【清彦の憑依物語 8 】
TS学園敷地内の旧校舎にいた幽霊・清彦は、校舎に入ってきた美人教師・橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた。
その橘美咲に生前ストーカーしていた幽霊・笹川治も同じ様に美咲の先輩教師・早川美紀先生に憑依し、
2人は身体は女性、心は男として。身体は恋人同士、心は仲間の関係になっていた。
ある時、人気アイドル、パフォームの平瀬愛に憑依できた笹川治は、清彦にペアの武井舞に乗り移って一緒にアイドルをしようと誘う。しかしそれは清彦を橘美咲の中から追い出す策だったのだ。
そうとは気付かず清彦は橘美咲先生からアイドルの武井舞になった。
人気アイドル、パフォームとして1ヶ月、いつの間にか橘美咲になっていた笹川治からのメールを読んだ清彦は自分達が自然の摂理に反して、憑依した人達の人生を歪めてしまっている事を自覚し対決することを決めたのだった。
その頃、橘美咲が妊娠していた事に気付いた笹川は、別の身体を求め美人警察官の玉置鳴海とギャル高校生の福田種美の身体を交互に行きかっていた。
【清彦の憑依物語 7】
の続きです。
その頃…
福田種美のマンションではベッドの上に2人の女性の姿があった。
「さてと、今日は美咲の家に俺のコレクションの引き取りに行く打ち合わせをする日だった。
そろそろ鳴海が来るからお前に戻ろうかな」
「治さまぁ~、隣りの部屋を使ってください。そしたらずぅ~とわたしの部屋に居てくれますよね?」
「嗚呼、お前は大切な女だからな。お前が望むならそうしてもいい」
大きな胸を揺らして起き上がった少し化粧が濃い女はそう言うと種美にキスをしながら手を繋ぎあった。
「なかなか良かったよ。また頼むわ」
種美となった笹川治はたった今まで自分の身体にしていたデリヘル嬢にそう言いながら種美の財布から代金を支払った。
デリヘル嬢が帰ると鳴海に電話をして待ち合わせ時間を確認する。
警察署から直接こちらに向かっているとの事なので予定通り、後10分で到着するだろう。
後は鳴海になって今夜は1週間振りに美咲の身体とご対面という訳だ。
一昨日、鳴海の身体で美咲に電話してから種美に会い、今日まで種美のマンションに笹川はいた。
種美の身体でオナニーしたり、さっきみたいにデリヘル嬢を呼んでレズったり俺がデリヘル嬢になって攻めたり種美に攻められたり。
なかなか楽しめた。
電話がなり鳴海はマンションのエントランスに着いたようだ。
1階に降り鳴海に会う。
「お久しぶりです。鳴海さん♪」
ニッコリ微笑みながら手を差し出すと、明らかに仕方ないといった表情で渋々手を出した鳴海の手を繋ぎ、俺は鳴海となった。
沈んでいた顔がニヤリと笑顔になる。
「それじゃぁ 行ってくるわねぇ~♪」
「行ってらっしゃいませ。お帰りをお待ちしてます」
鳴海となった笹川治は登録してあった引っ越し業者と橘美咲に電話を掛け、予定通りの時間に橘美咲のアパートで待ち合わせする事を告げた。
「はい。それでは7時に、はい。それでお願いします。」
鳴海さんからの電話を切り、ふぅ~と深呼吸。
美咲先生モードだから口調も会話も美咲先生と全く一緒の為、鳴海さんの中の笹川には会話していたのが実は僕、清彦だとは気付かれなかった筈だ。
後は30分後に直接会って話しをするだけだが、これも話しのメインは笹川のコレクションの荷物の事だし上手く乗り越えればしばらくは安泰だ。
「よし!やるぞ!」
決意を新たに気を引き締める為、そう声を出して挑むのだった。
そして約束の時間になり、婦警の玉置鳴海さん…笹川がやって来た。
インターホンが鳴りドアを開けると、澄ました顔をした鳴海さんが立っている。
笹川め・・・。
「橘さんこんばんは。約束の通り荷物の受け取りに伺いました。」
僕は橘美咲に成りきり答えた。
「玉置さんお忙しい所ありがとうございます。その節はお世話になりました。」
「早速なのですが引っ越し業者さんも外で待っていますので、荷物を運び出したい
と思うのですが・・、よろしいですか?」
「ええ、よろしくお願いします。」
引っ越し業者がダンボールに梱包された、笹川のコレクションを手際良く運び出していった。
どこに運ぶのかは知らないが、おそらく笹川の支配下にある女子高生のマンションにでも
運ぶのだろう・・・。
荷物を受け取った業者が去ると、僕と鳴海さん…笹川の二人きりになった。
「それで橘さん、前に電話で悩みがあると仰っていましたけど・・、良ければ少し話しませんか?」
来たっ!内心少し緊張したが、僕はそれを悟られない様にしながら答えた。
「ええ・・・、そうですね・・。お願いできますか?」
「分りました。ここでは何ですので、そこにあるファミレスに行きましょうか?」
「そうですね・・。」
こうして橘先生に憑依した僕と、笹川に乗っ取られている鳴海さんは
橘先生のアパートのすぐ側にあるファミレスに向かった。
ここのファミレスは笹川治が早川美紀先生で、僕清彦が橘美咲先生だった時にはよく通ったお店だ。
ウエイトレスさんの衣装がまるでメイド喫茶のように可愛らしく、またそれを着用する女の子達も似合った美少女達ばかりだ。
パフォームになってからは僕は来てなかったが、橘美咲先生になった笹川治はそれこそ歩いて数分の距離だから何度も通っていたと美咲先生の記憶に鮮明に残っている。
既にほとんどのウエイトレスの女の子達と顔見知りになっている為か、僕の…正確には僕の今の身体である 橘美咲さんの姿を見て挨拶以外に親しみの笑顔を見せてくれた。
そんな中、名札に綾瀬遙香と書かれた女の子が席に案内してくれた。
対面で座った玉置鳴海さんは記憶にある通り、美人でスタイル抜群だ。
この橘美咲先生に匹敵する。
だが、中身はあの笹川治だ。
よし!計画通り、妊娠していて笹川治には興味ない存在と改めて認識させよう!
僕のアドバンテージというか有利な点は、僕は玉置鳴海さんの中身が笹川治と知っている事。
笹川が橘美咲先生が妊娠しているから身体に興味や執着を現時点では失っている事。
今の橘美咲先生の中身が僕清彦だとは知られていない事。
僕が笹川を封印または除霊しようと考えて対立している事を知られていない事だ。
久しぶりに笹川は橘美咲先生と、自分が他人として会話するのを楽しんでいるが油断は禁物。
会話で知るより手っ取り早く、橘美咲先生になってその記憶から知ろうとするかもしれない。
手を繋ぎ10秒以内に手を離せば【道】はできないから、移動出来ない事で僕、清彦が中に入っているのを気付かれる事も妊娠していない事も知られずに済む。
もし手を握りられそうになった時は、咄嗟に具合が悪くなった振りをしてトイレや洗面所に駆け込もう。
そう色々と想定し心構えが出来ていた為、遠回しに現在は妊娠中である事をほのめかしていると、笹川は乗り移っている玉置鳴海さんの知識から推測したのだろう。
「橘さん・・・貴女・・・」と小さな声で聞いてきながら僕の・・・美咲先生の手を掴もうとした。
咄嗟に手を引いて掴まれるのを防ぐのと口元に手をやりちょっと吐き気を模様した感じを演じる。
さすがにそんな状態では無理に手を伸ばして手を握ろうとはしない。
「すいません・・・ちょっと化粧室に・・・」
そう言って席を外し化粧室に向かう。
「えっ・・・ええ」
やはりといった表情で鳴海さんが座ったまま見送る。
洗面所の鏡で自分の・・・今は美咲先生の顔が明確な意思と決断、覚悟を決めた顔が写る。
「お話の途中ですいません・・・。」少し具合が悪そうな顔をして席に戻ると
「橘さん、貴女もしかして妊娠しているの?」と鳴海さんが聞いてきた。
内心 掛かった! と嬉しくてガッツポーズをしたいところだったが、勿論表情は内心と正反対の少し辛く悲しそうな顔をする。
「橘さんは独身よね? それに浮かない表情。失礼な事を聞いてごめんなさいね。もしかしてお相手の方はご存知ないのかしら?」
僕はコクリとだけ頷く。
「やっぱり…。堕ろしたりはしないの?その年で教師をしながら独りで子供を生むのは大変よ。
私ならもう少し独身生活を愉しんでからにするけど。ねぇ、そうしたら?」
こいつはやはり笹川だ!
美咲さんの記憶や印象では、玉置鳴海さんは決してこんな事を言ってくる女性ではなかった!
こいつは赤ちゃんを堕させて、そうしたらまた自分が橘美咲先生になるつもりなんだ!
「いえ。せっかく授かった命ですからしっかり産みたいと思います」
「そう。じゃあ頑張ってね」
玉置鳴海さんの態度は明らかに 【もうこんな女どうでもいいや。】というものだ。
作戦は成功した!
だがきっと今笹川に同化されている玉置鳴海さん本人は、笹川が身体から抜け出したら 今このような態度で対応した事に心を痛めるだろう…。
玉置鳴海さんも早急に助ける為にも早く笹川を封印しないといけないな。
「悩みというのはそれね。わかったわ。ただ橘さんが既に決めているなら問題ないわね。頑張って」
一応応援すると言ってくれたが、ただのポーズなのがはっきりわかる。
注文した飲み物を飲み干すと笹川はさっさと帰っていった。
おそらくは笹川コレクションを運び込んだ所に行ったのだろう。
清彦の予想は当たり、その夜は種美の身体に乗り移った笹川が数々の衣装でコスプレしたりオナニーを愉しんでいた。
◦
姿見の前で制服姿の種美が絶頂を迎え、喘ぎ声をあげながらアソコから大量の愛液を垂らしながら身体をビクンビクンさせながら幸せそうな顔をして倒れ込んだ。
それでも右手はアソコに指先を挿れたままだ。
ようやく快感から身を起こし、その後シャワーを浴びて出てきた時には日付が替わろうとしていた。
「そう言えば腹減ったなぁ~。コンビニ弁当も飽きたしラーメンかファミレスで飯でも食うか」
適当な服を見繕い、少し露出が高い服を着ると福田種美の身体の笹川は出掛けた。
ラーメン屋に向かって歩きながら考えた。
畜生…、もしかすると美咲は妊娠してないんじゃないか?と思っていたんだが…。
本人に確認したんだから間違いない美咲は妊娠している。
それも俺が憑依し始める前に孕んだガキだ。俺が美咲に乗り移っていた時に作った
ガキだったら、俺が美咲になり代わって喜んで産んでやったんだがな。
正直、美咲に対する興味が失せたぜ……。
その代わりに今はまだいいが、いずれ鳴海か種美を孕ませてやるぜ w。
そして、娘が生まれて年頃になったら『親娘丼』……。
な~んてなwwww。
そんな事を考えていると夜の暗がりに、ラーメン屋の明りが見えて来た。
深夜までやっているいつもの街角のラーメン屋に入ると珍しく空いていた。
この店は俺が生きていた頃から通っていたなじみの店だ。
もっともラーメン屋の親父は俺が死んだ後も美人や美少女になって食べに来ているとは気付いていないが。
最近綺麗な女の子の客が増えて嬉しいと言っていたな。
まぁ全て俺なんだがなwww
常連だった俺より、初めて訪れる筈の女にサービスたっぷりなのに思わず苦笑したが。
客はギャルの福田種美姿の俺と酔っ払ったOLらしい女の1人だけ。
ラーメン屋に居るのがミスマッチなタイプのかなり美人な女だ。
ちょっと乗り移ってみようかと考えたがそれよりまずはラーメンだ。
俺本来の身体だったらスタミナラーメン大盛なんだが、種美の身体ではそんなに食べられない。
味覚も俺より繊細のようで濃い味付けでなくても満足出来るので、背脂抜き醤油ラーメンに味付けたまごを注文した。
空腹も手伝い、ラーメンがとても旨かった。
ふと見ると先に居た酔っ払ったOLは机に突っ伏して眠っている。
(俺好みの女だしラーメン屋の親父も困るだろう。このまま種美のマンションまでお持ち帰りするか)
「お姉さん大丈夫?」
介抱するフリをしながら俺はOLらしい女の手を握ると【道】を通じてその身体に入った。
「えぇ、大丈夫よ」
酔いと眠気でクラクラするが、そう応えて立ち上がる。
種美の身体で問い掛け、この女の身体で回答する。これは自問自答か?それとも自演か? ふとそんな事を考えた。
「お勘定。おいくらかしら?」
意識が混濁している為か記憶がはっきり読み取れず少しぼやけているが、この女ならこんな話し方だろうと演じてみる。
おそらくバッグの中にあるだろうと中を確認するとブランド物の高そうな財布が合った。
ビンゴ!ニヤリと笑いバック(これもルイ・ヴィトンのブランド品だ)から財布を出して支払いを済ますと店を出る。
親父が鼻の下を伸ばしていたのがおかしかった。
種美も支払いを済ますと出てきた。
「大丈夫ですか?治様。少しふらふらしてますよ?タクシーで帰りましょうか?」
俺が種美だった時に考えた事は種美にとって、自分がそう考えた事になるので
俺がこのOLになってこの身体をマンションへ連れ帰る事を当然理解している。
「いや、大丈夫だ。数分だしこのまま歩いて帰ろう。おっ、段々馴染んだせいか記憶も読めるようになってきたぞ。
ふ~ん、私の名前は小林里美、28歳。
○○会社の秘書課で主任として働いているのか。家は近くの○○マンション 703号室か。
現在彼氏なし。明日は休みでビューティーサロンとエステに行くまではダラダラして過ごす予定か。
ふ~ん。それなら私が有効に使ってやるぜ♪」
ニヤリと里美は笑うと隣りを歩く種美の手を繋ぎ、まるで仲の良い姉妹のようにそのまま種美のマンションの部屋に帰った。
ラーメン屋を出た頃は部屋に着いたらすぐ寝ようと考えていたが、歩いた事で若干酔いが醒めたのか、それともアルコールが全身にまわり身体が火照っててテンションが高まったのか
回収した笹川コレクションの中からコスプレ衣装を引っ張り出して、種美と2人でコスプレファッションショーを始めたのだった!
「どう?種美ちゃ~ん。バドガールよお~ん♪」
手を腰に当て、得意気にポーズを取る。
「とってもお似合いです♪」
一通りポーズを取ったり写真を撮ったりして楽しむと次の衣裳を選ぶ。
そうこうしているうちに酔いが引いたか馴染んだ為か記憶がいつものように普通に読めるようになった。
これで小林里美本人そっくりにも、俺らしくも両方好きに振る舞えるようになった。
よし、では早速・・・。
コスプレを堪能しながらこの女の記憶を覗き見て楽しんでいると、里美にはシングルマザーの姉がおり、妊娠後の体調不良、仕事をしながらの子育てで自分の時間やしたいことを我慢して半ばノイローゼ気味に子育てに奮闘していることがわかった。
(うーん、俺は子育てナメきってたぜ・・・これじゃあ、種美や美咲を孕ませたら自由に女を楽しむどころじゃねーな!そいつは御免被るね!ま、今を楽しくいこうぜ!)
「じゃあ今度はセーラープリンセスのコスプレよ!」
俺は里美としてお気に入りのセーラープリンセスのコスプレをすると、ポーズをキメた。
「ぎゃっはっは!28歳の美人OLがそんな格好してナニやってるんスか?超ウケるー!」
種美が大笑いしながらそう言った。
「似合うでしょ?私、ブランドものの服ばかり身に付けてたけど、本当はこういう格好が大好きだったのー!天に代わってお仕置きよー!」
俺は鏡に向かってポーズをキメながら、スカートをピラッとめくってみる。
(本当はブランド志向の高い、アニメなんてもっての他の女なんだけどな!いいザマだぜ!)
「そーなんだー、ウケるー!ならアタシは格ゲーの不知火舞子ってコスチューム着ちゃおーっと!」
種美もノリノリで着替えた。
「私、この格好すごく気に入っちゃったわ!種美、二人でこのまま外に出てみない?あんっ!」
「えぇ、私はさすがにこの格好で外には・・・ふぅん!」
「いいわ、あなたは普段着で、私だけセーラープリンセスとして一緒に夜の町のパトロールに行きましょう!」
「はいっ!あぁん!」
コスプレ衣装の二人は、互いを愛撫しながらそう言いあうと、マンションの外に出たのだった。
「ちょっと、ナニじろじろ見てんのよ!天に代わってお仕置きするわよ!」
男からはいやらしい目付きで、女には好奇の目で見られながらも堂々と私、小林里美はセーラープリンセスとして町を練り歩いた。
「超ウケるー!オタにサインとか求められるしw」
種美は爆笑している。
私は行列となったサインの列に並んだら全ての奴にサインしてやり、道端でセクシー撮影会をしてやった。
なぜかそうしたくてしかたがないのよねー!
「あー、面白かった!マンションに戻るか!」
「はい!」
まさか小林里美も自分が眠っているうちにセーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露していたとは思わないだろうなwww
こうして種美の部屋に戻って来た俺はセーラープリンセスの格好から、先程着てとても似合っていたバドガールの衣裳に再び着替えた。
種美も今度は格闘ゲームのサキュパスの格好に着替える。
着替え終えると自然と正面から抱き合う。
互いの巨乳が押し潰され、なんとも言えない気持ち良い感覚と淫靡な姿が部屋の鏡に映し出された。
そして里美は俺お気に入りのぺニスバンドを装着した。
「じゃじゃーん!もっこりバドガールでーす!里美ったからなんて変態なんでしょう!」
里美は鏡に映る自分を見ながらウットリしている。
「そんな変態バドガールはこの性技の夢魔、サキュバスのリリスちゃんが搾り取ってあげるわ!
メリーターン!」
コスプレ衣装のキャラクターに扮した種美が、飛び込んで抱きつき
そのままベッドに里美を倒すと上にのし掛かったまま、その大きな胸をコスプレ衣装の脇から手を入れて揉み始める。
「あふん・・・気持ちいいわ♪ もっと揉んでぇ~♪」
馬乗りになった種美に喘ぎながらお願いをする笹川。
「変態女さん、私の胸も揉んで欲しいな」
種美がそう言うと里美になっている笹川も手を伸ばして種美の形の良い胸を揉み返しはじめた。
互いに揉み揉まれ、身体が受け入れ状態になると、さっそく種美の秘唇に股間から生えた黒い逸物を押し当ててゆっくりと挿入する。
秘唇からは愛液でびしょびしょだ。
種美の喘ぎ声に合わせてピストン運動する。
こうして種美がイクと回復するまで、里美の記憶に従い、いつものようにオナニーしてみる。
あふっ、こ…こんな事…ああ、 イイ!
な…なにか…挿れるものを…ああ~ん♪
「里美お姉さま~。お待たせしました…ってここグチョグチョw なんて淫乱なんでしょう。
さっきイかせてくれたお礼にコレで慰めてあげますわ」
「ああん、種美ちゃん~お願いぃ~早くそれを里美のおマン○に突っ込んでぇ~!」
こうして朝方まで攻守交代しながら淫靡な宴が繰り広げられた。
いつの間にか眠っていたらしい。
俺はバドガールの衣裳で。隣にはハイレグレオタードをベースとしたエロいコスプレ衣裳の種美がスヤスヤと眠っていた。
この気持ち良さと気怠い感じは朝方まで散々種美とエッチしまくったからだな。
里美自身の意識はまだ眠っている。
まさかラーメン屋で酔っ払って眠ってから俺に乗り移られ、セーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露だけに留まらずサイン会までしていたとは思わないだろうな。
誰か知り合いに見られていたらそれは面白そうだがこの辺に知り合いは住んでいないし見掛けなかったからそれは無さそうだ。
このまま眠らせておこうか。まぁ目覚めたところで俺の意識に同化するから自分の行為に疑問を持つ事はないが・・・
このまま今日は里美として過ごすか、種美になって気侭に過ごすか。
里美としてエステに行ったりビューティーサロンに行ってみるのも楽しそうだ。
俺の感覚ではエステはともかくサロンの何が楽しいかわからないが、里美の記憶や意識に同調するととても楽しみにしているのだ。
種美になってゲームしたり秋葉原に新作美少女ゲーム(エロ)や色々と新作アニメのグッズを買いに行ってもいい。
さて、今日はどう過ごそうか?
里美として出掛ける事にした。
里美の記憶を元にブランドもので身を固めた俺は姿見の前に立った。
「うわぁ、美人だけど御高いカンジだねぇ!こんな御高いカンジの女が俺だなんて、妙な気分だな!」
俺はニヤリと笑うと、マンションを出たのだった。
種美のマンションを出て俺はそのまま里美のマンションに向かう。
流石に種美とのエッチで色々な液などで汚れた身体は種美のところでシャワーを浴びて綺麗にしたが、種美の化粧品は里美には気に入らなかったからだ。
(ん? 里美の意識が目覚めそうだな。里美の記憶を使えば勿論里美と同じメイクも出来るが面倒だ。里美本人にやらせるか)
俺は昨夜の服装からスーツを脱ぎ捨てて下着姿になると、里美のベッドの中に潜り込んで目を瞑った。
と、同時に目覚めた里美は昨夜の途中からの記憶がない(酔っ払ってラーメン屋に入ったくらいまではなんとか覚えていた)事に落ち込み、少しだけ反省すると、シャワーを浴び始めた。
身体の支配権を奪って俺が洗っても良かったが、覗き見感覚で勝手に動き身体を洗い上げていく様を里美の視線と身体で愉しんだ。
シャワーが済むとさっそく外出用の化粧を始める。
元々整った顔だが化粧でさらに美貌に磨きが掛かる。
タンスのブランド物から少し干渉し少し露出が高めの服装にする。
完成し玄関を出たところで交代し、俺が里美となったのだ。
俺が里美になったところで、この身体の本当の持ち主である小林里美本人は気付かない。
今、自分が俺、笹川治になっている事を。
今まで乗り移ってきた女と同じように、俺の意思が里美の意思になり、俺がしたい行動が里美本人がしたい行動であるからだ。
マンション地下の駐車場に行くとドイツ製の高級車に乗り込み出発した。
「やっぱり俺の軽自動車と比べてパワーも加速も大違いねぇ。私は軽自動車なんて運転した事ないけど。ウフフ、気分いいわ~♪」
すると、
「そこの赤い車、止まりなさい!」
と白バイに車を止められてしまった。
(しまった、調子に乗って飛ばしすぎたか・・・おっ!これは・・・)
白バイから降りてヘルメットを外した警官は、なんとボーイッシュでショートヘアーの美人白バイ隊員だったのだ。
(この美人は・・・美咲になった時に署員の記憶を確認したけど・・・そうだ、コイツは署でただ一人白バイの試験に合格した後藤正美だ!ボーイッシュで婦警からの人気も高くてラブレターももらってるってコトだったよな)
「私、そんなにスピード出してません!」
俺はそう言うと、彼女の手を掴み、道を通じて彼女へと移動した。
「何を言ってるんだ!?あんなにスピード出してて・・・ひっ!?・・・出して・・・なかったわね!私の完全な勘違いだったわ!」
正美の口でそう言った俺は彼女の顔でニヤリと笑った。
「え・・・?あ・・・そ、そう、です・・・か・・・」
里美は何故だかあんなに飛ばしていたのにも関わらず、勘違いだと言われたことにキョトンとしていた。
(はっはっは!里美の奴、驚いてやがる!あんなにスピード出してたのになwま、体借りたコトだし、この笹川治様が見逃してやるよ!っても俺がスピード出しんだけどなw)
「さ、早く行きなさい!」
俺が正美の口でそう言うと、里美は「ありがとうございます」とペコリと頭を下げて去っていった。
「さぁて、俺はナナハンなんて運転出来ないけど、私なら余裕よね!」
そう言った正美は勢いよくアクセルを吹かすと、猛スピードで白バイを走らせたのだった。
「だっはっは!気持ちいい!なんつっても俺は白バイ隊員の婦警様だからいくら飛ばしても捕まらないもんねー!」
「うわっ、美人!キスさせてくれたら見逃してあげるわよ!」
「巨ニューのおねーさん!3キロスピードオーバーよ!でも、パフパフしてくれたら見逃そうかなー?」
「なんだ、ヤローか!お前は10キロオーバーだったけど態度悪いから30キロオーバーな!」
「あら、おねーさま、パンティいただけたら見逃してさしあげるわよ!」
「あー谷間に風が当たって気持ちいい!谷間がムレちゃうから胸元は大胆に開かないとね!」
胸元を開いて谷間を強調させた格好のセクシーセクハラ白バイ隊員として気に入らない車を次々と検挙し、
正美の技術を使ってナナハンを高速で爆走させて楽しんでいると、見慣れた黒塗りの1BOXカーを見つけた。
「ん?あれはパフォームの移動用ワゴンじゃないか?久々にちょっとからかってやるとしますか!」
赤色灯とサイレンを鳴らし「前方の日産黒の●●●●●● 846、左に寄せて止めなさい」とちょうど道の駅駐車場に誘導して停車させる。
運転席の横に立つと運転していた若い男、名前は我蔵啓次が窓を開けて不服そうに
「ちゃんと法定速度で走っていましたけどなんでしょうか?」
「ブレーキランプが片側点灯してなかったわ。整備不良の確認で停車させました」
もちろん嘘だ。
「えぇっ?朝点検した時は問題なかったのに。本場さん、自分がブレーキ踏むから見てくれません?」
啓次が後部座席に座っているパフォームの美人マネージャー 本場美佐子にお願いすると返事をして降りて来た。
ドアを開けた時に室内を見るとパフォームの平瀬愛と武井舞がやはりマネージャーと一緒に乗っていたようだ。
「婦警さん、ブレーキーランプ ちゃんと点きますよ?」
「あら?先程は右側が点灯していなかったのを確認したのだけれど・・・接触不良だったのかしら?」
そうするとサングラスと帽子で変装したパフォームの2人が
「美佐子さん、ついでだから私達ちょっと化粧室に行ってきますね」
さて、男の啓次になるか、美人マネージャーになるか、このまま白バイ隊員の後藤正美として2人に接触するか・・・誰で会おう?
「えっと、そちらのあなた・・・お名刺いただけますか?アハーン・・・あ・・・あ・・・イク・・・!」
俺は白バイに跨がってシートの角に腰をスリスリ当てて腰を動かしながら本場美沙子にそう言った。
「は、はあ・・・」
怪訝な表情の美沙子が名刺を差し出した。
絶頂を迎えて白バイを降りた俺は、名刺をもらうフリをして美沙子の手を握り、すかさず[道]を通じて彼女へと移動した。
「えっ・・・ひっ・・・っと、これで俺が美佐子かぁ・・・クックックッ」
見ると正美は青ざめている。
「私・・・なんでこんな・・・失礼しました!」
そう言って胸元を整えた正美は、名刺も受け取らずに白バイに飛び乗ると、慌ててその場を去っていった。
「セクシーだったなぁ!あんなに胸元空けたり、あんなこと・・・それにイチャモンみたいに俺達の車を止めたと思ったら慌てて行っちゃったり、変な婦警さんだったな」
啓次が俺にため息混じりでそう言った。
「まったく困ったものよね!おかしな婦警さんね!」
俺は内心ニヤニヤしながら美佐子としてそう答えた。
(ま、実は俺がやったんだけどねwww)
前に一週間、俺が平瀬愛だった時に何度か美佐子に乗り移ろうと思っていたんだが結局乗り移らないままだったんだよな!
こうして今日、美佐子になれたのが嬉しいぜ。
さて、清彦は平瀬愛かな?武井舞かな?
1ヶ月ぶりに会う訳だから楽しみだ。
ん? 美佐子の記憶によると最近急にパフォームの2人はお寺か何かに興味があるようで何度も足を運んでいるようだが・・・清彦の趣味か?
!
清彦のやつ、まさか成仏でもしようって考えているのか?
馬鹿かよ。俺達にしかないこの憑依能力で、この世で色々な美女になって快感得たり色々と楽しむのがいいのに。
しょうがねえなぁ。俺様が説得してやるか。
美佐子はその美しい顔にエロイ表情を浮かべるとニヤリと笑った。
「「ただいま~♪お待たせしました。」」
2人が帰って来た。
「あれ? さっきの婦警さんは?」と舞。
「なんか婦警さんの勘違いだったようです。ブレーキランプがちゃんと点いたら謝ってさっさと行っちゃいました」
「格好はちょっと変だったけど美人だったよね。ここの管轄かな?後で会ったり来週会うかも知れませんね」と愛。
ん? なんの事だと美佐子として考えると今からここの警察署に向かっていたのだ。
目的は来週の一日警察署長だ!
なんと鳴海や今の白バイ警官の後藤正美や斎藤友里、桐生紗耶香がいる警察署の一日署長を、体調不良で出来なくなった事務所の後輩の代わりに引き受けてその打ち合わせや調整に向かっていたのだ。
「啓次君。悪いけどちょっと飲み物買ってきてくれない?勿論啓次君の分まで出すから」
「美佐子さんのお願いなら喜んで引き受けますよ!いつもの●茶でいいですね」
というが早いかダッシュで駆けて行った。
ふっ。邪魔者は消えた。
「愛ちゃん。ちょっと手を出してくれる?」
美佐子のフリしてからかってやろうかと考えていたが時間が無いからな。
手を握ったが【道】が出来ずに移動できない。なるほど。清彦は今愛なのか。
「久しぶりだな。清彦」
俺は美佐子の顔で微笑みながら愛にそう語りかけた。
私はよく悲鳴をあげたりしなかったと自分を褒めたい。
この1日署長に急遽決まった時に笹川治と遭遇する可能性が高い事を想定し覚悟を決めていたからだが、
まさか警察署ではなく、こんな形で、…しかも私達の信頼するマネージャーの美佐子さんになって突然現れるとは!
しかし笹川からこんな形で接触してきたのは朗報でもある。
笹川は今、誰なのか? と会う人全員にいちいち疑心暗鬼に成らずに済むからだ。
それと御守りにしていた【護身のお札】だ!
