支援図書館(ζ)

Patchworker After

2019/08/30 19:03:33
最終更新
サイズ
52.78KB
ページ数
6
閲覧数
8549
評価数
0/5
POINT
250
Rate
9.17

分類タグ



A7片「成長//性徴」

人間には成長期があり、育つに従って男女の性差が発生する。
ホルモンの作用によって、男は男らしく、女は女らしく成長していく訳だ。
…まぁ、俺の顔は男らしくならなかったけどね、良いけどね。

同時に気になることは、人間の性徴に手を加えたらどうなるのか、という疑問だった。

持って生まれた性別に従って特徴が増していくなら、例えば「成長した後で性器を入れ替えてみた」らどうなるのか。

時間がかかるこの実験は、乙木達への復讐を終えた少し後までに遡る。
という事で今回用意したのは、既に第二次性徴を迎えた体。そして新しい性器だ。

これらは実は、俺の実家を奪った連中の物からいくつか見繕った分。性器に関してはその辺の子供から適当に『分解』して用立てた物だ。
あ、もちろん代替品を『接続』してあげたよ? 見られても問題ないように同性のを『接続』してあげたけど、異性の奴でも良かったかな?

用意できた体は3つ。
男は11歳のが一体、女は12歳と17歳の二体。
性器は女性器3つと男性器1つ。全部体より年下の物で、実際に『接続』してみると見た目の違和感で今更ながらに面白い。

…え、数が合わないって? いいんだよ別に。何をどうしようが俺の自由じゃないか。

男の体と17歳の体に女性器を『接続』、12歳の体には男女両方の性器を『接続』させて、それぞれの経過を見る。

住まいに近い拠点2号で検証をしている内に、「頭を接続していないと成長しない」という事が解った為、これまた適当に見繕った頭を用意。
拠点近くに引っ越してきた3人家族を丸々使わせてもらうことにした。

内訳は、父親、母親、娘だったので、
11歳の男の体に娘の頭、
12歳の女体に母親の頭、
17歳の女の体に父親の頭、を、それぞれ『接続』させてみた。

そうして出来上がったのが、こちら。

まずは男の体になった娘さん。
こちらは女性器から溢れ出るエストロゲンによって、肉体は男性のまま女性化していく、といった感じだ。
乳房は大きくなってきているし、腰は生粋の女性ほどじゃないけど括れ、お尻もそこそこに膨らんでいている。
骨格が違うという大問題に対しては今回手を加えなかったので、そこから発生する問題に関しては、もう体に任せるしかない。

ただ、少しずつ女性化しているという点では間違いない。筋肉とか全然増えてないので、肉体が男性化することは

まだ男として性徴しきっていない体だったので、違和感があるかと聞かれたら「そこまでではない」という程度だろう。
勿論じっくり見れば何かしらの違和感には気づくだろうけどね。

総評としては、なんだかニューハーフっぽくなったな、というので一つ。


先に女の体になった父親。
こちらは既に成長を終えた体に、さらに追い性徴を加えたらどうなるのか、という感覚でやってみた。
結論から言ってしまうなら、日本人離れした体躯になってしまったな、と。
成長を続けるとこんな風になるのか、というイメージが一番大きい。
乳房やお尻が成長を続けるのはもちろんの事、肉体の成長も「もう一度」始まったのだから。

おかげで身長が伸び、手足がそれに伴うようにすらりと伸び、180cmは優に超える長身美女(の肉体)が完成した。
平均身長以上という意味では日本人離れしてるし、細かい所は確かに日本人なのは間違いない。
この体は頭を挿げ替えておいて、モデルデビューさせるのはアリかもしれない。


最期に、両性具有になった母親。
彼女はもともとの肉体が女性であるため、比較的違和感は無い。
無いのだが、男性器からのホルモン分泌によって、そのままでは女性と言いにくいのでは、という領域に来ている。
…具体的に言うと、娘とは違う意味で中性的になったのだ。

女性的な膨らみは確かに存在するけど、体の端々には男性的な力強さが存在している。
腹部なんかは括れているけど筋肉で膨らんでおり、端的に言えば「がっしり」という感覚なのだ。

男性というには柔らかいが、女性というには硬い。男性らしくもあり、女性らしくもある不思議な肉体になってしまった。
本来の両性具有はこんなものかもしれない。

そんな3人だが、お互いのホルモンの分泌を促しやすくするように、家族内でセックスに励んでもらっている。
母親が父親を犯し、娘が双頭ディルドを使って母親を犯す、というのが基本的な流れになっているようだ。

勿論四六時中そんなことをさせている訳にもいかず、昼は彼らの体で生活をし、夜になるとそれぞれ頭を『接続』してセックスという状況だ。
最初は『訝しみながらも渋々受け入れる』程度の洗脳をした家族だが、既に夜毎の夜の性活を愉しんでいる。

俺の目の前で、今日は娘が母親に犯され、後ろから父親が射精できない男根で妻を犯している様子が見れる。

20歳の女性体になった夫が、15歳に若返った妻を抱きながら、間接的に自分たちの間に生まれた娘を犯している。
倒錯的でたまらない光景を見ながら、俺も自分のおっぱいを揉み、まんこを弄っている。

「ほら奥さん、もっと俺のを舐めて…」
「んぶっ、んっふ、ふぅ、んっ」
「菜月美が俺以外のをしゃぶって…、くっそぉ…!」
「ふぁ、んうぅ! パパの動きがこっちに伝わってくるぅ!」

夫婦のセックスを邪魔しないように、ちんこを妻にしゃぶってもらいながら女としてのオナニーに興じる。
時折娘と夫に胸を揉んでもらい、まんこに集中しながら、妻の口内に射精する。

