ぐぬおおおお……。
美咲(俊明)の仕草に改めて俺の中の性欲が燃え上がり始めた。
俺の股間は既にガチガチになっている。
もはや直ぐにでも美咲(俊明)を押し倒したい衝動に駆られるが…、しかし腹の中の赤ん坊が………。
こ、ここは美咲(俊明)に、誰か手ごろな女の体に乗り換えて貰おうか?
・このアパートの下の階には、出産してから間もない女性がいる。
赤ん坊の泣き声がするから間違いない。その女性の体を乗っ取らせるか!?
・向かいの戸建て住宅には小学生の女の子が住んでいる様だ…。
この前、ランドセル姿の女の子が帰宅するのを見かけたから間違いない筈だ。
その子の体を拝借させるか!?
・あるいは…、小学生の女の子の母親の体を頂戴するか!?
帰宅する女の子を家に迎え入れる姿をチラッっと見たが、結構美人だった気がする…。
#このアパートの下の階には、出産してから間もない女性がいる。
#赤ん坊の泣き声がするから間違いない。その女性の体を乗っ取らせるか!?
よし…。今の時間なら、多分まだ旦那は留守だろう。
この女性に憑依させよう。
「じゃあ、美咲(俊明)。下の階の赤ちゃん持ちの女性に乗り移ってくれ。」
「え?…う、うん!分かったよ清彦君♡」
俺の突然のリクエストにも美咲(俊明)は素直に応じてくれた。
可愛い奴だ。
このあと、腹がボテてない体を思いっきりカワイがってやるからな!
美咲(俊明)はベッドに横になると直ぐに意識を失った。
5分ほど経った。
チャイムもなく突然、玄関ドアが開いた。
「き、清彦君!お、お待たせぇ~~♡」
赤ちゃんを胸に抱いた女性が、馴れ馴れしい態度で勝手に部屋に上がり込んで来た。
面識のないその女性は、物凄く見覚えのあるニタニタした笑みを浮かべている。
「おし、上手く乗っ取れたみたいだな!とりまソファーに座ってくれ。」
「う、うん!」
女性は嬉しそうに俺の指示に従った。
俺は目の前にいる女性を頭から足先までじっくりと観察する。
小顔で二重瞼で目が大きい綺麗な顔立ちの美人さんだ。
体型は豊満とまでは言えないが、出るとこは出て引っ込むところは引っ込んでいる実にナイスな体をしている。
「名前は何ていうんだ?」
「井上幸子っていうんだ♪と、年は28才だよ♪そして、この子は…。」
そう言いつつ幸子(俊明)は自分が抱いている赤ちゃんを見つめつつ話す。
「り、凛ちゃんっていうんだ♪もちろん『この体』が産んだ子供だよ♡」
幸子(俊明)は、本物の幸子さんなら絶対に言わないであろう表現で我が子について語った。
と、ここで赤ちゃんが泣き始めた。
「うーぶー…、うぇーーん!うぇーーん!うぇーーん!」
「お、お腹が減ったみたいだね…。オッパイをあげるからちょっと待ってて清彦君。」
そう言うと幸子(俊明)は、おもむろに胸元をはだけさせて乳房を露出させると、乳首を赤ん坊に差し出した。
「うー、ん!」
赤ん坊は、幸子(俊明)の右乳房の乳首に吸いついて彼女の母乳を飲み始めた。
「可愛いなぁ…。」
懸命に母親…(正確には中身がジャバザハットの偽物)の母乳を懸命に飲む赤ん坊を、俺はとても可愛いと感じた。
赤ん坊にこんな感情を持つなんて初めてだよ俺…。
これで美咲の腹の中に居る俺の子が産まれたら、俺はどんな感情を持つのだろうか?
「あ、あん!?す、凄いよ清彦君!僕のおっぱいからミルクが出てるよ~~♡♡」
幸子(俊明)は、我が子に授乳しながら身を悶えさせている。
「ちょっと前までこの子は、この体の中で育ってたんだよね…。」
幸子(俊明)は、赤ん坊に乳をやりながら感慨深げに語る。
「ぼ、僕の体(美咲の事)の中の赤ちゃんにも早くオッパイ飲ませてあげたいなあ…💛」
そんな光景を見ていた俺は、血流が集まって自分の股間が硬くなっていくのを感じていた。
何かで聞いた話によると、かの徳川家康は出産歴のある未亡人を好んで側室にして子供を産ませていたと聞いたが…。
『健康な子供を生んだ事のある女性には、安心して自分の種を仕込める…』ということなんじゃなかろうか?