気付かない間に笹川治に乗り移られたりしないように用意した物だが、ちゃんとこうして効果がある事が実証された。
美佐子さんになっている悪霊笹川治は、私に乗り移られなかったから私の中に清彦くんが居て、その為に乗り移れなかったと思い込んだようだ。
前にその話を聞いてなかったら誤魔化せなかったかも。
逆に今なら笹川を騙した状態で維持出来るかも知れない。
幸運だったのは私に入れないからと、直ぐに隣りの舞に入ろうとしなかった事だ。
舞も私と同じく【護身のお札】を持っている。2人同時に入れなかったら怪しまれたかも知れない。
全ての用意が整うまでは、笹川治に知られてはならないのだから。
「ビックリした! 治さん、お久しぶりです」
私は清彦くんの話し方を真似して喋った。
「清彦くん、治って以前愛になって私に変な事した人でしょ? 舞嫌い!」
そう言って舞が私に抱きつく。
「やっぱり。前、あれだけ解散だ!コンビ解消だ! と騒いでいた舞が、俺が居なくなった後 逆に仲良くなっていたのをテレビで見て
もしかしたらと思っていたが清彦、お前舞ちゃんを虜にしていたんだな」
「そうよ!清彦くんの愛はお前なんかと違ってとても優しいんだから! ねぇー、清彦くん」
「正体を知られながらその仲か。すげーじゃないか。ずっと愛なのか?」と美佐子さん姿の笹川。
「いや、定期的に舞にもなってるよ。こうして」
舞と手を繋ぐ。舞なら私の考えをわかっているから大丈夫。
「こんな風に。愛、おいで」
「ああ~ん。清彦くん、今日は1日愛になってくれる約束でしょ?早く私に戻って私になってぇ~♪」再び手を繋ぐ。
「こんな風に毎日交互になって過ごしてますよ。今のパフォームは実は僕を入れて三人なんですよ」
へぇ~と感心した様子の美佐子さん。
「美佐子の記憶でもわかってなかったが確かにこの1ヶ月で今まで以上に仲良く2人で行動するようになったのはそういう事か」
上手く騙せているようだが過信は禁物。
私は笹川に話題を振った。
「何も言わずにいつの間にか居なくなっていたからビックリしましたよ。この1ヶ月どうしていたんです?」
「ハハハッ、実はお前が入ってた橘美咲。あいつになっていたんだがな、あのビッチ、俺がせっかくなってやったのに俺があいつになる前に妊娠してやがったんだよ!
今は今日向かっている警察署の婦人警官になってその独身女子寮に住んでるよ。
この美佐子レベルの美人の玉置鳴海って婦人警官がメインボディだ」
美佐子さんの綺麗な顔にイヤらしい表情で笑う笹川治。
勿論その情報は先日清彦くんから連絡があったから知っていたが…。
この勝手な言い分。さっきの白バイ婦警さんが恥ずかしい格好を喜んでしていたのも間違いなく笹川治に乗り移られていたからだ。
完成まで後一週間! 絶対こいつを封印してやる!
笹川は美佐子さんの胸を激しく揉みながら
「なぁ、俺が舞になれないなら久しぶりに愛になってみたいんだ。
元々先に俺が愛だったし、俺が他人に乗り移る方法を教えてやったんだぜ。今日1日だけ愛の身体を貸してくれよ。
今夜は久しぶり俺達2人でパフォームになって愉しもうぜ♪」
人の身体をゲームや本みたく簡単に貸し借りして好き放題するつもりだ。
到底受け入れられる考えじゃない。人の尊厳も何も感じない、笹川にとって快感や愉悦を楽しむ為のオモチャなのだ。
「いくら身体が愛でもイヤよ! 清彦くん、断って!」
「舞もこう言ってるし、愛ももう半分は僕の身体なんだ。治さんには悪いけど…」
「言うようになったねぇ。まっ、いいか。美佐子の身体も気持ち良いもんな。
そういえば清彦、お前最近お寺や神社とかに2人で行きまくってるな。 成仏でもするつもりか?」
なんと返答するか一瞬迷った時、トントンと窓を軽くノックする音がして
「美佐子さん、お茶買ってきましたよ」と啓次くんが戻ってきた。
「ありがとう、啓次くん」
いつもの美佐子さんのようににっこり微笑みお茶のペットボトルを受け取った。
私達パフォームより美佐子さんの事が好きな啓次くん(啓次くん本人は隠しているつもりでも)はそれだけでまるで犬だったら尻尾が千切れるんじゃないかというくらい嬉しそうだ。
だけど美佐子さんの笑顔に喜ぶ啓次くんが振り返って運転席に向かうと舌を出し、小馬鹿にしている美佐子さん姿の笹川が口元を歪めて笑う。
私が憧れる大人の女性の美佐子さんの美貌が醜く見えた。
絶対許せない。
「出発しますね」
啓次くんが戻ってきた事で笹川と清彦としての会話はお開きになったが、警察署に到着するまで笹川は美佐子さんの身体で啓次くんに気付かれないように、ずっと胸やお尻を撫で回し、揉み続けていたのだった。
警察署に到着し、裏側の駐車場に車を止める。
すると1人の婦人警官が近づいてきた。
とても綺麗な女性だ。一礼し
「こんにちは。わたくし、今回の1日警察署署長のサポートをさせて頂く生活安全課の玉置鳴海と申します」
と名乗り名刺を差し出した。
(この婦人警官が玉置鳴海さんなのね。)
「わざわざありがとうございます。私はパフォームのマネージャーの本場美佐子と申します」
名刺交換をした、中身が笹川の美佐子さんが玉置鳴海さんと握手をする。
私と舞は気付いた。
玉置鳴海さんが直後にニヤリと笑い、美佐子さんが努めて平静を保っていたが顔色を変えたのも。
美佐子さんにだけ聞こえるような小声で「私達はわかってます。後で説明しますから落ち着いてください」
啓次くんには気付かれなかったとはいえ、美佐子さん本人からすれば自ら進んで私達に見せつけるように車内で痴態を演じていたのだ。
笹川が抜け出した今、恥ずかしさから顔から火が出る思いだろう。
笹川め! 私達の大好きなマネージャーまで餌食にしたな!絶対許さない!
内心非常に激怒していたが私達はアイドルだ。表情にはこれっぽっちもそんな素振りを見せずに鳴海さんになった笹川に挨拶した。
「それでは皆様を署長室へご案内致します」
先導し歩き始めた鳴海さんについて裏口から入る。
こうして打ち合わせも終了し、私達は事務所に帰る事になったが再び笹川が美佐子さんや啓次くんになって一緒についてくるのでは? と危惧したが 鳴海さんのままだ。
鳴海さんと別れ際「今日はお疲れ様でした。また来週よろしくお願いします。小声で『清彦、パフォームを今度こそ一緒にやろうぜ』ではお気をつけて」
そう言ってニヤリと笑ったのだ。
私は帰宅すると直ぐに清彦くんに連絡を取る事にした。
ただ清彦くんは今、橘美咲さんの身体にいるのか、女子高生の身体にいるのかわからなかったから2人同時にメールした。
タイトルは【Iより清彦くんへ】 内容は【メール見たら電話ください】
すると直ぐ電話が掛かってきた。
着信表示で名前を確認して電話に出ると、表示名と同人物が
『清彦です。どうしました?』と話し掛けてきた。
その声は
① 橘美咲さんだ。
② 前田逸美ちゃんだ。
携帯の着信表示には橘美咲と表示されていた。
電話から流れる声は、大人の女性の綺麗な声だった。
「清彦君?…今は橘さんの体に入ってるのね?」
清彦君が橘さんの肉体に移ったことはメールで連絡を受けていたが、
中身が清彦君だと分っていても多少の違和感があった。
「清彦君たった今…、笹川が私達に接触して来たの…。」
『えっ?何ですって!?』
私は笹川が秘書の美佐子さんに乗り移った事、続けて私の体に移ろうとしたが
【護身のお札】のお陰で無事だった事、自分が清彦に憑依されているフリをして
笹川を誤魔化した事を説明した。
『良かった…、愛さん達は無事でこっちの計画も奴にはバレてないんですね?』
「ええ…、笹川は婦警の玉置鳴海さんの中に戻って行ったわ…。」
「ところで清彦君の方は、橘美咲さんの体で何をしているの?」
『僕は笹川に滅茶苦茶にされた、橘先生の人間関係を何とか修復しようとしています…。』
僕は橘先生が、互いに好意を抱き恋仲に進展しそうだったのに
笹川が憑依した為に、それを疎ましく感じた笹川が橘先生に成り済まして相手に酷い事をして破局させてしまった事。
笹川が乱交した事を自分の意思でしたと思い込んでいる橘先生は、復縁を望んでいる気持ちもあるのですがこんな淫乱な自分がそんな資格があるかと悩み結局諦めてしまっている事。
僕は自分の正体を明かして嫌われてもいいから、あれは橘先生本人の意思ではなく乗り移った悪霊笹川だった事実を伝えてなんとかしたい事を話した。
「でも清彦君。今の私達の会話は橘さんも聞いているのでしょう?
清彦君の話は笹川の時と同じで、橘さんが自分の意思で喋った事になるから今後実行した場合、自分で変に思ったりしないかしら?」
「それがですね。先日気付いたのですが、橘先生の意識が眠った状態では僕が身体を動かしても目覚めた橘先生はその時の記憶が無いんですよ。
そして今は、メールがくる30分ほど前から先生はソファーでうたた寝してまして、僕が起きてタオルケットを持ってきて被ろうとしたところでメールが来たので電話しましたから履歴も消せば先生はこの会話知りません」
先日発見したばかりの能力(?)を愛さんと舞さんに話をした。
「ただいくら関係を回復・進展させたところで笹川がいる限り、再び関係を滅茶苦茶にされる可能性は高いです。僕もずっと橘先生でいる訳にもいきませんし」
「とにかく笹川をなんとかしないといけないわね」
笹川の霊魂を封印するための容器である【魔封波】が出来上がるのが今週末だから一日警察署長の仕事を終えたら受け取りに行く(上手くすれば前日に完成する可能性もある)事を話し私は電話を切った。
「愛、絶対あいつを封印しようね。失敗はできない。これ以上笹川の餌食になる人を増やしたくないもの」
「アイドルやってて、まさかゴーストスイーパーをするとは思いもしなかったわ。舞、頑張ろうね」
その頃笹川は外泊許可を取って種美の部屋に居た。
勿論コレクションを鑑賞したり、コスプレ衣裳で鳴海の身体で実行する為だ。
バニーガール姿の鳴海と、同じくバニーガール姿の種美が巨大な姿見の前で扇情的なポーズを繰り広げていた。
「今週末にはひょっとしたら鳴海の身体からパフォームの愛になるかもしれないからな。今のうちに鳴海の身体を楽しんでおかないと」
鳴海の大きな胸を下から持ち上げる様に揉みながら笹川は鳴海の姿でそう種美に語りかけた。
「えー!? ならもう会えないんですか?」
「そんな事はない。1週間ばかりパフォームをやるだけだ。実は今日、一緒に行動していた仲間に再会してな。前話しただろ。
TS学園の旧校舎にいた清彦っていう幽霊。 あいつは俺が平瀬愛から抜け出した後もパフォームの2人に交互に憑依して過ごしてきたらしい。
でもどうしても兄貴分の俺と一緒にやりたい! やって下さい! って懇願してきてな。
仕方ないから、じゃあ1週間だけ特別に。って引き受けてやったのさ。」
「さすがは治様、優しいね♪ 種美はそんな治様が大好きだよ♪ チュッ」
キスが交わされるとそれが合図だったかのようにバニーガール姿の2人は絡み合い始めたのだった。
互いの乳房を揉みしだきながら俺は種美に語りかけた。
「なあ種美、いずれ俺を孕んでみないか?」
種美は不思議そうな顔をして俺の顔を見た。
「?治様の赤ちゃんですか?でも治様の体は死んじゃったんですよね?」
俺は不敵に笑いながら説明した。
「いや、そうじゃない・・、『俺』を孕むんだよ。」
「治様を??」
「つまり誰かイケメンから種を提供してもらって、お前を孕ませて
俺はお前の腹の中の子に憑依するんだよ。」
「ええっ!!つまり私が治様のママになるって事ですか!!??」
「そうさ、もし女の子なら母娘プレイ・・なんてな。どうだ・・、嫌か?」
「・・・・びっくりしましたけど、素敵です!私が治様のママになれるなんて!」
「ふふふ・・・、お前は可愛い奴だな。」
俺は種美にディープキスをした。
「ふふっ、こんな事を話してるうちに、この鳴海の体も興奮して来たみたいだぜ。」
俺はバニースーツの胸元をずり下げて、俺の・・鳴海の大きな乳房を露出させた。
「さあ種美、俺の乳を舐めてくれ・・。」
種美は言われるがままに俺の大きな乳房に吸い付いた。
鳴海の桜色の乳首が柔らかな種美の舌の愛撫によりピンと堅く勃つ。
ジンジン痺れるような気持ち良い信号を俺の脳髄に送り、その刺激でさらに鳴海の身体が興奮する。
よく言えば真面目、言い換えれば奥手。
これだけの美貌とグラビアアイドルにもひけをとらないスタイルを持ちながら鳴海は性交渉の経験が僅かだ。
20代半分になるというのに乳首がまだ10代みたいなのはその為だ。
初な鳴海に変わって俺が開発してやるか。
実は幽霊になるまで体験がなかった笹川だが、幽霊になってからは他人の知識や体験を追体験したり、早川美紀先生や玉置鳴海、福田種美と色々な女性の身体でレズまくった為、それなりのテクニックを自負するようになっていた。
そういえば明日はデートだな。
鳴海として、男を手玉に取って遊んでくるか、種美になって学校に行くか。
さて、どちらにしよう?
そうだった!
明日は鳴海と佐藤大輔のデートの日だった。
佐藤大輔は鳴海の大学時代の後輩で、俺が今回のデートをセッティングしてやったのだ。
無論、実際は佐藤を肉奴隷化するのが目的なのだがな。
ここ暫くはレズプレイばかりだったからな、ここらで肉棒を提供してくれる人間ディルド君
を飼ってみるのも良いだろう。
鳴海の記憶によると佐藤は、中々悪くない顔をしている。
場合によっては俺様のメインボディである鳴海や、俺の女である種美に
種つけする権利を与えてやっても良いなW
そんな事を考えてみると、俺の股間の割れ目から愛液が溢れ出て来た。
真面目ぶっていても鳴海も所詮は女だ。
女の肉体の本能が、肉棒を欲しがっているのだ。
問題は佐藤の肉棒が満足できる物かどうかって事ぐらいだなW
「治さま~~、なにさっきからニヤニヤしてるんですか~~?」
俺の大きな乳房を両手で餅をこねる様に揉みながら種美が話し掛けて来た。
「ん?いやなに、人間ディルド&精子ドナーが見つかったかも知れないんでな♪」
「??何ですか?それ~~?」
ふはは…、全ては俺の思うがままなのだ。
俺は鳴海の顔を歪めてほくそ笑んだ。
こうして種美と女の身体を愉しみながら過ごした。
気付けばもう日が変わろうとしている。そろそろ寝るか。
(よし、明日の作戦のテーマは「いかにエッチしないで寸止めでじらして男を手玉にとるか」の実行だ!
思わせ振りにして期待を維持させつつ、それをエサにして悩殺して下僕にしてやろう!クックック、、、!
忠実な下僕になるとわかったら御褒美にココに挿れさせてやるか。)
俺はベッドから立ち上がるとサッパリするべく風呂に向かった。
「ふう~~。」
湯船に浸かり全身をリラックスさせる。
女の肉体を乗っ取るようになってからは知った事なのだが、女の乳房は
思いのほか重量があってかなり肩が凝る。ましてや鳴海くらいの大きさの乳になると尚のことだ。
視線を落とすと乳房が浮力を得てプカプカと浮いていた。
(へへへっ、改めて考えてみるとマジでスゲーぜ!俺が女になれるなんてな!)
本当なら美咲のストーカーをしていた俺は、この能力で美咲の人生と肉体を
乗っ取り続けるつもりだったのだがな…。返す返すも美咲が妊娠していたのが残念だ。
だが、代りに俺のメインの肉体に選んだこの鳴海の肉体も中々のものだ。
近頃は俺の魂が馴染んで来たようで、鳴海の肉体の中にいる時が、特に居心地が良い様に感じる。
明日はどんなに『楽しいデート』になるのか…楽しみだ。
俺は風呂を出て体をバスタオルで拭うと、何も身に付けづ裸でベッドに向かった。
ベッドの上では種美がバニーガール姿のまま、うつ伏せの姿勢で眠りについていた。
俺は種美の隣に体を横たえて、睡魔が訪れるまで種美の張りのある尻を撫で擦ったのだった。
俺が目覚めると既に鳴海は起きていて着替え終えていて化粧をしていた。
デートを断ったり、俺が今日のデートの為に用意した派手目な服装を素直に着たのは
もし中止したら親友の桐生紗耶香や後輩の斎藤友里に乗り移って好き放題してやろうと考えてやったからな♪
俺が眠っていても目覚めた鳴海本人の意識がそれを覚えていてそんな事はさせないわ!・・・しかたないわね。コレを着るしかないか・・・と持ち込んだバッグから取り出した服を見て溜息をついた。
それらの事を思い出すと、こんな派手な服装で佐藤君に会うのは恥ずかしい。もっと落ち着いた服装にしたかったと思いつつ仕方なく着替えたのもわかった。
それでも鏡に映るその姿は。
「うっふ~ん ♥ とっても似合っているわよ。ワ・タ・シ ♥ 」
「おはようございます。 治様? 鳴海ちゃん?」
上半身だけ起こし、眠そうに眼をこすりながら種美が聞いてきた。格好は勿論バニーガールのままだ。
「わ・た・し・は鳴海よぉ~ん ♥ どう? 似合うかしらぁ~ん? 」
「きゃはは♪ エッチな格好した鳴海ちゃんだぁ~♪ でもとっても似合ってますよ、治様ぁ~♪ 」
メイクが服装にあまり合ってないから俺が修正してやる。
鳴海にも好みではないがバッチリメイクの知識はあるのでそれを利用して仕上げる。
「うわぁ~・・・凄い綺麗~♪ 」種美がそう呟き俺の姿に見惚れる。
鏡にはとても色っぽい格好をした美女が映る。
そしてその美貌に抜群のプロポーションを活かす服装。もちろん胸元を強調しているが鳴海ほどのレベルだと嫌味にならず逆に似合っている。
これなら佐藤だけでなく、どんな男でもイチコロだろう。
これで悩殺してやるぜ!
「じゃあ、行って来るわね~~!」
「行ってらしゃいませ!治様!」
俺は気分良く種美のマンションから、佐藤との待ち合わせ場所に向けて出発した。
街中を歩くと男共からの視線を浴びているのが良く分かる。
今日選んだ服は、胸元が開いたワンピース服だ。
鳴海の大きな乳房が胸の谷間を形成しており、更に体にピッタリとフィットしたサイズの為
大きな尻のヒップラインが際立っている。
スタイル抜群の美人がこんな格好で目の前に居れば、注目を集めない方がおかしいだろう。
俺は大きな尻をフリフリと振りながら歩き続けた。
(へへへっ、気分イイぜ!こんなエロい体が俺のモノなんだからな!)
それにしても男共の欲望にたぎった視線を受けるのがこれ程の快感だとは…、
鳴海の肉体を益々気に入ったぜ♪。
とはいえ、ハイヒールで歩くのも結構疲れるので、流しのタクシーにでも
乗るかな?と、考えていると『ある物』を忘れたのに気がついた。
「やべえ!調教に使うつもりだったディルドを忘れて来ちまったぜ!!」
思わず叫ぶと、隣を歩いていたOL風の女がビックリとした顔で俺の顔を見て、
続けて侮蔑するような表情を浮かべて足早に去って行った。
「どうするかな?取りに戻るのも面倒だしな…。」
どうするか考えていると、この近くに『ド○キホーテ』があるのを思い出した。
確かド○キホーテでは大人のオモチャも売っていた筈…。
よし!ドン○でエログッズを買ってから、待ち合わせ場所に向かおう!
そう決めて俺はドンキ○ーテに足を向けた。
ド○キホーテの店内に入るとお馴染みのテーマ曲が流れていた。
『ドン♪ドン♪ドン♪ド○キー♪ドンキ○ーテ~♪何でも揃って便利なお店~♪』
最後に来たのは俺が死ぬ前だが、相変わらず雑然とした汚ねえ店だ…。
とは云うものの、品揃えが良く品物の値段が安いので生前は良く利用したものだ。
お目当てのアダルトグッズは、店内の奥まった周囲から隔離された売り場にあった。
(おー!、ここには初めて入るが、中々のラインナップだな!)
ディルドだけ買うつもりだったが、結局他の物も買うことにした。
『いぼ付極太ディルドー』『オナホール』『ペペローション』
・
・
これらの品をアダルトグッズ専用レジに持っていった。
アルバイトらしい店員が、商品のバーコードを機械で読み取り値段を告げた。
「合計…、10925円になります。」
俺は財布から2万円を取り出して代金を支払った。
お釣りを受け取ると、ある事を思いついて店員に話し掛けた。
「ねえ店員さん…、お札は何処にしまえば良いと思う?」
「え?」
店員は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
「私みたいにオッパイが大きいとココがお札入れになるのよ♥」
俺は自分の胸の谷間に、お釣りの札を差し込んだ。
店員は最初は呆然とした顔をしていたが、次第に顔を赤らめた。
そして思い出した様に慌てて、品物を紙袋に入れようとしたのだが、俺はそれを止めた。
「すぐに使うから袋に入れなくていいわよ♪。」
俺はそう言うと、購入したアダルトグッズを鳴海のショルダーバッグに詰め込んだ。
そしてレジに背を向けると背後から、妙に裏返った様な店員の声が聞こえた。
「あっ、ありがとう…ご、ございました…。」
ふははっ、こうやって男をからかうのも中々楽しいもんだぜ♪。
こうして買い物を済ませると、俺は再び佐藤との待ち合わせ場所に向かって歩き出したのだった。
だが待ち合わせ場所に居たのは佐藤大輔でなく高木渉だった!
シンガポールに行った筈の高木がどうしてここに?
「大輔が何が何でも今日のこの時間にここに来い!来ないと一生後悔するぞ!
って先週凄い剣幕で電話してきて、超頑張ってなんとか休みつくって、朝一の飛行機で戻ったんだが。
そうか。大輔のヤツ・・・鳴海!
今日は俺とデートしよう!」
セリフは実に男らしいが、顔を真っ赤にしていってる様は少し滑稽だ。
だが鳴海の度合いを増やすと嬉しくて感激のあまり涙が出そうになる。
鳴海の記憶によると高木の実家は金持ちだし、男の俺から見ても高木渉はハンサムだしカラダの方も体格が良く立派だ!
俺が鳴海として生きていくなら、コイツの方が佐藤より過ごしやすいかも知れない。
まぁ、まずは【エッチな俺が演じる鳴海と、本物の真面目な鳴海のどちらが高木渉を虜に出来るか?】を楽しむ事だ。
果たしてどちらが玉置鳴海のカラダが相応しいか。
フフフ、結果は見えているが、鳴海が好きな相手がどういう決断をするか楽しみだ。
「わかったわ♪高木くん、今日はよろしくね♪」
そう言って俺は高木の腕に抱きつき大きな胸を、その腕に押し付けた。
それを尾行するように物陰からじっと眺める女性がいた。
前田沙知絵さんだった。
(私、なんであの女の人を尾行してきたのかしら・・・って当たり前よね、あいつは笹川なんだから!笹川の奴、美咲っていう婦警さんの身体で何をやるつもりなんだ?悪い事なら阻止しないといけないわ!買い物に出てきたのに、今はそんなことどうでもよくて、何故だかそうしないといけないのよ!)
僕、清彦は程よく沙知絵さんの意思に介入しながら中身が笹川である美咲さんを追いかけていた。
玉置鳴海の肉体を支配する笹川は、高木渉とデートをしていた。
俺は鳴海の意識を前面に出し、高木とウィンドウショッピングをしている。
俺の思考を介在させずに鳴海の本来の態度、言動で高木と接していると鳴海が
高木に対する『愛情』のような感情を育みつつあるのが感じられた。
恋愛に関しては奥手な鳴海だが、図らずも俺のお陰で積極的な行動に出る事が出来たと言う訳だ。
高木も笑顔を見せつつ、鳴海とのデートを楽しんでいる様だ。
しかし、『清楚な鳴海』がデートの途中で『エッチな鳴海』に変化したとしたら…。
ふふふっ…♪、高木はどっちの鳴海を選ぶかな?
俺は、俺の意識で鳴海の肉体を支配して、『エッチな鳴海作戦』を実行する機会を伺っていた。
すると、行く手にランジェリーショップが目に入った。
(おお!丁度良い所に良い店が在るな♪、それではエッチな鳴海に変身するとしますか♪)
俺は、俺の意識を前面に出し鳴海の肉体を支配すると、高木を誘って
ランジェリーショップの店内に足を踏み入れた
店に入ると高木は顔を赤らめて、恥ずかしそうに俺に話し掛けて来た。
「な、なあ鳴海…、男がこういう店に入るのは…ちょっと恥ずかしいんだけど…。」
「そう?でも、私は高木君も一緒に選んで欲しいんだけど…、嫌かな?」
俺は上目使いで高木の顔を見た、すると高木は照れ臭そうに返事をした。
「わ、分ったよ…。鳴海の頼みじゃ断れないな…。」
無論、俺自身もランジェリーショップになど男の姿で入った事などないが、
今の俺は女の肉体に乗り移っていて、鳴海の記憶と経験があるので恥ずかしくとも何ともない。
俺は店内を見て廻ってブラとショーツがセットになっている下着を手に持って試着室に向かった。
「高木君!今から試着してみるから私に似合う下着を一緒に選んで欲しいんだけど…、良いかな?」
「う、うん、分った!」
高木の鼻息が荒くなっているのが、目に見えて良く分かる。
(さてと…、エッチな鳴海のエロティックファッションショーを始めるとしますか!)
俺は試着室に入ってカーテンを閉じると服を脱いで下着を身に着け始めた。
それから二人はストリップ小屋に入っていった。
「あ、あの・・・僕はこういう場所はあんまり・・・」
「あら、いいじゃない、私、ずっとこういうところに興味があって、一度入ってみたかったのよ!」
二人はそんな事を言いながら席に着いた。
場違いな二人に他の客の視線が集まるが、美咲は気にするそぶりは無い。
それを見届けた僕は、前田紗知絵の意思を誘導してそのストリップ小屋の裏口から中に進入して楽屋のような部屋に迷い込んだ。
(なんとかこっち側から二人を監視しないと・・・!)
そのとき、不意に後から声を掛けられた。
「あなた、誰?ここは私の楽屋、関係者以外立ち入り禁止よ!」
すごい剣幕の美女は、表の看板に載ってた雑誌やAVでも有名なここのNo.1のストリッパーの黛彩だ。
僕が生きていたとき何度お世話になったことか!
