坊に雰囲気が似とるしの。彼や清坊を対象にした自慰だって数回どころじゃないしの。
まぁ可愛い曾孫みたいな若葉ちゃんの秘密じゃから絶対言えんが )
清彦が若葉ちゃんを小さい頃から知っているように、馬蔵も倒れるまで若葉ちゃんを曾孫のように可愛いがっていた。
近所の面白いお爺ちゃんとして小学生の若葉ちゃんも懐いていた。

まさか高校生になった自分に、小学生の頃に入院した馬蔵が憑依してエッチな行為をするとは思いもよらなかっただろうが。


俺は俺の身体のクソ妖怪寄生虫モウロク馬鹿爺の愛撫行為に腹立たしくも気持ち良くて痺れるような快感に耐えつつ
全身が火照りはじめた今の自分の身体である若葉ちゃんの身体で
俺の声で「ホテル」の単語に、言葉にビクッと反応したこと。




それで連想した行為に嫌悪感や恐怖ではなく、興奮と期待、得られる快楽等に意識したことに驚いた!

やっぱ今の俺に爺は半分入っているんだろう!
このどすけべ妖怪アホンダラ寄生虫爺め!

「だ、あはん ♥ だが断る!」
誰が行くものか!
俺は若葉ちゃんを守る!
その決意に若葉ちゃんの身体が反応した!


と、行動を起こそうとした所で誰かから声を掛けられた。

「君たち何をしているんだ?」

声の方へ目を向けると、制服姿の警官が腕組みをして立っていた。

ま、まずい…。

「あーいえ~、親子のスキンシップをしてただけっす~♪へへへ…♪」

爺が俺の体で、チャラ男っぽい口調で答えた。
じ、爺!警察がキライだからって自重してくれ!

ワザと鼻声の様なふざけた言い方だったので、警官は眉を引きつらせている。
「そちらの女の子は兎も角…。」

警官は若葉ちゃんの姿の俺を見ながら言った。
「お嬢さんの方は高校生だね?この方(俺の体)と、どういうご関係ですか?」

警官は口調こそ丁寧だが、探るような視線で俺達を見ている。


なんて答えようか?
本当の事を言えば俺の身体が警察へと行くかもしれないし、かと言って嘘を言うわけにも。
思案していると美駆が元気いっぱいに
「わかばおねえちゃんはみくのおねえちゃんなの♪それでみくも今度おねえちゃんになるんだよ♪ネェ~♪ パパ♪」
雰囲気が和んだ。偉いぞ、美駆。

「わ、私と清彦は、清彦さんは近所で昔から仲良かったというか、お世話になっていてお兄ちゃんていうか・・・。
とにかく親しくて、公園で昔はよくこうして抱っこされて、その、久しぶりに懐かしくて思わず頼んでしまったというか、その、」
真っ赤になりながら説明すると警官は安堵したようで
「知らない男性に痴漢行為をされている訳じゃないんだね?」
「パパはみくのパパだよ♪」
「えっと美駆ちゃんのお父さんでわたしが小さい頃からの近所の親しいお兄さん代わりの人です・・・(若葉ちゃんの身体で自分を紹介するのが恥ずかしい)」
「そうでしたか。失礼。でも傍目にはまるで痴漢行為をしているように見えましたからね。あまり良くありませんよ? では失礼します」
「おまわりさんバイバイ♪」
美駆に手を振りながら警官は去っていった。

「疲れた・・・美駆ちゃん、ちょっと降りて」
「うん♪」


俺は立ち上がるとそのままベンチの後ろに回り込み、座っている俺の後頭部に内心若葉ちゃんに謝りながら胸を押し付けた。
「うひょ ♥いい感触じゃ♪」
「気持ち良いでしょ ♥もっと気持ち良くしてあげるね ♥」
「ふへへ、楽しみじゃ♪」
俺はスルリと首に腕をまわし、一気にバックチョーク、よくにいうスリーパーホールド・裸締めを仕掛けてしめおとした。
「美駆ちゃん、パパお寝んねしちゃったから起きるまでお姉ちゃんと遊ぼうか?」
「うん♪」

「清坊、いや若坊、ちょっとヒドイじゃろ!」
しばらくして目覚めた寄生虫妖怪大バカ爺は何かぶつぶつ言っていたが無視した。
って若葉ちゃんの休憩時間は大丈夫かな?


