僕と友人の清彦は大学のサークル新人歓迎会で、前後不覚に成る迄飲まされた。
実を言うと、僕は高校時代から悪友達と隠れて飲酒してたんだけれど、真面目で生徒会の会長も務めていた清彦は多分アルコールの類いは初めてだろうなあ。
ふらふらに成りながら、何とか二人で僕の下宿にたどり着き、後は意識不明に……。
ふ、ふえっ?ま、眩しいっ!って、もう朝か?うっ!頭痛え~!!
「やあ、おはよう利明!」
ああ、おはよう、き……って、誰ですかあ~~!?
だ、誰っ!?
横を見ると、僕のベッドに、褐色の肩まである綺麗な髪、黒いノースリーブのシャツの脇からこぼれんばかりの膨らみを覗かせ…、そ、それに豊かな丸いお尻をピンクの女の子ぱんつに包んでって…??
き、君はっ、だ、誰っ!?
「えっ?ああ、仕方ないなあ、この姿見るの初めてだったけ?」
えっ?ま、まさか清彦??
「あはは、その通り。何か僕の家系って、男に生まれてもお酒飲むと、女に成っちゃうらしいんだよね。」
へ?お前?男の姿の時から女物の下着身に着けてるの??
「まさか。昨日、利明が寝てる間にシャワー借りて着換えたんだよ。この身体に男物の下着はお肌がゴワゴワして駄目なんだ。」
はあ…、そうなんだ。
「で、さあ、他ならぬ親友である利彦に折り入って頼み事があるんだけど…。」
あれ?こいつ何か頬を染めて??
「僕の家ってそれこそ神話の時代から続いている由緒有る旧家だって、前に話した事有るよね?」
ああ、『酒造(みき)清彦』こんな珍しい名字、ちょっと無いからなあ。
「僕の家って代々神様に御神酒(おみき)を捧げるための所謂、杜氏の家系なんだ。しかも神様に供えるお酒って、一般の吟醸酒じゃあ駄目で、乙女が蒸したお米を口で噛んで、唾液で発酵させたお酒じゃないと駄目なんだ。だからお酒を醸(かも)すって噛むから来てるんだよ。」
ふえ?
「だから、うちの家系は男が生まれても、お酒を飲むと女に成るように、代々血脈が受け継がれて来ているんだよ。」
そ、そう…。
「それに、僕は一人っ子だし、跡取りとして家を出るわけに行かないんだよね。」
えっ??
いや、じゃあ嫁さんを貰えば済むことじゃ…。
「あのさあ、考えても見ろよ、僕のこの体質。三三九度の時『女』に成っちゃったら、相手の娘どう思う?」
い、いや、そりゃ、相手はびっくりするだろうし、その場で縁談はご破算かも…。
「だろう?だぁ~かぁ~らぁ~(はあと)」
えっ?えっ何かこいつ目付きが妖しいぞ??
「ちなみに、僕、男の子とえっちしちゃうと、女の子に固定されちゃうらしいんだよね、先祖代々そういう体質らしいんだよ、これが。」
は、はいいっ??
「もう、鈍いなあ~、子孫の為、家系繁栄の為に既成事実を作っちゃおうって事だよ!お相手だって、他ならぬ親友の利明なら…ねっ!」(ポッ)
そう言いながら、恥ずかしそうに背中を向けてシャツとショーツを脱ぎ始める清彦…、プルンッ!う、うわ…、横から見ると形の良い半球型の膨らみの先っちょに桜色のポッチが、それと安産型のお尻が目の前に…。
ええっ!?ぼ、僕、ロックオンされたあ~!?
「えっと、利明まだ、童貞だっけ?」胸と股間を手で覆いながら聞いてくる。
うぐっ、人が気にしている事を~ぉ!
「あはは、気にすんなよ、僕だって童貞、更には『処女』なんだからねぇ~、だからあ、お互いのお初頂いちゃおうって事で、うふふ。」
いやいや!俺、ま、まだ心の準備が…、ってその意に反して、僕の主砲はトランクスの布地を突き破らんが如く!?