清彦は彼女の大ファンだったので感動している。
「え・・・あ、えーっと、ファンなんです!あなたのAV全部見ました!」
咄嗟に紗知絵はそう言って、彼女の手を握った。
「は?アンタ女じゃないの・・・何わけのわからない・・・ひっ・・・いえ、なんでもないのよ、あなたはここから出たほうがいいわよ、後は私が引き継ぐから」
そう言った彩は首を傾げる紗知絵を追い出すと、メイク用の鏡の前に立った。
「へぇ、僕がいつも見てたAV女優の黛彩になっちゃったよ・・・!すげぇ・・・!」
鏡の中の黛彩は僕の思い通りにセクシーポーズをとってくれる。
「うわぁ、僕の見ていたAVそのままだよ・・・ちょっと興奮で濡れてきちゃった・・・」
【清彦の憑依物語 9】
に続く。
連載時のオリジナル
【清彦の憑依物語 8】
Name きよひこ 13/06/02(日)14:59 ID:pgpq51fI No.34010 (6 pts.) [GJ] [Boo]
TS学園敷地内の旧校舎にいた幽霊・清彦は、校舎に入ってきた美人教師・橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた。
その橘美咲に生前ストーカーしていた幽霊・笹川治も同じ様に美咲の先輩教師・早川美紀先生に憑依し、
2人は身体は女性、心は男として。身体は恋人同士、心は仲間の関係になっていた。
ある時、人気アイドル、パフォームの平瀬愛に憑依できた笹川治は、清彦にペアの武井舞に乗り移って一緒にアイドルをしようと誘う。しかしそれは清彦を橘美咲の中から追い出す策だったのだ。
そうとは気付かず清彦は橘美咲先生からアイドルの武井舞になった。
人気アイドル、パフォームとして1ヶ月、いつの間にか橘美咲になっていた笹川治からのメールを読んだ清彦は自分達が自然の摂理に反して、憑依した人達の人生を歪めてしまっている事を自覚し対決することを決めたのだった。
その頃、橘美咲が妊娠していた事に気付いた笹川は、別の身体を求め美人警察官の玉置鳴海とギャル高校生の福田種美の身体を交互に行きかっていた。
http://www.tsadult.net/e.tachiha/futaba.php?res=33853 の続きです。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:01 ID:pgpq51fI No.34011 [GJ] [Boo]
その頃…
福田種美のマンションではベッドの上に2人の女性の姿があった。
「さてと、今日は美咲の家に俺のコレクションの引き取りに行く打ち合わせをする日だった。
そろそろ鳴海が来るからお前に戻ろうかな」
「治さまぁ~、隣りの部屋を使ってください。そしたらずぅ~とわたしの部屋に居てくれますよね?」
「嗚呼、お前は大切な女だからな。お前が望むならそうしてもいい」
大きな胸を揺らして起き上がった少し化粧が濃い女はそう言うと種美にキスをしながら手を繋ぎあった。
「なかなか良かったよ。また頼むわ」
種美となった笹川治はたった今まで自分の身体にしていたデリヘル嬢にそう言いながら種美の財布から代金を支払った。
デリヘル嬢が帰ると鳴海に電話をして待ち合わせ時間を確認する。
警察署から直接こちらに向かっているとの事なので予定通り、後10分で到着するだろう。
後は鳴海になって今夜は1週間振りに美咲の身体とご対面という訳だ。
一昨日、鳴海の身体で美咲に電話してから種美に会い、今日まで種美のマンションに笹川はいた。
種美の身体でオナニーしたり、さっきみたいにデリヘル嬢を呼んでレズったり俺がデリヘル嬢になって攻めたり種美に攻められたり。
なかなか楽しめた。
電話がなり鳴海はマンションのエントランスに着いたようだ。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:02 ID:pgpq51fI No.34012 [GJ] [Boo]
1階に降り鳴海に会う。
「お久しぶりです。鳴海さん♪」
ニッコリ微笑みながら手を差し出すと、明らかに仕方ないといった表情で渋々手を出した鳴海の手を繋ぎ、俺は鳴海となった。
沈んでいた顔がニヤリと笑顔になる。
「それじゃぁ 行ってくるわねぇ~♪」
「行ってらっしゃいませ。お帰りをお待ちしてます」
鳴海となった笹川治は登録してあった引っ越し業者と橘美咲に電話を掛け、予定通りの時間に橘美咲のアパートで待ち合わせする事を告げた。
「はい。それでは7時に、はい。それでお願いします。」
鳴海さんからの電話を切り、ふぅ~と深呼吸。
美咲先生モードだから口調も会話も美咲先生と全く一緒の為、鳴海さんの中の笹川には会話していたのが実は僕、清彦だとは気付かれなかった筈だ。
後は30分後に直接会って話しをするだけだが、これも話しのメインは笹川のコレクションの荷物の事だし上手く乗り越えればしばらくは安泰だ。
「よし!やるぞ!」
決意を新たに気を引き締める為、そう声を出して挑むのだった。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:03 ID:pgpq51fI No.34013 [GJ] [Boo]
そして約束の時間になり、婦警の玉置鳴海さん…笹川がやって来た。
インターホンが鳴りドアを開けると、澄ました顔をした鳴海さんが立っている。
笹川め・・・。
「橘さんこんばんは。約束の通り荷物の受け取りに伺いました。」
僕は橘美咲に成りきり答えた。
「玉置さんお忙しい所ありがとうございます。その節はお世話になりました。」
「早速なのですが引っ越し業者さんも外で待っていますので、荷物を運び出したい
と思うのですが・・、よろしいですか?」
「ええ、よろしくお願いします。」
引っ越し業者がダンボールに梱包された、笹川のコレクションを手際良く運び出していった。
どこに運ぶのかは知らないが、おそらく笹川の支配下にある女子高生のマンションにでも
運ぶのだろう・・・。
荷物を受け取った業者が去ると、僕と鳴海さん…笹川の二人きりになった。
「それで橘さん、前に電話で悩みがあると仰っていましたけど・・、良ければ少し話しませんか?」
来たっ!内心少し緊張したが、僕はそれを悟られない様にしながら答えた。
「ええ・・・、そうですね・・。お願いできますか?」
「分りました。ここでは何ですので、そこにあるファミレスに行きましょうか?」
「そうですね・・。」
こうして橘先生に憑依した僕と、笹川に乗っ取られている鳴海さんは
橘先生のアパートのすぐ側にあるファミレスに向かった。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:05 ID:pgpq51fI No.34014 [GJ] [Boo]
ここのファミレスは笹川治が早川美紀先生で、僕清彦が橘美咲先生だった時にはよく通ったお店だ。
ウエイトレスさんの衣装がまるでメイド喫茶のように可愛らしく、またそれを着用する女の子達も似合った美少女達ばかりだ。
パフォームになってからは僕は来てなかったが、橘美咲先生になった笹川治はそれこそ歩いて数分の距離だから何度も通っていたと美咲先生の記憶に鮮明に残っている。
既にほとんどのウエイトレスの女の子達と顔見知りになっている為か、僕の…正確には僕の今の身体である 橘美咲さんの姿を見て挨拶以外に親しみの笑顔を見せてくれた。
そんな中、名札に綾瀬遙香と書かれた女の子が席に案内してくれた。
対面で座った玉置鳴海さんは記憶にある通り、美人でスタイル抜群だ。
この橘美咲先生に匹敵する。
だが、中身はあの笹川治だ。
よし!計画通り、妊娠していて笹川治には興味ない存在と改めて認識させよう!
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:07 ID:pgpq51fI No.34015 [GJ] [Boo]
僕のアドバンテージというか有利な点は、僕は玉置鳴海さんの中身が笹川治と知っている事。
笹川が橘美咲先生が妊娠しているから身体に興味や執着を現時点では失っている事。
今の橘美咲先生の中身が僕清彦だとは知られていない事。
僕が笹川を封印または除霊しようと考えて対立している事を知られていない事だ。
久しぶりに笹川は橘美咲先生と、自分が他人として会話するのを楽しんでいるが油断は禁物。
会話で知るより手っ取り早く、橘美咲先生になってその記憶から知ろうとするかもしれない。
手を繋ぎ10秒以内に手を離せば【道】はできないから、移動出来ない事で僕、清彦が中に入っているのを気付かれる事も妊娠していない事も知られずに済む。
もし手を握りられそうになった時は、咄嗟に具合が悪くなった振りをしてトイレや洗面所に駆け込もう。
そう色々と想定し心構えが出来ていた為、遠回しに現在は妊娠中である事をほのめかしていると、笹川は乗り移っている玉置鳴海さんの知識から推測したのだろう。
「橘さん・・・貴女・・・」と小さな声で聞いてきながら僕の・・・美咲先生の手を掴もうとした。
咄嗟に手を引いて掴まれるのを防ぐのと口元に手をやりちょっと吐き気を模様した感じを演じる。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:09 ID:pgpq51fI No.34016 [GJ] [Boo]
さすがにそんな状態では無理に手を伸ばして手を握ろうとはしない。
「すいません・・・ちょっと化粧室に・・・」
そう言って席を外し化粧室に向かう。
「えっ・・・ええ」
やはりといった表情で鳴海さんが座ったまま見送る。
洗面所の鏡で自分の・・・今は美咲先生の顔が明確な意思と決断、覚悟を決めた顔が写る。
「お話の途中ですいません・・・。」少し具合が悪そうな顔をして席に戻ると
「橘さん、貴女もしかして妊娠しているの?」と鳴海さんが聞いてきた。
内心 掛かった! と嬉しくてガッツポーズをしたいところだったが、勿論表情は内心と正反対の少し辛く悲しそうな顔をする。
「橘さんは独身よね? それに浮かない表情。失礼な事を聞いてごめんなさいね。もしかしてお相手の方はご存知ないのかしら?」
僕はコクリとだけ頷く。
「やっぱり…。堕ろしたりはしないの?その年で教師をしながら独りで子供を生むのは大変よ。
私ならもう少し独身生活を愉しんでからにするけど。ねぇ、そうしたら?」
こいつはやはり笹川だ!
美咲さんの記憶や印象では、玉置鳴海さんは決してこんな事を言ってくる女性ではなかった!
こいつは赤ちゃんを堕させて、そうしたらまた自分が橘美咲先生になるつもりなんだ!
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:12 ID:pgpq51fI No.34017 [GJ] [Boo]
「いえ。せっかく授かった命ですからしっかり産みたいと思います」
「そう。じゃあ頑張ってね」
玉置鳴海さんの態度は明らかに 【もうこんな女どうでもいいや。】というものだ。
作戦は成功した!
だがきっと今笹川に同化されている玉置鳴海さん本人は、笹川が身体から抜け出したら 今このような態度で対応した事に心を痛めるだろう…。
玉置鳴海さんも早急に助ける為にも早く笹川を封印しないといけないな。
「悩みというのはそれね。わかったわ。ただ橘さんが既に決めているなら問題ないわね。頑張って」
一応応援すると言ってくれたが、ただのポーズなのがはっきりわかる。
注文した飲み物を飲み干すと笹川はさっさと帰っていった。
おそらくは笹川コレクションを運び込んだ所に行ったのだろう。
清彦の予想は当たり、その夜は種美の身体に乗り移った笹川が数々の衣装でコスプレしたりオナニーを愉しんでいた。
姿見の前でバニーガール姿の種美が絶頂を迎え、喘ぎ声をあげながらアソコから大量の愛液を垂らしながら身体をビクンビクンさせながら幸せそうな顔をして倒れ込んだ。
それでも右手はアソコに指先を挿れたままだ。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:13 ID:pgpq51fI No.34018 [GJ] [Boo]
ようやく快感から身を起こし、その後シャワーを浴びて出てきた時には日付が替わろうとしていた。
「そう言えば腹減ったなぁ~。コンビニ弁当も飽きたしラーメンかファミレスで飯でも食うか」
適当な服を見繕い、少し露出が高い服を着ると福田種美の身体の笹川は出掛けた。
ラーメン屋に向かって歩きながら考えた。
畜生…、もしかすると美咲は妊娠してないんじゃないか?と思っていたんだが…。
本人に確認したんだから間違いない美咲は妊娠している。
それも俺が憑依し始める前に孕んだガキだ。俺が美咲に乗り移っていた時に作った
ガキだったら、俺が美咲になり代わって喜んで産んでやったんだがな。
正直、美咲に対する興味が失せたぜ……。
その代わりに今はまだいいが、いずれ鳴海か種美を孕ませてやるぜ w。
そして、娘が生まれて年頃になったら『親娘丼』……。
な~んてなwwww。
そんな事を考えていると夜の暗がりに、ラーメン屋の明りが見えて来た。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:16 ID:pgpq51fI No.34019 [GJ] [Boo]
深夜までやっているいつもの街角のラーメン屋に入ると珍しく空いていた。
この店は俺が生きていた頃から通っていたなじみの店だ。
もっともラーメン屋の親父は俺が死んだ後も美人や美少女になって食べに来ているとは気付いていないが。
最近綺麗な女の子の客が増えて嬉しいと言っていたな。
まぁ全て俺なんだがなwww
常連だった俺より、初めて訪れる筈の女にサービスたっぷりなのに思わず苦笑したが。
客はギャルの福田種美姿の俺と酔っ払ったOLらしい女の1人だけ。
ラーメン屋に居るのがミスマッチなタイプのかなり美人な女だ。
ちょっと乗り移ってみようかと考えたがそれよりまずはラーメンだ。
俺本来の身体だったらスタミナラーメン大盛なんだが、種美の身体ではそんなに食べられない。
味覚も俺より繊細のようで濃い味付けでなくても満足出来るので、背脂抜き醤油ラーメンに味付けたまごを注文した。
空腹も手伝い、ラーメンがとても旨かった。
ふと見ると先に居た酔っ払ったOLは机に突っ伏して眠っている。
(俺好みの女だしラーメン屋の親父も困るだろう。このまま種美のマンションまでお持ち帰りするか)
「お姉さん大丈夫?」
介抱するフリをしながら俺はOLらしい女の手を握ると【道】を通じてその身体に入った。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:18 ID:pgpq51fI No.34020 [GJ] [Boo]
「えぇ、大丈夫よ」
酔いと眠気でクラクラするが、そう応えて立ち上がる。
種美の身体で問い掛け、この女の身体で回答する。これは自問自答か?それとも自演か? ふとそんな事を考えた。
「お勘定。おいくらかしら?」
意識が混濁している為か記憶がはっきり読み取れず少しぼやけているが、この女ならこんな話し方だろうと演じてみる。
おそらくバッグの中にあるだろうと中を確認するとブランド物の高そうな財布が合った。
ビンゴ!ニヤリと笑いバック(これもルイ・ヴィトンのブランド品だ)から財布を出して支払いを済ますと店を出る。
親父が鼻の下を伸ばしていたのがおかしかった。
種美も支払いを済ますと出てきた。
「大丈夫ですか?治様。少しふらふらしてますよ?タクシーで帰りましょうか?」
俺が種美だった時に考えた事は種美にとって、自分がそう考えた事になるので
俺がこのOLになってこの身体をマンションへ連れ帰る事を当然理解している。
「いや、大丈夫だ。数分だしこのまま歩いて帰ろう。おっ、段々馴染んだせいか記憶も読めるようになってきたぞ。
ふ~ん、私の名前は小林里美、28歳。
○○会社の秘書課で主任として働いているのか。家は近くの○○マンション 703号室か。
現在彼氏なし。明日は休みでビューティーサロンとエステに行くまではダラダラして過ごす予定か。
ふ~ん。それなら私が有効に使ってやるぜ♪」
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:19 ID:pgpq51fI No.34021 [GJ] [Boo]
ニヤリと里美は笑うと隣りを歩く種美の手を繋ぎ、まるで仲の良い姉妹のようにそのまま種美のマンションの部屋に帰った。
ラーメン屋を出た頃は部屋に着いたらすぐ寝ようと考えていたが、歩いた事で若干酔いが醒めたのか、それともアルコールが全身にまわり身体が火照っててテンションが高まったのか
回収した笹川コレクションの中からコスプレ衣装を引っ張り出して、種美と2人でコスプレファッションショーを始めたのだった!
「どう?種美ちゃ~ん。バドガールよお~ん♪」
http://www.tsadult.net/e.wakaba/src/1370143194468.jpg
手を腰に当て、得意気にポーズを取る。
「とってもお似合いです♪」
一通りポーズを取ったり写真を撮ったりして楽しむと次の衣裳を選ぶ。
そうこうしているうちに酔いが引いたか馴染んだ為か記憶がいつものように普通に読めるようになった。
これで小林里美本人そっくりにも、俺らしくも両方好きに振る舞えるようになった。
よし、では早速・・・。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:24 ID:pgpq51fI No.34024 [GJ] [Boo]
コスプレを堪能しながらこの女の記憶を覗き見て楽しんでいると、里美にはシングルマザーの姉がおり、妊娠後の体調不良、仕事をしながらの子育てで自分の時間やしたいことを我慢して半ばノイローゼ気味に子育てに奮闘していることがわかった。
(うーん、俺は子育てナメきってたぜ・・・これじゃあ、種美や美咲を孕ませたら自由に女を楽しむどころじゃねーな!そいつは御免被るね!ま、今を楽しくいこうぜ!)
「じゃあ今度はセーラープリンセスのコスプレよ!」
俺は里美としてお気に入りのセーラープリンセスのコスプレをすると、ポーズをキメた。
「ぎゃっはっは!28歳の美人OLがそんな格好してナニやってるんスか?超ウケるー!」
種美が大笑いしながらそう言った。
「似合うでしょ?私、ブランドものの服ばかり身に付けてたけど、本当はこういう格好が大好きだったのー!天に代わってお仕置きよー!」
俺は鏡に向かってポーズをキメながら、スカートをピラッとめくってみる。
(本当はブランド志向の高い、アニメなんてもっての他の女なんだけどな!いいザマだぜ!)
「そーなんだー、ウケるー!ならアタシは格ゲーの不知火舞子ってコスチューム着ちゃおーっと!」
種美もノリノリで着替えた。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:29 ID:pgpq51fI No.34025 [GJ] [Boo]
「私、この格好すごく気に入っちゃったわ!種美、二人でこのまま外に出てみない?あんっ!」
「えぇ、私はさすがにこの格好で外には・・・ふぅん!」
「いいわ、あなたは普段着で、私だけセーラープリンセスとして一緒に夜の町のパトロールに行きましょう!」
「はいっ!あぁん!」
コスプレ衣装の二人は、互いを愛撫しながらそう言いあうと、マンションの外に出たのだった。
「ちょっと、ナニじろじろ見てんのよ!天に代わってお仕置きするわよ!」
男からはいやらしい目付きで、女には好奇の目で見られながらも堂々と私、小林里美はセーラープリンセスとして町を練り歩いた。
「超ウケるー!オタにサインとか求められるしw」
種美は爆笑している。
私は行列となったサインの列に並んだら全ての奴にサインしてやり、道端でセクシー撮影会をしてやった。
なぜかそうしたくてしかたがないのよねー!
「あー、面白かった!マンションに戻るか!」
「はい!」
まさか小林里美も自分が眠っているうちにセーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露していたとは思わないだろうなwww
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)15:34 ID:pgpq51fI No.34026 [GJ] [Boo]
こうして種美の部屋に戻って来た俺はセーラープリンセスの格好から、先程着てとても似合っていたバドガールの衣裳に再び着替えた。
種美も今度は格闘ゲームのサキュパスの格好に着替える。
着替え終えると自然と正面から抱き合う。
互いの巨乳が押し潰され、なんとも言えない気持ち良い感覚と淫靡な姿が部屋の鏡に映し出された。
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)16:18 ID:ehgERiQQ No.34030 [GJ] [Boo]
そして里美は俺お気に入りのぺニスバンドを装着した。
「じゃじゃーん!もっこりバドガールでーす!里美ったからなんて変態なんでしょう!」
里美は鏡に映る自分を見ながらウットリしている。
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)21:09 ID:B4epS7Io No.34031 [GJ] [Boo]
「そんな変態バドガールはこの性技の夢魔、サキュバスのリリスちゃんが搾り取ってあげるわ!
メリーターン!」
コスプレ衣装のキャラクターに扮した種美が、飛び込んで抱きつき
そのままベッドに里美を倒すと上にのし掛かったまま、その大きな胸をコスプレ衣装の脇から手を入れて揉み始める。
「あふん・・・気持ちいいわ♪ もっと揉んでぇ~♪」
馬乗りになった種美に喘ぎながらお願いをする笹川。
「変態女さん、私の胸も揉んで欲しいな」
種美がそう言うと里美になっている笹川も手を伸ばして種美の形の良い胸を揉み返しはじめた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)03:03 ID:fC/JYEMU No.34034 [GJ] [Boo]
互いに揉み揉まれ、身体が受け入れ状態になると、さっそく種美の秘唇に股間から生えた黒い逸物を押し当ててゆっくりと挿入する。
秘唇からは愛液でびしょびしょだ。
種美の喘ぎ声に合わせてピストン運動する。
こうして種美がイクと回復するまで、里美の記憶に従い、いつものようにオナニーしてみる。
あふっ、こ…こんな事…ああ、 イイ!
な…なにか…挿れるものを…ああ~ん♪
「里美お姉さま~。お待たせしました…ってここグチョグチョw なんて淫乱なんでしょう。
さっきイかせてくれたお礼にコレで慰めてあげますわ」
「ああん、種美ちゃん~お願いぃ~早くそれを里美のおマン○に突っ込んでぇ~!」
こうして朝方まで攻守交代しながら淫靡な宴が繰り広げられた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)10:04 ID:fTcvLLQQ No.34036 [GJ] [Boo]
いつの間にか眠っていたらしい。
俺はバドガールの衣裳で。隣にはハイレグレオタードをベースとしたエロいコスプレ衣裳の種美がスヤスヤと眠っていた。
この気持ち良さと気怠い感じは朝方まで散々種美とエッチしまくったからだな。
里美自身の意識はまだ眠っている。
まさかラーメン屋で酔っ払って眠ってから俺に乗り移られ、セーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露だけに留まらずサイン会までしていたとは思わないだろうな。
誰か知り合いに見られていたらそれは面白そうだがこの辺に知り合いは住んでいないし見掛けなかったからそれは無さそうだ。
このまま眠らせておこうか。まぁ目覚めたところで俺の意識に同化するから自分の行為に疑問を持つ事はないが・・・
このまま今日は里美として過ごすか、種美になって気侭に過ごすか。
里美としてエステに行ったりビューティーサロンに行ってみるのも楽しそうだ。
俺の感覚ではエステはともかくサロンの何が楽しいかわからないが、里美の記憶や意識に同調するととても楽しみにしているのだ。
種美になってゲームしたり秋葉原に新作美少女ゲーム(エロ)や色々と新作アニメのグッズを買いに行ってもいい。
さて、今日はどう過ごそうか?
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)10:35 ID:3EUj2Cjc No.34037 [GJ] [Boo]
里美として出掛ける事にした。
里美の記憶を元にブランドもので身を固めた俺は姿見の前に立った。
「うわぁ、美人だけど御高いカンジだねぇ!こんな御高いカンジの女が俺だなんて、妙な気分だな!」
俺はニヤリと笑うと、マンションを出たのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)11:02 ID:2IAXf4Gc No.34038 [GJ] [Boo]
種美のマンションを出て俺はそのまま里美のマンションに向かう。
流石に種美とのエッチで色々な液などで汚れた身体は種美のところでシャワーを浴びて綺麗にしたが、種美の化粧品は里美には気に入らなかったからだ。
(ん? 里美の意識が目覚めそうだな。里美の記憶を使えば勿論里美と同じメイクも出来るが面倒だ。里美本人にやらせるか)
俺は昨夜の服装からスーツを脱ぎ捨てて下着姿になると、里美のベッドの中に潜り込んで目を瞑った。
と、同時に目覚めた里美は昨夜の途中からの記憶がない(酔っ払ってラーメン屋に入ったくらいまではなんとか覚えていた)事に落ち込み、少しだけ反省すると、シャワーを浴び始めた。
身体の支配権を奪って俺が洗っても良かったが、覗き見感覚で勝手に動き身体を洗い上げていく様を里美の視線と身体で愉しんだ。
シャワーが済むとさっそく外出用の化粧を始める。
元々整った顔だが化粧でさらに美貌に磨きが掛かる。
タンスのブランド物から少し干渉し少し露出が高めの服装にする。
完成し玄関を出たところで交代し、俺が里美となったのだ。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)20:30 ID:/swQdeRo No.34043 [GJ] [Boo]
俺が里美になったところで、この身体の本当の持ち主である小林里美本人は気付かない。
今、自分が俺、笹川治になっている事を。
今まで乗り移ってきた女と同じように、俺の意思が里美の意思になり、俺がしたい行動が里美本人がしたい行動であるからだ。
マンション地下の駐車場に行くとドイツ製の高級車に乗り込み出発した。
「やっぱり俺の軽自動車と比べてパワーも加速も大違いねぇ。私は軽自動車なんて運転した事ないけど。ウフフ、気分いいわ~♪」
… 無題 Name きよひこ 13/06/06(木)14:33 ID:UQZ5rbSo No.34049 [GJ] [Boo]
すると、
「そこの赤い車、止まりなさい!」
と白バイに車を止められてしまった。
(しまった、調子に乗って飛ばしすぎたか・・・おっ!これは・・・)
白バイから降りてヘルメットを外した警官は、なんとボーイッシュでショートヘアーの美人白バイ隊員だったのだ。
(この美人は・・・美咲になった時に署員の記憶を確認したけど・・・そうだ、コイツは署でただ一人白バイの試験に合格した後藤正美だ!ボーイッシュで婦警からの人気も高くてラブレターももらってるってコトだったよな)
「私、そんなにスピード出してません!」
俺はそう言うと、彼女の手を掴み、道を通じて彼女へと移動した。
「何を言ってるんだ!?あんなにスピード出してて・・・ひっ!?・・・出して・・・なかったわね!私の完全な勘違いだったわ!」
正美の口でそう言った俺は彼女の顔でニヤリと笑った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/06(木)15:19 ID:UqzcXEio No.34050 [GJ] [Boo]
「え・・・?あ・・・そ、そう、です・・・か・・・」
里美は何故だかあんなに飛ばしていたのにも関わらず、勘違いだと言われたことにキョトンとしていた。
(はっはっは!里美の奴、驚いてやがる!あんなにスピード出してたのになwま、体借りたコトだし、この笹川治様が見逃してやるよ!っても俺がスピード出しんだけどなw)
「さ、早く行きなさい!」
俺が正美の口でそう言うと、里美は「ありがとうございます」とペコリと頭を下げて去っていった。
「さぁて、俺はナナハンなんて運転出来ないけど、私なら余裕よね!」
そう言った正美は勢いよくアクセルを吹かすと、猛スピードで白バイを走らせたのだった。
「だっはっは!気持ちいい!なんつっても俺は白バイ隊員の婦警様だからいくら飛ばしても捕まらないもんねー!」
… 無題 Name きよひこ 13/06/07(金)13:02 ID:epRCVVc. No.34051 [GJ] [Boo]
「うわっ、美人!キスさせてくれたら見逃してあげるわよ!」
「巨ニューのおねーさん!3キロスピードオーバーよ!でも、パフパフしてくれたら見逃そうかなー?」
「なんだ、ヤローか!お前は10キロオーバーだったけど態度悪いから30キロオーバーな!」
「あら、おねーさま、パンティいただけたら見逃してさしあげるわよ!」
「あー谷間に風が当たって気持ちいい!谷間がムレちゃうから胸元は大胆に開かないとね!」
胸元を開いて谷間を強調させた格好のセクシーセクハラ白バイ隊員として気に入らない車を次々と検挙し、
正美の技術を使ってナナハンを高速で爆走させて楽しんでいると、見慣れた黒塗りの1BOXカーを見つけた。
「ん?あれはパフォームの移動用ワゴンじゃないか?久々にちょっとからかってやるとしますか!」
… 無題 Name きよひこ 13/06/07(金)23:27 ID:cruXbpgg No.34053 [GJ] [Boo]
赤色灯とサイレンを鳴らし「前方の日産黒の●●●●●● 846、左に寄せて止めなさい」とちょうど道の駅駐車場に誘導して停車させる。
運転席の横に立つと運転していた若い男、名前は我蔵啓次が窓を開けて不服そうに
「ちゃんと法定速度で走っていましたけどなんでしょうか?」
「ブレーキランプが片側点灯してなかったわ。整備不良の確認で停車させました」
もちろん嘘だ。
「えぇっ?朝点検した時は問題なかったのに。本場さん、自分がブレーキ踏むから見てくれません?」
啓次が後部座席に座っているパフォームの美人マネージャー 本場美佐子にお願いすると返事をして降りて来た。
ドアを開けた時に室内を見るとパフォームの平瀬愛と武井舞がやはりマネージャーと一緒に乗っていたようだ。
「婦警さん、ブレーキーランプ ちゃんと点きますよ?」
「あら?先程は右側が点灯していなかったのを確認したのだけれど・・・接触不良だったのかしら?」
そうするとサングラスと帽子で変装したパフォームの2人が
「美佐子さん、ついでだから私達ちょっと化粧室に行ってきますね」
さて、男の啓次になるか、美人マネージャーになるか、このまま白バイ隊員の後藤正美として2人に接触するか・・・誰で会おう?
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)01:36 ID:wGqK2qkY No.34057 [GJ] [Boo]
「えっと、そちらのあなた・・・お名刺いただけますか?アハーン・・・あ・・・あ・・・イク・・・!」
俺は白バイに跨がってシートの角に腰をスリスリ当てて腰を動かしながら本場美沙子にそう言った。
「は、はあ・・・」
怪訝な表情の美沙子が名刺を差し出した。
絶頂を迎えて白バイを降りた俺は、名刺をもらうフリをして美沙子の手を握り、すかさず[道]を通じて彼女へと移動した。
「えっ・・・ひっ・・・っと、これで俺が美佐子かぁ・・・クックックッ」
見ると正美は青ざめている。
「私・・・なんでこんな・・・失礼しました!」
そう言って胸元を整えた正美は、名刺も受け取らずに白バイに飛び乗ると、慌ててその場を去っていった。
「セクシーだったなぁ!あんなに胸元空けたり、あんなこと・・・それにイチャモンみたいに俺達の車を止めたと思ったら慌てて行っちゃったり、変な婦警さんだったな」
啓次が俺にため息混じりでそう言った。
「まったく困ったものよね!おかしな婦警さんね!」
俺は内心ニヤニヤしながら美佐子としてそう答えた。
(ま、実は俺がやったんだけどね・・・!)
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)02:04 ID:udyetbbs No.34060 [GJ] [Boo]
前に一週間、俺が平瀬愛だった時に何度か美佐子に乗り移ろうと思っていたんだが結局乗り移らないままだったんだよな!
こうして今日、美佐子になれたのが嬉しいぜ。
さて、清彦は平瀬愛かな?武井舞かな?
1ヶ月ぶりに会う訳だから楽しみだ。
ん? 美佐子の記憶によると最近急にパフォームの2人はお寺か何かに興味があるようで何度も足を運んでいるようだが・・・清彦の趣味か?
!
清彦のやつ、まさか成仏でもしようって考えているのか?
馬鹿かよ。俺達にしかないこの憑依能力で、この世で色々な美女になって快感得たり色々と楽しむのがいいのに。
しょうがねえなぁ。俺様が説得してやるか。
美佐子はその美しい顔にエロイ表情を浮かべるとニヤリと笑った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)02:46 ID:udyetbbs No.34061 [GJ] [Boo]
「「ただいま~♪お待たせしました。」」
2人が帰って来た。
「あれ? さっきの婦警さんは?」と舞。
「なんか婦警さんの勘違いだったようです。ブレーキランプがちゃんと点いたら謝ってさっさと行っちゃいました」
「格好はちょっと変だったけど美人だったよね。ここの管轄かな?後で会ったり来週会うかも知れませんね」と愛。
ん? なんの事だと美佐子として考えると今からここの警察署に向かっていたのだ。
目的は来週の一日警察署長だ!
なんと鳴海や今の白バイ警官の後藤正美や斎藤友里、桐生紗耶香がいる警察署の一日署長を、体調不良で出来なくなった事務所の後輩の代わりに引き受けてその打ち合わせや調整に向かっていたのだ。
「啓次君。悪いけどちょっと飲み物買ってきてくれない?勿論啓次君の分まで出すから」
「美佐子さんのお願いなら喜んで引き受けますよ!いつもの●茶でいいですね」
というが早いかダッシュで駆けて行った。
ふっ。邪魔者は消えた。
「愛ちゃん。ちょっと手を出してくれる?」
美佐子のフリしてからかってやろうかと考えていたが時間が無いからな。
手を握ったが【道】が出来ずに移動できない。なるほど。清彦は今愛なのか。
「久しぶりだな。清彦」
俺は美佐子の顔で微笑みながら愛にそう語りかけた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)09:16 ID:05C8qyNE No.34064 [GJ] [Boo]
私はよく悲鳴をあげたりしなかったと自分を褒めたい。
この1日署長に急遽決まった時に笹川治と遭遇する可能性が高い事を想定し覚悟を決めていたからだが、
まさか警察署ではなく、こんな形で、…しかも私達の信頼するマネージャーの美佐子さんになって突然現れるとは!
しかし笹川からこんな形で接触してきたのは朗報でもある。
笹川は今、誰なのか? と会う人全員にいちいち疑心暗鬼に成らずに済むからだ。
それと御守りにしていた【護身のお札】だ!
