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TSドミノ

2017/07/08 02:47:09
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「さあ、次はあなたの番」
「最後に残った君が女になる」
「あなただけ男のままなんてありえない」
「ふふっ、すてきなおっぱいでしょう。これが君のものになるの」
「女になるのはすてきよ」
「さあ、早く女になっておしまい」

俺は教室の隅に追い詰められ、腕と足を掴まれた。
一人一人は女だから大した筋力ではない。だが、二十人以上もの女たちに囲まれていた。逃げることはできなかった。
俺は腕と足を持ち上げられ、机の上にあおむけにされた。
むせかえるような女たちの匂いの中で。
「ふふふ、立っちゃってるじゃない」

学生服の上から股間を触っているのは俺の友人、たくみだった。
「たくみ。やめろ」
「あらあ、昔の名前で呼ぶのはやめてよ」
でかいおっぱいをさらしながら体をよじって恥じらうそぶり。
「ふふっ。でも今日女になったばっかりだから、今の名前は考え中、あははは」
そう言いながら俺の股間を撫でさする。

「まさひこも、俺の手を離せ」
かつて男だった級友たちに呼びかけても、彼、いや、彼女たちは、にやにやうふふと笑うだけだ。
「さあ、脱がしてあげましょうね」
手足を抑えられたまま、俺は学生服を脱がされていった。ぴょん、と肉棒が屹立しているのが自分でもわかった。
「ああら、ご立派よ。そんなに興奮してるの」
裸の女に囲まれているのだ。それはしかたないだろう。
そんな俺を、眼鏡っ子になったのぶひろが微笑みながら見つめていた。


俺は朝からの出来事を思い出した。
隣の席のたくみが遅刻ギリギリでやってきた。
「学校のそばに公園があるだろう」
学校の北側にある公園だ。北から来る生徒はその公園を突っ切ると近道になる。
「痴女がいたんだよ。あたしとやってぇ~って。おっぱいのでかい女でさ。思わずトイレの裏で犯っちまった」
またたくみがくだらない与太話を、と話し半分で聞いていたら、言い終わるか終わらないかのうちに、うぐっ、と妙な声を出してたくみが机に突っ伏した。

「がっ、うがっ、あっ」
たくみは机に突っ伏しながら体をぴくぴくと跳ねさせていた。
「あう、あああっ」
声が少し甲高くなった。それと同時に、たくみの体は少しずつ縮んでいった。
「お、おい、たくみ」
たくみの前の席のまさひこが心配そうに声をかけた。
「あ、あ、あ、あ」
体を反らせたたくみの胸が、次第に膨らんで来た。

「つらい、痛い、苦しい」
うめきながら、暑いのか、たくみはシャツのボタンを外して胸をはだけた。その胸がどんどん膨らんで行った。さらにズボンもパンツも脱いだ。そこに男性器は無かった。女の股だ。
うめくのをやめたたくみは、彼、いや彼女のひとつ前の席のまさひこの両肩を両手で掴んだ。
「しよう。せっくす、しよう」
たくみの眼はらんらんと輝いていた。

その頃にはもうクラスの女たちは教室から逃げ出していたと思う。だが、男たちは胸と下半身を丸出しにした女を目の前にして、動けないでいた。
たくみに肩を掴まれていたまさひこも、魅入られたように、いや、蛇に睨まれた蛙だったか。
いつの間にか、まさひこは床に押し倒されていた。たくみがキスをした。全身を押しつけながらのキスで、まさひこの魂を抜こうかとでもいうように、長い時間、唇を重ねていた。
キスが終わると、おおきなおっぱいを揺らしながら、たくみはまさひこの学生服を脱がせていった。

「や、めろ」
俺は確かにまさひこがそう言うのを聞いた。
ふだんは性欲満タンの男子ではあるが、さっきまで男だった女にのしかかられて犯される。それは恐怖を感じるものであったらしい。
しかしまさひこは動けない。されるがままにパンツまで脱がされた。その男根は高らかにそびえていた。その上に乗ったたくみの、いや、たくみだった女の腰が沈んで行った。

「ああうっ」
女が痛そうに呻いた。出来たばかりの膣に処女膜があったのだろうか。
「はあっ、あっ、あっ」
だが痛そうにしていたのはわずかな時間だった。女はまさひこの上で腰を上下に動かし始めた。
「ああ……、いい……」
苦しげな顔は次第にとろんとしてきた。
まさひこは、というと、俺も自慰の最中はあんな顔をしているのだろうか。歪めて、なにかに耐えているような、それでいてだらしない顔だった。
「う……」
まさひこがなにか呻いた。それを聞いた女の腰の動きが鈍くなった。
「いいん、でしょう。気持ち、いいん、で、しょ。あたしもさっきまで、男の子だった、から、わかる。ふふ、まだよ、まだよ」
じっくりとなぶるように。そうだ、簡単には達しないように腰をゆっくりと動かしているのだ。