と、思った所で視界が暗転した。

「んごっ!?」

次の瞬間、俺は俺の『本体』と若葉ちゃんを見上げていた。
どうやら美駆に憑依させられたらしい…。

「あっ!!もうこんな時間!戻らないきゃ!清彦さん、私これで失礼しますね。美駆ちゃん、また今度遊ぼうね♪」

「う、うんありがとうワカバおねえちゃん!ま、またね~…。」

若葉ちゃんは、美駆の体に憑依している俺の頭をポンポンと優しく撫で擦ると、小走りで去っていった…。
俺の体を乗っ取っている爺は、遠ざかり行く若葉ちゃんの後姿を見ながら…。

「ほっほっほ~うぅ!尻をプリプリさせて走っておるわい♪やはり、あのケツなら元気な赤ん坊を孕んで産めるのう!うひひひひひ…♥」
なんて事を言っている…。

その顔は…我が本体の顔ながら非常に見苦しい表情だった。
ボケクソ寄生虫爺め…。

「う~ん♪実に美味しいそうじゃのう~♪久しぶりに若葉ちゃんの身体を味わってみたくなったわい♪ちょっと行ってくる♥」
不穏な事を俺の身体の爺が呟いた瞬間、俺は自分の身体に戻っていた。
さっきの影響からかまだ少しクラクラする。
若葉ちゃんがこちらを振り向き、俺に向かって投げキッス。
あの妖怪どすけべ寄生虫モウロク爺め!
若葉ちゃんに乗り移ってなにするつもりだ!

「美駆、お買い物行く前に若葉お姉ちゃんのお店に寄ろうか?」
「うん♪」

俺と美駆は若葉ちゃんがバイトしている喫茶店に行く事にした。


俺と美駆は、爺ちゃんに頭を乗っ取られた若葉ちゃんの後を追った。

若葉ちゃん(くそぼけ)は程なく近くの喫茶店の中に入っていった…。
あの店か…。















「いっらしゃいませ~!二名様ですか?」

「はい、そうです…。」

……。

ウェイトレスの女の子が応対してくれた。
頭の中身が老いぼれジジイになってしまった若葉ちゃんの姿はまだ見えない…。

「ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい。」

席に案内され、廻りを警戒しつつメニューを開いて美駆に食べたい物を聞いた。
もちろん夕食前なので軽いお菓子だ。

まだ字が読めない美駆はメニューの写真を熱心に見て選んでいる。


まさかとは思うがトイレとか更衣室でオナってないだろうな?
あのどすけべ寄生虫妖怪爺の事だからありそうで困る。
若葉ちゃんがそんな事をしているのが他人に見つかったら本物の若葉ちゃんが大恥かくんだぞ!

そうやきもきしていたら若葉ちゃんが店内に姿を現した。
ふぅ。
少し安心できた。
若葉ちゃんになっている爺も俺達に気付き、笑顔で近付いてきた。
他のお客さんや店員に見られない位置になるとスケベそうな笑みを浮かべた。
嗚呼 可哀想な若葉ちゃん。
なんとか引き剥がしてやるからもう少し我慢して。

ちょうど横に立ったところで美駆が「パパ、みくプリン食べたい♪あっ、わかばおねえちゃん♪」
「いらっしゃいませ美駆ちゃん ♥清彦さんも。ありがとうございます」
「このプリンアラモードをひとつ。俺はブレンドコーヒーを」
「かしこまりました。プリンはひとつだけでよろしいですか?」
「はい」
「特別に清彦さんにはスペシャルプリンが提供できますけど?」
「?」
若葉ちゃんは両腕で乳房をギュッとして「このプリンプリンのおっぱいと ♥」
クルリとターンしてお尻を突き出し
「このプリンプリンなお尻を召し上がってください ♥」