気付かない間に笹川治に乗り移られたりしないように用意した物だが、ちゃんとこうして効果がある事が実証された。
美佐子さんになっている悪霊笹川治は、私に乗り移られなかったから私の中に清彦くんが居て、その為に乗り移れなかったと思い込んだようだ。
前にその話を聞いてなかったら誤魔化せなかったかも。
逆に今なら笹川を騙した状態で維持出来るかも知れない。
幸運だったのは私に入れないからと、直ぐに隣りの舞に入ろうとしなかった事だ。
舞も私と同じく【護身のお札】を持っている。2人同時に入れなかったら怪しまれたかも知れない。
全ての用意が整うまでは、笹川治に知られてはならないのだから。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)10:19 ID:/1ZwP1WI No.34065 [GJ] [Boo]
「ビックリした! 治さん、お久しぶりです」
私は清彦くんの話し方を真似して喋った。
「清彦くん、治って以前愛になって私に変な事した人でしょ? 舞嫌い!」
そう言って舞が私に抱きつく。
「やっぱり。前、あれだけ解散だ!コンビ解消だ! と騒いでいた舞が、俺が居なくなった後 逆に仲良くなっていたのをテレビで見て
もしかしたらと思っていたが清彦、お前舞ちゃんを虜にしていたんだな」
「そうよ!清彦くんの愛はお前なんかと違ってとても優しいんだから! ねぇー、清彦くん」
「正体を知られながらその仲か。すげーじゃないか。ずっと愛なのか?」と美佐子さん姿の笹川。
「いや、定期的に舞にもなってるよ。こうして」
舞と手を繋ぐ。舞なら私の考えをわかっているから大丈夫。
「こんな風に。愛、おいで」
「ああ~ん。清彦くん、今日は1日愛になってくれる約束でしょ?早く私に戻って私になってぇ~♪」再び手を繋ぐ。
「こんな風に毎日交互になって過ごしてますよ。今のパフォームは実は僕を入れて三人なんですよ」
へぇ~と感心した様子の美佐子さん。
「美佐子の記憶でもわかってなかったが確かにこの1ヶ月で今まで以上に仲良く2人で行動するようになったのはそういう事か」
上手く騙せているようだが過信は禁物。私は笹川に話題を振った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)10:25 ID:urJ4Nvdo No.34066 [GJ] [Boo]
「何も言わずにいつの間にか居なくなっていたからビックリしましたよ。この1ヶ月どうしていたんです?」
「ハハハッ、実はお前が入ってた橘美咲。あいつになっていたんだがな、あのビッチ、俺がせっかくなってやったのに俺があいつになる前に妊娠してやがったんだよ!
今は今日向かっている警察署の婦人警官になってその独身女子寮に住んでるよ。
この美佐子レベルの美人の玉置鳴海って婦人警官がメインボディだ」
美佐子さんの綺麗な顔にイヤらしい表情で笑う笹川治。
勿論その情報は先日清彦くんから連絡があったから知っていたが…。
この勝手な言い分。さっきの白バイ婦警さんが恥ずかしい格好を喜んでしていたのも間違いなく笹川治に乗り移られていたからだ。
完成まで後一週間! 絶対こいつを封印してやる!
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)12:47 ID:yt/WEldQ No.34067 [GJ] [Boo]
笹川は美佐子さんの胸を激しく揉みながら
「なぁ、俺が舞になれないなら久しぶりに愛になってみたいんだ。
元々先に俺が愛だったし、俺が他人に乗り移る方法を教えてやったんだぜ。今日1日だけ愛の身体を貸してくれよ。
今夜は久しぶり俺達2人でパフォームになって愉しもうぜ♪」
人の身体をゲームや本みたく簡単に貸し借りして好き放題するつもりだ。
到底受け入れられる考えじゃない。人の尊厳も何も感じない、笹川にとって快感や愉悦を楽しむ為のオモチャなのだ。
「いくら身体が愛でもイヤよ! 清彦くん、断って!」
「舞もこう言ってるし、愛ももう半分は僕の身体なんだ。治さんには悪いけど…」
「言うようになったねぇ。まっ、いいか。美佐子の身体も気持ち良いもんな。
そういえば清彦、お前最近お寺や神社とかに2人で行きまくってるな。 成仏でもするつもりか?」
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)12:56 ID:0Ld6Qors No.34068 [GJ] [Boo]
なんと返答するか一瞬迷った時、トントンと窓を軽くノックする音がして
「美佐子さん、お茶買ってきましたよ」と啓次くんが戻ってきた。
「ありがとう、啓次くん」
いつもの美佐子さんのようににっこり微笑みお茶のペットボトルを受け取った。
私達パフォームより美佐子さんの事が好きな啓次くん(啓次くん本人は隠しているつもりでも)はそれだけでまるで犬だったら尻尾が千切れるんじゃないかというくらい嬉しそうだ。
だけど美佐子さんの笑顔に喜ぶ啓次くんが振り返って運転席に向かうと舌を出し、小馬鹿にしている美佐子さん姿の笹川が口元を歪めて笑う。
私が憧れる大人の女性の美佐子さんの美貌が醜く見えた。
絶対許せない。
「出発しますね」
啓次くんが戻ってきた事で笹川と清彦としての会話はお開きになったが、警察署に到着するまで笹川は美佐子さんの身体で啓次くんに気付かれないように、ずっと胸やお尻を撫で回し、揉み続けていたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)18:37 ID:r71WvZrw No.34069 [GJ] [Boo]
警察署に到着し、裏側の駐車場に車を止める。
すると1人の婦人警官が近づいてきた。
とても綺麗な女性だ。一礼し
「こんにちは。わたくし、今回の1日警察署署長のサポートをさせて頂く生活安全課の玉置鳴海と申します」
と名乗り名刺を差し出した。
(この婦人警官が玉置鳴海さんなのね。)
「わざわざありがとうございます。私はパフォームのマネージャーの本場美佐子と申します」
名刺交換をした、中身が笹川の美佐子さんが玉置鳴海さんと握手をする。
私と舞は気付いた。
玉置鳴海さんが直後にニヤリと笑い、美佐子さんが努めて平静を保っていたが顔色を変えたのも。
美佐子さんにだけ聞こえるような小声で「私達はわかってます。後で説明しますから落ち着いてください」
啓次くんには気付かれなかったとはいえ、美佐子さん本人からすれば自ら進んで私達に見せつけるように車内で痴態を演じていたのだ。
笹川が抜け出した今、恥ずかしさから顔から火が出る思いだろう。
笹川め! 私達の大好きなマネージャーまで餌食にしたな!絶対許さない!
内心非常に激怒していたが私達はアイドルだ。表情にはこれっぽっちもそんな素振りを見せずに鳴海さんになった笹川に挨拶した。
「それでは皆様を署長室へご案内致します」
先導し歩き始めた鳴海さんについて裏口から入る。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)18:39 ID:/1ZwP1WI No.34070 [GJ] [Boo]
こうして打ち合わせも終了し、私達は事務所に帰る事になったが再び笹川が美佐子さんや啓次くんになって一緒についてくるのでは? と危惧したが 鳴海さんのままだ。
鳴海さんと別れ際「今日はお疲れ様でした。また来週よろしくお願いします。小声で『清彦、パフォームを今度こそ一緒にやろうぜ』ではお気をつけて」
そう言ってニヤリと笑ったのだ。
私は帰宅すると直ぐに清彦くんに連絡を取る事にした。
ただ清彦くんは今、橘美咲さんの身体にいるのか、女子高生の身体にいるのかわからなかったから2人同時にメールした。
タイトルは【Iより清彦くんへ】 内容は【メール見たら電話ください】
すると直ぐ電話が掛かってきた。
着信表示で名前を確認して電話に出ると、表示名と同人物が
『清彦です。どうしました?』と話し掛けてきた。
その声は
① 橘美咲さんだ。
② 前田逸美ちゃんだ。
# 次の方 選択をお願いします。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)19:29 ID:CMi3VfN6 No.34072 [GJ] [Boo]
携帯の着信表示には橘美咲と表示されていた。
電話から流れる声は、大人の女性の綺麗な声だった。
「清彦君?…今は橘さんの体に入ってるのね?」
清彦君が橘さんの肉体に移ったことはメールで連絡を受けていたが、
中身が清彦君だと分っていても多少の違和感があった。
「清彦君たった今…、笹川が私達に接触して来たの…。」
『えっ?何ですって!?』
私は笹川が秘書の美佐子さんに乗り移った事、続けて私の体に移ろうとしたが
【護身のお札】のお陰で無事だった事、自分が清彦に憑依されているフリをして
笹川を誤魔化した事を説明した。
『良かった…、愛さん達は無事でこっちの計画も奴にはバレてないんですね?』
「ええ…、笹川は婦警の玉置鳴海さんの中に戻って行ったわ…。」
「ところで清彦君の方は、橘美咲さんの体で何をしているの?」
『僕は笹川に滅茶苦茶にされた、橘先生の人間関係を何とか修復しようとしています…。』
… 無題 Name きよひこ 13/06/09(日)01:25 ID:5EL/9xss No.34074 [GJ] [Boo]
僕は橘先生が、互いに好意を抱き恋仲に進展しそうだったのに
笹川が憑依した為に、それを疎ましく感じた笹川が橘先生に成り済まして相手に酷い事をして破局させてしまった事。
笹川が乱交した事を自分の意思でしたと思い込んでいる橘先生は、復縁を望んでいる気持ちもあるのですがこんな淫乱な自分がそんな資格があるかと悩み結局諦めてしまっている事。
僕は自分の正体を明かして嫌われてもいいから、あれは橘先生本人の意思ではなく乗り移った悪霊笹川だった事実を伝えてなんとかしたい事を話した。
「でも清彦君。今の私達の会話は橘さんも聞いているのでしょう?
清彦君の話は笹川の時と同じで、橘さんが自分の意思で喋った事になるから今後実行した場合、自分で変に思ったりしないかしら?」
「それがですね。先日気付いたのですが、橘先生の意識が眠った状態では僕が身体を動かしても目覚めた橘先生はその時の記憶が無いんですよ。
そして今は、メールがくる30分ほど前から先生はソファーでうたた寝してまして、僕が起きてタオルケットを持ってきて被ろうとしたところでメールが来たので電話しましたから履歴も消せば先生はこの会話知りません」
先日発見したばかりの能力(?)を愛さんと舞さんに話をした。
… 無題 Name きよひこ 13/06/10(月)16:01 ID:52tihXaw No.34082 [GJ] [Boo]
「ただいくら関係を回復・進展させたところで笹川がいる限り、再び関係を滅茶苦茶にされる可能性は高いです。僕もずっと橘先生でいる訳にもいきませんし」
「とにかく笹川をなんとかしないといけないわね」
笹川の霊魂を封印するための容器である【魔封波】が出来上がるのが今週末だから一日警察署長の仕事を終えたら受け取りに行く(上手くすれば前日に完成する可能性もある)事を話し私は電話を切った。
「愛、絶対あいつを封印しようね。失敗はできない。これ以上笹川の餌食になる人を増やしたくないもの」
「アイドルやってて、まさかゴーストスイーパーをするとは思いもしなかったわ。舞、頑張ろうね」
その頃笹川は外泊許可を取って種美の部屋に居た。
勿論コレクションを鑑賞したり、コスプレ衣裳で鳴海の身体で実行する為だ。
バニーガール姿の鳴海と、同じくバニーガール姿の種美が巨大な姿見の前で扇情的なポーズを繰り広げていた。
「今週末にはひょっとしたら鳴海の身体からパフォームの愛になるかもしれないからな。今のうちに鳴海の身体を楽しんでおかないと」
鳴海の大きな胸を下から持ち上げる様に揉みながら笹川は鳴海の姿でそう種美に語りかけた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/10(月)18:02 ID:H3BOWlz6 No.34084 [GJ] [Boo]
「えー!? ならもう会えないんですか?」
「そんな事はない。1週間ばかりパフォームをやるだけだ。実は今日、一緒に行動していた仲間に再会してな。前話しただろ。
TS学園の旧校舎にいた清彦っていう幽霊。 あいつは俺が平瀬愛から抜け出した後もパフォームの2人に交互に憑依して過ごしてきたらしい。
でもどうしても兄貴分の俺と一緒にやりたい! やって下さい! って懇願してきてな。
仕方ないから、じゃあ1週間だけ特別に。って引き受けてやったのさ。」
「さすがは治様、優しいね♪ 種美はそんな治様が大好きだよ♪ チュッ」
キスが交わされるとそれが合図だったかのようにバニーガール姿の2人は絡み合い始めたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/11(火)19:37 ID:d3o/Sa7E No.34088 [GJ] [Boo]
互いの乳房を揉みしだきながら俺は種美に語りかけた。
「なあ種美、いずれ俺を孕んでみないか?」
種美は不思議そうな顔をして俺の顔を見た。
「?治様の赤ちゃんですか?でも治様の体は死んじゃったんですよね?」
俺は不敵に笑いながら説明した。
「いや、そうじゃない・・、『俺』を孕むんだよ。」
「治様を??」
「つまり誰かイケメンから種を提供してもらって、お前を孕ませて
俺はお前の腹の中の子に憑依するんだよ。」
「ええっ!!つまり私が治様のママになるって事ですか!!??」
「そうさ、もし女の子なら母娘プレイ・・なんてな。どうだ・・、嫌か?」
「・・・・びっくりしましたけど、素敵です!私が治様のママになれるなんて!」
「ふふふ・・・、お前は可愛い奴だな。」
俺は種美にディープキスをした。
「ふふっ、こんな事を話してるうちに、この鳴海の体も興奮して来たみたいだぜ。」
俺はバニースーツの胸元をずり下げて、俺の・・鳴海の大きな乳房を露出させた。
「さあ種美、俺の乳を舐めてくれ・・。」
種美は言われるがままに俺の大きな乳房に吸い付いた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/11(火)21:11 ID:NpTy1We6 No.34089 [GJ] [Boo]
鳴海の桜色の乳首が柔らかな種美の舌の愛撫によりピンと堅く勃つ。
ジンジン痺れるような気持ち良い信号を俺の脳髄に送り、その刺激でさらに鳴海の身体が興奮する。
よく言えば真面目、言い換えれば奥手。
これだけの美貌とグラビアアイドルにもひけをとらないスタイルを持ちながら鳴海は性交渉の経験が僅かだ。
20代半分になるというのに乳首がまだ10代みたいなのはその為だ。
初な鳴海に変わって俺が開発してやるか。
実は幽霊になるまで体験がなかった笹川だが、幽霊になってからは他人の知識や体験を追体験したり、早川美紀先生や玉置鳴海、福田種美と色々な女性の身体でレズまくった為、それなりのテクニックを自負するようになっていた。
そういえば明日はデートだな。
鳴海として、男を手玉に取って遊んでくるか、種美になって学校に行くか。
さて、どちらにしよう?
… 無題 Name きよひこ 13/06/12(水)21:48 ID:.LhTEJBI No.34094 [GJ] [Boo]
そうだった!
明日は鳴海と佐藤大輔のデートの日だった。
佐藤大輔は鳴海の大学時代の後輩で、俺が今回のデートをセッティングしてやったのだ。
無論、実際は佐藤を肉奴隷化するのが目的なのだがな。
ここ暫くはレズプレイばかりだったからな、ここらで肉棒を提供してくれる人間ディルド君
を飼ってみるのも良いだろう。
鳴海の記憶によると佐藤は、中々悪くない顔をしている。
場合によっては俺様のメインボディである鳴海や、俺の女である種美に
種つけする権利を与えてやっても良いなW
そんな事を考えてみると、俺の股間の割れ目から愛液が溢れ出て来た。
真面目ぶっていても鳴海も所詮は女だ。
女の肉体の本能が、肉棒を欲しがっているのだ。
問題は佐藤の肉棒が満足できる物かどうかって事ぐらいだなW
「治さま~~、なにさっきからニヤニヤしてるんですか~~?」
俺の大きな乳房を両手で餅をこねる様に揉みながら種美が話し掛けて来た。
「ん?いやなに、人間ディルド&精子ドナーが見つかったかも知れないんでな♪」
「??何ですか?それ~~?」
ふはは…、全ては俺の思うがままなのだ。
俺は鳴海の顔を歪めてほくそ笑んだ。
… 無題 Name きよひこ 13/06/13(木)19:31 ID:r3EKssvg No.34103 [GJ] [Boo]
こうして種美と女の身体を愉しみながら過ごした。
気付けばもう日が変わろうとしている。そろそろ寝るか。
(よし、明日の作戦のテーマは「いかにエッチしないで寸止めでじらして男を手玉にとるか」の実行だ!
思わせ振りにして期待を維持させつつ、それをエサにして悩殺して下僕にしてやろう!クックック、、、!
忠実な下僕になるとわかったら御褒美にココに挿れさせてやるか。)
俺はベッドから立ち上がるとサッパリするべく風呂に向かった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/14(金)22:59 ID:19sOQUUw No.34107 [GJ] [Boo]
「ふう~~。」
湯船に浸かり全身をリラックスさせる。
女の肉体を乗っ取るようになってからは知った事なのだが、女の乳房は
思いのほか重量があってかなり肩が凝る。ましてや鳴海くらいの大きさの乳になると尚のことだ。
視線を落とすと乳房が浮力を得てプカプカと浮いていた。
(へへへっ、改めて考えてみるとマジでスゲーぜ!俺が女になれるなんてな!)
本当なら美咲のストーカーをしていた俺は、この能力で美咲の人生と肉体を
乗っ取り続けるつもりだったのだがな…。返す返すも美咲が妊娠していたのが残念だ。
だが、代りに俺のメインの肉体に選んだこの鳴海の肉体も中々のものだ。
近頃は俺の魂が馴染んで来たようで、鳴海の肉体の中にいる時が、特に居心地が良い様に感じる。
明日はどんなに『楽しいデート』になるのか…楽しみだ。
俺は風呂を出て体をバスタオルで拭うと、何も身に付けづ裸でベッドに向かった。
ベッドの上では種美がバニーガール姿のまま、うつ伏せの姿勢で眠りについていた。
俺は種美の隣に体を横たえて、睡魔が訪れるまで種美の張りのある尻を撫で擦ったのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/15(土)15:31 ID:vpR06ptw No.34110 [GJ] [Boo]
俺が目覚めると既に鳴海は起きていて着替え終えていて化粧をしていた。
デートを断ったり、俺が今日のデートの為に用意した派手目な服装を素直に着たのは
もし中止したら親友の桐生紗耶香や後輩の斎藤友里に乗り移って好き放題してやろうと考えてやったからな♪
俺が眠っていても目覚めた鳴海本人の意識がそれを覚えていてそんな事はさせないわ!・・・しかたないわね。コレを着るしかないか・・・と持ち込んだバッグから取り出した服を見て溜息をついた。
それらの事を思い出すと、こんな派手な服装で佐藤君に会うのは恥ずかしい。もっと落ち着いた服装にしたかったと思いつつ仕方なく着替えたのもわかった。
それでも鏡に映るその姿は。
「うっふ~ん ♥ とっても似合っているわよ。ワ・タ・シ ♥ 」
… 無題 Name きよひこ 13/06/15(土)21:33 ID:vpR06ptw No.34119 [GJ] [Boo]
「おはようございます。 治様? 鳴海ちゃん?」
上半身だけ起こし、眠そうに眼をこすりながら種美が聞いてきた。格好は勿論バニーガールのままだ。
「わ・た・し・は鳴海よぉ~ん ♥ どう? 似合うかしらぁ~ん? 」
「きゃはは♪ エッチな格好した鳴海ちゃんだぁ~♪ でもとっても似合ってますよ、治様ぁ~♪ 」
メイクが服装にあまり合ってないから俺が修正してやる。
鳴海にも好みではないがバッチリメイクの知識はあるのでそれを利用して仕上げる。
「うわぁ~・・・凄い綺麗~♪ 」種美がそう呟き俺の姿に見惚れる。
鏡にはとても色っぽい格好をした美女が映る。
そしてその美貌に抜群のプロポーションを活かす服装。もちろん胸元を強調しているが鳴海ほどのレベルだと嫌味にならず逆に似合っている。
これなら佐藤だけでなく、どんな男でもイチコロだろう。
これで悩殺してやるぜ!
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)15:31 ID:wt1gvQGA No.34121 [GJ] [Boo]
「じゃあ、行って来るわね~~!」
「行ってらしゃいませ!治様!」
俺は気分良く種美のマンションから、佐藤との待ち合わせ場所に向けて出発した。
街中を歩くと男共からの視線を浴びているのが良く分かる。
今日選んだ服は、胸元が開いたワンピース服だ。
鳴海の大きな乳房が胸の谷間を形成しており、更に体にピッタリとフィットしたサイズの為
大きな尻のヒップラインが際立っている。
スタイル抜群の美人がこんな格好で目の前に居れば、注目を集めない方がおかしいだろう。
俺は大きな尻をフリフリと振りながら歩き続けた。
(へへへっ、気分イイぜ!こんなエロい体が俺のモノなんだからな!)
それにしても男共の欲望にたぎった視線を受けるのがこれ程の快感だとは…、
鳴海の肉体を益々気に入ったぜ♪。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)15:48 ID:wt1gvQGA No.34122 [GJ] [Boo]
とはいえ、ハイヒールで歩くのも結構疲れるので、流しのタクシーにでも
乗るかな?と、考えていると『ある物』を忘れたのに気がついた。
「やべえ!調教に使うつもりだったディルドを忘れて来ちまったぜ!!」
思わず叫ぶと、隣を歩いていたOL風の女がビックリとした顔で俺の顔を見て、
続けて侮蔑するような表情を浮かべて足早に去って行った。
「どうするかな?取りに戻るのも面倒だしな…。」
どうするか考えていると、この近くに『ド○キホーテ』があるのを思い出した。
確かド○キホーテでは大人のオモチャも売っていた筈…。
よし!ドン○でエログッズを買ってから、待ち合わせ場所に向かおう!
そう決めて俺はドンキ○ーテに足を向けた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)22:34 ID:wt1gvQGA No.34127 [GJ] [Boo]
ド○キホーテの店内に入るとお馴染みのテーマ曲が流れていた。
『ドン♪ドン♪ドン♪ド○キー♪ドンキ○ーテ~♪何でも揃って便利なお店~♪』
最後に来たのは俺が死ぬ前だが、相変わらず雑然とした汚ねえ店だ…。
とは云うものの、品揃えが良く品物の値段が安いので生前は良く利用したものだ。
お目当てのアダルトグッズは、店内の奥まった周囲から隔離された売り場にあった。
(おー!、ここには初めて入るが、中々のラインナップだな!)
ディルドだけ買うつもりだったが、結局他の物も買うことにした。
『いぼ付極太ディルドー』『オナホール』『ペペローション』
・
・
これらの品をアダルトグッズ専用レジに持っていった。
アルバイトらしい店員が、商品のバーコードを機械で読み取り値段を告げた。
「合計…、10925円になります。」
俺は財布から2万円を取り出して代金を支払った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)23:03 ID:wt1gvQGA No.34130 [GJ] [Boo]
お釣りを受け取ると、ある事を思いついて店員に話し掛けた。
「ねえ店員さん…、お札は何処にしまえば良いと思う?」
「え?」
店員は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
「私みたいにオッパイが大きいとココがお札入れになるのよ♥」
俺は自分の胸の谷間に、お釣りの札を差し込んだ。
店員は最初は呆然とした顔をしていたが、次第に顔を赤らめた。
そして思い出した様に慌てて、品物を紙袋に入れようとしたのだが、俺はそれを止めた。
「すぐに使うから袋に入れなくていいわよ♪。」
俺はそう言うと、購入したアダルトグッズを鳴海のショルダーバッグに詰め込んだ。
そしてレジに背を向けると背後から、妙に裏返った様な店員の声が聞こえた。
「あっ、ありがとう…ご、ございました…。」
ふははっ、こうやって男をからかうのも中々楽しいもんだぜ♪。
こうして買い物を済ませると、俺は再び佐藤との待ち合わせ場所に向かって歩き出したのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/17(月)11:16 ID:VU78oWV6 No.34159 [GJ] [Boo]
だが待ち合わせ場所に居たのは佐藤大輔でなく高木渉だった!
シンガポールに行った筈の高木がどうしてここに?
「大輔が何が何でも今日のこの時間にここに来い!来ないと一生後悔するぞ!
って先週凄い剣幕で電話してきて、超頑張ってなんとか休みつくって、朝一の飛行機で戻ったんだが。
そうか。大輔のヤツ・・・鳴海!
今日は俺とデートしよう!」
セリフは実に男らしいが、顔を真っ赤にしていってる様は少し滑稽だ。
だが鳴海の度合いを増やすと嬉しくて感激のあまり涙が出そうになる。
鳴海の記憶によると高木の実家は金持ちだし、男の俺から見ても高木渉はハンサムだしカラダの方も体格が良く立派だ!
俺が鳴海として生きていくなら、コイツの方が佐藤より過ごしやすいかも知れない。
まぁ、まずは【エッチな俺が演じる鳴海と、本物の真面目な鳴海のどちらが高木渉を虜に出来るか?】を楽しむ事だ。
果たしてどちらが玉置鳴海のカラダが相応しいか。
フフフ、結果は見えているが、鳴海が好きな相手がどういう決断をするか楽しみだ。
「わかったわ♪高木くん、今日はよろしくね♪」
そう言って俺は高木の腕に抱きつき大きな胸を、その腕に押し付けた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/17(月)15:24 ID:8cOFxnTw No.34162 [GJ] [Boo]
それを尾行するように物陰からじっと眺める女性がいた。
前田沙知絵さんだった。
(私、なんであの女の人を尾行してきたのかしら・・・って当たり前よね、あいつは笹川なんだから!笹川の奴、美咲っていう婦警さんの身体で何をやるつもりなんだ?悪い事なら阻止しないといけないわ!買い物に出てきたのに、今はそんなことどうでもよくて、何故だかそうしないといけないのよ!)
僕、清彦は程よく沙知絵さんの意思に介入しながら中身が笹川である美咲さんを追いかけていた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:25 ID:U427kYhE No.34175 [GJ] [Boo]
玉置鳴海の肉体を支配する笹川は、高木渉とデートをしていた。
俺は鳴海の意識を前面に出し、高木とウィンドウショッピングをしている。
俺の思考を介在させずに鳴海の本来の態度、言動で高木と接していると鳴海が
高木に対する『愛情』のような感情を育みつつあるのが感じられた。
恋愛に関しては奥手な鳴海だが、図らずも俺のお陰で積極的な行動に出る事が出来たと言う訳だ。
高木も笑顔を見せつつ、鳴海とのデートを楽しんでいる様だ。
しかし、『清楚な鳴海』がデートの途中で『エッチな鳴海』に変化したとしたら…。
ふふふっ…♪、高木はどっちの鳴海を選ぶかな?
俺は、俺の意識で鳴海の肉体を支配して、『エッチな鳴海作戦』を実行する機会を伺っていた。
すると、行く手にランジェリーショップが目に入った。
(おお!丁度良い所に良い店が在るな♪、それではエッチな鳴海に変身するとしますか♪)
俺は、俺の意識を前面に出し鳴海の肉体を支配すると、高木を誘って
ランジェリーショップの店内に足を踏み入れた
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:26 ID:U427kYhE No.34176 [GJ] [Boo]
店に入ると高木は顔を赤らめて、恥ずかしそうに俺に話し掛けて来た。
「な、なあ鳴海…、男がこういう店に入るのは…ちょっと恥ずかしいんだけど…。」
「そう?でも、私は高木君も一緒に選んで欲しいんだけど…、嫌かな?」
俺は上目使いで高木の顔を見た、すると高木は照れ臭そうに返事をした。
「わ、分ったよ…。鳴海の頼みじゃ断れないな…。」
無論、俺自身もランジェリーショップになど男の姿で入った事などないが、
今の俺は女の肉体に乗り移っていて、鳴海の記憶と経験があるので恥ずかしくとも何ともない。
俺は店内を見て廻ってブラとショーツがセットになっている下着を手に持って試着室に向かった。
「高木君!今から試着してみるから私に似合う下着を一緒に選んで欲しいんだけど…、良いかな?」
「う、うん、分った!」
高木の鼻息が荒くなっているのが、目に見えて良く分かる。
(さてと…、エッチな鳴海のエロティックファッションショーを始めるとしますか!)
俺は試着室に入ってカーテンを閉じると服を脱いで下着を身に着け始めた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:39 ID:jRA6D3VM No.34177 [GJ] [Boo]
それから二人はストリップ小屋に入っていった。
「あ、あの・・・僕はこういう場所はあんまり・・・」
「あら、いいじゃない、私、ずっとこういうところに興味があって、一度入ってみたかったのよ!」
二人はそんな事を言いながら席に着いた。
場違いな二人に他の客の視線が集まるが、美咲は気にするそぶりは無い。
それを見届けた僕は、前田紗知絵の意思を誘導してそのストリップ小屋の裏口から中に進入して楽屋のような部屋に迷い込んだ。
(なんとかこっち側から二人を監視しないと・・・!)
そのとき、不意に後から声を掛けられた。
「あなた、誰?ここは私の楽屋、関係者以外立ち入り禁止よ!」
すごい剣幕の美女は、表の看板に載ってた雑誌やAVでも有名なここのNo.1のストリッパーの黛彩だ。
僕が生きていたとき何度お世話になったことか!