「あ、あ、」
耐えきれなくなってきたまさひこは下から腰を突きあげた。
「いい、いいわ。これが女の感じ。なんて、なんて気持ち、ああ、いい、最高、もう、なんでも」
女の言っていることは次第に意味をなさなくなってきた。
「いっしょに、いきましょ。あ、あ、これがいくって感じ、なの、なの、ああ」
二人の結合部はじゅぽじゅぽといやらしい音を立てていた。俺を含む男たちはその二人を取り巻いて見つめていた。隣のクラスの男たちもやってきたようだった。
「はあ、あ、いいの、いいのぉ」
下になっていたまさひこの腰の動きが激しくなってきた。彼の顔つきがまた歪んだ。
「う、っ」
「はあぁぁぁ」
射精したのだ。女は白目を剥いて空中を見つめた。こちらも絶頂に達したのだろうか。女はしばらく動かなかった。じっとしたまま絞り取った精液を残らず吸い上げているように感じられた。
それから、女はゆっくりとまさひこの上に倒れ込んだ。
「いいわぁ。最高よ。まさひこ」
女の股間から、まさひこのペニスがずるっと外れた。白濁液がてらてらと光っていた。

ことが終わってからもたくみだった女は添い寝するようにまさひこに寄り添っていた。
「これから女になるの。大丈夫。とても素敵なことよ」
などと囁いていた。
それから何分経っただろう。5分? 10分? 突然、まさひこが体をびくびくと震わせた。
「あ、う、ぐっ」
素っ裸だったまさひこの股間にまず異変が起きた。だらりと垂れ下がっていたペニスが縮んでいき、その真下にあった筈の陰嚢とタマが消えていた。
「あ、あ、あう」
体全体が縮むとともに、胸が膨らんでいった。まさひこも女になっていくのだ
うめき声が止むと、まさひこは、むくっ、と起き上った。

「欲しい。男が、欲しい」
女になったまさひこが呟いた。俺は戦慄した。セックスすると女になり、女になると強烈にセックスがしたくなり、セックスをすると次の男が女になる。これは男がいなくなるまで続くのか。
その時、がらっ、と教室の扉が開いた。
「お前たち、何をやっているんだ!」
担任の山崎先生だった。

「なにやってるんだ、って、セックスですう。あははは」
「馬鹿を言うな」
普段は堅物で冗談のひとつも言わない山崎先生は、たくみ(だった女)に一喝した。
「山崎先生、こわ~~い。きゃはは」
たくみは先生を小馬鹿にしたような声を出した。もともと男の時から軽い奴だった。
「お前は誰だ。それからそこの女子生徒も見おぼえがないが」
「あたしはたくみ。こっちはまさひこですぅ」
「たくみ? まさひこ? そんな馬鹿な。どこの女子だ。お前らは」
その時、まさひこが立ち上がって、たくみを制して言った。
「先生。あたしを抱いて下さい」
「な、なにを言っているんだ」
「あたし、先生としたいの。さあ、来て」
まさひこは山崎先生に背中を向け、上半身を机の上にうつぶせにした。むきだしな下半身を突きだすようにして。尻と肛門と女性器が露わになった。
「な、にを、馬鹿、なこ、とを、言ってい、るんだ」
山崎先生の口調がおかしくなった。

女の性器を見るのは自分には初めてだった。その、おま××とやらは、想像したものよりは生々しい色と形をしていて、愛液のせいか濡れて光っていた。
その性器丸見えの女の尻に向かって、先生は一歩一歩近づいていった。
「こんな、ことは許されん。神聖なな教室で、女が尻を丸出しにするなどとと」
ところどころどもりながら、先生は歩み続けた。
「だいたい、わわが校は勉学にいそしむ進学校で、朝からこんな、そもそも性行為というのは結婚し許された、だ男女の間で夜に閉め切った部屋で行うべきものであって」
一歩、また一歩。
「わたしが教師を始めて十二年。こんなみだらな光景をわたしの教室で見ることになるとは。許されん。許されんぞ」
先生が足が止まった。女の尻まであと一メートル。その尻の中心、あの部分を凝視しているのは間違いなかった
「なん、て、いやらしい、眺めなんだ」

先生の手はぶるぶると震えていた。
「だ誰か、この手を止めてくれ」
先生の手はただ振動していたのではなかった。勝手に手が動いているのを先生自身は止めようとしていたらしい。
「誰か頼む」
しかし、学生の俺たちは誰も動くことが出来なかった。
先生は震える手でベルトを外した。
「こんなことは許されない。私は教師だ」
先生はズボンも脱いでしまった。
「こんな、生徒たちが見つめる中で裸になって、行為におよぶなどと」
さらにパンツまで脱いだ。
「私には妻もいる。二人の子どももいる。妻も教師だが下の子が生まれたばかりで育児休暇中だ。子どもの世話をしながら私の帰りを待っている」
先生はまた一歩前へ進んだ。もう女になったまさひこの尻が目の前だ。
「ここで性行為におよべば、懲戒免職は免れない」
先生は、まさひこの尻をつかんだ。
「こんなことをするわけには、いかないんだぁー」
先生のペニスが××んこに突き刺さった。