…などという様な支離滅裂な考えを抱きながら、俺は幸子(俊明)の授乳を見つめている。
俺は、気になった事を幸子(俊明)に聞いてみることにした。
「なあ…、美咲の体で俺の子供を妊娠してくれている訳だけど…。」
「な、何?清彦君??」
幸子(俊明)は、ちょっと不安な顔をして俺の目を見つめた。
「男だったお前が出産に耐えられるのか?」
「だ、大丈夫だよっ!大好きな清彦君の赤ちゃんだもん!ど、どうあっても産むよ僕っ!」
幸子(俊明)は、きっぱりと言い切った。
う……。
何て健気な奴なんだ…。
俺はさらに聞いてみた。
「…それでどうだ?母親になってみた感想は?」
「う、うふふ♪何だかくすぐったい気分だよ💛」
そう言いつつ幸子(俊明)は、自分の乳房に吸いついている赤ちゃんの頬をぷにぷにと突っつく。
「す、すごくこの子を愛おしく感じるけど…。」
幸子(俊明)は、優しく赤ちゃんの体を揺すった。
「ぼ、僕の体(美咲の事)で育っている清彦君の精子で出来た僕たちの赤ちゃんの方が、この子なんか
よりも100倍カワイイよきっと!💛」
まったく…。
他人の子供を勝手に預かりながら何て言いぐさしてんだよこのジャバザハット野郎が…。
これは教育的指導が必要かもしれないな。
しばらくすると赤ん坊は、乳首から口を離してゆっくりと瞼を閉じた。
どうやら幸子(俊明)の母乳をたらふく飲んで眠くなったようだ。
幸子(俊明)は、クッションと毛布で寝床を作って赤ん坊をそこに寝かせた。
堪らなくなった俺は、幸子(俊明)の唇を奪う。
「ん…。」
幸子(俊明)はおとなしく俺を受け入れてくれた。
「もう堪らないよ!セックスしようぜ!」
「い、いいよ♪💛」
俺の提案に幸子(俊明)は素直に従った。
・
・
俺は幸子(俊明)の手を引いて隣室のベッドルームに足を踏み入れた。
と、そこで気が付いた。
「あっ!しまった…。」
ベッドの上では意識を失った美咲(緑川先生)が仰向けに横たわっていた。
美咲(緑川先生)は、規則正しく寝息をたてており、妊娠して膨らんだお腹が呼吸に
あわせてゆっくりと上下している。
美咲(緑川先生)がベッドで眠っているのをすっかり忘れていた…。
踵を返して居間に戻ろうとすると、幸子(俊明)がニンマリと微笑みながら俺に囁いた。
「こ、この部屋でHしよ!清彦君💛」
「そうだな…。いや、でも…。てっ?おわ!?」
俺の返事を聞かずに幸子(俊明)は俺の前に跪き、素早い手つきで俺のズボンとパンツを下した。
ボロン…!
既に激しく勃起していた俺のマイジュニアが、天狗の鼻の如く屹立する。
「あ~…。き、清彦君のチンチン💛💛」
幸子(俊明)はウットリとした表情で俺のマイジュニアを撫で触る。
「お前本当に俺のチ○コ好きだな?」
俺は問いかけた。
「だって…、これから清彦君の分身…。清彦君の赤ちゃんの素の精子が出てくるんだもん♪」
そう言いつつ幸子(俊明)は、俺のマイジュニアの尿道を指先で擦る。
「お前…。そんなに俺の子供が欲しいのか??」
「う、うん!だって僕と清彦君の愛の結晶なんだもん♪」
幸子(俊明)は顔を赤くしている。
「だけど、もう俺の子供は…まだ生まれてないけど育っている最中だろ?」
俺は傍らのベッドの上で眠っている美咲(緑川先生本人)の、こんもりと盛り上がった腹部を指さした。
「ぼ、僕…清彦君との赤ちゃんが沢山欲しいんだ…♡」
そう言いつつ幸子(俊明)は俺の勃起した肉棒をしごき始めた。
「う!うお!?」
俺は何とか刺激を堪えようとする。
だが幸子(俊明)は、肉棒をしごくと同時に睾丸もマッサージし始めた。
(ぐっ!?が、我慢しきれん!!)
俺の肉棒は、俺の意思を無視してドクドクと脈打ち始め…
…そして、一気に射精した。
ドパアッ!
