支援図書館(ζ)

ローライズホットパンツ

2018/10/28 13:54:40
最終更新
サイズ
12.26KB
ページ数
1
閲覧数
16423
評価数
4/60
POINT
3040
Rate
10.05

分類タグ

「……どうして、こうなった?」

鏡に映った自分の姿を見て、僕はただ驚嘆するしかなかった。
姿見にはローライズホットパンツを穿いた可愛い女の子が映っている。女の子は僕の表情をトレースして、驚いた顔をしていた。
信じてもらえないかもしれないが、僕は、つい十数分前までは普通の男子大学生だったんだ。






――20分前。

散らかった六畳間の部屋の片隅で、俺は送られてきた15センチ角の小さな段ボール箱を開いていた。郵便の伝票の依頼主名は【wacava】と記されていた。【wacava】は先月起業したばかりのアパレルメイカーである。

数日前に、ネットでモニターアルバイトを募集の広告を見つけて、興味本位で登録してみたのだ。

新商品の衣類を身につけて、同封されていた用紙に採点、着けた感想などを記入して返信するだけの簡単なお仕事だ。

しかし、段ボールの中に丁寧に畳まれ、梱包されていたものを見て、俺は思わず呟いてしまった。


「なんぞこれ?」


箱の中から取りだして、両手で引っ張っているそれは、一枚のローライズのホットパンツだった。

あきらかに女性用である。何かの手違いで郵送されてしまったのだろう。箱の中には《理想の身体に変身できる魔法のローライズホットパンツ》と書かれた紙――商品名なのだろう――と、アンケート用紙が入っていた。

理想の身体に変身できる魔法のローライズホットパンツ……矯正下着のような効果でもあるのだろうか?

男の俺が、これを穿いたとしたら、愚息がはみ出てみっともない姿になることは確実である。そのまま商品発送の手違いとして送り返すべきだろうが――なぜか、このホットパンツ眺めていたら、無性に足を通してみたくなった。先に言っておくが、俺には女装の趣味などはない。

どうせ一人暮らしだ。ドアとカーテンを閉めさえすれば、誰にもみっともない姿を咎められることはない。


「少しだけなら……」


小さく口の中で呟くと、俺はいそいそとズボンを脱ぐ。その下にはトランクスを着けていたけれど、ホットパンツの面積の方が小さい。ホットパンツを穿いたらトランクスがはみ出てしまう。数秒迷った後、俺は仕方なくトランクスを脱いだ。

これで準備よし。

ローライズホットパンツに右足を通す。

思った通り小さかったが、伸縮性のある生地でできているのかするすると脛を滑って行く。続いて左足を入れ、一気に腰まで引き上げる。実際には股上が浅いので、腰に行く手前で止まったのだが、股間はしっかりと覆われていた。

女性用の衣類を身につけていることに興奮を覚えてしまったのか、愚息がむくむくと首をもたげて膨らんでいった。パンツの前の部分から亀頭が飛び出し、なおも大きくなっていく。


「うわぁ……気持ち悪い」


一瞬で我に返った。

部屋の端に置いてある姿見には、女物のホットパンツを穿いた男が映っていた。すね毛も見苦しいが、股間から元気に飛び出たおちんちんも見苦しい。

当たり前の結果である。

パンツを脱ごうと手をかけたときに、異変が始まった。

股間がやけにむず痒い。

インキンタムシとかそういう病的な痒さではない。ムラムラする。性的なむず痒さだ。俺は変な性癖に目覚めてしまったのだろうか?