「ああああ」
「おおおお」
衆人環視の中で、セックスをする男と女の声が教室内に響いた。
「こ腰が止まらん」
先生はカクカクと出し入れを続けていた。
「お、かしい。妻との時とは違う」
奥さんとの時よりも気持ちいいのだろうか。
「あ、お、う、何か、出そうとしているのに、何かが自分の中に入ってくるような気がする。それで、せ、いえきじゃないものも、出ていくよううな」
一方、犯されているまさひこは、ただ快感をむさぼっているようだった。
「あん、あん、あん」
「ああ、さら、許してくれ。もう、やめられん」
先生の奥さんは、さら、と言うのか。

「あ、お、うっ」
女のまさひこは感極まった顔で無言だったが、山崎先生は放出の時に声を放っていた。なんだか男と女のイメージが逆だった。先生ががくっと首を垂れた。セックスは終わったのだ。
先生は性行為のあとに下半身裸のまま座り込んだ。
「ああ、欲望に負けてしまった。わたしは教師失格だ」
誰も声をかけられないまま何分かが過ぎた。
「うぐっ」
俺は戦慄した。たくみが女になり、まさひこが女になり、今度は山崎先生が、と。
「が、あ、あ」
先生はそっくり返った。その陰部のペニスとタマがあれよという間に姿を消していった。
「え、うむ、くあ」
先生の体は全体が縮んでいき、体全体が柔らかい形に変化して、さらには胸が隆起していった。
「あああ、は」
その声も甲高いものに変わっていた。陰部にはいつの間にか溝、まさひこのものと似た性器が出来ていた。
「ん、ぐっ」
山崎先生も女になってしまった。

「ああ、したい。耐えられない」
山崎先生は机に乗ると、体を斜めにひねりながらシナをつくりながら女陰を見せつけた。
見たことはないのだが、あれはストリッパーのポーズではあるまいか。
「ああ、これこそぼくの理想の女だ」
ゆうとが先生の前に進み出た。
「さまざまな異性と遍歴を重ねてきた、熟れた体に違いない」
先生は女としては処女なのだが、ゆうとにはそう見えたらしい。そう言えばゆうとは、熟女が好きだ、ほらほらぼうや来て、みたいな性行為がいい。あるいは、未亡人が子供を寝かしつけたところでいたしたい、などとよく言っていた。
「いいのか、ゆうとも女になるんだぞ」
誰かがそんな声をかけた。
「かまわない。一生に一度のセックスでもいい。こんな女の人と出来るのなら」
ゆうとは服を脱ぐと、山崎先生に突撃していった。

「先生、せんせいっ。最高ですっ。先生の中、ぬめぬめと絡みついて、処女なのに、百戦錬磨の大ベテランって感じですっ」
「ああっ。生徒を犯したばかりか、生徒に犯されるとはっ。でもいい。気持ちいい。これが女の、感じる、ってことか」
二人はそれぞれに感極まって、大きな声を上げながら達していった。
「うおおおぉーう」
「あはははぁーん」
行為が終わってしまえば、今度はゆうとが女になる番だった。
「うぉうっ」
呻くゆうとの横で、山崎先生は悄然としていた。

「なんということだ。教師でありながら、教室で、生徒を犯し、女になって、生徒に犯され、それぞれに快感をむさぼり、いったい家に帰って、妻の沙羅になんと説明すればいいんだ」
「これから世の中は変わってしまうのよ」
まさひこは、自分も女になったばかりだというのに、何もかもわかったような口調だった。
「わたしや先生だけじゃないの。男の人はみんな女の人に変わっていくの。先生、女になると、なんだか気分がいいでしょう」
まさひこは先生の腕を手でさすった。
「こうするだけで、なんとなく気持ちいいでしょう」
「ああ、そうだね。肌をなでられるだけでも、なにかこう、いい気分がする」
「だったら、女になったことを受け入れて、女を楽しみましょう」
その頃、ゆうとはすっかり女に変わっていて、男を求めていた。
「ああ、やりたい、誰か、して、抱いて」