俺の肉棒から精液が噴出する直前。
幸子(俊明)は亀頭を口で咥え込み、俺の精液を口で受け止める。
幸子(俊明)の喉が『ゴクリ…ゴクリ…』と動き、俺の精液が飲み込まれていく…。
俺の肉棒の脈動が納まり射精が止まると、幸子(俊明)は俺の肉棒から口を離した。
「ぷはああ!清彦君の赤ちゃん素…美味しい♪」
幸子(俊明)はニンマリとした笑顔を浮かべた。
「そんなの本当に美味いのか??」
「う、うふふ♪美味しいよ♪ちょっと喉に引っかかるから飲みにくいけど♡」
一発ブっぱなした肉棒がしおしおと萎れて下に垂れた。
俺が一息ついたのを見計らった様に幸子(俊明)が言った。
「こ、今度は清彦君が僕のコレを吸ってよ♡」
そう言いつつ幸子(俊明)は胸元を肌蹴させて乳房を露出させる。
俺の眼前に形の良い釣鐘型のおっぱいが突き出された。
授乳をする為、見るからにパンパンに張っている。
乳輪はブラウンに色づき、乳首も程よくぷっくりと突き出ているのが見て取れた。
ゴクリ…。
今までのセックスで女性の乳房に触れたり、乳首を口に咥えたりしたが…。
母乳が実際に出るオッパイは初めてだ。
…俺は、俊明に体を無断借用されている幸子さんの左乳房の乳首を口に含んだ。
「あ……。」
幸子(俊明)が言葉にならない声を漏らす。
どうやれば母乳が出るのだろうか?
ストローみたいに吸うか?
歯で甘噛みするか?
赤ん坊が実際にやっている様に舌を活用するか?
いろいろ迷ったが、本能のまま乳首に吸いついた。
幸子(俊明)は最初に「あぅ…」と声を漏らしたが、それからは声を出さないように我慢をしているようだ。
そして、母親が子供の頭をなでるように俺の頭を撫ではじめた。
その仕草に俺は安心感を覚えた。
しかし、胸に吸い付くことはやめず、一心不乱に吸い付く。
そうしていると、甘いエキスが出始めてきた。
「清彦君、なんか胸からでてきてるのを感じるけど…これって、母乳なのかな。」
だんだんと母乳の出てくる量が増えてきて、幸子(俊明)の可愛い声も喘ぎ声に変わってきた。
幸子(俊明)の母乳は、無脂肪乳を薄めたような味がした。
初めて人の母乳を口にしたが…。いや、お袋のを飲んでから多分18年ぶりだな。
俺は口に溜まった幸子(俊明)の母乳を飲み込み、乳首から口を離して彼女の様子を伺った。
幸子(俊明)はウットリとした表情で頬を赤く染め、少し荒い呼吸をしている。
母乳を出すのってそんなに気持ちいいのか??
俺も授乳を体験してみたいな…と、突然思いついた。
そういやこいつ(俊明)、憑依薬とか言う怪しげなクスリを飲んで幽体になって
自分の体を始末したとか言ってたな?
その…憑依薬とか言ういかにもヤバ気なクスリは今どこにあるんだ??
ま、いっか。
後で考えよ。後で。
俺は幸子(俊明)にキスをして彼女を床に押し倒した。
そして彼女のスカートのホックを緩めてチャックをおろし、パンティー共々一気に脱がせた。
「………。」
俺は幸子(俊明)の下半身をしげしげと見る。
「……?あんだコレ??」
俺は幸子(俊明)のへそから性器に向かって、紫色の筋が付いているのに気が付いた。
「に、妊娠線っていうんだよ。赤ちゃんが大きくなってお腹が膨らむと出来る跡だよ。」
なぬ!?そんなもんが在ったとは。知らんかった…。
俺は隣の部屋で寝ている赤ん坊が、この腹の中に入って育っていた事を改めて思い知った。
俺は幸子(俊明)の女性器を観察してみた。
うーむ…。
ちょっと…、ほんのちょっと割れ目が緩んでる気がする。
マイカちゃんのはぴったり閉じてキツキツだったし、美咲のはマイカちゃんの程キツくはなかったのだが…。
多分、この緩さは出産を経験して間もないからだろう。
しかし…赤ん坊のサイズから考えて、この程度の大きさの割れ目から出てこれるものなのか!?