3人の体と精神状態を見下ろしながら、他人を征服する悦びに浸るのだが…、やりすぎかなこれ。まぁいいよね。


A8片「相談//交叉」

「最近彼が胸の大きさを気にしてきてさ…。羽張、私の胸、もうちょっとどうにかならない?」

居酒屋での個室内。いきなり切り出してきたのは、とある講義で仲良くなった女性だ。
2か月くらい前に意中の男性と付き合い始めたのは良いものの、付き合ってすぐにコレとは。

「どうにかって、具体的にはどうしたいの?」
「具体的には、もちょっと大きくしたいの。羽張に言えばなんとかしてくれるかもって、小宮が言ってたのよ」

小宮というのは、前(A6片)に脳を『交換』してあげた男女のうち、女性の方だ。
脳を『交換』しても問題ないよう記憶を共有した事で、元々のコミュニティも引き継いでいる形になるのだが、話しちゃったのかな?

「…具体的にはどんな感じで聞いた?」
「んーと、羽張に頼めばなんとか、って位。小宮が別人レベルで変わっちゃったのって、羽張のおかげみたいなものなんでしょ?」
「間違っちゃいない…、かな。具体的には企業秘密みたいなものだよ」

ちょっぴり言葉を濁しながら、ソフトドリンクを口にする。彼女は既に赤い顔をして、酔いが回り始めているのが見て取れる。

「まぁ、まぁ…、ちょっぴりお金出して何とかしてもらった、って話も聞いたし…、それでも良い?」
「それを俺に聞かれても。具体的には須野原さんが決めないと」

「そーなのよねぇ…、羽張がどうにかしてくれるなら、ちょっと位出しても悔いはないんだけど…、どうしようかなぁー!」

手元のタブレットで追加のお酒を注文しながら、須野原さんは悩んでいる。
お酒に酔った人の相手は撫子さんで慣れに慣れてるし、もうちょっと付き合おう。

…と考えて30分後、飲み放題だからってやり過ぎじゃないかと言わんばかりに須野原さんは飲んでいる。
こりゃアレかな、お酒の勢いに任せるタイプかな?

「だかりゃぁ…、おねぐぁいよ羽張…、わらひのおっぱい大きくしてよぉ…」
「飲み過ぎだよ須野原さん、ほらお水来たから飲んで?」
「んー…、なにこれ水じゃん…」
「水なんだって。…そんなに胸を大きくしたいの?」
「したいのー…。羽張みたいなおっぱい欲しいのー…!」

とか言いながら抱き着いて、俺のおっぱいに頬ずりする。こりゃやらない限り延々と言いそうだ。

「仕方ないなぁ…。じゃあ大きくしてあげる」
「ホント!? やったー!!」

個室でも大きいんじゃないか、という程に、喜びの声を上げる須野原さん。

「羽張ー、ありがとうー、ありがとうねー!」

純粋に喜んでくれるのは確かなんだろうけど、俺のおっぱいを揉みながら言うのは良いのかなぁ。良いのか。


酔い潰れた須野原さんをおんぶしながら、たどり着いた拠点5号。
寝かす為のベッドもあるし、作業をすることも問題ない。

「…さて、と」

ベッドの下から棺桶の様な巨大な木箱を取り出して蓋を開ける。
中には頭の無い女性の体が3つほど、下着姿で横たわっていた。

これらは全部遠出をした際に、良さげな物だと思い適当に見繕って持ってきた体だ。何かに使えるかと思い、拠点5号こと事務所に保管していたのだが、使う機会が来た訳だ。
保管している体は、全部体型がグラマラスなものだ。だからこそ今回のような状況にはうってつけな訳だけど。

右手を須野原さんの服の中に差し込みんでブラを外し、左手を頭無しの1体目に触れる。

「『交換』、発動」

呟くと、二つの体に変化が起きた。
須野原さんの胸が見る間に肥大化し、逆に頭無しの胸が萎んだのだ。
行ったことは単純、2人の胸の脂肪を『交換』したのだ。

『交換』するものは同じである必要はない。
1を差し出して10を貰う、差し引き+9になる計算だって立派な『交換』だ。
おかげで須野原さんのカップは、CからFには膨れ上がっている。
…別に俺のEカップを超えたけど構わないよね。
残り2人の胸の脂肪も『交換』して、須野原さんの平均的バストは、Mカップの特大バストに様変わりした。
良かったね、これで彼氏さんも大満足だよ。


翌日、たっぷんたっぷんのたわわたわわなっていた須野原さんは、そりゃもう驚いていた。
驚いていたが、逆に言えばそこまでだ。いつもの通りに『接続』からの洗脳で違和感を受けないようにしておいた。

しかし一夜明けてあり得ないほどのバスト成長をした須野原さんは、色んな意味で注目を集めすぎてしまった。
おかげで彼氏とも別れてしまったとか? それはそれで酷くないかね?
…ただまぁ、やりすぎたかなというのは認める。

「どうじでぇ! どうじで胸を大きくしたのに別れるのよぉ!」

という事で、また居酒屋で愚痴られている。
俺が言う事じゃないけど、その胸じゃさすがに引かれるよね。

「まぁまぁ、須野原さんを受け入れてくれる人は他にもいるって」
「う゛うぅ~…、羽張ぃ~」

また俺に抱き着いて胸に頬ずりしてくる。あの時とは逆に、胸がこちらを押しのけようとする程に、存在を主張している。

「羽張みたいなおっぱい欲しいなー…!」

とか言い出してきたので、今度は須野原さんのおっぱいを萎ませることになりそうだ。

コメントは最後のページに表示されます。