清彦は彼女の大ファンだったので感動している。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:39 ID:jRA6D3VM No.34178 [GJ] [Boo]
「え・・・あ、えーっと、ファンなんです!あなたのAV全部見ました!」
咄嗟に紗知絵はそう言って、彼女の手を握った。
「は?アンタ女じゃないの・・・何わけのわからない・・・ひっ・・・いえ、なんでもないのよ、あなたはここから出たほうがいいわよ、後は私が引き継ぐから」
そう言った彩は首を傾げる紗知絵を追い出すと、メイク用の鏡の前に立った。
「へぇ、僕がいつも見てたAV女優の黛彩になっちゃったよ・・・!すげぇ・・・!」
鏡の中の黛彩は僕の思い通りにセクシーポーズをとってくれる。
「うわぁ、僕の見ていたAVそのままだよ・・・ちょっと興奮で濡れてきちゃった・・・」
… 次スレ 清彦の憑依物語 9 に続きます Name スレ主 13/06/20(木)04:10 ID:uqlL26gE No.34239 [GJ] [Boo]
#参加して下さる方、読んで下さる方、GJ入れて下さる方、ありがとうございます。9スレ目に移行します。
http://www.tsadult.net/e.tachiha/futaba.php?res=34215
#引き続き、ご協力とリレーの参加&続きをお願いします。
TS学園敷地内の旧校舎にいた幽霊・清彦は、校舎に入ってきた美人教師・橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた。
その橘美咲に生前ストーカーしていた幽霊・笹川治も同じ様に美咲の先輩教師・早川美紀先生に憑依し、
2人は身体は女性、心は男として。身体は恋人同士、心は仲間の関係になっていた。
ある時、人気アイドル、パフォームの平瀬愛に憑依できた笹川治は、清彦にペアの武井舞に乗り移って一緒にアイドルをしようと誘う。しかしそれは清彦を橘美咲の中から追い出す策だったのだ。
そうとは気付かず清彦は橘美咲先生からアイドルの武井舞になった。
人気アイドル、パフォームとして1ヶ月、いつの間にか橘美咲になっていた笹川治からのメールを読んだ清彦は自分達が自然の摂理に反して、憑依した人達の人生を歪めてしまっている事を自覚し対決することを決めたのだった。
その頃、橘美咲が妊娠していた事に気付いた笹川は、別の身体を求め美人警察官の玉置鳴海とギャル高校生の福田種美の身体を交互に行きかっていた。
【清彦の憑依物語 7】
の続きです。
その頃…
福田種美のマンションではベッドの上に2人の女性の姿があった。
「さてと、今日は美咲の家に俺のコレクションの引き取りに行く打ち合わせをする日だった。
そろそろ鳴海が来るからお前に戻ろうかな」
「治さまぁ~、隣りの部屋を使ってください。そしたらずぅ~とわたしの部屋に居てくれますよね?」
「嗚呼、お前は大切な女だからな。お前が望むならそうしてもいい」
大きな胸を揺らして起き上がった少し化粧が濃い女はそう言うと種美にキスをしながら手を繋ぎあった。
「なかなか良かったよ。また頼むわ」
種美となった笹川治はたった今まで自分の身体にしていたデリヘル嬢にそう言いながら種美の財布から代金を支払った。
デリヘル嬢が帰ると鳴海に電話をして待ち合わせ時間を確認する。
警察署から直接こちらに向かっているとの事なので予定通り、後10分で到着するだろう。
後は鳴海になって今夜は1週間振りに美咲の身体とご対面という訳だ。
一昨日、鳴海の身体で美咲に電話してから種美に会い、今日まで種美のマンションに笹川はいた。
種美の身体でオナニーしたり、さっきみたいにデリヘル嬢を呼んでレズったり俺がデリヘル嬢になって攻めたり種美に攻められたり。
なかなか楽しめた。
電話がなり鳴海はマンションのエントランスに着いたようだ。
1階に降り鳴海に会う。
「お久しぶりです。鳴海さん♪」
ニッコリ微笑みながら手を差し出すと、明らかに仕方ないといった表情で渋々手を出した鳴海の手を繋ぎ、俺は鳴海となった。
沈んでいた顔がニヤリと笑顔になる。
「それじゃぁ 行ってくるわねぇ~♪」
「行ってらっしゃいませ。お帰りをお待ちしてます」
鳴海となった笹川治は登録してあった引っ越し業者と橘美咲に電話を掛け、予定通りの時間に橘美咲のアパートで待ち合わせする事を告げた。
「はい。それでは7時に、はい。それでお願いします。」
鳴海さんからの電話を切り、ふぅ~と深呼吸。
美咲先生モードだから口調も会話も美咲先生と全く一緒の為、鳴海さんの中の笹川には会話していたのが実は僕、清彦だとは気付かれなかった筈だ。
後は30分後に直接会って話しをするだけだが、これも話しのメインは笹川のコレクションの荷物の事だし上手く乗り越えればしばらくは安泰だ。
「よし!やるぞ!」
決意を新たに気を引き締める為、そう声を出して挑むのだった。
そして約束の時間になり、婦警の玉置鳴海さん…笹川がやって来た。
インターホンが鳴りドアを開けると、澄ました顔をした鳴海さんが立っている。
笹川め・・・。
「橘さんこんばんは。約束の通り荷物の受け取りに伺いました。」
僕は橘美咲に成りきり答えた。
「玉置さんお忙しい所ありがとうございます。その節はお世話になりました。」
「早速なのですが引っ越し業者さんも外で待っていますので、荷物を運び出したい
と思うのですが・・、よろしいですか?」
「ええ、よろしくお願いします。」
引っ越し業者がダンボールに梱包された、笹川のコレクションを手際良く運び出していった。
どこに運ぶのかは知らないが、おそらく笹川の支配下にある女子高生のマンションにでも
運ぶのだろう・・・。
荷物を受け取った業者が去ると、僕と鳴海さん…笹川の二人きりになった。
「それで橘さん、前に電話で悩みがあると仰っていましたけど・・、良ければ少し話しませんか?」
来たっ!内心少し緊張したが、僕はそれを悟られない様にしながら答えた。
「ええ・・・、そうですね・・。お願いできますか?」
「分りました。ここでは何ですので、そこにあるファミレスに行きましょうか?」
「そうですね・・。」
こうして橘先生に憑依した僕と、笹川に乗っ取られている鳴海さんは
橘先生のアパートのすぐ側にあるファミレスに向かった。
ここのファミレスは笹川治が早川美紀先生で、僕清彦が橘美咲先生だった時にはよく通ったお店だ。
ウエイトレスさんの衣装がまるでメイド喫茶のように可愛らしく、またそれを着用する女の子達も似合った美少女達ばかりだ。
パフォームになってからは僕は来てなかったが、橘美咲先生になった笹川治はそれこそ歩いて数分の距離だから何度も通っていたと美咲先生の記憶に鮮明に残っている。
既にほとんどのウエイトレスの女の子達と顔見知りになっている為か、僕の…正確には僕の今の身体である 橘美咲さんの姿を見て挨拶以外に親しみの笑顔を見せてくれた。
そんな中、名札に綾瀬遙香と書かれた女の子が席に案内してくれた。
対面で座った玉置鳴海さんは記憶にある通り、美人でスタイル抜群だ。
この橘美咲先生に匹敵する。
だが、中身はあの笹川治だ。
よし!計画通り、妊娠していて笹川治には興味ない存在と改めて認識させよう!
僕のアドバンテージというか有利な点は、僕は玉置鳴海さんの中身が笹川治と知っている事。
笹川が橘美咲先生が妊娠しているから身体に興味や執着を現時点では失っている事。
今の橘美咲先生の中身が僕清彦だとは知られていない事。
僕が笹川を封印または除霊しようと考えて対立している事を知られていない事だ。
久しぶりに笹川は橘美咲先生と、自分が他人として会話するのを楽しんでいるが油断は禁物。
会話で知るより手っ取り早く、橘美咲先生になってその記憶から知ろうとするかもしれない。
手を繋ぎ10秒以内に手を離せば【道】はできないから、移動出来ない事で僕、清彦が中に入っているのを気付かれる事も妊娠していない事も知られずに済む。
もし手を握りられそうになった時は、咄嗟に具合が悪くなった振りをしてトイレや洗面所に駆け込もう。
そう色々と想定し心構えが出来ていた為、遠回しに現在は妊娠中である事をほのめかしていると、笹川は乗り移っている玉置鳴海さんの知識から推測したのだろう。
「橘さん・・・貴女・・・」と小さな声で聞いてきながら僕の・・・美咲先生の手を掴もうとした。
咄嗟に手を引いて掴まれるのを防ぐのと口元に手をやりちょっと吐き気を模様した感じを演じる。
さすがにそんな状態では無理に手を伸ばして手を握ろうとはしない。
「すいません・・・ちょっと化粧室に・・・」
そう言って席を外し化粧室に向かう。
「えっ・・・ええ」
やはりといった表情で鳴海さんが座ったまま見送る。
洗面所の鏡で自分の・・・今は美咲先生の顔が明確な意思と決断、覚悟を決めた顔が写る。
「お話の途中ですいません・・・。」少し具合が悪そうな顔をして席に戻ると
「橘さん、貴女もしかして妊娠しているの?」と鳴海さんが聞いてきた。
内心 掛かった! と嬉しくてガッツポーズをしたいところだったが、勿論表情は内心と正反対の少し辛く悲しそうな顔をする。
「橘さんは独身よね? それに浮かない表情。失礼な事を聞いてごめんなさいね。もしかしてお相手の方はご存知ないのかしら?」
僕はコクリとだけ頷く。
「やっぱり…。堕ろしたりはしないの?その年で教師をしながら独りで子供を生むのは大変よ。
私ならもう少し独身生活を愉しんでからにするけど。ねぇ、そうしたら?」
こいつはやはり笹川だ!
美咲さんの記憶や印象では、玉置鳴海さんは決してこんな事を言ってくる女性ではなかった!
こいつは赤ちゃんを堕させて、そうしたらまた自分が橘美咲先生になるつもりなんだ!
「いえ。せっかく授かった命ですからしっかり産みたいと思います」
「そう。じゃあ頑張ってね」
玉置鳴海さんの態度は明らかに 【もうこんな女どうでもいいや。】というものだ。
作戦は成功した!
だがきっと今笹川に同化されている玉置鳴海さん本人は、笹川が身体から抜け出したら 今このような態度で対応した事に心を痛めるだろう…。
玉置鳴海さんも早急に助ける為にも早く笹川を封印しないといけないな。
「悩みというのはそれね。わかったわ。ただ橘さんが既に決めているなら問題ないわね。頑張って」
一応応援すると言ってくれたが、ただのポーズなのがはっきりわかる。
注文した飲み物を飲み干すと笹川はさっさと帰っていった。
おそらくは笹川コレクションを運び込んだ所に行ったのだろう。
清彦の予想は当たり、その夜は種美の身体に乗り移った笹川が数々の衣装でコスプレしたりオナニーを愉しんでいた。
◦
姿見の前で制服姿の種美が絶頂を迎え、喘ぎ声をあげながらアソコから大量の愛液を垂らしながら身体をビクンビクンさせながら幸せそうな顔をして倒れ込んだ。
それでも右手はアソコに指先を挿れたままだ。
ようやく快感から身を起こし、その後シャワーを浴びて出てきた時には日付が替わろうとしていた。
「そう言えば腹減ったなぁ~。コンビニ弁当も飽きたしラーメンかファミレスで飯でも食うか」
適当な服を見繕い、少し露出が高い服を着ると福田種美の身体の笹川は出掛けた。
ラーメン屋に向かって歩きながら考えた。
畜生…、もしかすると美咲は妊娠してないんじゃないか?と思っていたんだが…。
本人に確認したんだから間違いない美咲は妊娠している。
それも俺が憑依し始める前に孕んだガキだ。俺が美咲に乗り移っていた時に作った
ガキだったら、俺が美咲になり代わって喜んで産んでやったんだがな。
正直、美咲に対する興味が失せたぜ……。
その代わりに今はまだいいが、いずれ鳴海か種美を孕ませてやるぜ w。
そして、娘が生まれて年頃になったら『親娘丼』……。
な~んてなwwww。
そんな事を考えていると夜の暗がりに、ラーメン屋の明りが見えて来た。
深夜までやっているいつもの街角のラーメン屋に入ると珍しく空いていた。
この店は俺が生きていた頃から通っていたなじみの店だ。
もっともラーメン屋の親父は俺が死んだ後も美人や美少女になって食べに来ているとは気付いていないが。
最近綺麗な女の子の客が増えて嬉しいと言っていたな。
まぁ全て俺なんだがなwww
常連だった俺より、初めて訪れる筈の女にサービスたっぷりなのに思わず苦笑したが。
客はギャルの福田種美姿の俺と酔っ払ったOLらしい女の1人だけ。
ラーメン屋に居るのがミスマッチなタイプのかなり美人な女だ。
ちょっと乗り移ってみようかと考えたがそれよりまずはラーメンだ。
俺本来の身体だったらスタミナラーメン大盛なんだが、種美の身体ではそんなに食べられない。
味覚も俺より繊細のようで濃い味付けでなくても満足出来るので、背脂抜き醤油ラーメンに味付けたまごを注文した。
空腹も手伝い、ラーメンがとても旨かった。
ふと見ると先に居た酔っ払ったOLは机に突っ伏して眠っている。
(俺好みの女だしラーメン屋の親父も困るだろう。このまま種美のマンションまでお持ち帰りするか)
「お姉さん大丈夫?」
介抱するフリをしながら俺はOLらしい女の手を握ると【道】を通じてその身体に入った。
「えぇ、大丈夫よ」
酔いと眠気でクラクラするが、そう応えて立ち上がる。
種美の身体で問い掛け、この女の身体で回答する。これは自問自答か?それとも自演か? ふとそんな事を考えた。
「お勘定。おいくらかしら?」
意識が混濁している為か記憶がはっきり読み取れず少しぼやけているが、この女ならこんな話し方だろうと演じてみる。
おそらくバッグの中にあるだろうと中を確認するとブランド物の高そうな財布が合った。
ビンゴ!ニヤリと笑いバック(これもルイ・ヴィトンのブランド品だ)から財布を出して支払いを済ますと店を出る。
親父が鼻の下を伸ばしていたのがおかしかった。
種美も支払いを済ますと出てきた。
「大丈夫ですか?治様。少しふらふらしてますよ?タクシーで帰りましょうか?」
俺が種美だった時に考えた事は種美にとって、自分がそう考えた事になるので
俺がこのOLになってこの身体をマンションへ連れ帰る事を当然理解している。
「いや、大丈夫だ。数分だしこのまま歩いて帰ろう。おっ、段々馴染んだせいか記憶も読めるようになってきたぞ。
ふ~ん、私の名前は小林里美、28歳。
○○会社の秘書課で主任として働いているのか。家は近くの○○マンション 703号室か。
現在彼氏なし。明日は休みでビューティーサロンとエステに行くまではダラダラして過ごす予定か。
ふ~ん。それなら私が有効に使ってやるぜ♪」
ニヤリと里美は笑うと隣りを歩く種美の手を繋ぎ、まるで仲の良い姉妹のようにそのまま種美のマンションの部屋に帰った。
ラーメン屋を出た頃は部屋に着いたらすぐ寝ようと考えていたが、歩いた事で若干酔いが醒めたのか、それともアルコールが全身にまわり身体が火照っててテンションが高まったのか
回収した笹川コレクションの中からコスプレ衣装を引っ張り出して、種美と2人でコスプレファッションショーを始めたのだった!
「どう?種美ちゃ~ん。バドガールよお~ん♪」
手を腰に当て、得意気にポーズを取る。
「とってもお似合いです♪」
一通りポーズを取ったり写真を撮ったりして楽しむと次の衣裳を選ぶ。
そうこうしているうちに酔いが引いたか馴染んだ為か記憶がいつものように普通に読めるようになった。
これで小林里美本人そっくりにも、俺らしくも両方好きに振る舞えるようになった。
よし、では早速・・・。
コスプレを堪能しながらこの女の記憶を覗き見て楽しんでいると、里美にはシングルマザーの姉がおり、妊娠後の体調不良、仕事をしながらの子育てで自分の時間やしたいことを我慢して半ばノイローゼ気味に子育てに奮闘していることがわかった。
(うーん、俺は子育てナメきってたぜ・・・これじゃあ、種美や美咲を孕ませたら自由に女を楽しむどころじゃねーな!そいつは御免被るね!ま、今を楽しくいこうぜ!)
「じゃあ今度はセーラープリンセスのコスプレよ!」
俺は里美としてお気に入りのセーラープリンセスのコスプレをすると、ポーズをキメた。
「ぎゃっはっは!28歳の美人OLがそんな格好してナニやってるんスか?超ウケるー!」
種美が大笑いしながらそう言った。
「似合うでしょ?私、ブランドものの服ばかり身に付けてたけど、本当はこういう格好が大好きだったのー!天に代わってお仕置きよー!」
俺は鏡に向かってポーズをキメながら、スカートをピラッとめくってみる。
(本当はブランド志向の高い、アニメなんてもっての他の女なんだけどな!いいザマだぜ!)
「そーなんだー、ウケるー!ならアタシは格ゲーの不知火舞子ってコスチューム着ちゃおーっと!」
種美もノリノリで着替えた。
「私、この格好すごく気に入っちゃったわ!種美、二人でこのまま外に出てみない?あんっ!」
「えぇ、私はさすがにこの格好で外には・・・ふぅん!」
「いいわ、あなたは普段着で、私だけセーラープリンセスとして一緒に夜の町のパトロールに行きましょう!」
「はいっ!あぁん!」
コスプレ衣装の二人は、互いを愛撫しながらそう言いあうと、マンションの外に出たのだった。
「ちょっと、ナニじろじろ見てんのよ!天に代わってお仕置きするわよ!」
男からはいやらしい目付きで、女には好奇の目で見られながらも堂々と私、小林里美はセーラープリンセスとして町を練り歩いた。
「超ウケるー!オタにサインとか求められるしw」
種美は爆笑している。
私は行列となったサインの列に並んだら全ての奴にサインしてやり、道端でセクシー撮影会をしてやった。
なぜかそうしたくてしかたがないのよねー!
「あー、面白かった!マンションに戻るか!」
「はい!」
まさか小林里美も自分が眠っているうちにセーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露していたとは思わないだろうなwww
こうして種美の部屋に戻って来た俺はセーラープリンセスの格好から、先程着てとても似合っていたバドガールの衣裳に再び着替えた。
種美も今度は格闘ゲームのサキュパスの格好に着替える。
着替え終えると自然と正面から抱き合う。
互いの巨乳が押し潰され、なんとも言えない気持ち良い感覚と淫靡な姿が部屋の鏡に映し出された。
そして里美は俺お気に入りのぺニスバンドを装着した。
「じゃじゃーん!もっこりバドガールでーす!里美ったからなんて変態なんでしょう!」
里美は鏡に映る自分を見ながらウットリしている。
「そんな変態バドガールはこの性技の夢魔、サキュバスのリリスちゃんが搾り取ってあげるわ!
メリーターン!」
コスプレ衣装のキャラクターに扮した種美が、飛び込んで抱きつき
そのままベッドに里美を倒すと上にのし掛かったまま、その大きな胸をコスプレ衣装の脇から手を入れて揉み始める。
「あふん・・・気持ちいいわ♪ もっと揉んでぇ~♪」
馬乗りになった種美に喘ぎながらお願いをする笹川。
「変態女さん、私の胸も揉んで欲しいな」
種美がそう言うと里美になっている笹川も手を伸ばして種美の形の良い胸を揉み返しはじめた。
互いに揉み揉まれ、身体が受け入れ状態になると、さっそく種美の秘唇に股間から生えた黒い逸物を押し当ててゆっくりと挿入する。
秘唇からは愛液でびしょびしょだ。
種美の喘ぎ声に合わせてピストン運動する。
こうして種美がイクと回復するまで、里美の記憶に従い、いつものようにオナニーしてみる。
あふっ、こ…こんな事…ああ、 イイ!
な…なにか…挿れるものを…ああ~ん♪
「里美お姉さま~。お待たせしました…ってここグチョグチョw なんて淫乱なんでしょう。
さっきイかせてくれたお礼にコレで慰めてあげますわ」
「ああん、種美ちゃん~お願いぃ~早くそれを里美のおマン○に突っ込んでぇ~!」
こうして朝方まで攻守交代しながら淫靡な宴が繰り広げられた。
いつの間にか眠っていたらしい。
俺はバドガールの衣裳で。隣にはハイレグレオタードをベースとしたエロいコスプレ衣裳の種美がスヤスヤと眠っていた。
この気持ち良さと気怠い感じは朝方まで散々種美とエッチしまくったからだな。
里美自身の意識はまだ眠っている。
まさかラーメン屋で酔っ払って眠ってから俺に乗り移られ、セーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露だけに留まらずサイン会までしていたとは思わないだろうな。
誰か知り合いに見られていたらそれは面白そうだがこの辺に知り合いは住んでいないし見掛けなかったからそれは無さそうだ。
このまま眠らせておこうか。まぁ目覚めたところで俺の意識に同化するから自分の行為に疑問を持つ事はないが・・・
このまま今日は里美として過ごすか、種美になって気侭に過ごすか。
里美としてエステに行ったりビューティーサロンに行ってみるのも楽しそうだ。
俺の感覚ではエステはともかくサロンの何が楽しいかわからないが、里美の記憶や意識に同調するととても楽しみにしているのだ。
種美になってゲームしたり秋葉原に新作美少女ゲーム(エロ)や色々と新作アニメのグッズを買いに行ってもいい。
さて、今日はどう過ごそうか?
里美として出掛ける事にした。
里美の記憶を元にブランドもので身を固めた俺は姿見の前に立った。
「うわぁ、美人だけど御高いカンジだねぇ!こんな御高いカンジの女が俺だなんて、妙な気分だな!」
俺はニヤリと笑うと、マンションを出たのだった。
種美のマンションを出て俺はそのまま里美のマンションに向かう。
流石に種美とのエッチで色々な液などで汚れた身体は種美のところでシャワーを浴びて綺麗にしたが、種美の化粧品は里美には気に入らなかったからだ。
(ん? 里美の意識が目覚めそうだな。里美の記憶を使えば勿論里美と同じメイクも出来るが面倒だ。里美本人にやらせるか)
俺は昨夜の服装からスーツを脱ぎ捨てて下着姿になると、里美のベッドの中に潜り込んで目を瞑った。
と、同時に目覚めた里美は昨夜の途中からの記憶がない(酔っ払ってラーメン屋に入ったくらいまではなんとか覚えていた)事に落ち込み、少しだけ反省すると、シャワーを浴び始めた。
身体の支配権を奪って俺が洗っても良かったが、覗き見感覚で勝手に動き身体を洗い上げていく様を里美の視線と身体で愉しんだ。
シャワーが済むとさっそく外出用の化粧を始める。
元々整った顔だが化粧でさらに美貌に磨きが掛かる。
タンスのブランド物から少し干渉し少し露出が高めの服装にする。
完成し玄関を出たところで交代し、俺が里美となったのだ。
俺が里美になったところで、この身体の本当の持ち主である小林里美本人は気付かない。
今、自分が俺、笹川治になっている事を。
今まで乗り移ってきた女と同じように、俺の意思が里美の意思になり、俺がしたい行動が里美本人がしたい行動であるからだ。
マンション地下の駐車場に行くとドイツ製の高級車に乗り込み出発した。
「やっぱり俺の軽自動車と比べてパワーも加速も大違いねぇ。私は軽自動車なんて運転した事ないけど。ウフフ、気分いいわ~♪」
すると、
「そこの赤い車、止まりなさい!」
と白バイに車を止められてしまった。
(しまった、調子に乗って飛ばしすぎたか・・・おっ!これは・・・)
白バイから降りてヘルメットを外した警官は、なんとボーイッシュでショートヘアーの美人白バイ隊員だったのだ。
(この美人は・・・美咲になった時に署員の記憶を確認したけど・・・そうだ、コイツは署でただ一人白バイの試験に合格した後藤正美だ!ボーイッシュで婦警からの人気も高くてラブレターももらってるってコトだったよな)
「私、そんなにスピード出してません!」
俺はそう言うと、彼女の手を掴み、道を通じて彼女へと移動した。
「何を言ってるんだ!?あんなにスピード出してて・・・ひっ!?・・・出して・・・なかったわね!私の完全な勘違いだったわ!」
正美の口でそう言った俺は彼女の顔でニヤリと笑った。
「え・・・?あ・・・そ、そう、です・・・か・・・」
里美は何故だかあんなに飛ばしていたのにも関わらず、勘違いだと言われたことにキョトンとしていた。
(はっはっは!里美の奴、驚いてやがる!あんなにスピード出してたのになwま、体借りたコトだし、この笹川治様が見逃してやるよ!っても俺がスピード出しんだけどなw)
「さ、早く行きなさい!」
俺が正美の口でそう言うと、里美は「ありがとうございます」とペコリと頭を下げて去っていった。
「さぁて、俺はナナハンなんて運転出来ないけど、私なら余裕よね!」
そう言った正美は勢いよくアクセルを吹かすと、猛スピードで白バイを走らせたのだった。
「だっはっは!気持ちいい!なんつっても俺は白バイ隊員の婦警様だからいくら飛ばしても捕まらないもんねー!」
「うわっ、美人!キスさせてくれたら見逃してあげるわよ!」
「巨ニューのおねーさん!3キロスピードオーバーよ!でも、パフパフしてくれたら見逃そうかなー?」
「なんだ、ヤローか!お前は10キロオーバーだったけど態度悪いから30キロオーバーな!」
「あら、おねーさま、パンティいただけたら見逃してさしあげるわよ!」
「あー谷間に風が当たって気持ちいい!谷間がムレちゃうから胸元は大胆に開かないとね!」
胸元を開いて谷間を強調させた格好のセクシーセクハラ白バイ隊員として気に入らない車を次々と検挙し、
正美の技術を使ってナナハンを高速で爆走させて楽しんでいると、見慣れた黒塗りの1BOXカーを見つけた。
「ん?あれはパフォームの移動用ワゴンじゃないか?久々にちょっとからかってやるとしますか!」
赤色灯とサイレンを鳴らし「前方の日産黒の●●●●●● 846、左に寄せて止めなさい」とちょうど道の駅駐車場に誘導して停車させる。
運転席の横に立つと運転していた若い男、名前は我蔵啓次が窓を開けて不服そうに
「ちゃんと法定速度で走っていましたけどなんでしょうか?」
「ブレーキランプが片側点灯してなかったわ。整備不良の確認で停車させました」
もちろん嘘だ。
「えぇっ?朝点検した時は問題なかったのに。本場さん、自分がブレーキ踏むから見てくれません?」
啓次が後部座席に座っているパフォームの美人マネージャー 本場美佐子にお願いすると返事をして降りて来た。
ドアを開けた時に室内を見るとパフォームの平瀬愛と武井舞がやはりマネージャーと一緒に乗っていたようだ。
「婦警さん、ブレーキーランプ ちゃんと点きますよ?」
「あら?先程は右側が点灯していなかったのを確認したのだけれど・・・接触不良だったのかしら?」
そうするとサングラスと帽子で変装したパフォームの2人が
「美佐子さん、ついでだから私達ちょっと化粧室に行ってきますね」
さて、男の啓次になるか、美人マネージャーになるか、このまま白バイ隊員の後藤正美として2人に接触するか・・・誰で会おう?
「えっと、そちらのあなた・・・お名刺いただけますか?アハーン・・・あ・・・あ・・・イク・・・!」
俺は白バイに跨がってシートの角に腰をスリスリ当てて腰を動かしながら本場美沙子にそう言った。
「は、はあ・・・」
怪訝な表情の美沙子が名刺を差し出した。
絶頂を迎えて白バイを降りた俺は、名刺をもらうフリをして美沙子の手を握り、すかさず[道]を通じて彼女へと移動した。
「えっ・・・ひっ・・・っと、これで俺が美佐子かぁ・・・クックックッ」
見ると正美は青ざめている。
「私・・・なんでこんな・・・失礼しました!」
そう言って胸元を整えた正美は、名刺も受け取らずに白バイに飛び乗ると、慌ててその場を去っていった。
「セクシーだったなぁ!あんなに胸元空けたり、あんなこと・・・それにイチャモンみたいに俺達の車を止めたと思ったら慌てて行っちゃったり、変な婦警さんだったな」
啓次が俺にため息混じりでそう言った。
「まったく困ったものよね!おかしな婦警さんね!」
俺は内心ニヤニヤしながら美佐子としてそう答えた。
(ま、実は俺がやったんだけどねwww)
前に一週間、俺が平瀬愛だった時に何度か美佐子に乗り移ろうと思っていたんだが結局乗り移らないままだったんだよな!
こうして今日、美佐子になれたのが嬉しいぜ。
さて、清彦は平瀬愛かな?武井舞かな?
1ヶ月ぶりに会う訳だから楽しみだ。
ん? 美佐子の記憶によると最近急にパフォームの2人はお寺か何かに興味があるようで何度も足を運んでいるようだが・・・清彦の趣味か?
!
清彦のやつ、まさか成仏でもしようって考えているのか?
馬鹿かよ。俺達にしかないこの憑依能力で、この世で色々な美女になって快感得たり色々と楽しむのがいいのに。
しょうがねえなぁ。俺様が説得してやるか。
美佐子はその美しい顔にエロイ表情を浮かべるとニヤリと笑った。
「「ただいま~♪お待たせしました。」」
2人が帰って来た。
「あれ? さっきの婦警さんは?」と舞。
「なんか婦警さんの勘違いだったようです。ブレーキランプがちゃんと点いたら謝ってさっさと行っちゃいました」
「格好はちょっと変だったけど美人だったよね。ここの管轄かな?後で会ったり来週会うかも知れませんね」と愛。
ん? なんの事だと美佐子として考えると今からここの警察署に向かっていたのだ。
目的は来週の一日警察署長だ!
なんと鳴海や今の白バイ警官の後藤正美や斎藤友里、桐生紗耶香がいる警察署の一日署長を、体調不良で出来なくなった事務所の後輩の代わりに引き受けてその打ち合わせや調整に向かっていたのだ。
「啓次君。悪いけどちょっと飲み物買ってきてくれない?勿論啓次君の分まで出すから」
「美佐子さんのお願いなら喜んで引き受けますよ!いつもの●茶でいいですね」
というが早いかダッシュで駆けて行った。
ふっ。邪魔者は消えた。
「愛ちゃん。ちょっと手を出してくれる?」
美佐子のフリしてからかってやろうかと考えていたが時間が無いからな。
手を握ったが【道】が出来ずに移動できない。なるほど。清彦は今愛なのか。
「久しぶりだな。清彦」
俺は美佐子の顔で微笑みながら愛にそう語りかけた。
私はよく悲鳴をあげたりしなかったと自分を褒めたい。
この1日署長に急遽決まった時に笹川治と遭遇する可能性が高い事を想定し覚悟を決めていたからだが、
まさか警察署ではなく、こんな形で、…しかも私達の信頼するマネージャーの美佐子さんになって突然現れるとは!
しかし笹川からこんな形で接触してきたのは朗報でもある。
笹川は今、誰なのか? と会う人全員にいちいち疑心暗鬼に成らずに済むからだ。
それと御守りにしていた【護身のお札】だ!