俺は改めて生命の神秘と偉大さを感じた。
小中学生時代の性教育と、高校生になってからのAV鑑賞で女体を熟知しているつもりになっていたが知ったかぶりだったな。
女の体は奥が深い。
んじゃま…。
俺は、再び硬さを取り戻して屹立したマイジュニアを手に持ち、幸子(俊明)の
使用済みマン○にあてがった。
「じゃ、お邪魔しまーす。」
俺は礼儀正しく挨拶をしつつ、彼女の膣内に侵入を開始した。
うーむ、やっぱり少し緩いな。
俺は肉棒を出し入れしながら思った。
幸子(俊明)は俺の肉棒を咥えてヨガった声を出している。
「あ!あんっ♪き、清彦君ぅぅん💛うふん♪」
しかし、隣の部屋で眠っている赤ちゃん(凛ちゃん)が出てきた穴である事を思うと凄く興奮する。
再び射精感が高まってきた所で、異変が起こった。
ベッドの上の美咲が目を覚ましたのだ。
「う……。頭が痛い…。こ、ここは何処…?」
美咲が上体を起こし、床でセックス中の俺と幸子(俊明)の方に振り向いた。
「えっ!???あなた達いったい何をして……。え…?あなたは佐藤君(俺の苗字)!?」
美咲は驚愕しているようだ。
そして次の瞬間、自分の妊娠して膨らんだ腹に気が付いた様だ。
「ひい…!?!?な、なんでお腹がこんなに膨らんでるのっ!?!?」
美咲は自分の腹部に両手を触れ、恐怖の表情浮かべて激しく狼狽している。
「え、あぁそうか、私妊娠してたんだっけ。」
どうやら記憶の混乱が収まってきたようだ。
こいつが憑依している間でも記憶は残るのだが、なんせしばらく憑依をといていなかったからか記憶が混乱していたようだ、危なかった。
そんな様子の美咲…、というか緑川先生にどんな声を掛けようか?と、思った所で
俺は幸子(俊明)の膣内で射精した。
ドク…ドク…ドク…。
俺の射精と同時に、幸子(俊明)が白目をむいて気を失った。
「え?お、おい!?」
俺の問いかけに、幸子の代わりに緑川先生が答えた。
「も、もう!清彦君との愛し合ってる最中なのに急に目を覚ますなんて酷いよね!」
緑川先生はさっきまでの様子からガラリと態度が変わり、プリプリと怒り出した。
「そ、それに僕と清彦君の赤ちゃんが育ってるこのお腹に対して、あの態度はないよね!?」
緑川先生は優し気な手つきで、自身の孕み腹を撫でながら言った。
まったくもう…。
なんか疲れたぞ…糞が…。
一休みした後、俺と美咲(俊明)は幸子さんと凛ちゃんを元の部屋に戻した。
「じゃあ、今日は帰るからな。」
俺は美咲(俊明)に別れを告げた。
「う、うん!気を付けて帰ってね♪」
と、そこで『憑依薬』の事を聴こうと思っていたのを思い出した。
「なあ、憑依薬ってお前まだ持ってるのか?」
「え?う、うん。元の体で死ぬ前に実家の屋根裏に隠したからまだ在る筈だけど?」
「俺にくれよ。」
俺はストレートに要求する。
「う、うん!分かったよ!後で届けるね♪」
そんなやりとの後、俺は自宅に帰って来た。
「ただいま~…。」
「お帰り。」
母さんが出迎えてくれた。
「美咲さんのお宅に行ってたんでしょ?」
「うん。そうだよ…」
「あんたの子を身籠ってくれてるんだから大事にしなきゃだめよ!」
母さんは、俺と美咲(俊明)の仲を非常に心配している。
…まあ、無理もないが。
階段を上り自分の部屋に入った。
「ん?」
入ってすぐに気が付いた。
勉強机の上に、見慣れない茶色の薬瓶が置いてあった。
俺はそれを手に取った。
瓶の中には錠剤が100粒位入っている様だ。
貼ってあるラベルには薬名が書いてある。
『幽体離脱薬・ズッコン抜魂』
「………。」
んだ?ふざけてんのか…?
俺は何となくやり場のない怒りを感じる。
…ともかく、これが美咲(俊明)の言う『憑依薬』なんだろな。
つか、どうやってここに置いた??
…まあ、いいか。考えるだけ疲労するだけだ。
俺は『憑依薬』を手に入れた。
うーーむ……。
飲むにはちょっと…と云うか、かなり勇気がいるな。
こんな怪しさ満点のクスリを口に入れたとは…、俺はジャバザハット野郎(俊明)の無鉄砲さに
改めて飽きれ返った。
とは言うものの、俺も女になってみたいという欲望を持ちつつある事を否定できない。
誰に憑依してみるかな?
最初は身近な人がいいような気もするが…。
お袋に憑依するのは…、ないな!絶対!
もし憑依したら、かつて赤ん坊だった自分が入っていた腹が気になって変な感覚になるに違いない。
近所の誰かにするかな?
やっぱ初憑依だから、成熟した女の人の体じゃなくて未成熟の子供なんかが良いかな…。
ま、とりあえず飲んでみっか!
俺は薬瓶の説明文を読んでみた。
・
・
『水またはぬるま湯で、一錠をお飲み下さい。』
『幽体離脱中の睡眠の姿勢など、ご自身の御体の安全に十分に注意して下さい。』
『離脱中の睡眠姿勢によっては窒息死の可能性があります。』
『長時間の離脱によって、御体に「床ずれ」「褥瘡」が発生する可能性もございます。』
『火の不始末により火災になり、焼死事故が発生した先例がございます。』
『弊社は本製品の使用によって生じた損害などに関しては、一切の責任を負いかねますので
あらかじめご了承下さい。』
やけに具体的な説明だなおい…。
念の為、記載されている製造会社と販売元の社名をネット検索してみた。
…が、そんな会社は存在しなかった。過去に存在した痕跡もない。
うーむ。
俊明は「露天商のババアから買った。」と言っていたが、、そいつから謀られたんじゃねえのか?