「わたしが、します」
その声に周囲が驚いた。だいきの声だったからだ。だいきは普段、なよっ、とした口調や態度で、ゲイじゃないかと噂されていた。高校生の男子は男同士になるとエロ話に講じることが多いのだが、だいきがそれに加わったことはなかった。
「抱けば、女になれるんだよね」
ああ、そういうことか。なりたいのか。周囲は納得した。
だいきは裸になった。
「立って。わたしのこれ。ふだん、いらないものって言ってごめん。今だけ、立って。おねがい」
真剣な声でだいきは男のシンボルに祈りをこめた。それは、ゆっくりとそそり立ってきた。
「よかった。それでは、ゆうとさん。お願いします」
だいきは一礼してからゆうとの中にそれを沈めていった。

「あ、あん、ああん、あん」
ゆうとは感じていたらしく色っぽい声を出していた。
「わ、たしが、女の人とこんなことをするなんて」
だいきはそんなことを言っていたが、腰を動かす様子は男性と変わりなかった。
「あ、あ、ゆうとさん、出そうです。あ、出ますっ」
「あああーーーっ」
だいきは放出した。ゆうとはオーガズムに達した、らしい。
「良かった。これで女になれる。うっ」
今度はだいきが女に変化していった。
ふと、これは性がなにもかも反転するということなのかと考えた。体が男で心が女なら、体が女で心が男に変わりはしないか、などと。
ほどなく、だいきの体は女らしくなっていった。
「うれしい。わたし、おっぱいがある。お股もスッキリ」
どうやら心は反転しなかったらしい。ともかくこの教室で性行為をすると、それ以前はどうあれ、体も心も女になってしまうようだ。
「ねえ、こうじ君、わたしを抱いてよ」
だいきが叫んだ。

こうじはすらりとした長身で、男性モデルでも出来そうな美男子だった。
「あたしが女だったら抱ける、って言ったでしょう」
そういう会話がかつてこうじとだいきの間であったのだろうか。それにだいきはこうじのことが好きだったのかもしれない。
こうじはだいきの前にやってきた。女に指名された男は、女の言う通りにするしかないのだ。
「ああ、いいよ。もちろん」
こうじは服を脱いだ。筋肉質、というほどでもないが均整のとれた肉体だ。次はこのこうじが女になるのか。少し勿体無い気もした。
「だいき、可愛くなったな。それに綺麗な体だ」
「うれしい」
この二人は恋人同士のように、キスから始めた。キスが終わるとこうじはだいきの乳房を口に含んで愛撫した。
「ああ、こうじ。すてき。ずっとこうされるのが夢だったの」
この教室で男は、女の望む形でセックスをしなければならないのか。それともこうじがこうしたセックスを経験して来たのか。
「じゃあ、入れるよ。緊張しないで」
「うん。こうじ、来て」
これが恋愛ドラマだったら、官能的で感動的な場面なのだろうが、ここは教室で衆人環視の中なのだった。
「うっ」
「ああーっ」
二人は美しく性行為を完結させた。教室の床の上で。

この頃だったろうか。山崎先生の指示のもと、先に女になったものたちは高さの同じ机を十脚ほど一方に集めていた。床よりも机のほうがまだ綺麗だと思ったらしい。それ以後の性行為は机の上で行われるようになった。その机の周囲を女になった者も男のままの者も取り囲んだ。つまり、セックスが見やすくなった。
次に女になったこうじにのしかかろうとしたのは、その時一番前に立っていたしゅんただった。
「うひょぉー、こうじ君、イケメンだったけど、女になったらすんごい綺麗っす。そのまんまモデルさんになれるんじゃないっすか。あ、本当に俺でいいっすか。じゃあ、行っきまーす」
しゅんたはクラスで一番のおちゃらけものだった。
「お前は女になってもいいのか」
「こぉんな綺麗な女の人が目の前で股を開いてくれるんすよ。そうりゃやりまっす。後のことなんか考える必要ないっす」
そういえば、しゅんたはそういう奴だった。
「それじゃあ、こうじさん、やさしくいたしますからね」
なんでこんな奴に絶世の美女が犯されるところを見なければならないのか。しかし、俺たちはその場所をどうしても動けない。見つめていることしか出来なかった。

「うっひょーっ、こうじさん、気持ちいいっすー。セックス、最高っすよぉー。中出しいいっすかぁー、もう出ちゃいまっすー」
性行為中もしゅんたはひとときも黙ってはいなかった。いっぽうのこうじは、うっうっ、とくぐもった声を出していた。その感極まった表情から、このしゅんたのピストン運動に感じているのがわかった。
「くっ」
こうじが苦しげな顔から穏やかな顔に変わった。イったのだ。
「出ますよ、出ましたぁー」
最後までしゅんたはうるさかった。
「ああ、わたしの大好きなこうじ君が女になってしまった」
だいきは落胆していた。せっかく女になっても、好きだった男まで自分と同じ女になってしまったのだ。
「しょうがないさ。これから女どうし、仲良くしていこうよ」
しゅんたとのセックスを終えたこうじが、だいきを慰めていた。
その後ろでは、
「うっひょー、ぼいんぼいんですっ。わったっしも、ナイスバディじゃないですかぁー。濡れ濡れのわたしを誰が抱いてくれるのかな、犯してくれるのかな、さあ、カモン、カモォーーーン」
女になったしゅんたも、相変わらずうるさいのだった。