俺の股間に張り付いているパンツが、キュッキュッと息子を締め付けてくる。


「うおっ!?」


キンタマが引っ張り上げられるような感覚に襲われた。思わず股間に手を当てる。

相当パンツに締め付けられているのか、キンタマが縮こまっているのが確認できた。

キュイッ。

「ひゃん」

変だ。収縮性があるにしても、この締め付けは絶対におかしい。まるで生き物が股間に張り付いて締め付けているような感覚。

そう思ったのもつかの間、断続的にキンタマが引っ張られる。


「ちょ、タンマ!?」


ついにはグイッっという感覚と共に、キンタマが引きづり込まれ、身体の中にめり込んでいく。


「あ、ああああ……ああっ」


間抜けな声をあげる俺。

気持良かったのだ。

股間に残された、おちんちんの竿の先端から白濁液がどくどくと流れ出て、フロアを汚す。

普通の射精とは違う――キンタマが身体の中に入っていった時点で異常な事態だが。イッたはずなのに、賢者タイムが来ないどころか、高揚感と性的興奮が増していく。俺は、一体とうなっちゃうの?

気がつくと、足のすね毛が細くなって目立たなくなっている。体中の筋肉が脈打つように収縮を始める。

俺は自分自身に起きている状況を確認するため、上着も脱いで上半身裸になった。体中の筋肉がぴくぴく痙攣している。攣ったような痛みはなく。筋肉が収縮するたびに心地よい温かさが生まれる。

それなりに付いていた筋肉が落ちていく。

それに、すね毛だけじゃない――



「体毛も薄くなっている?」



顔に手を当てると、伸びていたはずの硬い無精ひげが柔らかい産毛のような感じ。それにほっぺたも柔らかい。

痙攣を繰り返すたびに、体中の筋肉が落ちていき、肌が白くすべすべになっていく。

俺の身長などは変化はないが、性差を意識する以前の、少年だったころの肉体へと造りかえられていく感じだ。

顔の痙攣が少し激しくなる。瞼が今まで以上にピクピクする。俺は急いで姿見に顔を近づけ確認する。

一重だった瞼が二重に変化し、まつ毛も徐々に伸びている。

口元がピクピクしたかと思うと、唇がぷるって震え、艶がよくり、魅力的なぽってりした唇になる。

顔全体の輪郭が細くなり、カサカサだった顔の肌が徐々に潤いを増していく。

鼻が、耳が、眉毛が、髭が、耳の中が、鼻の中が、口の中が、歯が、舌が、むずむずと急速に造り変えられていく。可愛く顔の形が、パーツが整えられていく。

おでこのあたりに髪の毛が当たってくすぐったい。

あれ?俺、前髪こんなに長かったけっけ?

いや、髪の毛が伸びてきている!?


「あっ」


顔の変化に気を取られていたけど、突然、乳首に違和感を覚え、声をあげていた。

ツンと両の乳首が立っている。触って確認しなくても、乳首が干しブドウみたいに硬くなっているのがわかる。

顔から視線を落とすと、その変化が目視できた。

小さな乳首が存在を主張して、ぱんぱんに膨らんでいる。乳首がじんじんする。

男性ならこれ以上大きくなるはずがないのに、乳首が張った状態から、更に大きくなる。それと連動して乳輪が少しずつ大きくなっていく。指先で触れてみる。


「痛っ」


親指と人差し指でつまんでみると、乳輪のなかにコリコリした塊があった。触ると、ピリピリした痛みがが走る。

米粒ほどだったしこりが、やがてピーナツ大になり、ぷくっと乳輪が膨らんだ。徐々に大きくなっていくしこりが土台となり、その上にふわふわした柔らかな脂肪が生成されていく。