とは言え今までの現実から、このクスリの効能が本物であるのは間違いない筈だ。
えーい!ままよっ!
うだうだ考えてても仕方ないと思った俺はクスリを一錠口に放り込んで飲み込み、ベッドに横になった。
「うん?何の変化もねえな?」
時計をチラと見ると五分ほど経っている。
『ぐぎゅるる…。』
「ヴッ!?急に腹が!?トイレ!トイレ!」
俺はベッドから起き上がり、トイレに駆け込む。
便座に座り用を足して、ウオッシュレットを長めに使用する。
(俺はキレイ好きなのだ。)
トイレットペーパーを使用して清拭し、用を足した爽快感を満喫しようと上半身だけで
軽く伸びをした……その瞬間だった!!
コカ・コーラを一気飲みした瞬間の爽快感を数倍にした『シュワシュワ』とした感覚が全身を包み…。
体が遠心力で吹っ飛ばされた様な…。そんな感覚を味わった。
「…………………………………………!?」
次の瞬間。
自宅のトイレにいた筈の俺は、宙に浮かんで住み慣れた故郷の街の夜景を眺めていた。
下を見ると、どこかで見たことがあるような一軒家の屋根があった。
少し考えてみて、ようやく分かった。
これは俺の家の屋根だ…。
18年間生まれ育った我が家だといっても、屋根の上から自宅を俯瞰する経験は中々出来ない。
直ぐに解らなかったとしても無理からぬ事だろう。
「…………………………………………。」
間違いない…。
俺は幽体になって宙に浮かんでいるのだ。
自分の体を見下ろしてみたが…、そこには何も存在しなかった。
どうやら本当に霊魂になっているようだ。
試しに移動してみたいと念じてみると、スルスルと思った所に滑る様に移動出来た。
次に電柱に触れてみると、俺の霊体は何の抵抗もなくするりと通り抜けた。
「ウヒョー!!本当に幽霊になってるうぅうーー!!」
思わず叫んだが、自分の意思に反して声はまったく出なかった。
よし!早速『憑依』を試してみなくては!
誰が良いか…?
あの子にしよう!
俺の家の3軒隣に住んでいる女の子。『中谷愛葉ちゃん』だ♪
愛葉ちゃんは12才で、小学6年生だ。
ご近所さんだけによく知ってるし、子供なら多少おかしな行動をしても怪しまれない筈だしな♪
いきなり大人の女の体になると俺の精神が堪えきれんかも知れんし。
まだツルペタな体の女の子の方が、色々と都合が良い筈だ!…多分♪
…という訳で、俺は中谷さんのお宅に向かった。
中谷さんのお宅に到着した。
まず、一階の窓を覗き込んで家の中様子を観察する。
おっ!?あれは…。
台所で洗い物をしている女性がいる。あれは愛葉ちゃんのお母さんの『双葉さん』だ。
美人で、おっとりとした優しい人なんだよな~、それに胸もおっきいし💛
もう十何年前になるのかな?中谷さん夫妻がこの家に越して来たのは。
俺がまだ幼い頃…、双葉さんが愛葉ちゃんを身籠っていたのを俺は記憶している。
何かの時に、大きく膨らんだそのお腹を触らせて貰ったのを思い出した。
あの時は、優しい双葉さんのお腹の中で新しい命が宿っているのを実感したものだ。
あれは感動したよなあ…。
次に俺は、二階の様子を伺う事にした。
窓を除き込むと……。
居たっ!
愛葉ちゃんだ!
パジャマを着てくつろいだ様子で床に座り込んでいる。
愛葉ちゃんの目の前に立っても、彼女は俺の存在に気づいていない。
乗り移るってどうやればいいんだ??
うーむ…。
こうかな?俺は彼女に抱きついてみた。
!!!!
愛葉ちゃんの体に吸い込まれるような感覚を覚えた瞬間!
次に気が付いた時は、今まで失っていた肉体の重みを感じていた。
「の、乗り移れたのか?…うっ!?こ、この声!!」
俺の口から可愛い女の子の声が発せられる。
気を整える間もなく、俺の頭の中に『記憶の本流』が流れ込んで来た。
こ、これは…『中谷愛葉の記憶』なのか??
愛葉ちゃんが俺の中に居る…。いや、俺が愛葉ちゃんの中に居るんだ!