やりやがった…。

他の客も居る中で若葉ちゃんの名誉を毀損しまくっておる…。
ここは落ち着かなければ…、俺は努めて冷静に答えた。

「いえ、それは結構です。」

美駆はキョトンとしている。

「孕ませてくれたら、この私のお乳でコーヒーミルクを作って差し上げますわよ♥うっふん♥」

若葉ちゃんはそう言いつつ自分の乳房を搾るような仕草をしてみせた。

「いえ、それも結構です。」

「…わかりました!少々お待ち下さい…ふんっ!」

若葉ちゃん(インベイド老いぼれ)は、可愛らしいふくれっ面を浮かべて厨房の中へ入って行った…。


程なくしてプリンとコーヒーを乗せたお盆を手に若葉ちゃん(じじー)が戻って来た。
コーヒーとプリンを持ってくるだけにしては時間が掛かったな。

「お待たせしました。ブレンドコーヒーと…美駆ちゃんにはプリンアラモードね♪」

「やったーー!プリン!プリン!」

美駆は喜んでプリンを食べ始めた。
若葉ちゃん(じじー)は、俺にはコーヒーと一緒に『蓋が付いた小鉢』を差し出して来た。

「これは?」

「これは当店自慢の『コーヒー シロップ』です。是非ご使用下さい♥」

「?そう…ありがとうクソジ…若葉ちゃん。」

「それでは、ご用がありましたらお呼び下さい♪」

若葉ちゃん(じじー)は、意外なほど大人しく俺と美駆が座る席を離れて行った。
ただ、離れ際に妙にニヤついた笑みを浮かべて、自身の下腹部を撫でていたのが気にはなったが…。

やれやれ…、兎も角コーヒーを飲んで落ち着こう。
俺は『小鉢』の蓋を開けて、中に入っていた『コーヒー シロップ』をコーヒーに入れて…

飲んだ。

…?なんだ?このシロップ…ちっとも甘くないぞ??


「うっ」
それは毒だったので、死んでしまった。

おわり


な訳ない。

なんだ?これの味は?酸っぱいような…。


まさか・・・間違いない!
これは


いやいやいやいやっ!?
うそうそうそうそ!?!

コーヒーカップを持つ手が震える…。

いや、きっと自家製のシロップだから砂糖を入れ忘れたとか~♪
とか、そう言うのだよね~……。

……。

厨房に居てこちらの様子を窺っている若葉ちゃん(寄生ゴキブリ)をちらりと見てみた。

チラッ…。

実に嬉しそうな笑顔で笑っている…。おまけにいやらしげに舌なめずりををしていやがる…。

………。

俺はコーヒーが満たされたカップに目を移した。

自分の気のせいを信じて飲み干すか…。
それとも、若葉ちゃん(寄生ゴキブリ)を呼び出して真意をただし、事の次第によっては謝罪と賠償を要求するか…。
どうしよう…。


美駆は動揺、狼狽する俺を不思議そうに見ていたが、再び大好きなプリンの方に意識を戻して とても美味しそうに、嬉しそうに食べるのを再開した。

この匂い。この感触。まず間違いないだろう。
真意を問いただし、謝罪と賠償を要求したところで言い訳とバックレで無駄だろうな。
ここは責任を取らせ、俺の身体を犠牲にしてでも爺に一発喰らわせてやらねば!
俺は覚悟を決め、思案して行動に出る事にした。


「パパちょっとトイレいってくるけど美駆はここで待っててね」
「うん ♪ 」
美駆はプリンを夢中になって美味しそうに食べながらこちらにちらりと一瞬だけ見て返事をした。
小鉢を持ってトイレに入り、洗面台で中身を綺麗に洗った。
そうするとやはり寄生ゴキブリに乗っ取られた若葉ちゃんが現れた。
「どうじゃ清坊 ♪ 美味かったじゃろ ♥ なにしろワシと若葉ちゃんの合作じゃからな ♪ 」
「いや、爺ちゃん。ちょっと苦くて飲めなかった。俺と入れ替わってかわりに飲んできてよ」
「なんと勿体無い!若葉ちゃんのスペシャルエキス入りじゃというのに!
仕方ない。可愛い孫の清坊の頼みじゃ。代わりに飲んできてやるわい」
「じゃあもう一つ。飲み終えたらココに戻ってきてよ。俺ここで若葉ちゃんの身体で待っているからさ」