気付かない間に笹川治に乗り移られたりしないように用意した物だが、ちゃんとこうして効果がある事が実証された。
美佐子さんになっている悪霊笹川治は、私に乗り移られなかったから私の中に清彦くんが居て、その為に乗り移れなかったと思い込んだようだ。
前にその話を聞いてなかったら誤魔化せなかったかも。
逆に今なら笹川を騙した状態で維持出来るかも知れない。
幸運だったのは私に入れないからと、直ぐに隣りの舞に入ろうとしなかった事だ。
舞も私と同じく【護身のお札】を持っている。2人同時に入れなかったら怪しまれたかも知れない。
全ての用意が整うまでは、笹川治に知られてはならないのだから。
「ビックリした! 治さん、お久しぶりです」
私は清彦くんの話し方を真似して喋った。
「清彦くん、治って以前愛になって私に変な事した人でしょ? 舞嫌い!」
そう言って舞が私に抱きつく。
「やっぱり。前、あれだけ解散だ!コンビ解消だ! と騒いでいた舞が、俺が居なくなった後 逆に仲良くなっていたのをテレビで見て
もしかしたらと思っていたが清彦、お前舞ちゃんを虜にしていたんだな」
「そうよ!清彦くんの愛はお前なんかと違ってとても優しいんだから! ねぇー、清彦くん」
「正体を知られながらその仲か。すげーじゃないか。ずっと愛なのか?」と美佐子さん姿の笹川。
「いや、定期的に舞にもなってるよ。こうして」
舞と手を繋ぐ。舞なら私の考えをわかっているから大丈夫。
「こんな風に。愛、おいで」
「ああ~ん。清彦くん、今日は1日愛になってくれる約束でしょ?早く私に戻って私になってぇ~♪」再び手を繋ぐ。
「こんな風に毎日交互になって過ごしてますよ。今のパフォームは実は僕を入れて三人なんですよ」
へぇ~と感心した様子の美佐子さん。
「美佐子の記憶でもわかってなかったが確かにこの1ヶ月で今まで以上に仲良く2人で行動するようになったのはそういう事か」
上手く騙せているようだが過信は禁物。
私は笹川に話題を振った。
「何も言わずにいつの間にか居なくなっていたからビックリしましたよ。この1ヶ月どうしていたんです?」
「ハハハッ、実はお前が入ってた橘美咲。あいつになっていたんだがな、あのビッチ、俺がせっかくなってやったのに俺があいつになる前に妊娠してやがったんだよ!
今は今日向かっている警察署の婦人警官になってその独身女子寮に住んでるよ。
この美佐子レベルの美人の玉置鳴海って婦人警官がメインボディだ」
美佐子さんの綺麗な顔にイヤらしい表情で笑う笹川治。
勿論その情報は先日清彦くんから連絡があったから知っていたが…。
この勝手な言い分。さっきの白バイ婦警さんが恥ずかしい格好を喜んでしていたのも間違いなく笹川治に乗り移られていたからだ。
完成まで後一週間! 絶対こいつを封印してやる!
笹川は美佐子さんの胸を激しく揉みながら
「なぁ、俺が舞になれないなら久しぶりに愛になってみたいんだ。
元々先に俺が愛だったし、俺が他人に乗り移る方法を教えてやったんだぜ。今日1日だけ愛の身体を貸してくれよ。
今夜は久しぶり俺達2人でパフォームになって愉しもうぜ♪」
人の身体をゲームや本みたく簡単に貸し借りして好き放題するつもりだ。
到底受け入れられる考えじゃない。人の尊厳も何も感じない、笹川にとって快感や愉悦を楽しむ為のオモチャなのだ。
「いくら身体が愛でもイヤよ! 清彦くん、断って!」
「舞もこう言ってるし、愛ももう半分は僕の身体なんだ。治さんには悪いけど…」
「言うようになったねぇ。まっ、いいか。美佐子の身体も気持ち良いもんな。
そういえば清彦、お前最近お寺や神社とかに2人で行きまくってるな。 成仏でもするつもりか?」
なんと返答するか一瞬迷った時、トントンと窓を軽くノックする音がして
「美佐子さん、お茶買ってきましたよ」と啓次くんが戻ってきた。
「ありがとう、啓次くん」
いつもの美佐子さんのようににっこり微笑みお茶のペットボトルを受け取った。
私達パフォームより美佐子さんの事が好きな啓次くん(啓次くん本人は隠しているつもりでも)はそれだけでまるで犬だったら尻尾が千切れるんじゃないかというくらい嬉しそうだ。
だけど美佐子さんの笑顔に喜ぶ啓次くんが振り返って運転席に向かうと舌を出し、小馬鹿にしている美佐子さん姿の笹川が口元を歪めて笑う。
私が憧れる大人の女性の美佐子さんの美貌が醜く見えた。
絶対許せない。
「出発しますね」
啓次くんが戻ってきた事で笹川と清彦としての会話はお開きになったが、警察署に到着するまで笹川は美佐子さんの身体で啓次くんに気付かれないように、ずっと胸やお尻を撫で回し、揉み続けていたのだった。
警察署に到着し、裏側の駐車場に車を止める。
すると1人の婦人警官が近づいてきた。
とても綺麗な女性だ。一礼し
「こんにちは。わたくし、今回の1日警察署署長のサポートをさせて頂く生活安全課の玉置鳴海と申します」
と名乗り名刺を差し出した。
(この婦人警官が玉置鳴海さんなのね。)
「わざわざありがとうございます。私はパフォームのマネージャーの本場美佐子と申します」
名刺交換をした、中身が笹川の美佐子さんが玉置鳴海さんと握手をする。
私と舞は気付いた。
玉置鳴海さんが直後にニヤリと笑い、美佐子さんが努めて平静を保っていたが顔色を変えたのも。
美佐子さんにだけ聞こえるような小声で「私達はわかってます。後で説明しますから落ち着いてください」
啓次くんには気付かれなかったとはいえ、美佐子さん本人からすれば自ら進んで私達に見せつけるように車内で痴態を演じていたのだ。
笹川が抜け出した今、恥ずかしさから顔から火が出る思いだろう。
笹川め! 私達の大好きなマネージャーまで餌食にしたな!絶対許さない!
内心非常に激怒していたが私達はアイドルだ。表情にはこれっぽっちもそんな素振りを見せずに鳴海さんになった笹川に挨拶した。
「それでは皆様を署長室へご案内致します」
先導し歩き始めた鳴海さんについて裏口から入る。
こうして打ち合わせも終了し、私達は事務所に帰る事になったが再び笹川が美佐子さんや啓次くんになって一緒についてくるのでは? と危惧したが 鳴海さんのままだ。
鳴海さんと別れ際「今日はお疲れ様でした。また来週よろしくお願いします。小声で『清彦、パフォームを今度こそ一緒にやろうぜ』ではお気をつけて」
そう言ってニヤリと笑ったのだ。
私は帰宅すると直ぐに清彦くんに連絡を取る事にした。
ただ清彦くんは今、橘美咲さんの身体にいるのか、女子高生の身体にいるのかわからなかったから2人同時にメールした。
タイトルは【Iより清彦くんへ】 内容は【メール見たら電話ください】
すると直ぐ電話が掛かってきた。
着信表示で名前を確認して電話に出ると、表示名と同人物が
『清彦です。どうしました?』と話し掛けてきた。
その声は
① 橘美咲さんだ。
② 前田逸美ちゃんだ。
携帯の着信表示には橘美咲と表示されていた。
電話から流れる声は、大人の女性の綺麗な声だった。
「清彦君?…今は橘さんの体に入ってるのね?」
清彦君が橘さんの肉体に移ったことはメールで連絡を受けていたが、
中身が清彦君だと分っていても多少の違和感があった。
「清彦君たった今…、笹川が私達に接触して来たの…。」
『えっ?何ですって!?』
私は笹川が秘書の美佐子さんに乗り移った事、続けて私の体に移ろうとしたが
【護身のお札】のお陰で無事だった事、自分が清彦に憑依されているフリをして
笹川を誤魔化した事を説明した。
『良かった…、愛さん達は無事でこっちの計画も奴にはバレてないんですね?』
「ええ…、笹川は婦警の玉置鳴海さんの中に戻って行ったわ…。」
「ところで清彦君の方は、橘美咲さんの体で何をしているの?」
『僕は笹川に滅茶苦茶にされた、橘先生の人間関係を何とか修復しようとしています…。』
僕は橘先生が、互いに好意を抱き恋仲に進展しそうだったのに
笹川が憑依した為に、それを疎ましく感じた笹川が橘先生に成り済まして相手に酷い事をして破局させてしまった事。
笹川が乱交した事を自分の意思でしたと思い込んでいる橘先生は、復縁を望んでいる気持ちもあるのですがこんな淫乱な自分がそんな資格があるかと悩み結局諦めてしまっている事。
僕は自分の正体を明かして嫌われてもいいから、あれは橘先生本人の意思ではなく乗り移った悪霊笹川だった事実を伝えてなんとかしたい事を話した。
「でも清彦君。今の私達の会話は橘さんも聞いているのでしょう?
清彦君の話は笹川の時と同じで、橘さんが自分の意思で喋った事になるから今後実行した場合、自分で変に思ったりしないかしら?」
「それがですね。先日気付いたのですが、橘先生の意識が眠った状態では僕が身体を動かしても目覚めた橘先生はその時の記憶が無いんですよ。
そして今は、メールがくる30分ほど前から先生はソファーでうたた寝してまして、僕が起きてタオルケットを持ってきて被ろうとしたところでメールが来たので電話しましたから履歴も消せば先生はこの会話知りません」
先日発見したばかりの能力(?)を愛さんと舞さんに話をした。
「ただいくら関係を回復・進展させたところで笹川がいる限り、再び関係を滅茶苦茶にされる可能性は高いです。僕もずっと橘先生でいる訳にもいきませんし」
「とにかく笹川をなんとかしないといけないわね」
笹川の霊魂を封印するための容器である【魔封波】が出来上がるのが今週末だから一日警察署長の仕事を終えたら受け取りに行く(上手くすれば前日に完成する可能性もある)事を話し私は電話を切った。
「愛、絶対あいつを封印しようね。失敗はできない。これ以上笹川の餌食になる人を増やしたくないもの」
「アイドルやってて、まさかゴーストスイーパーをするとは思いもしなかったわ。舞、頑張ろうね」
その頃笹川は外泊許可を取って種美の部屋に居た。
勿論コレクションを鑑賞したり、コスプレ衣裳で鳴海の身体で実行する為だ。
バニーガール姿の鳴海と、同じくバニーガール姿の種美が巨大な姿見の前で扇情的なポーズを繰り広げていた。
「今週末にはひょっとしたら鳴海の身体からパフォームの愛になるかもしれないからな。今のうちに鳴海の身体を楽しんでおかないと」
鳴海の大きな胸を下から持ち上げる様に揉みながら笹川は鳴海の姿でそう種美に語りかけた。
「えー!? ならもう会えないんですか?」
「そんな事はない。1週間ばかりパフォームをやるだけだ。実は今日、一緒に行動していた仲間に再会してな。前話しただろ。
TS学園の旧校舎にいた清彦っていう幽霊。 あいつは俺が平瀬愛から抜け出した後もパフォームの2人に交互に憑依して過ごしてきたらしい。
でもどうしても兄貴分の俺と一緒にやりたい! やって下さい! って懇願してきてな。
仕方ないから、じゃあ1週間だけ特別に。って引き受けてやったのさ。」
「さすがは治様、優しいね♪ 種美はそんな治様が大好きだよ♪ チュッ」
キスが交わされるとそれが合図だったかのようにバニーガール姿の2人は絡み合い始めたのだった。
互いの乳房を揉みしだきながら俺は種美に語りかけた。
「なあ種美、いずれ俺を孕んでみないか?」
種美は不思議そうな顔をして俺の顔を見た。
「?治様の赤ちゃんですか?でも治様の体は死んじゃったんですよね?」
俺は不敵に笑いながら説明した。
「いや、そうじゃない・・、『俺』を孕むんだよ。」
「治様を??」
「つまり誰かイケメンから種を提供してもらって、お前を孕ませて
俺はお前の腹の中の子に憑依するんだよ。」
「ええっ!!つまり私が治様のママになるって事ですか!!??」
「そうさ、もし女の子なら母娘プレイ・・なんてな。どうだ・・、嫌か?」
「・・・・びっくりしましたけど、素敵です!私が治様のママになれるなんて!」
「ふふふ・・・、お前は可愛い奴だな。」
俺は種美にディープキスをした。
「ふふっ、こんな事を話してるうちに、この鳴海の体も興奮して来たみたいだぜ。」
俺はバニースーツの胸元をずり下げて、俺の・・鳴海の大きな乳房を露出させた。
「さあ種美、俺の乳を舐めてくれ・・。」
種美は言われるがままに俺の大きな乳房に吸い付いた。
鳴海の桜色の乳首が柔らかな種美の舌の愛撫によりピンと堅く勃つ。
ジンジン痺れるような気持ち良い信号を俺の脳髄に送り、その刺激でさらに鳴海の身体が興奮する。
よく言えば真面目、言い換えれば奥手。
これだけの美貌とグラビアアイドルにもひけをとらないスタイルを持ちながら鳴海は性交渉の経験が僅かだ。
20代半分になるというのに乳首がまだ10代みたいなのはその為だ。
初な鳴海に変わって俺が開発してやるか。
実は幽霊になるまで体験がなかった笹川だが、幽霊になってからは他人の知識や体験を追体験したり、早川美紀先生や玉置鳴海、福田種美と色々な女性の身体でレズまくった為、それなりのテクニックを自負するようになっていた。
そういえば明日はデートだな。
鳴海として、男を手玉に取って遊んでくるか、種美になって学校に行くか。
さて、どちらにしよう?
そうだった!
明日は鳴海と佐藤大輔のデートの日だった。
佐藤大輔は鳴海の大学時代の後輩で、俺が今回のデートをセッティングしてやったのだ。
無論、実際は佐藤を肉奴隷化するのが目的なのだがな。
ここ暫くはレズプレイばかりだったからな、ここらで肉棒を提供してくれる人間ディルド君
を飼ってみるのも良いだろう。
鳴海の記憶によると佐藤は、中々悪くない顔をしている。
場合によっては俺様のメインボディである鳴海や、俺の女である種美に
種つけする権利を与えてやっても良いなW
そんな事を考えてみると、俺の股間の割れ目から愛液が溢れ出て来た。
真面目ぶっていても鳴海も所詮は女だ。
女の肉体の本能が、肉棒を欲しがっているのだ。
問題は佐藤の肉棒が満足できる物かどうかって事ぐらいだなW
「治さま~~、なにさっきからニヤニヤしてるんですか~~?」
俺の大きな乳房を両手で餅をこねる様に揉みながら種美が話し掛けて来た。
「ん?いやなに、人間ディルド&精子ドナーが見つかったかも知れないんでな♪」
「??何ですか?それ~~?」
ふはは…、全ては俺の思うがままなのだ。
俺は鳴海の顔を歪めてほくそ笑んだ。
こうして種美と女の身体を愉しみながら過ごした。
気付けばもう日が変わろうとしている。そろそろ寝るか。
(よし、明日の作戦のテーマは「いかにエッチしないで寸止めでじらして男を手玉にとるか」の実行だ!
思わせ振りにして期待を維持させつつ、それをエサにして悩殺して下僕にしてやろう!クックック、、、!
忠実な下僕になるとわかったら御褒美にココに挿れさせてやるか。)
俺はベッドから立ち上がるとサッパリするべく風呂に向かった。
「ふう~~。」
湯船に浸かり全身をリラックスさせる。
女の肉体を乗っ取るようになってからは知った事なのだが、女の乳房は
思いのほか重量があってかなり肩が凝る。ましてや鳴海くらいの大きさの乳になると尚のことだ。
視線を落とすと乳房が浮力を得てプカプカと浮いていた。
(へへへっ、改めて考えてみるとマジでスゲーぜ!俺が女になれるなんてな!)
本当なら美咲のストーカーをしていた俺は、この能力で美咲の人生と肉体を
乗っ取り続けるつもりだったのだがな…。返す返すも美咲が妊娠していたのが残念だ。
だが、代りに俺のメインの肉体に選んだこの鳴海の肉体も中々のものだ。
近頃は俺の魂が馴染んで来たようで、鳴海の肉体の中にいる時が、特に居心地が良い様に感じる。
明日はどんなに『楽しいデート』になるのか…楽しみだ。
俺は風呂を出て体をバスタオルで拭うと、何も身に付けづ裸でベッドに向かった。
ベッドの上では種美がバニーガール姿のまま、うつ伏せの姿勢で眠りについていた。
俺は種美の隣に体を横たえて、睡魔が訪れるまで種美の張りのある尻を撫で擦ったのだった。
俺が目覚めると既に鳴海は起きていて着替え終えていて化粧をしていた。
デートを断ったり、俺が今日のデートの為に用意した派手目な服装を素直に着たのは
もし中止したら親友の桐生紗耶香や後輩の斎藤友里に乗り移って好き放題してやろうと考えてやったからな♪
俺が眠っていても目覚めた鳴海本人の意識がそれを覚えていてそんな事はさせないわ!・・・しかたないわね。コレを着るしかないか・・・と持ち込んだバッグから取り出した服を見て溜息をついた。
それらの事を思い出すと、こんな派手な服装で佐藤君に会うのは恥ずかしい。もっと落ち着いた服装にしたかったと思いつつ仕方なく着替えたのもわかった。
それでも鏡に映るその姿は。
「うっふ~ん ♥ とっても似合っているわよ。ワ・タ・シ ♥ 」
「おはようございます。 治様? 鳴海ちゃん?」
上半身だけ起こし、眠そうに眼をこすりながら種美が聞いてきた。格好は勿論バニーガールのままだ。
「わ・た・し・は鳴海よぉ~ん ♥ どう? 似合うかしらぁ~ん? 」
「きゃはは♪ エッチな格好した鳴海ちゃんだぁ~♪ でもとっても似合ってますよ、治様ぁ~♪ 」
メイクが服装にあまり合ってないから俺が修正してやる。
鳴海にも好みではないがバッチリメイクの知識はあるのでそれを利用して仕上げる。
「うわぁ~・・・凄い綺麗~♪ 」種美がそう呟き俺の姿に見惚れる。
鏡にはとても色っぽい格好をした美女が映る。
そしてその美貌に抜群のプロポーションを活かす服装。もちろん胸元を強調しているが鳴海ほどのレベルだと嫌味にならず逆に似合っている。
これなら佐藤だけでなく、どんな男でもイチコロだろう。
これで悩殺してやるぜ!
「じゃあ、行って来るわね~~!」
「行ってらしゃいませ!治様!」
俺は気分良く種美のマンションから、佐藤との待ち合わせ場所に向けて出発した。
街中を歩くと男共からの視線を浴びているのが良く分かる。
今日選んだ服は、胸元が開いたワンピース服だ。
鳴海の大きな乳房が胸の谷間を形成しており、更に体にピッタリとフィットしたサイズの為
大きな尻のヒップラインが際立っている。
スタイル抜群の美人がこんな格好で目の前に居れば、注目を集めない方がおかしいだろう。
俺は大きな尻をフリフリと振りながら歩き続けた。
(へへへっ、気分イイぜ!こんなエロい体が俺のモノなんだからな!)
それにしても男共の欲望にたぎった視線を受けるのがこれ程の快感だとは…、
鳴海の肉体を益々気に入ったぜ♪。
とはいえ、ハイヒールで歩くのも結構疲れるので、流しのタクシーにでも
乗るかな?と、考えていると『ある物』を忘れたのに気がついた。
「やべえ!調教に使うつもりだったディルドを忘れて来ちまったぜ!!」
思わず叫ぶと、隣を歩いていたOL風の女がビックリとした顔で俺の顔を見て、
続けて侮蔑するような表情を浮かべて足早に去って行った。
「どうするかな?取りに戻るのも面倒だしな…。」
どうするか考えていると、この近くに『ド○キホーテ』があるのを思い出した。
確かド○キホーテでは大人のオモチャも売っていた筈…。
よし!ドン○でエログッズを買ってから、待ち合わせ場所に向かおう!
そう決めて俺はドンキ○ーテに足を向けた。
ド○キホーテの店内に入るとお馴染みのテーマ曲が流れていた。
『ドン♪ドン♪ドン♪ド○キー♪ドンキ○ーテ~♪何でも揃って便利なお店~♪』
最後に来たのは俺が死ぬ前だが、相変わらず雑然とした汚ねえ店だ…。
とは云うものの、品揃えが良く品物の値段が安いので生前は良く利用したものだ。
お目当てのアダルトグッズは、店内の奥まった周囲から隔離された売り場にあった。
(おー!、ここには初めて入るが、中々のラインナップだな!)
ディルドだけ買うつもりだったが、結局他の物も買うことにした。
『いぼ付極太ディルドー』『オナホール』『ペペローション』
・
・
これらの品をアダルトグッズ専用レジに持っていった。
アルバイトらしい店員が、商品のバーコードを機械で読み取り値段を告げた。
「合計…、10925円になります。」
俺は財布から2万円を取り出して代金を支払った。
お釣りを受け取ると、ある事を思いついて店員に話し掛けた。
「ねえ店員さん…、お札は何処にしまえば良いと思う?」
「え?」
店員は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
「私みたいにオッパイが大きいとココがお札入れになるのよ♥」
俺は自分の胸の谷間に、お釣りの札を差し込んだ。
店員は最初は呆然とした顔をしていたが、次第に顔を赤らめた。
そして思い出した様に慌てて、品物を紙袋に入れようとしたのだが、俺はそれを止めた。
「すぐに使うから袋に入れなくていいわよ♪。」
俺はそう言うと、購入したアダルトグッズを鳴海のショルダーバッグに詰め込んだ。
そしてレジに背を向けると背後から、妙に裏返った様な店員の声が聞こえた。
「あっ、ありがとう…ご、ございました…。」
ふははっ、こうやって男をからかうのも中々楽しいもんだぜ♪。
こうして買い物を済ませると、俺は再び佐藤との待ち合わせ場所に向かって歩き出したのだった。
だが待ち合わせ場所に居たのは佐藤大輔でなく高木渉だった!
シンガポールに行った筈の高木がどうしてここに?
「大輔が何が何でも今日のこの時間にここに来い!来ないと一生後悔するぞ!
って先週凄い剣幕で電話してきて、超頑張ってなんとか休みつくって、朝一の飛行機で戻ったんだが。
そうか。大輔のヤツ・・・鳴海!
今日は俺とデートしよう!」
セリフは実に男らしいが、顔を真っ赤にしていってる様は少し滑稽だ。
だが鳴海の度合いを増やすと嬉しくて感激のあまり涙が出そうになる。
鳴海の記憶によると高木の実家は金持ちだし、男の俺から見ても高木渉はハンサムだしカラダの方も体格が良く立派だ!
俺が鳴海として生きていくなら、コイツの方が佐藤より過ごしやすいかも知れない。
まぁ、まずは【エッチな俺が演じる鳴海と、本物の真面目な鳴海のどちらが高木渉を虜に出来るか?】を楽しむ事だ。
果たしてどちらが玉置鳴海のカラダが相応しいか。
フフフ、結果は見えているが、鳴海が好きな相手がどういう決断をするか楽しみだ。
「わかったわ♪高木くん、今日はよろしくね♪」
そう言って俺は高木の腕に抱きつき大きな胸を、その腕に押し付けた。
それを尾行するように物陰からじっと眺める女性がいた。
前田沙知絵さんだった。
(私、なんであの女の人を尾行してきたのかしら・・・って当たり前よね、あいつは笹川なんだから!笹川の奴、美咲っていう婦警さんの身体で何をやるつもりなんだ?悪い事なら阻止しないといけないわ!買い物に出てきたのに、今はそんなことどうでもよくて、何故だかそうしないといけないのよ!)
僕、清彦は程よく沙知絵さんの意思に介入しながら中身が笹川である美咲さんを追いかけていた。
玉置鳴海の肉体を支配する笹川は、高木渉とデートをしていた。
俺は鳴海の意識を前面に出し、高木とウィンドウショッピングをしている。
俺の思考を介在させずに鳴海の本来の態度、言動で高木と接していると鳴海が
高木に対する『愛情』のような感情を育みつつあるのが感じられた。
恋愛に関しては奥手な鳴海だが、図らずも俺のお陰で積極的な行動に出る事が出来たと言う訳だ。
高木も笑顔を見せつつ、鳴海とのデートを楽しんでいる様だ。
しかし、『清楚な鳴海』がデートの途中で『エッチな鳴海』に変化したとしたら…。
ふふふっ…♪、高木はどっちの鳴海を選ぶかな?
俺は、俺の意識で鳴海の肉体を支配して、『エッチな鳴海作戦』を実行する機会を伺っていた。
すると、行く手にランジェリーショップが目に入った。
(おお!丁度良い所に良い店が在るな♪、それではエッチな鳴海に変身するとしますか♪)
俺は、俺の意識を前面に出し鳴海の肉体を支配すると、高木を誘って
ランジェリーショップの店内に足を踏み入れた
店に入ると高木は顔を赤らめて、恥ずかしそうに俺に話し掛けて来た。
「な、なあ鳴海…、男がこういう店に入るのは…ちょっと恥ずかしいんだけど…。」
「そう?でも、私は高木君も一緒に選んで欲しいんだけど…、嫌かな?」
俺は上目使いで高木の顔を見た、すると高木は照れ臭そうに返事をした。
「わ、分ったよ…。鳴海の頼みじゃ断れないな…。」
無論、俺自身もランジェリーショップになど男の姿で入った事などないが、
今の俺は女の肉体に乗り移っていて、鳴海の記憶と経験があるので恥ずかしくとも何ともない。
俺は店内を見て廻ってブラとショーツがセットになっている下着を手に持って試着室に向かった。
「高木君!今から試着してみるから私に似合う下着を一緒に選んで欲しいんだけど…、良いかな?」
「う、うん、分った!」
高木の鼻息が荒くなっているのが、目に見えて良く分かる。
(さてと…、エッチな鳴海のエロティックファッションショーを始めるとしますか!)
俺は試着室に入ってカーテンを閉じると服を脱いで下着を身に着け始めた。
それから二人はストリップ小屋に入っていった。
「あ、あの・・・僕はこういう場所はあんまり・・・」
「あら、いいじゃない、私、ずっとこういうところに興味があって、一度入ってみたかったのよ!」
二人はそんな事を言いながら席に着いた。
場違いな二人に他の客の視線が集まるが、美咲は気にするそぶりは無い。
それを見届けた僕は、前田紗知絵の意思を誘導してそのストリップ小屋の裏口から中に進入して楽屋のような部屋に迷い込んだ。
(なんとかこっち側から二人を監視しないと・・・!)
そのとき、不意に後から声を掛けられた。
「あなた、誰?ここは私の楽屋、関係者以外立ち入り禁止よ!」
すごい剣幕の美女は、表の看板に載ってた雑誌やAVでも有名なここのNo.1のストリッパーの黛彩だ。
僕が生きていたとき何度お世話になったことか!
清彦は彼女の大ファンだったので感動している。
「え・・・あ、えーっと、ファンなんです!あなたのAV全部見ました!」
咄嗟に紗知絵はそう言って、彼女の手を握った。
「は?アンタ女じゃないの・・・何わけのわからない・・・ひっ・・・いえ、なんでもないのよ、あなたはここから出たほうがいいわよ、後は私が引き継ぐから」
そう言った彩は首を傾げる紗知絵を追い出すと、メイク用の鏡の前に立った。
「へぇ、僕がいつも見てたAV女優の黛彩になっちゃったよ・・・!すげぇ・・・!」
鏡の中の黛彩は僕の思い通りにセクシーポーズをとってくれる。
「うわぁ、僕の見ていたAVそのままだよ・・・ちょっと興奮で濡れてきちゃった・・・」
【清彦の憑依物語 9】
に続く。
連載時のオリジナル
【清彦の憑依物語 8】
Name きよひこ 13/06/02(日)14:59 ID:pgpq51fI No.34010 (6 pts.) [GJ] [Boo]
TS学園敷地内の旧校舎にいた幽霊・清彦は、校舎に入ってきた美人教師・橘美咲先生に偶然乗り移ってしまい魂が同化した為に橘美咲として生活していた。
その橘美咲に生前ストーカーしていた幽霊・笹川治も同じ様に美咲の先輩教師・早川美紀先生に憑依し、
2人は身体は女性、心は男として。身体は恋人同士、心は仲間の関係になっていた。
ある時、人気アイドル、パフォームの平瀬愛に憑依できた笹川治は、清彦にペアの武井舞に乗り移って一緒にアイドルをしようと誘う。しかしそれは清彦を橘美咲の中から追い出す策だったのだ。
そうとは気付かず清彦は橘美咲先生からアイドルの武井舞になった。
人気アイドル、パフォームとして1ヶ月、いつの間にか橘美咲になっていた笹川治からのメールを読んだ清彦は自分達が自然の摂理に反して、憑依した人達の人生を歪めてしまっている事を自覚し対決することを決めたのだった。
その頃、橘美咲が妊娠していた事に気付いた笹川は、別の身体を求め美人警察官の玉置鳴海とギャル高校生の福田種美の身体を交互に行きかっていた。
http://www.tsadult.net/e.tachiha/futaba.php?res=33853 の続きです。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:01 ID:pgpq51fI No.34011 [GJ] [Boo]
その頃…
福田種美のマンションではベッドの上に2人の女性の姿があった。
「さてと、今日は美咲の家に俺のコレクションの引き取りに行く打ち合わせをする日だった。
そろそろ鳴海が来るからお前に戻ろうかな」
「治さまぁ~、隣りの部屋を使ってください。そしたらずぅ~とわたしの部屋に居てくれますよね?」
「嗚呼、お前は大切な女だからな。お前が望むならそうしてもいい」
大きな胸を揺らして起き上がった少し化粧が濃い女はそう言うと種美にキスをしながら手を繋ぎあった。
「なかなか良かったよ。また頼むわ」
種美となった笹川治はたった今まで自分の身体にしていたデリヘル嬢にそう言いながら種美の財布から代金を支払った。
デリヘル嬢が帰ると鳴海に電話をして待ち合わせ時間を確認する。
警察署から直接こちらに向かっているとの事なので予定通り、後10分で到着するだろう。
後は鳴海になって今夜は1週間振りに美咲の身体とご対面という訳だ。
一昨日、鳴海の身体で美咲に電話してから種美に会い、今日まで種美のマンションに笹川はいた。
種美の身体でオナニーしたり、さっきみたいにデリヘル嬢を呼んでレズったり俺がデリヘル嬢になって攻めたり種美に攻められたり。
なかなか楽しめた。
電話がなり鳴海はマンションのエントランスに着いたようだ。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:02 ID:pgpq51fI No.34012 [GJ] [Boo]
1階に降り鳴海に会う。
「お久しぶりです。鳴海さん♪」
ニッコリ微笑みながら手を差し出すと、明らかに仕方ないといった表情で渋々手を出した鳴海の手を繋ぎ、俺は鳴海となった。
沈んでいた顔がニヤリと笑顔になる。
「それじゃぁ 行ってくるわねぇ~♪」
「行ってらっしゃいませ。お帰りをお待ちしてます」
鳴海となった笹川治は登録してあった引っ越し業者と橘美咲に電話を掛け、予定通りの時間に橘美咲のアパートで待ち合わせする事を告げた。
「はい。それでは7時に、はい。それでお願いします。」
鳴海さんからの電話を切り、ふぅ~と深呼吸。
美咲先生モードだから口調も会話も美咲先生と全く一緒の為、鳴海さんの中の笹川には会話していたのが実は僕、清彦だとは気付かれなかった筈だ。
後は30分後に直接会って話しをするだけだが、これも話しのメインは笹川のコレクションの荷物の事だし上手く乗り越えればしばらくは安泰だ。
「よし!やるぞ!」
決意を新たに気を引き締める為、そう声を出して挑むのだった。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:03 ID:pgpq51fI No.34013 [GJ] [Boo]
そして約束の時間になり、婦警の玉置鳴海さん…笹川がやって来た。
インターホンが鳴りドアを開けると、澄ました顔をした鳴海さんが立っている。
笹川め・・・。
「橘さんこんばんは。約束の通り荷物の受け取りに伺いました。」
僕は橘美咲に成りきり答えた。
「玉置さんお忙しい所ありがとうございます。その節はお世話になりました。」
「早速なのですが引っ越し業者さんも外で待っていますので、荷物を運び出したい
と思うのですが・・、よろしいですか?」
「ええ、よろしくお願いします。」
引っ越し業者がダンボールに梱包された、笹川のコレクションを手際良く運び出していった。
どこに運ぶのかは知らないが、おそらく笹川の支配下にある女子高生のマンションにでも
運ぶのだろう・・・。
荷物を受け取った業者が去ると、僕と鳴海さん…笹川の二人きりになった。
「それで橘さん、前に電話で悩みがあると仰っていましたけど・・、良ければ少し話しませんか?」
来たっ!内心少し緊張したが、僕はそれを悟られない様にしながら答えた。
「ええ・・・、そうですね・・。お願いできますか?」
「分りました。ここでは何ですので、そこにあるファミレスに行きましょうか?」
「そうですね・・。」
こうして橘先生に憑依した僕と、笹川に乗っ取られている鳴海さんは
橘先生のアパートのすぐ側にあるファミレスに向かった。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:05 ID:pgpq51fI No.34014 [GJ] [Boo]
ここのファミレスは笹川治が早川美紀先生で、僕清彦が橘美咲先生だった時にはよく通ったお店だ。
ウエイトレスさんの衣装がまるでメイド喫茶のように可愛らしく、またそれを着用する女の子達も似合った美少女達ばかりだ。
パフォームになってからは僕は来てなかったが、橘美咲先生になった笹川治はそれこそ歩いて数分の距離だから何度も通っていたと美咲先生の記憶に鮮明に残っている。
既にほとんどのウエイトレスの女の子達と顔見知りになっている為か、僕の…正確には僕の今の身体である 橘美咲さんの姿を見て挨拶以外に親しみの笑顔を見せてくれた。
そんな中、名札に綾瀬遙香と書かれた女の子が席に案内してくれた。
対面で座った玉置鳴海さんは記憶にある通り、美人でスタイル抜群だ。
この橘美咲先生に匹敵する。
だが、中身はあの笹川治だ。
よし!計画通り、妊娠していて笹川治には興味ない存在と改めて認識させよう!