「記憶が読める…。」
愛葉ちゃんの今までの人生が手に取るように読み取れた。
俊明が乗り移った女に成りすましていた事を思えば、驚くべき事ではないが…。
実際に体験してみると衝撃的な事だな…。
この記憶さえあれば、一生涯 愛葉ちゃんに憑依し続けても誰にも中身が別人にすり替わったとは
悟られないだろうな。
…次に俺は、『お約束』の通りに股間を触ってみた。
「ない…。」
握っても、擦っても、男が男たる証であるブツが存在しなかった。
胸に手を添えると、幾らか膨らんだまだ乳房とも言えない膨らみが感じられる。。
思わず笑みをこぼしてしまう。
「くっ、くっ、くぅ♪」
もはや止まらなくなった俺は、愛葉ちゃんが身に着けていたパジャマとパンツを脱ぎ捨てて裸になった。
「す、すげえ…。ホントに愛葉ちゃんに…、女の子になってるのか…。」
股間は薄っすらと産毛が生えているが、ツルツルと言ってもいい状態だ。
記憶によると初潮はきているが、まだ発育していないらしい。
胸はぷっくりと出っ張っているだけで、まだ乳房と言える状態ではない。
ちょこんと付いている乳首が可愛らしい。
尻は…。俺は上体を捻って尻を見てみた。
「おおっ!♪」
小さいが子供らしい可愛らしい尻だ。
触ってみると心地よいプニプニとした感触がする。
お母さんの双葉さんはお尻も大きくてスタイルが良いけど…
この愛葉ちゃんの体も双葉さんみたいになるのかな?
俺は自分の(愛葉ちゃんの)尻を撫でさする。
う…?何か下腹が…、何というか切なくなってきた…。
俺は、今度は両手で腹を触った。
よく考えたら、この中に愛葉ちゃんの子宮が納まってるんだよな?
愛葉ちゃんも大人になったらこれを使って子供を産むんだよなあ…。
俺は変な感慨に浸る。
俺は、愛葉ちゃんの脳から記憶を読み取った。
ふーむ…。
…どうやら愛葉ちゃんは自分の体の発育の遅さに悩んでいるらしい。
『みんなの胸が膨らんできたのに私だけなんで…。』
愛葉ちゃんの心の内が聴こえてくる。
むう…何とかしてやりたいな…。
!
そうだ!
ネットのエロサイトで読んだ事があるが、女の体は成長期に恋したりオ○ニーしたり
すると巨乳に成長しやすいと書いてあったぞ!!
何でも『女性ホルモンの分泌が促進されるから何ちゃらかんとか』…って、話だった筈!
多分間違いない!!!
「まかせてくれ愛葉ちゃん!オレが愛葉ちゃんのボディをナイスバディにしてあげるよ♪」
俺は自分の決意を口出して言った。
愛葉ちゃんの透き通ったソプラノボイスが俺の口から出てくるなんて…なんて最高なんだ。
俺は愛葉ちゃんのオッパイ(とは言えないほど小さいが)に手を触れた。
「うーん…。やっぱり小さいなあ…。お母さんの双葉さんは巨乳だけど成長する前はまな板だった筈だよな?
コレもあんな風に大きくなるのかな??」
乳首を指で突くと、ピリっとした快感が感じられた。
「あん!…💛」
と、清彦は愛葉の体を愉しんだ。
一方その頃、美咲(俊明)は…
美咲(俊明)は、アパートの自分の部屋でもの思いに耽っていた。
生前の俊明は情緒が不安定でその不安を押し込める為に過食に走り、結果として超肥満体型になっていたのだ。
思春期になり異性が気になり始める時期になっても女性に興味が沸かず、それどころか唯一の友人である清彦に
邪まな愛情を感じている自分に気が付いてしまい、俊明はそんな自分に自己嫌悪を抱いていた…。
…だが、今の美咲(俊明)にとってそれは遠い過去の事だ。
美咲(俊明)は片手で自分の乳房に手を触れ、もう片方の手で腹部を触りながら考える。
(じ、自殺してまで手に入れた、この…緑川美咲先生の体…。)
(き、清彦君にたくさん愛して貰って僕…幸せだ💛)
美咲(俊明)はポッテリと膨らんでいる自分の腹部を優しく撫でさすった。
妊婦検診の日が明日なのを思い出した美咲(俊明)は、何時もより早く眠りに就いたのだった。
次の日美咲(俊明)は、妊婦健診の為に産婦人科に向かった。
だいぶ重たくなってきた腹を抱えながらだったが、足取りは軽かった。
「ふん♪ふん♪ふ~ん♪うぇ~いいっ♪」
妙なテンポの鼻歌を歌いながら歩く美咲(俊明)は、道行く人の人目を引いた。
しかし、笑顔を浮かべ優し気に自分の腹を撫でながら歩く妊婦の姿に、多くの人は微笑ましい気持ちを抱いたのだった。
美咲(俊明)は産婦人科の医院に到着した。
健康保険証と母子手帳を受付で渡し、美咲(俊明)は待合室のソファーに腰かけた。
待合室の隣室は託児室になっていて、透明なガラス越しに子供が遊ぶ様子が見える様になっている。