ああ、その潤んだ瞳、うっすらピンク色のくちびるを半開きにして、そのスリムながら、出ているところはきっちり出ている極上のボディがジワジワと接近してくる。
はあっ!はあっ!や、やばい、今にも主砲が暴発しそう!
つんつん、ひあっ!?清彦の奴、僕の股間を人差し指で!?
「うわっ!凄いね、もうこんなに成っちゃって、あっ!?先っぽの方何かシミが出来てるよ?うふふふ…。えいっ!ぱんつ脱がしちゃえっ!!って、ひゃああっ!」
ああっ!も、もうっ!!僕のトランクスを下ろした時、既に限界を…。
びゅっ!びゅっ!びゅるっ!びゅるるる~!!
おわああああ~~!!僕は目が眩むような快感を覚えながら全身を痙攣させていた。
「ひゃうっ!うぷっ!凄おおおぃ~!!」
ふと、気が付くと、清彦の顔がカルピスの原液みたいなのでドロドロに?それを舌を出してペロペロ舐めている。
「あはっ!美味しっ!!」
のむき出しにされた分身はあれだけ出したのに、未だ天を向いてビクンビクンと律動し、先っぽから白い糸を引いていた。
「あはっ!元気なんだあ~!凄いねえ~!」
清彦の奴、そう言いながらピンクの唇を僕の分身の先っぽに近づけてくる。
ちゅる、ぺろっ!
ひゃああっ!し、舌で先っちょをっ!?お、お前っ!?そんな、汚いっ!
「汚くなんかないよ~!利明の…、うむう、ちゅぱっ、うんぐっ!」
わわっ!く、口ですっぽりと俺の分身を??うっ!奥に残ったカルピスも吸い出されるう~!
「うふ、利明の『白酒』甘くておいしい…。」
白酒って、お前なあ!
「何でか、女に成っちゃうと味覚が変わって、男子のアレ、極上の吟醸酒の様に感じちゃうんだよね。」
それにしてもお前、何処でそんなエロいテクニックを??
「ああ、良いお婿さんに来て貰って子宝に恵まれるためにも、小さい頃からお母さんや、お手伝いさんから英才教育をね?」
お前ん家、ちょっと変っ!!
「ねえ?こんなにカチンカチンなら未だ未だ出来るよね?一杯溜まってるんでしょ?」
そう言いながら清彦の奴、僕の息子をその柔らかな右手で上下に扱く、うああっ!
「あっ?先から何か溢れてきたよ?うふふ。」
ちょ、ちょっ!やばいってば!!
「ねえ、そろそろ来て…。」
清彦が俺のベッドに仰向けに成った、ふわわ、すげえスタイル、半円形に盛り上がったおっぱいの先、薄いピンクの乳首がピンッって尖って、括れたウエスト、そしてアソコには何も無く、ただ、縦に筋が…、ああ、見てるだけで、限界があ~!!ぴくん!ぴくん!射精寸前の律動が始まった…。
ギュッ!いあっ!?放出寸前にせき止められた??ひあっ?清彦の手が僕の分身の根元にぃ~?
「も~お、駄目だよお~!勿体ない事しないでっ!」
あうう、辛うじて暴発は免れた…、けど…。
「二回目は僕の中で出さないと駄目なんだからねっ!」
そう言うと、清彦の奴、僕の分身を掴んで自ら自分の股間へと…。
じゅぷっ!ぬるっ!ぬるるるぅ~!わわっ!濡れてる?そ、その中に僕の分身が飲み込まれて!?
そのまま、僕は清彦の身体の上に重なって。
「あっ!う、ううう~ん!」
き、清彦?痛いのか??
「少しね…、でも大丈夫、ねえ、利明、キスして…。」
清彦は消え入りそうな声で僕の耳元でささやく。僕は切なさそうに半開きにしたピンクの唇に自分の唇を重ねた。
「はうん、うむう~。」
キスしながら清彦は色っぽい喘ぎ声を漏らす、それと同時に分身に軟体動物が這い回るような何とも言えない感触が…?