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:07 ID:pgpq51fI No.34015 [GJ] [Boo]
僕のアドバンテージというか有利な点は、僕は玉置鳴海さんの中身が笹川治と知っている事。
笹川が橘美咲先生が妊娠しているから身体に興味や執着を現時点では失っている事。
今の橘美咲先生の中身が僕清彦だとは知られていない事。
僕が笹川を封印または除霊しようと考えて対立している事を知られていない事だ。
久しぶりに笹川は橘美咲先生と、自分が他人として会話するのを楽しんでいるが油断は禁物。
会話で知るより手っ取り早く、橘美咲先生になってその記憶から知ろうとするかもしれない。
手を繋ぎ10秒以内に手を離せば【道】はできないから、移動出来ない事で僕、清彦が中に入っているのを気付かれる事も妊娠していない事も知られずに済む。
もし手を握りられそうになった時は、咄嗟に具合が悪くなった振りをしてトイレや洗面所に駆け込もう。
そう色々と想定し心構えが出来ていた為、遠回しに現在は妊娠中である事をほのめかしていると、笹川は乗り移っている玉置鳴海さんの知識から推測したのだろう。
「橘さん・・・貴女・・・」と小さな声で聞いてきながら僕の・・・美咲先生の手を掴もうとした。
咄嗟に手を引いて掴まれるのを防ぐのと口元に手をやりちょっと吐き気を模様した感じを演じる。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:09 ID:pgpq51fI No.34016 [GJ] [Boo]
さすがにそんな状態では無理に手を伸ばして手を握ろうとはしない。
「すいません・・・ちょっと化粧室に・・・」
そう言って席を外し化粧室に向かう。
「えっ・・・ええ」
やはりといった表情で鳴海さんが座ったまま見送る。
洗面所の鏡で自分の・・・今は美咲先生の顔が明確な意思と決断、覚悟を決めた顔が写る。
「お話の途中ですいません・・・。」少し具合が悪そうな顔をして席に戻ると
「橘さん、貴女もしかして妊娠しているの?」と鳴海さんが聞いてきた。
内心 掛かった! と嬉しくてガッツポーズをしたいところだったが、勿論表情は内心と正反対の少し辛く悲しそうな顔をする。
「橘さんは独身よね? それに浮かない表情。失礼な事を聞いてごめんなさいね。もしかしてお相手の方はご存知ないのかしら?」
僕はコクリとだけ頷く。
「やっぱり…。堕ろしたりはしないの?その年で教師をしながら独りで子供を生むのは大変よ。
私ならもう少し独身生活を愉しんでからにするけど。ねぇ、そうしたら?」
こいつはやはり笹川だ!
美咲さんの記憶や印象では、玉置鳴海さんは決してこんな事を言ってくる女性ではなかった!
こいつは赤ちゃんを堕させて、そうしたらまた自分が橘美咲先生になるつもりなんだ!
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:12 ID:pgpq51fI No.34017 [GJ] [Boo]
「いえ。せっかく授かった命ですからしっかり産みたいと思います」
「そう。じゃあ頑張ってね」
玉置鳴海さんの態度は明らかに 【もうこんな女どうでもいいや。】というものだ。
作戦は成功した!
だがきっと今笹川に同化されている玉置鳴海さん本人は、笹川が身体から抜け出したら 今このような態度で対応した事に心を痛めるだろう…。
玉置鳴海さんも早急に助ける為にも早く笹川を封印しないといけないな。
「悩みというのはそれね。わかったわ。ただ橘さんが既に決めているなら問題ないわね。頑張って」
一応応援すると言ってくれたが、ただのポーズなのがはっきりわかる。
注文した飲み物を飲み干すと笹川はさっさと帰っていった。
おそらくは笹川コレクションを運び込んだ所に行ったのだろう。
清彦の予想は当たり、その夜は種美の身体に乗り移った笹川が数々の衣装でコスプレしたりオナニーを愉しんでいた。
姿見の前でバニーガール姿の種美が絶頂を迎え、喘ぎ声をあげながらアソコから大量の愛液を垂らしながら身体をビクンビクンさせながら幸せそうな顔をして倒れ込んだ。
それでも右手はアソコに指先を挿れたままだ。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:13 ID:pgpq51fI No.34018 [GJ] [Boo]
ようやく快感から身を起こし、その後シャワーを浴びて出てきた時には日付が替わろうとしていた。
「そう言えば腹減ったなぁ~。コンビニ弁当も飽きたしラーメンかファミレスで飯でも食うか」
適当な服を見繕い、少し露出が高い服を着ると福田種美の身体の笹川は出掛けた。
ラーメン屋に向かって歩きながら考えた。
畜生…、もしかすると美咲は妊娠してないんじゃないか?と思っていたんだが…。
本人に確認したんだから間違いない美咲は妊娠している。
それも俺が憑依し始める前に孕んだガキだ。俺が美咲に乗り移っていた時に作った
ガキだったら、俺が美咲になり代わって喜んで産んでやったんだがな。
正直、美咲に対する興味が失せたぜ……。
その代わりに今はまだいいが、いずれ鳴海か種美を孕ませてやるぜ w。
そして、娘が生まれて年頃になったら『親娘丼』……。
な~んてなwwww。
そんな事を考えていると夜の暗がりに、ラーメン屋の明りが見えて来た。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:16 ID:pgpq51fI No.34019 [GJ] [Boo]
深夜までやっているいつもの街角のラーメン屋に入ると珍しく空いていた。
この店は俺が生きていた頃から通っていたなじみの店だ。
もっともラーメン屋の親父は俺が死んだ後も美人や美少女になって食べに来ているとは気付いていないが。
最近綺麗な女の子の客が増えて嬉しいと言っていたな。
まぁ全て俺なんだがなwww
常連だった俺より、初めて訪れる筈の女にサービスたっぷりなのに思わず苦笑したが。
客はギャルの福田種美姿の俺と酔っ払ったOLらしい女の1人だけ。
ラーメン屋に居るのがミスマッチなタイプのかなり美人な女だ。
ちょっと乗り移ってみようかと考えたがそれよりまずはラーメンだ。
俺本来の身体だったらスタミナラーメン大盛なんだが、種美の身体ではそんなに食べられない。
味覚も俺より繊細のようで濃い味付けでなくても満足出来るので、背脂抜き醤油ラーメンに味付けたまごを注文した。
空腹も手伝い、ラーメンがとても旨かった。
ふと見ると先に居た酔っ払ったOLは机に突っ伏して眠っている。
(俺好みの女だしラーメン屋の親父も困るだろう。このまま種美のマンションまでお持ち帰りするか)
「お姉さん大丈夫?」
介抱するフリをしながら俺はOLらしい女の手を握ると【道】を通じてその身体に入った。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:18 ID:pgpq51fI No.34020 [GJ] [Boo]
「えぇ、大丈夫よ」
酔いと眠気でクラクラするが、そう応えて立ち上がる。
種美の身体で問い掛け、この女の身体で回答する。これは自問自答か?それとも自演か? ふとそんな事を考えた。
「お勘定。おいくらかしら?」
意識が混濁している為か記憶がはっきり読み取れず少しぼやけているが、この女ならこんな話し方だろうと演じてみる。
おそらくバッグの中にあるだろうと中を確認するとブランド物の高そうな財布が合った。
ビンゴ!ニヤリと笑いバック(これもルイ・ヴィトンのブランド品だ)から財布を出して支払いを済ますと店を出る。
親父が鼻の下を伸ばしていたのがおかしかった。
種美も支払いを済ますと出てきた。
「大丈夫ですか?治様。少しふらふらしてますよ?タクシーで帰りましょうか?」
俺が種美だった時に考えた事は種美にとって、自分がそう考えた事になるので
俺がこのOLになってこの身体をマンションへ連れ帰る事を当然理解している。
「いや、大丈夫だ。数分だしこのまま歩いて帰ろう。おっ、段々馴染んだせいか記憶も読めるようになってきたぞ。
ふ~ん、私の名前は小林里美、28歳。
○○会社の秘書課で主任として働いているのか。家は近くの○○マンション 703号室か。
現在彼氏なし。明日は休みでビューティーサロンとエステに行くまではダラダラして過ごす予定か。
ふ~ん。それなら私が有効に使ってやるぜ♪」
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:19 ID:pgpq51fI No.34021 [GJ] [Boo]
ニヤリと里美は笑うと隣りを歩く種美の手を繋ぎ、まるで仲の良い姉妹のようにそのまま種美のマンションの部屋に帰った。
ラーメン屋を出た頃は部屋に着いたらすぐ寝ようと考えていたが、歩いた事で若干酔いが醒めたのか、それともアルコールが全身にまわり身体が火照っててテンションが高まったのか
回収した笹川コレクションの中からコスプレ衣装を引っ張り出して、種美と2人でコスプレファッションショーを始めたのだった!
「どう?種美ちゃ~ん。バドガールよお~ん♪」
http://www.tsadult.net/e.wakaba/src/1370143194468.jpg
手を腰に当て、得意気にポーズを取る。
「とってもお似合いです♪」
一通りポーズを取ったり写真を撮ったりして楽しむと次の衣裳を選ぶ。
そうこうしているうちに酔いが引いたか馴染んだ為か記憶がいつものように普通に読めるようになった。
これで小林里美本人そっくりにも、俺らしくも両方好きに振る舞えるようになった。
よし、では早速・・・。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:24 ID:pgpq51fI No.34024 [GJ] [Boo]
コスプレを堪能しながらこの女の記憶を覗き見て楽しんでいると、里美にはシングルマザーの姉がおり、妊娠後の体調不良、仕事をしながらの子育てで自分の時間やしたいことを我慢して半ばノイローゼ気味に子育てに奮闘していることがわかった。
(うーん、俺は子育てナメきってたぜ・・・これじゃあ、種美や美咲を孕ませたら自由に女を楽しむどころじゃねーな!そいつは御免被るね!ま、今を楽しくいこうぜ!)
「じゃあ今度はセーラープリンセスのコスプレよ!」
俺は里美としてお気に入りのセーラープリンセスのコスプレをすると、ポーズをキメた。
「ぎゃっはっは!28歳の美人OLがそんな格好してナニやってるんスか?超ウケるー!」
種美が大笑いしながらそう言った。
「似合うでしょ?私、ブランドものの服ばかり身に付けてたけど、本当はこういう格好が大好きだったのー!天に代わってお仕置きよー!」
俺は鏡に向かってポーズをキメながら、スカートをピラッとめくってみる。
(本当はブランド志向の高い、アニメなんてもっての他の女なんだけどな!いいザマだぜ!)
「そーなんだー、ウケるー!ならアタシは格ゲーの不知火舞子ってコスチューム着ちゃおーっと!」
種美もノリノリで着替えた。
… 前スレ後半 Name きよひこ 13/06/02(日)15:29 ID:pgpq51fI No.34025 [GJ] [Boo]
「私、この格好すごく気に入っちゃったわ!種美、二人でこのまま外に出てみない?あんっ!」
「えぇ、私はさすがにこの格好で外には・・・ふぅん!」
「いいわ、あなたは普段着で、私だけセーラープリンセスとして一緒に夜の町のパトロールに行きましょう!」
「はいっ!あぁん!」
コスプレ衣装の二人は、互いを愛撫しながらそう言いあうと、マンションの外に出たのだった。
「ちょっと、ナニじろじろ見てんのよ!天に代わってお仕置きするわよ!」
男からはいやらしい目付きで、女には好奇の目で見られながらも堂々と私、小林里美はセーラープリンセスとして町を練り歩いた。
「超ウケるー!オタにサインとか求められるしw」
種美は爆笑している。
私は行列となったサインの列に並んだら全ての奴にサインしてやり、道端でセクシー撮影会をしてやった。
なぜかそうしたくてしかたがないのよねー!
「あー、面白かった!マンションに戻るか!」
「はい!」
まさか小林里美も自分が眠っているうちにセーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露していたとは思わないだろうなwww
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)15:34 ID:pgpq51fI No.34026 [GJ] [Boo]
こうして種美の部屋に戻って来た俺はセーラープリンセスの格好から、先程着てとても似合っていたバドガールの衣裳に再び着替えた。
種美も今度は格闘ゲームのサキュパスの格好に着替える。
着替え終えると自然と正面から抱き合う。
互いの巨乳が押し潰され、なんとも言えない気持ち良い感覚と淫靡な姿が部屋の鏡に映し出された。
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)16:18 ID:ehgERiQQ No.34030 [GJ] [Boo]
そして里美は俺お気に入りのぺニスバンドを装着した。
「じゃじゃーん!もっこりバドガールでーす!里美ったからなんて変態なんでしょう!」
里美は鏡に映る自分を見ながらウットリしている。
… 無題 Name きよひこ 13/06/02(日)21:09 ID:B4epS7Io No.34031 [GJ] [Boo]
「そんな変態バドガールはこの性技の夢魔、サキュバスのリリスちゃんが搾り取ってあげるわ!
メリーターン!」
コスプレ衣装のキャラクターに扮した種美が、飛び込んで抱きつき
そのままベッドに里美を倒すと上にのし掛かったまま、その大きな胸をコスプレ衣装の脇から手を入れて揉み始める。
「あふん・・・気持ちいいわ♪ もっと揉んでぇ~♪」
馬乗りになった種美に喘ぎながらお願いをする笹川。
「変態女さん、私の胸も揉んで欲しいな」
種美がそう言うと里美になっている笹川も手を伸ばして種美の形の良い胸を揉み返しはじめた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)03:03 ID:fC/JYEMU No.34034 [GJ] [Boo]
互いに揉み揉まれ、身体が受け入れ状態になると、さっそく種美の秘唇に股間から生えた黒い逸物を押し当ててゆっくりと挿入する。
秘唇からは愛液でびしょびしょだ。
種美の喘ぎ声に合わせてピストン運動する。
こうして種美がイクと回復するまで、里美の記憶に従い、いつものようにオナニーしてみる。
あふっ、こ…こんな事…ああ、 イイ!
な…なにか…挿れるものを…ああ~ん♪
「里美お姉さま~。お待たせしました…ってここグチョグチョw なんて淫乱なんでしょう。
さっきイかせてくれたお礼にコレで慰めてあげますわ」
「ああん、種美ちゃん~お願いぃ~早くそれを里美のおマン○に突っ込んでぇ~!」
こうして朝方まで攻守交代しながら淫靡な宴が繰り広げられた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)10:04 ID:fTcvLLQQ No.34036 [GJ] [Boo]
いつの間にか眠っていたらしい。
俺はバドガールの衣裳で。隣にはハイレグレオタードをベースとしたエロいコスプレ衣裳の種美がスヤスヤと眠っていた。
この気持ち良さと気怠い感じは朝方まで散々種美とエッチしまくったからだな。
里美自身の意識はまだ眠っている。
まさかラーメン屋で酔っ払って眠ってから俺に乗り移られ、セーラープリンセスの格好して深夜に街をパトロールしたりオタク共にその見事なプロポーションや美貌を惜しげもなく披露だけに留まらずサイン会までしていたとは思わないだろうな。
誰か知り合いに見られていたらそれは面白そうだがこの辺に知り合いは住んでいないし見掛けなかったからそれは無さそうだ。
このまま眠らせておこうか。まぁ目覚めたところで俺の意識に同化するから自分の行為に疑問を持つ事はないが・・・
このまま今日は里美として過ごすか、種美になって気侭に過ごすか。
里美としてエステに行ったりビューティーサロンに行ってみるのも楽しそうだ。
俺の感覚ではエステはともかくサロンの何が楽しいかわからないが、里美の記憶や意識に同調するととても楽しみにしているのだ。
種美になってゲームしたり秋葉原に新作美少女ゲーム(エロ)や色々と新作アニメのグッズを買いに行ってもいい。
さて、今日はどう過ごそうか?
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)10:35 ID:3EUj2Cjc No.34037 [GJ] [Boo]
里美として出掛ける事にした。
里美の記憶を元にブランドもので身を固めた俺は姿見の前に立った。
「うわぁ、美人だけど御高いカンジだねぇ!こんな御高いカンジの女が俺だなんて、妙な気分だな!」
俺はニヤリと笑うと、マンションを出たのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)11:02 ID:2IAXf4Gc No.34038 [GJ] [Boo]
種美のマンションを出て俺はそのまま里美のマンションに向かう。
流石に種美とのエッチで色々な液などで汚れた身体は種美のところでシャワーを浴びて綺麗にしたが、種美の化粧品は里美には気に入らなかったからだ。
(ん? 里美の意識が目覚めそうだな。里美の記憶を使えば勿論里美と同じメイクも出来るが面倒だ。里美本人にやらせるか)
俺は昨夜の服装からスーツを脱ぎ捨てて下着姿になると、里美のベッドの中に潜り込んで目を瞑った。
と、同時に目覚めた里美は昨夜の途中からの記憶がない(酔っ払ってラーメン屋に入ったくらいまではなんとか覚えていた)事に落ち込み、少しだけ反省すると、シャワーを浴び始めた。
身体の支配権を奪って俺が洗っても良かったが、覗き見感覚で勝手に動き身体を洗い上げていく様を里美の視線と身体で愉しんだ。
シャワーが済むとさっそく外出用の化粧を始める。
元々整った顔だが化粧でさらに美貌に磨きが掛かる。
タンスのブランド物から少し干渉し少し露出が高めの服装にする。
完成し玄関を出たところで交代し、俺が里美となったのだ。
… 無題 Name きよひこ 13/06/03(月)20:30 ID:/swQdeRo No.34043 [GJ] [Boo]
俺が里美になったところで、この身体の本当の持ち主である小林里美本人は気付かない。
今、自分が俺、笹川治になっている事を。
今まで乗り移ってきた女と同じように、俺の意思が里美の意思になり、俺がしたい行動が里美本人がしたい行動であるからだ。
マンション地下の駐車場に行くとドイツ製の高級車に乗り込み出発した。
「やっぱり俺の軽自動車と比べてパワーも加速も大違いねぇ。私は軽自動車なんて運転した事ないけど。ウフフ、気分いいわ~♪」
… 無題 Name きよひこ 13/06/06(木)14:33 ID:UQZ5rbSo No.34049 [GJ] [Boo]
すると、
「そこの赤い車、止まりなさい!」
と白バイに車を止められてしまった。
(しまった、調子に乗って飛ばしすぎたか・・・おっ!これは・・・)
白バイから降りてヘルメットを外した警官は、なんとボーイッシュでショートヘアーの美人白バイ隊員だったのだ。
(この美人は・・・美咲になった時に署員の記憶を確認したけど・・・そうだ、コイツは署でただ一人白バイの試験に合格した後藤正美だ!ボーイッシュで婦警からの人気も高くてラブレターももらってるってコトだったよな)
「私、そんなにスピード出してません!」
俺はそう言うと、彼女の手を掴み、道を通じて彼女へと移動した。
「何を言ってるんだ!?あんなにスピード出してて・・・ひっ!?・・・出して・・・なかったわね!私の完全な勘違いだったわ!」
正美の口でそう言った俺は彼女の顔でニヤリと笑った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/06(木)15:19 ID:UqzcXEio No.34050 [GJ] [Boo]
「え・・・?あ・・・そ、そう、です・・・か・・・」
里美は何故だかあんなに飛ばしていたのにも関わらず、勘違いだと言われたことにキョトンとしていた。
(はっはっは!里美の奴、驚いてやがる!あんなにスピード出してたのになwま、体借りたコトだし、この笹川治様が見逃してやるよ!っても俺がスピード出しんだけどなw)
「さ、早く行きなさい!」
俺が正美の口でそう言うと、里美は「ありがとうございます」とペコリと頭を下げて去っていった。
「さぁて、俺はナナハンなんて運転出来ないけど、私なら余裕よね!」
そう言った正美は勢いよくアクセルを吹かすと、猛スピードで白バイを走らせたのだった。
「だっはっは!気持ちいい!なんつっても俺は白バイ隊員の婦警様だからいくら飛ばしても捕まらないもんねー!」
… 無題 Name きよひこ 13/06/07(金)13:02 ID:epRCVVc. No.34051 [GJ] [Boo]
「うわっ、美人!キスさせてくれたら見逃してあげるわよ!」
「巨ニューのおねーさん!3キロスピードオーバーよ!でも、パフパフしてくれたら見逃そうかなー?」
「なんだ、ヤローか!お前は10キロオーバーだったけど態度悪いから30キロオーバーな!」
「あら、おねーさま、パンティいただけたら見逃してさしあげるわよ!」
「あー谷間に風が当たって気持ちいい!谷間がムレちゃうから胸元は大胆に開かないとね!」
胸元を開いて谷間を強調させた格好のセクシーセクハラ白バイ隊員として気に入らない車を次々と検挙し、
正美の技術を使ってナナハンを高速で爆走させて楽しんでいると、見慣れた黒塗りの1BOXカーを見つけた。
「ん?あれはパフォームの移動用ワゴンじゃないか?久々にちょっとからかってやるとしますか!」
… 無題 Name きよひこ 13/06/07(金)23:27 ID:cruXbpgg No.34053 [GJ] [Boo]
赤色灯とサイレンを鳴らし「前方の日産黒の●●●●●● 846、左に寄せて止めなさい」とちょうど道の駅駐車場に誘導して停車させる。
運転席の横に立つと運転していた若い男、名前は我蔵啓次が窓を開けて不服そうに
「ちゃんと法定速度で走っていましたけどなんでしょうか?」
「ブレーキランプが片側点灯してなかったわ。整備不良の確認で停車させました」
もちろん嘘だ。
「えぇっ?朝点検した時は問題なかったのに。本場さん、自分がブレーキ踏むから見てくれません?」
啓次が後部座席に座っているパフォームの美人マネージャー 本場美佐子にお願いすると返事をして降りて来た。
ドアを開けた時に室内を見るとパフォームの平瀬愛と武井舞がやはりマネージャーと一緒に乗っていたようだ。
「婦警さん、ブレーキーランプ ちゃんと点きますよ?」
「あら?先程は右側が点灯していなかったのを確認したのだけれど・・・接触不良だったのかしら?」
そうするとサングラスと帽子で変装したパフォームの2人が
「美佐子さん、ついでだから私達ちょっと化粧室に行ってきますね」
さて、男の啓次になるか、美人マネージャーになるか、このまま白バイ隊員の後藤正美として2人に接触するか・・・誰で会おう?
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)01:36 ID:wGqK2qkY No.34057 [GJ] [Boo]
「えっと、そちらのあなた・・・お名刺いただけますか?アハーン・・・あ・・・あ・・・イク・・・!」
俺は白バイに跨がってシートの角に腰をスリスリ当てて腰を動かしながら本場美沙子にそう言った。
「は、はあ・・・」
怪訝な表情の美沙子が名刺を差し出した。
絶頂を迎えて白バイを降りた俺は、名刺をもらうフリをして美沙子の手を握り、すかさず[道]を通じて彼女へと移動した。
「えっ・・・ひっ・・・っと、これで俺が美佐子かぁ・・・クックックッ」
見ると正美は青ざめている。
「私・・・なんでこんな・・・失礼しました!」
そう言って胸元を整えた正美は、名刺も受け取らずに白バイに飛び乗ると、慌ててその場を去っていった。
「セクシーだったなぁ!あんなに胸元空けたり、あんなこと・・・それにイチャモンみたいに俺達の車を止めたと思ったら慌てて行っちゃったり、変な婦警さんだったな」
啓次が俺にため息混じりでそう言った。
「まったく困ったものよね!おかしな婦警さんね!」
俺は内心ニヤニヤしながら美佐子としてそう答えた。
(ま、実は俺がやったんだけどね・・・!)
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)02:04 ID:udyetbbs No.34060 [GJ] [Boo]
前に一週間、俺が平瀬愛だった時に何度か美佐子に乗り移ろうと思っていたんだが結局乗り移らないままだったんだよな!
こうして今日、美佐子になれたのが嬉しいぜ。
さて、清彦は平瀬愛かな?武井舞かな?
1ヶ月ぶりに会う訳だから楽しみだ。
ん? 美佐子の記憶によると最近急にパフォームの2人はお寺か何かに興味があるようで何度も足を運んでいるようだが・・・清彦の趣味か?
!
清彦のやつ、まさか成仏でもしようって考えているのか?
馬鹿かよ。俺達にしかないこの憑依能力で、この世で色々な美女になって快感得たり色々と楽しむのがいいのに。
しょうがねえなぁ。俺様が説得してやるか。
美佐子はその美しい顔にエロイ表情を浮かべるとニヤリと笑った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)02:46 ID:udyetbbs No.34061 [GJ] [Boo]
「「ただいま~♪お待たせしました。」」
2人が帰って来た。
「あれ? さっきの婦警さんは?」と舞。
「なんか婦警さんの勘違いだったようです。ブレーキランプがちゃんと点いたら謝ってさっさと行っちゃいました」
「格好はちょっと変だったけど美人だったよね。ここの管轄かな?後で会ったり来週会うかも知れませんね」と愛。
ん? なんの事だと美佐子として考えると今からここの警察署に向かっていたのだ。
目的は来週の一日警察署長だ!
なんと鳴海や今の白バイ警官の後藤正美や斎藤友里、桐生紗耶香がいる警察署の一日署長を、体調不良で出来なくなった事務所の後輩の代わりに引き受けてその打ち合わせや調整に向かっていたのだ。
「啓次君。悪いけどちょっと飲み物買ってきてくれない?勿論啓次君の分まで出すから」
「美佐子さんのお願いなら喜んで引き受けますよ!いつもの●茶でいいですね」
というが早いかダッシュで駆けて行った。
ふっ。邪魔者は消えた。
「愛ちゃん。ちょっと手を出してくれる?」
美佐子のフリしてからかってやろうかと考えていたが時間が無いからな。
手を握ったが【道】が出来ずに移動できない。なるほど。清彦は今愛なのか。
「久しぶりだな。清彦」
俺は美佐子の顔で微笑みながら愛にそう語りかけた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)09:16 ID:05C8qyNE No.34064 [GJ] [Boo]
私はよく悲鳴をあげたりしなかったと自分を褒めたい。
この1日署長に急遽決まった時に笹川治と遭遇する可能性が高い事を想定し覚悟を決めていたからだが、
まさか警察署ではなく、こんな形で、…しかも私達の信頼するマネージャーの美佐子さんになって突然現れるとは!
しかし笹川からこんな形で接触してきたのは朗報でもある。
笹川は今、誰なのか? と会う人全員にいちいち疑心暗鬼に成らずに済むからだ。
それと御守りにしていた【護身のお札】だ!