美咲(俊明)は待合室での順番待ちの間、幼児達の姿を眺めるのを好ましく思うようになっていた。
今日の託児室には幼女が一人だけいる。
託児室の中を元気に駆け回るその幼女は、とても整った容姿をしていた。
「か、かわいい~💛」
思わず声に出してしまう。
…すると隣に座っていた若い女性が突然、美咲(俊明)に話しかけてきた。
「がはは♪当然じゃっ!我が『種田家』の種でこしらえて、ワシ自身が腹を痛めて産んだ子じゃからのうっ♪」
その見知らぬ女性は、女性とは思えない爺臭い口調で話す。
だがその女性は口調とは裏腹に、とても美しい外見をしていた。
">
見知らぬ女性は、何となく…いや…かなりオヤジ臭い目つきで美咲(俊明)の体を
舐めまわすように見ている。
「ほっほ~う♪見た所あんた初産じゃな!どうじゃ?違うか?」
「えっ!?な、なんで分かるんですか??」
美咲(俊明)は驚いた。
「年の功ってやつじゃよ♪しこたま女を孕ませてきた経験じゃな♪うはは💛」
美咲(俊明)はこの女性の言動に違和感は感じるが…、しかし何故か不思議と嫌悪感は感じなかった。
「…あんたは腰がしっかりしてケツが大きいから、間違いなく元気で賢い赤ん坊が産まれて来るじゃろうな💛」
見知らぬ女性は、美咲(俊明)の膨らんだ腹部に視線を送りながら言った。
「ほ、ほんと!?あ、ありがとうございます♪」
美咲(俊明)は、まだ見ぬ我が子を初めて褒められて非常に嬉しい気持ちになった。
「お、お子さんとっても可愛らしいですね♪羨ましいです💛」
お礼の意味も込めて美咲(俊明)は、女性の子供を褒める事にした。
「がははっ♪ありがとう♪『種田の子種』は日本一じゃからのうっ!」
…そう言いつつ女性は何と、自分の股間をサワサワと撫でさすりながら言葉を続けた。
「ココにぶち込ませて一発で孕ませた…、『孕んだ』んじゃよっ!流石は我が『種田の種』じゃ!
驚異の受精率じゃったわい♪」
「そ、そうだったんですか!」
美咲(俊明)は心から驚きを感じ、子作りに超前向きな女性を眩しく感じた。
(ぼ、僕もこの人みたいな立派なママにならなくっちゃね!)
美咲(俊明)は我が子を産み育てる決意を新たにした。
「緑川さ~ん。緑川美咲さん、どうぞ診察室にお入り下さい。」
名前を呼ばれた美咲(俊明)は、見知らぬ女性に別れの挨拶をして診察室に向かった。
医師から問診を受けた後、促されて診察台に横になる。
この診察台に寝るのは初めてではない。
股を大きく開いて局部に処置を施せる仕組みになっている婦人科用の診察台だ。
初めてコレに横になった時は緊張したが、美咲(俊明)は女性として、新しい命を宿した
女になった事を実感させてくれてくれる、この診察台に横たわって検査を受けることに
悦びを感じるようになっていた。
局部への処置が終わった後、今度は腹部の超音波エコー検査が始まった。
ぬるぬるとしたジェルを露出させた腹部に塗布される。
それが終わった後、医師は手に持った超音波プローブを美咲(俊明)の腹部に押し当て始めた。
診察台脇のテレビモニターに美咲(俊明)の体内の画像が映し出される。
「これが頭で…、この部分がお尻になります。」
医師が丁寧にモニターに映し出された胎児の説明をする。
美咲(俊明)は感動に打ち震えた。
死ぬ前の元の体の時も腹は出ていたが、アレは中身が脂肪が詰まっただけのものだった。
しかし、この今の体の中には清彦の小さな分身が息づいているのだ。
美咲(俊明)は医者に質問する。
「あ、あのう先生…。セック…性行為はやっぱりしちゃだめですか?」
医者は極めて冷静な態度で応じた。
「いえ、そんな事はありません。あくまで自己責任になりますが、体と胎児に負担にならない
ように気を付ければ基本的に問題ありません。」
「そ、そうなんですか!?」
「むしろ夫婦関係を良好に保つために有効だという説もあります。」
「な、なるほど!」
「ただ、あくまでも体と赤ちゃんに負担にならない範囲にするようにして下さい。」
「は、はい♪」
検診を終えた美咲(俊明)は、足取りも軽く自宅に帰ったのだった。
・
・
・
その後清彦は、一週間に渡って学校が終わると小学6年生の女の子『中谷愛葉ちゃん』の体を乗っ取り
自慰に励んでいた。
(明日は土曜日だ!一日中愛葉ちゃんの体に憑依し続けよう♪)
…と思っていた所、美咲(俊明)からメールが届いた。
『ひどいよ!清彦君!もう一週間もウチに来てくれないじゃん!明日は来てくれるよね?