教室の中の男たちは、時に騒がしく、時に静かに、一人、また一人と女に変わっていった。
始めの頃は山崎先生のように、女になることに心理的に抵抗しているものもいた。
「嫌だ。お、俺は男のままでいたい」
半分くらいが女になる頃には、男であり続けることを諦めるような者が出てきた。
「仕方ない。これも運命というものか」
女のほうが増えてくると、彼らはむしろ早く男をやめてしまおうという口調になってきた。
「やっと俺の番か。待ちくたびれたぜ」
だいきはこうじを指名したが、そうしたことがなければ一番前で性行為を見ていた者が次に女になった。
女になった男は、女になると目の前の男に性行為を求める。股を愛液で濡らしながら。そしてセックスすると、例外なく絶頂に達していった。

そして女になるとわざとらしいほど女らしい言葉づかいをするのだった。
「あたし、女になるのがこんなにすばらしいことだなんて知らなかったわ」
女どうしでそれに同調する。
「そうよ。女ってすてき」
「あたし女になれて幸せ」
若くみずみずしい女たちでありながら、その同調した声は映画で見るゾンビを思わせた。
俺は次々に女になっていく級友たちを見ながら、ひょっとして彼らは単に性別が変わるのではなくて、男の頃に考えていた、女とはこういうものだ、という女に変わっているのではないか、と思った。
女は集団で行動したがる。
女は男にペニスを突っ込まれると喜ぶのだろう。
セックスをすれば感じるのだろう。そして男の何十倍とか言うオーガズムに達するのだろう。

「こうじ、ネカマみたいな話し方はやめて」
だいきの声が聞こえた。もともと頭の中が女だっただいきにしてみれば、女とは自分の本来の姿であって、女とはこうしたものだ、という幻想も思いこみもなかったに違いない。
太陽は西に傾きかけていた。朝に始まったこの教室のドミノ倒しのような性転換も、長い時間を経て終わりに近づいていた。
もう男は俺の他に一人しかいなかった。その最後の仲間、のぶひろはセックスの真っ最中だった。
「おかしいです。男の人と、女の人は、愛し合ってからこういうことをしないといけないです」
のぶひろは背が低くて、メガネをかけていて、運動が苦手で、でも頭は良かった。ムキになりやすい所があって、仲間から、からかわれることが多かった。
「こんなのが、本当のセックスじゃありません」
ペニスを女陰に出し入れさせながらそんなことを言ってもまったく説得力がなかった。
「ああ、だめだ、出ちゃう、出ちゃうよぉ」
情けない声を出してのぶひろは射精した。もちろん、犯された女は色っぽい声を上げて絶頂に達していた。
今度はこののぶひろが女になるのか。
そして、いよいよ、「俺の番」だった。

俺が感じていたのは恐怖だった。女になることというよりも、自分が自分でなくなってしまう恐怖だ。
だが俺は動けない。どうして動けないんだ。そもそもこの教室はおかしい。朝、女たちが出て行って、騒ぎを聞きつけた他クラスの男が入ってきて、担任の山崎先生が来て、それから人の出入りが無い。そして男どもは無抵抗に女になっていく。
フェロモン、という単語が頭に浮かんだ。なにか運動神経と知覚神経を麻痺させるフェロモンが教室内に充満しているのだ。だから教室内の者は外に出ていけないし、教室外の者は中に入れない。
動けない俺の前に女たちが迫ってきた。
「さあ、次はあなたの番」
「最後に残った君が女になる」
「あなただけ男のままなんてありえない」
「ふふっ、すてきなおっぱいでしょう。これが君のものになるの」
「女になるのはすてきよ」
「さあ、早く女になっておしまい」
女たちのおっぱいは一様に大きかった。女とはでかいおっぱいを持つものだ。そう思っていた男どもは、でかいおっぱいの女に変わってしまうのだろう。

俺は女たちに捕まり、机の上にあおむけにされた。そして学生服を脱がされ、裸にされてしまった。俺のペニスはぴんと立って空中にそびえていた。
「山崎先生、こんなことでいいんですか」
先生は机を並べ、男たちが女になっていくサポートをしていた。だがここで、教師の常識というものに頼ってみたくなった。
「これから世の中は変わっていくのだ。性も常識も何もかも」
山崎先生は俺にさとすように言った。
「この教室は巣だ。雛だった男は、女に育ち巣立っていく。いや、繭のようなものか。芋虫だった男は女へと変態し、蝶となって教室の外へ飛んで行くのだ」
目の前には女になったのぶひろが迫ってきた。背の低い眼鏡っ子だ。こんな時でなければ、可愛らしいと思っただろう。
「あ、あの、わたし、男の子の時から、女の人を抱く、とか犯す、とか考えられなくて、ひとりでするときも、寝ているところに女の人がのしかかってくることばかり想像してきたんですけど、だから、これから、わたしのほうがのしかかりますね」
可愛らしい処女が可愛らしい声でそう言った。