乳首を、乳輪を中心にゆっくりと膨らんでいく。指で押すと、むにゅっとした柔らかな弾力が感じられる。小さな膨らみは、まるで胸が膨らみ始めた小学生の女の子みたいだ。

「お、俺。もしかして、女の子になっていっている?」

呟いた俺の顔は、もはや男の顔ではなく、これから女性へと生まれ変わっていく少女の顔だった。









全身の痙攣が収まりつつある。それなりに筋肉質だった身体は、いつの間にか丸みを帯びた脂肪に置き換えられていた。

喉仏が収斂したかと思うと、骨格ごと組みかえられていく。


「うわっ」


思わず出した声が、若干高くなっている。


「あああああああ……ああああああん。ああん。はぁっ。これ、あっ……ああっ」


喉仏が引っ張り込まれていく。それに併せて、声が高く、可愛くなっていく。男の喘ぎ声から、女の子の喘ぎ声に変わっていく。俺の喉仏がみるみる凹んでいく。


「あああっ。あうっ……こ、この声。ちょっとエロい」


不本意だが、俺は自分の声に興奮を覚えてしまった。もう誰が聴いても、俺の声は可愛い女の子の声だ。

腰がくびれていく。

胸をつまむ指先が、小さくなって細くなっていく。

掌で、胸を触る。まだまだ手のなかに収まるサイズだが、膨らみは確実に大きくなっていっている。搗きたてのふわふわのお餅が掌のなかで、ゆっくり体積を増していく感じだ。


「ううっ。イクっ。またイクよぉ」


ホットパンツの中でまだまだ元気な俺のおちんちんが、再び噴火する。ピュッピュッと脈打ちながら身体の中から精子が抜け出す。

ついにちんちんが縮み始める。普通なら柔らかくなって縮むはずなのに、勃起した状態を保ったまま縮み始める。不思議な感じだ。それに性的高揚感は収まらない。お股がムズムズする。


「ああっ。気持良すぎだよぉ……これぇ」


お尻が大きくなっていく。腰の骨――骨盤が広がっていく。骨格が華奢な造りになっていく。身長が縮み始める。身体が、遺伝子が組み換わっていく。

おっぱいが大きくなっていく。いよいよ柔らかいぷよぷよが掌からこぼれ始める。しっかりと、しっとりと吸いつくような弾力が指先を掌全体を刺激する。


「おっぱい……や、柔らかいよぉ」


その声もその姿、僕は、もうほとんど女の子だ。

あれ?俺、僕って言ったっけ?あれ?僕は僕だよね。うん。俺というよりは、僕という一人称の方がしっくり来る。

射精を通り越した快感が僕の脳へ這いあがってくる。男だったときに感じていた快楽のその向こう側へ。女の快楽の入口に立つ。射精して男の性を吐き出したいのに、股間がむずむずして仕方ないのに、おちんちんはもう男性としての機能を失っているようだ。

左手はおっぱいを揉んだまま、右手をホットパンツの中へ差し入れてみた。ポークビッツほどに小さくなってしまった男性自身――もう、それを男性自身と呼んでいいか不明だが――を指先でつまんで刺激してみる。自慰するときの要領で指先を上下に動かす。


「はああん。体中とろけちゃうよぉ。はぁ……はぁ……あああああっ」


いくらしごいても、吐き出せない。さらに、塩をかけられたナメクジみたいに、おちんちんはどんどん小さくなっていく。それに反比例してそこから得られる快感は増大していく。その快感の飽和点は未知数だ。


「おちんちん……小さくなって……く。あああん……だ、出したいのに、出ないーっ!」


おちんちんが小さくなりすぎて、もはやしごくことが困難になってきた。かろうじてカタツムリが股間に張り付いているような感じだ。それに、なんだかお腹がむずむずして、お股が湿っぽい。

右手をキンタマがあった場所へずらしてみた。

キンタマがあった痕跡は消え失せ、ふにふにした柔らかい肉が形成されてしまっている。のっぺりとした感触。まだ穴や切れ目はできていないが、そこから薄皮を隔てて、身体の中がトロトロして、お腹の中が掻き回されているような感じ。

しばらくお股を揉んでいると、中指が何かにひっかかり始める。ぷるぷるになったお股の肉が裂けはじめ、切れ目が形成されていく。そこに中指を差し込んでみるが、まだ女の子の穴は繋がっていないようだ。