来てくれないと僕もお腹の中の赤ちゃんも泣いちゃうよ?(;Д;)』
んだっ!?うるせーな!バカヤロー!今それどこじゃねーんだよ!クソヤロー!
愛葉ちゃんの胸を立派なオッパイに成長させる為に忙しーんだよ!俺は!?
ん…?待てよ?『愛葉ちゃんの体に憑依して』美咲(俊明)のアパートに行けば一石二鳥じゃないか??
俺は…。
〈愛葉ちゃんの体に憑依して、美咲(俊明)のアパートに行く〉
〈愛葉ちゃんの体に憑依する。美咲(俊明)の所には行かない。〉
\
うーん…。
やっぱり美咲(俊明)の所に行くか。俺には産まれてくる赤ん坊の父親としても責任があるし…。
それに俺って昔から責任感が強いからな!なんて良い奴なんだ俺はっ!
愛葉ちゃんの体に乗り移って行って、美咲(俊明)を驚かしてやろう♪
まだ愛葉ちゃん以外には憑依した事がないけど、俺はすっかり愛葉ちゃんの体を気に入っていた。
愛葉ちゃんの体は、俺が女になりたい時に乗り移る『セカンドボディ』にさせて貰う事にしようと思っている。
次の日の朝。
俺は憑依薬を服用して霊体になった。
興奮で一睡も出来なかったので非常に眠くかったるかったのだが、霊体になった途端に
疲労感と眠気が雲散霧消するのを感じる。
俺が愛葉ちゃんに乗り移っている間に、俺の本体は十分な休養をとれる訳だ。
なんと合理的なんだ!
俺に体になってくれる愛葉ちゃんは、俺が彼女に成り代わって性行為をする事で体の成長が促進され、
近い将来に女らしい立派な体に成長出来ると言う訳だ。
我ながら何と素晴らしい計画なんだ!!
俺って凄く良い奴じゃ~~ん!!?
俺は内心で自画自賛しながら、霊体の状態で愛葉ちゃんの家に向かった。
愛葉ちゃんの部屋に入ると、彼女はパジャマを脱いで着替えている最中だった。
おほっ!か、かわいいな~!
肌もプニプニだし、髪もツヤツヤ!何時まで見てても飽きないが…。
そろそろ…。お邪魔しま~~す♪
俺は彼女の顔面に飛び込んだ。
「きゃ…ひいっ!!」
一瞬、愛葉ちゃんの悲鳴が聞こえたが、次の瞬間には俺は肉体の重みを感じていた。
「………。」
股間を触ると、当然イチモツは存在せず女の体になっている事を示していた。
「あ~♪やっぱり愛葉ちゃんの体は居心地が良いなあ!」
俺の喉から、心地よいソプラノボイスが発せられる。
「ん!?ちょっと汗ばんでるな…?」
どうやら愛葉ちゃんは、睡眠中に寝汗を掻いていた様だ。
俺は右腕を高く上げて脇の下の匂いを嗅いだ。
メインヒロインは決まっていて違和感無いですし文章からそのキャラで脳内再生してますが
他はイメージ画像のたびにキャラが変わっているので逆にイメージし辛くなってます。
それくらいならかえってイメージ画像がない方が読者が独自にイメージして脳内再生するので楽しめると思います。
イメージキャラは固定か逆に無しでお願いします。
イメージ画像の再検討と張り替え削除を行いました。
検索性の向上にもならない、他の作品に出てくるわけでもないアイテムですし実質不要なタグではないかと思います
あと「ジャバザハット」タグも…
作品的にはジャバザハットのイメージがとても重要なのかもしれませんが、読者としてはとても萎えます…
正直言えばこのリレーシリーズ1本目のジャバザハットの挿絵も苦手でした
読む気力が激烈に削られます…
ごもっともな意見ですので、「ズッコン抜魂」タグを削除しました。
ただ、ジャバザハットの挿絵は消しません。ご了承下さい。
新スレを作る予定ですので、よろしければ是非ご参加下さいませ。
ごもっともな意見ですので、「ズッコン抜魂」タグを削除しました。
ただ、ジャバザハットの挿絵は消しません。ご了承下さい。
新スレを作る予定ですので、よろしければ是非ご参加下さいませ。