のぶひろだった眼鏡っ子は肌が白くて、よくよく見ると顔にそばかすがあった。芸が細かい。いや、感心している場合ではない。
「愛し合ってからこういうことをしないといけない、ってさっき言ってなかったか」
「だってわたし、したいんですもの。うふ」
下半身を丸出しにしたのぶひろは、男のものが本当に無くなっていて、しなしなとした陰毛ばかりが見えた。
「じゃあ、いきますね」
のぶひろは腰を沈めていった。
「あっ、つっ、痛っ」
つらそうな顔だ。
「でも、あたし、耐えてみせますっ」
一方の俺は、
「うぉっ」
と声をあげていた。
ややきつめの締め付け。さらにぬめぬめとした肉襞が俺のペニスにまとわりついて、うごめくように刺激を与えていた。
「くっ」
俺は童貞だった。こんなにセックスが気持ち良いとは思いもよらなかった。
「動き、ます、よ?」
まだ痛そうな表情ののぶひろはゆっくりと腰を上下させていく。
「あ、お、うっ」
こみあげてくるものがあった。秒単位で射精してしまいそうだった。
だが、のぶひろの動きが止まった。
「ふふっ、まだですよ」

のぶひろの膣内は亀頭にどんぴしゃりの刺激を与えた。たちまち射精してしまいそうになるのだが、そうなるとのぶひろは腰の動きを止めた。
「あたし、わかるんですよね。顔を見るだけで出そうなのかどうか」
上になって腰を上下させグラインドさせあるいは動きを止め、のぶひろは笑いながら言う。
「いつまでも、出そうで出ないのって、たまらない気持になるでしょ。あたしよく自分でそうしていたからわかるんです」
こいつは男だった時にどんな自慰をしていたんだ。
「まだですよ。長く長く楽しみましょうね」
焦らしに焦らされる。一刻も早く出してしまいたい気持ちにかられる。
「いいんですか。出しちゃうと、女の子になっちゃうんですよ」
そうだった。しかし、この拷問は耐えられない。
「ねえ、あたしのおっぱい、どうですか」
目の前にのぶひろの膨らんだ胸があった。
「せっかくだから、揉んでくださいよ」
いつの間にか、俺の手足は自由になっていた。女たちがセックスしている俺達を見つめている気配がする。無理矢理動けば逃げだせたのかもしれないが、ペニスに間断なく刺激を与えられて、とてもそんな気になれない。
そして目の前には女のおっぱいがぶら下がっていた。俺は手を伸ばして、その胸を掴んだ。
柔らかい。他の女たちと違って少し小さめだが貧乳というほどではない。男の手の平にちょうどおさまる。それをやわやわと揉みしだいてみた。

「ああ、いいです。男の人と、してるんだ、って気持ちになります。女の胸は揉まれてなんぼですよね」
女の胸を下から揉んでいるといくらか気が紛れてきた。
「いぉっ」
かと思うと、またきゅいっと締めつけてくる。
「あ、ここ、いい」
のぶひろは俺の上で腰を動かしながら、ちょうどいいスポットを見つけたようだ。
「あ、はん、ああ」
色っぽい声の下で断続的に俺の肉棒に刺激を与える。俺はもう出したくてたまらない。女の胸を揉んでいるとはいっても、溺れる者が掴む藁のような気分になってきた。
「そんなに、出し、たいですか」
俺は下から腰をいつの間にか突き上げていた。
「出した、ら女に、なっちゃ、うんですよ」
でも俺の腰は止められない。だが、のぶひろは逃げるように腰を動かして俺を寸止めする。だがその間にもぬめぬめと動く膣内に俺はすぐにも放出しそうになる。
「あ、たしも、もう、いきそう、です」
「お、れも」
「いきたい?」
「いきたい」
「お、んなに?」
「早く、女に、してくれ」
「その、言葉を、待っ、ていました」