ああっ!もう…、限…、界…。
ひゃあああ~!!も、もう!だ、駄目…。
びゅっ!びゅっ!びゅるっ!びゅるるる~!!僕の分身の先っぽから止めどなく…。
「ひゃあああん!あ、熱いっ!!す、凄い、一杯っ!!はああんっ!利明の子種、子種がああ~ん!」
ふ、ふわああ…、か、体中の気力が吸い取られたみたいに…。
「あふ…、凄かった…、これで、僕の家の存続も約束されたみたいなものだし…。」
えっ?
「利明って、確か三男坊だよね?じゃあ僕の家に養子に来たって何の問題も無いわけだし…。」
はいいっ!?
「今日、僕、危険日なんだよね…、うふっ!」
いやいや、な、何の事??
「まあまあ、いいから、それより今度はねえ?」
そう言うと清彦の奴、僕の上に跨がって腰を振り始める。形の良い二つの膨らみが僕の目の前でぷるんぷるんと揺れる。そして清彦のアノ部分がきゅううう~っと僕の分身を締め付け…。
わあああ~!ま、又、搾り取られるううう~~!!
何回かの行為が終わった後、清彦はそのまま僕の腕ですやすやと可愛い寝息を立てながら眠ってしまった。
って、近くで見ると可愛いなあこいつ。
僕も清彦に散々搾り取られたせいか、そのまま眠ってしまった。
翌る朝起きると、清彦の姿は何処にも無かった。僕、酔っ払って夢でも見てたのかなあ??
でも、僕のベッドには明らかに男の物とは違う甘い残り香が…。
夏休み前の前記試験間際、大学のキャンパスは学生達で溢れていた。そろそろ昼か?腹減ったなあ~、ってそこへ。
「おっす!利明、昨日はどうも!」
って?き、清彦?おまっ!男に戻って??そこには半袖のだぼっとしたパーカーとジーンズ姿の清彦が??
「ふふふ。」と清彦は俺の耳元に口を寄せて…。
「あのね、言ったろ、一回エッチしちゃうと女に固定されちゃうって、だから胸にサラシ巻いて、伸びた髪の毛切って男装してるんだけど?」
そういやよく見りゃ何となく女の子が無理矢理男装しているみたいに見えるし、声も低く作っているみたいに聞こえるよなあ。
「どうしたの?何か余所余所しいなあ?」
い、いや、昨日は酒の勢いとは言え、あんな事に成っちまってその…。
「うふっ!それじゃあお姫様抱っこして貰ってキャンパスぐるっと一周して貰おうかなあ?って、うそうそ!そんなに気にしてないよ、だって僕の方から誘ったみたいな者だし。」
だけど、その…。
「だからあ、それは利明がうちに婿入りしてくれれば万事解決なんだから。」
い、いや…、それに関しては、僕、未だ決心が付かなくてさあ。
「あのね、も一つ裏話が…。」
えっ?
「実は逆に僕って、童貞の時に女の子とエッチしていれば、そのまんま『男』として固定されてたんだよね。」
はああ!?じゃ、じゃあ、何で僕と??
「だって、だって…、利明のこと小さい時から好きだったから…。」
清彦の奴、消え入りそうな声で、えっ?涙??
「だって、僕、僕、小さい時に女の子みたいで何時も虐められていたのをかばってくれた利明のことが…。」
えっと、あっ?お、思い出した!小学校の頃何時も悪ガキ共に虐められてぴいぴい泣いてたあの造り酒屋の一人っ子??
「思い出してくれた?高校でやっと再会できたけど、君は僕のことを忘れてたもんね?」
あの時の…。
「僕は思春期に成った時、将来、男として嫁を娶るか、女として婿を迎えるか、決めなけりゃ成らなかったんだけど、僕は迷うこと無かったよ、利明…。」
お、おい!そんな涙ウルウルの目で僕を…。
「ねえ~?今度の休みにでも両親に紹介したいんだけど、ど・う・か・な?」
い、いや、お前の親父さんお袋さんなら高校の時からお前ん家へ何回も行ってるから、て、いうか家族ぐるみの付き合いだしって…、ええっ!?
まさか…、ひょっとして…、僕の両親もグルで??