直後に俺は、俺の身体になった寄生ゴキブリ妖怪あほんだら爺を見ていた。
若葉ちゃんになったようだ。
アソコが少し甘い疼きと身体全身に快感が残っている。

爺は小鉢を持って席に戻ると一瞬でコーヒーを飲み干し、再び戻ってきた。


「しかし清坊が積極的になってくれて嬉しいわい。ホレ、さっそくその胸でパイ摺りをしてくれんか ♥
最初はワシが若葉ちゃんになっちょる段階でするつもりじゃったが ♪ 」

若葉ちゃんがこんなことをさせるつもりだったのか?




思い浮かんだ姿にドキっとしたが、それ以上に怒りがわいた!


「おい!寄生虫っ!俺になんてもの飲ませやがるんだ!ふざけんなボケ!!」

「なんじゃと!?折角心優しいわしが若葉ちゃんとのSexチャンスを作って、お楽しみのパイずりタイムまで
作ってやっとるのになんて言いぐさじゃっ!」

「ざけんな!!俺のちん○から勝手に精子を出すんじゃないっ!」

「か~~~…、我が孫ながら情けない!若葉ちゃんのスペシャルエキスを飲んだ事でホレ!見てみい!!」

そう言うとジジイはズボンのジッパーを降ろして、そこから素早く大きくなったイチモツを引っ張りだした。

そして、ジジイは愛おしげに黒光りする自分の(正しくは俺の)イチモツの亀頭を指先で撫でながら言った。

「ワシの体(明日菜の事)が産んだ美駆に、双葉ちゃん(お隣の奥さん)が産んだ彩葉。
それに今ワシの体(明日菜)が孕んどる胎の中の子…。これだけ女を孕ませてまだ分からんのか!馬鹿者!」

そう言うと俺の体のジジイは、若葉ちゃんに憑依している俺のスカートに手を突っ込んで来た。

「さあ、パンテーを脱ぐんじゃ!若葉ちゃんも孕ましてやるわい♥」


俺はその手を払いのけ、ぽろんと飛び出ている俺の肉棒に膝蹴りを叩き込んだ!
「!!!!」
声にならない悲鳴をあげ、寄生虫モウロクゴキブリ爺は気絶した。

・・・元に戻ったら相当痛いだろうな。
泡を吹きながら崩れ落ちる俺の身体を見て、この後に訪れるだろう激痛に覚悟を極めながら見下ろす。
だが爺にダメージを与える為には俺の身体の時しかやれないからな。
明日菜や若葉ちゃん等、他の女性に乗り移っている時には手を出せないし。

はぁ・・・爺ちゃんのおかげで結婚できたし可愛い愛娘や第二子を儲ける事ができたが、こうして乗っ取った女性の身体で勝手にする事だけはなんとしても諌める様にしなくては。


………。

えっと…。

どうすりゃいいんだ?

喫茶店のトイレの中、ジュニア(しかも勃起済み)丸出しで気絶中の俺の本体…。
俺はパンティー脱ぎ掛けのウェイトレスの姿…。

「おいっ!起きろ!エイリアン爺っ!俺を元に戻せっ!俺を社会的に殺す気か!!」

俺は、俺の本体の顔をべしべしと引っ叩いた。

「う~ん…。お目覚めのチュゥ~♥がないと起きれんのぅ…。ほれ、ぶちゅ~♥」
俺の本体が目を瞑ったまま言った。

唇を突き出してタコ口をしていやがる…。
オリジナルの投稿を尊重するため、書き換え修正等は行っておりません。
ご了承下さいませ。

5/5
イタい間違いを修正しました。
ありがとうございました。
たちは板より
0.620簡易評価
5.無評価きよひこ
版は板の間違いだろうけど、バンじゃなくていたたよ。