のぶひろの膣が、また締まった。
のぶひろはもう、何も言わなかった。自分自身も感じて物を言う余裕はなかったのだろう。
上から腰をゆっくりと上下させていたが、その動きが俺が下からペニスを突きあげる動きとシンクロしてきた。
否が応でも射精感が高まっていく。と同時にのぶひろの快感も頂点まで高まっていくようだった。
「あっ」
小さくのぶひろが呻いた。蠢いていた膣の内壁が、くくくーっと収縮してきたのがわかった。俺はたまらずに精を放出した。
(うっ)
「はぁっ」
のぶひろが体全体を痙攣させた。イったのだ。
(ううっ)
どくっ、どくっ、とこれまで経験したことのないほどの精液が俺の体内からのぶひろの胎内に放出されていった。
俺は脱力感に包まれた。その上に、女の軽い体がかぶさってきた。ずるっ、と俺のペニスが外れたのがわかった。
「最高に、気持ち、良かったです。うふ、幸せ」
のぶひろが言う。俺の方は、気持ちよさだけでなく、若干の後悔が混じっていた。
(とうとう、出してしまった)
だがそんな感慨は数分くらいだった。ずぉん、という衝撃が股間を襲ってきたのだ。

睾丸が体の中に入って行くのは直接そこを足で蹴り上げられたような痛みだった。
「お、お、お」
股間から下腹部にかけて内臓をねじられたような気味の悪い感触。子宮が造られていくのだ。声が声にならない。皮膚の質が変わっていくのか、体中の表面がびりびりと痛かった。体全体の骨が縮んでいくのもまたぎりぎりとした苦痛を伴っていた。さらに頭痛。神経の束がぶちぶち切られているような気がする。そして股間からぐりぐりと棒を突っ込まれていくような感覚、ここが膣か。
「怖がらなくていいの。新しい自分に変わっていくんだから」
俺の伸びていく髪を撫でながらのぶひろが耳元で囁いていた。
俺?
俺、でいいのか。
「ようこそ。女の世界へ」
女、そう、もう俺なんて似合わない。あたしの心はオセロのように、俺からあたしへと塗り替えられていった。
あたしは女なの。ほら、もう男のシンボルなんてない。胸だって柔らかく膨らんでいるんだから。

ここには鏡はないの? ほら、女の子はおめかししなくちゃいけないじゃない。でも、教室だものね。あら、みなさん。女どうし、お友達になりましょう。うふふ。たくさんおしゃべりしたいわ。楽しそう。
こんな男の服なんか脱いでしまいましょう。もう自分には似合わないもの。綺麗な服を着たい。そして街に出かけるの。お友達と。いいえ、できたら素敵な彼と。
そう、女の子なんだから男の子とお付き合いするのは素敵なこと。好きな男の子といたら時間だって忘れる。お茶をしながらおしゃべりして、連れだってウィンドウショッピング。でも男の子はスポーツをしたり見たりするほうが好きなのかな。それにつき合ってあげなくちゃ。そして、気持ちが高まったらキスなんかしたりして。そうね、そして夜になったら、もちろん、
セックス? ああ、セックス。女なのだから男の人ともちろん。したいの。ああ、したい。でも、男の人はどこにいるの。みんな女になってしまったじゃないの。
ここにいちゃいけない。教室を出なくちゃ。

あら、何人かいるわね。扉の外に。ええっ、何で逃げるの。あたしのおっぱい、見たくないの? どこ。どこにいるの男の生徒は。男なんて女の裸を見たらやりたくてしょうがないんじゃないの。していいって言ってるのよ。ともかくこの階はみんな逃げたみたい。階段を降りて。いない。学校からみんな逃げた? それなら外に出なくちゃ。一階。下駄箱。本当にみんな逃げたのね。蜘蛛の子を散らすってこんな感じかしら。ああ、自分の靴が緩い。足が小さくなっているのね。
さあ、男はどこ。男は。急いで見つけなくちゃ。もうあたし、たまらないんだもの。学校を出て。外へ外へ。走って走って。あ、お兄さんがいた。サラリーマンのお兄さん。あたしとしましょう。どう? あたしの顔、綺麗ですか? あたしのおっぱい、魅力的ですか? ほら、もう、お兄さんとしたくて、あそこがぐちょぐちょなの。さあ、脱いで。服なんか全部脱いで。
抱いて。早く抱いて下さい。この芝生の上でいいの。入れて。あたしの中をかき回して。ああ、やっと入ってくる。あたしの中に。さあ、突いて。あたしのために腰を動かして。
ああ、いいわ。これが感じるってことね。

最初に入ってくる時は少し痛かったけど、もう気にならないわ。遠慮なく動いてちょうだい。ああ、いい。そこがGスポットっていうところかしら。男に抱かれるのって何ていい気分。あたし、なんだって女になるのをあんなに嫌がっていたんだろう。
ああ、まだよ。一緒にイキましょう。ほら、あたしの動きに合わせて。お兄さん、お上手よ。あたしもう、目が回りそう。裸で回転木馬に乗っているみたい。ああ、これがセックス。これがセックス。なんて素晴らしいの。
どんどん高まってくる。あ、あ、あん。声が出るのを止められない。もう少し。もう少し。来る、何か、来る。来て、来て、どんどん来て。
は、あ、あーっ。
ああ、女になったばかりで、初めてなのに、イっちゃった。中にいっぱい出されちゃった。ひょっとして出来ちゃったかも。