両家の親達『計画どおりっ!!』
(完)
実を言うと、僕は高校時代から悪友達と隠れて飲酒してたんだけれど、真面目で生徒会の会長も務めていた清彦は多分アルコールの類いは初めてだろうなあ。
ふらふらに成りながら、何とか二人で僕の下宿にたどり着き、後は意識不明に……。
ふ、ふえっ?ま、眩しいっ!って、もう朝か?うっ!頭痛え~!!
「やあ、おはよう利明!」
ああ、おはよう、き……って、誰ですかあ~~!?
だ、誰っ!?
横を見ると、僕のベッドに、褐色の肩まである綺麗な髪、黒いノースリーブのシャツの脇からこぼれんばかりの膨らみを覗かせ…、そ、それに豊かな丸いお尻をピンクの女の子ぱんつに包んでって…??
き、君はっ、だ、誰っ!?
「えっ?ああ、仕方ないなあ、この姿見るの初めてだったけ?」
えっ?ま、まさか清彦??
「あはは、その通り。何か僕の家系って、男に生まれてもお酒飲むと、女に成っちゃうらしいんだよね。」
へ?お前?男の姿の時から女物の下着身に着けてるの??
「まさか。昨日、利明が寝てる間にシャワー借りて着換えたんだよ。この身体に男物の下着はお肌がゴワゴワして駄目なんだ。」
はあ…、そうなんだ。
「で、さあ、他ならぬ親友である利彦に折り入って頼み事があるんだけど…。」
あれ?こいつ何か頬を染めて??
「僕の家ってそれこそ神話の時代から続いている由緒有る旧家だって、前に話した事有るよね?」
ああ、『酒造(みき)清彦』こんな珍しい名字、ちょっと無いからなあ。
「僕の家って代々神様に御神酒(おみき)を捧げるための所謂、杜氏の家系なんだ。しかも神様に供えるお酒って、一般の吟醸酒じゃあ駄目で、乙女が蒸したお米を口で噛んで、唾液で発酵させたお酒じゃないと駄目なんだ。だからお酒を醸(かも)すって噛むから来てるんだよ。」
ふえ?
「だから、うちの家系は男が生まれても、お酒を飲むと女に成るように、代々血脈が受け継がれて来ているんだよ。」
そ、そう…。
「それに、僕は一人っ子だし、跡取りとして家を出るわけに行かないんだよね。」
えっ??
いや、じゃあ嫁さんを貰えば済むことじゃ…。
「あのさあ、考えても見ろよ、僕のこの体質。三三九度の時『女』に成っちゃったら、相手の娘どう思う?」
い、いや、そりゃ、相手はびっくりするだろうし、その場で縁談はご破算かも…。
「だろう?だぁ~かぁ~らぁ~(はあと)」
えっ?えっ何かこいつ目付きが妖しいぞ??
「ちなみに、僕、男の子とえっちしちゃうと、女の子に固定されちゃうらしいんだよね、先祖代々そういう体質らしいんだよ、これが。」
は、はいいっ??
「もう、鈍いなあ~、子孫の為、家系繁栄の為に既成事実を作っちゃおうって事だよ!お相手だって、他ならぬ親友の利明なら…ねっ!」(ポッ)
そう言いながら、恥ずかしそうに背中を向けてシャツとショーツを脱ぎ始める清彦…、プルンッ!う、うわ…、横から見ると形の良い半球型の膨らみの先っちょに桜色のポッチが、それと安産型のお尻が目の前に…。
ええっ!?ぼ、僕、ロックオンされたあ~!?
「えっと、利明まだ、童貞だっけ?」胸と股間を手で覆いながら聞いてくる。
うぐっ、人が気にしている事を~ぉ!
「あはは、気にすんなよ、僕だって童貞、更には『処女』なんだからねぇ~、だからあ、お互いのお初頂いちゃおうって事で、うふふ。」
いやいや!俺、ま、まだ心の準備が…、ってその意に反して、僕の主砲はトランクスの布地を突き破らんが如く!?
ああ、その潤んだ瞳、うっすらピンク色のくちびるを半開きにして、そのスリムながら、出ているところはきっちり出ている極上のボディがジワジワと接近してくる。
はあっ!はあっ!や、やばい、今にも主砲が暴発しそう!