小さくなった俺のおちんちんが、細く伸びていく女の子の切れ目の先っぽに飲み込まれていく。おちんちんは勃起したまま、クリトリスへと変化してしまった。

裂け目にもぐらせていた中指が、少しずつ体内にめり込むようになっていく。温かい肉壁が僕の中指の先っぽを受け入れ始める。膣が形成されていく。


「あん。僕のちんこが、まんこになっちゃうぅぅっ。穴がぁ、穴がぁ深くなっていくよぉぉっ」


中指の第二関節あたりまで、飲み込む深さになってきた。蜜が分泌され、ピチャピチャといやらしい音を立て始める。


「はあぁぁあああん。何これぇ!?」


頭がどうにかなりそうだ。いや、もうどうにかなっているのかもしれない。

変身と刺激で得られる快楽に、脳の処理が追いつかない。

もう立っていたれない。へなへなと腰をついてしまう。目の前が白黒に明滅して、頭がふわふわして、身体が宇宙に投げ出されたかのよう。


「びゃっ!?はうあっ!?あああああっ!!」


膣とお腹の中で出来上がっていた子宮が開通したのか、出し入れしていた中指が、根元まで一気に飲み込まれる。

その瞬間、制御を失った身体が一瞬バウンドして、つま先から脳髄まで、信じられないくらいの快感に満たされる。胸の上で出来立ての可愛いおっぱいが、ぷるんっと震える。


「ああ!ああうっ。ああああんっっ!」


僕は、女の身体で、絶頂を迎えた。

しばらく余韻に浸っていたが、ここで冒頭へ戻る。




「……どうして、こうなった?」

鏡に映った自分の姿を見て、僕はただ驚嘆するしかなかった。
姿見にはローライズホットパンツを穿いた可愛い女の子が映っている。女の子は僕の表情をトレースして、驚いた顔をしていた。
信じてもらえないかもしれないが、僕は、つい十数分前までは普通の男子大学生だったんだ。



姿見に映った僕の身体は、まさに僕の理想の女の子の体形だった。《理想の身体に変身できる魔法のローライズホットパンツ》という名前に偽りはなかった。

身長は12~3センチは縮んだだろうか?正確にはわからないが、男だったときの視点より下がったことは確かだ。

それにふっくら丸みを帯び、むっちりした身体。男性特有の筋肉は見る影もない。

おっぱいも、程よく大きい。女性のバストの大きさの指標はよくわからないが、Dカップはあるだろう。ブラをしていないから、身体を動かすと、重力や遠心力が働いておっぱいが揺れるのを実感できる。触っるとぷよぷよしてて柔らかいし、気持ちいし、掌を押し返してくる弾力が心地いい。それにおっぱいの先っぽ――乳首を触る感じも楽しい。





僕の股間にぴったりと張り付いたローライズパンツ。今までに体験したことのない感覚。ぴたっとくっついた着け心地は新鮮で、僕のなだらかな女の子の形を教えてくれる。もしこれが男の状態だったら、股間のもっこりが、窮屈な素材に押さえつけられる抑圧感があったのだろう。

ホットパンツの上を指先でなぞってみる。掌を優しく押し当ててみる。僕の股間におちんちんの無い感覚が不思議で、もっと触っていたい。

それに――


「超可愛い」


つぶやいた、僕の声も超可愛い。

快楽を貪るのに夢中で気づかなかったが、髪の毛はサラサラで、肩のあたりまで伸びている。

オナニーをしていたせいか、薄く紅潮したふにふにのほっぺた。長いまつげにぱっちり二重、きりりと整えられた眉毛。潤いがあって吸いつきたくなるような唇。甘噛みしたくなるような可愛いお鼻。吹き出物や肌荒れとは無縁のきめ細かいぷるぷるの素肌。

妄想の中でしか存在しない理想の女の子が目の前に立っていた。
その昔書いたもので、

変身過程が好きな、ただの通りすがりのTSファンです。
要望がありましたので、図書館において置きます。
HP
0.2640簡易評価
5.100きよひこ
とてもよい変身過程でした!
8.100きよひこ
とてもよい
23.無評価きよひこ
その後も書いて欲しいです〜
確かトイレのシーンとかありましたよね
24.無評価きよひこ
その後も書いて欲しいです〜
確かトイレのシーンとかありましたよね
28.100きよひこ
ずっとずっと待ってました
最高です……
37.100きよひこ
続きが少しありませんでしたっけ? それも含めて続きをっ!