気付かない間に笹川治に乗り移られたりしないように用意した物だが、ちゃんとこうして効果がある事が実証された。
美佐子さんになっている悪霊笹川治は、私に乗り移られなかったから私の中に清彦くんが居て、その為に乗り移れなかったと思い込んだようだ。
前にその話を聞いてなかったら誤魔化せなかったかも。
逆に今なら笹川を騙した状態で維持出来るかも知れない。
幸運だったのは私に入れないからと、直ぐに隣りの舞に入ろうとしなかった事だ。
舞も私と同じく【護身のお札】を持っている。2人同時に入れなかったら怪しまれたかも知れない。
全ての用意が整うまでは、笹川治に知られてはならないのだから。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)10:19 ID:/1ZwP1WI No.34065 [GJ] [Boo]
「ビックリした! 治さん、お久しぶりです」
私は清彦くんの話し方を真似して喋った。
「清彦くん、治って以前愛になって私に変な事した人でしょ? 舞嫌い!」
そう言って舞が私に抱きつく。
「やっぱり。前、あれだけ解散だ!コンビ解消だ! と騒いでいた舞が、俺が居なくなった後 逆に仲良くなっていたのをテレビで見て
もしかしたらと思っていたが清彦、お前舞ちゃんを虜にしていたんだな」
「そうよ!清彦くんの愛はお前なんかと違ってとても優しいんだから! ねぇー、清彦くん」
「正体を知られながらその仲か。すげーじゃないか。ずっと愛なのか?」と美佐子さん姿の笹川。
「いや、定期的に舞にもなってるよ。こうして」
舞と手を繋ぐ。舞なら私の考えをわかっているから大丈夫。
「こんな風に。愛、おいで」
「ああ~ん。清彦くん、今日は1日愛になってくれる約束でしょ?早く私に戻って私になってぇ~♪」再び手を繋ぐ。
「こんな風に毎日交互になって過ごしてますよ。今のパフォームは実は僕を入れて三人なんですよ」
へぇ~と感心した様子の美佐子さん。
「美佐子の記憶でもわかってなかったが確かにこの1ヶ月で今まで以上に仲良く2人で行動するようになったのはそういう事か」
上手く騙せているようだが過信は禁物。私は笹川に話題を振った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)10:25 ID:urJ4Nvdo No.34066 [GJ] [Boo]
「何も言わずにいつの間にか居なくなっていたからビックリしましたよ。この1ヶ月どうしていたんです?」
「ハハハッ、実はお前が入ってた橘美咲。あいつになっていたんだがな、あのビッチ、俺がせっかくなってやったのに俺があいつになる前に妊娠してやがったんだよ!
今は今日向かっている警察署の婦人警官になってその独身女子寮に住んでるよ。
この美佐子レベルの美人の玉置鳴海って婦人警官がメインボディだ」
美佐子さんの綺麗な顔にイヤらしい表情で笑う笹川治。
勿論その情報は先日清彦くんから連絡があったから知っていたが…。
この勝手な言い分。さっきの白バイ婦警さんが恥ずかしい格好を喜んでしていたのも間違いなく笹川治に乗り移られていたからだ。
完成まで後一週間! 絶対こいつを封印してやる!
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)12:47 ID:yt/WEldQ No.34067 [GJ] [Boo]
笹川は美佐子さんの胸を激しく揉みながら
「なぁ、俺が舞になれないなら久しぶりに愛になってみたいんだ。
元々先に俺が愛だったし、俺が他人に乗り移る方法を教えてやったんだぜ。今日1日だけ愛の身体を貸してくれよ。
今夜は久しぶり俺達2人でパフォームになって愉しもうぜ♪」
人の身体をゲームや本みたく簡単に貸し借りして好き放題するつもりだ。
到底受け入れられる考えじゃない。人の尊厳も何も感じない、笹川にとって快感や愉悦を楽しむ為のオモチャなのだ。
「いくら身体が愛でもイヤよ! 清彦くん、断って!」
「舞もこう言ってるし、愛ももう半分は僕の身体なんだ。治さんには悪いけど…」
「言うようになったねぇ。まっ、いいか。美佐子の身体も気持ち良いもんな。
そういえば清彦、お前最近お寺や神社とかに2人で行きまくってるな。 成仏でもするつもりか?」
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)12:56 ID:0Ld6Qors No.34068 [GJ] [Boo]
なんと返答するか一瞬迷った時、トントンと窓を軽くノックする音がして
「美佐子さん、お茶買ってきましたよ」と啓次くんが戻ってきた。
「ありがとう、啓次くん」
いつもの美佐子さんのようににっこり微笑みお茶のペットボトルを受け取った。
私達パフォームより美佐子さんの事が好きな啓次くん(啓次くん本人は隠しているつもりでも)はそれだけでまるで犬だったら尻尾が千切れるんじゃないかというくらい嬉しそうだ。
だけど美佐子さんの笑顔に喜ぶ啓次くんが振り返って運転席に向かうと舌を出し、小馬鹿にしている美佐子さん姿の笹川が口元を歪めて笑う。
私が憧れる大人の女性の美佐子さんの美貌が醜く見えた。
絶対許せない。
「出発しますね」
啓次くんが戻ってきた事で笹川と清彦としての会話はお開きになったが、警察署に到着するまで笹川は美佐子さんの身体で啓次くんに気付かれないように、ずっと胸やお尻を撫で回し、揉み続けていたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)18:37 ID:r71WvZrw No.34069 [GJ] [Boo]
警察署に到着し、裏側の駐車場に車を止める。
すると1人の婦人警官が近づいてきた。
とても綺麗な女性だ。一礼し
「こんにちは。わたくし、今回の1日警察署署長のサポートをさせて頂く生活安全課の玉置鳴海と申します」
と名乗り名刺を差し出した。
(この婦人警官が玉置鳴海さんなのね。)
「わざわざありがとうございます。私はパフォームのマネージャーの本場美佐子と申します」
名刺交換をした、中身が笹川の美佐子さんが玉置鳴海さんと握手をする。
私と舞は気付いた。
玉置鳴海さんが直後にニヤリと笑い、美佐子さんが努めて平静を保っていたが顔色を変えたのも。
美佐子さんにだけ聞こえるような小声で「私達はわかってます。後で説明しますから落ち着いてください」
啓次くんには気付かれなかったとはいえ、美佐子さん本人からすれば自ら進んで私達に見せつけるように車内で痴態を演じていたのだ。
笹川が抜け出した今、恥ずかしさから顔から火が出る思いだろう。
笹川め! 私達の大好きなマネージャーまで餌食にしたな!絶対許さない!
内心非常に激怒していたが私達はアイドルだ。表情にはこれっぽっちもそんな素振りを見せずに鳴海さんになった笹川に挨拶した。
「それでは皆様を署長室へご案内致します」
先導し歩き始めた鳴海さんについて裏口から入る。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)18:39 ID:/1ZwP1WI No.34070 [GJ] [Boo]
こうして打ち合わせも終了し、私達は事務所に帰る事になったが再び笹川が美佐子さんや啓次くんになって一緒についてくるのでは? と危惧したが 鳴海さんのままだ。
鳴海さんと別れ際「今日はお疲れ様でした。また来週よろしくお願いします。小声で『清彦、パフォームを今度こそ一緒にやろうぜ』ではお気をつけて」
そう言ってニヤリと笑ったのだ。
私は帰宅すると直ぐに清彦くんに連絡を取る事にした。
ただ清彦くんは今、橘美咲さんの身体にいるのか、女子高生の身体にいるのかわからなかったから2人同時にメールした。
タイトルは【Iより清彦くんへ】 内容は【メール見たら電話ください】
すると直ぐ電話が掛かってきた。
着信表示で名前を確認して電話に出ると、表示名と同人物が
『清彦です。どうしました?』と話し掛けてきた。
その声は
① 橘美咲さんだ。
② 前田逸美ちゃんだ。
# 次の方 選択をお願いします。
… 無題 Name きよひこ 13/06/08(土)19:29 ID:CMi3VfN6 No.34072 [GJ] [Boo]
携帯の着信表示には橘美咲と表示されていた。
電話から流れる声は、大人の女性の綺麗な声だった。
「清彦君?…今は橘さんの体に入ってるのね?」
清彦君が橘さんの肉体に移ったことはメールで連絡を受けていたが、
中身が清彦君だと分っていても多少の違和感があった。
「清彦君たった今…、笹川が私達に接触して来たの…。」
『えっ?何ですって!?』
私は笹川が秘書の美佐子さんに乗り移った事、続けて私の体に移ろうとしたが
【護身のお札】のお陰で無事だった事、自分が清彦に憑依されているフリをして
笹川を誤魔化した事を説明した。
『良かった…、愛さん達は無事でこっちの計画も奴にはバレてないんですね?』
「ええ…、笹川は婦警の玉置鳴海さんの中に戻って行ったわ…。」
「ところで清彦君の方は、橘美咲さんの体で何をしているの?」
『僕は笹川に滅茶苦茶にされた、橘先生の人間関係を何とか修復しようとしています…。』
… 無題 Name きよひこ 13/06/09(日)01:25 ID:5EL/9xss No.34074 [GJ] [Boo]
僕は橘先生が、互いに好意を抱き恋仲に進展しそうだったのに
笹川が憑依した為に、それを疎ましく感じた笹川が橘先生に成り済まして相手に酷い事をして破局させてしまった事。
笹川が乱交した事を自分の意思でしたと思い込んでいる橘先生は、復縁を望んでいる気持ちもあるのですがこんな淫乱な自分がそんな資格があるかと悩み結局諦めてしまっている事。
僕は自分の正体を明かして嫌われてもいいから、あれは橘先生本人の意思ではなく乗り移った悪霊笹川だった事実を伝えてなんとかしたい事を話した。
「でも清彦君。今の私達の会話は橘さんも聞いているのでしょう?
清彦君の話は笹川の時と同じで、橘さんが自分の意思で喋った事になるから今後実行した場合、自分で変に思ったりしないかしら?」
「それがですね。先日気付いたのですが、橘先生の意識が眠った状態では僕が身体を動かしても目覚めた橘先生はその時の記憶が無いんですよ。
そして今は、メールがくる30分ほど前から先生はソファーでうたた寝してまして、僕が起きてタオルケットを持ってきて被ろうとしたところでメールが来たので電話しましたから履歴も消せば先生はこの会話知りません」
先日発見したばかりの能力(?)を愛さんと舞さんに話をした。
… 無題 Name きよひこ 13/06/10(月)16:01 ID:52tihXaw No.34082 [GJ] [Boo]
「ただいくら関係を回復・進展させたところで笹川がいる限り、再び関係を滅茶苦茶にされる可能性は高いです。僕もずっと橘先生でいる訳にもいきませんし」
「とにかく笹川をなんとかしないといけないわね」
笹川の霊魂を封印するための容器である【魔封波】が出来上がるのが今週末だから一日警察署長の仕事を終えたら受け取りに行く(上手くすれば前日に完成する可能性もある)事を話し私は電話を切った。
「愛、絶対あいつを封印しようね。失敗はできない。これ以上笹川の餌食になる人を増やしたくないもの」
「アイドルやってて、まさかゴーストスイーパーをするとは思いもしなかったわ。舞、頑張ろうね」
その頃笹川は外泊許可を取って種美の部屋に居た。
勿論コレクションを鑑賞したり、コスプレ衣裳で鳴海の身体で実行する為だ。
バニーガール姿の鳴海と、同じくバニーガール姿の種美が巨大な姿見の前で扇情的なポーズを繰り広げていた。
「今週末にはひょっとしたら鳴海の身体からパフォームの愛になるかもしれないからな。今のうちに鳴海の身体を楽しんでおかないと」
鳴海の大きな胸を下から持ち上げる様に揉みながら笹川は鳴海の姿でそう種美に語りかけた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/10(月)18:02 ID:H3BOWlz6 No.34084 [GJ] [Boo]
「えー!? ならもう会えないんですか?」
「そんな事はない。1週間ばかりパフォームをやるだけだ。実は今日、一緒に行動していた仲間に再会してな。前話しただろ。
TS学園の旧校舎にいた清彦っていう幽霊。 あいつは俺が平瀬愛から抜け出した後もパフォームの2人に交互に憑依して過ごしてきたらしい。
でもどうしても兄貴分の俺と一緒にやりたい! やって下さい! って懇願してきてな。
仕方ないから、じゃあ1週間だけ特別に。って引き受けてやったのさ。」
「さすがは治様、優しいね♪ 種美はそんな治様が大好きだよ♪ チュッ」
キスが交わされるとそれが合図だったかのようにバニーガール姿の2人は絡み合い始めたのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/11(火)19:37 ID:d3o/Sa7E No.34088 [GJ] [Boo]
互いの乳房を揉みしだきながら俺は種美に語りかけた。
「なあ種美、いずれ俺を孕んでみないか?」
種美は不思議そうな顔をして俺の顔を見た。
「?治様の赤ちゃんですか?でも治様の体は死んじゃったんですよね?」
俺は不敵に笑いながら説明した。
「いや、そうじゃない・・、『俺』を孕むんだよ。」
「治様を??」
「つまり誰かイケメンから種を提供してもらって、お前を孕ませて
俺はお前の腹の中の子に憑依するんだよ。」
「ええっ!!つまり私が治様のママになるって事ですか!!??」
「そうさ、もし女の子なら母娘プレイ・・なんてな。どうだ・・、嫌か?」
「・・・・びっくりしましたけど、素敵です!私が治様のママになれるなんて!」
「ふふふ・・・、お前は可愛い奴だな。」
俺は種美にディープキスをした。
「ふふっ、こんな事を話してるうちに、この鳴海の体も興奮して来たみたいだぜ。」
俺はバニースーツの胸元をずり下げて、俺の・・鳴海の大きな乳房を露出させた。
「さあ種美、俺の乳を舐めてくれ・・。」
種美は言われるがままに俺の大きな乳房に吸い付いた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/11(火)21:11 ID:NpTy1We6 No.34089 [GJ] [Boo]
鳴海の桜色の乳首が柔らかな種美の舌の愛撫によりピンと堅く勃つ。
ジンジン痺れるような気持ち良い信号を俺の脳髄に送り、その刺激でさらに鳴海の身体が興奮する。
よく言えば真面目、言い換えれば奥手。
これだけの美貌とグラビアアイドルにもひけをとらないスタイルを持ちながら鳴海は性交渉の経験が僅かだ。
20代半分になるというのに乳首がまだ10代みたいなのはその為だ。
初な鳴海に変わって俺が開発してやるか。
実は幽霊になるまで体験がなかった笹川だが、幽霊になってからは他人の知識や体験を追体験したり、早川美紀先生や玉置鳴海、福田種美と色々な女性の身体でレズまくった為、それなりのテクニックを自負するようになっていた。
そういえば明日はデートだな。
鳴海として、男を手玉に取って遊んでくるか、種美になって学校に行くか。
さて、どちらにしよう?
… 無題 Name きよひこ 13/06/12(水)21:48 ID:.LhTEJBI No.34094 [GJ] [Boo]
そうだった!
明日は鳴海と佐藤大輔のデートの日だった。
佐藤大輔は鳴海の大学時代の後輩で、俺が今回のデートをセッティングしてやったのだ。
無論、実際は佐藤を肉奴隷化するのが目的なのだがな。
ここ暫くはレズプレイばかりだったからな、ここらで肉棒を提供してくれる人間ディルド君
を飼ってみるのも良いだろう。
鳴海の記憶によると佐藤は、中々悪くない顔をしている。
場合によっては俺様のメインボディである鳴海や、俺の女である種美に
種つけする権利を与えてやっても良いなW
そんな事を考えてみると、俺の股間の割れ目から愛液が溢れ出て来た。
真面目ぶっていても鳴海も所詮は女だ。
女の肉体の本能が、肉棒を欲しがっているのだ。
問題は佐藤の肉棒が満足できる物かどうかって事ぐらいだなW
「治さま~~、なにさっきからニヤニヤしてるんですか~~?」
俺の大きな乳房を両手で餅をこねる様に揉みながら種美が話し掛けて来た。
「ん?いやなに、人間ディルド&精子ドナーが見つかったかも知れないんでな♪」
「??何ですか?それ~~?」
ふはは…、全ては俺の思うがままなのだ。
俺は鳴海の顔を歪めてほくそ笑んだ。
… 無題 Name きよひこ 13/06/13(木)19:31 ID:r3EKssvg No.34103 [GJ] [Boo]
こうして種美と女の身体を愉しみながら過ごした。
気付けばもう日が変わろうとしている。そろそろ寝るか。
(よし、明日の作戦のテーマは「いかにエッチしないで寸止めでじらして男を手玉にとるか」の実行だ!
思わせ振りにして期待を維持させつつ、それをエサにして悩殺して下僕にしてやろう!クックック、、、!
忠実な下僕になるとわかったら御褒美にココに挿れさせてやるか。)
俺はベッドから立ち上がるとサッパリするべく風呂に向かった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/14(金)22:59 ID:19sOQUUw No.34107 [GJ] [Boo]
「ふう~~。」
湯船に浸かり全身をリラックスさせる。
女の肉体を乗っ取るようになってからは知った事なのだが、女の乳房は
思いのほか重量があってかなり肩が凝る。ましてや鳴海くらいの大きさの乳になると尚のことだ。
視線を落とすと乳房が浮力を得てプカプカと浮いていた。
(へへへっ、改めて考えてみるとマジでスゲーぜ!俺が女になれるなんてな!)
本当なら美咲のストーカーをしていた俺は、この能力で美咲の人生と肉体を
乗っ取り続けるつもりだったのだがな…。返す返すも美咲が妊娠していたのが残念だ。
だが、代りに俺のメインの肉体に選んだこの鳴海の肉体も中々のものだ。
近頃は俺の魂が馴染んで来たようで、鳴海の肉体の中にいる時が、特に居心地が良い様に感じる。
明日はどんなに『楽しいデート』になるのか…楽しみだ。
俺は風呂を出て体をバスタオルで拭うと、何も身に付けづ裸でベッドに向かった。
ベッドの上では種美がバニーガール姿のまま、うつ伏せの姿勢で眠りについていた。
俺は種美の隣に体を横たえて、睡魔が訪れるまで種美の張りのある尻を撫で擦ったのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/15(土)15:31 ID:vpR06ptw No.34110 [GJ] [Boo]
俺が目覚めると既に鳴海は起きていて着替え終えていて化粧をしていた。
デートを断ったり、俺が今日のデートの為に用意した派手目な服装を素直に着たのは
もし中止したら親友の桐生紗耶香や後輩の斎藤友里に乗り移って好き放題してやろうと考えてやったからな♪
俺が眠っていても目覚めた鳴海本人の意識がそれを覚えていてそんな事はさせないわ!・・・しかたないわね。コレを着るしかないか・・・と持ち込んだバッグから取り出した服を見て溜息をついた。
それらの事を思い出すと、こんな派手な服装で佐藤君に会うのは恥ずかしい。もっと落ち着いた服装にしたかったと思いつつ仕方なく着替えたのもわかった。
それでも鏡に映るその姿は。
「うっふ~ん ♥ とっても似合っているわよ。ワ・タ・シ ♥ 」
… 無題 Name きよひこ 13/06/15(土)21:33 ID:vpR06ptw No.34119 [GJ] [Boo]
「おはようございます。 治様? 鳴海ちゃん?」
上半身だけ起こし、眠そうに眼をこすりながら種美が聞いてきた。格好は勿論バニーガールのままだ。
「わ・た・し・は鳴海よぉ~ん ♥ どう? 似合うかしらぁ~ん? 」
「きゃはは♪ エッチな格好した鳴海ちゃんだぁ~♪ でもとっても似合ってますよ、治様ぁ~♪ 」
メイクが服装にあまり合ってないから俺が修正してやる。
鳴海にも好みではないがバッチリメイクの知識はあるのでそれを利用して仕上げる。
「うわぁ~・・・凄い綺麗~♪ 」種美がそう呟き俺の姿に見惚れる。
鏡にはとても色っぽい格好をした美女が映る。
そしてその美貌に抜群のプロポーションを活かす服装。もちろん胸元を強調しているが鳴海ほどのレベルだと嫌味にならず逆に似合っている。
これなら佐藤だけでなく、どんな男でもイチコロだろう。
これで悩殺してやるぜ!
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)15:31 ID:wt1gvQGA No.34121 [GJ] [Boo]
「じゃあ、行って来るわね~~!」
「行ってらしゃいませ!治様!」
俺は気分良く種美のマンションから、佐藤との待ち合わせ場所に向けて出発した。
街中を歩くと男共からの視線を浴びているのが良く分かる。
今日選んだ服は、胸元が開いたワンピース服だ。
鳴海の大きな乳房が胸の谷間を形成しており、更に体にピッタリとフィットしたサイズの為
大きな尻のヒップラインが際立っている。
スタイル抜群の美人がこんな格好で目の前に居れば、注目を集めない方がおかしいだろう。
俺は大きな尻をフリフリと振りながら歩き続けた。
(へへへっ、気分イイぜ!こんなエロい体が俺のモノなんだからな!)
それにしても男共の欲望にたぎった視線を受けるのがこれ程の快感だとは…、
鳴海の肉体を益々気に入ったぜ♪。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)15:48 ID:wt1gvQGA No.34122 [GJ] [Boo]
とはいえ、ハイヒールで歩くのも結構疲れるので、流しのタクシーにでも
乗るかな?と、考えていると『ある物』を忘れたのに気がついた。
「やべえ!調教に使うつもりだったディルドを忘れて来ちまったぜ!!」
思わず叫ぶと、隣を歩いていたOL風の女がビックリとした顔で俺の顔を見て、
続けて侮蔑するような表情を浮かべて足早に去って行った。
「どうするかな?取りに戻るのも面倒だしな…。」
どうするか考えていると、この近くに『ド○キホーテ』があるのを思い出した。
確かド○キホーテでは大人のオモチャも売っていた筈…。
よし!ドン○でエログッズを買ってから、待ち合わせ場所に向かおう!
そう決めて俺はドンキ○ーテに足を向けた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)22:34 ID:wt1gvQGA No.34127 [GJ] [Boo]
ド○キホーテの店内に入るとお馴染みのテーマ曲が流れていた。
『ドン♪ドン♪ドン♪ド○キー♪ドンキ○ーテ~♪何でも揃って便利なお店~♪』
最後に来たのは俺が死ぬ前だが、相変わらず雑然とした汚ねえ店だ…。
とは云うものの、品揃えが良く品物の値段が安いので生前は良く利用したものだ。
お目当てのアダルトグッズは、店内の奥まった周囲から隔離された売り場にあった。
(おー!、ここには初めて入るが、中々のラインナップだな!)
ディルドだけ買うつもりだったが、結局他の物も買うことにした。
『いぼ付極太ディルドー』『オナホール』『ペペローション』
・
・
これらの品をアダルトグッズ専用レジに持っていった。
アルバイトらしい店員が、商品のバーコードを機械で読み取り値段を告げた。
「合計…、10925円になります。」
俺は財布から2万円を取り出して代金を支払った。
… 無題 Name きよひこ 13/06/16(日)23:03 ID:wt1gvQGA No.34130 [GJ] [Boo]
お釣りを受け取ると、ある事を思いついて店員に話し掛けた。
「ねえ店員さん…、お札は何処にしまえば良いと思う?」
「え?」
店員は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
「私みたいにオッパイが大きいとココがお札入れになるのよ♥」
俺は自分の胸の谷間に、お釣りの札を差し込んだ。
店員は最初は呆然とした顔をしていたが、次第に顔を赤らめた。
そして思い出した様に慌てて、品物を紙袋に入れようとしたのだが、俺はそれを止めた。
「すぐに使うから袋に入れなくていいわよ♪。」
俺はそう言うと、購入したアダルトグッズを鳴海のショルダーバッグに詰め込んだ。
そしてレジに背を向けると背後から、妙に裏返った様な店員の声が聞こえた。
「あっ、ありがとう…ご、ございました…。」
ふははっ、こうやって男をからかうのも中々楽しいもんだぜ♪。
こうして買い物を済ませると、俺は再び佐藤との待ち合わせ場所に向かって歩き出したのだった。
… 無題 Name きよひこ 13/06/17(月)11:16 ID:VU78oWV6 No.34159 [GJ] [Boo]
だが待ち合わせ場所に居たのは佐藤大輔でなく高木渉だった!
シンガポールに行った筈の高木がどうしてここに?
「大輔が何が何でも今日のこの時間にここに来い!来ないと一生後悔するぞ!
って先週凄い剣幕で電話してきて、超頑張ってなんとか休みつくって、朝一の飛行機で戻ったんだが。
そうか。大輔のヤツ・・・鳴海!
今日は俺とデートしよう!」
セリフは実に男らしいが、顔を真っ赤にしていってる様は少し滑稽だ。
だが鳴海の度合いを増やすと嬉しくて感激のあまり涙が出そうになる。
鳴海の記憶によると高木の実家は金持ちだし、男の俺から見ても高木渉はハンサムだしカラダの方も体格が良く立派だ!
俺が鳴海として生きていくなら、コイツの方が佐藤より過ごしやすいかも知れない。
まぁ、まずは【エッチな俺が演じる鳴海と、本物の真面目な鳴海のどちらが高木渉を虜に出来るか?】を楽しむ事だ。
果たしてどちらが玉置鳴海のカラダが相応しいか。
フフフ、結果は見えているが、鳴海が好きな相手がどういう決断をするか楽しみだ。
「わかったわ♪高木くん、今日はよろしくね♪」
そう言って俺は高木の腕に抱きつき大きな胸を、その腕に押し付けた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/17(月)15:24 ID:8cOFxnTw No.34162 [GJ] [Boo]
それを尾行するように物陰からじっと眺める女性がいた。
前田沙知絵さんだった。
(私、なんであの女の人を尾行してきたのかしら・・・って当たり前よね、あいつは笹川なんだから!笹川の奴、美咲っていう婦警さんの身体で何をやるつもりなんだ?悪い事なら阻止しないといけないわ!買い物に出てきたのに、今はそんなことどうでもよくて、何故だかそうしないといけないのよ!)
僕、清彦は程よく沙知絵さんの意思に介入しながら中身が笹川である美咲さんを追いかけていた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:25 ID:U427kYhE No.34175 [GJ] [Boo]
玉置鳴海の肉体を支配する笹川は、高木渉とデートをしていた。
俺は鳴海の意識を前面に出し、高木とウィンドウショッピングをしている。
俺の思考を介在させずに鳴海の本来の態度、言動で高木と接していると鳴海が
高木に対する『愛情』のような感情を育みつつあるのが感じられた。
恋愛に関しては奥手な鳴海だが、図らずも俺のお陰で積極的な行動に出る事が出来たと言う訳だ。
高木も笑顔を見せつつ、鳴海とのデートを楽しんでいる様だ。
しかし、『清楚な鳴海』がデートの途中で『エッチな鳴海』に変化したとしたら…。
ふふふっ…♪、高木はどっちの鳴海を選ぶかな?
俺は、俺の意識で鳴海の肉体を支配して、『エッチな鳴海作戦』を実行する機会を伺っていた。
すると、行く手にランジェリーショップが目に入った。
(おお!丁度良い所に良い店が在るな♪、それではエッチな鳴海に変身するとしますか♪)
俺は、俺の意識を前面に出し鳴海の肉体を支配すると、高木を誘って
ランジェリーショップの店内に足を踏み入れた
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:26 ID:U427kYhE No.34176 [GJ] [Boo]
店に入ると高木は顔を赤らめて、恥ずかしそうに俺に話し掛けて来た。
「な、なあ鳴海…、男がこういう店に入るのは…ちょっと恥ずかしいんだけど…。」
「そう?でも、私は高木君も一緒に選んで欲しいんだけど…、嫌かな?」
俺は上目使いで高木の顔を見た、すると高木は照れ臭そうに返事をした。
「わ、分ったよ…。鳴海の頼みじゃ断れないな…。」
無論、俺自身もランジェリーショップになど男の姿で入った事などないが、
今の俺は女の肉体に乗り移っていて、鳴海の記憶と経験があるので恥ずかしくとも何ともない。
俺は店内を見て廻ってブラとショーツがセットになっている下着を手に持って試着室に向かった。
「高木君!今から試着してみるから私に似合う下着を一緒に選んで欲しいんだけど…、良いかな?」
「う、うん、分った!」
高木の鼻息が荒くなっているのが、目に見えて良く分かる。
(さてと…、エッチな鳴海のエロティックファッションショーを始めるとしますか!)
俺は試着室に入ってカーテンを閉じると服を脱いで下着を身に着け始めた。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:39 ID:jRA6D3VM No.34177 [GJ] [Boo]
それから二人はストリップ小屋に入っていった。
「あ、あの・・・僕はこういう場所はあんまり・・・」
「あら、いいじゃない、私、ずっとこういうところに興味があって、一度入ってみたかったのよ!」
二人はそんな事を言いながら席に着いた。
場違いな二人に他の客の視線が集まるが、美咲は気にするそぶりは無い。
それを見届けた僕は、前田紗知絵の意思を誘導してそのストリップ小屋の裏口から中に進入して楽屋のような部屋に迷い込んだ。
(なんとかこっち側から二人を監視しないと・・・!)
そのとき、不意に後から声を掛けられた。
「あなた、誰?ここは私の楽屋、関係者以外立ち入り禁止よ!」
すごい剣幕の美女は、表の看板に載ってた雑誌やAVでも有名なここのNo.1のストリッパーの黛彩だ。
僕が生きていたとき何度お世話になったことか!
清彦は彼女の大ファンだったので感動している。
… 無題 Name きよひこ 13/06/18(火)00:39 ID:jRA6D3VM No.34178 [GJ] [Boo]
「え・・・あ、えーっと、ファンなんです!あなたのAV全部見ました!」
咄嗟に紗知絵はそう言って、彼女の手を握った。
「は?アンタ女じゃないの・・・何わけのわからない・・・ひっ・・・いえ、なんでもないのよ、あなたはここから出たほうがいいわよ、後は私が引き継ぐから」
そう言った彩は首を傾げる紗知絵を追い出すと、メイク用の鏡の前に立った。
「へぇ、僕がいつも見てたAV女優の黛彩になっちゃったよ・・・!すげぇ・・・!」
鏡の中の黛彩は僕の思い通りにセクシーポーズをとってくれる。
「うわぁ、僕の見ていたAVそのままだよ・・・ちょっと興奮で濡れてきちゃった・・・」
… 次スレ 清彦の憑依物語 9 に続きます Name スレ主 13/06/20(木)04:10 ID:uqlL26gE No.34239 [GJ] [Boo]
#参加して下さる方、読んで下さる方、GJ入れて下さる方、ありがとうございます。9スレ目に移行します。
http://www.tsadult.net/e.tachiha/futaba.php?res=34215
#引き続き、ご協力とリレーの参加&続きをお願いします。