つんつん、ひあっ!?清彦の奴、僕の股間を人差し指で!?
「うわっ!凄いね、もうこんなに成っちゃって、あっ!?先っぽの方何かシミが出来てるよ?うふふふ…。えいっ!ぱんつ脱がしちゃえっ!!って、ひゃああっ!」
ああっ!も、もうっ!!僕のトランクスを下ろした時、既に限界を…。
びゅっ!びゅっ!びゅるっ!びゅるるる~!!
おわああああ~~!!僕は目が眩むような快感を覚えながら全身を痙攣させていた。
「ひゃうっ!うぷっ!凄おおおぃ~!!」
ふと、気が付くと、清彦の顔がカルピスの原液みたいなのでドロドロに?それを舌を出してペロペロ舐めている。
「あはっ!美味しっ!!」
のむき出しにされた分身はあれだけ出したのに、未だ天を向いてビクンビクンと律動し、先っぽから白い糸を引いていた。
「あはっ!元気なんだあ~!凄いねえ~!」
清彦の奴、そう言いながらピンクの唇を僕の分身の先っぽに近づけてくる。
ちゅる、ぺろっ!
ひゃああっ!し、舌で先っちょをっ!?お、お前っ!?そんな、汚いっ!
「汚くなんかないよ~!利明の…、うむう、ちゅぱっ、うんぐっ!」
わわっ!く、口ですっぽりと俺の分身を??うっ!奥に残ったカルピスも吸い出されるう~!
「うふ、利明の『白酒』甘くておいしい…。」
白酒って、お前なあ!
「何でか、女に成っちゃうと味覚が変わって、男子のアレ、極上の吟醸酒の様に感じちゃうんだよね。」
それにしてもお前、何処でそんなエロいテクニックを??
「ああ、良いお婿さんに来て貰って子宝に恵まれるためにも、小さい頃からお母さんや、お手伝いさんから英才教育をね?」
お前ん家、ちょっと変っ!!
「ねえ?こんなにカチンカチンなら未だ未だ出来るよね?一杯溜まってるんでしょ?」
そう言いながら清彦の奴、僕の息子をその柔らかな右手で上下に扱く、うああっ!
「あっ?先から何か溢れてきたよ?うふふ。」
ちょ、ちょっ!やばいってば!!
「ねえ、そろそろ来て…。」
清彦が俺のベッドに仰向けに成った、ふわわ、すげえスタイル、半円形に盛り上がったおっぱいの先、薄いピンクの乳首がピンッって尖って、括れたウエスト、そしてアソコには何も無く、ただ、縦に筋が…、ああ、見てるだけで、限界があ~!!ぴくん!ぴくん!射精寸前の律動が始まった…。
ギュッ!いあっ!?放出寸前にせき止められた??ひあっ?清彦の手が僕の分身の根元にぃ~?
「も~お、駄目だよお~!勿体ない事しないでっ!」
あうう、辛うじて暴発は免れた…、けど…。
「二回目は僕の中で出さないと駄目なんだからねっ!」
そう言うと、清彦の奴、僕の分身を掴んで自ら自分の股間へと…。
じゅぷっ!ぬるっ!ぬるるるぅ~!わわっ!濡れてる?そ、その中に僕の分身が飲み込まれて!?
そのまま、僕は清彦の身体の上に重なって。
「あっ!う、ううう~ん!」
き、清彦?痛いのか??
「少しね…、でも大丈夫、ねえ、利明、キスして…。」
清彦は消え入りそうな声で僕の耳元でささやく。僕は切なさそうに半開きにしたピンクの唇に自分の唇を重ねた。
「はうん、うむう~。」
キスしながら清彦は色っぽい喘ぎ声を漏らす、それと同時に分身に軟体動物が這い回るような何とも言えない感触が…?
ああっ!もう…、限…、界…。
ひゃあああ~!!も、もう!だ、駄目…。
びゅっ!びゅっ!びゅるっ!びゅるるる~!!僕の分身の先っぽから止めどなく…。
「ひゃあああん!あ、熱いっ!!す、凄い、一杯っ!!はああんっ!利明の子種、子種がああ~ん!」
ふ、ふわああ…、か、体中の気力が吸い取られたみたいに…。
「あふ…、凄かった…、これで、僕の家の存続も約束されたみたいなものだし…。」
えっ?