しばらく私は放心していた。ようやく起き上って、相手の男の人を見た。その頃には、彼はうつぶせに倒れて呻きながらぴくぴくと痙攣していた。彼は、女に変わろうとしていたのだった。


以上が、教室でTSウィルスによる女性化が発生し、その後学校の北側にある公園で、私が教室外にウィルスを広めるまで、の話である。
当時の気持ちを思い出しながら書いた。男だった頃の気分で書くのはなかなか難しかった。私はもうすっかり自分が女性であることに慣れてしまっているので。
TSウィルスが広まる過程では、あの教室が発生源などと言われ、激しい中傷を受けたこともある。だが、教室での発生の経緯はここに書いた通り、たくみが公園にいた女性と性行為を行い、その直後に教室に来たことから始まっている。たくみと性行為を行った女性がどこの誰かは、まだわかっていない。つまり、発生源は現在に至るも不明である。
ここに書いた生徒の名前は全て仮名だ。仮名であることを忘れないようにひらがなで書いた。山崎先生だけはマスコミのインタビューを受けるなどして、本名が世間に出ている。だから先生だけ直さなかった。これは山崎先生本人の承諾も得ている。
TSウィルス流行の初期段階では、前述の通りこの教室にいた生徒が元凶だと責める人たちがいた。当時のことを私たちは忘れていない。仮名にしたのは個人情報の保護のためである。

あれからTSウィルスは世界で爆発的に流行した。教室内で女性化はドミノ現象だった。一人ずつ男性が女性になっていった。しかし、ウィルスが学校の外に出ると、一人で何十人もの男性と性行為を行う保菌者が現れた。女とは複数の男性とやりたがるものだ、と男だった頃に考えていた、あるいはそうした女が理想だとでも思っていた人がいたのだろうか。
また、教室内では女性化は性行為から数分後から十数分後ぐらいで起きていた。ところが、年齢の高い男性が感染すると女性化が始まるのに何十時間、時に何日もかかる場合があった。つまり、長時間の移動をしても自分の感染に気付かないわけだ。それが全国、さらには海外にまでウィルスを広めることに繋がった。
電車、飛行機、あるいは客船での集団感染も相次いだ。

教室での出来事から半年経った。わが国では老人と子供以外には、もうほとんど男性がいない。現在では世界保健機構でもTSウィルスによる女性化を止め得ないものと匙を投げている。TSウィルスが広まっていないのはよほど辺境の国だけだ。
現在では、女ばかりになった人類を絶やさないためにどうするか、が議論になっている。貴重な男性、いや、精子をどう保存していくか。男性の子供が精通した後は隔離して精液採取をしなければ、などと真面目な顔で論じられている。

実は私はいま、妊娠している。あの見も知らぬサラリーマンとの性行為で身ごもってしまった。調べてみると、性行為の時に、ちら、とでも妊娠のことが頭をよぎった人は実際に妊娠したようだ。現在、あの時の教室で女性になった生徒の半数が妊婦だ。
私を女にしたのぶひろ(仮名)も妊婦だ。彼女はしばしば私に話しかけてきてそばを離れようとしない。聞くと、
「女は処女を捧げた人に一生ついていくのですよ」
などという。私は自分が交わったサラリーマンが誰なのか、未だに知らないというのに。だが、そんなのぶひろ(仮名)に悪い気はしない。パートナーとして二人で二人の子供を育てていくのもいいかな、などと思っている。
同じクラスでは、例えばだいきはこうじの子を宿し、こうじと二人で幸せそうにしている。
山崎先生は妊娠しなかった。女になっても妻と女二人で子供二人を育てているそうだ。親としての責任感があると父親の性別などは二の次だと言う。

お腹は安定期に入ったので、学業を再開している。他の妊娠した同級生たちも学校に戻ってきた。みな腹をゆすりながら授業を受けている。世の中はウィルス発生期とは異なってだいぶ落ち着いてきた。学生は性別が変わろうが妊婦になろうが出来る限り学問をしたほうが良いのではないか、という風潮にもなっている。私は子供が生まれた後も出来るだけ高校に通って、少なくともこの学校は卒業したいと願っている。
男性のほとんどが女性になって世の中は変わったが、変化した形で人類は続いていく。私は自分と人類の未来に希望を持っている。

<終わり>
書いたのは一年前で、ほとんど忘れていました。でもこうした話が好きな人がいるかもしれない、などと思い直してまとめてみました。
最初はこうしたドミノ形式が好きな人がいるのか、と思いつつ書いていました。でも書いている間のptが乱高下していて、ドミノ形式かどうかよりも対象人物の好き嫌いのほうが大きかったようですね。
通しで読んでみて喜んでくれる人がいたら嬉しいです。
みあ
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5.100きよひこ
ふたば板で掲載されていた時から、好きな話でした。