「利明って、確か三男坊だよね?じゃあ僕の家に養子に来たって何の問題も無いわけだし…。」
はいいっ!?
「今日、僕、危険日なんだよね…、うふっ!」
いやいや、な、何の事??
「まあまあ、いいから、それより今度はねえ?」
そう言うと清彦の奴、僕の上に跨がって腰を振り始める。形の良い二つの膨らみが僕の目の前でぷるんぷるんと揺れる。そして清彦のアノ部分がきゅううう~っと僕の分身を締め付け…。
わあああ~!ま、又、搾り取られるううう~~!!
何回かの行為が終わった後、清彦はそのまま僕の腕ですやすやと可愛い寝息を立てながら眠ってしまった。
って、近くで見ると可愛いなあこいつ。
僕も清彦に散々搾り取られたせいか、そのまま眠ってしまった。
翌る朝起きると、清彦の姿は何処にも無かった。僕、酔っ払って夢でも見てたのかなあ??
でも、僕のベッドには明らかに男の物とは違う甘い残り香が…。
夏休み前の前記試験間際、大学のキャンパスは学生達で溢れていた。そろそろ昼か?腹減ったなあ~、ってそこへ。
「おっす!利明、昨日はどうも!」
って?き、清彦?おまっ!男に戻って??そこには半袖のだぼっとしたパーカーとジーンズ姿の清彦が??
「ふふふ。」と清彦は俺の耳元に口を寄せて…。
「あのね、言ったろ、一回エッチしちゃうと女に固定されちゃうって、だから胸にサラシ巻いて、伸びた髪の毛切って男装してるんだけど?」
そういやよく見りゃ何となく女の子が無理矢理男装しているみたいに見えるし、声も低く作っているみたいに聞こえるよなあ。
「どうしたの?何か余所余所しいなあ?」
い、いや、昨日は酒の勢いとは言え、あんな事に成っちまってその…。
「うふっ!それじゃあお姫様抱っこして貰ってキャンパスぐるっと一周して貰おうかなあ?って、うそうそ!そんなに気にしてないよ、だって僕の方から誘ったみたいな者だし。」
だけど、その…。
「だからあ、それは利明がうちに婿入りしてくれれば万事解決なんだから。」
い、いや…、それに関しては、僕、未だ決心が付かなくてさあ。
「あのね、も一つ裏話が…。」
えっ?
「実は逆に僕って、童貞の時に女の子とエッチしていれば、そのまんま『男』として固定されてたんだよね。」
はああ!?じゃ、じゃあ、何で僕と??
「だって、だって…、利明のこと小さい時から好きだったから…。」
清彦の奴、消え入りそうな声で、えっ?涙??
「だって、僕、僕、小さい時に女の子みたいで何時も虐められていたのをかばってくれた利明のことが…。」
えっと、あっ?お、思い出した!小学校の頃何時も悪ガキ共に虐められてぴいぴい泣いてたあの造り酒屋の一人っ子??
「思い出してくれた?高校でやっと再会できたけど、君は僕のことを忘れてたもんね?」
あの時の…。
「僕は思春期に成った時、将来、男として嫁を娶るか、女として婿を迎えるか、決めなけりゃ成らなかったんだけど、僕は迷うこと無かったよ、利明…。」
お、おい!そんな涙ウルウルの目で僕を…。
「ねえ~?今度の休みにでも両親に紹介したいんだけど、ど・う・か・な?」
い、いや、お前の親父さんお袋さんなら高校の時からお前ん家へ何回も行ってるから、て、いうか家族ぐるみの付き合いだしって…、ええっ!?
まさか…、ひょっとして…、僕の両親もグルで??
両家の親達『計画どおりっ!!』
(完)
少し残念だったのは貼られていた可愛いイラストが消えていることです。
読みやすく、読んだ後も爽快でもっと読みたい気分にさせられます。まぁ短編だからいいさくひんなんですけど